JP2797236B2 - 動力作業車両の駆動装置 - Google Patents

動力作業車両の駆動装置

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JP2797236B2
JP2797236B2 JP9340093A JP9340093A JP2797236B2 JP 2797236 B2 JP2797236 B2 JP 2797236B2 JP 9340093 A JP9340093 A JP 9340093A JP 9340093 A JP9340093 A JP 9340093A JP 2797236 B2 JP2797236 B2 JP 2797236B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、動力運搬車その他の動
力作業車両の駆動装置、特に、静油圧式無段変速機と減
速機とを組合せてなるものに関する。
【0002】
【従来の技術】従来、かゝる駆動装置として、左右一対
の駆動軸を下部で支承するミッションケースの上部の左
右両側面に一対の補助ケースの一端部を接合し、この両
補助ケースの他端部内側面に左右一対の静油圧式無段変
速機を取付け、各無段変速機のモータ軸を同側の駆動軸
に連結する左右各一対の1次減速機及び2次減速機を補
助ケース及びミッションケースにそれぞれ配設したもの
が知られている(例えば実開昭62−13726号公報
参照)。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】上記のような従来装置
では、部品点数が多く構造が複雑である上、左右の補助
ケース間に一対の無段変速機が配置されることから、そ
れらのメンテナンスの際には補助ケースが邪魔となっ
て、その作業を困難にしている。
【0004】本発明は、かゝる事情に鑑みてなされたも
ので、構造が簡単であると共にコンパクトであり、しか
も静油圧式無段変速機のメンテナンスを容易に行い得る
ようにした、動力作業車両の駆動装置を提供することを
目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、本発明は、車両のフレームに固着されるミッション
ケースの下端に相対回転可能の左右一対の駆動軸を支承
させると共に、これら駆動軸を制動するための左右一対
のブレーキをミッションケースの下部両側に配設し、ま
たミッションケースの上部両側面には、その内部に配設
される一対の減速機を介して左右の駆動軸に連結する左
右一対の静油圧式無段変速機を取付けて、各無段変速機
と同側のブレーキとの間に空所を画成し、各駆動軸の外
端に装着される走行手段の内側端を同側の前記空所に突
入させたことを第1の特徴とする。
【0006】また本発明は、第1の特徴に加えて、各減
速機を、同側の静油圧式無段変速機のモータ軸に固設さ
れた駆動伝動輪と同側の駆動軸に固設された被動伝動輪
との間を少なくとも2個の段付伝動輪を介して連結し
て、モータ軸の回転を少なくとも3段階減速して駆動軸
に伝達するように構成したことを第2の特徴とする。
【0007】さらに本発明は、第1又は第2の特徴に加
えて、各静油圧式無段変速機の油圧閉回路を有する分配
板をミッションケースの外側面に分離可能に接合し、こ
の分配板には油圧閉回路に作動油を補給する補給ポンプ
を装着すると共に、この補給ポンプの吸入口及びそれを
覆うオイルフィルタをミッションケース内の油溜に浸漬
したことを第3の特徴とする。
【0008】さらにまた本発明は、第1,第2又は第3
の特徴に加えて、互いに接合される左右一対のケース本
体と、両ケース半体の下部外側面に接合されてそれらの
間に一対のブレーキ室を画成する左右一対のブレーキカ
バーとからミッションケースを構成し、各同側のケース
半体及びブレーキカバーにより同側の駆動軸を支承する
と共に、この駆動軸を制動し得るブレーキを同側の前記
ブレーキ室に収容したことを第4の特徴とする。
【0009】さらにまた本発明は、第4の特徴に加え
て、走行手段の上方で各ケース半体にそれを貫通する中
継軸を支承させ、この中継軸の内端に固設された内側レ
バーを同側のブレーキの作動レバーにミッションケース
内で連動させる一方、中継軸の外端に固設された外側レ
バーに外部のブレーキ操作部材を連動させたことを第5
の特徴とする。
【0010】さらにまた本発明は、ミッションケース
と、このミッションケース上に原動機ベッドを介して搭
載された原動機と、平行配置のポンプ軸及びモータ軸を
それぞれ有して互いに対称に構成され、ミッションケー
ス上部の左右両側面に取付けられた左右一対の静油圧式
