JP2796934B2 - 廃プラスチックの分別方法 - Google Patents

廃プラスチックの分別方法

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    • Y02WCLIMATE CHANGE MITIGATION TECHNOLOGIES RELATED TO WASTEWATER TREATMENT OR WASTE MANAGEMENT
    • Y02W30/00Technologies for solid waste management
    • Y02W30/50Reuse, recycling or recovery technologies
    • Y02W30/62Plastics recycling; Rubber recycling

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、廃プラスチックの分別
方法に関し、さらに詳細にはポリエチレンと塩化ビニル
を含む廃プラスチックから、ポリエチレンと塩化ビニル
とを分別する方法に関する。
【0002】
【従来の技術】ポリエチレンと塩化ビニルとを含む電線
被覆材プラスチックの分別法としては、水を媒体とした
比重分別法が知られている。この方法は、水を入れた水
槽に粉砕した電線被覆材プラスチックを投入して、比重
約1.35乃至1.45の塩化ビニルが水に沈み、比重約0.92乃
至0.96のポリエチレンが水に浮くことを利用してポリエ
チレンと塩化ビニルとを分離させる方法である。しか
し、この方法にあっては、電線からむしりとられた廃プ
ラスチックを粉砕したプラスチック粒子の表面は、凹凸
を含む複雑な形状をなすため、表面に空気が付着又は吸
着し、その結果、プラスチック粒子、特に塩化ビニルの
表面が十分に水に濡れず、本来水に沈むべきはずの塩化
ビニルが沈降せず、水に浮くポリエチレンと混合し、ポ
リエチレンと塩化ビニルとの分別を困難にしていた。か
かる問題を解決すべく、本発明者は特願平4-264652号公
報にて、比重分別の前に廃プラスチックを真空脱気し
て、プラスチック粒子の表面に付着した空気を取り除い
て、プラスチック粒子、特に塩化ビニル粒子の表面を水
に濡れやすくする脱気方法を用いた廃プラスチックの分
別方法を提案している。
【0003】しかしながら、かかる真空による脱気方法
において、本発明者はその後の実験によりプラスチック
粒子の表面が十分に水に濡れる(親水性)のに必要な真
空度は約100Torr であり、高い真空度が要求されないこ
とを確認している。一方で、かかる脱気方法を実施する
ための装置は、ポンピングして真空引きを行う減圧容器
中にプラスチック粒子と水との懸濁をフラッシュさせる
装置であるため、装置が高価で運転も難しい。換言すれ
ば、真空による脱気方法は、プラスチック粒子、特に塩
化ビニルの親水性確保にとって過剰設備といえる。さら
に、真空ポンプのNPSH確保の観点から脱気塔の据え付け
位置は、必然的に高くならざるを得ないため、加えて比
重分離に先立つ、廃プラスチックの真空脱気化と、塩化
ビニルとポリエチレンの分離防止のための廃プラスチッ
クと水との懸濁化とを、それぞれ所望の機能を達成しつ
つ同一の容器内で並行して行うのは困難であるため、分
別システム全体として設備が大型化し場所を占める。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】そこで、上記問題を解
決すべく、本発明の第1の目的は、従来の真空脱気方法
と同程度の脱気効率を確保しつつ、実施が容易で低コス
トな脱気方法を用いた廃プラスチックの分別方法を提供
することにある。本発明の第2の目的は、従来の真空脱
気による廃プラスチックの分別方法と同程度の分別率を
確保しつつ、分別システム全体の小型化を達成した廃プ
ラスチックの分別方法を提供することにある。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明の第1の目的を達
成すべく、第1の発明の廃プラスチックの分別方法にあ
っては、ポリエチレンと塩化ビニルとを含む廃プラスチ
ック粒子と水とを攪拌することにより、廃プラスチック
粒子を脱気する脱気段階と、脱気した廃プラスチック粒
子を水に入れることにより、ポリエチレン粒子と塩化ビ
ニル粒子とを分離する分離段階とを、含む構成としてあ
る。本発明の第1の目的を達成すべく、第2の発明の廃
