JP2797696B2 - 画像表示装置 - Google Patents
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- JP2797696B2 JP2797696B2 JP30512390A JP30512390A JP2797696B2 JP 2797696 B2 JP2797696 B2 JP 2797696B2 JP 30512390 A JP30512390 A JP 30512390A JP 30512390 A JP30512390 A JP 30512390A JP 2797696 B2 JP2797696 B2 JP 2797696B2
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Description
【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 本発明は、スクリーン上の画面を垂直方向に複数に分
割したときのそれぞれの区分毎の電子ビームを垂直方向
に偏向して複数のラインを表示し全体として画像を表示
する装置に関する。
割したときのそれぞれの区分毎の電子ビームを垂直方向
に偏向して複数のラインを表示し全体として画像を表示
する装置に関する。
従来の技術 従来の画像表示素子の基本的な構造を第4図に示して
説明する。
説明する。
表示素子は後方からアノード側に向かって順に電子ビ
ーム流制御背面電極4、電子ビーム源としての線陰極
2、ビーム引き出し電極3、水平偏向電極7、垂直偏向
電極8、スクリーン板10、等々が配置されて構成されて
おり、これらが真空容器の内部に収納されている。
ーム流制御背面電極4、電子ビーム源としての線陰極
2、ビーム引き出し電極3、水平偏向電極7、垂直偏向
電極8、スクリーン板10、等々が配置されて構成されて
おり、これらが真空容器の内部に収納されている。
ビーム源としての線陰極2は水平方向に線状に分布す
る電子ビームを発生するように水平方向に張られてお
り、線陰極2はさらに垂直方向に間隔をもって複数本
(本説明では2イ〜2ニの4本のみ示している。)設け
られている。本構成では線陰極の間隔は3mm、本数は30
本設けられているものとして、前記線陰極を2イ〜2マ
とする。前記線陰極の間隔は自由に大きくとることはで
きず、後述する垂直偏向電極8とスクリーン10の間隔に
より規制されている。これらの線陰極2の構成として10
〜30μmφのタングステン棒の表面に酸化物陰極材料を
塗布している。前記の線陰極は後述するように、上方の
線陰極2イから下方の2マまで順番に一定時間ずつ電子
ビームを放出するように制御される。ビーム引き出し電
極3は線陰極2イ〜2マのそれぞれと対向する水平方向
に一定間隔で多数個並べて設けられた貫通孔12を有し、
線陰極2から放出された電子ビームをその貫通孔12を通
して取り出す。
る電子ビームを発生するように水平方向に張られてお
り、線陰極2はさらに垂直方向に間隔をもって複数本
(本説明では2イ〜2ニの4本のみ示している。)設け
られている。本構成では線陰極の間隔は3mm、本数は30
本設けられているものとして、前記線陰極を2イ〜2マ
とする。前記線陰極の間隔は自由に大きくとることはで
きず、後述する垂直偏向電極8とスクリーン10の間隔に
より規制されている。これらの線陰極2の構成として10
〜30μmφのタングステン棒の表面に酸化物陰極材料を
塗布している。前記の線陰極は後述するように、上方の
線陰極2イから下方の2マまで順番に一定時間ずつ電子
ビームを放出するように制御される。ビーム引き出し電
極3は線陰極2イ〜2マのそれぞれと対向する水平方向
に一定間隔で多数個並べて設けられた貫通孔12を有し、
線陰極2から放出された電子ビームをその貫通孔12を通
して取り出す。
電子ビーム流制御背面電極4は、映像信号の絵素に対
応して、線陰極2から発生する電子ビームの量を、後述
する水平偏向のタイミングに同期させて制御している。
応して、線陰極2から発生する電子ビームの量を、後述
する水平偏向のタイミングに同期させて制御している。
水平偏向電極7は、前記貫通孔17のそれぞれ水平方向
の両サイドに沿って垂直方向に複数本配置された導伝板
7イ、7ロで構成されており、それぞれの導電板には水
平偏向電圧が印加されている。各絵素ごとの電子ビーム
はそれぞれ水平方向に偏向され、スクリーン10でR,G,B
の各蛍光体を順次照射して発光している。
の両サイドに沿って垂直方向に複数本配置された導伝板
7イ、7ロで構成されており、それぞれの導電板には水
平偏向電圧が印加されている。各絵素ごとの電子ビーム
はそれぞれ水平方向に偏向され、スクリーン10でR,G,B
の各蛍光体を順次照射して発光している。
本構成では、電子ビームごとの2トリオ分偏向してい
る。
る。
垂直偏向電極8は、前記貫通孔17のそれぞれ垂直方向
の中間の位置に水平方向に複数本配置された導伝板8
イ、8ロで構成されており、垂直偏向用電圧が印加さ
れ、電子ビームを垂直方向に偏向している。本構成では
一対の電極8イ、8ロによって1本の線陰極から生じた
電子ビームを垂直方向に8ライン分偏向している。そし
