JP2797830B2 - ビデオカメラにおける被写体追尾方法 - Google Patents

ビデオカメラにおける被写体追尾方法

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JP2797830B2
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    • G01S3/78Direction-finders for determining the direction from which infrasonic, sonic, ultrasonic, or electromagnetic waves, or particle emission, not having a directional significance, are being received using electromagnetic waves other than radio waves
    • G01S3/782Systems for determining direction or deviation from predetermined direction
    • G01S3/785Systems for determining direction or deviation from predetermined direction using adjustment of orientation of directivity characteristics of a detector or detector system to give a desired condition of signal derived from that detector or detector system
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    • H04NPICTORIAL COMMUNICATION, e.g. TELEVISION
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    • H04N7/18Closed-circuit television [CCTV] systems, i.e. systems in which the video signal is not broadcast
    • H04N7/183Closed-circuit television [CCTV] systems, i.e. systems in which the video signal is not broadcast for receiving images from a single remote source
    • HELECTRICITY
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    • H04NPICTORIAL COMMUNICATION, e.g. TELEVISION
    • H04N9/00Details of colour television systems
    • H04N9/11Scanning of colour motion picture films, e.g. for telecine

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明はビデオカメラにおける被
写体追尾方法に係り、被写体の有する特定色を記憶さ
せ、その特定色を基準に被写体の位置を検出してビデオ
カメラを回転させることにより自動追尾を実行させる方
法に関する。
【0002】
【従来の技術】ビデオカメラで被写体を撮像する場合
に、その被写体の動きが大きいときや急峻なときには手
動で追尾してゆくことが困難であり、ビデオカメラを回
動制御する自動追尾装置が求められる。例えば、被写体
が動物である場合や球技における競技者や球の行方を追
尾する場合等には被写体が予測不可能な動きを行うた
め、ビデオカメラでの追尾操作に高度な熟練を要し、一
般の操作者が行うと、再生画像の中に目的とした被写体
が写っていない場合や画面の中央部からズレているよう
な場合が多い。また、ビデオカメラの操作者が被写体に
