JP2793435B2 - 多出力コンバータ - Google Patents

多出力コンバータ

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JP2793435B2
JP2793435B2 JP4142529A JP14252992A JP2793435B2 JP 2793435 B2 JP2793435 B2 JP 2793435B2 JP 4142529 A JP4142529 A JP 4142529A JP 14252992 A JP14252992 A JP 14252992A JP 2793435 B2 JP2793435 B2 JP 2793435B2
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    • H02M3/28Conversion of dc power input into dc power output with intermediate conversion into ac by static converters using discharge tubes with control electrode or semiconductor devices with control electrode to produce the intermediate ac
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    • Y02BCLIMATE CHANGE MITIGATION TECHNOLOGIES RELATED TO BUILDINGS, e.g. HOUSING, HOUSE APPLIANCES OR RELATED END-USER APPLICATIONS
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  • Power Engineering (AREA)
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は複数の出力回路を有する
多出力コンバータに関し、特にスイッチ素子のスイッチ
ング周波数および導通デューティおよび特定の出力回路
の共振周波数をそれぞれ変化させて各出力電圧を安定化
する多出力コンバータに関する。
【0002】
【従来の技術】従来のこの種の多出力コンバータについ
て図面を参照して説明する。
【0003】図6は第1の従来例の回路図である。この
多出力コンバータは、直流電圧源6から直流電圧Viを
生じ、コンデンサ7により直流電圧源6出力端の交流成
分をバイパスする。この直流電圧ViからはFET63
のスイッチング動作により交流成分が生じ、この交流成
分はトランス64によって第1ないし第3出力回路20
0b,300cおよび400cに供給される。なお、こ
れら出力回路200b,300cおよび400cが、フ
ォワードコンバータまたはフライバックコンバータ等,
直流電圧Viを別の直流電圧に変換する電圧変換回路に
置き換えられてよい。また、FET63の代りにIGB
T(絶縁ゲート・バイポーラ・トランジスタ)等のスイ
ッチ素子を使用してよい。
【0004】第1出力回路200cは、トランス64の
出力する交流成分を一方向素子の一種であるダイオード
9,10により整流し、この整流出力をインダクタ1
1,コンデンサ12およびフィルタ(FIL)13で平
滑し、端子201と202間に出力電圧Vo1を出力す
る。インダクタ11の出力端電圧(出力電圧Vo1にほ
ぼ等しい)は、誤差電圧検出回路600aの抵抗器35
と36で分圧され、この分圧電圧が基準電圧Vr1を入
力端の一つに接続した誤差増幅器40の別の入力端に供
給される。誤差増幅器40は、上記分圧電圧と基準電圧
Vr1とを差動増幅し、差動出力をパルス幅変調器65
に供給する。パルス幅変調器65は、上記差動出力に対
応するパルス幅でFET63の導通期間を制御する。即
ち、パルス幅変調回路65は、第1出力回路200bの
出力電圧Vo1が高いときにはFET63の導通期間が
短かくなるようなパルス幅の制御電圧をFET63のゲ
ート電極に供給し、上述のようなFET63の導通期間
制御により出力電圧Vo1が安定化される。
【0005】第2出力回路300cは、トランス64の
出力する交流成分をダイオード16および17により整
流し、この整流出力をインダクタ18,コンデンサ19
およびフィルタ(FIL)20で平滑し、端子301と
302間に出力電圧Vo2を出力する。なお、インダク
タ18の出力端電圧は非安定電圧であり、この電圧はイ
ンダクタ18とフィルタ20の間に挿入された3端子レ
ギュレータ62により予め定められた電圧(出力電圧V
o2にほぼ等しい)に安定化される。
【0006】第3出力回路400cは、トランス64の
出力する交流成分をダイオード26および27により整
流し、この整流出力をインダクタ28,コンデンサ29
およびフィルタ(FIL)30で平滑し、端子401と
402間に出力電圧Vo3を出力する。なお、インダク
タ28の出力端電圧も非安定電圧であり、この電圧もイ
ンダクタ28とフィルタ30の間に挿入された3端子レ
ギュレータ61により予め定められた電圧(出力電圧V
o3にほぼ等しい)に安定化される。
【0007】図7は第2の従来例の回路図である。この
多出力コンバータは、図1の従来例における第2および
第3出力回路300cおよび400cを、多少変形し、
第2および第3出力回路300dおよび400dにして
いる。
【0008】第2出力回路300dは、第2出力回路3
00cから3端子レギュレータ62を取り去り、代りに
