JP2801550B2 - シャッター装置 - Google Patents

シャッター装置

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JP2801550B2
JP2801550B2 JP198495A JP198495A JP2801550B2 JP 2801550 B2 JP2801550 B2 JP 2801550B2 JP 198495 A JP198495 A JP 198495A JP 198495 A JP198495 A JP 198495A JP 2801550 B2 JP2801550 B2 JP 2801550B2
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lever
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shutter
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文夫 島田
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、駆動機構及びチャージ
機構を有するシャッター装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】近年、フォーカルプレーンシャッター
は、撮影領域の拡大のためにストロボ同調速度を高速化
するとともに、最高シャッター速度の高速化をめざして
幕速の向上を図っている。
【0003】しかしながら従来のシャッターは先羽根、
後羽根共、それぞれ1つのバネで駆動しているので、幕
速を高速化するとバネ力の強いバネを使用することにな
り、このバネをチャージするためのシャッターチャージ
力は著しく増加してしまう。
【0004】そのため、バネのバネ力を強くすることな
く幕速を高めるために、従来の金属羽根に代えてカーボ
ンファイバー等の複合新素材をシャッター羽根に使うこ
とで、シャッター羽根を軽量化して、慣性質量を軽減さ
せている。
【0005】また、実公平6-3376号公報には、バネをチ
ャージするチャージ部材と駆動レバーの接触をローラー
同士の接触にする構成によって、チャージの際に生じる
摩擦力を軽減させ、チャージ効率を高める考案が開示さ
れている。
【0006】一方、特開昭58-118628号公報には、羽根
駆動レバーを駆動する駆動バネに加えてアーマチュアを
電磁石から離反させる離反バネの力を羽根駆動レバーの
駆動初期だけ利用することによって、シャッター羽根を
加速させることが開示されている。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、前述の
ようなカーボンファイバー羽根はそりの影響を避けるた
めに3層以上の積層を必要とするなど、多くの工程がか
かるため生産効率も悪く、非常に高価なものになってい
る。
【0008】また、ローラー同士の接触でチャージ効率
を向上させた場合には、一般的なカムとローラーの組み
合わせと比較して、羽根を駆動する駆動レバーの作動角
度に対する、チャージレバーの作動角度を大きく設定す
る必要があるので、チャージレバーの作動に必要な空間
を大きくしなければらなず、カメラの小型化を妨げてい
た。
【0009】一方、特開昭58-118628号公報に開示され
ているシャッター装置の構成では、2本のバネチャージ
は駆動バネをチャージする領域の後半領域で離反バネを
チャージする。
【0010】すなわち、チャージ領域前半では駆動バネ
のみをチャージして、チャージ領域後半では駆動バネと
離反バネの両方を同時にチャージするので、バネのチャ
ージに必要な力はチャージ途中で増加し、結果的に大き
なチャージ力を必要としてしまう。
【0011】本発明の目的は、高速作動が可能であると
ともに、バネのチャージに必要な力を増加させることな
く、且つカメラの小型化を妨げないシャッターユニット
を提供することにある。