なる場合や、操作者が被写体と共に撮像対象になりたい
場合には自動追尾装置があると便利である。
【0003】このため、従来から各種の追尾方法が提案
されており、代表的なものとしては、音量の大きい方へ
追尾させる方法や、赤外線発光装置を被写体に携帯させ
ておいてその発光方向に追尾させる方法がある。具体的
には、ビデオカメラに装備されている集音装置や赤外線
受光部から得られた音声信号や受光信号を解析して音源
位置や発光位置を求め、その方向へ入射光軸を向けるよ
うにビデオカメラを自動回転させる方法であり、現状に
おいても一部実施化されている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】ところで、前記の方法
を採用した場合においては、次のような不利や不具合が
生じる。先ず、音を利用した追尾方法では、音を発しな
い被写体に対しては全く無効であり、当初に被写体が音
を発していても途中で音が消滅・停止すると追尾が不可
能になる。また、撮像目的である被写体以外の音源から
音が出た場合には、ビデオカメラがそれに反応してその
音源方向へ回転するという不具合が生じる。一方、赤外
線を利用した追尾方法では、音の場合のような欠点はな
いが、被写体に赤外線発光装置を携帯させる必要があ
り、それが不可能な場合にはこの方法を実施できない。
また、携帯式発光装置を別途に製造し、受光装置をビデ
オカメラ側に内蔵させる必要があるために、構成が複雑
になると共にコストが高くなるという不利がある。
【0005】そして、前記の各追尾方法は、被写体が動
物である場合や球技を撮像する場合等への適用について
は多くの制約が伴うため、あまり現実的でないことが多
い。そこで、本発明は、ビデオカメラが本来的に被写体
から検出している色信号を用いて被写体を自動追尾させ
る方法を提供し、前記の音や赤外線を利用した方法にみ
られた欠点や不具合が発生せず、高精度で円滑な自動追
尾が可能になる装置を実現することを目的として創作さ
れた。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明は、ビデオカメラ
における被写体追尾方法において、被写体が有している
色から特定色を選択し、その色信号を記憶させる色設定
手順と、被写体を含んだ撮像画面の信号と前記色設定手
順で記憶させた特定色の色信号を比較して特定色の色信
号を検出する信号検出手順と、撮像画面を左右領域又は
/及び上下領域に分割し、前記信号検出手順で検出され
た特定色の色信号が何れの領域により多く含まれている
かを比較する分割・比較手順と、前記分割・比較手順で特
定色がより多く含まれていると判定された分割領域の方
向へ入射光軸を向けるようにビデオカメラを回転させる
駆動制御手順を実行することを特徴としたビデオカメラ
における被写体追尾方法に係る。
【0007】
【作用】本発明では、初期の色設定手順で被写体の特定
色を色信号として記憶させ、信号検出手順では被写体を
含んだ撮像画面の信号から前記に記憶させた特定色の色
信号と同一の信号を検出する。そして、分割・比較手順
で撮像画面を分割すると共に特定色の色信号が何れの分
割領域により多く含まれているかを比較・判定し、駆動
制御手順でビデオカメラの入射光軸を特定色の色信号が
より多く検出された分割領域の方向へ回転させる。
【0008】従って、被写体の動きに伴って変化する各
分割領域の特定色の多さに対応させてビデオカメラを追
尾制御させることができ、被写体を常に撮像画面の中央
領域に位置させることが可能になる。特に、この方法で
はビデオカメラが本来的に取扱う色信号の解析結果に基
づいて制御を実行させるため、従来の音や赤外線を用い
る場合のような欠点や不具合が発生しない。
【0009】そして、色設定手順では、予め特定色の色
信号を用意しておくこともできるが、被写体自体から検
出させて、それを特定色として設定することが合理的で
ある。また、分割・比較手順で、撮像画面を中央から両
側にズレた2つの境界で分割すると共に各境界の両側に
構成される分割領域における特定色の色信号の多さを比
較し、駆動制御手順で、前記分割・比較手順の2種類の
比較結果で双方とも境界間領域を含む分割領域側に特定
色の信号が多く存在すると判定された場合にはビデオカ
メラの回転を停止させ、それ以外の場合には双方の比較
結果で特定色の信号が多く存在していると判定されてい