無段変速機と、ミッションケースの下部に支承された左
右一対の駆動軸と、ミッションケース内で各モータ軸の
回転を同側の駆動軸へ少なくとも3段階減速して伝達す
る左右一対の減速機とからパワーユニットを構成し、原
動機の出力軸を一方のポンプ軸に伝動装置を介して連結
すると共に、左右のポンプ軸を互いに連結し、各駆動軸
の外端に装着される走行手段の内側端を同側の無段変速
機及び駆動軸間の空所に突入させたことを第6の特徴と
する。
【0011】
【実施例】以下、図面により本発明の一実施例について
説明する。
【0012】先ず図1において、作業車両としての動力
運搬車1は、荷台2を支持するフレーム3の後端にパワ
ーユニット4が取付けられ、このパワーユニット4の駆
動軸26から駆動される左右一対の駆動輪5,5と、フ
レーム3前後に軸支された左右一対の従動輪6,6との
間に走行手段としてのクローラ7,7が巻装される。ま
たフレーム3の中間部には、各クローラ7の下側帯中間
部の内面を押える複数の案内輪8,8が軸支される。フ
レーム3に基端を固着する操向ハンドル9は、パワーユ
ニット4を囲んでその上方及び後方まで延びる門形に形
成され、この操向ハンドル9の後端、即ち握り部9aの
下方でステップ10がパワーユニット4に固着される。
この動力運搬車1は、パワーユニット4の出力により駆
動輪5を介してクローラ7,7を駆動して走行させるも
ので、その際、走行ハンドル9を操る作業者は通常歩行
するが、ステップ10に乗ることもある。
【0013】図1及び図2に示すように、フレーム3は
左右一対の主フレーム11,11と、両主フレーム1
1,11間をその前方寄り中間部で連結するクロスメン
バ12と、両主フレーム11,11間をその後方寄り中
間部で連結する支持枠13とからなっており、各主フレ
ーム11の後端にはパワーユニットブラケット14が溶
接されている。
【0014】支持枠13は、左右の主フレーム11,1
1との結合部から上方後向きの斜め方向に延出してお
り、クローラ7より高い中間部に段部13aを有し、そ
の段部13aに溶接された後部受台15rと、両主フレ
ーム11,11の前端に固着されてクローラ7の上方へ
延出する前部受台15f上に荷台2が取付けられる。
【0015】また支持枠13上部の左右両側壁には、操
向ハンドル9の左右の基端を支持する一対のハンドルブ
ラケット16,16がボルト17で固着される。
【0016】図2及び図3に示すように、パワーユニッ
ト4は、ミッションケース18と、このミッションケー
ス18の上部にボルト19で固着された断面コ字形の原
動機ベッド20と、この原動機ベッド20上に搭載され
る原動機としての内燃エンジン21とを備えており、ミ
ッションケース18は車両の後方上向きに一定角度傾斜
させた姿勢をもって左右の前記パワーユニットブラケッ
ト14,14にボルト22で固着される。またエンジン
21は、その出力軸としてのクランク軸23が駆動軸2
6の略直上でそれと平行となり、且つシリンダブロック
24がミッションケース18と同方向へ傾斜するように
配置される。
【0017】而して、ミッションケース18及びシリン
ダブロック24の後方傾倒配置は、パワーユニット4の
全高を低くして、車両の低重心化に寄与する。またクラ
ンク軸23の駆動軸26直上配置は、ミッションケース
18及びシリンダブロック24の後方傾倒配置と相俟っ
てパワーユニット4のコンパクト化に寄与する。
【0018】また原動機ベッド20は、前端部が前記支
持枠13にボルト32で固着される。したがって原動機
ベッド20、ミッションケース18、支持枠13及び主
フレーム11,11は、閉鎖された剛体枠を構成し、こ
れによってフレーム3が補強されると共に、パワーユニ
ット4の支持剛性が強化される。
【0019】図4に示すように、ミッションケース18
は、ボルト29で結合された左右一対のケース半体2
8,28と、これらケース半体28,28の下端部外側
面に通しボルト31で結合される左右一対のカップ状の
ブレーキカバー30,30からなっており、各ブレーキ
カバー30には前記パワーユニットブラケット14にボ
ルト22で固着される上下一対のボス30a,30aが
一体に形成されている。
【0020】またパワーユニット4は、ミッションケー
ス18の上部両外側面に装着された左右一対の静油圧式
無段変速機(以下、単に変速機という)25,25と、
これら変速機25,25の後述するモータ軸51,51
とミッションケース18の下端部に支承される左右一対
の駆動軸26,26との各間をミッションケース18内
において連結する左右一対の減速機27,27とを備え
