JP2798996B2 - 脱水すすぎ装置 - Google Patents

脱水すすぎ装置

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JP2798996B2 JP1251064A JP25106489A JP2798996B2 JP 2798996 B2 JP2798996 B2 JP 2798996B2 JP 1251064 A JP1251064 A JP 1251064A JP 25106489 A JP25106489 A JP 25106489A JP 2798996 B2 JP2798996 B2 JP 2798996B2
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Description

【発明の詳細な説明】 [発明の目的] (産業上の利用分野) 本発明は脱水かごの間欠回転駆動と脱水かご内部への
給水とにより洗濯物の脱水すすぎをする脱水すすぎ装置
に関する。
(従来の技術) 従来より、この種脱水すすぎ装置としては、脱水モー
タによる脱水かごの間欠回転駆動と、給水弁による脱水
かご内部への給水とを行なって、洗濯物の脱水すすぎを
するようにしたものが供されている。しかしてこのもの
の場合、上記給水弁による脱水かご内部への給水は、そ
れが連続であっても、又、間欠であっても、ともにあら
かじめ定められた一定時間行なわれるようになってい
る。
(発明が解決しようとする課題) 上記従来のものの場合、洗濯物の量が多くても、少な
くても、給水弁による脱水かご内部への給水は、あらか
じめ定められた一定時間行なわれるもので、通常、それ
が洗濯物の量が多いとき(定格布量)を基準にして定め
られているため、反対に洗濯物の量が少ないときには、
無駄に多くの水が供給されてしまい、又、運転時間も余
分に長くかかってしまうという問題点を有していた。
本発明は上述の事情に鑑みてなされたものであり、従
ってその目的は、洗濯物の量に応じた適正な量の水を供
給することができて、洗濯物の量が少ないときには、水
量の節約を図ることができ、併せて運転時間の短縮を図
ることもできる優れた脱水すすぎ装置を提供するにあ
る。
[発明の構成] (課題を解決するための手段) 本発明の脱水すすぎ装置には、脱水モータにより間欠
回転駆動される脱水かごの回転数を検出する回転数検出
手段を具えると共に、脱水かご内部に給水する給水弁へ
の通電を上記脱水モータの断電とほゞ同時又はその前,
後のいずれかから始め、その後上記回転数検出手段によ
り脱水かごの回転数が設定回転数まで低下したことが検
出されたときに、それに基づいて前記給水弁への通電を
停止させるように制御する制御手段を具えたところに特
徴を有するものである。
(作用) 脱水モータにより回転駆動された脱水かごが脱水モー
タの断電後惰性回転するとき、洗濯物の量が多いときに
は、その惰性回転も長く続き、洗濯物の量が少ないとき
には、その惰性回転は短く終わる。従って、脱水かご内
部に給水する給水弁への通電を、脱水モータの断電とほ
ゞ同時又はその前,後のいずれかから始め、その後回転
数検出手段により脱水かごの回転数が設定回転数まで低
下したことが検出されたときに、それに基づいて前記給
水弁への通電を停止させるように制御するようにすれ
ば、洗濯物の量が多いときには、それ相応に長く給水を
行なうことになり、反対に洗濯物の量が少ないときに
は、それ相応に短く給水を行なうことになる。
(実施例) 以下、本発明の一実施例につき、図面を参照して説明
する。
まず第2図には二槽式洗濯機の脱水槽側部分を示して
おり、外箱1内に脱水槽2が洗濯槽3と並べて配設され
ている。脱水槽2内には、中心部に例えば焼結合成樹脂
から成る多孔質の散水筒4を有し周壁に多数の脱水孔5
を有する脱水かご6が配設されており、この脱水かご6
を回転駆動する脱水モータ7が脱水槽2外の下方に配設
されている。
一方、外箱1上には操作パネル8が存し、この操作パ
ネル8内に洗濯用の給水弁9と脱水すすぎ用の給水弁10
とが配設され、その洗濯用の給水弁9が洗濯用給水路11
により洗濯槽3内に臨み、脱水用の給水弁10が脱水すす
ぎ用給水路12及び給水器13により脱水槽2内、特には散
水筒4にその上方から臨んでいる。なお、両給水弁9,10
には水道の蛇口14か給水ホース15を介して水が送られる