る分割領域の方向へ入射光軸を向けるようにビデオカメ
ラを回転させれば、被写体が撮像画面のほぼ中央領域に
位置して動きが小さい場合におけるハンチングを防止で
きる。ところで、ビデオカメラの回転速度と撮像画面上
での追尾速度の関係は撮像倍率によって異なる。従っ
て、駆動制御手順でその撮像倍率に対応させてビデオカ
メラの回転速度を変化させるようにすれば、ズームアッ
プさせた撮像状態でも円滑な追尾を実行させることがで
きる。更に、ビデオカメラの回転速度についてみると、
被写体の動作が非常に俊敏な場合にはビデオカメラの回
転速度がそれに追従できず、被写体を画面から外してし
まうようなことも想定される。そこで、分割・比較手順
において撮像画面の縁側に更に側部分割領域を設け、そ
の側部分割領域で特定色の色信号がより多く検出された
場合に、駆動制御手順で標準回転速度より大きい回転速
度を設定すれば前記の不具合を防止できる。
【0010】
【実施例】以下、本発明の実施例を図面を用いて詳細に
説明する。図1は被写体追尾装置を装備したビデオカメ
ラのシステムブロック回路図であり、ビデオカメラ1が
三脚ベース2にコロ3を介して回動自在に取付けられてい
ると共に、ビデオカメラ1に内蔵されたモータ4のプーリ
4aと三脚ベース2の外周溝の間にはベルト5が巻架されて
おり、モータ4の回動によってビデオカメラ1が回動せし
められる構造を有している。そして、ビデオカメラ1
は、通常の構成として、光学系6と、CCD撮像素子7と、
信号処理部8と、記録部9と、光学系駆動部10と、倍率制
御部11と、操作部12を装備しているが、本実施例では、
更に追尾制御回路として、色設定部13と、信号検出部14
と、分割・比較部15と、駆動制御部16を装備している。
【0011】ここに、色設定部13は操作部12からの指示
に基づいて信号処理部8から得られる色差信号(R-Y信号
とB-Y信号)から特定色の色信号を記憶する機能を有して
おり、信号検出部14は色設定部13が記憶した特定色の色
信号と信号処理部8から得られる撮像画面の信号を比較
し、撮像画面の信号から特定色の色信号のみを検出す
る。また、分割・比較部15は撮像画面を左右領域に分割
し、信号検出部14が検出した特定色の色信号が何れの分
割領域からより多く検出されるかを比較する。そして、
その比較結果を用いて駆動制御部16がモータ4を正転/逆
転制御し、ビデオカメラ1の光軸1aを特定色の色信号が
より多く検出されている分割画面の方向へ回転させる。
更に、駆動制御部16はモータ4でビデオカメラ1を回転さ
せる場合に、その回転速度を倍率制御部11の撮像倍率情
報に対応させて変化させる。
【0012】次に、追尾制御回路の動作を図2及び図3
を用いて具体的に説明する。尚、この実施例において
は、ビデオカメラ1で図2に示すような被写体(例えば、
青色と赤色と青色を含むセータを着用した人物)から青
色を特定色として設定し、その色を追尾しながら撮像す
る場合を例にとって説明する。
【0013】図3は色設定部13と信号検出部14と分割・
比較部15の電気回路図及び駆動制御部(モータドライバ)
16の接続関係、即ち、追尾制御回路の電気回路図を示
す。今、図1の操作部12からズームアップを指示して被
写体を高倍率で撮像させ、特定色である青色部分を画面
全体に拡大させた状態で操作部12に設けられた色記憶ス
イッチ20をONにする。この状態で、信号処理回路8から
得られる色差信号は青色に係る信号であるが、そのR-Y
信号とB-Y信号は色設定部13に取込まれ、各信号に対し
て構成されている閉ループ(混合回路21,22→クランプ回
路23,24→コンパレータ25,26→UP/DOWNカウンタ27,28→
D/A変換器29,30→掛算器31,32→混合回路21,22)で各信
号の色差レベルがペデスタルレベルに一致するように調
整される。
【0014】具体的には、前記の色記憶動作は次のよう
に実行される。先ず、各クランプ回路23,24は水平走査
期間に出力されるクランプパルスに同期して各混合回路
21,22から得られる信号を保持するが、電解コンデンサ3
3で接地された別のクランプ回路34はペデスタルレベル
を保持しており、それらのクランプ回路23,24,34の出力
電圧は電解コンデンサ35,36,37で保持された電圧として
各コンパレータ25,26で比較され、その比較結果が色記