る。
【0021】各減速機27は、それと同側のモータ軸5
1の内端に固着された駆動ギヤ33(駆動伝動輪)と、
この駆動ギヤ33に大径ギヤ34aを噛合させる第1段
付ギヤ34(段付伝動輪)と、この第1段付ギヤ34の
小径ギヤ34bに大径ギヤ35aを噛合させる第2段付
ギヤ35(段付伝動輪)と、それを同側の駆動軸26の
内端に固着されて第2段付ギヤ35の小径ギヤ35bと
噛合する被動ギヤ36(被動伝動輪)とからなってい
る。左右の第1及び第2段付ギヤ34,34;35,3
5は左右のケース半体28,28間に横架された共通の
第1及び第2アイドル軸37,38に回転自在に支承さ
れる。これらアイドル軸37,38は駆動軸26,26
と平行に配置される。
【0022】而して、各減速機27は、同側のモータ軸
51の回転を第1及び第2段付ギヤ34,35により3
段階も減速して同側の駆動軸26に伝達するので、車両
の直進時、左右のモータ軸51,51間に多少の回転差
が生じても、駆動軸26,26への影響を小さく抑える
ことができる。
【0023】図5及び図6に示すように、左右の変速機
25,25は同一構造のものを対称的に配置したもので
ある。各変速機25は、同側のケース半体28外側面に
分離可能にボルト結合された分配板39と、この分配板
39にボルト41で結合されたハウジング40と、この
ハウジング40内に配設される油圧ポンプ42及び油圧
モータ43とを備えている。油圧ポンプ42は、分配板
39を貫通するポンプ軸44と、このポンプ軸44にス
プライン結合されて分配板39に回転摺動自在に密接す
るポンプ本体45と、ポンプ軸44を囲む環状の配列状
態でポンプ本体45に摺動自在に嵌装された多数のポン
ププランジャ46,46…と、これらポンププランジャ
46,46…の外端に当接するポンプ斜板47と、その
背面をスラストベアリング48を介して支承する斜板ホ
ルダ49とから構成され、その斜板ホルダ49は、軸線
がポンプ軸44の軸線と直交する一対のトラニオン軸5
0,50を介してハウジング40に支承されており、ポ
ンプ斜板47をポンプ軸44と直交する直立位置(中立
位置)を経て一方の最大傾斜位置(直進TOP位置)と
他方の最大傾斜位置(後進TOP位置)との間で傾動さ
せ得るようになっている。
【0024】他方、油圧モータ43は、分配板39を貫
通するモータ軸51と、このモータ軸51にスプライン
結合されて分配板39に回転摺動自在に密接するモータ
本体52と、モータ軸51を囲む環状の配列状態でモー
タ本体52に摺動自在に嵌装された多数のモータプラン
ジャ53,53…と、これらモータプランジャ53,5
3…の外端に当接するモータ斜板54とから構成され、
そのモータ斜板54の背面はモータ軸51に対し一定角
度傾斜した状態でハウジング40にスラストベアリング
55を介して支承される。左右の各斜板ホルダ49のト
ラニオン軸50の外端には変速レバー120のボス12
0aが嵌着され、この変速レバー120を回動すること
により各ポンプ斜板47の角度を調節することができ
る。この変速レバー120は操向ハンドル9に設けられ
たコントロールレバー121(図1及び図8参照)によ
りコントロールケーブル(図示せず)を介して操作され
る。
【0025】図11に示すように、各変速機25におい
て、油圧ポンプ42及び油圧モータ43間は油圧閉回路
56により相互に接続される。油圧閉回路56には、そ
の高圧側及び低圧側間を接続するバイパス路57が設け
られ、これにマニュアル操作で開閉されるクラッチ弁5
8が介装される。油圧ポンプ42には、そのポンプ軸4
4により駆動される補給ポンプ59が連結される。この
補給ポンプ59は油溜60から作動油を汲上げて給油路
61へ圧送するもので、その給油路61は油圧閉回路5
6の高圧側及び低圧側にそれぞれ一方向弁62,62を
介して接続される。また給油路61は、互いに並列関係
のリリーフ弁63及び吸入弁64を介して油溜60に接
続される。
【0026】而して、クラッチ弁58の閉鎖時、前記ポ
ンプ斜板47の前進側への傾斜状態で油圧ポンプ42を
駆動すれば、油圧閉回路56を作動油が実線矢印方向へ
流れ、このときの油圧ポンプ42の容量と油圧モータ4
3の容量との比を変速比として油圧モータ43のモータ
軸51は正転し、反対にポンプ斜板47が後進側へ傾斜
していれば、油圧閉回路56を作動油が点線矢印方向へ
流れ、モータ軸51は逆転する。この間、油圧閉回路5
6に漏油を生じれば、そのときの低圧側に対応する一方
向弁62が開き、補給ポンプ59から油圧閉回路56に
作動油の補給が行われる。給油路61が一定値以上に昇
