JP2798160B2 - ブロー成形機 - Google Patents
ブロー成形機Info
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- parison
- die
- molding machine
- blow molding
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Classifications
-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B29—WORKING OF PLASTICS; WORKING OF SUBSTANCES IN A PLASTIC STATE IN GENERAL
- B29C—SHAPING OR JOINING OF PLASTICS; SHAPING OF MATERIAL IN A PLASTIC STATE, NOT OTHERWISE PROVIDED FOR; AFTER-TREATMENT OF THE SHAPED PRODUCTS, e.g. REPAIRING
- B29C49/00—Blow-moulding, i.e. blowing a preform or parison to a desired shape within a mould; Apparatus therefor
- B29C49/42—Component parts, details or accessories; Auxiliary operations
- B29C49/78—Measuring, controlling or regulating
-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B29—WORKING OF PLASTICS; WORKING OF SUBSTANCES IN A PLASTIC STATE IN GENERAL
- B29C—SHAPING OR JOINING OF PLASTICS; SHAPING OF MATERIAL IN A PLASTIC STATE, NOT OTHERWISE PROVIDED FOR; AFTER-TREATMENT OF THE SHAPED PRODUCTS, e.g. REPAIRING
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- B29C49/42—Component parts, details or accessories; Auxiliary operations
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- B29C2049/7873—Extrusion speed; Extruded preform position or length; Extrusion fall speed
-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B29—WORKING OF PLASTICS; WORKING OF SUBSTANCES IN A PLASTIC STATE IN GENERAL
- B29C—SHAPING OR JOINING OF PLASTICS; SHAPING OF MATERIAL IN A PLASTIC STATE, NOT OTHERWISE PROVIDED FOR; AFTER-TREATMENT OF THE SHAPED PRODUCTS, e.g. REPAIRING
- B29C49/00—Blow-moulding, i.e. blowing a preform or parison to a desired shape within a mould; Apparatus therefor
- B29C49/02—Combined blow-moulding and manufacture of the preform or the parison
- B29C49/04—Extrusion blow-moulding
-
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- B29—WORKING OF PLASTICS; WORKING OF SUBSTANCES IN A PLASTIC STATE IN GENERAL
- B29C—SHAPING OR JOINING OF PLASTICS; SHAPING OF MATERIAL IN A PLASTIC STATE, NOT OTHERWISE PROVIDED FOR; AFTER-TREATMENT OF THE SHAPED PRODUCTS, e.g. REPAIRING
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- B29C49/02—Combined blow-moulding and manufacture of the preform or the parison
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- B29C49/04118—Means for supporting the extruded parison
Landscapes
- Engineering & Computer Science (AREA)
- Manufacturing & Machinery (AREA)