ようになっている。又、給水器13は脱水槽2上端のハッ
チ部材16に開閉可能な内蓋を兼ねて設けられており、そ
してその下方の脱水かご6上端部には多数の通水孔17を
有する押え盤18が着脱可能に装着されている。
これらに対して、前記脱水モータ7上には脱水かご6
の回転数を検出する回転数検出手段である検出装置19が
設けられている。この検出装置19は、詳細には第3図に
示すように、脱水かご6のシャフト20に取付けられて該
シャフト20ひいては脱水かご6と回転を共にするほゞ星
形の回転盤21と、この回転盤21を挟んで対向する発光及
び受光の両素子例えば発光ダイオード22並びにフォトト
ランジスタ23とを主体にして、更にこれら発光ダイオー
ド22並びにフォトトランジスタ23を、第4図に示すよう
に、保護抵抗24,出力抵抗25並びにカウンタ26と共に接
続して構成されたものであり、上述のように脱水かご6
と回転を共にする回転盤21が発光ダイオード22並びにフ
ォトトランジスタ23間で遮光状態から透光状態へと転ず
るその回数に基づいて脱水かご6の回転数が検出され、
その検出信号Sが発せられるようになっている。
そして更に、前記操作パネル8内には、制御手段とし
て第5図に示す制御装置27が配設されている。この制御
装置27も、詳細には図示のCPU28のほかに、クロックコ
ントロール回路29,メモリ30,入力インターフェース回路
31,出力インターフェース回路32を有するマイクロコピ
ュータにより構成されており、そのCPU28に入力インタ
ーフェース回路31を介して前記検出装置19から検出信号
Sが入力され、CPU28から出力インターフェース回路32
を介して前記脱水モータ7,給水弁9,10等に通電信号が出
力されるようになっている。
そこで、以下には上記構成のものの、制御装置27によ
る制御を中心とした作用について説明する。
すなわち、脱水すすぎ運転が開始される状態になる
と、制御装置27は第1図(b)に斜線で示すように、ま
ず脱水モータ7に通電する。これにより、脱水モータ7
が起動し脱水かご6を回転駆動するものであり、その回
転数が同図(a)に示すように上昇することによって、
脱水かご6内に収容された洗濯物(図示せず)からの遠
心脱水が行なわれる。しかして1分間が経過すると、制
御装置27は脱水モータ7を断電し、それとほゞ同時に給
水弁10を通電する。従って、脱水かご6は惰性回転をす
るようになり、この状態でこの脱水かご6内、特には散
水筒4内に、給水弁10から脱水すすぎ用給水路12及び給
水器13を経て水が供給されるようになるから、その散水
筒4内に供給された水が適度な遠心力により散水筒4か
ら散出されて周囲の洗濯物に浸透する。ここで、第6図
は脱水かご6が上述のように惰性回転をして停止するま
でに要する時間を、発明者の実験結果に基づいて表わし
ており、空の状態では30秒を、又、2kgの洗濯物を収容
した状態では1分を、更に4kgの洗濯物を収容した状態
では2分をそれぞれ要することが分かる。一方、第1図
(a)に示すR0は、脱水かご6が惰性回転をするときの
あらかじめ設定した回転数を示しており、この場合、そ
れは散水筒4に供給された水が散水筒4の上端から溢れ
て押え盤18の通水孔17を通じ脱水かご6内の洗濯物に上
部から浸透するようになる回転数に設定している。そし
て、脱水かご6の回転数は前述のように検出装置19によ
り検出されるもので、上記設定回転数R0に達したときも
その検出装置19により検出されるから、制御装置27はそ
の検出結果を受けて設定回転数R0に達したと判断された
ときに、それ以後一定時間T0(例えば30秒)だけ給水弁
10への通電を続けて、その後に該給水弁10を断電し脱水
かご6内への給水を停止させる。
第1図に示す例は、洗濯物が4kgであったときのもの
であり、脱水モータ7に通電してから給水弁10の断電す
るまでの1サイクルに3分を要し、脱水すすぎ行程全体
として計4サイクル存するから、その運転終了までには
12分を要する。又、この場合、給水弁10の各通電時間は
2分で、その給水量を10/分とすれば、計4サイクル
ある運転の終了までに、80の水量が使用されることに
なる。
これに対して、第7図に示す例は、洗濯物が2kgであ
ったときのものであり、この場合、脱水かご6が脱水モ
ータ7が断電に基づき惰性回転を開始してから設定回転