【0012】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するた
め、請求項1に係る発明は、露光動作に応じて作動する
シャッター羽根と、該シャッター羽根の作動範囲のほぼ
全域で該シャッター羽根に所定方向の付勢力を与える第
1のバネと、該第1のバネよりも小さい所定範囲で該シ
ャッター羽根に該第1のバネと同じ方向の付勢力を与え
る第2のバネと、露光動作後に該第1のバネおよび該第
2のバネをチャージするチャージ機構とを有し、該チャ
ージ機構は該第1のバネおよび該第2のバネを略等しい
チャージ作動量でチャージすることによって、シャッタ
ー羽根を駆動する第1のバネ、および第2のバネをチャ
ージする力を分散させることができる。すなわち、チャ
ージに必要な力は極端なピークを生じることがないの
で、第1のバネおよび第2のバネをチャージするために
必要な力の最大値を小さくすることができる。
【0013】また、請求項4に係る発明はシャッター羽
根と、露光動作に応じて該シャッター羽根を駆動する第
1の駆動部材と、該第1の駆動部材に付勢力を与える第
1のバネと、露光動作に応じて該第1の駆動部材ととも
に移動して該シャッター羽根を駆動し、該第1の駆動部
材より作動範囲が小さい第2の駆動部材と、該第2の駆
動部材に付勢力を与える第2のバネと、該第1の駆動部
材および該第2の駆動部材を露光前の位置の方向へ移動
させることで、該第1のバネおよび該第2のバネをチャ
ージするチャージ機構とを有し、該チャージ機構による
チャージ動作中に該第1の駆動部材と該第2の駆動部材
とが両方とも移動している移動量範囲は露光動作中に該
第1の駆動部材と該第2の駆動部材とが両方とも移動し
ている移動量範囲よりも大きいことによって、該チャー
ジ機構は該第2のバネのチャージに必要な力をチャージ
動作中に分散することができる。
【0014】
【実施例】図1〜図8において、本発明の実施例を説明
する。
【0015】図1はチャージ完了状態を示す機構要部平
面図、図2は第1のシャッター羽根である先羽根39お
よび第2のシャッター羽根である後羽根40が露光終了
している状態(チャージ開始前の状態)を示す機構要部
平面図、図3から図5は、チャージ途中の状態を示す機
構要部平面図、図6はチャージを完了しオーバーチャー
ジ状態を示す機構要部平面図であり、図7はチャージ完
了状態のシャッター装置の駆動部を中心にした上面図
で、図8はシャッター装置全体の構成を示す斜視図であ
る。図7および図8に示すように各部材はシャッター地
板38上に設置されている。
【0016】各図において1は、カメラ本体の動力伝達
部材60によって駆動されるチャージレバーで軸2を中
心に回動自在に保持されているとともにバネ3によって
反時計回り方向の付勢力を与えられており、不図示のス
トッパによって図1に示す位置と図6に示す位置との間
で回動するように設置されている。又後述する先サブチ
ャージレバー8と一体的に回動するための連結穴1aを
有している。
【0017】4はチャージレバー1と後述のチャージカ
ムレバー5に対して、回動自在に軸支された連結レバー
で、チャージレバー1の回動に連動して後述のチャージ
カムレバー5を回動させる。
【0018】5は軸6に回動自在に保持された第1の部
材としてのチャージカムレバーで、後述する先駆動レバ
ー13をチャージする際に、先駆動レバー13のローラ
ー17と当接して後述の先羽根駆動バネ15をチャージ
するカム部5aと、後述する後駆動レバー26をチャー
ジする際に、後駆動レバー26のローラー30と当接す
る後述の後羽根駆動バネ28をチャージするカム部5b
が形成され、後述する後サブチャージレバー9と当接す
る連結ローラー7が回転自在に軸支されている。
【0019】8は第2の部材としての先サブチャージレ
バーでチャージレバー1と同じ軸2を中心に回動し、後
述の先羽根補助バネ19をチャージするための後述の先
サブレバー18をチャージするカム部8aとチャージレ
バー1と一体的に回動するための連結部8bが設けら
れ、チャージレバー1の連結穴1aと結合している。