て31個で構成された垂直偏向電極8によって、30本の線
陰極のそれぞれに対応する30対の垂直偏向導電体対が構
成され、スクリーン上10に垂直方向に240本の水平走査
ラインを描いている。前記に説明したように本構成では
水平偏向電極7、垂直偏向電極8をそれぞれ複数本クシ
状に張り巡らしている。さらに水平、垂直の各偏向電極
間の距離に比べるとスクリーン10までの距離を長く設定
することにより、小さな偏向量で電子ビームをスクリー
ン10に照射させることが可能となる。これにより水平、
垂直共偏向歪みを少なくすることが出来る。
の中間の位置に水平方向に複数本配置された導伝板8
イ、8ロで構成されており、垂直偏向用電圧が印加さ
れ、電子ビームを垂直方向に偏向している。本構成では
一対の電極8イ、8ロによって1本の線陰極から生じた
電子ビームを垂直方向に8ライン分偏向している。そし
て31個で構成された垂直偏向電極8によって、30本の線
陰極のそれぞれに対応する30対の垂直偏向導電体対が構
成され、スクリーン上10に垂直方向に240本の水平走査
ラインを描いている。前記に説明したように本構成では
水平偏向電極7、垂直偏向電極8をそれぞれ複数本クシ
状に張り巡らしている。さらに水平、垂直の各偏向電極
間の距離に比べるとスクリーン10までの距離を長く設定
することにより、小さな偏向量で電子ビームをスクリー
ン10に照射させることが可能となる。これにより水平、
垂直共偏向歪みを少なくすることが出来る。
スクリーン10は硝子板の裏面に蛍光体をストライプ状
に塗布して構成している。また図示していないがメタル
バック、カーボンも塗布されている。蛍光体は電子ビー
ム流制御電極4の電極一本分の電子ビームを水平方向に
偏向することによりR,G,Bの3色の蛍光体を2トリオ分
照射するように設けられており、垂直方向にストライプ
状に塗布している。
に塗布して構成している。また図示していないがメタル
バック、カーボンも塗布されている。蛍光体は電子ビー
ム流制御電極4の電極一本分の電子ビームを水平方向に
偏向することによりR,G,Bの3色の蛍光体を2トリオ分
照射するように設けられており、垂直方向にストライプ
状に塗布している。
第4図において、スクリーン10に記入した破線は複数
本の線陰極2のそれぞれに対応して表示される垂直方向
の区分を示し、1点鎖線は複数本の電子ビーム制御背面
電極4の各々に対応して表示される水平方向の区分を示
す。破線、一点鎖線で仕切られた1つの区画の拡大図を
第5図に示す。第5図に示すように、水平方向では2ト
リオ分のR、G、Bの蛍光体、垂直方向では8ライン分
の幅を有している。1区画の大きさは本例では水平方向
1mm、垂直方向3mmである。
本の線陰極2のそれぞれに対応して表示される垂直方向
の区分を示し、1点鎖線は複数本の電子ビーム制御背面
電極4の各々に対応して表示される水平方向の区分を示
す。破線、一点鎖線で仕切られた1つの区画の拡大図を
第5図に示す。第5図に示すように、水平方向では2ト
リオ分のR、G、Bの蛍光体、垂直方向では8ライン分
の幅を有している。1区画の大きさは本例では水平方向
1mm、垂直方向3mmである。
尚第5図ではR、G、Bの各々3色の蛍光体はストラ
イプ状に図示しているが、デルタ状に配置しても良い。
ただしデルタ状に配置したときはそれに適合した水平偏
向、垂直偏向波形を印加する必要がある。
イプ状に図示しているが、デルタ状に配置しても良い。
ただしデルタ状に配置したときはそれに適合した水平偏
向、垂直偏向波形を印加する必要がある。
尚第4図では説明の都合で縦横の寸法比が実際のスク
リーンに表示したイメージと異なっている。
リーンに表示したイメージと異なっている。
また本構成では、電子ビーム流制御背面電極4のそれ
ぞれの電極に対してR、G、Bの蛍光体が2トリオ分設
けられているが、1トリオ分あるいは3トリオ分以上で
構成されていても良い。ただし電子ビーム制御背面電極
4には1トリオ、あるいは3トリオ以上のR、G、B映
像信号が順次加えられ、それに同期して水面偏向をする
必要がある。
ぞれの電極に対してR、G、Bの蛍光体が2トリオ分設
けられているが、1トリオ分あるいは3トリオ分以上で
構成されていても良い。ただし電子ビーム制御背面電極
4には1トリオ、あるいは3トリオ以上のR、G、B映
像信号が順次加えられ、それに同期して水面偏向をする
必要がある。
次にこの表示素子を駆動するための駆動回路の動作を
第6図を参照して説明する。まず電子ビームをスクリー
ン10に照射して表示する駆動部分の説明を行う。
第6図を参照して説明する。まず電子ビームをスクリー
ン10に照射して表示する駆動部分の説明を行う。
電源回路22は表示素子の各電極に所定のバイアス電圧
を印加するための回路で、ビーム出し電極3にはV3、ス
クリーン10にはV8の直流電圧を印加する。線陰極駆動回
路26は、垂直同期信号Vと水平同期信号Hを用いて線陰
極駆動パルス(イ〜マ)を作成する。第7図にそのタイ
ミング図を示す。各線陰極2イ〜2マは第7図(イ〜
マ)に示すように、駆動パルスが高電位の間に電流が流
れて加熱されており、駆動パルス(イ〜マ)が低電位の
期間に電子を放出するように加熱状態が保持される。こ
