JP2798786B2 - 光磁気信号の読出方法 - Google Patents

光磁気信号の読出方法

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    • C01INORGANIC CHEMISTRY
    • C01BNON-METALLIC ELEMENTS; COMPOUNDS THEREOF; METALLOIDS OR COMPOUNDS THEREOF NOT COVERED BY SUBCLASS C01C
    • C01B33/00Silicon; Compounds thereof
    • C01B33/113Silicon oxides; Hydrates thereof
    • C01B33/12Silica; Hydrates thereof, e.g. lepidoic silicic acid

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  • Organic Chemistry (AREA)
  • Inorganic Chemistry (AREA)
  • Optical Head (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本発明は、外部共振型半導体レーザを用いて光磁気記
録媒体に記録された情報を読み出す光磁気信号の読出方
法に関する。
[従来の技術] 光磁気ディスクは、データの書換えが可能な大容量記
録媒体として期待されているが、現在のところアクセス
タイムの点で固定型磁気ディスクに劣っている。アクセ
スタイムを高速化するには、光ヘッドを小型化、軽量化
することが有効である。その小型化、軽量化の一例とし
て、最近光磁気媒体を外部共振器の一方の反射鏡とする
ことで、媒体のカー回転方向の反転を検出する方式が提
案されている。(光メモリシンポジウム、1988年、P3
1、福島、佐脇氏) 次に、その方式について、第4図〜第6図を参照しな
がら説明する。まず、第4図により直交2モード発振に
ついて説明する。第4図中、1は両端面に反射防止膜が
施された半導体レーザである。また、2,3はそれぞれ1/4
波長板であって、半導体レーザ1の両端面から射出され
るTE偏光の光を左円偏光に、TM偏光の光を右円偏光に変
換するように働く。更に、4は反射鏡、5は部分透過鏡
であり、これらは外部共振器を構成している。
上記構成では、互いに直交する二つの偏光モードが存
在する。即ち、図中Aの光をTM偏光として図面上左へ射
出していく光とすると、その光は1/4波長板2により右
円偏光となり、反射鏡4で反射される。この後、再び1/
4波長板2によりTE偏光の光となって半導体レーザ1内
を通過し、他方側の1/4波長板3により左円偏光とな
る。そして、この光は部分透過鏡5で反射された後、再
び1/4波長板3により元のTM偏光となって半導体レーザ
1に入射する。同様に図中Bの光は、TE偏光の光であっ
たものが、1/4波長板2,3、反射鏡4、部分透過鏡5によ
って、左円偏光、TM偏光、右円偏光を経て、再び元のTE
偏光に戻る。
このように、A,Bの光で説明した両偏光モードとも、T
E偏光とTM偏光を1回づつ経るので、半導体レーザ1の
異方性によるTE,TM間の位相差、利得差を相殺すること
ができる。そして、部分透過鏡5から射出する光は、両
偏光モードとも同一の周波数で発振する。この発振周波
数をfOとする。
次に、第5図に示すように、反射鏡4の代わりに光磁
気記録媒体6を使用することで、外部共振器を構成す
る。この場合、光磁気記録媒体6で反射する右円偏光と
左円偏光の間で、位相差が生じるため、A,Bの光の周波
数はわずかにずれる。そのため、部分透過鏡5を透過す
るA,Bの光の周波数は、それぞれfO−fK/2,fO+fK/2とな
る。これらを検光子7を通して干渉させ、光検出器で検
出すると、周波数fKのビート信号が得られる。ところ
が、光磁気記録媒体6の上向き磁化と、下向き磁化の両
方に対して、ビート信号の周波数は同じfKとなるので、
このままでは上向き磁化と下向き磁化の違いをビート周
波数の違いとして検出することができない。
そこで、前述した方式では、第6図に示すように、バ
イアス用のファラデーローテータ8を設けることで、前
述の問題点を解決している。即ち、ファラデーローテー
タ8により、ビート周波数を磁化の向きの違いで、fF
fKとfF−fKの違いとする。従って、ビート周波数を検出
することにより、光磁気媒体の磁化の向きを検出するこ