制御回路70b,ダイオード80および可飽和リアクト
ル79を備えている。制御回路70bは、インダクタ1
8の出力端電圧に応じ、トランス64の二次巻線とダイ
オード16の入力端との間に接続された可飽和リアクト
ル79のリセット電流をダイオード80を介して制御
し、リセット電流期間に対応する可飽和リアクトル79
の電圧阻止期間を変化させることで出力電圧Vo2を安
定化させる。なお、制御回路70bは、インダクタ18
の出力端電圧を分圧する抵抗器75および76と、この
分圧電圧と基準電圧源74bからの基準電圧Vr2とか
ら誤差出力を生じる誤差増幅器73と、この誤差出力を
増幅してダイオード80に供給するトランジスタ71お
よび抵抗器72とを含んでいる。
【0009】第3出力回路400dは、第2出力回路4
00cから3端子レギュレータ61を取り去り、代りに
制御回路70a,ダイオード78および可飽和リアクト
ル77を備えている。制御回路70aは、インダクタd
8の出力端電圧に応じ、トランス64の二次巻線とダイ
オード26の入力端との間に接続された可飽和リアクト
ル77のリセット電流をダイオード78を介して制御
し、リセット電流期間に対応する可飽和リアクトル77
の電圧阻止期間を変化させることで出力電圧Vo3を安
定化させる。なお、制御回路70aは、インダクタ28
の出力端電圧を分圧する抵抗器75および76と、この
分圧電圧と基準電圧源74aからの基準電圧Vr3とか
ら誤差出力を生じる誤差増幅器73と、この誤差出力を
増幅してダイオード78に供給するトランジスタ71お
よび抵抗器72とを含んでいる。
【0010】図8は第3の従来例の回路図である。この
多出力コンバータは、直流電圧源6およびコンデンサ7
の両端に交流成分がバイパスされた直流電圧Viを生
じ、この直流電圧Viからはこの直流電圧Viの導通を
オンオフするFET1およびこのFET1に阻止される
逆電流を流すダイオード3を含むスイッチ素子110a
のスイッチング動作により交流成分が生じる。この交流
成分は直列接続のインダクタ4およびコンデンサ5を含
む共振回路120によってFET1のドレインとインダ
クタ4との接続点において正弦波状にされる。なお、ス
イッチ素子110aと共振回路120とが共振スイッチ
回路100aを構成する。コンデンサ5の両端子は第1
出力回路200のトランス8の一次巻線に接続される。
また直列接続されたインダクタ4とコンデンサ5の両端
が第2出力回路300eのトランス15の一次巻線に接
続される。なお、共振スイッチ回路100aおよび第1
出力回路200とのペア,および第2出力回路300e
が、それぞれフォワードコンバータまたはフライバック
コンバータ等,直流電圧Viを別の直流電圧に変換する
電圧変換回路に置き換えられてよい。また、FET1の
代りにIGBT等のスイッチ素子を使用してよい。
【0011】第1出力回路200は、トランス8の二次
巻線からの交流成分をダイオード9,10により整流
し、この整流出力をインダクタ11,コンデンサ12お
よびフィルタ13で平滑し、端子201と202間に出
力電圧Vo1を出力する。インダクタ11の出力端電圧
は、誤差電圧検出回路600の抵抗器35と36で分圧
され、この分圧電圧が基準電圧Vr1を入力端の一つに
接続した誤差増幅器40の別の入力端に供給される。誤
差増幅器40は、上記分圧電圧と基準電圧Vr1とを差
動増幅し、差動出力を変調回路500に供給する。変調
回路500は、上記差動出力に対応する変調(スイッチ
ング)周波数でFET1の導通をオンオフスイッチす
る。ここで、上記変調周波数が共振スイッチ回路100
aの固定共振周波数より低く設定されているものとす
る。出力電圧Vo1が所望電圧より低いと、変調回路5
00は、上記変調周波数を高くしてFET1の導通デュ
ーティを増加させ、出力電圧Vo1が高くなるように制
御する。逆に出力電圧Vo1が高いと、変調回路500
は、上記変調周波数を低くしてFET1の導通デューテ
ィを減少させ、出力電圧Vo1が低くなるように制御す
る。
【0012】なお、誤差電圧検出回路600a内蔵の抵
抗器35,36,基準電圧源39および誤差増幅器40
は、図6および図7の従来例においては、第1出力回路
200bの出力電圧Vo1を安定化するためのFET6
3の導通期間制御用に用いられていたが、この第3の従
来例では、同様に第1出力回路200の出力電圧Vo1
の安定化制御のために用いられてはいるが、上述のとお
りFET1の変調周波数制御のために用いられている。
【0013】第2出力回路300eは、トランス15の
出力する交流成分をダイオード16および17により整
流し、この整流出力をインダクタ18,コンデンサ19
およびフィルタ20で平滑し、端子301と302間に
出力電圧Vo2を出力する。インダクタ18の出力端電
圧は、誤差電圧検出回路600の抵抗器37と38で分
圧され、この分圧電圧が基準電圧Vr1を入力端の一つ
に接続した誤差増幅器41の別の入力端に供給される。
誤差増幅器41は、上記分圧電圧と基準電圧Vr1とを
差動増幅し、差動出力を変調回路500に供給する。変
調回路500は、上記差動出力に対応するパルス幅でF
ET1の導通(オン)期間を制御する。即ち、変調回路
500は、第2出力回路300eの出力電圧Vo2が所
望電圧より高いときにはFET1の導通期間が短かくな
るようなパルス幅の制御電圧をFET1のゲート電極に
供給し、出力電圧Vo2が安定化される。
【0014】
【発明が解決しようとする課題】上述した従来技術によ
る第1の多出力コンバータは、第2および第3出力回路
の出力電圧を安定化させるために3端子レギュレータを
用いているが、この3端子レギュレータの損失が大きい