れにより30本の線陰極2イ〜2マより、それぞれ低電位
の駆動パルス(イ〜マ)が加えられた8水平走査期間の
み電子が放出される。高電位が加えられる期間には、電
子ビーム制御背面電極4はビーム引出し電極3とに加え
られているバイアス電圧によって定められた線陰極2の
周辺における電位よりも線陰極2イ〜2マに加えられて
いる電位のほうが高くなるため、線陰極からは電子が放
出されない。1画面を構成するには、上方の線陰極2イ
から下方の線陰極2マまで順次8走査期間ずつ電位を切
り替えて行けば良い。次に偏向部分の説明を行う。偏向
電圧発生回路40は、ダイレクトメモリアクセスコントロ
ーラ(以下DMAコントローラと称す)41、偏向電圧波形
記憶用メモリ(以下偏向メモリと称す)42、デジタル−
アナログ変換器(以下D/A変換器と称す)43h、43v等に
よって構成され、垂直偏向信号v、v′及び水平偏向信
号h、h′を発生する。本構成においては垂直偏向信号
に関して、オーバースキャンを考慮して、1フィールド
で240水平走査期間表示している。またそれぞれのライ
ンに対応する垂直偏向位置情報を記憶しているメモリア
ルアドレスエリアを第1フィールド及び第2フィールド
に分けそれぞれ1組のメモリ容量を有している。表示す
る際は該当の偏向メモリ42からデータを読み出してD/A
変換器43vでアナログ信号に変換して、垂直偏向電極7
に加えている。前記の偏向メモリ42に記憶された垂直偏
向位置情報は8水平走査期間毎にほぼ規則性のあるデー
タで構成されており、D/A変換された波形もほぼ8段階
の垂直偏向信号となっているが前記のように2フィール
ド分のメモリ容量を有して、各水平走査線毎に位置を微
調整できるようにしている。
を印加するための回路で、ビーム出し電極3にはV3、ス
クリーン10にはV8の直流電圧を印加する。線陰極駆動回
路26は、垂直同期信号Vと水平同期信号Hを用いて線陰
極駆動パルス(イ〜マ)を作成する。第7図にそのタイ
ミング図を示す。各線陰極2イ〜2マは第7図(イ〜
マ)に示すように、駆動パルスが高電位の間に電流が流
れて加熱されており、駆動パルス(イ〜マ)が低電位の
期間に電子を放出するように加熱状態が保持される。こ
れにより30本の線陰極2イ〜2マより、それぞれ低電位
の駆動パルス(イ〜マ)が加えられた8水平走査期間の
み電子が放出される。高電位が加えられる期間には、電
子ビーム制御背面電極4はビーム引出し電極3とに加え
られているバイアス電圧によって定められた線陰極2の
周辺における電位よりも線陰極2イ〜2マに加えられて
いる電位のほうが高くなるため、線陰極からは電子が放
出されない。1画面を構成するには、上方の線陰極2イ
から下方の線陰極2マまで順次8走査期間ずつ電位を切
り替えて行けば良い。次に偏向部分の説明を行う。偏向
電圧発生回路40は、ダイレクトメモリアクセスコントロ
ーラ(以下DMAコントローラと称す)41、偏向電圧波形
記憶用メモリ(以下偏向メモリと称す)42、デジタル−
アナログ変換器(以下D/A変換器と称す)43h、43v等に
よって構成され、垂直偏向信号v、v′及び水平偏向信
号h、h′を発生する。本構成においては垂直偏向信号
に関して、オーバースキャンを考慮して、1フィールド
で240水平走査期間表示している。またそれぞれのライ
ンに対応する垂直偏向位置情報を記憶しているメモリア
ルアドレスエリアを第1フィールド及び第2フィールド
に分けそれぞれ1組のメモリ容量を有している。表示す
る際は該当の偏向メモリ42からデータを読み出してD/A
変換器43vでアナログ信号に変換して、垂直偏向電極7
に加えている。前記の偏向メモリ42に記憶された垂直偏
向位置情報は8水平走査期間毎にほぼ規則性のあるデー
タで構成されており、D/A変換された波形もほぼ8段階
の垂直偏向信号となっているが前記のように2フィール
ド分のメモリ容量を有して、各水平走査線毎に位置を微
調整できるようにしている。
また水平偏向信号に対しては、1水平走査期間に6段
階に電子ビームを水平偏向させる必要性と水平走査毎に
偏向位置を微調整可能なようにメモリを持っている。従
って1フレーム間に480水平走査期間表示するとして、4
80×6=2880バイトのメモリが必要であるが、第1フィ
ールドと第2フィールドのデータを共用しているため
に、実際には1440バイトのメモリを使用している。表示
の際には各水平走査ラインに対応した偏向情報を前記偏
向メモリ42から読み出して、D/A変換器43vでアナログ信
号に変換して、水平偏向電極6に加えている。要約する
と、垂直周期のうちの垂直帰線期間を除いた表示期間
に、線陰極2イ〜2マのうちの低電位の駆動パルスを印
加いている線陰極から放出された電子ビームは、ビーム
引出し電極3によって水平方向に120区分に分割され、1
20本の電子ビーム列を構成している。この電子ビーム
は、後述するように各区分毎に電子ビーム制御背面電極
4によってビーム量が制御され、第5図に示すようにほ
ぼ6段階に変化する一対の水平偏向信号h、h′を加え
られた水平偏向電極7イ、7ロ等により、各水平表示期
間にスクリーン10のR1、G1、B1およびR2、G2、B2等の蛍
