JP2799230B2 - 静電荷現像用キャリア - Google Patents

静電荷現像用キャリア

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Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、少なくとも芯材と樹脂被覆層からなる静電
荷現像用キャリアに関する。
〔従来の技術〕
電子写真法等に用いられる二成分現像剤は、トナー
と、キャリアとにより構成され、キャリアはトナーに適
正な極性でかつ適正な量の摩擦帯電電荷を付与する目的
で使用されるものである。
従来においては、トナースペントを防止してキャリア
の耐久性を高めるために、低表面エネルギー特性を有す
るシリコーン樹脂により芯材を被覆してなるキャリアが
提案されている(特開昭62−127748号公報参照)。
〔発明が解決しようとする課題〕
しかし、シリコーン樹脂からなる樹脂被覆層を有する
キャリアにおいては、シリコーン樹脂自体の摩擦帯電性
が高くないために、トナーに正極性で適正な範囲の摩擦
電荷を付与するためには、当該トナーに荷電制御剤を含
有させることが必要である。
しかるに、荷電制御剤は一般にトナーのバインダー樹
脂に対する分散性が悪く、摩擦帯電性が不均一となりや
すい弱点がある。
そこで、本発明の目的は、摩擦帯電性が優れていて、
荷電制御剤を含有しないトナーであっても正極性の適正
な摩擦電荷を付与することができる静電荷現像用キャリ
アを提供することにある。
〔課題を解決するための手段〕
以上の目的を達成するため、本発明者らが鋭意研究を
重ねた結果、樹脂被覆層の構成材料として、シリコーン
樹脂と共に、BET比表面積が100m2/g以上のフッ化炭素を
併用することにより、樹脂被覆層中における当該フッ化
炭素の分散性が向上してキャリアの負帯電性が格段に高
くなり、その結果として、荷電制御剤を含有しないトナ
ーに対して正極性の適正な範囲の摩擦電荷を帯電の立上
がりの速い状態で付与することができることを見出し
て、本発明を完成するに至ったものである。
すなわち、本発明の静電荷現像用キャリアは、少なく
とも芯材と樹脂被覆層からなる静電荷現像用キャリアで
あって、樹脂被覆層が、シリコーン樹脂と、BET比表面
積が100m2/g以上のフッ化炭素とを含有することを特徴
とする。
このように本発明では、シリコーン樹脂のみならず、
BET比表面積が100m2/g以上のフッ化炭素を併用すること
により、キャリアの耐トナースペント性を損なうことな
く摩擦帯電性を格段に高めたものである。
詳しく説明すると、シリコーン樹脂とフッ化炭素とは
表面エネルギーが揃っているため、シリコーン樹脂に対
するフッ化炭素の分散性が良好であり、しかもフッ化炭
素がBET比表面積が大きくて凹凸のある形状であるため
シリコーン樹脂との結着性が高くなり、フッ化炭素が樹
脂被覆層中に均一に分散されるようになる。
また、フッ化炭素は負帯電性の強いものであるため、
シリコーン樹脂の不充分な摩擦帯電性が充分に補償さ
れ、キャリアの摩擦帯電性が適正化される。
従って、荷電制御剤を含有しないトナーに対しても速
い立上がりで適正な摩擦電荷を付与することができる。
また、樹脂被覆層においてはシリコーン樹脂による優
れた低表面エネルギー特性のみならず、フッ化炭素によ
っても優れた低表面エネルギー特性が付与されるため、
トナースペントのきわめて生じにくいキャリアが得られ
る。すなわち、物質の表面エネルギーは液体の接触角が
大きいほど低くなり、従って、液体の接触角が大きいほ
どトナースペントの防止効果も大きくなる。なお、シリ
コーン樹脂の水に対する接触角は、通常、303Kにおいて
110゜前後であるが、フッ化炭素の水に対する接触角は1
41゜〜143゜である。ただし、フッ化炭素の触媒角は、
粉体であるフッ化炭素を錠剤成形して測定したものであ
る。これに対して、フッ素化されていないグラファイト
