JP2794233B2 - 縦形穀類選別機の供給ホッパー構造 - Google Patents
縦形穀類選別機の供給ホッパー構造Info
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- JP2794233B2 JP2794233B2 JP28976191A JP28976191A JP2794233B2 JP 2794233 B2 JP2794233 B2 JP 2794233B2 JP 28976191 A JP28976191 A JP 28976191A JP 28976191 A JP28976191 A JP 28976191A JP 2794233 B2 JP2794233 B2 JP 2794233B2
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Description
【０００１】
【産業上の利用分野】本発明は、穀粒を供給する縦形穀
類選別機の供給ホッパー構造に関する。
類選別機の供給ホッパー構造に関する。
【０００２】
【従来の技術】従来は、外側部に供給ホッパーおよび未
熟粒排出樋を、下部に吸引排塵機をそれぞれ装備する機
筐の内部には揚穀筒を内装した選別網筒を立設して構成
する縦形穀類選別機において、本出願人が既に出願した
特願平３−２０６６２８号に見られるように、前記供給
ホッパーの底部には、吸引排塵機に連通する網状板が張
設されていた。
熟粒排出樋を、下部に吸引排塵機をそれぞれ装備する機
筐の内部には揚穀筒を内装した選別網筒を立設して構成
する縦形穀類選別機において、本出願人が既に出願した
特願平３−２０６６２８号に見られるように、前記供給
ホッパーの底部には、吸引排塵機に連通する網状板が張
設されていた。
【０００３】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、その網
状板には吸塵機による吸引力が作用するので、網状板の
上面に流れてくる穀粒が吸着される状態となって穀粒が
流れずに停滞してしまい、供給不良となったり、その上
を流れる穀粒中からの塵埃の排除を阻害して塵埃の除去
性能が低下する、といった不具合を呈していた。
状板には吸塵機による吸引力が作用するので、網状板の
上面に流れてくる穀粒が吸着される状態となって穀粒が
流れずに停滞してしまい、供給不良となったり、その上
を流れる穀粒中からの塵埃の排除を阻害して塵埃の除去
性能が低下する、といった不具合を呈していた。
【０００４】
【課題を解決するための手段】本発明は、そのような不
具合を解決し、塵埃の除去性能を一段と向上させうるよ
う工夫したものであり、そのため、供給ホッパーの底部
には網あるいは多孔板または長孔板からなる網状板を斜
設するとともに、該網状板の下方より垂設した塵埃誘導
管の下端部を吸引排塵機側に連通連設し、前記網状板の
下方側に連通するよう前記供給ホッパーの下部側面には
通気孔を形成して構成したものであり、また、塵埃誘導
管の外周面に通気孔を形成したり、網状板の上方となる
供給ホッパーの内部に拡散板を架設して構成したもので
ある。
具合を解決し、塵埃の除去性能を一段と向上させうるよ
う工夫したものであり、そのため、供給ホッパーの底部
には網あるいは多孔板または長孔板からなる網状板を斜
設するとともに、該網状板の下方より垂設した塵埃誘導
管の下端部を吸引排塵機側に連通連設し、前記網状板の
下方側に連通するよう前記供給ホッパーの下部側面には
通気孔を形成して構成したものであり、また、塵埃誘導
管の外周面に通気孔を形成したり、網状板の上方となる
供給ホッパーの内部に拡散板を架設して構成したもので
ある。
【０００５】
【作用】したがって、網状板の下方側となる供給ホッパ
ー下部の通気孔や塵埃誘導管の通気孔より吸引排塵機側
に吸気することになって、網状板から従来形のように吸
気されない状態となり、そのため、網状板上を穀粒は従
来形のように停滞することなくスムーズに流れるととも
に、網状板を通して下方に除去される塵埃の下方への流
入を有効に行わせることができる。
ー下部の通気孔や塵埃誘導管の通気孔より吸引排塵機側
に吸気することになって、網状板から従来形のように吸
気されない状態となり、そのため、網状板上を穀粒は従
来形のように停滞することなくスムーズに流れるととも
に、網状板を通して下方に除去される塵埃の下方への流
入を有効に行わせることができる。
【０００６】
【実施例】図３は縦形穀類選別機の斜視図を示し、台車
１０の上方に立設した横断面４角の機筐Ａの下部には吸
引排塵機Ｂを連通連設するとともに、上部の横側方には