憶スイッチ20のON状態で作動している各UP/DOWNカウン
タ27,28へ入力される。そして、UP/DOWNカウンタ27,28
は色記憶スイッチ20を通じて入力されている垂直ドライ
ブパルス(VDパルス)に同期して各コンパレータ25,26の
出力が“H"であればカウントアップモードに、“L"であ
ればカウントダウンモードになるカウント動作を実行す
る。一方、UP/DOWNカウンタ27,28の出力データは各D/A
変換器29,30でD/A変換された後、その変換後の信号が各
掛算器31,32でコンポジットブランキングパルス(CBパル
ス)と乗算され、その乗算でレベル設定されたCBパルス
が各混合回路21,22へフィードバックされて各色差信号
と混合される。
【0015】その結果、各UP/DOWNカウンタ27,28のカウ
ント値は各色差信号の色差レベルがペデスタルレベルと
一致するように収束し、色記憶スイッチ20をOFFにする
と、掛算器31,32はそれ以降において前記の収束カウン
トデータに対応したレベルのCBパルスを各混合回路21,2
2へ出力させる。
【0016】次に、操作部12からの指示によって被写体
の撮像倍率を小さく設定して追尾動作へ移行する。この
段階では、撮像画面内に前記の被写体が含まれている
が、他の背景等も撮像されているため、当然に信号処理
部8から得られる各色差信号は被写体の動きや背景等の
状態によって変化する。従って、クランプ回路23,24か
ら出力される信号は変化するが、混合回路21,23では前
記の色記憶動作でレベル設定された掛算器31,32のCBパ
ルスと各色差信号を混合するため、R-Y信号,B-Y信号か
ら青色に対応する信号を打消すように加工された信号に
なっている。
【0017】そして、クランプ回路23,24の信号とクラ
ンプ回路34のペデスタルレベルは各コンパレータ38,39,
40,41側へ出力されている。ここに、コンパレータ38,39
はペデスタルレベルとクランプ回路23の出力信号をそれ
ぞれ正負が逆の関係で比較対象とし、コンパレータ40,4
1はペデスタルレベルとクランプ回路24の出力信号をそ
れぞれ正負が逆の関係で比較対象としているが、ペデス
タルレベルをそのまま比較するのではなく、コンパレー
タ38,40へはプルアップ抵抗42,43でペデスタルレベルよ
り僅かに高く設定された電圧(ΔE)が入力されており、
またコンパレータ39,41へはプルダウン抵抗44,45でペデ
スタルレベルより僅かに低く設定された電圧(-ΔE)が入
力されている。
【0018】従って、この撮像段階で得られるR-Y信号,
B-Y信号に色記憶された青色の信号が含まれている場合
には、その青色の信号が検出されている時点におけるク
ランプ回路23,24の出力信号はペデスタルレベルとほぼ
一致し、それがΔEより小さく且つ-ΔEより大きい場合
において全てのコンパレータ38,39,40,41の出力が“H"
になる。即ち、コンパレータ38,39,40,41の出力側は共
通接続されているが、青色の信号が入力されている時点
ではその共通接続回路が“H"になり、逆に青色以外の信
号が入力されている時点においては共通接続回路が“L"
になる。換言すれば、コンパレータ38,39,40,41が色差
信号からペデスタルレベルに近い信号(色記憶させた特
定色の信号=青色の信号)のみを抽出していることにな
る。
【0019】ところで、前記の共通接続回路の信号はサ
ンプリング回路46,47,48,49へ入力されている。そし
て、サンプリング回路46,47と48,49へはCBパルスに同期
した二対のサンプリングパルスがパルスジェネレータ50
から出力されている。ここでは、図2で示されるよう
に、撮像画面との関係において、LaパルスとRaパルス及
びLbパルスとRbパルスからなる二対のサンプリングパル
スがそれぞれ水平走査期間を異なる位置で分割するタイ
ミングで出力されている。尚、各対のサンプリングパル
スが分割している境界は、撮像画面の中央から両側へ等
間隔だけ離隔した位置になっている。そして、サンプリ
ング回路46,47,48,49はそれぞれLa領域,Ra領域,Lb領域,
Rb領域における共通接続回路の電圧を標本化し、それを
次段の各電解コンデンサ51,52,53,54に充電させる。従
って、例えば、図2に示すように、La領域がRa領域より