の水に対する接触角は96゜であり、このグラファイトを
シリコーン樹脂と併用した場合には、シリコーン樹脂の
有する低表面エネルギー特性が却って阻害され、充分な
トナースペント効果が発揮されない。
従って、多数回にわたり画像の形成を繰り返すときに
も初期の良好な摩擦帯電性が安定に発揮され、かぶりを
発生させずに画像濃度の高い良好な画像を形成すること
ができる。
以下、本発明の構成を具体的に説明する。
本発明においては、樹脂被覆層を構成する材料として
シリコーン樹脂と特定のフッ化炭素を用いる。
シリコーン樹脂としては、特に限定されないが、例え
ば下記およびで示すような反応により硬化する縮合
反応型シリコーン樹脂を好ましく用いることができる。
式中、OXは、アルコキシ基、ケトキシム基、アセトキ
シ基、アミノキシ基等を表す。
本発明においては、特に、置換基がメチル基である縮
合反応型シリコーン樹脂を好ましく用いることができ
る。この樹脂によれば、樹脂被覆層の構造が緻密になり
撥水性が高くて耐湿性の良好なキャリアが得られる。
縮合反応型シリコーン樹脂としては、加熱硬化型シリ
コーン樹脂、常温硬化型シリコーン樹脂のいずれをも用
いることができる。加熱硬化型シリコーン樹脂を用いる
場合には、約200〜250℃程度で加熱することが必要であ
り、常温硬化型シリコーン樹脂を用いる場合には、硬化
させるために特に高温に加熱することを必要としない
が、硬化を促進させるために150〜220℃の範囲内で加熱
してもよい。
常温硬化型シリコーン樹脂は、通常の雰囲気下におい
て20〜25℃程度の温度またはこれよりわずかに高い温度
で硬化するシリコーン樹脂であり、硬化のために100℃
を超える温度を必要としないものである。
縮合反応型シリコーン樹脂の市販品としては、例え
ば、SR−2400、SR−2406、SR−2410、SR−2411(以上、
トーレ・シリコーン社製)、KR−152、KR−271、KR−25
1、KR−220、KR−255(以上、信越化学工業社製)等を
挙げることができる。
また、シリコーン樹脂としては、樹脂被覆層を強靭な
ものとするために、ケイ素と炭素の重量比Si/Cの値が1.
7〜2.2であることが好ましい。この重量比の値が過大の
ときには帯電能が湿度変化による影響を受けやすくな
り、また被覆層が脆くなり、一方この重量比の値が過小
のときには被覆層が柔らかくなる。
本発明において樹脂被覆層の構成材料としてシリコー
ン樹脂と共に用いるフッ化炭素は、BET比表面積が100m2
/g以上、好ましくは120m2/g以上、さらに好ましくは180
m2/g以上のものである。BET比表面積が100m2/g未満のフ
ッ化炭素では、フッ化炭素とシリコーン樹脂との結着性
が悪く、キャリアの使用中にフッ化炭素の粒子がキャリ
ア表面から離脱するため、トナースペント防止効果が不
充分となる。
フッ化炭素は、カーボンブラック、結晶質グラファイ
ト、石油コークス等の炭素源をフッ素ガスと共に高温で
加熱することにより生成するカーボンモノフルオリド、
ポリジカーボンモノフルオリド、もしくはポリテトラカ
ーボンモノフルオリドであり、通常は単にCFxと記載さ
れる。xはフッ素含有率を表し、通常は1.2以下であ
る。
フッ化炭素の平均粒径は、シリコーン樹脂との結着性
を高める観点から1μm以下であることが好ましい。
樹脂被覆層におけるフッ化炭素の含有割合は、フッ化
炭素の均一な分散を確実に達成する観点から、5〜60重
量%の範囲が好ましい。フッ化炭素の含有割合が60重量
%を超えるときは樹脂被覆層中にフッ化炭素を均一に分
散することが困難となり、キャリア表面からフッ化炭素
が遊離するため、従来技術の問題を解決することが困難
となりやすい。一方フッ化炭素の含有割合が5重量%未
満のときはキャリアの耐久性が低下しやすい。
キャリアの芯材としては、磁性体を好ましく用いるこ
とができる。また、磁性体の大きさは、トナーとの摩擦
