JP2795094B2 - 微小透孔板の製造方法 - Google Patents

微小透孔板の製造方法

Info

Publication number
JP2795094B2
JP2795094B2 JP26239292A JP26239292A JP2795094B2 JP 2795094 B2 JP2795094 B2 JP 2795094B2 JP 26239292 A JP26239292 A JP 26239292A JP 26239292 A JP26239292 A JP 26239292A JP 2795094 B2 JP2795094 B2 JP 2795094B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
water
varnish
solvent
thin plate
depression
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Lifetime
Application number
JP26239292A
Other languages
English (en)
Other versions
JPH05255868A (ja
Inventor
和男 白川
弘隆 深川
智史 綱島
晃 内藤
善夫 城崎
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Toppan Inc
Original Assignee
Toppan Printing Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Toppan Printing Co Ltd filed Critical Toppan Printing Co Ltd
Publication of JPH05255868A publication Critical patent/JPH05255868A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP2795094B2 publication Critical patent/JP2795094B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Lifetime legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • ing And Chemical Polishing (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、例えばカラーテレビジ
ョン受像管用のシャドウマスク等の微小透孔板の製造方
法に係わり、特にエッチングによる微小透孔の形成方法
に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、カラーテレビジョン受像管用のシ
ャドウマスクの製造に際し、多数の微小透孔を形成する
場合、以下のようなエッチング方法が採用されていた。
【0003】まず、フォトレジストにて金属板(シャド
ウマスク基板)の両面に、表裏対照にレジストパターン
を形成し、ついで例えば塩化第2鉄液からなるエッチン
グ液を吹きつけ、両面をハーフエッチングして、金属板
の両面に、表裏対照な窪みを形成し、そののち、小孔側
(基本孔径側)となる一方の面に耐蝕性のニスを全面塗
布し、この小孔側からエッチング液が入らないようにす
る。ついで、例えば塩化第2鉄液からなるエッチング液
により、他方の面(大孔側)からエッチングをおこな
い、小孔側へ透孔を貫通させ、最後に上記フォトレジス
トおよび耐蝕性ニスを剥離することにより多数の微小透
孔が形成される。
【0004】この場合、最終的に形成される透孔は、第
2段目のエッチングに際し、小孔側の窪みが予めニスで
被覆されているため、小孔側の孔径は変化しないので、
すり鉢状の透孔が形成されることになり、被エッチング
材料の板厚よりも小さい直径の透孔を形成することがで
きる。
【0005】この場合の耐蝕性ニスとしては、水溶性ニ
スは泡の発生があったり、乾燥状態が均一にならない
(すなわち、被エッチング基板の周辺から先に乾燥し、
液が中央に寄ってくるという現象)などの点から従来は
適当でないとされており、そのため、代わりに弱アルカ
リ性で剥離可能なニトロセルロースラッカーまたはアク
リル系樹脂を有機溶剤に溶解したニスが多く用いられて
いた。
【0006】この有機溶剤を使用する理由としては、塗
布液、できるだけ早く乾燥させないと膜厚にムラが生
じ、その結果、最終的に得られるシャドウマスクにもム
ラができてしまうためである。
【0007】また、従来、小孔側に耐蝕性ニスを全面塗
布する場合、耐蝕性ニスはスプレーコーティング法によ
り塗布される。ローラーコーターまたはフローコーター
による方法では、小孔側の窪みにかぶさるように形成さ
れたレジストのオーバーハング形状のため、小孔側の窪
みに耐蝕性ニスがうまく入らないためである。
【0008】また、スプレーコーティング法によりニス
を塗布する場合、素早く乾燥させるため有機溶剤を使用
するが、通常の有機溶剤を用いる場合、コーティング工
程から乾燥工程までの場所を防爆性にしなければならな
いため、設備コスト的に負担が大きくなる。そのため、
引火性のない1−1−1 トリクロロエタンを使用する
ことも従来おこなわれていたが、これは地球環境の点で
問題がある。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】本発明は、上記課題を
解決するためになされたものであって、引火性のない耐
蝕性ニスの使用を可能とするとともに、ローラコーター
またはフローコーターによる耐蝕性ニスの塗布が可能
で、かつ、微小透孔を精度よく均一に形成することがで
きる微小透孔の形成方法を提供することを目的とする。
【0010】
【課題を解決するための手段】本発明は、上記課題を解
決するため、耐蝕性ニスとして水溶性ニスを用い、最初
のハーフエッチングにより形成された窪みへのニスの充
填に先立ち、水または水溶性溶剤あるいはこれらの混合
物からなる希釈置換溶剤をこの窪みに予め充填するとい
う手段を採用した。