多く特定色(青色)を含んでいる場合には電解コンデンサ
51の電圧V(La)が電解コンデンサ52の電圧V(Ra)より高く
なり、またその時にはRb領域がLb領域より多く特定色
(青色)を含んでいることになるために電解コンデンサ54
の電圧V(Rb)が電解コンデンサ53の電圧V(Lb)より高くな
る。
【0020】そして、各電解コンデンサ51,52の電圧V(L
a),V(Ra)は次段のコンパレータ55で比較され、また各電
解コンデンサ53,54の電圧V(Lb),V(Rb)は次段のコンパレ
ータ56で比較される。その結果、図2の例であれば、V
(La)>V(Ra),V(Lb)<V(Rb)となりコンパレータ55,56の
出力は双方とも“H"になるが、もし被写体が左側へ移動
した場合にはV(La)>V(Ra),V(Lb)>V(Rb)となって、コ
ンパレータ55の出力は“H"に、コンパレータ56の出力は
“L"になり、逆に被写体が右側へ移動した場合にはV(L
a)<V(Ra),V(Lb)<V(Rb)となって、コンパレータ55の出
力は“L"に、コンパレータ56の出力は“H"になる。
【0021】そこで、前記のコンパレータ55,56の出力
に基づいて、モータドライバ16が次のようにモータ4の
制御を実行するようにしておけば、被写体の自動追尾が
可能になる。即ち、コンパレータ55,56の出力が(“H",
“H")である場合には被写体が撮像画面の中央領域に位
置するものとみなしてモータ4を停止させ、(“H",“L")
の場合にはビデオカメラ1の入射光軸1aを左側へ回転さ
せるようにモータ4を回転させ、逆に(“L",“H")の場合
にはビデオカメラ1の入射光軸1aを右側へ回転させるよ
うにモータ4を回転させる。その結果、ビデオカメラ1は
被写体の特定色を追尾するように左右に回動し、被写体
を常に撮像画面の中央領域に位置させることが可能にな
る。
【0022】また、本実施例では画面の中央から左右に
等間隔だけズレた位置を境界とし、それぞれの境界で分
割される領域(LaとRa,LbとRb)で特定色をサンプリング
して比較するようにしており、且つその2種の比較結果
でモータ4の制御信号を得ている。従って、単純に中央
位置でのみ画面の分割を行った場合と異なり、被写体が
画面のほぼ中央領域に撮像されている際に生じるハンチ
ングが防止でき、自然で滑らかな撮像が可能になる。
【0023】更に、本実施例ではモータドライバ16が倍
率制御部11のズーム位置電圧を利用してモータ4の回転
速度を制御するようになっている。これは、撮像倍率に
比例して撮像画面内での追尾速度が速くなり、常に一定
の回転速度でビデオカメラ1を回動制御していたのでは
正確な追尾が実行できなくなるためであり、モータドラ
イバ16はズーム位置電圧に対応させてモータ4の回転速
度を低く設定する。
【0024】尚、本実施例では被写体の特定色部分を画
面全体に拡大させて特定色を記憶させる方法を採用して
いるが、拡大画面で最も多く検出された色信号を特定色
の色信号として記憶させるようにすれば必ずしも画面全
体が特定色になるまで拡大させる必要はなく、また拡大
させない状態でモニタやEVF等を利用して被写体の特定
色部分を領域指定内に入れることにより特定色を記憶さ
せる方法も採用できる。
【0025】次に、前記の実施例ではビデオカメラ1の
入射光軸1aを左右に回動制御するだけの被写体追尾装置
であったが、他の実施例として、同様の追尾制御回路を
用いて入射光軸1aを上下方向についても回動制御させる
ことが可能な被写体追尾装置を構成できる。この場合に
は、図3に示した分割・比較部15とモータドライバ16を
別途に設けておき、その追尾制御回路のパルスジェネレ
ータ50の二対のサンプリングパルスの出力タイミングを
図4に示すように設定しておく。即ち、前記の実施例が
水平走査期間を異なった位置で分割するように二対のサ
ンプリングパルスを出力させていたのに対して、被写体
の上下方向の動きに追尾させるために、垂直走査期間を
分割するタイミングで二対のサンプリングパルス(Paパ
ルスとQaパルス,PbパルスとQbパルス)を出力させる。
【0026】そして、モータによるビデオカメラ1の回
動機構は図5に示すような構成が採用され、三脚ベース
2にコロ3を介して回動自在に取付けられたテーブル61に
支持フレーム62が立設せしめられており、その支持フレ