【0020】9は後サブチャージレバーで、軸10に回
動自在に保持されるとともにバネ11によって時計回り
方向の付勢力が与えられ常に連結ローラー7に当接す
る。また、後述する後サブレバー31に当接可能な後サ
ブチャージレバーローラー12が軸支されている。後サ
ブチャージレバーローラー12が後サブレバー31に当
接して、後サブレバー31を移動させることで後述の後
羽根補助バネ32はチャージされる。
【0021】13は第1の駆動部材としての先駆動レバ
ーで、軸14を中心に回動自在に保持されているととも
にチャージカムレバー5のカム部5aと当接可能な第1
のローラーとしての先駆動レバーローラー17が設けら
れ、後述する先緊定レバー23に係止される被係止部1
3aが形成されており、第1のバネとしての先羽根駆動
バネ15によって時計回り方向の付勢力が与えられてい
る。図1では、先駆動レバー13は後述の先緊定レバー
23に係止された状態で、先羽根39がシャッターのア
パチャー枠を覆った状態を表している。
【0022】18は第2の駆動部材である先サブレバー
で、先駆動レバー13と同軸上に回動自在に支持され第
2のバネとしての先羽根補助バネ19によって時計回り
方向の付勢力が与えられており、図1では、先駆動レバ
ー13の当接部13cと先サブレバー18の当接部18
aとが、当接しているため先駆動レバー13にも先羽根
補助バネ19のバネ力が加わっている。18bは、先駆
動レバー13の回動とともに一体的に回動する先サブレ
バー18に設けられたストッパ部で、先ストッパ軸20
に設けられたゴム又は軟質プラスチック等を成形した弾
性部材で作られた先ストッパ21に当接して先サブレバ
ー18の時計回り方向の回転を止める。
【0023】22は先サブレバー18に軸支された第2
のローラーとしての先サブレバーローラーで先サブチャ
ージレバー8のカム部8aに当接して先サブレバー18
に力を伝える。
【0024】23は軸24を中心に回動自在に支持され
た先緊定レバーで、バネ25によって反時計回り方向の
付勢力が与えられているとともに、図1の状態では不図
示のストッパによって、これ以上反時計回り方向に回転
できないようになっている。23aは、先駆動レバー1
3の被係止部13aと当接し先駆動レバー13を時計回
り方向に回転しないように係止する係止部である。
【0025】26は後駆動レバーで、軸27を中心に回
動自在に支持されているとともに前記チャージカムレバ
ー5のカム部5bと当接する後駆動レバーローラー30
が設けられ、後述する後緊定レバー35に係止される被
係止部26aが形成されており、後羽根駆動バネ28に
よって時計回り方向の付勢力が与えられている。図1で
は、後駆動レバー26は後述の後緊定レバー35に係止
された状態で、後羽根40がシャッターのアパチャー枠
を開放した状態を表している。
【0026】31は第3の駆動部材としての後サブレバ
ーで、後駆動レバー26と同軸上に回動自在に支持さ
れ、後羽根補助バネ32によって時計回り方向の付勢力
が与えられており、図1では、後駆動レバー26に植設
された後羽根駆動ピン29と後サブレバー31の当接部
31aとが、当接しているので後駆動レバー26にも後
羽根補助バネ32のバネ力が加わっている。31bは、
後駆動レバー26の回動とともに一体的に回動する後サ
ブレバー31に設けられたストッパ部で、後ストッパ軸
33に設けられたゴム又は軟質プラスチック等を成形し
た弾性部材で作られた後ストッパ34に当接する。31
cは、後サブレバー31に設けられた第3のカム部とし
てのチャージカム部で、前記後サブチャージレバー9に
軸支されている後サブチャージレバーローラー12に当
接し、後サブチャージレバー9の反時計回り方向の回転
運動によって後サブレバー31がチャージされる。
【0027】35は軸36を中心に回動自在に支持され
た後緊定レバーで、バネ37によって反時計回り方向の
付勢力が与えられているとともに、図1の状態では不図
示のストッパによって、これ以上反時計回り方向に回転
