JP2796847B2 - 照明ランプの調整方法 - Google Patents
照明ランプの調整方法Info
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- JP2796847B2 JP2796847B2 JP1200866A JP20086689A JP2796847B2 JP 2796847 B2 JP2796847 B2 JP 2796847B2 JP 1200866 A JP1200866 A JP 1200866A JP 20086689 A JP20086689 A JP 20086689A JP 2796847 B2 JP2796847 B2 JP 2796847B2
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- illumination lamp
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Description
【発明の詳細な説明】 「技術分野」 本発明は、照明ランプの調整方法に関する。
「従来技術およびその問題点」 複写装置、製版カメラ等においては、原稿面を照明す
ることが不可欠である。このため従来、2〜4灯程度の
照明ランプを原稿面の斜め上方に配置しているが、その
際の照明ランプの方向は、まず目見当で、おおむね原稿
面が均一に照明されるように設定し、次に、原稿面の照
度を測定しながら、試行錯誤的に照明ランプの方向を変
えて、できるだけ照明を均一にするという原始的な方法
によって決定されていた。しかしこの従来方法は、明ら
かに調整に時間がかかり、かつ均一な照明を得ることは
困難であった。
ることが不可欠である。このため従来、2〜4灯程度の
照明ランプを原稿面の斜め上方に配置しているが、その
際の照明ランプの方向は、まず目見当で、おおむね原稿
面が均一に照明されるように設定し、次に、原稿面の照
度を測定しながら、試行錯誤的に照明ランプの方向を変
えて、できるだけ照明を均一にするという原始的な方法
によって決定されていた。しかしこの従来方法は、明ら
かに調整に時間がかかり、かつ均一な照明を得ることは
困難であった。
「発明の目的」 本発明は、このような従来の照明ランプの調整方法を
問題点として捕らえ、より定量的に照明ランプの方向を
定めることが可能な調整方法を得ることを目的とする。
問題点として捕らえ、より定量的に照明ランプの方向を
定めることが可能な調整方法を得ることを目的とする。
「発明の概要」 本発明は、照明ランプの方向を知るために、その光源
の像を利用するという着想に基づいてなされたもので、
照明ランプの前方にピンホール板を置いてピンホールに
より照明ランプの光源像を結像させ、この光源像の位置
により、照明ランプの方向を調整することを特徴として
いる。
の像を利用するという着想に基づいてなされたもので、
照明ランプの前方にピンホール板を置いてピンホールに
より照明ランプの光源像を結像させ、この光源像の位置
により、照明ランプの方向を調整することを特徴として
いる。
本発明方法は、光源と反射鏡を有する照明ランプに特
に有効で、さらに光源が棒状光源である場合に、有効で
ある。
に有効で、さらに光源が棒状光源である場合に、有効で
ある。
「発明の実施例」 以下図示実施例について本発明を説明する。第1図は
本発明による照明ランプの調整方法を示す概念図であ
る。照明ランプ11は、棒状光源12と反射鏡13を有する。
この照明ランプ11は、その前面開口部に、ピンホール15
を有するピンホール板16を置くと、ピンホール15により
棒状光源12の像12′ができる。本発明は、この光源像1
2′を手掛かりに、照明ランプ11の方向(回転位置を含
む)を定めるのである。
本発明による照明ランプの調整方法を示す概念図であ
る。照明ランプ11は、棒状光源12と反射鏡13を有する。
この照明ランプ11は、その前面開口部に、ピンホール15
を有するピンホール板16を置くと、ピンホール15により
棒状光源12の像12′ができる。本発明は、この光源像1
2′を手掛かりに、照明ランプ11の方向(回転位置を含
む)を定めるのである。
例えば複数の照明ランプ11を用いて、同一の照明面を
照明するとき、照明面のどの位置にどのランプの光源像
12′が来るようにすれば最も均一な照明が得られるか、
という情報は、最初に照明面の照度測定を繰り返すこと
により、定量的に得ることが可能である。よって照明ラ
ンプの調整を要する時間は著しく短縮され、試行錯誤は
最初の1回で済む。あるいは、複数の照明ランプの位置
をパターン化して認識すれば、そのパターンに応じて、
光源像12′がどこに生じるようにすればよいかを予め知
ることができる。
照明するとき、照明面のどの位置にどのランプの光源像
12′が来るようにすれば最も均一な照明が得られるか、
という情報は、最初に照明面の照度測定を繰り返すこと
により、定量的に得ることが可能である。よって照明ラ
ンプの調整を要する時間は著しく短縮され、試行錯誤は
最初の1回で済む。あるいは、複数の照明ランプの位置
をパターン化して認識すれば、そのパターンに応じて、
光源像12′がどこに生じるようにすればよいかを予め知
ることができる。
第2図、第3図は、照明ランプ11A、11Bの具体的な形
状例を示す。いずれも、棒状光源12A、12Bと反射鏡13
A、13Bを有するハロゲンランプである。本発明は、この
ように、棒状光源と反射鏡を有する照明ランプ一般に適
用できる。
状例を示す。いずれも、棒状光源12A、12Bと反射鏡13
A、13Bを有するハロゲンランプである。本発明は、この
ように、棒状光源と反射鏡を有する照明ランプ一般に適
用できる。
次に、第4図、第5図は、本発明方法を用いて調整す
る照明ランプを有する具体的な照明装置を示している。
第5図は、写真製版用の原稿撮影装置を示すもので、照
明面である原稿台21の上方には、その左右に各2灯のハ
ロゲンランプ11′が位置している。22は、ハロゲンラン
プ11′によって照明された原稿台21上の原稿を撮影する
製版カメラである。
る照明ランプを有する具体的な照明装置を示している。
第5図は、写真製版用の原稿撮影装置を示すもので、照
明面である原稿台21の上方には、その左右に各2灯のハ
ロゲンランプ11′が位置している。22は、ハロゲンラン
プ11′によって照明された原稿台21上の原稿を撮影する
製版カメラである。
