JP2797853B2 - 薄形密閉形蓄電池 - Google Patents

薄形密閉形蓄電池

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JP2797853B2 JP4228635A JP22863592A JP2797853B2 JP 2797853 B2 JP2797853 B2 JP 2797853B2 JP 4228635 A JP4228635 A JP 4228635A JP 22863592 A JP22863592 A JP 22863592A JP 2797853 B2 JP2797853 B2 JP 2797853B2
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    • Y02EREDUCTION OF GREENHOUSE GAS [GHG] EMISSIONS, RELATED TO ENERGY GENERATION, TRANSMISSION OR DISTRIBUTION
    • Y02E60/00Enabling technologies; Technologies with a potential or indirect contribution to GHG emissions mitigation
    • Y02E60/10Energy storage using batteries

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  • Sealing Battery Cases Or Jackets (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、外装ケース内に素電池
が配置された薄形密閉形蓄電池に関するものである。
【0002】
【従来の技術】この種の蓄電池の代表的なものとして
は、電槽が合成樹脂フィルムによって形成されたいわゆ
るフィルムパック式密閉形鉛蓄電池を素電池として、こ
れを1個または複数個積層し、金属製の加圧ケースを用
いて素電池を加圧し、加圧した素電池を更にABS樹脂
やポリプロピレン樹脂等の合成樹脂からなる剛性を有す
る外装ケース内に配置したものがある。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】この種の蓄電池をより
薄形化しようとしても、既存のフィルムパックの密閉形
蓄電池には薄形化に限界があり、また加圧ケースを用い
ることも薄形化を阻害している。また極板を薄形化する
と、薄い集電体への活物質の充填工程、熟成工程、化成
工程、組み立て工程を極板が流れる際に、極板に反り、
亀裂、割れが発生しやすく、また活物質が脱落しやすく
なる。特に鉛蓄電池で正極板を薄形化すると、化成中に
活物質の体積変化によって正極活物質と集電体との界面
に剥離が発生しやすくなる問題がある。
【0004】本発明の目的は、従来よりも厚みを薄くす
ることができる薄形密閉形蓄電池を提供することにあ
る。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明は、合成樹脂製の
剛性を有する複数のケース分割体が組合されて構成され
る外装ケースと、この外装ケース内に配置される少なく
とも一つの素電池とからなり、複数のケース分割体が素
電池の極板群を極板の積層方向に加圧する壁部をそれぞ
れ有している薄形密閉形蓄電池を対象とする。
【0006】請求項1の発明では、外装ケースを構成す
る剛性を有するケース分割体を素電池の電槽の一部とし
て用いて、素電池の薄形化を図るとともに加圧ケースを
不要にする。そこで本発明では、素電池を複数のケース
分割体から選択した一つのケース分割体と、このケース
分割体の壁部の極板群と対向する側面に周囲が接合され
たフィルム状またはシート状の合成樹脂体と、ケース分
割体の壁部と合成樹脂体との間に配置された極板群とか
ら構成する。そして複数のケース分割体を組合せて外装
ケースを構成した状態で少なくとも一つの素電池の極板
群を対向する二つのケース分割体のそれぞれの壁部によ
積層方向に加圧する。
