JPH1145689A - パッケ−ジ型電池装置 - Google Patents
パッケ−ジ型電池装置Info
- Publication number
- JPH1145689A JPH1145689A JP9201544A JP20154497A JPH1145689A JP H1145689 A JPH1145689 A JP H1145689A JP 9201544 A JP9201544 A JP 9201544A JP 20154497 A JP20154497 A JP 20154497A JP H1145689 A JPH1145689 A JP H1145689A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- battery device
- type battery
- package
- container
- unit cell
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
Links
Classifications
-
- Y—GENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
- Y02—TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
- Y02E—REDUCTION OF GREENHOUSE GAS [GHG] EMISSIONS, RELATED TO ENERGY GENERATION, TRANSMISSION OR DISTRIBUTION
- Y02E60/00—Enabling technologies; Technologies with a potential or indirect contribution to GHG emissions mitigation
- Y02E60/10—Energy storage using batteries
Landscapes
- Battery Mounting, Suspending (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】優れた信頼性を有するパッケ−ジ型電池装置を
提供すること。 【解決手段】素電池1又は2は、それらの角形容器8の
極板積層方向側の外側面8aの周縁部に接するスペ−サ
3〜5を通じてたとえば他の素電池2又は1又は1又は
回路基板6又は外囲ケ−ス7に保持される。更に、素電
池1、2の角形容器8の外側面8aの中央部に隣接して
スペ−サ3〜5の開口9からなる側板膨張吸収空間が設
けられるので、素電池1、2の運用すなわち充放電によ
り角形容器8の側板8aの中央部に樽形膨張が生じて
も、それをこの側板膨張吸収空間9で吸収することがで
きる。したがって、この角形容器8の側板中央部8aの
樽形膨張により、素電池1、2が外囲ケ−ス7または隣
接する回路基板6に対して相対移動するのが規制される
ので、接続導体12〜14に無理なストレスが生じるの
を防止できる。
提供すること。 【解決手段】素電池1又は2は、それらの角形容器8の
極板積層方向側の外側面8aの周縁部に接するスペ−サ
3〜5を通じてたとえば他の素電池2又は1又は1又は
回路基板6又は外囲ケ−ス7に保持される。更に、素電
池1、2の角形容器8の外側面8aの中央部に隣接して
スペ−サ3〜5の開口9からなる側板膨張吸収空間が設
けられるので、素電池1、2の運用すなわち充放電によ
り角形容器8の側板8aの中央部に樽形膨張が生じて
も、それをこの側板膨張吸収空間9で吸収することがで
きる。したがって、この角形容器8の側板中央部8aの
樽形膨張により、素電池1、2が外囲ケ−ス7または隣
接する回路基板6に対して相対移動するのが規制される
ので、接続導体12〜14に無理なストレスが生じるの
を防止できる。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、電極積層体及び電
解質を角形容器に収容して構成される素電池を外囲ケ−
スに収容してなるパッケ−ジ型電池装置に関する。
解質を角形容器に収容して構成される素電池を外囲ケ−
スに収容してなるパッケ−ジ型電池装置に関する。
【0002】
【従来の技術】特許第2519576号公報は、複数の