光体に順次、水平表示期間/6ずつ照射される。かくし
て、各水平ラインのラスターは120個の各区分毎に電子
ビームをR1、G1、B1およびR2、G2、B2に該当する映像信
号によって変調することにより、スクリーン10の上にカ
ラー画像を表示する事ができる。
階に電子ビームを水平偏向させる必要性と水平走査毎に
偏向位置を微調整可能なようにメモリを持っている。従
って1フレーム間に480水平走査期間表示するとして、4
80×6=2880バイトのメモリが必要であるが、第1フィ
ールドと第2フィールドのデータを共用しているため
に、実際には1440バイトのメモリを使用している。表示
の際には各水平走査ラインに対応した偏向情報を前記偏
向メモリ42から読み出して、D/A変換器43vでアナログ信
号に変換して、水平偏向電極6に加えている。要約する
と、垂直周期のうちの垂直帰線期間を除いた表示期間
に、線陰極2イ〜2マのうちの低電位の駆動パルスを印
加いている線陰極から放出された電子ビームは、ビーム
引出し電極3によって水平方向に120区分に分割され、1
20本の電子ビーム列を構成している。この電子ビーム
は、後述するように各区分毎に電子ビーム制御背面電極
4によってビーム量が制御され、第5図に示すようにほ
ぼ6段階に変化する一対の水平偏向信号h、h′を加え
られた水平偏向電極7イ、7ロ等により、各水平表示期
間にスクリーン10のR1、G1、B1およびR2、G2、B2等の蛍
光体に順次、水平表示期間/6ずつ照射される。かくし
て、各水平ラインのラスターは120個の各区分毎に電子
ビームをR1、G1、B1およびR2、G2、B2に該当する映像信
号によって変調することにより、スクリーン10の上にカ
ラー画像を表示する事ができる。
次に電子ビームの変調制御部分について説明する。ま
ず第6図において、信号入力端子23R、23G、23Bに加え
られたR、G、Bの各映像信号は、120組のサンプルホ
ールド回路組、31a〜31nに加えられる。各サンプルホー
ルド組31a〜31nはそれぞれR1用、G1用、B1用、およびR2
用、G2用、B2用の6個のサンプルホールド回路で構成さ
れている。サンプリングパルス発生回路34は、水平周期
(63.5μs)のうちの水平表示期間(約50μs)に、前
記120組のサンプルホールド回路31a〜31nの各々R1用、G
1用、B1用、およびR2用、G2用、B2用のサンプルホール
ド回路に対応する720個(120×6)のサンプリングパル
スRa1〜Rn2を順次発生する。前記720個のサンプリング
パルスがそれぞれ120組のサンプルホールド回路組31a〜
31nに6個ずつ加えられ、これによって各サンプルホー
ルド回路組には、1ラインを120個に区分したときのそ
れぞれの2絵素分のR1、G1、B1、R2、G2、B2の各映像信
号が個別にサンプリングされホールドされる。サンプル
ホールドされた120組のR1、G1、B1、R2、G2、B2の映像
信号は1ライン分のサンプルホールド終了後に120組の
メモリ32a〜32nに転送パルスtによって一斉に転送さ
れ、ここで次の1水平走査期間保持される。保持された
信号は120個のスイッチング回路35a〜35nに加えられ
る。スイッチング回路35a〜35nはそれぞれがR1、G1、B
1、R2、G2、B2の個別入力端子とそれらを順次切り替え
て出力する共通出力端子とを有する回路により構成され
たもので、スイッチングパルス発生回路36から加えられ
るスイッチングパルスr1、g1、b1、r2、g2、b2によって
同時に切り替え制御される。
ず第6図において、信号入力端子23R、23G、23Bに加え
られたR、G、Bの各映像信号は、120組のサンプルホ
ールド回路組、31a〜31nに加えられる。各サンプルホー
ルド組31a〜31nはそれぞれR1用、G1用、B1用、およびR2
用、G2用、B2用の6個のサンプルホールド回路で構成さ
れている。サンプリングパルス発生回路34は、水平周期
(63.5μs)のうちの水平表示期間(約50μs)に、前
記120組のサンプルホールド回路31a〜31nの各々R1用、G
1用、B1用、およびR2用、G2用、B2用のサンプルホール
ド回路に対応する720個(120×6)のサンプリングパル
スRa1〜Rn2を順次発生する。前記720個のサンプリング
パルスがそれぞれ120組のサンプルホールド回路組31a〜
31nに6個ずつ加えられ、これによって各サンプルホー
ルド回路組には、1ラインを120個に区分したときのそ
れぞれの2絵素分のR1、G1、B1、R2、G2、B2の各映像信
号が個別にサンプリングされホールドされる。サンプル
ホールドされた120組のR1、G1、B1、R2、G2、B2の映像
信号は1ライン分のサンプルホールド終了後に120組の
メモリ32a〜32nに転送パルスtによって一斉に転送さ
れ、ここで次の1水平走査期間保持される。保持された
信号は120個のスイッチング回路35a〜35nに加えられ
る。スイッチング回路35a〜35nはそれぞれがR1、G1、B
1、R2、G2、B2の個別入力端子とそれらを順次切り替え
て出力する共通出力端子とを有する回路により構成され
たもので、スイッチングパルス発生回路36から加えられ