【0007】一つのケース分割体に対して一つの素電池
を構成してもよいし、また二つの素電池を構成してもよ
い。一つのケース分割体に対して二つの素電池を構成す
る場合には、一つのケース分割体の両面に対してそれぞ
れ合成樹脂体を接合すればよい。また必ずしもケース分
割体の全てに対して素電池を構成する必要はない。
【0008】素電池として鉛蓄電池を用いる場合には、
請求項2の発明のように、素電池を構成する一つのケー
ス分割体の壁部の側面上に極板群を構成する正極板を支
持させるのが好ましい。
【0009】請求項3の発明は、二つのケース分割体が
組合されて構成される外装ケース内に二つの素電池を配
置する場合に部品点数をより少なくできる構成を提案す
る。すなわち二つの素電池のそれぞれを、一つのケース
分割体と、一つのケース分割体の壁部の極板群と対向す
側面に周囲が接合されたフィルム状またはシート状の
合成樹脂体と、一つのケース分割体と合成樹脂体との間
に配置された極板群とから構成する。すなわち二つのケ
ース分割体をそれぞれ用いて二つの素電池を構成する。
そして二つのケース分割体を、二つの素電池の合成樹脂
体を対向させるように組合せて外装ケースを構成した状
態で、二つの素電池の極板群を対向する二つのケース分
割体のそれぞれの壁部によって積層方向に加圧する。
【0010】請求項4の発明は、三つのケース分割体が
組合されて構成される外装ケースに四つの素電池を配置
する場合に部品点数をより少なくできる構成を提案す
る。本発明では、二つの素電池を、三つのケース分割体
のうち中央に配置されるケース分割体の壁部の両側に配
置される二つの素電池の極板群と対向する二つの側面に
それぞれ二枚のフィルム状またはシート状の合成樹脂体
の周囲を接合し且つケース分割体と二枚の合成樹脂体と
の間にそれぞれ極板群を配置して構成する。残りの二つ
の素電池はそれぞれ、中央に配置されるケース分割体の
両側に配置される一つのケース分割体の壁部の対応する
素電池の極板群と対向する側面にフィルム状またはシー
ト状の合成樹脂体の周囲を接合し、このケース分割体と
合成樹脂体との間に極板群を配置して構成する。そして
三つのケース分割体を組合せて外装ケースを構成した状
態で、対向する二つのケース分割体のそれぞれの壁部に
よりそれぞれ二つの素電池の極板群を積層方向に加圧す
る。
【0011】
【作用】請求項1の発明のように、外装ケースを構成す
る剛性を有するケース分割体を素電池の電槽の一部とし
て用いると、従来のフィルムパック式の蓄電池で必要と
された二枚の合成樹脂体のうち一枚を省くことができ
る。したがって素電池の厚みの薄形化を図ることができ
る。また複数のケース分割体を組合せて外装ケースを構
成した状態で対向する二つのケース分割体の壁部により
素電池を極板群の積層方向に加圧するようにすると、従
来必要とされた金属製の加圧ケースを用いることなく、
素電池を加圧することができる。その結果、本発明によ
れば、少ない部品点数で素電池を加圧することができ
て、しかも蓄電池の薄形化を図ることができる。
【0012】またケース分割体を電槽の一部として用い
ると、極板群を構成する極板の厚みをより薄くした場合
でも、ケース分割体が支持体となるため、薄い集電体へ
の活物質の充填工程、熟成工程、化成工程、組み立て工
程を極板が流れる際に、極板に反り、亀裂、割れが発生
するのを防止できる。特に請求項2の発明のように、素
電池として鉛蓄電池を用いる場合において、正極板をケ
ース分割体の壁部に支持させるようにすると、正極板を
薄形化した場合でも、化成中の活物質の体積変化による
正極活物質の集電体からの剥離を抑制できる。
【0013】請求項3の発明のように構成すると、二つ
の素電池を外装ケース内に収納する場合において、二つ
のケース分割体を用いて少ない部品点数で、二つの素電
池を加圧して、しかも蓄電池の薄形化を図ることができ
る。
【0014】請求項4の発明のように、三つのケース分
割体のうち中央に配置されるケース分割体の壁部の両側
に配置される二つの素電池の極板群と対向する二つの側
にそれぞれ二枚のフィルム状またはシート状の合成樹
脂体の周囲を接合し且つケース分割体と二枚の合成樹脂
体との間にそれぞれ極板群を配置して二つの素電池を構
