JP2793680B2 - シーツの製造方法 - Google Patents

シーツの製造方法

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Description

【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本発明はベッド用マット又は敷ふとん等(以下単にマ
ット類を称す)の表面を覆うシーツの製造方法に関し、
詳細にはシーツの4隅部に弾性部材を添設したものを簡
単且つ効率的に美しい折り畳み状態で製造する方法に関
するものである。
[従来の技術] マット類の使用に当たっては、該マット類の表面をシ
ーツで被覆・保護することが一般的に行なわれている
が、特に病院やホテル等の様にシーツ交換頻度が高く、
且つしわやめくれの発生をきらうところでは第5図に示
す様なシーツ1が使用されている。すなわちシーツ1の
4隅部1a〜1bには引張状態の弾性部材11a〜11dが湾曲又
は屈曲して添設され、これによって4隅にギャザー構造
が形成される。上記弾性部材11a〜11dはマット類3の底
部側の4隅に夫々引掛けられ、該弾性部材11a〜11dの収
縮力を利用することによってシーツ1の中央部分を4隅
より引き合い、しわの発生を防止すると共に、シーツ1
がめくれ上がるのを防止するものである。尚以下の説明
においては弾性部材添設後のシーツをギャザーシーツと
呼び、添設前のシーツは単に平シーツと呼ぶ。
[発明が解決しようとする課題] ところで上記ギャザーシーツの一般的製造法によれ
ば、第5図に示す様に平シーツ1を大きく広げた状態
(即ち特別の拘束を加えない状態)で弾性部材11a〜11d
を順次縫製している。ところがこの方法であると、ギャ
ザーシーツの4隅部がギャザーによって収縮し、ギャザ
ーシーツ1の折り畳み作業が非常に困難となる。また自
動又は半自動化された折り畳み装置を用いようとしても
ギャザーシーツの形態が特定されない為、機械的折り畳
みを行うことができず、結局折り畳みの作業性が非常に
悪いという問題があった。また手作業によってギャザー
シーツを折り畳もうとしても所定の折れ目の他に必要の
ない箇所に不用意な折り目ができ、ホテル等の如く清潔
感が尊ばれるところでは大きな問題となっている。
そこで本発明者は、所定の折れ目以外には折り目が付
かないギャザーシーツを効率的に製造することのできる
方法を提供する目的で研究を重ね、本発明を完成し得
た。
[課題を解決するための手段] 上記目的を達成した本発明は、弾性部材添設前のシー
ツの4隅部を4枚重ねする様に折り畳んだ後、該折り畳
み状態を崩さずに上記4枚の4隅部に各々弾性部材を引
張状態で添設する点を要旨とするものである。
[作用] 本発明においては弾性部材を添設する前の平シーツを
予め適正な大きさに折り畳んでおくこととする。これに
よってシーツは折り畳み装置等を使って機械的に正確且
つ効率的に折り畳むことができる様になる。
上記平シーツの折り畳み方(4つ折り、8つ折り等
…)については格別限定される訳ではないが、要は弾性
部材を添設すべき4隅部が同じ位置に重ねられておれば
よく、この様に重ねられた4隅部の最上面を折り畳まれ
た状態で一部又は全部を露出させると共に、重ねられた
4枚の各角部に順次弾性部材を添設していく。この様に
すれば折り畳み状態を維持したままで弾性部材が添設さ
れていくので、該添設によってコーナー部が収縮しよう
としても、全体としての折り畳み姿が変化せず、不容易
なしわの発生が防止される。
[実施例] 第1図(a)〜(e)は弾性部材を添設していない平
シーツの折り畳みの一例を示す説明図である。第1図
(a)は平シーツ1を広げた状態を示し、符号1a〜1dは
4つの角部を示す。まず折り線12より折り返して第1図
(b)の2つ折り状態とし、さらにこれを折り線13より
折り返して4枚重ねとし、4つの角部1a〜1dを同じ位置
上に積み重ねる。そして第1図(c)に示す様にその左
側の一部を折り線14より折り返すと共に、さらに第1図
(d)の如くその下側の一部を折り線15より折り返し、
第1図(e)の状態とする。このとき角部1a〜1dが重ね
られた部分は最上層の角部1cを露出してその下側に他の
角部1d,1a,1bが3枚積み重ねられている。尚第1図