ため、電力変換効率が低下するばかりでなく、通常コン
バータに付属する回路であるラジエータ等の冷却部品が
大きくなり、形状の増加を招くという欠点があった。ま
た、3端子レギュレータによって出力電圧および安定度
が決定され、コンバータの出力電圧値および安定度の精
度を任意に設定することができなかった。
【0015】従来の第2の多出力コンバータでは、可飽
和リアクトルを駆動するためにトランジスタおよび抵抗
器等の部品をさらに必要とし、また可飽和リアクトルを
含むこれらの部品によって損失が生じるため電力変換効
率が低下するだけでなく、コンバータのスイッチング周
波数上昇につれて上記可飽和リアクトルの損失が増大す
るので、スイッチング周波数を高周波化ができず、小型
化ができないという問題があった。さらに、可飽和リア
クトルがトランス一次側に及ぼす影響のため、このコン
バータ回路に発振を起すことがある等の問題があった。
【0016】従来の第3の多出力コンバータでは、一つ
のスイッチ素子に周波数変調およびパルス幅変調をかけ
ることにより、2つの出力回路の出力電圧を安定化する
ことができるが、これら以外の出力回路を設けてもその
出力電圧を安定化できないという問題があった。この多
出力コンバータの3番目以降の出力回路に3端子レギュ
レータや可飽和リアクトルによる出力電圧安定化回路を
併用すると第1および第2の多出力コンバータと同様の
問題が生じる。
【0017】従って本発明の第1の目的は、上述した従
来技術による多出力コンバータの欠点を解消することに
あり、損失少なく、従って電力変換効率のよい3以上の
出力回路の出力電圧を安定化できる多出力コンバータを
提供することにある。
【0018】本発明の第2の目的は、部品点数が少なく
小型化,高信頼化および低価格化に適した多出力コンバ
ータを提供することにある。
【0019】本発明の第3の目的は、スイッチング雑音
の少ない出力が得られる多出力コンバータを提供するこ
とにある。
【0020】
【課題を解決するための手段】本発明の多出力コンバー
タは、直流電圧源に直列に接続され導通期間が周波数変
調およびパルス幅変調されるスイッチ回路と、前記直流
電圧源と前記スイッチ回路の直列回路の両端に接続され
前記スイッチ回路の導通期間に流れる入力電流を第1の
正弦波状電流にする固定共振回路と、前記第1の正弦波
状電流の正方向電流のみを入力電流として第1出力電圧
を生じる第1の出力回路と、前記第1出力電圧に応答し
前記スイッチ回路の導通期間を周波数変調することによ
り前記第1出力電圧を安定化制御する周波数変調回路
と、前記直流電圧源と前記スイッチ回路の直列回路の両
端に接続され前記スイッチ回路の導通期間のみを入力電
流として第2出力電圧を生じる第2の出力回路と、前記
第2出力電圧に応答し前記スイッチ回路の導通期間をパ
ルス幅変調することにより前記第2出力電圧を安定化制
御するパルス幅変調回路とを備える多出力コンバータに
おいて、前記多出力コンバータが、さらに少なくとも一
組の、前記直流電圧源と前記スイッチ回路の直列回路の
両端に接続され前記スイッチ回路の導通期間に流れる入
力電流を第2の正弦波状電流にするとともにこの正弦波
電流の正方向電流期間が制御電圧により制御される可変
共振回路と、この可変共振器の正方向電流を入力電流と
して第3出力電圧を生じる第3の出力回路と、前記第3
出力電圧に応答し前記可変共振回路の共振周波数を変化
させることで前記正方向電流期間を変化させて前記第3
出力電圧を安定化制御する共振周波数変調回路とを備え
ている。
【0021】この発明による多出力コンバータは、前記
スイッチ回路が、電界効果トランジスタあるいはIGB
Tのいずれか一方を含んでよく、また、前記第1の出力
回路および第2の出力回路および可変共振回路を含む第
3の出力回路が、フォワードコンバータまたはフライバ
ックコンバータのいずれかであってよい。
【0022】また、この発明による多出力コンバータ
は、第2および第3の出力回路の入力トランスを一つに
纏めることができる。
【0023】さらに、この発明による多出力コンバータ
を降圧型コンバータとして使用する場合には、トランス
および整流回路を省くことができる。
【0024】
【実施例】次に本発明について図面を参照して説明す
る。
【0025】図1は本発明による第1の実施例の回路
図、図2はこの実施例に使用する可変容量コンデンサ
(CV)25の特性図、図3はこの実施例の各部波形図
である。
【0026】まず、図1を参照すると、この多出力コン
バータは、図8の従来技術の多出力コンバータと同じ直
流電圧源6,コンデンサ7,第1出力回路200,変調
回路500および誤差電圧検出回路600を備えてい
る。また、この多出力コンバータは、図8の多出力コン
バータの共振スイッチ回路100aおよび第2出力回路
300eをそれぞれ多少変形した共振スイッチ回路10
0および第2出力回路300を備えている。さらに、こ
の多出力コンバータは直流電圧源6の電圧ViをFET
1によってオンオフした電圧から安定化された出力電圧
Vo3を生じる第3出力回路400を備えている。
【0027】共振スイッチ回路100は、図8のスイッ
チ素子110aにダイオード2を付加したスイッチ素子
110を備えている。即ち、ダイオード2は、カソード
がFET1のドレインに接続され、アノードがダイオー
ド3のカソードおよびインダクタ4の入力端に共通接続
されている。
【0028】第2出力回路300は、直流電圧源6の正
端子とFET1のドレインから直流および交流成分を含
む入力電力を供給されるが、図8の第2出力回路300
eに加え、トランス15の一次巻線の入力端に逆電流の