るスイッチングパルスr1、g1、b1、r2、g2、b2によって
同時に切り替え制御される。
前記スイッチングパルスr1、g1、b1、r2、g2、b2は、
各水平表示期間を6分割して、水平表示期間/6ずつスイ
ッチング回路35a〜35nを切り替えR1、G1、B1、R2、G2、
B2の各映像信号を時分割して順次出力し、パルス幅変調
回路37a〜37nに供給している。各スイッチング回路35a
〜35nの出力は、120組のパルス幅変調(以下PWMと称
す)回路37a〜37nに加えられ、R1、G1、B1、R2、G2、B2
の各映像信号の大きさに応じてパルス幅変調され出力さ
れる。このパルス幅変調回路37a〜37nの出力は電子ビー
ムを変調するための制御信号として表示素子の電子ビー
ム制御背面電極4の120本の導電板にそれぞれ個別に加
えられる。
各水平表示期間を6分割して、水平表示期間/6ずつスイ
ッチング回路35a〜35nを切り替えR1、G1、B1、R2、G2、
B2の各映像信号を時分割して順次出力し、パルス幅変調
回路37a〜37nに供給している。各スイッチング回路35a
〜35nの出力は、120組のパルス幅変調(以下PWMと称
す)回路37a〜37nに加えられ、R1、G1、B1、R2、G2、B2
の各映像信号の大きさに応じてパルス幅変調され出力さ
れる。このパルス幅変調回路37a〜37nの出力は電子ビー
ムを変調するための制御信号として表示素子の電子ビー
ム制御背面電極4の120本の導電板にそれぞれ個別に加
えられる。
次に水平偏向と表示のタイミングについて説明する。
スイッチング回路35a〜35nにおけるR1、G1、B1、R2、G
2、B2の映像信号の切り替えと、水平偏向駆動回路41に
よる電子ビームR1、G1、B1、R2、G2、B2の蛍光体への水
平偏向の切り替えタイミングと順序が完全に一致するよ
うに同期制御されている。これにより電子ビームがR1蛍
光体に照射されているときには、その電子ビームの照射
量がR1制御信号によって制御され、以下G1、B1、R2、G
2、B2についても同様に制御されて、各絵素のR1、G1、B
1、R2、G2、B2各蛍光体の発光がその絵素のR1、G1、B
1、R2、G2、B2各蛍光体の発光がその絵素のR1、G1、B
1、R2、G2、B2の映像信号によってそれぞれ制御される
ことになり、各絵素が入力の映像信号にしたがって発光
表示されるのである。かかる制御が1ライン分の120組
(各2絵素ずつ)分同時に実行されて、1ライン240絵
素の映像が表示され、さらに1フィールド240本のライ
ンについて上方のラインから順次行われて、スクリーン
10上に画像が表示される。さらに上記の諸動作が入力映
像信号の1フィールド毎に繰り返されて、テレビジョン
信号等がスクリーン10に表示される。尚、本構成に必要
な基本クロックは第6図に示すパルス発生回路39から供
給されており、水平同期信号H、及び垂直同期信号Vで
タイミングをコントロールしている。
スイッチング回路35a〜35nにおけるR1、G1、B1、R2、G
2、B2の映像信号の切り替えと、水平偏向駆動回路41に
よる電子ビームR1、G1、B1、R2、G2、B2の蛍光体への水
平偏向の切り替えタイミングと順序が完全に一致するよ
うに同期制御されている。これにより電子ビームがR1蛍
光体に照射されているときには、その電子ビームの照射
量がR1制御信号によって制御され、以下G1、B1、R2、G
2、B2についても同様に制御されて、各絵素のR1、G1、B
1、R2、G2、B2各蛍光体の発光がその絵素のR1、G1、B
1、R2、G2、B2各蛍光体の発光がその絵素のR1、G1、B
1、R2、G2、B2の映像信号によってそれぞれ制御される
ことになり、各絵素が入力の映像信号にしたがって発光
表示されるのである。かかる制御が1ライン分の120組
(各2絵素ずつ)分同時に実行されて、1ライン240絵
素の映像が表示され、さらに1フィールド240本のライ
ンについて上方のラインから順次行われて、スクリーン
10上に画像が表示される。さらに上記の諸動作が入力映
像信号の1フィールド毎に繰り返されて、テレビジョン
信号等がスクリーン10に表示される。尚、本構成に必要
な基本クロックは第6図に示すパルス発生回路39から供
給されており、水平同期信号H、及び垂直同期信号Vで
タイミングをコントロールしている。
発明が解決しようとする課題 しかしながら、上記のように構成された画像表示装置
では、線陰極の本数が多く、消費電力も大きくなり、ま
た、線陰極の架張輝度のバラツキによる線陰極間の輝度
むらが多数発生するという問題点を有していた。
では、線陰極の本数が多く、消費電力も大きくなり、ま
た、線陰極の架張輝度のバラツキによる線陰極間の輝度
むらが多数発生するという問題点を有していた。
本発明は、上記問題点に鑑み、1本の線陰極で複数の
ブロックを受け持つことにより、消費電力を小さくし、
輝度むらの少ない画像表示装置を提供するものである。
ブロックを受け持つことにより、消費電力を小さくし、
輝度むらの少ない画像表示装置を提供するものである。
課題を解決するための手段 上記問題点を解決するために、本発明の画像表示装置