圧した場合には、リリーフ弁63が開いて給油路61の
過度の昇圧を防ぎ、またエンジンブレーキにより油圧閉
回路56において高圧側と低圧側とが急激に反転した場
合、その低圧側への補給ポンプ59による作動油の補給
が不足するときには、吸入弁64が開いて油溜60の油
を該低圧側へ吸入させ、これにより油圧閉回路56の空
気の吸込みを防ぐことができる。
【0027】再び図5において、前記油圧閉回路56、
補給ポンプ59、給油路61、一方向弁62,62、リ
リーフ弁63及び吸入弁64は分配板39に設けられ
る。尚、油圧閉回路57及び一方向弁62は図5には表
われていない。
【0028】また前記油溜60はミッションケース18
の両ケース反対28,28間に画成される。そして分配
板39の内側には、補給ポンプ59及び吸入弁64の各
吸入口を覆って油溜60に浸漬されるオイルフィルタ6
5が装着され、補給ポンプ59及び吸入弁64に供給す
べき作動油を濾過するようになっている。
【0029】ポンプ軸44及びモータ軸51は共に前記
駆動軸26と平行に配置される。そして左右の両ポンプ
軸44,44は油溜60においてジョイント66を介し
て直結され、また一方のポンプ軸44にはハウジング4
0外に突出する入力軸67が圧入結合される。したがっ
て、入力軸67を回転すれば、左右のポンプ軸44,4
4を同時に駆動することができる。
【0030】ところで、フレーム3から前後方向外方へ
傾倒したミッションケース18の上端部外側面に装着さ
れた変速機25は、フレーム3やクローラ7から離隔し
た位置を占めることになるから、変速機25のポンプ軸
44及びモータ軸51が駆動軸26と平行であることゝ
相俟って変速機25の分解、組立を容易に行うことがで
き、メンテナンス上、有利である。また、ミッションケ
ース18の内部を油溜60として、それに浸漬される補
給ポンプ59を装着した分配板39をミッションケース
18外側面に接合したことは、配管を不要にして構造を
簡素化すると共に、作動油漏れの減少を図る上に有効で
ある。
【0031】再び図3において、エンジン21のクラン
ク軸23及び変速機25の入力軸67間はクラッチ機能
を有する伝動装置68を介して連結され、通常はカバー
78(図1参照)で覆われる。この伝動装置68は、ク
ランク軸23及び入力軸67にそれぞれ固着された駆動
プーリ69及び被動プーリ70と、これらプーリ69,
70間に巻掛けられたベルト71と、このベルト71の
緊締力を制御するベルトテンショナ72とから構成され
る。ベルトテンショナ72は、ミッションケース18に
軸支74されたアーム73の揺動端にベルト71の弛み
側に接するテンショナプーリ75とを備え、アーム73
にはコイルばね76を介してテンショナケーブル77が
接続される。而して、テンショナケーブル77を牽引し
てコイルばね76に引張力を加えると、この引張力がア
ーム73に伝達してテンショナプーリ75をベルト71
に圧接し、ベルト71は緊張状態となって動力伝達を可
能にし、反対にコイルばね76を緩めれば、ベルト71
は弛緩状態となって動力伝達を遮断する。
【0032】再び図4において、左右の各駆動軸26
は、同側のケース半体28及びブレーキカバー30にベ
アリング80,81を介して支承される。そして左右両
駆動軸26,26は、内端を相対回転可能に衝合させて
いる。各駆動軸26の外端部にはハブ82がキー83及
びボルト84により固着され、このハブ82に溶接され
た取付板85に駆動輪5がボルト86で固着される。こ
の駆動輪5に係合するクローラ7は、駆動輪5の内、外
側方へ張出しており、クローラ7の上側帯の内方張出部
7aは、変速機25とブレーキカバー30によって画成
される空所87に突入させてある。こうすることによ
り、クローラ7を変速機25に干渉されることなくミッ
ションケース18に接近させて所望のトレッドを設定す
ることができる。
【0033】左右の各ブレーキカバー30は、同側のケ
ース半体28との間に乾式のブレーキ室88を画成して
おり、このブレーキ室88に、対応する駆動軸26をそ
れぞれ制動するための内拡式ドラムブレーキ89が設け
られる。各ドラムブレーキ89は、対応する駆動軸26
にスプライン結合されたブレーキドラム90と、このブ
レーキドラム90内に配設されるブレーキシュー91と
を備え、そのブレーキシュー91の一端は、対応するケ
ース半体28に固設されたアンカピン92に揺動可能に
支持され、他端は同ケース半体28を貫通してそれに回
転可能に支承されるブレーキカム軸94のカム部94a
に係合される。したがって、ブレーキカム軸94を作動
方向に回動すれば、ブレーキシュー91を拡張させてブ