- Mechanical Engineering (AREA)
- Processing And Handling Of Plastics And Other Materials For Molding In General (AREA)
- Blow-Moulding Or Thermoforming Of Plastics Or The Like (AREA)
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は,中空体を成形するブロ
ー成形機に関するものである。
ー成形機に関するものである。
【0002】
【従来の技術】ブロー成形機は,一般に溶融した樹脂を
ダイスの下端から大気中に射出し,チューブ状のパリソ
ン20を形成して,このパリソン20をダイス16の下
方に配置した金型のキャビティを収納し,キャビティに
収納したパリソン20に高圧気体を吹き込むようになっ
ている。ところが溶融した樹脂によってパリソン20を
形成するため,樹脂の種類や樹脂の温度,さらに,周囲
の温度によって,パリソン20の自重による垂れ下がり
(ドローダウン)の状態が著しく異なり,成形するパリ
ソン20の長さや肉厚に大きなバラツキを生じ,成形不
良が発生したり,バリの発生が多くなって材料の損失が
増大し,成形効率が低下する。
ダイスの下端から大気中に射出し,チューブ状のパリソ
ン20を形成して,このパリソン20をダイス16の下
方に配置した金型のキャビティを収納し,キャビティに
収納したパリソン20に高圧気体を吹き込むようになっ
ている。ところが溶融した樹脂によってパリソン20を
形成するため,樹脂の種類や樹脂の温度,さらに,周囲
の温度によって,パリソン20の自重による垂れ下がり
(ドローダウン)の状態が著しく異なり,成形するパリ
ソン20の長さや肉厚に大きなバラツキを生じ,成形不
良が発生したり,バリの発生が多くなって材料の損失が
増大し,成形効率が低下する。
【0003】そこで,従来はパリソン20の長さを一定
とするために次のような方法をとっていた。すなわち,
図5に示したように,雌金型10aの下端に平らな板状
のパリソン受21をもうけ,型開閉ができるようにし,
ダイス16からパリソン20が射出され下降してくる
と,このパリソン受21でパリソン20がドローダウン
するのを防いでいた。
とするために次のような方法をとっていた。すなわち,
図5に示したように,雌金型10aの下端に平らな板状
のパリソン受21をもうけ,型開閉ができるようにし,
ダイス16からパリソン20が射出され下降してくる
と,このパリソン受21でパリソン20がドローダウン
するのを防いでいた。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】ところが,従来の方法
においては,パリソン20がパリソン受21に達するま
での間のドローダウンの低減はできず,また,パリソン
受21にパリソン20が触れてパリソン受21に接触し
たパリソン20は樹脂温度が低下し,表面性状が悪くな
る。
においては,パリソン20がパリソン受21に達するま
での間のドローダウンの低減はできず,また,パリソン
受21にパリソン20が触れてパリソン受21に接触し
たパリソン20は樹脂温度が低下し,表面性状が悪くな
る。
【0005】本発明は,前記従来技術の欠点を解消する
ためになされたもので,ドローダウンの激しい樹脂を使
用した場合にも適正な成形をすることができるブロー成
形機を提供することを目的としている。
ためになされたもので,ドローダウンの激しい樹脂を使
用した場合にも適正な成形をすることができるブロー成
形機を提供することを目的としている。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記の目的を達成するた
めに,本発明では,ダイスから射出したパリソンを金型
のキャビティに導入し,キャビティ内の前記パリソンに
高圧気体を吹き込んで所定の形状に成形するブロー成形
機において,前記ダイスの下方に配置され,予め定めた
長さに達した前記パリソンの下端を支持する伸縮可能な
ガイド部材の先端部に取付けられたパリソン受を,パリ
ソンの下降速度を検出する速度検出器からの信号と,予
め定めた速度信号との偏差に応じて下降速度制御するパ
リソン下降制御装置を有する構成にした。
めに,本発明では,ダイスから射出したパリソンを金型
のキャビティに導入し,キャビティ内の前記パリソンに
高圧気体を吹き込んで所定の形状に成形するブロー成形
機において,前記ダイスの下方に配置され,予め定めた
長さに達した前記パリソンの下端を支持する伸縮可能な
ガイド部材の先端部に取付けられたパリソン受を,パリ
ソンの下降速度を検出する速度検出器からの信号と,予
め定めた速度信号との偏差に応じて下降速度制御するパ
リソン下降制御装置を有する構成にした。
【0007】
【作用】上記の如く構成した本発明は,パリソン受がダ
イスから射出されたパリソン下端を支持するため,ドロ
ーダウンの激しい樹脂を使用したとしても,パリソンが
千切れて落下し,成形不能となる事態の発生を防ぐこと
ができ,また成形するパリソン長を一定に保持してバリ
の発生を少なくし,成形効率を向上することができる。
イスから射出されたパリソン下端を支持するため,ドロ
ーダウンの激しい樹脂を使用したとしても,パリソンが
千切れて落下し,成形不能となる事態の発生を防ぐこと
ができ,また成形するパリソン長を一定に保持してバリ
の発生を少なくし,成形効率を向上することができる。
【0008】
【実施例】本発明に係るブロー成形機の好ましい実施例
を図面に従って説明する。図1は本発明に係るブロー成