角形の素電池を極板積層方向へ重ねて外囲ケ−スに収容
するパッケ−ジ型電池装置(電池パック)を開示してい
る。また、外囲ケ−ス内に素電池の側板に沿って回路基
板を設けてその充放電制御を行わせるものも知られてい
る。
角形の素電池を極板積層方向へ重ねて外囲ケ−スに収容
するパッケ−ジ型電池装置(電池パック)を開示してい
る。また、外囲ケ−ス内に素電池の側板に沿って回路基
板を設けてその充放電制御を行わせるものも知られてい
る。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】従来、上述したような
パッケ−ジ型電池装置では、外囲ケ−ス内に必要数の素
電池や回路基板などを密実に収容してできるだけ体積当
たりの容量を増大するようにしていた。しかしながら、
リチウム二次電池などの高エネルギー密度の二次電池で
は、電池運用とともに極板膨張や電池内圧増大が生じて
素電池の角形容器が膨張し、それにより素電池同士の相
対空間関係が変化し、それによりこれら素電池間を接続
する接続導体が外れたりその耐久性が低下する可能性が
生じた。また、素電池と外囲ケ−スとの間の相対空間関
係が変化し、それにより外囲ケ−スに固定された外部端
子と素電池とを接続する接続導体が外れたりその耐久性
が低下する可能性が生じた。更に、素電池と回路基板と
の間の相対空間関係が変化し、それにより素電池と回路
基板とを接続する接続導体が外れたりその耐久性が低下
する可能性が生じた。また更に、素電池の膨張により圧
迫されて回路基板や外囲ケ−スの耐久性や信頼性が低下
する可能性が生じた。
パッケ−ジ型電池装置では、外囲ケ−ス内に必要数の素
電池や回路基板などを密実に収容してできるだけ体積当
たりの容量を増大するようにしていた。しかしながら、
リチウム二次電池などの高エネルギー密度の二次電池で
は、電池運用とともに極板膨張や電池内圧増大が生じて
素電池の角形容器が膨張し、それにより素電池同士の相
対空間関係が変化し、それによりこれら素電池間を接続
する接続導体が外れたりその耐久性が低下する可能性が
生じた。また、素電池と外囲ケ−スとの間の相対空間関
係が変化し、それにより外囲ケ−スに固定された外部端
子と素電池とを接続する接続導体が外れたりその耐久性
が低下する可能性が生じた。更に、素電池と回路基板と
の間の相対空間関係が変化し、それにより素電池と回路
基板とを接続する接続導体が外れたりその耐久性が低下
する可能性が生じた。また更に、素電池の膨張により圧
迫されて回路基板や外囲ケ−スの耐久性や信頼性が低下
する可能性が生じた。
【0004】本発明は上記問題点に鑑みなされたもので
あり、優れた信頼性を有するパッケ−ジ型電池装置を提
供することを、その解決すべき課題としている。
あり、優れた信頼性を有するパッケ−ジ型電池装置を提
供することを、その解決すべき課題としている。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決する請求
項1記載の構成によれば、素電池は、その角形容器の極
板積層方向側の外側面周縁部に接するスペ−サを通じて
たとえば他の素電池又は回路基板又は外囲ケ−スに保持
されて、これにより素電池をガタつきなしに保持するこ
とができる。また、素電池の角形容器の外側面中央部に
隣接して空間が設けられるので、素電池の運用すなわち
充放電により角形容器の側板中央部に樽形状の膨張が生
じても、それを上記空間で吸収することができる。した
がって、この角形容器の側板中央部の樽形膨張により、
素電池が外囲ケ−スまたは隣接する他部材などに対して
相対移動するのが規制され、その結果として、この素電
池から伸びる接続導体に無理なストレスが生じるのを防
止することができ、信頼性の向上を図ることができる。
項1記載の構成によれば、素電池は、その角形容器の極
板積層方向側の外側面周縁部に接するスペ−サを通じて
たとえば他の素電池又は回路基板又は外囲ケ−スに保持
されて、これにより素電池をガタつきなしに保持するこ
とができる。また、素電池の角形容器の外側面中央部に
隣接して空間が設けられるので、素電池の運用すなわち
充放電により角形容器の側板中央部に樽形状の膨張が生
じても、それを上記空間で吸収することができる。した
がって、この角形容器の側板中央部の樽形膨張により、
素電池が外囲ケ−スまたは隣接する他部材などに対して
相対移動するのが規制され、その結果として、この素電