導通を防止するダイオード14を備えている。
【0029】本発明の特徴をなす第3出力回路400
は、第2出力回路300と同様に直流電圧源6の正端子
とFET1のドレインから入力電力を供給される。可変
共振回路410は、共振周波数変調回路430から制御
電圧Vcにより共振周波数Frを制御され、この共振周
波数Frの変化によって導通デューティを制御する。可
変共振回路410からの導通デューティが制御された交
流成分を含む出力は出力回路420に供給され、この出
力回路420は直流の安定化された出力電圧Vo3を生
じる。共振周波数変調回路430は、出力回路420の
出力電圧Vo3対応の誤差電圧を検出して可変共振回路
410に制御電圧Vcを伝達し、第3出力回路400の
出力電圧の安定化制御ループが完成する。
【0030】次に、図1をさらに参照して第3出力回路
400の詳細な構成を説明する。
【0031】可変共振回路410は、上記入力電力を逆
電流阻止用のダイオード21を介してトランス22の一
次巻線に受ける。トランス22の二次巻線両端にはダイ
オード23,インダクタ24および可変容量コンデンサ
25の直列回路が接続され、インダクタ24と可変容量
コンデンサ25とが可変共振定数回路を構成する。即
ち、可変容量コンデンサ25の端子251と253間の
電気容量C0が制御端子252に加えられる制御電圧V
cの増加につれてΔC0だけ減少する方向に変化するの
で(図2参照)、共振回路120の共振周波数Frが共
振周波数変調回路430からの制御電圧Vcによって変
化する。上記可変共振定数回路はダイオード23に流れ
る電流を正弦波状にする。
【0032】出力回路420は、図6の従来例における
第3出力回路400cからトランス64を除いた回路で
あり、重複する説明を省略する。
【0033】共振周波数変調回路430は、インダクタ
28の出力端電圧(出力電圧Vo3に対応する)を抵抗
器31と32で分圧し、この分圧電圧を基準電圧源33
の基準電圧Vr4を入力端の一つに接続した誤差増幅器
34の別の入力端に供給する。誤差増幅器34は、上記
分圧電圧と基準電圧Vr1とを差動増幅し、増幅結果の
制御電圧Vcを可変容量コンデサ25の制御端252に
供給する。
【0034】次に図1ないし図3を併せ参照してこの多
出力コンバータの動作の詳細を説明する。
【0035】まず、周波数変調技術による第1出力回路
200の出力電圧Vo1の安定化動作について説明す
る。
【0036】時間T0からT1の期間では、スイッチ素
子110はオフであり、スイッチ素子110,具体的に
はFET1の両端にドレイン・ソース間電圧VDSとして
基準電圧源6の直流電圧Viが印加されている。なお、
説明を簡単にするため、スイッチ素子110のFET1
およびダイオード2は、理想素子であり、オン電圧およ
び順電圧降下が生じないものとする。時間T1において
スイッチ素子110がオンになると、共振回路120の
入力電流I1(第1出力回路200の入力電流I3も同
じ)とダイオード2に流れる電流I2は、インダクタ4
の作用により時間T2まで直線的に増加する。時間T2
から電流I1(およびI3),I2は、共振回路120
の作用により正弦波状の電流とされる。この電流I1,
I2は、時間T1からT3まではスイッチ素子110の
正方向(FET1のドレインからソース方向)に流れ、
時間T3からT5までの間は、インダクタL4に蓄積さ
れたエネルギを放出するため、逆方向に流れようとす
る。この逆方向電流(I1,I3)は、ダイオード2に
よって阻止されるため(電流I2は零になり)、FET
1のドレイン・ソース間には流れず、ダイオード3を通
って逆方向に流れる。
【0037】スイッチ素子110は、変調回路500か
らのスイッチング周波数の変化する制御電圧VGSによっ
てスイッチング周期Tを制御される。時間T1からT3
までの時間は、主としてインダクタ4およびコンデンサ
5によって決定される共振回路120の共振定数により
ほぼ決まる。従って周期Tが変化すると、周期Tに対す
るスイッチ素子110の相対的な導通パルス幅であるデ
ューティD1は、D1=(T3−T1)/Tになる。つ
まり、第1出力回路200の出力電圧Vo1が低下する
と、スイッチング周波数を上昇させて周期Tの幅を減少
させ、デューティD1を増加させることで、出力電圧V
o1の上昇を図る。逆に出力電圧Vo1が上昇すると、
スイッチング周波数を低下させて出力電圧Vo2を低下
させ、電圧Vo2の安定化を図る。
【0038】次に、パルス幅変調技術による第2出力回
路300の出力電圧Vo2の安定化動作について説明す
る。
【0039】スイッチ素子100は、電流I1が逆方向
に流れている時間T3からT5の間であればいつでもタ
ーンオフすることが可能であリ、この期間を利用してス
イッチ素子100の導通期間Ton(導通パルス幅)を
制御する。スイッチ素子100の導通デューティD2
は、D2=Ton/Tになる。Ton期間は、時間T1
から始まり、ターンオフは時間T3とT5の間である。
従って、第2出力回路300の入力電流I4も、この導
通期間Ton期間だけ流れる。スイッチ素子100は、
第2出力回路300の出力電圧Vo2が高くなると時間
T3寄りでターンオフし、出力電圧Vo2が低くなると
時間T5寄りでターンオフするように制御電圧VGSでオ
ンオフ制御される。
【0040】次に、共振周波数変調技術による第3出力
回路400の出力電圧Vo3の安定化動作について説明
する。
【0041】第3出力回路400の可変共振回路410
にも、第2出力回路300の入力電流I4と同じ入力電
流I5が供給される。可変共振回路410において、こ
の電流I5は、ダイオード21,トランス22およびダ