【0011】すなわち、本発明は、微小透孔を形成すべ
き薄板の両面に、表裏対照にレジストパターンを形成す
る工程と、このレジストパターンを形成した該薄板の両
面に、エッチング液を接触させて露出部分をハーフエッ
チングして、該薄板の両面に、表裏対照な窪みを形成す
る工程と、水または水溶性溶剤あるいはこれらの混合物
からなる希釈置換溶剤を該薄板の一方の面に塗布して、
この面内の窪みに該希釈置換溶剤を充填する工程と、こ
の該希釈置換溶剤を塗布した薄板の一方の面に水溶性ニ
スを層状に塗布し、乾燥する工程と、該薄板の他方の面
にエッチング液を接触させて、その窪み部分をさらにエ
ッチングして該薄板に透孔を貫通させる工程と、上記水
溶性ニスおよびレジストパターンを剥離する工程とを具
備してなることを特徴とする微小透孔板の製造方法を提
供するものである。
【0012】さらに、面内の窪みに該希釈置換溶剤を充
填した後に、窪み以外の表面部分から余分な水を除去す
ることが好ましい。
【0013】
【作用】最初のハーフエッチングにより形成された窪み
に、予め希釈置換溶剤が充填されているため、その上か
ら水溶性ニスを塗布したとき、窪みの上部にある水溶性
ニスは窪みの中の希釈置換溶剤により稀釈されると同時
に希釈置換溶剤との置換により窪みの内部に入り込むこ
とができる。その結果、窪み部分は濃度の淡いニス液層
となる。したがって、乾燥が進むにつれ、窪み以外の部
分のニス層は先に乾燥し、窪み部分のニス層は後から乾
燥し、ニス塗布層が全面的に網目状となって乾燥が進行
することになる。そのため、従来のように被エッチング
基板の周辺から先に乾燥し、ニス液が中央に寄ってくる
という現象を回避することが可能となる。このようにし
て、従来のようにニスの膜厚にムラが生じ、最終的に得
られるシャドウマスクに、ムラが出来てしまうというよ
うな問題を回避することができる。
【0014】
【実施例】以下、添付の図面を参照して本発明の種々の
実施例について説明する。
【0015】図1ないし図8は、本発明に係わる微小透
孔板の製造方法を、カラーテレビジョン受像管用のシャ
ドウマスクの製造に適用した例をそれぞれ工程順に示す
ものである。
【0016】(実施例1)まず、図1に示すように、板
厚0.13mmのアンバー材(Ni:36%、残部鉄)
からなるシャドウマスク用基板10の両面にポリビニル
アルコール(PVA)と重クロム酸アンモニウムからな
るフォトレジスト11により、小孔側に、各円が直径6
0μmで、ピッチ0.2mmの間隔で配列された円形パ
ターン12を、また、大孔側に、上記小孔側の各円と位
置的に対応するようにして、直径80μmの円の配列か
らなる円形パターン13を形成した。
【0017】ついで、小孔側を上面として比重1.49
0、温度50℃の塩化第2鉄液からなるエッチング液を
用いて両面からスプレー圧2.0kgにてハーフエッチ
ングをおこない、小孔側に直径が80μm、深さが35
μmの窪み14を形成させた。このとき、大孔側にも、
直径が100μm、深さが35μmの窪み15を形成さ
れた(図2参照)。
【0018】次に、水洗し、水で濡れたままで、小孔側
の窪み14に水16がいっぱいに充填された状態のまま
(図3参照)、アクリル系水溶性ニス(N−N−ジメチ
ルアクリルアミド:10モル%溶液)をローラコーター
により厚みが10μmとなるように塗布し(図4参
照)、ついで3分間のレベリングをおこない、水溶性ニ
ス層17を形成した。このとき、図5に模式的に矢線で
示すように、上記水溶性ニス層17と窪み14内の水1
6との混合がおこなわれ、窪み14の上部の水溶性ニス
層17の稀釈化がおこなわれた(図5参照)。
【0019】ついで、100℃のオーブン中で7分間、
乾燥させた(図6参照)。この状態において、窪み14
内のニス層中に気泡が実質的に存在しないことが確認さ
れた。次に、下面の大孔側から再び比重1.490、温
度60℃の塩化第2鉄液からなるエッチング液を用いて
エッチングをおこない、透孔を小孔側まで貫通させた
(図7参照)。このとき上記水溶性ニスの破れ、あるい
は離脱はまったく認められなかった。
【0020】ついで、アルカリ系の剥離液を用いて上記
水溶性ニス17およびフォトレジスト11を剥離、除去
した。その結果、小孔側にて直径80μm、大孔側にて
直径160μmの逆すり鉢状の微小透孔18を精度よく
均一に形成することができた(図8参照)。
【0021】(実施例2)実施例2では、上記の実施例
1のアンバー合金板と同じものを準備し、レジストパタ
ーン形成工程までは上記の実施例1と同じ処理をアンバ
ー合金板に対して施す。
【0022】次いで、小孔側を上面として比重1.49
0、温度55℃の塩化第二鉄からなるエッチング液を用
いて両面からスプレー圧2.0kgにてハーフエッチン
グをおこない、小孔側に直径が90μm、深さが35μ
mの窪み14を形成させた。このとき大孔側にも直径が
110μm、深さが35μmの窪み15を形成させた
(図2参照)。
【0023】次に、板を水洗し、水に濡れたままで、小
孔側の表面に付着した余分な水をゴムスクイジーにより
除去し、小孔側の窪み14に水16がいっぱいに充填さ
れた状態のまま(図3参照)、アクリル系水性ニス(N
−N−ジメチルアクリルアミド:20モル%溶液)をロ
ーラーコーターにより表面部の厚みが20μmとなるよ
うに塗布し(図4参照)、ついで3分間のレベリングを
おこない、水性ニス層17を形成した。このとき、図5
に模式的に矢線で示すように、上記水性ニス層17と窪
み14内の水16との混合がおこなわれ、窪み14の上
部の水性ニス層17の希釈化がおこなわれた(図5参
照)。
【0024】次いで、110℃のオーブン中で7分間、
乾燥させた(図6参照)。この状態において、窪み14
内のニス層中に気泡が実質的に存在しないことが確認さ
れた。次に、大孔側から再び比重1.490、温度60
℃の塩化第二鉄液からなるエッチング液を用いてエッチ
ングをおこない、透孔を小孔側まで貫通させた(図7参
照)。このとき上記水性ニスの破れ、あるいは離脱はま
ったく認められなかった。
【0025】次いで、アルカリ系の剥膜液を用いて上記
水性ニス17およびフォトレジスト11を剥離、除去し
た。その結果小孔側にて直径90μm、透孔径として8