成すると、四つの素電池を外装ケース内に収納する場合
において、少ない部品点数で四つの素電池を加圧して、
しかも蓄電池の薄形化を図ることができる。
【0015】
【実施例】以下図面を参照して本発明の実施例を詳細に
説明する。図1は、二つの密閉形鉛蓄電池からなる素電
池を外装ケースに収納した本発明の実施例の断面図であ
り、図2は図1の実施例で用いる一つの素電池の分解斜
視図である。これらの図において、1はポリプロピレン
樹脂等の合成樹脂材料によって成形された1.5mm厚の
ケース分割体2及び3を溶着等によって接合してなる外
装ケースである。ケース分割体2及び3は、底壁部2a
及び3aと周壁部2b及び3bとからなる一辺開口状の
箱形形状を有している。底壁部2a及び3aは、素電池
の極板群を極板の積層方向に加圧する壁部を構成するも
のである。底壁部2a及び3aの極板群と対向する側面
には約0.2mm厚の鉛シートからなる正極板用集電体
4が適宜の接着剤を用いて接合されている。正極用集電
体4は耳部を有しており、この耳部はケース分割体2及
び3に設けた正極端子T1 に接続されている。正極用集
電体4の上には、正極活物質ペーストを塗布して形成し
た正極活物質層5が配置されている。正極活物質層5の
形成作業は、ケース分割体2及び3を支持体として行な
われるため、作業を簡単に行える上、作業中に活物質層
が破損することは殆どない。6はガラス不織布等からな
る電解液保持体である。負極用集電体7は、ラミネート
構造のフィルム状またはシート状の合成樹脂体8に接着
剤等を用いて接合されており、負極用集電体7の上に
は、負極活物質ペーストを塗布して形成した負極活物質
層9が配置されている。負極用集電体7の耳部はケース
分割体2及び3の端子T2 に接続されている。フィルム
状またはシート状の合成樹脂体8,8は、それぞれケー
ス分割体2及び3の底壁部2a及び3aの側面に熱溶着
によって接合されている。これらの構成によって、ケー
ス分割体2及び3を電槽の一部とする二つの素電池A及
びBが構成されている。本実施例では、これら二つの素
電池A及びBを、それぞれの合成樹脂体8,8を対向さ
せるようにして組み合せ、ケース分割体2及び3の底壁
部2a及び3aの端面を溶着により接合して密閉形蓄電
池の組立を完了した。図1において符号10は、溶着部
を示している。図1の状態で、各素電池A及びBの極板
群を対向配置されるケース分割体2及び3によって加圧
するために、ケース分割体2及び3の周壁部2b及び3
bの高さ寸法を、非加圧状態の極板群の厚み寸法よりも
小さくしておく必要がある。なお二つの素電池を電気的
に直列接続または並列接続する場合には、各ケース分割
体2及び3に設けた端子T1 及びT2 を導電体またはリ
ード線等によって電気的に接続すれば良い。
【0016】図3は、二つの密閉形鉛蓄電池からなる素
電池を外装ケースに収納した本発明の他の実施例の断面
図であり、図4は図3の実施例で用いる二つの素電池を
構成する素電池ユニットの分解斜視図である。なお本実
施例において図1及び図2に示した実施例と同様の部材
には、図1及び図2に示した部材に付した符号と同じ符
号を付してある。本実施例では、外装ケース11を3つ
のケース分割体12,13及び14から構成する。ケー
ス分割体12は、断面形状がH形を成す構造を有してお
り、中央仕切り壁部12aとこの仕切り壁部12aを中
心にして相反する方向にのびる一対の周壁部12b及び
12cとから構成される。このケース分割体12の周壁
部12b及び12cからはそれぞれ端子T2 及び端子T
1 が突設されており、また仕切り壁部12aを間に挟む
ようにして断面コ字状の連結端子T3 が埋設されてい
る。この連結端子T3 の両端部は、仕切り壁部12aの
両側面側に接続部を露出させており、連結端子T3 の一
端には一方の極板群の正極集電体4の耳部が接続され、
連結端子T3 の他端には他方の極板群の負極集電体7の
耳部が接続されている。本実施例では、ケース分割体1
2の仕切り壁部12aの両面に正極集電体4が支持され
て二つの素電池C及びDが構成されている。そして本実
施例では、一対の周壁部12b及び12cの端部に、平
板状の第2及び第3のケース分割体13及び14が熱溶