帯電性、感光体へのキャリア付着等を考慮すると、重量
平均粒径が20〜200μm、特に30〜120μmの範囲が好ま
しい。なお、キャリアの重量平均粒径は、リード・アン
ド・ノースラップ(LEEDS&NORTHRUP)社製の「マイク
ロトラック(TYPE7981−OX)」を用いて乾式で測定され
た値である。
磁性体の材料としては、例えば鉄、フェライト、マグ
ネタイト等のように磁場によってその方向に強く磁化す
る物質を用いることができる。ここで、フェライトと
は、鉄を含有する磁性酸化物の総称であり、MO・Fe2O3
の化学式で示されるスピネル型フェライトに限定されな
い。なお、上記化学式において、Mは2価の金属を表
し、具体的には、ニッケル、銅、亜鉛、マンガン、マグ
ネシウム、リチウム等を表す。
キャリアの抵抗率は、ベタ画像の再現性、文字、線画
の再現性の向上を図る観点から、107〜1014Ω・cmが好
ましく、特に108〜1011Ω・cmが好ましい。
樹脂被覆層の形成手段は、特に限定されない。例えば
シリコーン樹脂(液体状)とフッ化炭素(粉末状)とを
超音波分散して被覆液を調製し、この被覆液を芯材の表
面に塗布し、その後通常は加熱して乾燥させて溶剤を揮
発除去し、そして乾燥時もしくは乾燥後に塗布層を硬化
させることによって製造することができる。
具体的な塗布手段としては、被覆液中に芯材の粉末を
浸漬する浸漬法、被覆液を芯材に噴霧するスプレー法、
流動エアーにより芯材を浮遊させ、この浮遊状態の芯材
に被覆液を噴霧する流動化ベッド法、芯材を被覆液の存
在する表面上で転動処理する方法等を挙げることができ
る。
特に流動ベッド法を用いる場合には芯材の表面に均一
な塗膜を形成することができ、被覆層を安定に形成する
ことができる。この流動化ベッド法による塗布方法につ
いては、例えば特開昭54−155049号公報に記載されてい
る。
シリコーン樹脂およびフッ化炭素の合計の配合量は、
キャリアの抵抗率を好適な範囲に調整する観点から芯材
に対して0.3〜3重量%の範囲が好ましい。
樹脂被覆層の形成においては、必要に応じて、その他
の樹脂をさらに併用してもよい。その他の樹脂として
は、例えばアクリル樹脂、スチレン樹脂、エポキシ樹
脂、ウレタン樹脂、ポリアミド樹脂、ポリエステル樹
脂、アセタール樹脂、ポリカーボネート樹脂、フェノー
ル樹脂、塩化ビニル樹脂、酢酸ビニル樹脂、セルロース
樹脂、ポリオレフイン樹脂、これらの共重合体樹脂、配
合樹脂等を挙げることができる。
本発明のキャリアは、トナーと混合されて二成分現像
剤が構成されるが、トナーとしては特に限定されず、従
来公知のトナーを用いることができる。
〔実施例〕
以下、本発明の実施例を比較例と共に説明するが、本
発明はこれらの態様に限定されるものではない。なお、
以下において「部」は「重量部」を表す。
<実施例1> シリコーン樹脂 90部 (SR−2411,固形分10%,トーレダウコーニングシリ
コーン社製) フッ素化炭素 3部 (組成式CFxで表したときのフッ素化度x=1.1,BET比
表面積320m2/g) 以上の材料を30分間超音波分散し塗布液を調製した。
この塗布液を流動床コーティング装置を用いて平均粒
径100μmの球形フェライト粒子1000部に塗布し、さら
に200℃で1時間熱処理し、凝集物を篩分けしてキャリ
アを製造した。これをキャリアAとする。
<実施例2> 実施例1において、フッ化炭素の配合量を6部に変更
した以外は同様にしてキャリアBを製造した。
<実施例3> 実施例1において、フッ化炭素を、フッ素化度x=0.
07、BET比表面積160m2/gのものに変更した以外は同様に
してキャリアCを製造した。
<実施例4> 実施例3において、フッ化炭素の配合量を6部に変更
した以外は同様にしてキャリアDを製造した。
<比較例1> 実施例1において、フッ化炭素を使用しない以外は同
様にして比較用キャリア1を製造した。
<比較例2> 実施例1において、フッ化炭素を、フッ素化度x=1.