プラスチックの分別方法にあっては、ポリエチレンと塩
化ビニルとを含む廃プラスチック粒子が水に懸濁した水
中に向かって超音波を発射することにより、廃プラスチ
ック粒子を脱気する脱気段階と、脱気した廃プラスチッ
ク粒子を水に入れることにより、ポリエチレン粒子と塩
化ビニル粒子とを分離する分離段階とを、含む構成とし
てある。本発明の第1の目的を達成すべく、第3の発明
の廃プラスチックの分別方法にあっては、ポリエチレン
と塩化ビニルとを含む廃プラスチック粒子と水とを攪拌
しつつ、水中に向かって超音波を発射することにより、
廃プラスチック粒子を脱気する脱気段階と、脱気した廃
プラスチック粒子を水に入れることにより、ポリエチレ
ン粒子と塩化ビニル粒子とを分離する分離段階とを、含
む構成としてある。
【0006】本発明の第2の目的を達成すべく、第4の
発明の廃プラスチックの分別方法にあっては、第1乃至
第3の発明において、前記脱気段階は、水を入れた第1
容器内で行われ、前記分離段階は、水を入れた第2容器
内で行われる構成としてある。又、前記第1容器は、内
容積が前記第2容器に較べ小さい容器であるのがよい。
さらに、前記第2容器は、開口面積が前記第1容器に較
べ大きい容器であるのがよい。さらに又、前記廃プラス
チックは、廃電線から収集されたものであるのがよい。
【0007】
【作用】本発明の第1の発明によれば、ポリエチレンと
塩化ビニルとを含む廃プラスチック粒子と水とを攪拌す
ることにより、廃プラスチック粒子と水との懸濁状態が
形成され、廃プラスチック粒子同士が接触し或いは流動
化した水が廃プラスチック粒子の表面を一掃し、その結
果、廃プラスチック粒子の表面に付着又は吸着する空気
は、廃プラスチック粒子の表面から取り除かれ、脱気さ
れる。脱気された廃プラスチック粒子中の塩化ビニル粒
子は、その表面が水になじむようになり、十分に水に濡
れることが可能になる。脱気した廃プラスチック粒子を
水に投入することにより、表面が水に濡れた、比重が水
より重い塩化ビニル粒子は水中に沈み、一方比重が水よ
り軽いポリエチレンは水面に浮き、その結果塩化ビニル
粒子とポリエチレン粒子とを分離することが可能にな
る。本発明の第2の発明によれば、ポリエチレンと塩化
ビニルとを含む廃プラスチック粒子が水に懸濁した水中
に向かって超音波を発射することにより、水中にキャビ
ーテション現象が引き起こされ、その結果、廃プラスチ
ック粒子の表面に付着又は吸着する空気は、キャビーテ
ション現象によって発生した気泡が破裂するときのエネ
ルギーによって廃プラスチック粒子の表面から取り除か
れ、脱気される。後は第1の発明と同様にして、塩化ビ
ニル粒子とポリエチレン粒子とを分離することが可能に
なる。本発明の第3の発明によれば、ポリエチレンと塩
化ビニルとを含む廃プラスチック粒子と水とを攪拌しつ
つ、水中に向かって超音波を発射して、第1の発明と第
2の発明で述べた脱気作用を重畳させることにより、塩
化ビニル粒子とポリエチレン粒子とを分離することが可
能になる。本発明の第4の発明によれば、水を入れた第
1容器内で前記廃プラスチック粒子と水とを攪拌するこ
とによって、廃プラスチック粒子と水との懸濁状態が形
成される結果、第1の発明と同様に廃プラスチック粒子
は脱気されることが可能になるとともに、廃プラスチッ
ク中の塩化ビニル粒子とポリエチレン粒子の非分離状態
が第1容器内で維持されることが可能になり、それによ
って廃プラスチック粒子を第2容器へ輸送するのが容易
となり、且つ第2容器において比重分離法によって塩化
ビニルとポリエチレンとの分離を行うことが可能にな
る。従って、廃プラスチック粒子を脱気させるために脱
気塔等の場所をとる機器を設けたり、第2容器に流入す
る前に塩化ビニル粒子とポリエチレン粒子の非分離状態
を形成するための容器と廃プラスチック粒子を脱気する
ための容器とを別々に設けたりする必要がなくなるの
で、分別システム全体の小型化を達成することが可能に
なる。
【0008】
【実施例】以下、添付図面を参照しながら本発明の実施
例を詳細に説明する。図1で、10は本発明に係わる廃プ
ラスチックの分別方法を実施するための廃プラスチック
の分別システムで、分別システム10は、コンベア12と、
混合槽14と、比重分離槽16と、塩化ビニル脱水機18と、
ポリエチレン脱水機20とから概略構成されている。な
お、本実施例に係わる分別システムの比重分離槽16以降
のシステムは、特願平4-264652号にて開示した真空脱気
による廃プラスチックの分別システムのそれと全く同じ