0μm、大孔側にて直径170μmの逆すり鉢状の微小
透孔18を精度よく均一に形成することができた(図8
参照)。
【0026】上記実施例2によれば、小孔側の表面の余
分な水を除去するので、最初のハーフエッチングにより
形成された窪みの部分だけに、予め水が充填されること
になる。この上に水性ニスを塗布すると、全面均一な濃
度で塗布され、窪みの上部にある水性ニスは窪みの中の
水により希釈されると同時に水との置換により窪みの内
部に入り込むことができる。この結果、窪み部分は均一
な濃度の淡いニス液層となる。乾燥が進むにつれて、窪
み以外の部分のニス層は先に乾燥し、窪み部分のニス層
はどの窪みも後から同時に乾燥し、ニス塗布層が全面的
に窪みにそった網目状となって乾燥が進行することにな
る。
【0027】このため、従来のように被エッチング基板
の周辺から先に乾燥し、ニス液が中央に寄ってくるとい
う現象を回避することができる。この結果、従来のよう
にニスの膜厚にムラが生じ、最終的に得られるシャドウ
マスクに、ムラが出来てしまうというような問題を回避
することができる。
【0028】(実施例3)実施例3では、上記の実施例
1のアンバー合金板と同じものを準備し、レジストパタ
ーン形成工程までは上記の実施例1と同じ処理をアンバ
ー合金板に対して施す。
【0029】次いで、小孔側を上面として比重1.49
0、温度55℃の塩化第二鉄からなるエッチング液を用
いて両面からスプレー圧2.0kgにてハーフエッチン
グをおこない、小孔側に直径が90μm、深さが35μ
mの窪み14を形成させた。このとき大孔側にも直径が
110μm、深さが35μmの窪み15を形成させた
(図2参照)。
【0030】次に、板を水洗し、水に濡れたままで、イ
ソプロピルアルコール5%を含んだ水をスプレーし水洗
水と置換する、このようにして小孔側の窪み14にイソ
プロピルアルコールを含んだ水16がいっぱいに充填さ
れた状態のまま(図3参照)、アクリル系水性ニス(N
−N−ジメチルアクリルアミド:20モル%溶液)をロ
ーラーコーターにより表面部の厚みが20μmとなるよ
うに塗布し(図4参照)、ついで3分間のレベリングを
おこない、水性ニス層17を形成した。このとき、図5
に模式的に矢線で示すように、上記水性ニス層17と窪
み14内の水16との混合がおこなわれ、窪み14の上
部の水性ニス層17の希釈化がおこなわれた(図5参
照)。
【0031】ついで、110℃のオーブン中で7分間、
乾燥させた(図6参照)。この状態において、窪み14
内のニス層中に気泡が実質的に存在しないことが確認さ
れた。次に、大孔側から再び比重1.490、温度60
℃の塩化第二鉄液からなるエッチング液を用いてエッチ
ングをおこない、透孔を小孔側まで貫通させた(図7参
照)。このとき上記水性ニスの破れ、あるいは離脱はま
ったく認められなかった。
【0032】ついで、アルカリ系の剥膜液を用いて上記
水性ニス17およびフォトレジスト11を剥離、除去し
た。その結果小孔側にて直径90μm、透孔径として8
0μm、大孔側にて直径170μmの逆すり鉢状の微小
透孔18を精度よく均一に形成することができた(図8
参照)。
【0033】上記実施例3によれば、水より浸透性のよ
い水溶性溶剤を含んだ水は、最初のハーフエッチングに
より形成された窪みに入りやすく、多数の窪みを均一に
充填できる、そして予め水が充填されているため、その
上から水性ニスを塗布したとき、全面均一な濃度で塗布
され、窪みの上部にある水性ニスは窪みの中の水により
希釈されると同時に水との置換により窪みの内部に入り
込むことができる。その結果、窪み部分は均一な濃度の
淡いニス液層となる。乾燥が進むにつれて、窪み以外の
部分のニス層は先に乾燥し、窪み部分のニス層はどの窪
みも後から同時に乾燥し、ニス塗布層が全面的に窪みに
そった網目状となって乾燥が進行することになる。
【0034】このため、従来のように被エッチング基板
の周辺から先に乾燥し、ニス液が中央に寄ってくるとい
う現象を回避することが可能となる。この結果、従来の
ようにニスの膜厚にムラが生じ、最終的に得られるシャ
ドウマスクに、ムラが出来てしまうというような問題を
回避する事ができる。
【0035】
【発明の効果】以上説明したように本発明の方法によれ
ば、ハーフエッチングにより形成された窪みに、水溶性
ニスを導入するに際し、予め水を充填するようにしたか
ら、この窪み内に水溶性ニスを気泡を含ませることなく
十分に充填させることができ、しかも従来のようにスプ
レーコーティング法によらなくとも、フローコーター、
ローラコーター等を使用しても窪み内に水溶性ニスを充
填させることができる。また、この場合、粘度が多少高
い水溶性ニスでも使用可能である。
【0036】さらに、本発明の方法によれば、窪み内に
充填する材料として水溶性ニスを用いるものであるか
ら、引火性がなく、有機溶媒も不必要であり、地球環境
の上からも有利である。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の微小透孔板の製造方法の一実施例を工
程順に示す断面図。
【図2】図1に続く本発明の方法の工程を示す断面図。
【図3】図2に続く本発明の方法の工程を示す断面図。
【図4】図3に続く本発明の方法の工程を示す断面図。
【図5】図4に続く本発明の方法の工程を示す断面図。
【図6】図5に続く本発明の方法の工程を示す断面図。
【図7】図6に続く本発明の方法の工程を示す断面図。
【図8】図7に続く本発明の方法の工程を示す断面図。
【符号の説明】
10 シャドウマスク用基板 11 フォトレジスト 12 円形パターン 13 円形パターン 14 窪み 15 窪み 16 水 17 水溶性ニス層 18 微小透孔
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 内藤 晃 東京都台東区台東一丁目5番1号 凸版 印刷株式会社内 (72)発明者 城崎 善夫 東京都台東区台東一丁目5番1号 凸版 印刷株式会社内 (56)参考文献 特開 昭63−286588(JP,A) 特開 昭57−148859(JP,A) 特開 平1−136977(JP,A) (58)調査した分野(Int.Cl.6,DB名) C23F 1/00,1/02 H01J 9/14,29/07