とで、記録情報を検出しようというものである。
[発明が解決しようとしている課題] しかしながら、上記従来例では、バイアス用のファラ
デーローテータは光ヘッド内の他の部品に比べると、比
較的大型で、重量も重い。そのため、ファラデーローテ
ータを使用した場合、光ヘッドの小型化、軽量化の障害
となり、アクセスタイムの高速化が充分には図れなかっ
た。また、記録方式として、マーク間記録方式とマーク
長記録方式を比較した場合、記録密度の点でマーク長記
録方式の方が優れている。このマーク長記録方式では、
光磁気記録媒体の磁区の境界を検出し、記録情報の1,0
を区別しなければならない。しかし、上記従来例にあっ
ては、磁区の境界を検出することが困難であるため、記
録密度の優れたマーク長記録方式に用いることができ
ず、使用する記録方式が制限されるという問題があっ
た。
本発明は、このような事情に鑑みなされたもので、そ
の目的は、マーク長記録方式による記録情報の読み出し
に外部共振型半導体レーザを用いることにより、光ヘッ
ドを充分に小型化、軽量化することが可能な光磁気信号
の読出方法を提供することにある。
[課題を解決するための手段] 本発明の目的は、光磁気記録媒体に対し、両端面に反
射防止膜を形成した半導体レーザの一端面を1/4波長板
を介して対峙させ、前記半導体レーザの他側の端面から
前記媒体より反射したレーザ光を1/4波長板及び部分透
過鏡を介して取り出し、前記部分透過鏡を透過した光を
光検出器で検出し、得られたビート信号の周波数の変化
から前記媒体に記録された情報を読み出す光磁気信号の
読出方法において、前記光磁気記録媒体として、上向き
に磁化されたピットと下向きに磁化されたピットとが交
互に形成され、これらのピットの磁界が情報を示すマー
ク長記録方式で記録された媒体を用い、前記ビート信号
の周波数の変化する点を前記ピットの境界として検出す
ることを特徴とする光磁気信号の読出方法によって達成
される。
[作用] 本発明によれば、マーク長記録方式で情報が記録され
た光磁気記録媒体からの光磁気信号の読出しに外部共振
型半導体レーザを用い、光検出器で得られたビート信号
の周波数の変化する点を上向き磁化と下向き磁化のピッ
トの境界として検出することにより、ファラデーローテ
ータを用いることなく、光磁気信号を読み出すことがで
きる。
[実施例] 以下、本発明の実施例について、図面を参照しながら
詳細に説明する。第1図は、本発明の光磁気信号の読出
方法の特徴を最もよく表わす図である。なお、第1図で
は従来装置と同一部分は同一符号を付してある。
第1図において、1は両端面に反射防止膜が施された
半導体レーザである。半導体レーザ1の両側には、それ
ぞれ1/4波長板2,3が配置され、半導体レーザ1から射出
されるTE偏光の光を左円偏光に、またTM偏光の光を右円
偏光に変換する構成である。半導体レーザ1は、光磁気
記録媒体6に対し、1/4波長板2を介して対向配置され
ている。
半導体レーザ1の他方側の端面側部に設けられた1/4
波長板3の外側には、部分透過鏡5が配設されている。
この部分透過鏡5と光磁気記録媒体6により、従来同様
に外部共振器型の半導体レーザが構成されている。ま
た、部分透過鏡5の外側には、検光子7が配設され、更
にその外側には光検出器9が配設されている。
光検出器9で検出された信号は、LPF(ローパスフィ
ルタ)10、BPF(バンドパスフィルタ)11へ出力され
る。LPF10の出力は、図示しないAT(オートトラッキン
グ)制御部へ送られ、その信号を用いてトラッキング制
御が行われる。また、BPF11の出力は整流回路12、微分
回路13を経て検出回路14へ送られる。これらの回路は、
詳しく後述するように、光磁気記録媒体6に記録された
上向き磁化によるピットと下向き磁化によるピットの境
界を検出する磁区境界検出回路として動作する。
そこで、本実施例の具体的動作について、第2図に示
すタイムチャートを参照しながら説明する。
第2図(a)は光磁気記録媒体6に記録された磁区パ
ターンである。図中、斜線で示す領域15は、磁化の向き
が上向きであり、白抜きで示す領域16が磁化の向きが下
向きである。また、17a〜17dは磁区パターンが記録され
たトラック上を走査する光スポットである。
ここで、検光子7を透過した半導体レーザの反射光
は、光検出器9にビート信号として検出される。この場
合、外部共振器長をL、カー回転角をθ、光速度をCと
すると、ビート信号のビート周波数は、次の(1)式で
得られる。
fK=Cθ/2πL …(1) θは普通1度前後であるため、共振器長を数十mm〜百