レーキドラム90の内周面に圧接させ、対応する駆動軸
26を制動することができ、またブレーキカム軸94を
戻し方向へ回動すれば、図示しない戻しばねの力でブレ
ーキシュー91は収縮して駆動軸26に対する制動を解
除することができる。
【0034】図7に示すように、ケース半体内28に突
入した左右の各ブレーキカム軸94の内端には作動レバ
ー95が固着される。またクローラ7の上方でこれと平
行な中継軸96が各ケース半体28を貫通してそれに回
転可能に支承される。この中継軸96の、ケース半体2
8外側に突出した外端には外側レバー98が、またケー
ス半体28内に突入した内端に内側レバー99がそれぞ
れ固着され、その内側レバー99とブレーキカム軸94
の作動レバー95とは連動リンク100を介して連結さ
れる。左右の各外側レバー98にはブレーキケーブル1
01が接続され、また該レバー98は戻しばね102の
力でブレーキカム軸94の戻り方向へ付勢されている。
【0035】こうして、クローラ7の上方位置を占める
中継軸96から下方のブレーキ89系統をミッションケ
ース18内に収めたので、クローラ7で掻上げられる土
砂から該ブレーキ系統を保護することができる。
【0036】図8及び図9において、操向ハンドル9の
左右両側部に固設されて下方へ突出したレバーブラケッ
ト103には、ハンドルレバー104の左右のアーム部
104bが水平方向の枢軸105を介して支持され、ハ
ンドルレバー104は、図9に示すように、その握り部
104aが操向ハンドル9の握り部9aに近接した走行
位置Aと、同握り部104aが操向ハンドル9の握り部
9aより前方下側に離隔した停止位置Bとの間を回動す
ることができる。このハンドルレバー104に前記テン
ショナケーブル77及び左右のブレーキケーブル10
1,101が次のように接続される。
【0037】即ち、ハンドルレバー104の右アーム部
104bには、枢軸105より握り部104a側に偏位
した第1接続軸106と、枢軸105より第1接続軸1
06と反対側へ偏位した第2接続軸107とが設けら
れ、第1接続軸106にテンショナケーブル77が接続
され、また第2接続軸107にはばね筒108が揺動可
能に連結される。
【0038】ばね筒108には、図9に示すように、該
筒108の先端壁を貫通するロッド109と、このロッ
ド109の内端に固定したリテーナ110に可動端を当
接させる圧縮コイルばね111とが収納される。そして
ロッド109の外端には主ブレーキケーブル112の一
端が接続され、その他端にはイコライザ113を介して
左右のブレーキケーブル101,101が接続される。
イコライザ113は、主ブレーキケーブル112の牽引
力を左右のブレーキケーブル101,101に均等に分
配する公知のものである。
【0039】またハンドルレバー104の右アーム部1
04bには、枢軸105から握り部104a側へ偏位し
た係止軸114が設けられ、この係止軸114と、操向
ハンドル9のクロスメンバ9bに固設した係止板115
との間にコイルばねからなるブレーキばね116が張設
される。このブレーキばね116の引張力はばね筒10
8内の圧縮コイルばね111の圧縮力よりも大きく設定
される。またこのブレーキばね116の作用線117
は、ハンドルレバー104の回動に伴い枢軸105の軸
線と交差する思案点Cを経て上方又は下方へ移動するよ
うになっており、上記思案点Cはハンドルレバー104
が走行位置Aから下方へ僅少角度回動した位置に設定さ
れる。したがって、ハンドルレバー104は思案点Cを
上方へ越えると、ブレーキばね116の引張力により走
行位置A側へ付勢され、反対に思案点Cを下方へ越える
と、ブレーキばね116の引張力により停止位置B側へ
付勢される。
【0040】而して、図9に実線で示すように、ハンド
ルレバー104を停止位置Bから走行位置Aまで回動す
ると、第1接続軸106が後方へ移動してテンショナケ
ーブル77を牽引し、コイルばね76に引張力を加える
ので、前述のようにベルト71が緊締状態となって、ク
ランク軸23から入力軸67への動力伝達を可能にす
る。
【0041】一方、第2接続軸107は第1接続軸76
とは反対に前方へ移動することになるから、これにより
ばね筒108内の圧縮コイルばね111の反発力が弱め
られ、主ブレーキケーブル112及び左右のブレーキケ
ーブル101,101は弛緩状態となる。その結果、左
右の各外側レバー98は戻しばね102の力により連動
リンク100を介してブレーキカム軸94を戻し方向へ
回動するので、前述のように左右のブレーキ89,89
は共に解除状態となる。