Claims (5)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 微小透孔を形成すべき薄板の両面に、表
    裏対照にレジストパターンを形成する工程と、 このレジストパターンを形成した該薄板の両面に、エッ
    チング液を接触させて露出部分をハーフエッチングし
    て、該薄板の両面に、表裏対照な窪みを形成する工程
    と、 水または水溶性溶剤あるいはこれらの混合物からなる希
    釈置換溶剤を該薄板の一方の面に塗布して、この面内の
    窪みに該希釈置換溶剤を充填する工程と、 該希釈置換溶剤を塗布した薄板の一方の面に水溶性ニス
    を層状に塗布し、乾燥する工程と、 該薄板の他方の面にエッチング液を接触させて、その窪
    み部分をさらにエッチングして該薄板に透孔を貫通させ
    る工程と、 上記水溶性ニスおよびレジストパターンを剥離する工程
    と、 を具備してなることを特徴とする微小透孔板の製造方
    法。
  2. 【請求項2】 希釈置換溶剤として水を用いることを特
    徴とする請求項1記載の微小透孔板の製造方法。
  3. 【請求項3】 希釈置換溶剤として水溶性溶剤を用いる
    ことを特徴とする請求項1記載の微小透孔板の製造方
    法。
  4. 【請求項4】 面内の窪みに希釈置換溶剤を充填する工
    程の後に、さらに、余分な希釈置換溶剤を除去する工程
    を有することを特徴とする請求項1乃至3のうちのいず
    れか1に記載の微小透孔板の製造方法。
  5. 【請求項5】 該薄板がシャドウマスク用薄板であるこ
    とを特徴とする請求項1乃至3のうちのいずれか1に記
    載の微小透孔板の製造方法。
JP26239292A 1992-01-17 1992-09-30 微小透孔板の製造方法 Expired - Lifetime JP2795094B2 (ja)

