JP2801577B2 - 空気調和装置 - Google Patents

空気調和装置

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JP2801577B2
JP2801577B2 JP8054313A JP5431396A JP2801577B2 JP 2801577 B2 JP2801577 B2 JP 2801577B2 JP 8054313 A JP8054313 A JP 8054313A JP 5431396 A JP5431396 A JP 5431396A JP 2801577 B2 JP2801577 B2 JP 2801577B2
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air conditioner
indoor units
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佐藤敬治
早田祥樹
渡辺昌志
喬 加藤
勇 堀内
戸草健治
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Hitachi Ltd
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、複数の空気調和機
を接続してなる空気調和装置に関し、特に各空気調和機
のアドレスを自動的に設定するのに好適である空気調和
装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来のマルチエアコンでは、それぞれの
室内機を示す一種の番号に相当するアドレスを設定する
ためのディップ(Dual−ln−Pole)スイッチ
を各室内機に備えており、そのディップスイッチの手動
による設定により各室内機のアドレスの設定が行われる
ように構成されていた。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、前記従
来装置ではマルチエアコンの据付時に必ずディップスイ
ッチの設定を人手で行なう必要があり、設定忘れや、設
定誤りというミスが生じ易い。設定忘れや設定誤りの状
態で空気調和装置を運転すると誤動作するという問題が
ある。
【0004】本発明の目的はディップスイッチの設定を
不要にし、夫々の室内機のアドレスを自動的に設定でき
る空気調和装置を提供することにある。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明による複数台の室
内機が接続される空気調和装置は、複数台の室内機をシ
リアル接続する接続配線と、室内機に設けられ数値を前
記室内機のアドレスとして発生するアドレス発生器と、
アドレスを記憶するアドレス記憶器とを備え、室内機は
前記アドレスを前記接続配線を介して前記複数台の室内
機の各アドレスが重複しなくなるまで繰り返して送信
し、最終的に前記室内機のアドレスの重複のないことを
確認して前記アドレスを前記アドレス記憶器で記憶する
ことによって前記複数台の室内機の各アドレスを自動設
定する。
【0006】ランダムアドレス発生器は電源投入時にお
よび、その後制御器から指示を受ける毎にランダム数値
を発生するが、この数値をその空気調和機の仮アドレス
と仮定し、同じリモートコントローラに接続された他の
空気調和機に同じ仮アドレスが無いことを送信回路と受
信回路により確認したとき、この仮アドレスを最終的に
その空気調和機の自己アドレスとしてアドレス記憶器に
記憶させる。
【0007】2つ以上の空気調和機で同じ仮アドレスが
設定された場合は制御器は再びランダムアドレス発生器
にランダム数値を発生させる。すべての空気調和機が相
異なる自己アドレスを設定できるまで前述の動作をくり
返す。
【0008】これにより従来の如きアドレス設定用のデ
ィップスイッチは不要となるので空気調和機のアドレス
設定作業に誤りが無くなる。
【0009】
【発明の実施の形態】以下、本発明の一実施形態を図
1、図2、図3により説明する。図1はリモートコント
ローラl台に複数台の室内機が接続されたマルチエアコ
ンの接続ブロック図であり、3台の室内機の場合の例を
示している。図2はアドレス決定までの遷移を示す図
表、図3はアドレス決定までのプロセスのフローチャー
卜である。まず図1について説明する。リモートコント
ローラlは接続配線2を介して複数の室内機3,4,5
とシリアル接続されている。室内機3はランダムな数値
を発生するランダムアドレス発生機8A、制御器8B、
アドレス記憶器3E、送信回路3C及び受信回路3Dか
らなる。送信回路3Cと受信回路3Dとは同時に送受信
が行える機能を有する全二重通信回路を構成している。
制御器3Bは送信回路3Cを介して送信したデータを同
時に受信回路3Dを介して送信することができるよう構
成されている。室内機4,5も全く同じ構成である。
【0010】ランダムアドレス発生器3A,4A,5A
は電源投入時にランダム数値を夫々発生し、その後、制
御器3B,4B,5Bからの指示を夫々受ける度に、新
たなランダム数値を発生する様になっている。ランダム
アドレス発生器3A,4A,5Aの発生するランダム数
値の最大数は室外機に接続可能な室内機の最大台数の数
倍になっており、これにより、ランダムアドレスの重複
率を低くしている。
【0011】本実施形態ではリモートコントローラlに
は室内機を最大16台接続できるので、ランダムアドレ
ス発生器3A,4A,5Aの発生するランダム数値の最
大値はその8倍の128になるようにしている。
【0012】次に本実施形態における各室内機のアドレ
ス決定のプロセスを説明する。図2に示すように、電源