着によって接合されて、ケース分割体12〜14が組合
された状態で、各素電池C及びDの極板群が加圧されて
いる。
【0017】図5は、三つの密閉形鉛蓄電池からなる素
電池B〜Dを外装ケース21に収納した本発明の他の実
施例の断面図である。なお本実施例において図1〜図4
に示した実施例と同様の部材には、図1〜図4に示した
部材に付した符号と同じ符号を付して説明を省略する。
本実施例では、外装ケース21を3つのケース分割体
3,12及び13から構成する。素電池C及びDは、前
述の図3及び図4に示した二つの素電池C及びDと同じ
であり、素電池Bは図1及び図2に示した素電池Bと同
じである。すなわち本実施例は、図2及び図4に示した
素電池とケース分割体13とを組合わせて電池が構成さ
れている。
【0018】図6は、四つの密閉形鉛蓄電池からなる素
電池A〜Dを外装ケースに収納した本発明の他の実施例
の断面図である。なお本実施例において図1〜図4に示
した実施例と同様の部材には、図1〜図4に示した部材
に付した符号と同じ符号を付して説明を省略する。本実
施例では、外装ケース31を3つのケース分割体2,3
及び12から構成する。素電池C及びDは、前述の図3
及び図4に示した二つの素電池C及びDと同じであり、
素電池A及びBは図1及び図2に示した素電池A及びB
と同じである。すなわち本実施例は、図2及び図4に示
した素電池を組合わせて電池が構成されている。
【0019】なお図5及び図6の実施例の変形例とし
て、ケース分割体12に形成された二つの素電池C及び
Dを更に複数段重ねることが考えられる。これによって
必要な容量及び電圧を素電池を適宜に組み合わせること
によって任意に得ることが可能になる。
【0020】外装ケース1〜31を構成するケース分割
体は、合成樹脂材料を主材料として構成されるが、ケー
ス分割体としては金属板、金属繊維等の補強材料によっ
て補強されたものを用いることができるのは勿論であ
る。
【0021】また上記実施例では、集電体としてシート
状の集電体を用いたが、集電体として鋳造格子や、エキ
スパンド格子やパンチングメタル等を用いることができ
るのは勿論である。
【0022】
【発明の効果】請求項1の発明によれば、少ない部品点
数で素電池を加圧することができて、しかも蓄電池の薄
形化を図ることができる。また極板群を構成する極板の
厚みをより薄くした場合でも、ケース分割体が支持体と
なるため、薄い集電体への活物質の充填工程、熟成工
程、化成工程、組み立て工程を極板が流れる際に、極板
に反り、亀裂、割れが発生するのを防止できる利点があ
る。
【0023】請求項2の発明によれば、素電池として鉛
蓄電池を用いる場合において、正極板をケース分割体
壁部に支持させるため、正極板を薄形化した場合でも、
化成中の活物質の体積変化による正極活物質の集電体か
らの剥離を抑制できる利点がある。
【0024】請求項3の発明によれば、二つの素電池を
外装ケース内に収納する場合において、二つのケース分
割体を用いて少ない部品点数で、二つの素電池を加圧し
て、しかも蓄電池の薄形化を図ることができる。
【0025】請求項4の発明によれば、四つの素電池を
外装ケース内に収納する場合において、少ない部品点数
で四つの素電池を加圧して、しかも蓄電池の薄形化を図
ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】二つの密閉形鉛蓄電池からなる素電池を外装ケ
ースに収納した本発明の実施例の断面図である。
【図2】図1の実施例で用いる一つの素電池の分解斜視
図である。
【図3】二つの密閉形鉛蓄電池からなる素電池を外装ケ
ースに収納した本発明の他の実施例の断面図である。
【図4】図3の実施例で用いる二つの素電池を構成する
素電池ユニットの分解斜視図である。
【図5】三つの密閉形鉛蓄電池からなる素電池を外装ケ
ースに収納した本発明の他の実施例の断面図である。
【図6】四つの密閉形鉛蓄電池からなる素電池を外装ケ
ースに収納した本発明の他の実施例の断面図である。
【符号の説明】
1,11,21,31 外装ケース 2,3,12,13,14 ケース分割体 4 正極用集電体 5 正極活物質層 6 電解液保持体 7 負極用集電体 8 フィルム状またはシート状の合成樹脂体 9 負極活物質層 10 溶着部