できないようになっている。35aは、後駆動レバー2
6の被係止部26aと当接し後駆動レバー26を時計回
り方向に回転しないように係止する係止部である。
【0028】41は回転軸に先緊定レバー23と当接す
る先羽根用ハンマー46が取り付けられている着磁され
た先羽根用ロータ、42はベース部材44に配設された
先羽根用ステータ、43はステータ42の一部に巻回さ
れる先羽根用コイルである。
【0029】47は先羽根用ロータ41および先羽根用
ハンマー46を所定方向に付勢する戻しバネである。
【0030】以上説明した電磁駆動装置は先羽根39の
走行を開始させるものであるが、不図示の後羽根用ロー
タ、後羽根用ステータ48、後羽根用コイル49、戻し
バネ51および後緊定レバー35と当接する後羽根用ハ
ンマー50も同様に作用して後羽根40の走行を開始さ
せる。
【0031】52は先羽根用コイル43および後羽根用
コイル49が接続され、カメラ本体からそれぞれのコイ
ルに通電するためのプリント基板である。
【0032】レリーズ動作によって、カメラ本体から先
羽根用コイル43に通電されると、先羽根用ステータ4
2に磁界が発生し、先羽根用ロータ41は戻しバネ47
の付勢力に抗して回転する。先羽根用ロータ41の回転
によって、先羽根用ハンマー46が先緊定レバー23と
当接し、移動させるので、先駆動レバー13は緊定をは
ずされ、先羽根39は先羽根駆動バネ15および先羽根
補助バネ19のバネ力によって走行を開始する。
【0033】また、カメラ本体から先羽根用コイル43
への通電が断たれると、先羽根用ロータ41および先羽
根用ハンマー46は戻しバネ47の付勢力によって所定
位置に戻される。
【0034】先羽根39の走行開始から所定時間経過後
に、後羽根用コイル49に通電すると、不図示の後羽根
用ロータが回転して、後羽根用ハンマー50が後緊定レ
バー35と当接し、移動させるので、後駆動レバー26
は緊定をはずされ、後羽根40は後羽根駆動バネ28お
よび後羽根補助バネ32のバネ力によって走行を開始す
る。
【0035】このように複数の電磁駆動装置によって、
シャッター装置のレリーズ動作は先羽根と後羽根で独立
に行われる。
【0036】上述した構成において、図1に示すような
撮影可能な待機状態において、上述のそれぞれの電磁装
置のコイル43,49にそれぞれ適正なタイミングでカ
メラ本体から通電してそれぞれのハンマー46,50を
回転させ、先緊定レバー23と後緊定レバー35を時計
回り方向に回転駆動させ、先駆動レバー13及び後駆動
レバー26の係止を順次解除すると、先ず先駆動レバー
13と先サブレバー18とが一体的に先羽根駆動バネ1
5及び先羽根補助バネ19の付勢力によって、先羽根駆
動ピン16を介して先羽根39を閉鎖位置から開放位置
に移行させる。その途中で、先サブレバー18のストッ
パ部18bは先ストッパ21に当接し、消音されるとと
もに衝撃をやわらげられ最終的に先ストッパ軸20に当
接して正確に先羽根補助バネ19の作動範囲を決定し、
先駆動レバー13に対して作用する先羽根補助バネ19
の付勢力を無くし、先駆動レバー13は先羽根駆動バネ
15のみで開放位置を決定する不図示のストッパまで駆
動される。
【0037】続いて後駆動レバー26が後サブレバー3
1と一体的に後羽根駆動バネ28及び後羽根補助バネ3
2の付勢力によって後羽根駆動ピン29を介して不図示
の後羽根を開放位置から閉鎖位置に移行させる。その途
中で後サブレバー31のストッパ部31bは後ストッパ
34に当接し、消音されるとともに衝撃をやわらげられ
最終的に後ストッパ軸33に当接して正確に後羽根補助
バネ32の作動範囲を決定し、後駆動レバー26に対し
て作用する後羽根補助バネ32の付勢力を無くし、後駆
動レバー26は後羽根駆動バネ28のみで閉鎖位置を決
定する不図示のストッパまで駆動され、露光動作(撮影
動作)が終了して図2の状態になる。
【0038】図2(撮影終了直後)の状態から撮影可能
状態にするために、チャージレバー1を時計回り方向に
回動させるとこれに伴って連結レバー4を介してチャー