形機の説明図である。図1において,ダイス16の下方
にはアルミニウム板を加工して用いたパリソン受22が
設けてある。このパリソン受22は上方に反った形状を
していてパリソン20がパリソン受22から落下するの
を防止している。
を図面に従って説明する。図1は本発明に係るブロー成
形機の説明図である。図1において,ダイス16の下方
にはアルミニウム板を加工して用いたパリソン受22が
設けてある。このパリソン受22は上方に反った形状を
していてパリソン20がパリソン受22から落下するの
を防止している。
【0009】パリソン受22の上部には,例えば断熱性
を有するフッ素樹脂23等をコーティングし,パリソン
受22の上に乗ったパリソン20が冷却されるのを防止
している。また,パリソン受22は金型10a,10b
を開閉する型締装置の型締フレーム26に設けた昇降シ
リンダ28によって昇降させられるようになっている。
すなわち,昇降シリンダ28のシリンダロッド30の先
端(上端)には,連結具32が固定してあり(図2参
照),この連結具32の上部にパリソン受22が固着し
てある。また,シリンダロッド30は二重管状に用いら
れた伸縮自在な前部ロッド30aと後部ロッド30bか
ら構成されている。
を有するフッ素樹脂23等をコーティングし,パリソン
受22の上に乗ったパリソン20が冷却されるのを防止
している。また,パリソン受22は金型10a,10b
を開閉する型締装置の型締フレーム26に設けた昇降シ
リンダ28によって昇降させられるようになっている。
すなわち,昇降シリンダ28のシリンダロッド30の先
端(上端)には,連結具32が固定してあり(図2参
照),この連結具32の上部にパリソン受22が固着し
てある。また,シリンダロッド30は二重管状に用いら
れた伸縮自在な前部ロッド30aと後部ロッド30bか
ら構成されている。
【0010】金型10a,10bをそれぞれプラテン1
2a,12bに取付け,このプラテン12a,12bを
取付けた型締シリンダ40a,40bを作動し,金型1
0a,10bの開閉を行うようになっている。なお,ダ
イス16の下端付近にはパリソン20を挾むためのピン
チ刃41,42が配設してある。
2a,12bに取付け,このプラテン12a,12bを
取付けた型締シリンダ40a,40bを作動し,金型1
0a,10bの開閉を行うようになっている。なお,ダ
イス16の下端付近にはパリソン20を挾むためのピン
チ刃41,42が配設してある。
【0011】一方,ダイス16はハウジング17の内部
にダイスリップ18が配設してある。ダイスリップ18
は略円錐台形状をなし,下端部が上端部より大径となっ
ているとともに,上端部はパリソンコントロールロッド
19が接続してある。そして,ダイスリップ18は前記
パリソンコントロールロッド19によって上下動作させ
られ,ハウジング17との間に形成したダイスギャップ
15の開口度を変化させ,パリソン20の肉厚を調整す
る。
にダイスリップ18が配設してある。ダイスリップ18
は略円錐台形状をなし,下端部が上端部より大径となっ
ているとともに,上端部はパリソンコントロールロッド
19が接続してある。そして,ダイスリップ18は前記
パリソンコントロールロッド19によって上下動作させ
られ,ハウジング17との間に形成したダイスギャップ
15の開口度を変化させ,パリソン20の肉厚を調整す
る。
【0012】上図の如く構成したブロー成形機の動作を
説明する。図1において,ダイス16からパリソン20
が射出され,ダイス16下方に配設されたピンチ刃4
1,42でパリソン20の先端部をプリピンチする。プ
リピンチ時にはパリソン20の射出は一旦停止させるも
ののプリピンチ後はパリソン20が引続き射出されて下
降する。
説明する。図1において,ダイス16からパリソン20
が射出され,ダイス16下方に配設されたピンチ刃4
1,42でパリソン20の先端部をプリピンチする。プ
リピンチ時にはパリソン20の射出は一旦停止させるも
ののプリピンチ後はパリソン20が引続き射出されて下
降する。
【0013】発光側のランプ14aと受光側の光電管1
4bからなるパリソン検出器14がパリソン20の先端
部を検出すると,その検出信号は演算部52を経由し,
設定部51に入力され,予めプログラム設定されたパリ
ソン遅れ速度信号を比較部53へ入力する。また,パリ
ソン検出器14と同一水平面上に配置された速度検出器
25よりパリソン20の速度信号が比較部53へ入力さ
れる。比較部53は設定部51からのパリソン遅れ速度
信号と速度検出器25からのパリソン下降速度の偏差を
演算部52へ出力する。
4bからなるパリソン検出器14がパリソン20の先端
部を検出すると,その検出信号は演算部52を経由し,
設定部51に入力され,予めプログラム設定されたパリ
ソン遅れ速度信号を比較部53へ入力する。また,パリ
ソン検出器14と同一水平面上に配置された速度検出器
25よりパリソン20の速度信号が比較部53へ入力さ
れる。比較部53は設定部51からのパリソン遅れ速度
信号と速度検出器25からのパリソン下降速度の偏差を
演算部52へ出力する。
【0014】演算部52はその偏差信号により駆動部5
4へ指令信号を送り,駆動部54は昇降シリング28を
介してパリソン受22を後退させる。すなわち,パリソ
ン下降制御装置50ではパリソン20の下降速度と,予
めプログラム設定された遅れ速度との偏差信号により,
パリソン受22の下降速度を制御する。
4へ指令信号を送り,駆動部54は昇降シリング28を
介してパリソン受22を後退させる。すなわち,パリソ
ン下降制御装置50ではパリソン20の下降速度と,予
めプログラム設定された遅れ速度との偏差信号により,