1、BET比表面積87m2/gのものに変更した以外は同様にし
て比較用キャリア2を製造した。
<トナーの製造> スチレン/アクリル樹脂 100部 カーボンブラック 10部 低分子量ポリプロピレン 2部 エチレンビスステアロイルアマイド 3部 以上の材料をボールミルを用いて混合し、混練、粉
砕、分級し、平均粒径が10μmの着色粒子を製造した。
次いで、この着色粒子に疎水性シリカ粉末を0.4重量%
の割合で添加混合してトナーを製造した。
<二成分現像剤の製造> 上記実施例および比較例で製造した各キャリアと上記
トナーとをトナー濃度が4重量%となる割合で混合して
各二成分現像剤を調製した。
<テスト> 以上の二成分現像剤をそれぞれ用いて、電子写真複写
機「U−Bix 1017」(コニカ社製)により複写画像を形
成する実写テストを行い、下記の項目についてそれぞれ
テストした。結果を後記第1表および第2表に示す。
〔トナーの摩擦帯電量〕
通常のブローオフ法により求めた。
〔逆極性トナー比〕
帯電量分布測定装置「E−スパートアナライザー」
(ホソカワミクロン社製)にて、逆極性トナーの質量比
(正帯電現像剤における負帯電トナーの質量比)を求め
た。
〔かぶり〕
「サクラデンシトメーター」(コニカ社製)を用いて
原稿濃度が0.0の白地部分に対する相対濃度を測定し、
0.01未満の場合を「○」、0.01以上の場合を「×」とし
た。
〔ソリッド画像濃度〕
「サクラデンシトメーター」(コニカ社製)を用いて
0.0の白地部分の複写画像に対する相対濃度を測定し、
原画濃度1.2のソリッド画像の複写画像濃度を測定し
た。
〔耐久性〕
「サクラデンシトメーター」(コニカ社製)を用いて
0.0の白地部分の複写画像に対する相対濃度を測定し、
ソリッド画像の濃度が1.0以下になる時点の複写回数で
評価した。
〔トナースペント〕
現像剤からトナーをブローオフにより取り除いたキャ
リア表面を走査型電子顕微鏡で観察した。
以上の結果から理解されるように、本発明のキャリア
によれば、逆極性トナーの発生比が小さくて帯電性が良
好であり、かぶりの発生が少なく、ソリッド画像濃度が
高い複写画像が得られる。また、表面エネルギーの低い
フッ化炭素がキャリア表面に均一に分散されているた
め、トナーの摩擦帯電量の経時的変化が極めて少なく、
トナースペントが発生せず安定した現像性が維持され、
耐久性が格段に高い。
これに対して、比較用キャリア1では、フッ素化炭素
が含有されていないため、摩擦帯電性が初期から不良で
あり、逆極性トナーが多く発生し、かぶりが発生し、ソ
リッド画像濃度が低下し、トナースペントが発生し、耐
久性が劣る。
比較用キャリア2では、フッ素化炭素のBET比表面積
が100m2/g未満であるため、摩擦帯電性の経時的変化が
大きく、耐久性が劣る。
〔発明の効果〕
以上説明したように、本発明によれば、優れた摩擦帯
電性が安定に発揮されるキャリアが得られる。
従って、トナー中に荷電制御剤を含有させることなく
当該トナーを適正な範囲で正極性に摩擦帯電させること
ができ、かぶりの発生を伴わずに良好な画像を多数回に
わたり安定に形成することができる。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 特開 昭62−238579(JP,A) 特開 昭63−269166(JP,A) 特開 昭64−7046(JP,A) 特開 平2−158754(JP,A) 特開 平2−301770(JP,A) (58)調査した分野(Int.Cl.6,DB名) G03G 9/113

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】少なくとも芯材と樹脂被覆層からなる静電
    荷現像用キャリアであって、 樹脂被覆層が、シリコーン樹脂と、EBT比表面積が100m2
    /g以上のフッ化炭素とを含有することを特徴とする静電
    荷現像用キャリア。
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