Applications Claiming Priority (2)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP4-6767 1992-01-17
JP676792 1992-01-17

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH05255868A JPH05255868A (ja) 1993-10-05
JP2795094B2 true JP2795094B2 (ja) 1998-09-10

Family

ID=11647332

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP26239292A Expired - Lifetime JP2795094B2 (ja) 1992-01-17 1992-09-30 微小透孔板の製造方法

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2795094B2 (ja)

Families Citing this family (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP3489276B2 (ja) * 1995-07-14 2004-01-19 凸版印刷株式会社 シャドウマスクの製造方法

Also Published As

Publication number Publication date
JPH05255868A (ja) 1993-10-05

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US7498074B2 (en) Metal photoetching product and production method thereof
KR890002128B1 (ko) 샤도우 마스크의 제조방법
JP2795094B2 (ja) 微小透孔板の製造方法
JP2001325881A (ja) 透孔形成方法及び透孔形成装置
JPH059755A (ja) 金属薄板への微細透孔形成方法
JPS5973834A (ja) シャドウマスクの製造方法
JP4019539B2 (ja) 高精細シャドウマスク及びその製造方法
JPH0420993B2 (ja)
JP2746876B2 (ja) シヤドウマスクの製造方法
JPH07272622A (ja) 高精細微小透孔板の製造方法
CN109750254B (zh) 一种金属掩膜板的制作方法
JPH08111174A (ja) シャドウマスクの製造方法
JPS58100493A (ja) スルホ−ルプリント配線基板の製造法
JPH1192962A (ja) シャドウマスクの製造方法
KR930007091B1 (ko) 새도우 마스크의 제조 방법
JPH07272621A (ja) 高精細微小透孔板の製造方法
JPH01191790A (ja) シャドウマスクの製造方法
JPH01243335A (ja) シャドウマスクの製造方法
JPS6096774A (ja) シヤドウマスクの製造方法
JPH01298178A (ja) シャドウマスクの製造方法
JPS58126988A (ja) シヤドウマスクの製造方法
JPH06176687A (ja) 微小透孔板の製造方法
JPH04785A (ja) プリント基板の製造方法
JPH05290725A (ja) シャドウマスクの製造方法
JPS58214252A (ja) シヤドウマスクの製造方法