【0042】そこで、エンジン21から入力軸67に伝
達した動力は、左右の変速機25,25に分配され、適
宜変速された後、それぞれ減速機27,27を介して左
右の駆動軸26,26に伝達し、駆動輪5,5を介して
左右のクローラ7,7を駆動するので、運搬車1を走行
させることができる。この場合、左右の変速機25,2
5において、両ポンプ斜板47,47を前進側へ傾動さ
せれば、両モータ軸51,51が正転して運搬車1を前
進させ、両ポンプ斜板47,47を後進側へ傾動させれ
ば、両モータ軸51,51が逆転して運搬車1を後進さ
せることができる。また左右のポンプ斜板47,47の
角度に差をつけて両変速機25,25の変速比を異なら
せれば、左右のモータ軸51,51の回転速度に差が生
じて運搬車1を旋回させることができる。さらに左右の
ポンプ斜板47,47を互いに反対方向へ傾斜させれ
ば、左右のモータ軸51,51が互いに反対方向へ回転
して運搬車1を信地旋回させることができる。
【0043】次にハンドルレバー104を思案点Cより
下方へ回動してやると、ハンドルレバー104はブレー
キばね116の大なる引張力をもって停止位置Bへ向っ
て回動し、これに伴い第1接続軸106は前方へ移動す
るの対して、第2接続軸107は後方へ移動する。その
結果、第1接続軸106は、テンショナケーブル77を
緩めてコイルばね76の張力を弱めるので、前述のよう
にベルト71を弛緩状態にしてクランク軸23から入力
軸67への動力伝達を遮断する。一方、第2接続軸10
7は、ばね筒108を牽引するので、ばね筒108は内
部の圧縮コイルばね111を圧縮しつゝロッド109を
介して主ブレーキケーブル112を牽引し、その牽引力
がイコライザ113を介して左右のブレーキケーブル1
01,101に分配させる。そして上記牽引力が所定値
を超えると、左右の各外側レバー98を戻しばね102
の力に抗して回動し、その回動力が内側レバー99及び
連動リンク100を介して作動レバー95に伝達し、各
ブレーキカム軸94を作動方向に回動するので、前述の
ように左右の両ドラムブレーキ89,89を共に作動さ
せて両駆動軸26,26、従って両駆動輪5,5を同時
に制動することができる。
【0044】尚、図8中、符号123は前記エンジン2
1の絞弁を制御するスロットルレバーを示す。
【0045】上記実施例においては、本発明の要旨を逸
脱することなく種々の設計変更が可能である。例えば、
クローラ7に代えて、駆動輪5にタイヤを装着すること
もできる。また内燃エンジン21を電動モータに置き変
えることもできる。また減速機27をチェーン式に構成
することもでき、その際、段付ギヤ34,35は段付ス
プロケットに置き変えられる。またドラムブレーキ89
を湿式のディスクブレーキに代えることもできる。さら
に本発明を除雪車やブルドーザに適用することもでき
る。
【0046】
【発明の効果】以上のように本発明の第1の特徴によれ
ば、車両のフレームに固着されるミッションケースの下
端に相対回転可能の左右一対の駆動軸を支承させると共
に、これら駆動軸を制動するための左右一対のブレーキ
をミッションケースの下部両側に配設し、またミッショ
ンケースの上部両側面には、その内部に配設される一対
の減速機を介して左右の駆動軸に連結する左右一対の静
油圧式無段変速機を取付けて、各無段変速機と同側のブ
レーキとの間に空所を画成し、各駆動軸の外端に装着さ
れる走行手段の内側端を同側の前記空所に突入させたの
で、全ての減速機が共通一個のミッションケースに収納
され、部品点数が少なく構造が簡単であり、しかもミッ
ションケースの左右外側に位置する一対の無段変速機
は、ミッションケースに何等干渉されることなく組立、
分解が容易であり、そのメンテナンス性が良好である。
さらに左右各同側の無段変速機及びブレーキ間の空所に
内側端を突入させた左右の走行手段間には、無段変速機
及びブレーキに干渉されることなく、所望のトレッドを
与えることができる。
【0047】また本発明の第2の特徴によれば、各減速
機を、同側の静油圧式無段変速機のモータ軸に固設され
た駆動伝動輪と同側の駆動軸に固設された被動伝動輪と
の間を少なくとも2個の段付伝動輪を介して連結して、
モータ軸の回転を少なくとも3段階減速して駆動軸に伝
達するように構成したので、車両の直進時、左右のモー
タ軸間に多少とも生じる回転差は、左右の減速機の大な
る減速作用により緩和されて両駆動軸への影響を殆どな
くし、直進性を確保することができ、また上記減速機の
存在により無段変速機及び駆動軸間の距離が広がり、無
段変速機と走行手段との干渉を一層確実に避けることが
できる。