池から伸びる接続導体に無理なストレスが生じるのを防
止することができ、信頼性の向上を図ることができる。
【0006】請求項2記載の構成によれば請求項1記載
のパッケ−ジ型電池装置において更に、スペ−サを角形
容器の極板積層方向側の外側面周縁部と外囲ケ−スの内
側面との間に介設する。このようにすれば、この素電池
の角形容器の極板積層方向側の外側面中央部のいわゆる
樽形膨張にもかかわらず、素電池と外囲ケ−スとの間の
相対移動を抑止できるので、外囲ケ−スに固定された外
部端子と素電池とを接続する接続導体が外れたりその耐
久性が低下することがなく、また、この素電池が外囲ケ
−スに固定された他の素電池や回路基板に対して相対移
動して同様の問題を生じることがない。
のパッケ−ジ型電池装置において更に、スペ−サを角形
容器の極板積層方向側の外側面周縁部と外囲ケ−スの内
側面との間に介設する。このようにすれば、この素電池
の角形容器の極板積層方向側の外側面中央部のいわゆる
樽形膨張にもかかわらず、素電池と外囲ケ−スとの間の
相対移動を抑止できるので、外囲ケ−スに固定された外
部端子と素電池とを接続する接続導体が外れたりその耐
久性が低下することがなく、また、この素電池が外囲ケ
−スに固定された他の素電池や回路基板に対して相対移
動して同様の問題を生じることがない。
【0007】請求項3記載の構成によれば請求項1記載
のパッケ−ジ型電池装置において更に、スペ−サを角形
容器の極板積層方向側の外側面周縁部と回路基板との間
に介設する。このようにすれば、この素電池の角形容器
の極板積層方向側の外側面中央部のいわゆる樽形膨張に
もかかわらず、素電池と回路基板との間の相対移動を抑
止できるので、両者間を接続する接続導体が外れたりそ
の耐久性が低下することがない。
のパッケ−ジ型電池装置において更に、スペ−サを角形
容器の極板積層方向側の外側面周縁部と回路基板との間
に介設する。このようにすれば、この素電池の角形容器
の極板積層方向側の外側面中央部のいわゆる樽形膨張に
もかかわらず、素電池と回路基板との間の相対移動を抑
止できるので、両者間を接続する接続導体が外れたりそ
の耐久性が低下することがない。
【0008】請求項4記載の構成によれば請求項1記載
のパッケ−ジ型電池装置において更に、スペ−サを、互
いに対面する一対の角形容器の極板積層方向側の外側面
周縁部同士の間に介設する。このようにすれば、これら
素電池の角形容器の極板積層方向側の外側面中央部のい
わゆる樽形膨張にもかかわらず、隣接する素電池間の相
対移動を抑止できるので、両者間を接続する接続導体が
外れたりその耐久性が低下することがない。
のパッケ−ジ型電池装置において更に、スペ−サを、互
いに対面する一対の角形容器の極板積層方向側の外側面
周縁部同士の間に介設する。このようにすれば、これら
素電池の角形容器の極板積層方向側の外側面中央部のい
わゆる樽形膨張にもかかわらず、隣接する素電池間の相
対移動を抑止できるので、両者間を接続する接続導体が
外れたりその耐久性が低下することがない。
【0009】請求項5記載の構成によれば請求項2乃至
4のいずれか記載のパッケ−ジ型電池装置において更
に、上記スペ−サのロの字形状の内側にて簡単に上記空
間を形成することができる。
4のいずれか記載のパッケ−ジ型電池装置において更
に、上記スペ−サのロの字形状の内側にて簡単に上記空
間を形成することができる。
【0010】
【発明を実施するための形態】上記素電池としては、リ
チウムイオン二次電池やアルカリ二次電池やニッケル水
素吸蔵合金電池などを採用することができるが、充電時
などにおいて厚さ方向に膨張して、角形容器の極板積層
方向の側板の特に中央部が外方へ変形する電池であれば
その他の形式の電池でも良い。
チウムイオン二次電池やアルカリ二次電池やニッケル水
素吸蔵合金電池などを採用することができるが、充電時
などにおいて厚さ方向に膨張して、角形容器の極板積層
方向の側板の特に中央部が外方へ変形する電池であれば
その他の形式の電池でも良い。
【0011】スペ−サは厚さ方向において剛体とみなせ
る素材で構成できる他、厚さ方向に多少の弾性を有する
こともできる。
る素材で構成できる他、厚さ方向に多少の弾性を有する
こともできる。
【0012】
【実施例】以下、図面を参照して実施例により本発明を
具体的に説明する。 (実施例1)実施例1の装置を図1に示す分解組み立て
