JP2795532B2 - 温度調節器 - Google Patents

温度調節器

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JP2795532B2
JP2795532B2 JP27221190A JP27221190A JP2795532B2 JP 2795532 B2 JP2795532 B2 JP 2795532B2 JP 27221190 A JP27221190 A JP 27221190A JP 27221190 A JP27221190 A JP 27221190A JP 2795532 B2 JP2795532 B2 JP 2795532B2
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Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、敷設暖房装置等に適用される温度調節器に
関する。
〔従来の技術〕
従来、電気カーペット、床暖房用電熱マット等の敷設
用暖房装置は、柔軟性が要求されサーモスタットのよう
な硬質部品を内部に組み込むことができない。このた
め、このような敷設用暖房装置は、温度センサ線を用い
た温度調節器を用いて次のように温度調節を行ってい
る。すなわち、暖房装置運転中に電源部から発熱体に供
給する交流電力を、電源部に接続した温度センサ線によ
って常時検知する。そして、温度センサ線に接続した検
出部から、発熱体による暖房装置の加熱温度に対応した
温度信号を得る。次いで、得られた温度信号と設定温度
とを検出部に接続した温度比較部で比較する。そして、
測定温度が設定温度よりも低いと判断した場合には、暖
房装置の電源部に発熱体への供給電力を増大させる信号
を供給し、逆に、測定温度が設定温度よりも高いと判断
した場合には、電源部に発熱体への供給電力を減少させ
る信号を供給する。このようにして、暖房装置による加
熱温度を所定の温度に調節する。
〔発明が解決しようとする課題〕
しかしながら、温度センサ線から検出された温度信号
を処理する検出部等は、直流電流で動作するIC回路で信
号の処理を行う。このため、温度センサ線に印加された
交流信号を直流信号に変換するためのA/D変換回路が必
要となる。このようなA/D変換回路では、実際には駆動
時に交流信号の正側に対するインピーダンスと負側に対
するインピーダンスの間に極僅かな差が生じる。この結
果、インピーダンスの差に起因した微少な直流電流が、
温度センサ線に印加された状態になる。このため、温度
センサ線には、ヒータの熱によるストレスや、暖房装置
の敷設状態における人や物に起因する動的或いは静的荷
重による機械的ストレスに加え、交流信号に起因するス
トレス及び前述の微少な残留直流電圧に起因するストレ
スが加わる。この結果、温度センサ線の寿命が著しく短
くなる問題があった。
本発明は、かかる点に鑑みてなされたものであり、温
度センサ線にかかる電気的ストレスを軽減し、温度セン
サ線の寿命を大幅に延長することができる温度調節器を
提供するものである。
〔課題を解決するための手段〕
本発明は、発熱体に所定の電力を供給する交流電源部
と、該交流電源部にスイッチ部を介して直列に接続され
前記電力に応じた所定の電圧が印加される温度センサ線
と、該温度センサ線に接続されて所定の温度信号が供給
されると共に、該温度信号に基づいた直流温度信号を出
力する温度検出部と、該温度検出部からの直流温度信号
と所望の設定温度に基づく温度信号とを比較する温度信
号比較部と、該温度信号比較部からの出力に応じて所定
の供給電力制御信号を前記交流電源部に供給する発熱体
制御部と、所定周期でスイッチ開閉させる時間信号を前
記スイッチ部に出力すると共に、該時間信号に同期した
同期信号を前記発熱体制御部に供給する時間信号処理部
とを具備することを特徴とする温度調節器ある。
〔作用〕
本発明の温度調節器によれば、時間信号処理部からの
出力信号によりスイッチ部の開閉動作を行い、電源部と
温度センサ部との間を所定周期で導通状態にする。これ
により温度センサ線への交流信号の供給時間を実質的に
極めて短時間にする。この結果、温度センサ線への交流
電圧及び微少な直流信号に起因するストレスを大幅に軽
減できる。
〔実施例〕
以下、本発明の実施例について、図面を参照して詳細
に説明する。
第1図は、本発明にかかる敷設暖房装置用の温度調節
器の要部構造を示す説明図である。図中12は、図示しな
い発熱体に所定の電力を供給する交流電源部である。交
流電源部12には、スイッチ部6を介して温度センサ線1
が直列に接続されている。スイッチ部6には、例えばフ
ォトトライアック型のフォトカプラからなる電子スイッ
チが用いられている。温度センサ線1には、所定の電気
抵抗値を有する抵抗体が設けられている。
温度センサ線1には、温度検出部2、温度比較部4、
メモリー部5、制御部9及びリレー10が直列に順次接続
されている。リレー10は、交流電源部12に接続されてい
る。また、温度検出部4には、温度設定部3が直列に接
続されている。
また、メモリー部5とスイッチ部6間には、時間信号
処理部8が介在されている。時間信号処理部8には、時
間信号発生部7が接続されてる。時間信号処理部8は、
タイミング回路によって構成されている。時間信号発生
部7は、発振器及び分周器を有している。
なお、図中11は、温度検出部2、温度設定部3、温度