ジカムレバー5も時計回り方向に回動する。このチャー
ジカムレバー5の時計回り方向の回動によって、カム部
5aは、先駆動レバーローラー17に当接し、先駆動レ
バー13を反時計回り方向に回動させるので、第1のバ
ネ15はチャージを開始し、先羽根39は閉鎖位置への
移動を開始する(図3の状態)。
【0039】図3の状態からわずかにチャージレバー1
を回動させると、チャージレバー1と一体的に結合され
た先サブチャージレバー8が時計回り方向に回動して、
カム部8aが先サブレバーローラー22に当接し、先サ
ブレバー18を反時計回り方向に回動させる。この先サ
ブレバー18の反時計回り方向の回動によって、先羽根
補助バネ19はチャージを開始する。
【0040】また、それとほぼ同時に連結ローラー7に
当接している後サブチャージレバー9を反時計回り方向
に回動させる。後サブチャージレバー9に設けられた後
サブチャージレバーローラー12はチャージカム31c
に当接して、後サブチャージレバー31は反時計回り方
向の回動を始めるので、後羽根補助バネ32はチャージ
を開始する。
【0041】すなわち、先羽根駆動バネ15、先羽根補
助バネ19、および後羽根補助バネ32はほぼ同時にチ
ャージを開始する(図4の状態)。
【0042】さらに、チャージレバー1を回動させる
と、チャージカムレバー5のカム部5bが、後駆動レバ
ー26に設けられた後駆動レバーローラー30に当接
し、後駆動レバー26を反時計方向に回動させる。この
後駆動レバー26の回動によって、後羽根駆動バネ28
はチャージを開始する(図5の状態)。
【0043】なお、本実施例ではチャージ動作中の不正
露光を防ぐための先羽根39と、後羽根40が常に重り
合う部分を持ちながら先羽根39、後羽根40を撮影準
備位置に復帰させる構成であるので、先駆動レバー13
の回動開始に対して、後駆動レバー26は遅れて回動を
開始する構成になっている。その結果、後羽根駆動バネ
28のチャージは先羽根駆動バネ15、先羽根補助バネ
19、および後羽根補助バネ32のチャージ開始よりも
遅れてチャージを開始する。
【0044】図6は、チャージレバー1が不図示のスト
ッパーに当接して最も時計回り方向に回動したオーバー
チャージの状態で、図5から図6に至る過程で、先駆動
レバー13の被係止部13aが先緊定レバー23の係止
部23aを乗り越える。
【0045】一方、後駆動レバー26の被係止部26a
も後緊定レバー35の係止部35aを乗り越えるので、
チャージレバー1の時計回り方向の回動を解除しても、
それぞれ先駆動レバー13と後駆動レバー26は時計回
り方向に回動を係止できる状態となる。
【0046】この後、チャージレバー1の時計回り方向
の回動を解除すれば、チャージレバー1は連結レバー4
を介してチャージカムレバー5及び先サブチャージレバ
ー8とともに、バネ3の力によって反時計回り方向に回
動し、また後サブチャージレバー9をバネ11が時計回
り方向に回動させてチャージ完了状態である図1の状態
に戻る。
【0047】このとき、先駆動レバー13は先緊定レバ
ー23に係止されると、先サブレバー18は先羽根補助
バネ19の付勢力により当接部18aと13cが当接す
るので、先サブレバー18は先駆動レバー13に係止さ
れる。
【0048】一方、後駆動レバー26は後緊定レバー3
5に係止されると、後サブレバー31は後羽根補助バネ
32の付勢力により当接部31aと後駆動レバー26の
後羽根駆動ピン29が当接するので、後サブレバー31
は後駆動レバー26に係止される。
【0049】以上のように本実施例では、先羽根39を
先羽根駆動バネ15と、先羽根補助バネ19で駆動し、
後羽根を後羽根駆動バネ28と、後羽根補助バネ32で
駆動する構成で、先羽根補助バネ19と、後羽根補助バ
ネ32の付勢力をそれぞれの羽根の駆動初期だけ作用す
るように構成しているので、羽根のスタート時に強いバ
ネ力(先羽根駆動バネ15+先羽根補助バネ19、後羽
根駆動バネ28+後羽根補助バネ32)を使って羽根を
短時間で所望の幕速に到達させることができると共に、