ーム62に回動自在に取付けられてビデオカメラ1と一体
で回動するプーリ63をモータ64で駆動させるようになっ
ている。また、駆動力の伝達はモータ64側のプーリ64a
とベルト65を介して行われる。尚、図5において、66は
上下方向追尾用に設けられた追尾制御回路(V)、67はモ
ータ64の駆動制御用のモータドライバであり、68は図3
に示した左右方向追尾用の追尾制御回路(H)に相当す
る。
【0027】その結果、前記の実施例と同様の原理に基
づいて、上下方向の自動追尾も並行して行うことがで
き、被写体が縦横に移動した場合にも常にその被写体を
撮像画面の中央部に位置させることが可能になる。
【0028】また更に、分割・比較部15における分割領
域の設け方とモータドライバ16のビデオカメラ1の回転
速度の制御を工夫することによって、より確実な追尾を
実行させることができる。例えば、被写体が非常に俊敏
な動作を行うものである場合に、ビデオカメラ1を常に
一定の標準速度で回転させていたのでは被写体が撮像画
面から外れてしまうことがある。この問題点について、
図6に示すように、撮像画面の縁側に更に側部分割領域
としてLsa領域とRsb領域を設け、それらの領域から特定
色の信号が最も多く検出された場合に標準速度より大き
い回転速度でビデオカメラ1を回転させるようにすれ
ば、被写体が撮像画面から外れることを防止できる。
【0029】この場合には、図3の分割・比較部15にお
けるパルスジェネレータ50が、前記のLaパルス,Raパル
ス,Lbパルス,Rbパルス以外に、更にLsaパルス,Rsaパル
ス,Lsbパルス,Rsbパルスを図6に示すようなタイミング
で出力するようにし、またそれらの各パルスに対応した
サンプリング回路と、LsaパルスとRsaパルスの出力期間
での特定色の多さを比較する比較回路、及びLsbパルス
とRsbパルスの出力期間での特定色の多さを比較する比
較回路を設けておく。
【0030】そして、比較結果において、Lsa領域で検
出されている特定色の信号がRsa領域より大きいときに
モータドライバ16がビデオカメラ1を標準速度より大き
い回転速度(例えば、2.5倍)で左側へ回転させ、またRsb
領域で検出されている特定色の信号がLsb領域より大き
いときには同様の回転速度で右側へ回転させる。尚、図
6ではRsb領域で特定色である青色の信号が最も多く検
出されることになるため、ビデオカメラ1は迅速に右側
へ回転することになる。従って、撮像画面でみれば、被
写体は直ちに画面の中央領域へ戻され、その後には前記
の標準速度での追尾手順が実行される。尚、図6では撮
像画面の左右方向に係る回転制御を行う場合について示
しているが、当然に上下方向の回転制御についても同様
の構成と手順で実行させることができる。
【0031】
【発明の効果】本発明のビデオカメラにおける被写体追
尾方法は、以上の構成を有していることにより、次のよ
うな効果を奏する。請求項1の発明は、ビデオカメラが
本来的に処理している色信号を利用して被写体の自動追
尾を実行させ、従来の音声や赤外線を利用した追尾方法
にみられた欠点や不具合がなく、比較的簡単で安価な回
路構成によって高精度で自然な追尾画像の記録を可能に
する。請求項2の発明は、被写体追尾のための検出要素
である特定色の色信号を実際の被写体から検出させるよ
うにし、初期の特定色設定操作を容易にすると共に追尾
精度の向上を実現する。請求項3の発明は、撮像画面の
中央から両側にズレた位置を境界とした2種類の分割パ
ターンから特定色の多少を判別させて入射光軸の回転制
御を実行するようにしたため、被写体が撮像画面のほぼ
中央領域に位置して動きが小さい場合でのハンチングを
防止し、自然で滑らかな追尾動作を可能にする。請求項
4の発明は、撮像倍率によってビデオカメラの回転速度
を変化させて拡大画面での被写体の速い移動速度にも追
従できるようにし、撮像倍率に応じた最適な追尾制御を
可能にする。請求項5の発明は、撮像画面の縁側に側部
分割領域を付加し、その領域で特定色の信号が多く検出
されたときに、標準速度より速い回転速度でビデオカメ
ラを回転させるようにし、被写体の動作が非常に俊敏で
ある場合に、撮像画面から被写体が外れることを防止し
て確実な追尾を可能にする。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明のビデオカメラにおける被写体追尾方法