イオード25を通ったあと、主としてインダクタ24と
可変容量コンデンサ25を共振定数とする共振回路に加
えられ、ダイオード23のカソードにおいて正弦波状の
ダイオード電流I6を生じる。この電流I6の導通期間
Trは、共振周波数変調回路430からの制御電圧Vc
によって可変容量コンデンサ25の容量C0を変化さ
せ、上記共振回路の共振周波数Frを変えることによっ
て、上記導通期間Ton内で変えられる。即ち、可変容
量コンデンサ25の容量C0が減少すると上記共振周波
数Frが上昇するので導通期間TrはT1からTaまで
の期間に短かくなり、出力電圧Vo3が低下する。逆に
可変容量コンデンサ25の容量C0が増加すると上記共
振周波数Frが下降するので導通期間TrはT1からT
cまでの期間に増加し、出力電圧Vo3が上昇する。上
記スイッチング周期Tに対するダイオード23の相対的
な導通期間幅(パルス幅)であるデューティD3は、D
3=Tr/Tとなる。つまり、第3出力回路400の出
力電圧Vo3が低下するとダイオード23の導通期間T
rを長くするように制御電圧Vcを低くし、逆に出力電
圧Vo3が上昇するとダイオード23の導通期間Trを
短かくするように制御電圧Vcを高くする。
【0042】なお、図1をさらに参照すると、ダイオー
ド14,21および23は、FET1を駆動する制御電
圧VGSがオフするとすぐにこのFET1のドレイン・ソ
ース間をターンオフするための逆電流阻止用の一方向素
子であり、逆回復時間(リバースリカバリー時間)Tr
rの速い素子を使用する必要がある。同様に、ダイオー
ド3も、スイッチ素子110の逆電流を流す働きをする
が、インダクタ4に流れる電流I1にはね返り電流を生
じさせないために、逆回復時間Trrの速い素子を使用
する必要がある。
【0043】図1の実施例においては上述のとおり、第
1出力回路200ではスイッチング素子110のスイッ
チング周波数の制御によって出力電圧Vo1を安定化
し、第2出力回路300ではスイッチングのヂューティ
D2を制御することで出力電圧Vo2を安定化し、第3
出力回路300では可変共振回路410の共振周波数を
制御することによって出力電圧Vo3を安定化してい
る。この共振周波数制御による出力電圧安定化技術は何
回路あっても適用可能であり、従って3以上の多出力コ
ンバータが必要な場合においても、従来技術のように3
端子レギューレータや可飽和リアクトルを用いる必要が
ない。さらに、スイッチ素子110には、正弦波状の電
流I1が流れるので零カーレントスイッチィングがで
き、FET1のスイッチに伴なうスイッチングノイズを
減少させている。
【0044】上述した各出力回路200,300および
400の出力電圧Vo1ないしVo3の安定化技術は、
直流電圧源6の電圧Viが変化した場合にも、また上記
各出力回路200,300および400の出力電流値が
変化した場合にも対応できるのは勿論であり、それぞれ
の出力電圧Vo1〜Vo3を安定に制御することができ
る。
【0045】図4は本発明の第2の実施例の回路図であ
る。この多出力コンバータは、図1の実施例の第2出力
回路300および第3出力回路400(詳細には可変共
振回路410)をそれぞれ第2出力回路300aおよび
第3出力回路400a(詳細には可変共振回路410
a)に変形している。
【0046】第2出力回路300aは、第2出力回路3
00のトランス15を第2の二次巻線を有するトランス
45に変更している。そして第1の二次巻線をダイオー
ド16および17に接続している。
【0047】第3出力回路400aは、トランス45の
第2の二次巻線を入力端子とし、この二次巻線を可変共
振回路410aのダイオード23のアノードと可変容量
コンデンサ25の端子253間に接続している。従っ
て、可変共振回路410aには可変共振回路410の一
次巻線に接続されていたダイオード21も省かれてい
る。
【0048】この多出力コンバータは、第2および第3
出力回路の入力回路(ダイオード14とトランス15お
よびダイオード21とトランス22)を一つのダイオー
ド14とトランス45で兼用したものである。つまり、
図1の実施例におけるトランス15およ22の二次巻線
におけるデューティD2が同じであるので、上記二つの
入力回路を一つの入力回路に纏めることができている。
【0049】図5は本発明の第3の実施例の回路図であ
る。この多出力コンバータは、降圧型コンバータであ
り、従って図1および図4の実施例における昇圧用のト
ランスおよび付随する整流用ダイオードとを省いている
ことを特徴としている。
【0050】第1出力回路200aは、図1の実施例に
おける第1出力回路200からトランス8およびダイオ
ード9を省いており、共振スイッチ回路100のコンデ
ンサ5の両端電圧を直接ダイオード10の両端に受けて
いる。なお、第1出力回路200ではインダクタ11を
ダイオード10のカソードとコンデンサ12の正端子と
の間に接続しており、この第1出力回路200aではイ
ンダクタ18の代りにインダクタ51をダイオード10
のアノードとコンデンサ12の負端子との間に接続して
いるが、これらインダクタ11と51の作用は同じであ
る。この第1出力回路200aにおける出力電圧Vo1
の安定化動作は、図1の実施例における第1出力回路2
00の安定化動作と同じである。
【0051】第2出力回路300bも、図1の実施例に
おける第2出力回路300からトランス15およびダイ
オード16を省いており、直流電圧源6の正端子とダイ
オード14のアノードとの間の電圧を直接ダイオード1
0の両端に受けている。なお、第2出力回路300では
インダクタ18をダイオード17のカソードとコンデン