所定の幕速になった後は慣性力も働くので大きな加速力
は必要としないので、比較的弱いバネ力(先羽根駆動バ
ネ15、後羽根駆動バネ28)でも幕速を維持すること
ができる。
【0050】これは幕速を一定の速度に保つ意味でも好
ましく、さらに先、後幕各1本のバネで駆動させる場合
と比べて、、少ない力で減速、停止させることができ
る。
【0051】さらに、先羽根駆動バネ15のバネ力より
も大きいバネ力を持つ先羽根補助バネ19、および後羽
根駆動バネ28のバネ力よりも大きいバネ力を持つ後羽
根補助バネ32を露光動作時の作用領域よりも大きい領
域を使ってチャージすることによってエネルギーを分散
でき、チャージに必要な力の最大値を下げることができ
る。
【0052】また、先羽根補助バネ19、および後羽根
補助バネ32を先羽根駆動バネ15のチャージ領域のほ
ぼ全域を使ってチャージすることにより、すべてのバネ
をチャージするのに必要な総チャージ力の最大値を下げ
ることができ、チャージ領域内の総チャージ力を均一に
することができる。
【0053】なお、先サブレバー18(先羽根補助バネ
19)及び後サブレバー31(後羽根補助バネ32)の
作動角はそれぞれの緊定係止位置から15°〜45°位
の範囲で付勢力を作用させないように設定すると良好な
加速性能を得ることができるが先羽根補助バネ19、後
羽根補助バネ32を、シャッター作動領域全域において
付勢力を与えてもよい。
【0054】また、本実施例では、連結レバー4を介し
てチャージレバー1がチャージカムレバー5を時計回り
方向に回動させてチャージを行っているが、ミラーユニ
ット等の駆動をチャージする部材で、直接チャージカム
レバー5を時計回り方向に回動させることもできる。
【0055】なお、本実施例では、便宜上、先羽根駆動
バネ15のチャージ開始が先羽根補助バネ19のチャー
ジ開始よりわずかに先になっている例を用いて説明して
いるが、これは本発明を限定するものではなく、同時に
第1のバネ15と先羽根補助バネ19のチャージを開始
すればチャージトルクがチャージ領域内でより均等分散
されるので、さらにチャージ効率が向上するものであ
る。
【0056】一方、先羽根補助バネ19のチャージが第
1のバネ15のチャージに先立って開始されたとして
も、先羽根補助バネ19のチャージ領域が第1のバネ1
5のチャージ領域とほぼ同じであるならば十分な効果を
得ることができる。
【0057】さらに、先サブチャージレバー8、もしく
は後サブチャージレバー9を廃止して、先駆動レバー1
3、もしくは後駆動レバー26を介して先羽根補助バネ
19、もしくは後羽根補助バネ32をチャージしてもよ
い。
【0058】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば
、露光動作に応じて作動するシャッター羽根と、該シ
ャッター羽根の作動範囲のほぼ全域で該シャッター羽根
に所定方向の付勢力を与える第1のバネと、該第1のバ
ネよりも小さい所定範囲で該シャッター羽根に該第1の
バネと同じ方向の付勢力を与える第2のバネと、露光動
作後に該第1のバネおよび該第2のバネをチャージする
チャージ機構とを有し、該チャージ機構は該第1のバネ
および該第2のバネを略等しいチャージ作動量でチャー
ジすることによって、該シャッター羽根は2つのバネか
ら付勢力を与えられるので高速作動が可能になるととも
に、該第1のバネよりも作用範囲が小さい該第2のバネ
が該第1のバネのチャージ作動量と略等しいチャージ作
動量でチャージされるので、該第2のバネをチャージす
るために必要な力は該第1のバネのチャージに必要なチ
ャージ作動量の中に均等分散されるので、該第1のバネ
および該第2のバネをチャージするチャージ作動量中の
チャージ力は略均一な力になり、小さな力であっても効
率よく該第1のバネおよび該第2のバネをチャージする
ことができる。
【0059】前記第2のバネが前記シャッター羽根に付
勢力を与える前記所定範囲は該シャッター羽根の露光作
動範囲の前半領域に設定され、該所定範囲において該シ