図及び図2に示す縦断面図を参照して以下に説明する。
具体的に説明する。 (実施例1)実施例1の装置を図1に示す分解組み立て
図及び図2に示す縦断面図を参照して以下に説明する。
【0013】この実施例のパッケ−ジ型電池装置は、同
形一対の素電池1、2と、スペ−サ3〜5と、回路基板
6と、これらを収容する外囲ケ−ス7とを有している。
素電池1、2は、角形のリチウムイオン二次電池であっ
て、内部に負極板および正極板をセパレータを挟んで積
層してなる電極積層体(図示せず)を電解質(図示せ
ず)とともにエッケルメッキ鋼板などからなる角形容器
8に収容して構成されている。
形一対の素電池1、2と、スペ−サ3〜5と、回路基板
6と、これらを収容する外囲ケ−ス7とを有している。
素電池1、2は、角形のリチウムイオン二次電池であっ
て、内部に負極板および正極板をセパレータを挟んで積
層してなる電極積層体(図示せず)を電解質(図示せ
ず)とともにエッケルメッキ鋼板などからなる角形容器
8に収容して構成されている。
【0014】スペ−サ3〜5はロの字形状を有し、この
スペ−サ3〜5は素電池1、2の角形容器8の極板積層
方向の側板部8aにそれぞれ接して設けられている。す
なわち、スペ−サ3は両角形容器8、8の間に介設さ
れ、スペ−サ4は素電池1の角形容器8の上側の側板部
8aに接し、スペ−サ5は素電池2の角形容器8の下側
の側板部に接している。スペ−サ3〜5は、たとえば金
属板または樹脂板を成形して形成されており、角形容器
8の各側板部8aの周縁部にのみ接するロ字形状を有
し、中央部に角形の開口(本発明でいう側板膨張吸収空
間)9を有する。スペ−サ3の厚さは運用中における素
電池1、2の側板部8aの外方への樽形膨張変形量の和
以上に設定されており、スペ−サ4、5の厚さは素電池
1、2の側板部8aの運用中の外方への樽形膨張変形量
以上にそれぞれ設定されている。
スペ−サ3〜5は素電池1、2の角形容器8の極板積層
方向の側板部8aにそれぞれ接して設けられている。す
なわち、スペ−サ3は両角形容器8、8の間に介設さ
れ、スペ−サ4は素電池1の角形容器8の上側の側板部
8aに接し、スペ−サ5は素電池2の角形容器8の下側
の側板部に接している。スペ−サ3〜5は、たとえば金
属板または樹脂板を成形して形成されており、角形容器
8の各側板部8aの周縁部にのみ接するロ字形状を有
し、中央部に角形の開口(本発明でいう側板膨張吸収空
間)9を有する。スペ−サ3の厚さは運用中における素
電池1、2の側板部8aの外方への樽形膨張変形量の和
以上に設定されており、スペ−サ4、5の厚さは素電池
1、2の側板部8aの運用中の外方への樽形膨張変形量
以上にそれぞれ設定されている。
【0015】これら素電池1、2及びスペ−サ3〜5
は、上述のように極板積層方向に積み重ねられて一体化
され、更に、スペ−サ5は回路基板6の周縁部に接して
いる。10は素電池1の正極端子、11は素電池2の正
極端子であり、両者は接続導体12により回路基板6の
所定部分に接続されている。13は素電池1の角形容器
8の側板部すなわち負極端子に溶接される接続導体、1
4は素電池2の角形容器8の側板部すなわち負極端子に
溶接される接続導体であって、これら接続導体13、1
4は回路基板6の所定部分に接続されている。15、1
6は、外囲ケ−ス7に固定された正、負のタ−ミナル1
7、18を回路基板6の所定部位に接続する接続導体で
ある。
は、上述のように極板積層方向に積み重ねられて一体化
され、更に、スペ−サ5は回路基板6の周縁部に接して
いる。10は素電池1の正極端子、11は素電池2の正
極端子であり、両者は接続導体12により回路基板6の
所定部分に接続されている。13は素電池1の角形容器
8の側板部すなわち負極端子に溶接される接続導体、1
4は素電池2の角形容器8の側板部すなわち負極端子に
溶接される接続導体であって、これら接続導体13、1
4は回路基板6の所定部分に接続されている。15、1
6は、外囲ケ−ス7に固定された正、負のタ−ミナル1
7、18を回路基板6の所定部位に接続する接続導体で
ある。
【0016】外囲ケ−ス7は、互いに嵌合して角形密閉
ケ−スをなすアッパ−ケ−ス7a、ロワ−ケ−ス7b及
びタ−ミナルプレ−ト7cとからなり、それぞれ樹脂成
形により薄肉角箱形状に形成され、上記嵌合後、それら
は接着して一体化されている。タ−ミナルプレ−ト7c