投入時に、ランダムアドレス発生機3Aは数値1、4A
は数値5、5Aは数値lを発生したと仮定する。リモー
トコントローラ1はアドレス確認用メッセージ信号とし
て1から128までの数値を短周期で逐次何回も送信す
る。室内機3と5は自己のランダムアドレス発生器3
A,5Aの発生している数値1に該当する数値lなるア
ドレス確認用メッセージ信号に対して応答メッセージ信
号を送信し、室内機4は自己のランダムアドレス発生器
4Aの発生している数値5に該当する数値5なるアドレ
ス確認用メッセージ信号に対して応答メッセージ信号を
送信する。
【0013】室内機3と5は応答メッセージ信号を同時
に送信するので、窒内機3の受信回路3Dは送信回路3
Cから送信した応答メッセージ信号と室内機5の送信回
路5Cから送信された応答メッセージ信号の重複したデ
ータを受信することになり、このため、室内機3におい
ては、送信回路3Cから送信した応答メッセージ信号を
そのまま正しく受信回路3Dで受信することができず、
制御器3Bにそれを伝えることができない。このことに
より、制御器3Bは、その時の自己の室内機3のランダ
ムアドレス発生器の発生しているアドレス数値lと同一
のアドレス数値を同時に持つ他の室内機が存在すること
を知り、その時のアドレス数値”l”を自己の室内機3
の最終的な自己アドレスとすることは不可であると判断
し、そこで制御器3Bはランダムアドレス発生器3Aを
して新たなランダム数値を発生させる。
【0014】室内機5においても上記と全く同じ動作が
起る。他方、室内機4においては、そのランダムアドレ
ス発生器4Aの発生している数値5が同時に他の室内機
のランダムアドレス発生器の発生している数値と重複し
ていないので、その送信回路4Cが送信した応答メッセ
ージ信号は受信回路4Dで正しく受信されて制御器4B
に伝えられ、従って制御器4Bは、その時のランダムア
ドレス発生器4Aの発生している数値5が他の室内機と
重複していないことを知り、上記ランダムアドレス発生
器4Aの発生している数値5を室内機4の最終的自己ア
ドレスとしてアドレス記憶器4Eに記憶させる。このよ
うにして室内機4の最終的自己アドレスは”5”に設定
される。
【0015】また、空気調和機3と5においては、夫々
のランダムアドレス発生器3A,5Aに発生させた新た
なランダム数値が互に他とは異なるまで前記操作が繰り
返され、それが達成されたとき、制御器3B,5Bは夫
々のランダムアドレス発生機3A,5Aが発生している
数値を、夫々、アドレス記憶器3E,5Eに最終的自己
アドレスとして記憶せしめる。
【0016】結果として、最終的には、例えば図2に示
すように、室内機3には自己アドレスl、室内機4には
自己アドレス5、室内機5には自己アドレス3が夫々設
定され、これらは夫々アドレス記憶機3E,4E,5E
に記憶された状態になる。
【0017】以上の動作により室内機3,4,5には夫
々相異なる自己アドレスが自動的に設定される。室内機
の台数が更に増えても同様にして各々の自己アドレスを
自動設定できる。
【0018】
【発明の効果】本発明によれば、l台のリモートコント
ローラに複数台の空気調和機が接続してなる空調システ
ム(l台のリモートコントローラに複数台の室内機を接
続してなるマルチエアコンシステムを代表例として含
む)において、アドレス設定を自動的に行なえるので、
アドレス設定するのを忘れたり間違えたりすることが無
く、アドレス設定作業が簡単で確実になる。
【図面の簡単な説明】
【図l】本発明の一実施形態の接続ブロック図である。
【図2】アドレス決定までのアドレス遷移を例示した図
である。
【図3】アドレス決定のプロセスを示すフローチヤート
である。
【符号の説明】
l…リモートコントローラ、 2…接続配線、 3,4,5…空気調和機(図の場合、室内機)、 3A,4A,5A…ランダムアドレス発生器、 3B,4B,5B…制御器、 3C,4C,5C…送信回路、 3D,4D,5D…受信回路、 3E,4E,5E…アドレス記憶器。 w
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 加藤 喬 静岡県清水市村松390番地 株式会社日 立製作所清水工場内 (72)発明者 堀内 勇 静岡県清水市村松390番地 株式会社日 立製作所清水工場内 (72)発明者 戸草健治 静岡県清水市村松390番地 株式会社日 立製作所清水工場内 (58)調査した分野(Int.Cl.6,DB名) F24F 11/02 103

Claims (2)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 複数台の室内機が接続される空気調和装
    置において、 前記複数台の室内機をシリアル接続する接続配線と、 前記室内機に設けられ数値を前記室内機のアドレスとし
    て発生するアドレス発生器と、 前記アドレスを記憶するアドレス記憶器と、 を備え、 前記室内機は前記アドレスを前記接続配線を介して前記
    複数台の室内機の各アドレスが重複しなくなるまで繰り
    返して送信し、最終的に前記室内機のアドレスの重複の
    ないことを確認して前記アドレスを前記アドレス記憶器
    で記憶することによって前記複数台の室内機の各アドレ
    スを自動設定することを特徴とする空気調和装置。
  2. 【請求項2】 請求項1に記載の空気調和装置におい
    て、前記アドレス発生器の発生する数値をランダム数と
    し、その数値範囲を接続できる前記室内機の台数よりも
    大きくしたことを特徴とする空気調和装置。
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