【0048】さらに本発明の第3の特徴によれば、各静
油圧式無段変速機の油圧閉回路を有する分配板をミッシ
ョンケースの外側面に分離可能に接合し、この分配板に
は油圧閉回路に作動油を補給する補給ポンプを装着する
と共に、この補給ポンプの吸入口及びそれを覆うオイル
フィルタをミッションケース内の油溜に浸漬したので、
各無段変速機において配管を不要にして構造の簡素化を
図ると共に、作動油の漏れを少なくすることができ、ま
た常に清浄な作動油を油圧閉回路に補給することができ
る。
【0049】さらに本発明の第4の特徴によれば、互い
に接合される左右一対のケース本体と、両ケース半体の
下部外側面に接合されてそれらの間に一対のブレーキ室
を画成する左右一対のブレーキカバーとからミッション
ケースを構成し、各同側のケース半体及びブレーキカバ
ーにより同側の駆動軸を支承すると共に、この駆動軸を
制動し得るブレーキを同側の前記ブレーキ室に収容した
ので、各駆動軸を少なくとも2個所で強固に支持し得る
と共に、その両軸受部間のスペースを利用してブレーキ
をミッションケース内に封入することができ、したがっ
てブレーキの防水、防塵を図り、その耐久性向上に寄与
し得る。
【0050】さらにまた本発明の第5の特徴によれば、
走行手段の上方で各ケース半体にそれを貫通する中継軸
を支承させ、この中継軸の内端に固設された内側レバー
を同側のブレーキの作動レバーにミッションケース内で
連動させる一方、中継軸の外端に固設された外側レバー
に外部のブレーキ操作部材を連動させたので、ブレーキ
の操作系の下部をもミッションケース内に封入すること
ができ、したがってその操作系の下部を走行手段が掻上
げる土砂等から保護し、その耐久性向上に寄与し得る。
【0051】さらにまた本発明の第6の特徴によれば、
ミッションケースと、このミッションケース上に原動機
ベッドを介して搭載された原動機と、平行配置のポンプ
軸及びモータ軸をそれぞれ有して互いに対称に構成さ
れ、ミッションケース上部の左右両側面に取付けられた
左右一対の静油圧式無段変速機と、ミッションケースの
下部に支承された左右一対の駆動軸と、ミッションケー
ス内で各モータ軸の回転を同側の駆動軸へ少なくとも3
段階減速して伝達する左右一対の減速機とからパワーユ
ニットを構成し、原動機の出力軸を一方のポンプ軸に伝
動装置を介して連結すると共に、左右のポンプ軸を互い
に連結し、各駆動軸の外端に装着される走行手段の内側
端を同側の無段変速機及び駆動軸間の空所に突入させた
ので、左右の無段変速機は同一構成のものを対称に配置
することにより得られるから、その量産性が高く、しか
もこれら無段変速機に干渉されることなく左右の走行手
段をミッションケースの両側面に接近させて所望のトレ
ッドを設定することができ、また車両の直進時、左右の
モータ軸間に多少とも生じる回転差を歯車減速機により
緩和して駆動軸への影響を殆どなくし、車両の直進線を
確保することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例である動力運搬車の側面図
【図2】上記動力運搬車のフレーム及びパワーユニット
の一部の平面図
【図3】図1の要部の拡大図
【図4】図3の4−4線断面図
【図5】図4における静油圧式無段変速機の拡大縦断面
【図6】図3の6−6線拡大断面図
【図7】図4の7−7線断面図
【図8】図1の8矢視図
【図9】図8の9−9線拡大断面図
【図10】図9の10−10線断面図
【図11】図5における左右の静油圧式油断変速機の油
圧回路図
【符号の説明】
1 動力作業車両としての動力運搬車 3 フレーム 4 パワーユニット 7 走行手段としてのクローラ 18 ミッションケース 20 原動機ベッド 21 原動機としての内燃エンジン 23 クランク軸 25 静油圧式無段変速機 26 駆動軸 27 減速機 28 ケース本体 30 ブレーキカバー 33 駆動伝動輪としての駆動ギヤ 34 段付伝動輪としての第1段付ギヤ 35 段付伝動輪としての第2段付ギヤ 36 被動伝動輪としての被動ギヤ 39 分配板 42 油圧ポンプ 43 油圧モータ 44 ポンプ軸 51 モータ軸 56 油圧閉回路 59 補給ポンプ 60 油溜 65 オイルフィルタ 67 入力軸 87 空所 88 ブレーキ室 89 ブレーキ 95 作動レバー 96 中継軸 98 外側レバー 99 内側レバー 104 ブレーキ操作部材としてのハンドルレバー
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.6,DB名) B60K 17/10