である。混合槽14は、後に説明する攪拌機22と、超音波
発生器24とを備えており、水が連続的に槽内に供給され
て水槽をオーバーフローするようになっている。混合槽
14の内容積は、所定の攪拌能力を有する攪拌機22によっ
て混合槽14内でプラスチック粒子と水とを十分に攪拌す
ることができ、しかも後に説明する超音波振動子24b か
ら発生する超音波が混合槽14内全体に渡って到達するよ
うになるべく小さいのが好ましい。特に、後に説明する
比重分離槽16のそれより小さいのが好ましい。
【0009】攪拌機22は、従来周知のタイプの例えばプ
ロペラ型攪拌機であり、モータ22aに連結した回転シャ
フト22b の先端に所定枚数、所定段数の羽根22c が連結
され、この羽根22c が混合槽14の水中内で回転すること
により攪拌機能を果たすように構成されている。なお羽
根22c の枚数及び段数は、混合槽14内への廃プラスチッ
クの投入量、混合槽14の内容積等を鑑みて適宜選択され
る。超音波発生器24は、混合槽14に外部に配置された超
音波発信器24a と、混合槽14内に配置された振動子24b
とからなる。超音波発信器24a は、従来周知のタイプの
もので、周波数及びワット数を所望に調整することがで
きるものである。振動子24b は、従来周知のタイプのも
ので、振動輻射面を有するタイプのもの、或いは振動板
タイプのもの等を適宜選択すればよい。振動子24b は、
振動子24b から発生する超音波が水中内にキャビテーシ
ョン現象を効率的に引き起こすことができるように混合
槽14の底部に配置されている。比重分離槽16は、以下の
理由から比重分離槽16に投入された塩化ビニルとポリエ
チレンとを確実に分離すべく一定の開口面積を必要とす
る。塩化ビニルとポリエチレンの投入量に対し開口面積
が十分でないと、比重分離槽16に投入された塩化ビニル
とポリエチレンとが槽の水面から下方に向かって水面全
体に亘って層を形成してしまい、その結果、水面に浮く
べき層内のポリエチレンが塩化ビニルによって水面への
浮上を妨害され、逆に水中に沈むべき層内の塩化ビニル
がポリエチレンによって水中への沈降を妨害されるから
である。一方、混合槽14は、上述のように攪拌効果及び
/又は超音波による脱気効果を確保するためにその容積
は小さい程好ましい。従って、かかる理由から廃プラス
チックを脱気するための混合槽14と廃プラスチックを分
別するための比重分離槽16とを1つの水槽に併合するの
は実質上不可能である。
【0010】なお、比重分離槽16の形状は所定の開口面
積を確保できるなら、その全体形状は、適宜選択するこ
とができ、例えば、沈降した塩化ビニル粒子をスクリュ
ーで掻き上げたり、或いは槽の底部又は側部に、沈降し
た塩化ビニル粒子を排出するための排出口を設けたりす
るために所望の形状とすることができる。塩化ビニル脱
水機18及びポリエチレン脱水機20は、従来周知のタイプ
で、次の乾燥工程での熱エネルギーの節減に役立つ限
り、圧搾式タイプ或いは遠心分離式タイプ等を適宜選択
すればよい。以上の構成の分別システム10について、そ
の作用を以下に説明する。廃電線から収集され、粉砕さ
れた廃プラスチック粒子はサイロ( 図示せず) からコン
ベア12上に定量供給され、混合槽14に搬送される。混合
槽14内の廃プラスチック粒子は、攪拌機22による攪拌動
作及び超音波発生器24から水中に向かって発射された超
音波の作用によって、脱気されるとともに、水と混合さ
れて懸濁状態となり、混合槽14内で塩化ビニル粒子とポ
リエチレン粒子との間の分離が防止される。次いで、廃
プラスチック粒子−水スラリーは、混合槽14をオーバー
フローしてスラリーポンプ36により流量調節弁38を経て
比重分離槽16に送られる。
【0011】比重分離槽16に入った廃プラスチック粒子
−水スラリーは、比重分離槽16内で浮上するポリエチレ
ン粒子と沈降する塩化ビニル粒子とに分離し、ポリエチ
レン粒子は比重分離槽16の堰を水と共に溢流(オーバー
フロー)してポリエチレン脱水機20に導かれ、大部分の
水が脱水されたポリエチレン粒子はポリエチレン粒子受
箱26に回収され、次の乾燥プロセスに送られる。一方、
沈降した塩化ビニル粒子は、水と共に水中ポンプ28によ
り塩化ビニル粒子脱水機18に導かれ、大部分の水が脱水
された塩化ビニル粒子は、塩化ビニル粒子受箱30に回収
される。回収された塩化ビニル粒子は、通常微細な銅粉
を含んでいるため、銅粉を分離するための分離装置(図