には正、負のタ−ミナル17、18が固定されている。
アッパ−ケ−ス7aの平坦な主内面はスペ−サ4を通じ
て素電池2の角形容器8を支承しており、ロワ−ケ−ス
7bは回路基板6を支承しており、これらの結果、素電
池1、2及び回路基板6は外囲ケ−ス7に対して相対移
動不能に支持される。
ケ−スをなすアッパ−ケ−ス7a、ロワ−ケ−ス7b及
びタ−ミナルプレ−ト7cとからなり、それぞれ樹脂成
形により薄肉角箱形状に形成され、上記嵌合後、それら
は接着して一体化されている。タ−ミナルプレ−ト7c
には正、負のタ−ミナル17、18が固定されている。
アッパ−ケ−ス7aの平坦な主内面はスペ−サ4を通じ
て素電池2の角形容器8を支承しており、ロワ−ケ−ス
7bは回路基板6を支承しており、これらの結果、素電
池1、2及び回路基板6は外囲ケ−ス7に対して相対移
動不能に支持される。
【0017】(作用効果)上記構成によれば、素電池
1、2を使用することにより、図2に点線で示すように
それらの角形容器8の側板部8aに極板積層方向への樽
形膨張が生じても、素電池1、2が厚さ方向へ相対変位
したり、それにより回路基板6や外囲ケ−ス7が変形し
たりすることがなく、また、素電池1、2に上記樽形膨
張を抑圧するための無理な圧縮応力が加えられることも
ない。
1、2を使用することにより、図2に点線で示すように
それらの角形容器8の側板部8aに極板積層方向への樽
形膨張が生じても、素電池1、2が厚さ方向へ相対変位
したり、それにより回路基板6や外囲ケ−ス7が変形し
たりすることがなく、また、素電池1、2に上記樽形膨
張を抑圧するための無理な圧縮応力が加えられることも
ない。
【0018】したがって、各接続導体にストレスが掛か
って、その接合部にて接続不良が生じることもなく、回
路基板6や外囲ケ−ス7に有害な変形が生じることもな
く、高い信頼性をもつパッケ−ジ型電池装置(電池モジ
ュ−ル)を実用化することができる。 (変形態様)上記実施例では、スペ−サ3〜5は素電池
1、2や回路基板6や アッパ−ケ−ス7aに接してい
るだけであるが、接着したり、両面接着テ−プで貼り付
けたりしてもよいことは当然である。 (実施例2)この実施例のパッケ−ジ型電池装置を図3
を参照して説明する。 この実施例は、図1に示す実施
例1のパッケ−ジ型電池装置において、スペ−サ3〜5
を、角形容器8の側板部8aの4隅にだけ設けた4個の
小片31、41、51に置換しただけであり、同様の効
果を奏することができる。 (実施例3)この実施例のパッケ−ジ型電池装置を図4
を参照して説明する。
って、その接合部にて接続不良が生じることもなく、回
路基板6や外囲ケ−ス7に有害な変形が生じることもな
く、高い信頼性をもつパッケ−ジ型電池装置(電池モジ
ュ−ル)を実用化することができる。 (変形態様)上記実施例では、スペ−サ3〜5は素電池
1、2や回路基板6や アッパ−ケ−ス7aに接してい
るだけであるが、接着したり、両面接着テ−プで貼り付
けたりしてもよいことは当然である。 (実施例2)この実施例のパッケ−ジ型電池装置を図3
を参照して説明する。 この実施例は、図1に示す実施
例1のパッケ−ジ型電池装置において、スペ−サ3〜5
を、角形容器8の側板部8aの4隅にだけ設けた4個の
小片31、41、51に置換しただけであり、同様の効
果を奏することができる。 (実施例3)この実施例のパッケ−ジ型電池装置を図4
を参照して説明する。
【0019】この実施例は、図1に示す実施例1のパッ
ケ−ジ型電池装置において、スペ−サ3〜5を、角形容
器8の側板部8aの一対の辺に沿って平行に設けた一対
のシ−ト32、42、52に置換しただけであり、同様
の効果を奏することができる。
ケ−ジ型電池装置において、スペ−サ3〜5を、角形容
器8の側板部8aの一対の辺に沿って平行に設けた一対
のシ−ト32、42、52に置換しただけであり、同様
の効果を奏することができる。
【図1】実施例1のパッケ−ジ型電池装置(電池モジュ
−ル)の分解斜視図である。
−ル)の分解斜視図である。
【図2】図1のパッケ−ジ型電池装置の縦断面図であ
る。
る。
【図3】実施例2のパッケ−ジ型電池装置(電池モジュ
−ル)の分解斜視図である。
−ル)の分解斜視図である。
【図4】実施例3のパッケ−ジ型電池装置(電池モジュ
−ル)の分解斜視図である。
−ル)の分解斜視図である。