パリソン受22の下降速度を制御する。
【0015】図3は本発明における設定部51の設定方
法を示した線図の一例である。過去の経験則では,パリ
ソン検出器14がパリソン20の先端部を検知してパリ
ソン20の射出が完了するまでの平均時間が約3秒であ
った。このことから,本発明では,3秒を0.1秒ごと
に30分割して30個のパリソン遅れ速度設定を時間ベ
ースの設定に対して行う。パリソン検出器14でパリソ
ン20の先端部を検知して,射出完了までの時間が3秒
以上かかる場合は,30番目のパリソン遅れ速度設定値
を保持するものとする。
法を示した線図の一例である。過去の経験則では,パリ
ソン検出器14がパリソン20の先端部を検知してパリ
ソン20の射出が完了するまでの平均時間が約3秒であ
った。このことから,本発明では,3秒を0.1秒ごと
に30分割して30個のパリソン遅れ速度設定を時間ベ
ースの設定に対して行う。パリソン検出器14でパリソ
ン20の先端部を検知して,射出完了までの時間が3秒
以上かかる場合は,30番目のパリソン遅れ速度設定値
を保持するものとする。
【0016】なお,本発明における実施例では,パリソ
ン検出器14がパリソン20の先端部を検知してパリソ
ン20の射出が完了するまでの時間を3秒と仮定し,
0.1秒ごとに30分割したが,0.1秒および3秒と
いう時間は,樹脂の種類,樹脂の粘度,樹脂圧力および
ダイスギャップ15などによって変わるものであり,任
意に選択し得るものとする。また,本実施例ではパリソ
ン検出器14がパリソン20の先端部を検知してパリソ
ン20の射出が完了するまでの時間を基準にし,この時
間を適宜な時間間隔に分割した時間ベースの設定にした
が,これをアキュムレータ60のプランジャ61の前進
限と後退限のストロークを適宜な長さ間隔に分割した位
置ベースの設定にしてもよい。
ン検出器14がパリソン20の先端部を検知してパリソ
ン20の射出が完了するまでの時間を3秒と仮定し,
0.1秒ごとに30分割したが,0.1秒および3秒と
いう時間は,樹脂の種類,樹脂の粘度,樹脂圧力および
ダイスギャップ15などによって変わるものであり,任
意に選択し得るものとする。また,本実施例ではパリソ
ン検出器14がパリソン20の先端部を検知してパリソ
ン20の射出が完了するまでの時間を基準にし,この時
間を適宜な時間間隔に分割した時間ベースの設定にした
が,これをアキュムレータ60のプランジャ61の前進
限と後退限のストロークを適宜な長さ間隔に分割した位
置ベースの設定にしてもよい。
【0017】図4は図1の制御方法を適用したブロー成
形機の動作フローの1例である。まず,パリソン20が
ダイスギャップ15から射出される前に昇降シリンダ2
8のピストンヘッド側に圧油を供給してパリソン受22
の上昇動作(ステップ200)を開始し,パリソン受2
2を所定の位置,すなわち,パリソン検出器14がパリ
ソン20の先端部を検出する直前の位置まで上昇させて
おく(ステップ201)。次いで,ダイスギャップ15
からパリソン20を射出すると(ステップ202),パ
リソン20がダイス16より垂下し,パリソン20の先
端位置がパリソン検出器14で検知されると(ステップ
203),予め設定部51に入力されたプログラム設定
と,速度検出器25で検出された実測のパリソン下降速
度信号を比較し,その差分を指令出力信号として駆動部
54を介してパリソン20の下降速度を制御する(ステ
ップ204)。
形機の動作フローの1例である。まず,パリソン20が
ダイスギャップ15から射出される前に昇降シリンダ2
8のピストンヘッド側に圧油を供給してパリソン受22
の上昇動作(ステップ200)を開始し,パリソン受2
2を所定の位置,すなわち,パリソン検出器14がパリ
ソン20の先端部を検出する直前の位置まで上昇させて
おく(ステップ201)。次いで,ダイスギャップ15
からパリソン20を射出すると(ステップ202),パ
リソン20がダイス16より垂下し,パリソン20の先
端位置がパリソン検出器14で検知されると(ステップ
203),予め設定部51に入力されたプログラム設定
と,速度検出器25で検出された実測のパリソン下降速
度信号を比較し,その差分を指令出力信号として駆動部
54を介してパリソン20の下降速度を制御する(ステ
ップ204)。
【0018】ダイス16からパリソン20の射出が完了
(ステップ205)した後では,図示しない別の出力信
号によって金型10a,10b間に垂下したパリソン2
0の型締が行われる(ステップ209)。型締の後,パ
リソン20を冷却し(ステップ210),製品取出が行
われて一ショットの成形サイクルが完了する。次いで次
ショットの成形動作が再度開始される。
(ステップ205)した後では,図示しない別の出力信
号によって金型10a,10b間に垂下したパリソン2
0の型締が行われる(ステップ209)。型締の後,パ
リソン20を冷却し(ステップ210),製品取出が行
われて一ショットの成形サイクルが完了する。次いで次
ショットの成形動作が再度開始される。
【0019】以上に説明したように,本発明によれば,
ダイスから射出したパリソンを金型のキャビティに導入
し,キャビティ内の前記パリソンに高圧気体を吹き込ん
で所定の形状に成形するブロー成形機において,前記ダ
イスの下方に配置され,予め定めた長さに達した前記パ
リソンの下端を支持する伸縮可能なガイド部材の先端部
に取付けられたパリソン受を,パリソンの下降速度を検
出する速度検出器からの信号と,予め定めた速度信号と
の偏差に応じて下降速度制御するパリソン下降制御装置
を有することにより,予め定めたパリソン速度設定によ
りパリソン受の下降速度を制御してパリソンのドローダ