サ19の正端子との間に接続しており、この第2出力回
路300bではインダクタ18の代りにインダクタ52
をダイオード17のアノードとコンデンサ19の負端子
との間に接続しているが、これらインダクタ18と52
の作用は同じである。この第2出力回路300bにおけ
る出力電圧Vo2の安定化動作は、図1の実施例におけ
る第2出力回路300の安定化動作と同じである。
【0052】第3出力回路400bも、図1の実施例に
おける第3出力回路400からトランス22およびダイ
オード23を省いており、直流電圧源6の正端子とダイ
オード21のアノードとの間の電圧をインダクタ53を
介してダイオード10の両端に受けている。なお、イン
ダクタ53は第3出力回路400のインダクタ24と同
じ動作を行うものである。また、この第3出力回路40
0bの出力回路420aでは、図1の出力回路420a
のインダクタ28の代りに同じ作用を行うインダクタ5
4をダイオード27のアノードとコンデンサ29の負端
子との間に接続している。この第3出力回路400bに
おける出力電圧Vo3の安定化動作は、図1の実施例に
おける第3出力回路400の安定化動作と同じである。
【0053】
【発明の効果】以上説明したように本発明は、3以上の
出力回路を必要とする多出力コンバータにおいて、第1
出力回路ではスイッチ素子のスイッチング周波数の制御
によって出力電圧を安定化し、第2出力回路ではスイッ
チングのヂューティを制御することで出力電圧を安定化
し、第1および第2出力回路以外の出力回路では可変共
振回路の共振周波数を制御することによって、広範囲の
入力電圧に対しても各出力とも安定した出力電圧を得る
ことができる。
【0054】従って、3以上の出力回路が必要な場合に
おいても、従来技術のように3端子レギューレータや可
飽和リアクトルを用いる必要がなく、スイッチング周波
数を高周波することも可能であり、またスイッチング損
失や部品点数を少なくできるので、小型化,高信頼性
化,高効率化および低価格化を実現できる効果がある。
さらに、上記スイッチ素子には正弦波状の電流が流れる
ので零カーレントスイッチングを実現でき、スイッチン
グ損失のさらなる減少だけでなく、スイッチングノイズ
の減少を図ることができる効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施例の回路図である。
【図2】図1の実施例で使用した可変容量コンデンサ2
5の特性図である。
【図3】図1の実施例における各部の波形図である。
【図4】本発明の第2の実施例の回路図である。
【図5】本発明の第3の実施例の回路図である。
【図6】従来技術による多出力コンバータの第1の例の
回路図である。
【図7】従来技術による多出力コンバータの第2の例の
回路図である。
【図8】従来技術による多出力コンバータの第3の例の
回路図である。
【符号の説明】 1,63 FET 2,3,9,10,14,16,17,21,23,2
6,27,78,80ダイオード 4,11,18,24,28,51〜54 インダク
タ 5,7,12,19,29 コンデンサ 6 直流電圧源 8,15,22,45,64 トランス 13,20,30 フィルタ(FIL) 25 可変容量コンデンサ 31,32,35〜38,75,76 抵抗器 33,39,74a,74b 基準電圧源 34,40,41,73 誤差増幅器 65 パルス幅変調器 70a,70b 制御回路 71 トランジスタ 77,79 可飽和リアクトル 100,100a 共振スイッチ回路 110,110a スイッチ素子 120 共振回路 200,200a,200b 第1出力回路 201,202,301,302,401,402
出力端子 251〜253 可変容量コンデンサ25の端子 300,300a〜300e 第2出力回路 400,400a〜400d 第3出力回路 410,410a,410b 可変共振回路 420,420a 出力回路 430 共振周波数変調回路
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.6,DB名) H02M 3/00 - 3/44

Claims (15)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 直流電圧源に直列に接続され導通期間が
    周波数変調およびパルス幅変調されるスイッチ回路と、
    前記直流電圧源と前記スイッチ回路の直列回路の両端に
    接続され前記スイッチ回路の導通期間に流れる入力電流
    を第1の正弦波状電流にする固定共振回路と、前記第1
    の正弦波状電流の正方向電流のみを入力電流として第1
    出力電圧を生じる第1の出力回路と、前記第1出力電圧
    に応答し前記スイッチ回路の導通期間を周波数変調する
    ことにより前記第1出力電圧を安定化制御する周波数変
    調回路と、前記直流電圧源と前記スイッチ回路の直列回
    路の両端に接続され前記スイッチ回路の導通期間のみを
    入力電流として第2出力電圧を生じる第2の出力回路
    と、前記第2出力電圧に応答し前記スイッチ回路の導通
    期間をパルス幅変調することにより前記第2出力電圧を
    安定化制御するパルス幅変調回路とを備える多出力コン
    バータにおいて、 前記多出力コンバータが、さらに少なくとも一組の、前
    記直流電圧源と前記スイッチ回路の直列回路の両端に接
    続され前記スイッチ回路の導通期間に流れる入力電流を
    第2の正弦波状電流にするとともにこの正弦波電流の正
    方向電流期間が制御電圧により制御される可変共振回路