数R0に達するまでの時間が短いから、脱水モータ7に同
様に通電してから給水弁10を断電するまでの一定時間T0
を含む1サイクルに2分15秒を要するに留め得、4サイ
クル存する運転の終了までには9分を要するに留め得
る。又、この場合、給水弁10の各通電時間は1分15秒
で、その給水量を同じく10/分とすれば、4サイクル
ある運転の終了までに、50の水量を使用するに留める
ことができる。
なお、各サイクルでの給水弁10の通電の開始は脱水モ
ータ7の断電とほゞ同時でなく、その前あるいは後のい
ずれかからであっても良い。又、各サイクルでの給水弁
10の断電は、脱水かご6が設定回転数R0に達してから一
定時間T0を経てでなく、その設定回転数R0に達したとき
即座になされるのであっても良いもので、要するに、回
転数検出手段により脱水かごの回転数が設定回転数まで
低下したことが検出されたときに、それに基づいてその
通電が停止されるように制御されるものであれば良い。
そして更に、脱水かご6は散水筒4を有さず、その内部
に直かに給水されるものであっても良い。
そのほか、本発明は上記し且つ図面に示した実施例に
のみ限定されるものではなく、特に回転数検出手段の具
体的構成や設定回転数R0並びに一定時間T0の具体的数値
等の点につき、要旨を逸脱しない範囲内で適宜変更して
実施し得る。
[発明の効果] 以上の記述で明らかなように、本発明の脱水すすぎ装
置によれば、脱水かご内部に給水する給水弁への通電
を、脱水モータの断電とほヽ同時又はその前,後のいず
れかから始め、その後回転数検出手段により脱水かごの
回転数が設定回転数まで低下したことが検出されたとき
に、それに基づいて前記給水弁への通電を停止させるよ
うに制御するようにしたのであるから、洗濯物の量が多
いときには、それ相応に長く給水を行ない、反対に洗濯
物の量が少ないときには、それ相応に短く給水を行なう
ことになって、洗濯物の量に応じた適正な量の水を供給
することができ、もって洗濯物の量が少ないときには、
水量の節約を図ることができ、併せて運転時間の短縮を
図ることもできるという優れた効果が得られるものであ
る。
【図面の簡単な説明】
図面は本発明の一実施例を示したもので、第1図(a)
は脱水すすぎ運転時での脱水かごの回転数の変化を示し
た図、同図(b)は同運転時でのは脱水モータ及び給水
弁の通断電パターンを示したタイムチャート、第2図は
脱水すすぎ装置全体の縦断正面図、第3図は回転数検出
装置部分の斜視図、第4図は同装置の電気回路図、第5
図は脱水すすぎ装置全体の概略電気構成図、第6図は洗
濯物の量と脱水かごの惰性回転時間との関係を表わした
図、第7図(a)は洗濯物の量が異なる状態での第1図
(a)相当図、同図(b)は同状態での第1図(b)相
当図である。 図面中、6は脱水かご、7は脱水モータ、10は給水弁、
19は回転数検出装置(回転数検出手段)、27は制御装置
(制御手段)、R0は設定回転数を示す。

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】脱水モータによる脱水かごの間欠回転駆動
    と、給水弁による脱水かご内部への給水とを行なって、
    洗濯物の脱水すすぎをするようにしたものであって、前
    記脱水かごの回転数を検出する回転数検出手段を具える
    と共に、前記給水弁への通電を前記脱水モータの断電と
    ほゞ同時又はその前,後のいずれかから始め、その後前
    記回転数検出手段により前記脱水かごの回転数が設定回
    転数まで低下したことが検出されたときに、それに基づ
    いて前記給水弁への通電を停止させるように制御する制
    御手段を具えたことを特徴とする脱水すすぎ装置。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JPS5789473A (en) * 1980-11-25 1982-06-03 Canon Inc Metal evaporation process
JPS57103695A (en) * 1980-12-18 1982-06-28 Sanyo Electric Co Dehydrator with rinsing device

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