には示されていない)に供給され、その後乾燥して塩化
ビニル粒子として再利用される。ポリエチレン粒子及び
塩化ビニル粒子より脱水された水は、循環水受タンク32
に入り、水循環ポンプ40により混合槽14に戻される。ま
た、回収されたポリエチレン粒子及び塩化ビニル粒子に
付着して系より除去された水と同量の補給水34が系に供
給される。なお、処理物としての廃プラスチック粒子の
粒度は特に限定されない。通常約5メッシュ以下の大き
さであれば十分であり、これより多少大きくても小さく
てもよい。即ち、処理物に対する制約条件は、従来の真
空脱気による分別方法と同様である。
【0012】出願人は、本発明による脱気方法の効果を
確認すべく、以下のように攪拌及び超音波による脱気と
攪拌のみによる脱気の2 方法による実験を行った。先
ず、廃棄電線から得られた、ポリエチレンと塩化ビニル
とを含む廃プラスチック粒子(粒度5メッシュ以下)80
0gを水を入れた直径200mm 、高さ400mm の円筒容器に入
れ、径70mmの羽根を4 枚備えた2 段プロペラ型攪拌機を
回転速度480rpmにて水中で回転させて、廃プラスチック
を懸濁化させ、周波数26kHz の超音波をワット密度0.6W
/cm2の強さで水中に向かって発射した。10分後、攪拌及
び超音波を停め、比重分離により水面に浮上したポリエ
チレンを水を入れた、開口面積の大きな別の容器に移
し、100ppm相当の界面活性剤を添加してポリエチレン粒
子中の塩化ビニルを測定した。このときポリエチレン中
の塩化ビニルの量は、0.21重量%であった。即ち、塩化
ビニルとポリエチレンとを良好に分別できることを確認
した。次に、同様な廃プラスチック粒子を同様な円筒容
器に入れ、同様なプロペラ型攪拌機を回転速度900rpmに
て同様な時間の間回転させた。その後、同様な方法でポ
リエチレン中の塩化ビニルを測定したところ、ポリエチ
レン中の塩化ビニルの量は、0.21重量%であった。即
ち、攪拌だけの脱気によっても攪拌機の回転数を上げて
攪拌能力を高めることにより、同程度の分別率を確保で
きることを確認した。
【0013】
【発明の効果】以上の説明から明らかなように、本発明
の第1乃至第3の発明の廃プラスチックの分別方法によ
れば、従来の真空脱気方法と同程度の脱気効率を確保し
つつ、実施が容易で低コストな脱気方法を提供すること
ができる。特に第2の発明によれば、廃プラスチック粒
子は超音波発生器から発射される超音波を介して脱気さ
れるので、第1の発明による廃プラスチック粒子と攪拌
機との物理的接触(攪拌)による脱気に較べ、分別シス
テム全体としての高稼働率化を達成することが可能にな
る。本発明の第4の発明の廃プラスチックの分別方法に
よれば、従来の真空脱気による廃プラスチックの分別方
法と同程度の分別率を確保しつつ、分別システム全体の
小型化を達成することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施例に係る、廃プラスチックの分別
システムの概略を示す図である。
【符号の説明】
10 分別システム 12 コンベア 14 混合槽 16 比重分離槽 18 塩化ビニル脱水機 20 ポリエチレン脱水機 22 攪拌機 24 超音波発生器 26 ポリエチレン粒子受箱 28 水中ポンプ 30 塩化ビニル粒子受箱 32 循環水受けタンク 36 スラリーポンプ 38 流量調節弁

Claims (2)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ポリエチレンと塩化ビニルとを含む廃プ
    ラスチック粒子が水に懸濁した水中に向かって超音波を
    発射することにより、廃プラスチック粒子を脱気する脱
    気段階と、 脱気した廃プラスチック粒子を水に入れることにより、
    ポリエチレン粒子と塩化ビニル粒子とを分離する分離段
    階とを、 含むことを特徴とする廃プラスチックの分別方法。
  2. 【請求項2】 ポリエチレンと塩化ビニルとを含む廃プ
    ラスチック粒子と水とを攪拌しつつ、水中に向かって超
    音波を発射することにより、廃プラスチック粒子を脱気
    する脱気段階と、 脱気した廃プラスチック粒子を水に入れることにより、
    ポリエチレン粒子と塩化ビニル粒子とを分離する分離段
    階とを、 含むことを特徴とする廃プラスチックの分別方法。
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