    と、この可変共振器の正方向電流を入力電流として第3
    出力電圧を生じる第3の出力回路と、前記第3出力電圧
    に応答し前記可変共振回路の共振周波数を変化させるこ
    とで前記正方向電流期間を変化させて前記第3出力電圧
    を安定化制御する共振周波数変調回路とを備えることを
    特徴とする多出力コンバータ。
  2. 【請求項2】 前記スイッチ回路が、電界効果トランジ
    スタあるいはIGBTのいずれか一方を含むことを特徴
    とする請求項1記載の多出力コンバータ。
  3. 【請求項3】 前記第1の出力回路および第2の出力回
    路および可変共振回路を含む第3の出力回路が、フォワ
    ードコンバータまたはフライバックコンバータのいずれ
    かであることを特徴とする請求項2記載の多出力コンバ
    ータ。
  4. 【請求項4】 前記スイッチ回路が、前記直流電圧源に
    直列に接続したスイッチ素子と、このスイッチ素子と直
    列にしかも同一導通方向に接続した第1方向性素子と、
    これらスイッチ素子と第1方向性素子の直列回路に並列
    にしかも逆方向に接続した第2方向性素子を含み、 前記固定共振回路が、前記直流電圧源と前記スイッチ回
    路の直列回路の両端に接続したインダクタとコンデンサ
    の直列回路を含み、前記コンデンサの両端をこの固定共
    振回路の出力端とし、 前記第1の出力回路が、一次巻線を前記固定共振回路の
    出力端に接続した第1のトランスと、この第1のトラン
    スの二次巻線に接続した第1の整流平滑回路とを含み、 前記周波数変調回路が、あらかじめ定めた第1基準電圧
    に対する前記第1出力電圧の誤差を小さくする変調周波
    数信号を前記スイッチ回路に供給してこのスイッチング
    回路のスイッチング周期を制御する回路であり、 前記第2の出力回路が、一次巻線を前記直流電圧源と前
    記スイッチ回路の直列回路の両端に一端は第3一方向性
    素子を介して接続した第2のトランスと、この第2のト
    ランスの二次巻線に接続した第2の整流平滑回路とを含
    み、 前記パルス幅変調回路が、あらかじめ定めた第2基準電
    圧に対する前記第2出力電圧の誤差を小さくするパルス
    信号を前記スイッチ回路に供給してこのスイッチング回
    路の導通期間を制御する回路であり、 前記可変共振回路が、一次巻線を前記直流電圧源と前記
    スイッチ回路の直列回路の両端に一端は第4一方向性素
    子を介して接続した第3のトランスと、前記第3のトラ
    ンスの二次巻線に直列接続した第5一方向素子およびイ
    ンダクタおよび制御電圧によって容量が変化する可変容
    量コンデンサとを含み、前記可変容量コンデンサの両端
    をこの可変共振回路の出力端とし、 前記第3の出力回路が、前記可変共振回路の出力端に接
    続した第3の整流平滑回路であり、 前記共振周波数変調回路が、あらかじめ定めた第3基準
    電圧に対する前記第3出力電圧の誤差を小さくする前記
    制御電圧を前記可変容量コンデンサに供給して前記可変
    共振回路の共振周波数を制御する回路であることを特徴
    とする請求項1記載の多出力コンバータ。
  5. 【請求項5】 前記スイッチ回路が、電界効果トランジ
    スタあるいはIGBTのいずれか一方を含むことを特徴
    とする請求項4記載の多出力コンバータ。
  6. 【請求項6】 前記第1の出力回路および第2の出力回
    路および可変共振回路を含む第3の出力回路が、フォワ
    ードコンバータまたはフライバックコンバータのいずれ
    かであることを特徴とする請求項5記載の多出力コンバ
    ータ。
  7. 【請求項7】 前記スイッチ回路が、前記直流電圧源に
    直列に接続したスイッチ素子と、このスイッチ素子と直
    列にしかも同一導通方向に接続した第1方向性素子と、
    これらスイッチ素子と第1方向性素子の直列回路に並列
    にしかも逆方向に接続した第2方向性素子を含み、 前記固定共振回路が、前記直流電圧源と前記スイッチ回
    路の直列回路の両端に接続したインダクタとコンデンサ
    の直列回路を含み、前記コンデンサの両端をこの固定共
    振回路の出力端とし、 前記第1の出力回路が、一次巻線を前記固定回路の出力
    端に接続した第1のトランスと、この第1のトランスの
    二次巻線に接続した第1の整流平滑回路とを含み、 前記周波数変調回路が、あらかじめ定めた第1基準電圧
    に対する前記第1出力電圧の誤差を小さくする変調周波
    数信号を前記スイッチ回路に供給してこのスイッチング
    回路のスイッチング周期を制御する回路であり、 前記第2の出力回路が、一次巻線を前記直流電圧源と前
    記スイッチ回路の直列回路の両端に一端は第3一方向性
    素子を介して接続した第2のトランスと、この第2のト
    ランスの第1の二次巻線に接続した第2の整流平滑回路
    とを含み、 前記パルス幅変調回路が、あらかじめ定めた第2基準電
    圧に対する前記第2出力電圧の誤差を小さくするパルス
    信号を前記スイッチ回路に供給してこのスイッチング回
    路の導通期間を制御する回路であり、 前記可変共振回路が、前記第2のトランスの第2の二次
    巻線に直列接続した第4一方向素子およびインダクタお
    よび制御電圧によって容量が変化する可変容量コンデン
    サとを含み、前記可変容量コンデンサの両端をこの可変
    共振回路の出力端とし、 前記第3の出力回路が、前記可変共振回路の出力端に接