は、線陰極と上記電子ビームが照射されることにより発
光する蛍光体を有するスクリーンと、上記線陰極で発生
された電子ビームを垂直偏向するための上記線陰極と同
一平面上に置いた第1の垂直偏向電極と、上記スクリー
ンに至るまでの間で水平に偏向する水平偏向電極と、第
2の垂直偏向電極と、上記スクリーンに照射される上記
電子ビームの量を制御して発光量を制御する電子ビーム
流制御背面電極を備えたものである。
は、線陰極と上記電子ビームが照射されることにより発
光する蛍光体を有するスクリーンと、上記線陰極で発生
された電子ビームを垂直偏向するための上記線陰極と同
一平面上に置いた第1の垂直偏向電極と、上記スクリー
ンに至るまでの間で水平に偏向する水平偏向電極と、第
2の垂直偏向電極と、上記スクリーンに照射される上記
電子ビームの量を制御して発光量を制御する電子ビーム
流制御背面電極を備えたものである。
作用 本発明は、上記のような構成にすることによって、線
陰極の本数が減り消費電力を減少し、同一の線陰極で多
くのブロックを受け持つことによって線陰極間の輝度ば
らつきを少なくすることができる。
陰極の本数が減り消費電力を減少し、同一の線陰極で多
くのブロックを受け持つことによって線陰極間の輝度ば
らつきを少なくすることができる。
実施例 以下本発明の一実施例について、図面を参照しながら
説明する。
説明する。
第1図は、本発明の一実施例における画像表示装置の
基本的な構造を示す分解斜視図、第2図は、本発明の一
実施例における画像表示装置の基本駆動回路の回路図、
第3図は、本発明の一実施例における画像表示装置の各
種タイミングの波形を示すものである。
基本的な構造を示す分解斜視図、第2図は、本発明の一
実施例における画像表示装置の基本駆動回路の回路図、
第3図は、本発明の一実施例における画像表示装置の各
種タイミングの波形を示すものである。
第1図において、4イ〜4リは電子ビームの量を制御
する電子ビーム制御背面電極、2イは電子ビームを発生
する線陰極、30イ〜30ロは第1の垂直偏向電極、3はビ
ーム引き出し電極、7イ〜7ロは水平偏向電極、8イ〜
8ロは第2の垂直偏向電極、23はスクリーンで、これら
の構成部品をガラス容器に10,11に封入して真空にした
ものである。
する電子ビーム制御背面電極、2イは電子ビームを発生
する線陰極、30イ〜30ロは第1の垂直偏向電極、3はビ
ーム引き出し電極、7イ〜7ロは水平偏向電極、8イ〜
8ロは第2の垂直偏向電極、23はスクリーンで、これら
の構成部品をガラス容器に10,11に封入して真空にした
ものである。
第2図において、22は電源回路、31a〜31nはサンプル
ホールド回路、32a〜32nはメモリ、34はサンプリングパ
ルス発生回路、35a〜35nはスイッチ、36はスイッチング
パルス発生回路、37a〜37nはPWM回路、39はパルス発生
回路、41はDMAコントローラ、42は偏向メモリ、43h,43v
はディジタルアナログ変換器(D/A)、26は線陰極駆動
回路である。
ホールド回路、32a〜32nはメモリ、34はサンプリングパ
ルス発生回路、35a〜35nはスイッチ、36はスイッチング
パルス発生回路、37a〜37nはPWM回路、39はパルス発生
回路、41はDMAコントローラ、42は偏向メモリ、43h,43v
はディジタルアナログ変換器(D/A)、26は線陰極駆動
回路である。
以上のように構成された画像表示装置について、以下
第1図、第2図、第3図を用いてその動作を説明する。
第1図、第2図、第3図を用いてその動作を説明する。
まず第1図は本画像表示装置の電極構成を示すもので
あって、線陰極2イから発生する電子ビームは電子ビー
ム制御背面電極4イ〜4リに映像信号に応じた電位を印
可することによって制御され、上記電子ビームは線陰極
2イと同一平面上の第1の垂直偏向電極30イ〜30ロによ
ってビーム引き出し電極3の垂直方向に1実施例として
3つの貫通孔を順番に通過するように垂直偏向され、ビ
ーム引き出し電極3で電子ビームを引き出すと同時に水
平方向に区分した各水平区分ごとに正確に分離し、それ
ぞれ電子ビームを水平偏向電極7イ〜7ロおよび第2の
垂直偏向電極2、8イ〜8ロの間に与えられる電位差に
よって水平および垂直に静電偏向する。さらにスクリー
ン23のメタルバック層に高電圧が印可されており、電子
ビームは高エネルギーに加速されてメタルバックに衝突
し、蛍光体を発光させる。
あって、線陰極2イから発生する電子ビームは電子ビー
ム制御背面電極4イ〜4リに映像信号に応じた電位を印
可することによって制御され、上記電子ビームは線陰極
2イと同一平面上の第1の垂直偏向電極30イ〜30ロによ
ってビーム引き出し電極3の垂直方向に1実施例として
3つの貫通孔を順番に通過するように垂直偏向され、ビ
ーム引き出し電極3で電子ビームを引き出すと同時に水
平方向に区分した各水平区分ごとに正確に分離し、それ
ぞれ電子ビームを水平偏向電極7イ〜7ロおよび第2の
垂直偏向電極2、8イ〜8ロの間に与えられる電位差に
よって水平および垂直に静電偏向する。さらにスクリー
ン23のメタルバック層に高電圧が印可されており、電子
ビームは高エネルギーに加速されてメタルバックに衝突
し、蛍光体を発光させる。