ャッター羽根は前記第1のバネおよび該第2のバネの付
勢力が同時に与えられることによって、特に高速シャッ
ターで重要な初速を速くすることができる。
【0060】該第1のバネおよび該第2のバネは同時に
チャージを開始することによって、該第1のバネおよび
該第2のバネのチャージ力は大きなピークを生じること
がないので、該第1のバネおよび該第2のバネのチャー
ジに大きな力を必要としない。
【0061】また、シャッター羽根と、露光動作に応じ
て該シャッター羽根を駆動する第1の駆動部材と、該第
1の駆動部材に付勢力を与える第1のバネと、露光動作
に応じて該第1の駆動部材とともに移動して該シャッタ
ー羽根を駆動し、該第1の駆動部材より作動範囲が小さ
い第2の駆動部材と、該第2の駆動部材に付勢力を与え
る第2のバネと、該第1の駆動部材および該第2の駆動
部材を露光前の位置の方向へ移動させることで、該第1
のバネおよび該第2のバネをチャージするチャージ機構
とを有し、該チャージ機構によるチャージ動作中に該第
1の駆動部材と該第2の駆動部材とが両方とも移動して
いる移動量範囲は露光動作中に該第1の駆動部材と該第
2の駆動部材とが両方とも移動している移動量範囲より
も大きいことによって、該シャッター羽根は2つのバネ
から付勢力を与えられるので高速作動が可能になるとと
もに、該チャージ機構は該第2のバネのチャージに必要
な力を第1のバネのチャージ動作中に分散することがで
き、該第1のバネおよび該第2のバネをチャージするチ
ャージ力は略均一な力になるので、小さな力であっても
効率よく該第1のバネおよび該第2のバネをチャージす
ることができる。
【0062】前記チャージ機構は前記第1の駆動部材と
前記第2の駆動部材をほぼ同時に露光前の位置の方向へ
移動を開始させたことによって、該第1のバネおよび該
第2のバネのチャージ力は大きなピークを生じることが
ないので、該第1のバネおよび該第2のバネのチャージ
に大きな力を必要としない。
【0063】前記チャージ機構は回動することで前記第
1の駆動部材を露光前の位置の方向へ移動させる第1の
部材と、回動することで前記第2の駆動部材を露光前の
位置の方向へ移動させる第2の部材を有し、該第1の部
材の回動中心位置は該第2の部材の回動中心位置とは異
なることによって、第1の駆動部材と第2の駆動部材と
が異なる移動量になるように容易に設定できるととも
に、第1の駆動部材の露光前の位置の方向へ移動開始タ
イミングに対する第2の駆動部材の露光前の位置の方向
へ移動開始タイミングも容易に設定することができる。
【0064】前記第1の部材と前記第1の駆動部材との
当接は一方をローラーとし、他方を該ローラーと当接す
るカム部にて行うとともに、前記第2の部材と前記第2
の駆動部材との当接は一方をローラーとし、他方を該ロ
ーラーと当接するカム部にて行うことによって、該第1
の部材が第1のバネをチャージするために必要な回動
量、および該第2の部材が第2のバネをチャージするた
めに必要な回動量を小さくでき、シャッター装置の小型
化を図ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本実施例のチャージ完了状態を示す要部平面図
【図2】先、後羽根のレリーズ状態(チャージ開始前の
状態)を示す要部平面図
【図3】チャージ途中の状態を示す要部平面図
【図4】チャージ途中の状態を示す要部平面図
【図5】チャージ途中の状態を示す要部平面図
【図6】オーバーチャージの状態を示す要部平面図
【図7】本発明を実施したシャッター装置の要部平面図
【図8】本発明を実施したシャッター装置の全体図
【符号の説明】
1 チャージレバー 4 連結レバー 5 チャージカムレバー 7 連結コロ 8 先サブチャージレバー 9 後サブチャージレバー 12 後サブチャージレバーローラー 13 先駆動レバー 15 第1のバネ 16 先羽根駆動ピン 17 先駆動レバーローラー 18 先サブレバー 19 第2のバネ 20 先ストッパ軸 21 先ストッパ 22 先サブレバーローラー 23 先緊定レバー 26 後駆動レバー 28 第3のバネ 29 後羽根駆動ピン 30 後駆動レバーローラー 31 後サブレバー 32 第4のバネ 33 後ストッパ軸 34 後ストッパ 35 後緊定レバー