(e)の裏側から見た状態では角部1bが完全に露出され
その下側に3つの角部が重ねられたことになる。
上記の積み重ねられた角部1a〜1dには第2図に示す様
な手段によって弾性部材11が添設される。すなわち弾性
部材11の添設曲線に沿って上下移動自在な櫛歯状のガイ
ド20を角部1b上に当て、弾性部材11の一端部を固定部22
A1において縫着させると共に、他端部を矢印t方向に引
張りつつ、縫着ミシン針21によって縫い糸22を使用して
平シーツの角部1bに縫い着ける。所定長さに縫い着けの
終った弾性部材11は切断してしまい、1つの角部1bにお
ける弾性部材11の添設を終了し、他の角部1a,1d,1cも同
様にして夫々弾性部材11を添設してギャザーシーツ1の
加工を完了し、適宜包装を行なって製品とする。上記弾
性部材11の縫い付け方法としてはインターロックやオー
バーロックでかがり縫いすることが好ましい。また弾性
部材11の添設部より外側は鎖線Cuで示す位置より縫製と
同時又は縫製の後に切去ってしまうものであっても良
い。
第3図及び第4図はシーツ角部への弾性部材の他の添
設方法を示す説明図である。第3図の例においては平シ
ーツ角部1aに予め接着剤31を間欠的に塗布しておき、ロ
ーラ32の外周溝33に沿う様に吸引保持された平ベルト状
の弾性部材11Aを前記接着剤31の塗布位置に沿って貼り
付けるものである。なお符号34は吸引孔を示し弾性部材
11Aを引張状態で前記外周溝33内に保持するものとす
る。
また第4図は弾性部材として弾性を有する糸11Bを使
用し、これを縫製針41によってシーツの角部1aに縫い込
むものである。縫い始め端11B0における固定を確実に行
なうため、この部分では重複させて縫い付けることとす
る。符号40は縫製ミシンの固定台であり、シーツの角部
1aを矢印方向に移動することにより、所定の湾曲又は屈
曲に合わせて弾性糸11Bを上記角部1aに添設する。
弾性部材11の添設方法は上記図例のものに限定され
ず、加熱することによって伸縮弾性を発揮する弾性部材
や、或は水に濡らすことによって弾性を復元する弾性部
材を接着又は縫着する方法等を利用したものであっても
良い。またシーツ1の折り畳み方法は第1図の例に限定
されず、折り畳み製品の大きさに合わせて適宜変更でき
る。
[発明の効果] 本発明は以上の様に構成されているので、弾性部材の
添設されたギャザーシーツを所定の折り目だけが正確に
付された一定形状のものとして仕上げることができ、し
かも効率的な連続生産が可能となった。
【図面の簡単な説明】
第1図(a)〜(e)は本発明に係るシーツ折り畳み順
序例を示す説明図、第2図〜第4図は本発明に係る弾性
部材の添設例を示す説明図、第5図は弾性部材付きのシ
ーツ及びその使用方法を示す説明図である。 1……シーツ、1a〜1d……角部 2……ベッド、3……マット 11,11A,11B……弾性部材 20……ガイド、21……縫製ミシン針 22……縫製糸、31……接着剤 32……回転ローラ、33……外周溝 34……吸引孔、40……固定台 41……縫製針

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】矩形シーツの4隅部に、コーナーに沿って
    弾性部材を引張状態で添設し、マット類の4隅に、前記
    弾性部材の収縮力によって引掛けられる様に構成された
    シーツの製造方法において、弾性部材添設前の上記シー
    ツを、前記4隅部を4枚重ねとする様に折り畳んだ後、
    該折り畳み状態を崩さずに上記4枚の4隅部に各々弾性
    部材を引張状態で添設することを特徴とするシーツの製
    造方法。
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US6353947B1 (en) 1993-04-09 2002-03-12 Perfect Fit Industries, Inc. Mattress coverings
US6499157B1 (en) 1996-07-01 2002-12-31 Perfect Fit Industries, Inc. Mattress coverings and methods of making

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