テレビジョン画面を縦横にマトリクス上に分割し、小
区分25の集合体としたとき、各小区分に対し上記のよう
にして分離された電子ビームを各1本ずつ対応させ、電
子ビームを小区分内のみ偏向、走査することによって全
画面をスクリーン上に映し出すことができる。また各絵
素に対応したRGB映像信号を、電子ビーム制御背面電極
電圧4で上記のように経時的に制御することにより、テ
レビジョン動画を再現することができる。
区分25の集合体としたとき、各小区分に対し上記のよう
にして分離された電子ビームを各1本ずつ対応させ、電
子ビームを小区分内のみ偏向、走査することによって全
画面をスクリーン上に映し出すことができる。また各絵
素に対応したRGB映像信号を、電子ビーム制御背面電極
電圧4で上記のように経時的に制御することにより、テ
レビジョン動画を再現することができる。
以上のように本実施例によれば、第1の垂直偏向を線
陰極2イと同一平面上で行うことによって、従来より、
多くの垂直方向のブロックを1本の線陰極で受け持つこ
とができ、線陰極の本数を少なくすることができて線陰
極で消費される電力を削減することができる。また、1
本の線陰極で垂直方向の複数のブロックを受け持つため
線陰極間の架張誤差による輝度ばらつきを軽減すること
ができる。
陰極2イと同一平面上で行うことによって、従来より、
多くの垂直方向のブロックを1本の線陰極で受け持つこ
とができ、線陰極の本数を少なくすることができて線陰
極で消費される電力を削減することができる。また、1
本の線陰極で垂直方向の複数のブロックを受け持つため
線陰極間の架張誤差による輝度ばらつきを軽減すること
ができる。
第2図の本発明の一実施例における画像表示装置の基
本駆動回路における端子23R,23G,23Bから入力されたR,
G,Bの映像信号は、サンプリングパルス発生回路34によ
って制御されたサンプルホールド回路31a〜31nでサンプ
ルホールド後、メモリ32a〜32nに転送される。この場
合、メモリ32a〜32n全体で、1ライン分をメモリし、ス
イッチ35a〜35nPWM回路37a〜37nに送られて、電子ビー
ム流制御背面電極4イ〜4リに信号が印加される。ま
た、線陰極駆動回路26によって垂直同期信号Vと水平同
期信号Hを用いてつくられた線陰極駆動パルス2イ〜2
ホによって、電子ビーム流制御背面電極4イ〜4リのそ
れぞれに対応した線陰極が電子を放出し、それと同時
に、上記電子ビームは、ビーム引き出し電極3の垂直方
向に複数の貫通孔を通過するようにDMAコントローラ41
と偏向メモリ42によって出力されたディジタルデータを
D/A変換器でアナログに変換したv1,v1′信号を増幅し、
垂直偏向電極1に印加することによって偏向される。
本駆動回路における端子23R,23G,23Bから入力されたR,
G,Bの映像信号は、サンプリングパルス発生回路34によ
って制御されたサンプルホールド回路31a〜31nでサンプ
ルホールド後、メモリ32a〜32nに転送される。この場
合、メモリ32a〜32n全体で、1ライン分をメモリし、ス
イッチ35a〜35nPWM回路37a〜37nに送られて、電子ビー
ム流制御背面電極4イ〜4リに信号が印加される。ま
た、線陰極駆動回路26によって垂直同期信号Vと水平同
期信号Hを用いてつくられた線陰極駆動パルス2イ〜2
ホによって、電子ビーム流制御背面電極4イ〜4リのそ
れぞれに対応した線陰極が電子を放出し、それと同時
に、上記電子ビームは、ビーム引き出し電極3の垂直方
向に複数の貫通孔を通過するようにDMAコントローラ41
と偏向メモリ42によって出力されたディジタルデータを
D/A変換器でアナログに変換したv1,v1′信号を増幅し、
垂直偏向電極1に印加することによって偏向される。
ビーム引き出し電極3を通過した電子ビームは、DMA
コントローラ41と偏向メモリ42によって出力されたディ
ジタルデータをD/A変換器でアナログに変換した後、h,
h′およびv2,v2′を増幅してそれぞれ、水平偏向電極
7、第2の垂直偏向電極8に印加することによって、水
平偏向、垂直偏向を受けた後、スクリーン23に照射され
発光する。
コントローラ41と偏向メモリ42によって出力されたディ
ジタルデータをD/A変換器でアナログに変換した後、h,
h′およびv2,v2′を増幅してそれぞれ、水平偏向電極
7、第2の垂直偏向電極8に印加することによって、水
平偏向、垂直偏向を受けた後、スクリーン23に照射され
発光する。
以上のように、従来の線陰極一本で垂直方向一ブロッ
クを受け持つのに対して、線陰極一本で複数のブロック
を受け持つ本構成による画像表示装置は、線陰極の本数
が少なく、従って線陰極で消費される電力を削減するこ
とができる。また、線陰極一本で複数のブロックを受け
持つため、線陰極の架張誤差によって生じる線陰極間の
輝度ばらつきを少なくすることができる。
クを受け持つのに対して、線陰極一本で複数のブロック
を受け持つ本構成による画像表示装置は、線陰極の本数
が少なく、従って線陰極で消費される電力を削減するこ
とができる。また、線陰極一本で複数のブロックを受け
持つため、線陰極の架張誤差によって生じる線陰極間の