貯溜タンク１１を連通連設し、機筐Ａの外周部には供給
ホッパー１、未熟粒排出樋２、操作盤１２、デジタル表
示部１３をそれぞれ配備し、前記機筐Ａの内部の選別室
ａ内には、外周にらせん３ａや無数の噴風孔３６を有す
る揚穀筒３を内装した網状選別筒４を、下方のモータ１
４により相互に逆転するよう駆動自在にして立設し、前
記網状選別筒４の下方の誘導筒体４ａには複数の取り込
み口１５を形成するとともに、その外周の供給筒体１６
の外周には前記供給ホッパー１から延出する供給樋１７
を連通連設し、前記揚穀筒３の上端部から前記貯溜タン
ク１１に精粒を放出できるようにして従来形構造同様に
構成する。
１０の上方に立設した横断面４角の機筐Ａの下部には吸
引排塵機Ｂを連通連設するとともに、上部の横側方には
貯溜タンク１１を連通連設し、機筐Ａの外周部には供給
ホッパー１、未熟粒排出樋２、操作盤１２、デジタル表
示部１３をそれぞれ配備し、前記機筐Ａの内部の選別室
ａ内には、外周にらせん３ａや無数の噴風孔３６を有す
る揚穀筒３を内装した網状選別筒４を、下方のモータ１
４により相互に逆転するよう駆動自在にして立設し、前
記網状選別筒４の下方の誘導筒体４ａには複数の取り込
み口１５を形成するとともに、その外周の供給筒体１６
の外周には前記供給ホッパー１から延出する供給樋１７
を連通連設し、前記揚穀筒３の上端部から前記貯溜タン
ク１１に精粒を放出できるようにして従来形構造同様に
構成する。
【０００７】前記供給ホッパー１の内部には網あるいは
多孔板または長孔板からなる網状板５をその下端が前記
供給樋１７の上端部に連なるようにして斜設し、前記網
状板５の下方となる供給ホッパー１の下端部より傾斜状
に垂設する塵埃誘導管６の下端部を前記吸引排塵機Ｂ側
の吸塵室１８に連通連設し、前記供給ホッパー１の下部
側で前記網状板５の下方側に接近する側面の部位には複
数の通気孔７を穿設し、傾斜した前記塵埃誘導管６の上
方側となる外周面の部位にも長手方向に間隔をおいて複
数の通気孔８を穿設し、また、前記網状板５の上方とな
る供給ホッパー１の内部には拡散板９を架設して構成す
る。
多孔板または長孔板からなる網状板５をその下端が前記
供給樋１７の上端部に連なるようにして斜設し、前記網
状板５の下方となる供給ホッパー１の下端部より傾斜状
に垂設する塵埃誘導管６の下端部を前記吸引排塵機Ｂ側
の吸塵室１８に連通連設し、前記供給ホッパー１の下部
側で前記網状板５の下方側に接近する側面の部位には複
数の通気孔７を穿設し、傾斜した前記塵埃誘導管６の上
方側となる外周面の部位にも長手方向に間隔をおいて複
数の通気孔８を穿設し、また、前記網状板５の上方とな
る供給ホッパー１の内部には拡散板９を架設して構成す
る。
【０００８】したがって、供給ホッパー１に穀粒を供給
すると、穀粒は網状板５上を流下して供給樋１７から供
給されることになるが、網状板５の下方側では、供給ホ
ッパー１下部の各通気孔７や塵埃誘導管６上の各通気孔
８から吸引排塵機Ｂ側に吸気することになって、網状板
５から従来形のように吸気されない状態となり、そのた
め、網状板５上を穀粒は従来形のように吸着されて停滞
することなくスムーズに流れるとともに、網状板５を通
して下方に除去される塵埃はそのまま吸引風にのせて吸
引排塵機Ｂ側に有効に吸引されることになり、また、供
給ホッパー１に供給される穀粒は拡散板９にあたって分
散しながら網状板５上を流れることになり、流下も良く
なるとともに除塵も有効に行なうことができる。
すると、穀粒は網状板５上を流下して供給樋１７から供
給されることになるが、網状板５の下方側では、供給ホ
ッパー１下部の各通気孔７や塵埃誘導管６上の各通気孔
８から吸引排塵機Ｂ側に吸気することになって、網状板
５から従来形のように吸気されない状態となり、そのた
め、網状板５上を穀粒は従来形のように吸着されて停滞
することなくスムーズに流れるとともに、網状板５を通
して下方に除去される塵埃はそのまま吸引風にのせて吸
引排塵機Ｂ側に有効に吸引されることになり、また、供
給ホッパー１に供給される穀粒は拡散板９にあたって分
散しながら網状板５上を流れることになり、流下も良く
なるとともに除塵も有効に行なうことができる。
【０００９】
【発明の効果】このように本発明は、網状板５の下方側
となる供給ホッパー１下部の通気孔７や塵埃誘導管の通
気孔８から吸引排塵機Ｂ側に吸気されることになって、
網状板５から従来形のように吸気されない状態となり、
そのため、網状板５上を穀粒は従来形のように停滞する
ことなくスムーズに流れるとともに、網状板５を通して
下方に除去される塵埃の下方への流入を有効に行わせる
ことができることになって塵埃の除去性能を一段と向上