Claims (4)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 合成樹脂製の剛性を有する複数のケース
    分割体が組合されて構成される外装ケースと、該外装ケ
    ース内に配置される少なくとも一つの素電池とからな
    り、前記複数のケース分割体が前記素電池の極板群を極
    板の積層方向に加圧する壁部をそれぞれ有している薄形
    密閉形蓄電池であって、 前記少なくとも一つの素電池は、前記複数のケース分割
    体から選択された一つのケース分割体と、該一つのケー
    ス分割体の前記壁部の前記極板群と対向する側面に周囲
    が接合されたフィルム状またはシート状の合成樹脂体
    と、前記一つのケース分割体の前記壁部と前記合成樹脂
    体との間に配置された前記極板群とからなり、 前記複数のケース分割体が組合されて前記外装ケースが
    構成された状態で前記少なくとも一つの素電池の前記
    極板群が対向する二つの前記ケース分割体のそれぞれ
    の前記壁部によって前記積層方向に加圧されている薄形
    密閉形蓄電池。
  2. 【請求項2】 前記素電池は鉛蓄電池であり、前記素電
    池を構成する前記一つのケース分割体の前記壁部の前記
    側面上に前記極板群を構成する正極板が支持されている
    請求項1に記載の薄形密閉形蓄電池。
  3. 【請求項3】 合成樹脂製の剛性を有する二つのケース
    分割体が組合されて構成される外装ケースと、該外装ケ
    ース内に配置される二つの素電池とからなり、前記二つ
    のケース分割体が対応する前記素電池の極板群を極板の
    積層方向に加圧する壁部をそれぞれ有している薄形密閉
    形蓄電池であって、 前記二つの素電池のそれぞれは、一つの前記ケース分割
    体と、該一つのケース分割体の前記壁部の前記極板群と
    対向する側面に周囲が接合されたフィルム状またはシー
    ト状の合成樹脂体と、前記一つのケース分割体と前記合
    成樹脂体との間に配置された前記極板群とから構成さ
    れ、 前記二つのケース分割体が、前記二つの素電池の前記合
    成樹脂体を対向させるように組合されて前記外装ケース
    が構成された状態で前記二つの素電池の極板群が対向す
    る二つの前記ケース分割体のそれぞれの前記壁部によっ
    て加圧されている薄形密閉形蓄電池。
  4. 【請求項4】 合成樹脂製の剛性を有する三つのケース
    分割体が組合されて構成される外装ケースと、該外装ケ
    ース内に配置される四つの素電池とからり、前記三つの
    ケース分割体が対応する前記素電池の極板群を極板の積
    層方向に加圧する壁部をそれぞれ有している薄形密閉形
    蓄電池であって、 二つの前記素電池は、前記三つのケース分割体のうち中
    央に配置されるケース分割体の前記壁部の両側に配置さ
    れる二つの前記素電池の前記極版群と対向する二つの側
    にそれぞれ二枚のフィルム状またはシート状の合成樹
    脂体の周囲が接合され且つ前記中央に配置されるケース
    分割体の前記壁部と前記二枚の合成樹脂体との間にそれ
    ぞれ前記極板群が配置されて構成され、 残りの二つの素電池はそれぞれ、前記中央に配置される
    ケース分割体の両側に配置される一つのケース分割体
    と、該一つのケース分割体の前記壁部の対応する前記素
    電池の前記極板群と対向する側面に周囲が接合されたフ
    ィルム状またはシート状の合成樹脂体と、前記一つのケ
    ース分割体と前記合成樹脂体との間に配置された前記
    板群とからなり、 前記三つのケース分割体が組合されて前記外装ケースが
    構成された状態で、対向する二つの前記ケース分割体
    それぞれの前記壁部によりそれぞれ二つの前記素電池の
    極板群が前記積層方向に加圧されている薄形密閉形蓄電
    池。
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