数十mmとすると、ビート周波数は数十GHz〜数百GHzとな
る。このビート周波数fKは、光スポット17aや17cのよう
に、上向きピット、下向きピットのいずれかの領域に位
置している場合、前述の(1)式で得られる一定周波数
となる。ところが、光スポット17bや17dのように、上向
きピットと、下向きピットの境界に位置している場合
は、前述したA,Bの同じ偏光モードの中に、それぞれfO
−fK/2,fO+fK/2が存在し、半導体レーザ1内や検光子
7上で複雑な干渉を生じる。そのため、ビート周波数が
(1)式で得られるfKからずれる。
第2図(b)はこのようなビート信号をBPF11を通し
た信号波形である。BPF11は、前述の周波数fK成分を通
すフィルタである。この図から明らかなように、磁区の
境界ではビート周波数がfKからずれるため、振幅レベル
が減少する。また、このBPF11の出力を整流回路13で整
流すると、第2図(c)に示すように、磁区の境界でレ
ベルが最小となる得号が得られる。従って、この信号を
微分回路13で微分すると、第2図(d)に示すような微
分波形の信号が得られる。整流信号の最小値のタイミン
グは、微分信号のゼロクロス点のタイミングと一致する
ため、検出回路14はそのゼロクロス点を検出すること
で、磁区の境界を検出する。
第3図に光磁気記録媒体6のフォーマットを示す。こ
の実施例は、サンプルサーボ方式の装置であるので、記
録領域はサーボ領域とデータ領域に分かれている。従っ
て、サーボ領域には、トラッキング用のウォブルドピッ
ト15,16とタイミングピット17が記録されている。ま
た、本例では、オートフォーカスを行う場合、浮上型の
光ヘッドとすることにより、その浮上上で制御を行う。
オートトラッキングは、第1図の光検出器9の出力をLP
F10を通した信号により、ウォブルドピット15,16からの
反射回折光量の違いを検出し、それに基づいて制御を行
う。
なお、以上の実施例では、ビート信号の周波数変化を
BPFにより振幅レベルを減少させることで検出したが、
ビート周波数を直接検出することも可能である。
[発明の効果] 以上説明したように本発明によれば、マーク長記録方
式で情報が記録された光磁気記録媒体からの光磁気信号
の読出しに外部共振型半導体レーザを用い、光検出器で
得られたビート信号の周波数の変化する点を上向き磁化
と下向き磁化のピットの境界として検出することによ
り、ファラデーローテータを用いることなく、光磁気信
号を読み出すことができる。従って、光ヘッドの構成部
品の中でも比較的大型であったファラデーローテータが
なくなるので、その分、光ヘッドの小型化、軽量化が図
れ、光磁気記録媒体の課題であったアクセスタイムを短
縮できるという効果がある。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の光磁気信号の読出方法の一実施例を説
明するためのブロック図、第2図は第1図の実施例の動
作を示すタイムチャート、第3図は光磁気記録媒体のフ
ォーマットを示す説明図、第4、第5、第6図はそれぞ
れ従来例の光ヘッドの構成を示す概略構成図である。 1:半導体レーザ、2,3:1/4波長板 5:部分透過鏡、6:光磁気記録媒体 7:検光子、9:光検出器、11:BPF 12:整流回路、13:微分回路 14:検出回路

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】光磁気記録媒体に対し、両端面に反射防止
    膜を形成した半導体レーザの一端面を1/4波長板を介し
    て対峙させ、前記半導体レーザの他側の端面から前記媒
    体より反射したレーザ光を1/4波長板及び部分透過鏡を
    介して取り出し、前記部分透過鏡を透過した光を光検出
    器で検出し、得られたビート信号の周波数の変化から前
    記媒体に記録された情報を読み出す光磁気信号の読出方
    法において、 前記光磁気記録媒体として、上向きに磁化されたピット
    と下向きに磁化されたピットとが交互に形成され、これ
    らのピットの境界が情報を示すマーク長記録方式で記録
    された媒体を用い、前記ビート信号の周波数の変化する
    点を前記ピットの境界として検出することを特徴とする
    光磁気信号の読出方法。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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