させることができることになり、また、供給ホッパー１
に供給する穀粒を拡散板９にあてながら分散させて、流
下と除塵をさらに有効に行なわせることができることに
なり、簡単な構造にして好適に実施できる特長を有す
る。
となる供給ホッパー１下部の通気孔７や塵埃誘導管の通
気孔８から吸引排塵機Ｂ側に吸気されることになって、
網状板５から従来形のように吸気されない状態となり、
そのため、網状板５上を穀粒は従来形のように停滞する
ことなくスムーズに流れるとともに、網状板５を通して
下方に除去される塵埃の下方への流入を有効に行わせる
ことができることになって塵埃の除去性能を一段と向上
させることができることになり、また、供給ホッパー１
に供給する穀粒を拡散板９にあてながら分散させて、流
下と除塵をさらに有効に行なわせることができることに
なり、簡単な構造にして好適に実施できる特長を有す
る。
【図１】本発明実施例の要部を示した断面図である。
【図２】機体の下部側一部を示した断面図である。
【図３】縦形穀類選別機を示した斜視図である。
１ 供給ホッパー ２ 未熟粒排出樋 Ｂ 吸引排塵機 Ａ 機筐 ３ 揚穀筒 ４ 選別網筒 ５ 網状板 ６ 塵埃誘導管 ７，８ 通気孔 ９ 拡散板
Claims (3)
- 【請求項１】 外側部に供給ホッパー１および未熟粒排
出樋２を、下部に吸引排塵機Ｂをそれぞれ装備する機筐
Ａの内部には揚穀筒３を内装した選別網筒４を立設して
構成する縦形穀類選別機において、前記供給ホッパー１
の底部には網あるいは多孔板または長孔板からなる網状
板５を斜設するとともに、該網状板５の下方より垂設し
た塵埃誘導管６の下端部を前記吸引排塵機Ｂ側に連通連
設し、前記網状板５の下方側に連通するよう前記供給ホ
ッパー１の下部側面には通気孔７を形成して構成したこ
とを特徴とする縦形穀類選別機の供給ホッパー構造。 - 【請求項２】 塵埃誘導管６の外周面に通気孔８を形成
してなる請求項１記載の縦形穀類選別機の供給ホッパー
構造。 - 【請求項３】 網状板５の上方となる供給ホッパー１の
内部に拡散板９を架設してなる請求項１または２記載の
縦形穀類選別機の供給ホッパー構造。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP28976191A JP2794233B2 (ja) | 1991-11-06 | 1991-11-06 | 縦形穀類選別機の供給ホッパー構造 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP28976191A JP2794233B2 (ja) | 1991-11-06 | 1991-11-06 | 縦形穀類選別機の供給ホッパー構造 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH05123649A JPH05123649A (ja) | 1993-05-21 |
| JP2794233B2 true JP2794233B2 (ja) | 1998-09-03 |
Family
ID=17747413
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP28976191A Expired - Fee Related JP2794233B2 (ja) | 1991-11-06 | 1991-11-06 | 縦形穀類選別機の供給ホッパー構造 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP2794233B2 (ja) |
-
1991
- 1991-11-06 JP JP28976191A patent/JP2794233B2/ja not_active Expired - Fee Related
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPH05123649A (ja) | 1993-05-21 |
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Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
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Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
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