比較部4、メモリー5、スイッチ部6、時間信号発生部
7、時間信号処理部8、制御部9及びリレー10が動作す
るための変圧部、整流部、平漏部によって構成された直
流電源部である。
このように構成された温度調節器20により、次のよう
にして暖房装置の発熱体の温度調節を行う。
まず、時間信号発生部7で発生させた時間信号を時間
信号処理部8で処理したスイッチパルス信号を、10〜30
0秒の範囲の周期で0.3〜10秒間スイッチ部6に出力す
る。このスイッチパルス信号によってスイッチ部6は閉
状態になり、その間、交流電源部12と温度センサ線1の
間が導通状態になる。これによって、発熱体に供給する
電力に応じた所定の電圧が、温度センサ線1に上述の周
期で上述の時間だけ印加される。ここで、温度センサ線
1に電圧を印加する周期を10〜300秒の範囲にしたの
は、周期が10秒未満であるとリレー動作頻度が高くな
り、リレーの寿命低下を招く恐れがあるからであり、30
0秒を越えると制御周期が長くなり温度変化が大きくな
るため、快適性の低下を招くからである。また、温度セ
ンサ線1に電圧を印加する時間を0.3〜10秒間にしたの
は、0.3秒未満であると電子回路の時定数に比して短す
ぎるからであり、10秒を越えると温度センサ線1の荷電
時間が長くなり、電圧ストレスが増大する恐れがあるか
らである。
このようにして温度センサ線1に電圧が印加された状
態で、温度センサ線1から温度信号検出部2に交流の温
度信号が供給される。温度信号検出部2は、この温度信
号に応じた直流信号を温度比較部4に供給する。次い
で、温度比較部4は、このようにして供給されてきた発
熱体による加熱温度に応じた直流信号と、温度設定部3
から別に供給されてきた温度設定信号とを比較する。つ
まり、発熱体による実際の加熱の温度と設定温度とを比
較する。発熱体の温度が設定温度よりも低い場合には、
再度の加熱を行うための出力信号をメモリー部5に供給
し、発熱体の温度が設定温度よりも高い場合には加熱停
止の出力信号をメモリー部5に供給する。
メモリー部5には、時間信号制御部8からのメモリー
・ラッチ用パルス信号が供給される。メモリー・ラッチ
用パルス信号は、第2図に示す如く、スイッチパルス信
号21によってスイッチ部6が導通状態となってから、時
間信号制御部8のタイミング回路が飽和した後にメモリ
ー部5に出力されるようになっている。このメモリー・
ラッチ用パルス信号に応じてメモリー部5は、その記憶
内容を制御信号として次の出力部9に供給する。
次に、出力部9は、この制御信号に応じてリレー10を
駆動し、交流電源部12から発熱体への交流電力の供給
を、開始または停止させる。ここで、リレー10は、さら
に大きいリレーまたは複数のリレーを駆動して制御容量
を増加させるようにしても良い。
このようにして温度センサ線1に、交流信号を10〜30
0秒の周期で0.3〜10秒間だけ供給することによって、温
度センサ線1にかかる交流信号及び微少な直流信号に起
因するストレスを大幅に軽減することができる。この結
果、温度センサ線1の寿命を大幅に延長することができ
る。因みに、交流信号の供給時間を約120秒の周期で約
3秒間にした場合、従来の温度調節装置の場合と比較し
て、温度センサ線1の寿命を少なくとも10倍以上長くで
きることが確認された。
〔発明の効果〕
以上説明した如く、本発明にかかる温度調節器によれ
ば、温度センサ線への交流信号の実質的供給時間を極め
て短くし、温度センサ線への交流信号及び微少な直流信
号に起因するストレスを大幅に軽減して、温度センサ線
の寿命を大幅に延長することができる等顕著な効果を有
するものである。
【図面の簡単な説明】
第1図は、本発明にかかる敷設暖房装置用の温度調節器
の要部を示す説明図、第2図は、同実施例の時間信号制
御部で使用するスイッチパルス信号とメモリー・ラッチ
用パルス信号の制御タイミングを示す説明図である。 1……温度センサ線、2……温度信号検出部、 4……温度比較部、5……メモリー部、 6……スイッチ部、7……時間信号発生部、 8……時間信号制御部、9……出力部、 10……リレー、20……温度調節器。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.6,DB名) H05B 3/00 F24D 13/02 G05D 23/24

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】発熱体に所定の電力を供給する交流電源部
    と、該交流電源部にスイッチ部を介して直列に接続され
    前記電力に応じた所定の電圧が印加される温度センサ線
    と、該温度センサ線に接続されて所定の温度信号が供給
    されると共に、該温度信号に基づいた直流温度信号を出
    力する温度検出部と、該温度検出部からの直流温度信号
    と所望の設定温度に基づく温度信号とを比較する温度信
    号比較部と、該温度信号比較部からの出力に応じて所定
    の供給電力制御信号を前記交流電源部に供給する発熱体
    制御部と、所定周期でスイッチ開閉させる時間信号を前
    記スイッチ部に出力すると共に、該時間信号に同期した
    同期信号を前記発熱体制御部に供給する時間信号処理部
    とを具備することを特徴とする温度調節器。
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