1、2は素電池、3〜5はスペ−サ、6は回路基板、7
は外囲ケ−ス、8は素電池1、2の角形容器、8aは角
形容器8の極板積層方向側の側板部、9はスペ−サ3〜
5の開口(側板膨張吸収空間)
は外囲ケ−ス、8は素電池1、2の角形容器、8aは角
形容器8の極板積層方向側の側板部、9はスペ−サ3〜
5の開口(側板膨張吸収空間)
Claims (5)
- 【請求項1】電極積層体及び電解質を角形容器に収容し
て構成された角形の素電池と、 前記素電池を収容する外囲ケ−スと、 前記角形容器の極板積層方向側の外側面周縁部に接して
前記素電池を保持するスペ−サと、 前記角形容器の極板積層方向側の外側面中央部に隣接し
て設けられた空間と、 を備えることを特徴とするパッケ−ジ型電池装置。 - 【請求項2】請求項1記載のパッケ−ジ型電池装置にお
いて、 前記スペ−サは、前記角形容器の極板積層方向側の外側
面周縁部と前記外囲ケ−スの内側面との間に介設される
ことを特徴とするパッケ−ジ型電池装置。 - 【請求項3】請求項1記載のパッケ−ジ型電池装置にお
いて、 前記角形容器の極板積層方向側の外側面に沿って前記外
囲ケ−スに収容される回路基板を備え、 前記スペ−サは、互いに対面する一対の前記角形容器の
極板積層方向側の外側面周縁部同士の間に介設されるこ
とを特徴とするパッケ−ジ型電池装置。 - 【請求項4】請求項1記載のパッケ−ジ型電池装置にお
いて、 複数の前記角形容器が極板積層方向に互いに対面して配
設され、 前記スペ−サは、互いに対面する一対の前記角形容器の
極板積層方向側の外側面周縁部同士の間に介設されるこ
とを特徴とするパッケ−ジ型電池装置。 - 【請求項5】請求項2乃至4のいずれかに記載のパッケ
−ジ型電池装置において、 前記スペ−サは、ロの字形状を有しており、この形状に
より前記空間が形成されていることを特徴とするパッケ
−ジ型電池装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP9201544A JPH1145689A (ja) | 1997-07-28 | 1997-07-28 | パッケ−ジ型電池装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP9201544A JPH1145689A (ja) | 1997-07-28 | 1997-07-28 | パッケ−ジ型電池装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH1145689A true JPH1145689A (ja) | 1999-02-16 |
Family
ID=16442818
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP9201544A Pending JPH1145689A (ja) | 1997-07-28 | 1997-07-28 | パッケ−ジ型電池装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH1145689A (ja) |
Cited By (13)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2003086155A (ja) * | 2001-09-14 | 2003-03-20 | Sony Corp | バッテリーパック |
WO2003026041A1 (en) * | 2001-09-14 | 2003-03-27 | Sony Corporation | Battery pack |
JP2004288571A (ja) * | 2003-03-25 | 2004-10-14 | Toshiba Battery Co Ltd | 水系金属空気電池およびこれを用いた電子機器 |
JP2008060036A (ja) * | 2006-09-04 | 2008-03-13 | Sony Ericsson Mobilecommunications Japan Inc | 電池パック |
WO2009040982A1 (ja) * | 2007-09-27 | 2009-04-02 | Kabushiki Kaisha Toshiba | 組電池 |
JP2009205844A (ja) * | 2008-02-26 | 2009-09-10 | Panasonic Corp | 電池パック |