Claims (6)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 車両のフレーム(3)に固着されるミッ
    ションケース(18)の下端に相対回転可能の左右一対
    の駆動軸(26)を支承させると共に、これら駆動軸
    (26)を制動するための左右一対のブレーキ(89)
    をミッションケース(18)の下部両側に配設し、また
    ミッションケース(18)の上部両側面には、その内部
    に配設される一対の減速機(27)を介して左右の駆動
    軸(26)に連結する左右一対の静油圧式無段変速機
    (25)を取付けて、各無段変速機(25)と同側のブ
    レーキ(89)との間に空所(87)を画成し、各駆動
    軸(26)の外端に装着される走行手段(7)の内側端
    を同側の前記空所(87)に突入させたことを特徴とす
    る、動力作業車両の駆動装置。
  2. 【請求項2】 請求項1記載のものにおいて、各減速機
    (27)を、同側の静油圧式無段変速機(25)のモー
    タ軸(51)に固設された駆動伝動輪(33)と同側の
    駆動軸(26)に固設された被動伝動輪(36)との間
    を少なくとも2個の段付伝動輪(34,35)を介して
    連結して、モータ軸(51)の回転を少なくとも3段階
    減速して駆動軸(36)に伝達するように構成したこと
    を特徴とする、動力作業車両の駆動装置。
  3. 【請求項3】 請求項1又は2記載のものにおいて、各
    静油圧式無段変速機(25)の油圧閉回路(56)を有
    する分配板(39)をミッションケース(18)の外側
    面に分離可能に接合し、この分配板(39)には油圧閉
    回路(56)に作動油を補給する補給ポンプ(59)を
    装着すると共に、この補給ポンプ(59)の吸入口及び
    それを覆うオイルフィルタ(65)をミッションケース
    (18)内の油溜(60)に浸漬したことを特徴とす
    る、動力作業車両の駆動装置。
  4. 【請求項4】 請求項1,2または3記載のものにおい
    て、互いに接合される左右一対のケース本体(28)
    と、両ケース半体(28)の下部外側面に接合されてそ
    れらの間に一対のブレーキ室(88)を画成する左右一
    対のブレーキカバー(30)とからミッションケース
    (18)を構成し、各同側のケース半体(28)及びブ
    レーキカバー(30)により同側の駆動軸(26)を支
    承すると共に、この駆動軸(26)を制動し得るブレー
    キ(89)を同側の前記ブレーキ室(88)に収容した
    ことを特徴とする、動力作業車両の駆動装置。
  5. 【請求項5】 請求項4記載のものにおいて、走行手段
    (7)の上方で各ケース半体(28)にそれを貫通する
    中継軸(96)を支承させ、この中継軸(96)の内端
    に固設された内側レバー(99)を同側のブレーキ(8
    9)の作動レバー(95)にミッションケース(18)
    内で連動させる一方、中継軸(96)の外端に固設され
    た外側レバー(98)に外部のブレーキ操作部材(10
    4)を連動させたことを特徴とする、動力作業車両の駆
    動装置。
  6. 【請求項6】 ミッションケース(18)と、このミッ
    ションケース(18)上に原動機ベッド(20)を介し
    て搭載された原動機(21)と、平行配置のポンプ軸
    (44)及びモータ軸(51)をそれぞれ有して互いに
    対称に構成され、ミッションケース(18)上部の左右
    両側面に取付けられた左右一対の静油圧式無段変速機
    (25)と、ミッションケース(18)の下部に支承さ
    れた左右一対の駆動軸(26)と、ミッションケース
    (18)内で各モータ軸(51)の回転を同側の駆動軸
    (26)へ少なくとも3段階減速して伝達する左右一対
    の減速機(27)とからパワーユニット(4)を構成
    し、原動機(21)の出力軸(23)を一方のポンプ軸
    (44)に伝動装置(18)を介して連結すると共に、
    左右のポンプ軸(44)を互いに連結し、各駆動軸(2
    6)の外端に装着される走行手段(7)の内側端を同側
    の無段変速機(25)及び駆動軸(26)間の空所(8
    7)に突入させたことを特徴とする、動力作業車両の駆
    動装置。
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