Claims (8)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 露光動作に応じて作動するシャッター羽
    根と、 該シャッター羽根の作動範囲のほぼ全域で該シャッター
    羽根に所定方向の付勢力を与える第1のバネと、 該第1のバネよりも小さい所定範囲で該シャッター羽根
    に該第1のバネと同じ方向の付勢力を与える第2のバネ
    と、 露光動作後に該第1のバネおよび該第2のバネをチャー
    ジするチャージ機構とを有し、 該チャージ機構は該第1のバネおよび該第2のバネを略
    等しいチャージ作動量でチャージすることを特徴とする
    シャッター装置。
  2. 【請求項2】 前記第2のバネが前記シャッター羽根に
    付勢力を与える前記所定範囲は該シャッター羽根の露光
    作動範囲の前半領域に設定され、該所定範囲において該
    シャッター羽根は前記第1のバネおよび該第2のバネの
    付勢力が同時に与えられることを特徴とする請求項1記
    載のシャッター装置。
  3. 【請求項3】 該第1のバネおよび該第2のバネは同時
    にチャージを開始することを特徴とする請求項1または
    2記載のシャッター装置。
  4. 【請求項4】 シャッター羽根と、 露光動作に応じて該シャッター羽根を駆動する第1の駆
    動部材と、 該第1の駆動部材に付勢力を与える第1のバネと、 露光動作に応じて該第1の駆動部材とともに移動して該
    シャッター羽根を駆動し、該第1の駆動部材より作動範
    囲が小さい第2の駆動部材と、 該第2の駆動部材に付勢力を与える第2のバネと、 該第1の駆動部材および該第2の駆動部材を露光前の位
    置の方向へ移動させることで、該第1のバネおよび該第
    2のバネをチャージするチャージ機構とを有し、 該チャージ機構によるチャージ動作中に該第1の駆動部
    材と該第2の駆動部材とが両方とも移動している移動量
    範囲は露光動作中に該第1の駆動部材と該第2の駆動部
    材とが両方とも移動している移動量範囲よりも大きいこ
    とを特徴とするシャッター装置。
  5. 【請求項5】 前記チャージ機構は前記第1の駆動部材
    と前記第2の駆動部材をほぼ同時に露光前の位置の方向
    へ移動を開始させたことを特徴とする請求項4記載のシ
    ャッター装置。
  6. 【請求項6】 前記チャージ機構は回動することで前記
    第1の駆動部材を露光前の位置の方向へ移動させる第1
    の部材と、回動することで前記第2の駆動部材を露光前
    の位置の方向へ移動させる第2の部材を有し、該第1の
    部材の回動中心位置は該第2の部材の回動中心位置とは
    異なることを特徴とする請求項4、または5記載のシャ
    ッター装置。
  7. 【請求項7】 前記第1の部材と前記第1の駆動部材と
    の当接は一方をローラーとし、他方を該ローラーと当接
    するカム部にて行うとともに、前記第2の部材と前記第
    2の駆動部材との当接は一方をローラーとし、他方を該
    ローラーと当接するカム部にて行うことを特徴とする請
    求項6記載のシャッター装置。
  8. 【請求項8】 前記第1の駆動部材には第1のローラー
    が設けられ、前記第1の部材には該第1のローラーに当
    接可能な第1のカム部が設けられているとともに、前記
    第2の駆動部材には第2のローラーが設けられ、前記第
    2の部材には該第2のローラーに当接可能な第2のカム
    部が設けられることを特徴とする請求項6、または7記
    載のシャッター装置。
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