US7914924B2 (en) | 2004-01-15 | 2011-03-29 | Sony Corporation | Stacked battery pack housing |
KR101132155B1 (ko) * | 2009-01-09 | 2012-04-05 | 주식회사 엘지화학 | 신규한 구조의 대용량 전지팩 |
EP2579359A2 (en) * | 2010-05-28 | 2013-04-10 | LG Chem, Ltd. | Battery pack having compact structure |
JP2013251085A (ja) * | 2012-05-31 | 2013-12-12 | Energy Control Ltd | 複数の立方状二次電池を組付け可能なケース |
JP2014010983A (ja) * | 2012-06-28 | 2014-01-20 | Sanyo Electric Co Ltd | 電源装置及びこの電源装置を備える車両並びに蓄電装置 |
JP2014013726A (ja) * | 2012-07-05 | 2014-01-23 | Denso Corp | 電池ユニット |
JP2014203743A (ja) * | 2013-04-08 | 2014-10-27 | 株式会社Gsユアサ | 組電池の組み立て方法、及び組電池 |
-
1997
- 1997-07-28 JP JP9201544A patent/JPH1145689A/ja active Pending
Cited By (22)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO2003026041A1 (en) * | 2001-09-14 | 2003-03-27 | Sony Corporation | Battery pack |
US6911802B2 (en) | 2001-09-14 | 2005-06-28 | Sony Corporation | Battery pack |
JP2003086155A (ja) * | 2001-09-14 | 2003-03-20 | Sony Corp | バッテリーパック |
KR100902691B1 (ko) | 2001-09-14 | 2009-06-15 | 소니 가부시끼 가이샤 | 배터리 팩 |
JP2004288571A (ja) * | 2003-03-25 | 2004-10-14 | Toshiba Battery Co Ltd | 水系金属空気電池およびこれを用いた電子機器 |
US7914924B2 (en) | 2004-01-15 | 2011-03-29 | Sony Corporation | Stacked battery pack housing |
KR101105478B1 (ko) * | 2004-01-15 | 2012-01-13 | 소니 주식회사 | 전지 팩 |
JP2008060036A (ja) * | 2006-09-04 | 2008-03-13 | Sony Ericsson Mobilecommunications Japan Inc | 電池パック |
WO2009040982A1 (ja) * | 2007-09-27 | 2009-04-02 | Kabushiki Kaisha Toshiba | 組電池 |
US8465862B2 (en) | 2007-09-27 | 2013-06-18 | Kabushiki Kaisha Toshiba | Battery pack |
JP2009087541A (ja) * | 2007-09-27 | 2009-04-23 | Toshiba Corp | 組電池 |
KR101195888B1 (ko) | 2007-09-27 | 2012-10-30 | 가부시끼가이샤 도시바 | 조전지 |
JP2009205844A (ja) * | 2008-02-26 | 2009-09-10 | Panasonic Corp | 電池パック |
KR101132155B1 (ko) * | 2009-01-09 | 2012-04-05 | 주식회사 엘지화학 | 신규한 구조의 대용량 전지팩 |