を適用したビデオカメラのシステムブロック回路図であ
る。
【図2】被写体の撮像画面とサンプリングパルスの出力
タイミング(水平走査期間での画面分割)を対応させた図
である。
【図3】追尾制御回路の電気回路図である。
【図4】被写体の撮像画面とサンプリングパルスの出力
タイミング(垂直走査期間での画面分割)を対応させた図
である。
【図5】左右方向及び上下方向について被写体の追尾が
可能な追尾制御装置を備えたビデオカメラのブロック図
である。
【図6】被写体の撮像画面とサンプリングパルスの出力
タイミング(水平走査期間での画面分割)を対応させた図
である。
【符号の説明】
1…ビデオカメラ、1a…入射光軸、2…三脚ベース、3…
コロ、4,64…モータ、4a,63,64a…プーリ、5,65…ベル
ト、6…光学系、7…CCD撮像素子、8…信号処理部、9…
記録部、10…光学系駆動部、11…倍率制御部、12…操作
部、13…色設定部、14…信号検出部、15…分割・比較
部、16,67…駆動制御部(モータドライバ)、61…テーブ
ル、62…支持フレーム、66,68…追尾制御回路、La,Ra,L
b,Rb,Pa,Qa,Pb,Qb,Lsa,Rsa,Lsb,Rsb…サンプリング領
域。

Claims (5)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ビデオカメラにおける被写体追尾方法に
    おいて、被写体が有している色から特定色を選択し、そ
    の色信号を記憶させる色設定手順と、被写体を含んだ撮
    像画面の信号と前記色設定手順で記憶させた特定色の色
    信号を比較して特定色の色信号を検出する信号検出手順
    と、撮像画面を左右領域又は/及び上下領域に分割し、
    前記信号検出手順で検出された特定色の色信号が何れの
    領域により多く含まれているかを比較する分割・比較手
    順と、前記分割・比較手順で特定色がより多く含まれて
    いると判定された分割領域の方向へ入射光軸を向けるよ
    うにビデオカメラを回転させる駆動制御手順を実行する
    ことを特徴としたビデオカメラにおける被写体追尾方
    法。
  2. 【請求項2】 色設定手順が、被写体を拡大させた撮像
    状態で最も多く検出された色信号を、又は撮像画面にお
    いて指定した領域から検出された色信号を特定色の色信
    号として記憶させる実行手順である請求項1のビデオカ
    メラにおける被写体追尾方法。
  3. 【請求項3】 分割・比較手順が、撮像画面を中央から
    両側にズレた2つの境界で分割し、各境界の両側に構成
    される分割領域における特定色の色信号の多さを比較す
    る実行手順であり、駆動制御手順が、前記分割・比較手
    順の2種類の比較結果で双方とも境界間領域を含む分割
    領域側に特定色の色信号が多く存在すると判定された場
    合にはビデオカメラの回転を停止させ、それ以外の場合
    には双方の比較結果で特定色の色信号が多く存在してい
    ると判定されている分割領域の方向へ入射光軸を向ける
    ようにビデオカメラを回転させる実行手順である請求項
    1又は2のビデオカメラにおける被写体追尾方法。
  4. 【請求項4】 駆動制御手順において、撮像倍率に対応
    させてビデオカメラの回転速度を増減させることとした
    請求項1、2、又は3のビデオカメラにおける被写体追
    尾方法。
  5. 【請求項5】 分割・比較手順が、請求項3の分割態様
    に加えて、更に撮像画面の縁側に側部分割領域を設け、
    特定色の色信号が側部分割領域にそれ以外の領域より多
    く含まれているか否かも比較する実行手順であり、駆動
    制御手順が、前記分割・比較手順で特定色の色信号が側
    部分割領域にそれ以外の領域より多く含まれていると判
    定された場合に、標準回転速度より大きい回転速度で前
    記判定対象となった側部分割領域側へ入射光軸を向ける
    ようにビデオカメラを回転させる実行手順である請求項
    3又は4のビデオカメラにおける被写体追尾方法。
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