ウンを低滅するとともに,毎ショットごとに安定したパ
リソンの成形を行うことができる。
ダイスから射出したパリソンを金型のキャビティに導入
し,キャビティ内の前記パリソンに高圧気体を吹き込ん
で所定の形状に成形するブロー成形機において,前記ダ
イスの下方に配置され,予め定めた長さに達した前記パ
リソンの下端を支持する伸縮可能なガイド部材の先端部
に取付けられたパリソン受を,パリソンの下降速度を検
出する速度検出器からの信号と,予め定めた速度信号と
の偏差に応じて下降速度制御するパリソン下降制御装置
を有することにより,予め定めたパリソン速度設定によ
りパリソン受の下降速度を制御してパリソンのドローダ
ウンを低滅するとともに,毎ショットごとに安定したパ
リソンの成形を行うことができる。
【図1】本発明の実施に係るブロー成形機の説明図であ
る。
る。
【図2】実施例のパリソン受部の詳細説明図である。
【図3】本発明における設定器の設定方法を示した線図
である。
である。
【図4】実施例のパリソン射出制御装置の作用を説明す
るフローチャートである。
るフローチャートである。
【図5】従来のパリソン長を制御する方法の説明図であ
る。
る。
10a,10b 金型 14 パリソン検出器 51 ダイスギャップ 16 ダイス 17 ハウジング 18 ダイスリップ 20 パリソン 22 パリソン受 23 断熱樹脂 28 昇降シリンダ 50 パリソン下降制御装置 51 設定部 52 演算部 53 比較部 54 駆動部
フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.6,DB名) B29C 49/04,49/42,49/56,49/78 B29B 11/10 B29C 47/20 - 47/28 B29L 22:00
Claims (1)
- 【請求項1】 ダイスから射出したパリソンを金型のキ
ャビティに導入し,キャビティ内の前記パリソンに高圧
気体を吹き込んで所定の形状に成形するブロー成形機に
おいて,前記ダイスの下方に配置され,予め定めた長さ
に達した前記パリソンの下端を支持する伸縮可能なガイ
ド部材の先端部に取付けられたパリソン受を,パリソン
の下降速度を検出する速度検出器からの信号と,予め定
めた速度信号との偏差に応じて下降速度制御するパリソ
ン下降制御装置を有することを特徴とするブロー成形
機。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP3232592A JP2798160B2 (ja) | 1991-06-07 | 1991-06-07 | ブロー成形機 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP3232592A JP2798160B2 (ja) | 1991-06-07 | 1991-06-07 | ブロー成形機 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH04361018A JPH04361018A (ja) | 1992-12-14 |
JP2798160B2 true JP2798160B2 (ja) | 1998-09-17 |
Family
ID=16941776
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP3232592A Expired - Lifetime JP2798160B2 (ja) | 1991-06-07 | 1991-06-07 | ブロー成形機 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2798160B2 (ja) |
Families Citing this family (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
ITBO20030743A1 (it) * | 2003-12-11 | 2005-06-12 | Techne Technipack Engineering Itali A S P A | Procedimento ed apparato per diminuire i tempi di ciclo e per migliorare la qualita'di produzione delle macchine adibite alla estrusione di |
Family Cites Families (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS62202712A (ja) * | 1985-09-28 | 1987-09-07 | Kyoraku Co Ltd | パリスンの押出方法及びその装置 |
JPH0635142B2 (ja) * | 1986-01-30 | 1994-05-11 | 石川島播磨重工業株式会社 | ブロー成形装置 |
-
1991
- 1991-06-07 JP JP3232592A patent/JP2798160B2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
Publication number | Publication date |
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JPH04361018A (ja) | 1992-12-14 |
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