JP2013530498A (ja) * | 2010-05-28 | 2013-07-25 | エルジー・ケム・リミテッド | コンパクト構造を有する電池パック |
EP2579359A2 (en) * | 2010-05-28 | 2013-04-10 | LG Chem, Ltd. | Battery pack having compact structure |
EP2579359A4 (en) * | 2010-05-28 | 2014-07-23 | Lg Chemical Ltd | BATTERY PACK WITH COMPACT STRUCTURE |
US9331313B2 (en) | 2010-05-28 | 2016-05-03 | Lg Chem, Ltd. | Battery pack of compact structure |
JP2013251085A (ja) * | 2012-05-31 | 2013-12-12 | Energy Control Ltd | 複数の立方状二次電池を組付け可能なケース |
JP2014010983A (ja) * | 2012-06-28 | 2014-01-20 | Sanyo Electric Co Ltd | 電源装置及びこの電源装置を備える車両並びに蓄電装置 |
JP2014013726A (ja) * | 2012-07-05 | 2014-01-23 | Denso Corp | 電池ユニット |
JP2014203743A (ja) * | 2013-04-08 | 2014-10-27 | 株式会社Gsユアサ | 組電池の組み立て方法、及び組電池 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
JP7045564B2 (ja) | セル組立体に対する初期加圧力強化構造を有するバッテリーモジュール及びその製造方法 | |
EP3890085B1 (en) | Battery cell assembly, battery module and battery pack | |
KR100884945B1 (ko) | 파우치형 이차전지 | |
KR100913836B1 (ko) | 향상된 안전성의 파우치형 이차전지 | |
US8551643B2 (en) | Battery pack | |
JP5094175B2 (ja) | リチウムイオン二次電池パック | |
KR100823193B1 (ko) | 이차 전지 | |
EP2299511A1 (en) | Rechargeable battery and battery module | |
US20070059593A1 (en) | Battery suitable for preparation of battery module | |
KR20150134304A (ko) | 라운드 코너를 포함하는 전지셀 | |
EP3486967B1 (en) | Battery cell comprising electrode lead facing outer surface of electrode assembly | |
KR20060072922A (ko) | 신규한 구조의 전지 카트리지와 그것을 포함하고 있는개방형 전지 모듈 | |
WO2017056407A1 (ja) | 電池モジュール | |
JP5988669B2 (ja) | 電池積層体 | |
EP3883033B1 (en) | Secondary battery and battery module | |
CN111668398A (zh) | 一种电池模块及电池包 | |
JPH1145689A (ja) | パッケ−ジ型電池装置 | |
CN114981907B (zh) | 蓄电装置 | |
KR20210129489A (ko) | 배터리 모듈 | |
JP2016219257A (ja) | 蓄電装置 | |
KR20150069905A (ko) | 전지 모듈 | |
JP2019125564A (ja) | 蓄電モジュール | |
JP2002298805A (ja) | パック電池 | |
CN209993632U (zh) | 一种电池模块及电池包 | |
KR20210011641A (ko) | 배터리 모듈 및 이를 포함하는 배터리 팩 |