    続した第3の整流平滑回路であり、 前記共振周波数変調回路が、あらかじめ定めた第3基準
    電圧に対する前記第3出力電圧の誤差を小さくする前記
    制御電圧を前記可変容量コンデンサに供給して前記可変
    共振回路の共振周波数を制御する回路であることを特徴
    とする請求項1記載の多出力コンバータ。
  8. 【請求項8】 前記スイッチ回路が、電界効果トランジ
    スタあるいはIGBTのいずれか一方を含むことを特徴
    とする請求項7記載の多出力コンバータ。
  9. 【請求項9】 前記第1の出力回路および第2の出力回
    路および可変共振回路を含む第3の出力回路が、フォワ
    ードコンバータまたはフライバックコンバータのいずれ
    かであることを特徴とする請求項8記載の多出力コンバ
    ータ。
  10. 【請求項10】 前記スイッチ回路が、前記直流電圧源
    に直列に接続したスイッチ素子と、このスイッチ素子と
    直列にしかも同一導通方向に接続した第1方向性素子
    と、これらスイッチ素子と第1方向性素子の直列回路に
    並列にしかも逆方向に接続した第2方向性素子を含み、 前記固定共振回路が、前記直流電圧源と前記スイッチ回
    路の直列回路の両端に接続したインダクタとコンデンサ
    の直列回路を含み、前記コンデンサの両端をこの固定共
    振回路の出力端とし、 前記第1の出力回路が、前記固定共振回路の出力端に接
    続した第1の平滑回路であり、 前記周波数変調回路が、あらかじめ定めた第1基準電圧
    に対する前記第1出力電圧の誤差を小さくする変調周波
    数信号を前記スイッチ回路に供給してこのスイッチング
    回路のスイッチング周期を制御する回路であり、 前記第2の出力回路が、前記直流電圧源と前記スイッチ
    回路の直列回路の両端に一端は第3一方向性素子を介し
    て接続した第2の平滑回路であり、 前記パルス幅変調回路が、あらかじめ定めた第2基準電
    圧に対する前記第2出力電圧の誤差を小さくするパルス
    信号を前記スイッチ回路に供給してこのスイッチング回
    路の導通期間を制御する回路であり、 前記可変共振回路が、前記直流電圧源と前記スイッチ回
    路の直列回路の両端に一端は第4一方向性素子を介して
    直列接続した第4一方向素子およびインダクタおよび制
    御電圧によって容量が変化する可変容量コンデンサを含
    み、前記可変容量コンデンサの両端をこの可変共振回路
    の出力端とし、 前記第3の出力回路が、前記可変共振回路の出力端に接
    続した平滑回路であり、 前記共振周波数変調回路が、あらかじめ定めた第3基準
    電圧に対する前記第3出力電圧の誤差を小さくする前記
    制御電圧を前記可変容量コンデンサに供給して前記可変
    共振回路の共振周波数を制御する回路であることを特徴
    とする請求項1記載の多出力コンバータ。
  11. 【請求項11】 前記スイッチ回路が、電界効果トラン
    ジスタあるいはIGBTのいずれか一方を含むことを特
    徴とする請求項10記載の多出力コンバータ。
  12. 【請求項12】 直流電圧源に直列に接続され導通期間
    をオンオフされるスイッチ回路と、少なくとも一組の、
    前記直流電圧源と前記スイッチ回路の直列回路の両端に
    接続され前記スイッチ回路の導通期間に流れる入力電流
    を正弦波状電流にするとともにこの正弦波電流の正方向
    電流期間が制御電圧により制御される可変共振回路と、
    この可変共振器の正方向電流を入力電流として出力電圧
    を生じる出力回路と、前記出力電圧に応答し前記可変共
    振回路の共振周波数を変化させることで前記正方向電流
    期間を変化させて前記出力電圧を安定化制御する共振周
    波数変調回路とを備えることを特徴とする多出力コンバ
    ータ。
  13. 【請求項13】 前記スイッチ回路が、電界効果トラン
    ジスタあるいはIGBTのいずれか一方を含むことを特
    徴とする請求項12記載の多出力コンバータ。
  14. 【請求項14】 前記出力回路が、フォワードコンバー
    タまたはフライバックコンバータのいずれかであること
    を特徴とする請求項13記載の多出力コンバータ。
  15. 【請求項15】 前記スイッチ回路が、前記直流電圧源
    に直列に接続したスイッチ素子と、このスイッチ素子と
    直列にしかも同一導通方向に接続した第1方向性素子
    と、これらスイッチ素子と第1方向性素子の直列回路に
    並列にしかも逆方向に接続した第2方向性素子を含み、 前記可変共振回路が、一次巻線を前記直流電圧源と前記
    スイッチ回路の直列回路の両端に一端は第3一方向性素
    子を介して接続したトランスと、前記トランスの二次巻
    線に直列接続した第4一方向素子およびインダクタおよ
    び制御電圧によって容量が変化する可変容量コンデンサ
    とを含み、前記可変容量コンデンサの両端をこの可変共
    振回路の出力端とし、 前記出力回路が、前記可変共振回路の出力端に接続した
    整流平滑回路であり、 前記共振周波数変調回路が、あらかじめ定めた基準電圧
    に対する前記出力電圧の誤差を小さくする前記制御電圧
    を前記可変容量コンデンサに供給して前記可変共振回路
    の共振周波数を制御する回路であることを特徴とする請
    求項12記載の多出力コンバータ。
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