このような照明装置においては従来、第6図に示すよ
うに、左右のハロゲンランプ11′の照明光束は、原稿台
21の中央に集中するように、つまり左右のランプの光源
像12′が原稿台21の中央に位置するように、調整されて
いた。
うに、左右のハロゲンランプ11′の照明光束は、原稿台
21の中央に集中するように、つまり左右のランプの光源
像12′が原稿台21の中央に位置するように、調整されて
いた。
ところが、本発明方法により、ハロゲンランプ11′の
方向を調整したところ、第4図のように、左右のハロゲ
ンランプ11′からの照明光束を原稿台21上で交差させ、
棒状光源12の光源像12′が原稿台21上において、互いに
反対側に生じるように調整すると、原稿台21上におい
て、より均一な照明が得られた。
方向を調整したところ、第4図のように、左右のハロゲ
ンランプ11′からの照明光束を原稿台21上で交差させ、
棒状光源12の光源像12′が原稿台21上において、互いに
反対側に生じるように調整すると、原稿台21上におい
て、より均一な照明が得られた。
4灯のハロゲンランプ11′の方向の調整に当たって
は、調整するハロゲンランプ11′の前方にピンホール板
16を置き、残りのハロゲンランプ11′は遮光または消灯
して、棒状光源12の光源像12′が予め定められた位置に
来るように調整し、これをすべてのハロゲンランプ11′
について行なえばよい。
は、調整するハロゲンランプ11′の前方にピンホール板
16を置き、残りのハロゲンランプ11′は遮光または消灯
して、棒状光源12の光源像12′が予め定められた位置に
来るように調整し、これをすべてのハロゲンランプ11′
について行なえばよい。
「発明の効果」 以上のように本発明の照明ランプの調整方法によれ
ば、照明ランプの方向を簡単に調整することができる。
すなわち照明条件に応じ、光源の像が位置すべき点を予
め定めておくことにより、簡単に最適な照明を得ること
ができる。
ば、照明ランプの方向を簡単に調整することができる。
すなわち照明条件に応じ、光源の像が位置すべき点を予
め定めておくことにより、簡単に最適な照明を得ること
ができる。
第1図は本発明の照明ランプの調整方法を概念的に示す
斜視図、 第2A、2B図は本発明を適用する照明ランプの例を示すも
ので、第2A図は正面図、第2B図は側面図である。 第3A、3B図は本発明を適用する他の照明ランプの例を示
すもので、第3A図は正面図、第3B図は側面図である。 第4図は本発明による照明装置の実施例を示す正面図、 第5図は同斜視図、 第6図は従来の照明装置を示す正面図である。 11、11′……照明ランプ、12……棒状光源、12′……光
源像、13……反射鏡、15……ピンホール、16……ピンホ
ール板、21……原稿台(照明面)。
斜視図、 第2A、2B図は本発明を適用する照明ランプの例を示すも
ので、第2A図は正面図、第2B図は側面図である。 第3A、3B図は本発明を適用する他の照明ランプの例を示
すもので、第3A図は正面図、第3B図は側面図である。 第4図は本発明による照明装置の実施例を示す正面図、 第5図は同斜視図、 第6図は従来の照明装置を示す正面図である。 11、11′……照明ランプ、12……棒状光源、12′……光
源像、13……反射鏡、15……ピンホール、16……ピンホ
ール板、21……原稿台(照明面)。
Claims (3)
- 【請求項1】照明ランプの前方にピンホール板を置き、
ピンホールによってできる照明ランプの光源像により、
照明ランプの方向を調整することを特徴とする照明ラン
プの調整方法。 - 【請求項2】請求項1において、照明ランプの光源は、
棒状光源である照明ランプの調整方法応。 - 【請求項3】請求項2において、照明ランプは反射鏡を
有するハロゲンランプである照明ランプの調整方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1200866A JP2796847B2 (ja) | 1989-08-02 | 1989-08-02 | 照明ランプの調整方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1200866A JP2796847B2 (ja) | 1989-08-02 | 1989-08-02 | 照明ランプの調整方法 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0364743A JPH0364743A (ja) | 1991-03-20 |
JP2796847B2 true JP2796847B2 (ja) | 1998-09-10 |
Family
ID=16431527
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1200866A Expired - Fee Related JP2796847B2 (ja) | 1989-08-02 | 1989-08-02 | 照明ランプの調整方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2796847B2 (ja) |
Families Citing this family (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
GB0525766D0 (en) * | 2005-12-19 | 2006-01-25 | Dymo Nv | Magnetic tape |
Family Cites Families (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS52129019A (en) * | 1976-04-20 | 1977-10-29 | Toto Ltd | Mixing tap of hot water and cold water |
-
1989
- 1989-08-02 JP JP1200866A patent/JP2796847B2/ja not_active Expired - Fee Related
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH0364743A (ja) | 1991-03-20 |
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |