JP2800158B2 - 丸形ケーブルの製造方法 - Google Patents

丸形ケーブルの製造方法

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一暁 及川
斎藤  勇
常雄 尾崎
良則 太斉
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Description

【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本発明は、丸形ケーブルの製造方法、特に、フラット
ケーブルを丸形に成形して丸形ケーブルに製造する方法
に関するものである。
[従来の技術] 従来、第3図に示すような一般のフラットケーブル
は、ケーブルのコンパクト化あるいはスペースの有効利
用などの面から、第4図に示すようにフラットケーブル
をそのケーブルの長手方向に対して直角方向に渦巻き状
に巻き、これを例えばテープ巻き2したのち、シース3
を被覆することにより、その横断面を丸形とした、いわ
ゆる丸形ケーブル4として使用されてきている。
[発明が解決しようとする課題] しかしながら、フラットケーブルをその長手方向に対
して直角方向に丸める、いわゆる渦巻きの技術について
は格別開発されていないのが実情である。例えば、一般
の横断面が丸形のケーブルコアの外周にラミネートテー
プを縦添えし、ラップさせるようなフォーミング技術は
あるが、フラットケーブル自体を渦巻き状に丸める優れ
た技術は存在しない。
このように、従来技術は格別すぐれたものがないため
に、フラットケーブルの渦巻きの作業能率が非常に悪
く、作業性の改善が強く望まれていた。
本発明の目的は、前記した問題点を解消しフラットケ
ーブルを渦巻き状に丸めて丸形ケーブルを製造する方法
を提供することにある。
[課題を解決するための手段及び作用] 上記目的を達成するために、本発明の方法においては
フラットケーブルを横断面が渦巻き状のスリットないし
溝を有し、当該スリットは、入口側から出口側にかけて
幅が小さく且つテーパ状に形成された渦巻きダイスに挿
入し、それによって該フラットケーブルをその長手方向
に対して直角方向に渦巻き状に丸めたのち、直ちにテー
プ巻きし、その上にプラスチックシースを被覆して丸形
ケーブルを製造する。
[実施例] 本発明の一実施例について図面を参照して説明する
と、第1図は本発明において使用される渦巻きダイスの
構造を示す正面図及び左右側面図であり、第1図(a)
で示すフラットケーブルの入口側6のスリット(又は
溝)8の幅は同図(C)で示すフラットケーブルの出口
側7のスリット(又は溝)9の幅よりも広く形成されて
いる。このようにスリット8の幅をスリット9の幅より
も広くしたのは、移動されてくるフラットケーブルがス
ムーズにスリット8内に案内されるように、配慮したた
めである。なお、フラットケーブルがさらに一層スムー
ズに案内されるように、第2図(a)及び(b)に示す
ように入口面及び出口面にアールをつけることが望まし
い。また、第1図(b)から分かるように、渦巻きダイ
ス5のスリット8,9はフラットケーブルの入口側6から
出口側7に向かって小さくテーパ状となっている。こう
することにより、フラットケーブルの渦巻き形状は徐々
に絞られる形となるため、安定した渦巻形状のフラット
ケーブルが得られる。
上記の渦巻きダイス5を用いて、例えば第4図に示す
ような丸形ケーブル4を製造するには、まず、第3図に
示したようなフラットケーブル1が巻回されたボビンか
ら該ケーブル1を送り出し、渦巻きダイス5に挿入す
る。挿入されたフラットケーブル1は渦巻きダイス5に
よりその長手方向に対して直角方向に渦巻き状に巻かれ
て丸形に成形される。丸形に成形されたフラットケーブ
ル1は直ちにテーピング機によりテープ巻きされ、その
丸形が安定に保持される。最後に、テープ巻きにより押
さえられた丸形のフラットケーブル1は押出機に導か
れ、該ケーブル1上にプラスチックシースが押出被覆さ
れることにより、第4図に示すような丸形ケーブル4が
製造される。
[発明の効果] 本発明は、以上説明した通り、スリットの入口側が出
口側よりも広く形成されるように構成されているため、
フラットケーブルがスムーズにスリット内に案内され、
又、スリットが入口側から出口側にかけてテーパ状とな
っているため、フラットケーブルはその長手方向に対し
て徐々に絞られる渦巻形状となる。これらにより、安定
した渦巻形状のフラットケーブルを連続的に製造するこ
とが可能となり、作業性が大幅に改善される。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明において使用される渦巻きダイスの一実
施例を示し、(a)は左側面図、(b)は正面図、
(c)は右側面図、第2図は(a)は第1図(a)のA
−A断面図、第2図(b)は第1図(c)のB−B断面
図、第3図は従来一般に使用されているフラットケーブ
ルの一実施例を示す斜視図、第4図は第3図のフラット
ケーブルがシース内に丸められてなる丸形ケーブルの横
断面図である。 1:フラットケーブル、 2:テープ巻き、 3:シース、 4:丸形ケーブル、 5:渦巻きダイス、 6:入口側、 7:出口側、 8,9:スリット
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 斎藤 勇 茨城県日立市日高町5丁目1番1号 日 立電線株式会社日高工場内 (72)発明者 尾崎 常雄 茨城県日立市日高町5丁目1番1号 日 立電線株式会社日高工場内 (72)発明者 太斉 良則 茨城県日立市日高町5丁目1番1号 日 立電線株式会社日高工場内 (72)発明者 紀本 満男 茨城県日立市日高町5丁目1番1号 日 立電線株式会社日高工場内 (56)参考文献 特開 昭61−27019(JP,A) 実開 昭61−123414(JP,U) 実開 昭61−199810(JP,U) 特公 昭50−26028(JP,B1)

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】ボビンから送り出されたフラットケーブル
    を、横断面が渦巻き状のスリットを有し、当該スリット
    は入口側から出口側にかけて幅が小さく且つテーパ状に
    形成された渦巻きダイスに挿入して、その長手方向に対
    して直角方向に渦巻き状に成形したのち、直ちにテープ
    巻きし、その上にプラスチックシースを被覆することを
    特徴とする丸形ケーブルの製造方法。
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JPS5026028A (ja) * 1973-07-09 1975-03-18
JPS6127019A (ja) * 1984-07-16 1986-02-06 日立電線株式会社 走水防止形zスクリーンケーブル製造装置

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