輝度ばらつきを少なくすることができる。
発明の効果 以上のように本発明は、線陰極と同一平面上で垂直偏
向を行うことによって、線陰極の本数を減らすことがで
き、それにともない線陰極の消費電力を減らすことがで
きる。また、1本の線陰極は、従来より多くのブロック
を受け持つため、線陰極の架張誤差によって起こる線陰
極間での輝度むらを少なくすることができる。
向を行うことによって、線陰極の本数を減らすことがで
き、それにともない線陰極の消費電力を減らすことがで
きる。また、1本の線陰極は、従来より多くのブロック
を受け持つため、線陰極の架張誤差によって起こる線陰
極間での輝度むらを少なくすることができる。
第1図は本発明の一実施例における画像表示装置の基本
的な構造を示す分解斜視図、 第2図は本発明の一実施例における画像表示装置の基本
駆動回路の回路図、 第3図は本発明の一実施例における画像表示装置の各種
タイミングの波形図、 第4図は従来の画像表示装置の基本的な構造を示す分解
斜視図、 第5図はスクリーンの拡大図、 第6図は画像表示装置の基本駆動回路図、 第7図は各種波形のタイミング図である。 2……線陰極、3……ビーム引き出し電極、4……ビー
ム流制御背面電極、7……水平偏向電極、8……第2垂
直偏向電極、23……スクリーン、30……第1の垂直偏向
電極。
的な構造を示す分解斜視図、 第2図は本発明の一実施例における画像表示装置の基本
駆動回路の回路図、 第3図は本発明の一実施例における画像表示装置の各種
タイミングの波形図、 第4図は従来の画像表示装置の基本的な構造を示す分解
斜視図、 第5図はスクリーンの拡大図、 第6図は画像表示装置の基本駆動回路図、 第7図は各種波形のタイミング図である。 2……線陰極、3……ビーム引き出し電極、4……ビー
ム流制御背面電極、7……水平偏向電極、8……第2垂
直偏向電極、23……スクリーン、30……第1の垂直偏向
電極。
Claims (1)
- 【請求項1】電子ビームが照射されることにより発光す
る蛍光体が塗布されたスクリーンと、上記スクリーン上
画面を垂直方向に区分した各垂直区分毎に電子ビームを
発生する複数本の線陰極と、水平方向に区分した各水平
区分毎に上記線陰極から発生された電子ビームを分離し
て上記スクリーンに照射する分離手段と、上記電子ビー
ムを上記分離手段と上記スクリーンの間で垂直方向に偏
向する第2の垂直偏向電極と、上記電子ビームを上記ス
クリーンに至るまでの間に水平方向に複数段階に偏向す
る水平偏向電極と、上記水平区分毎に分離された電子ビ
ームを上記スクリーンに照射する量を制御するビーム流
制御電極と、線陰極と同一平面上に上記第2の垂直偏向
電極とは別に垂直偏向を行う第1の垂直偏向電極を少な
くとも線陰極と交互に設置したことを特徴とする画像表
示装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP30512390A JP2797696B2 (ja) | 1990-11-09 | 1990-11-09 | 画像表示装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP30512390A JP2797696B2 (ja) | 1990-11-09 | 1990-11-09 | 画像表示装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH04179033A JPH04179033A (ja) | 1992-06-25 |
JP2797696B2 true JP2797696B2 (ja) | 1998-09-17 |
Family
ID=17941378
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP30512390A Expired - Fee Related JP2797696B2 (ja) | 1990-11-09 | 1990-11-09 | 画像表示装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2797696B2 (ja) |
Families Citing this family (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2005164350A (ja) * | 2003-12-02 | 2005-06-23 | Yokogawa Electric Corp | 電子ビーム発生装置及びこの装置を用いた光サンプリング装置 |
-
1990
- 1990-11-09 JP JP30512390A patent/JP2797696B2/ja not_active Expired - Fee Related
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Publication number | Publication date |
---|---|
JPH04179033A (ja) | 1992-06-25 |
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |