JPH0951672A - 自励式の降圧型dc−dcコンバータ - Google Patents
自励式の降圧型dc−dcコンバータInfo
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- JPH0951672A JPH0951672A JP20212695A JP20212695A JPH0951672A JP H0951672 A JPH0951672 A JP H0951672A JP 20212695 A JP20212695 A JP 20212695A JP 20212695 A JP20212695 A JP 20212695A JP H0951672 A JPH0951672 A JP H0951672A
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Abstract
(57)【要約】
【目的】 安価で小型な降圧型DC−DCコンバータを
得ること。 【構成】 入力端子TINと接地電位部との間に入力用コ
ンデンサC1が、出力端子TOUTと接地電位部との間に出
力用コンデンサC2が接続される。入力端子TINと出力
端子VOUTとの間にはスイッチング素子Qとチョークコ
イルLとの直列回路が接続され、スイッチング素子Qと
チョークコイルLとの接続点と接地電位部との間にダイ
オードDが接続される。コンパレータIC2の非反転入
力には基準電圧VREFが供給され、反転入力には出力端
子VOUTの電圧に比例した電圧が供給される。コンパレ
ータIC2の出力電圧は駆動回路IC1に与えられ、スイ
ッチング素子Qを所定の時間間隔でオンさせる。
得ること。 【構成】 入力端子TINと接地電位部との間に入力用コ
ンデンサC1が、出力端子TOUTと接地電位部との間に出
力用コンデンサC2が接続される。入力端子TINと出力
端子VOUTとの間にはスイッチング素子Qとチョークコ
イルLとの直列回路が接続され、スイッチング素子Qと
チョークコイルLとの接続点と接地電位部との間にダイ
オードDが接続される。コンパレータIC2の非反転入
力には基準電圧VREFが供給され、反転入力には出力端
子VOUTの電圧に比例した電圧が供給される。コンパレ
ータIC2の出力電圧は駆動回路IC1に与えられ、スイ
ッチング素子Qを所定の時間間隔でオンさせる。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、入力電圧を効率良く
所望の出力電圧に変換することができる自励式の降圧型
DC−DCコンバータに関する。
所望の出力電圧に変換することができる自励式の降圧型
DC−DCコンバータに関する。
【0002】
【従来の技術】従来のDC−DCコンバータとして、ト
ランスを使用したRCC(Ringing Choke
Convertor)回路方式と、スイッチング・ト
ランジスタや電圧安定化のための制御回路その他の回路
要素を含む専用の集積回路(専用IC)に入力用コンデ
ンサ、出力用コンデンサ、チョークコイル及びダイオー
ドを外付けした専用ICを用いる方法とが知られてい
る。
ランスを使用したRCC(Ringing Choke
Convertor)回路方式と、スイッチング・ト
ランジスタや電圧安定化のための制御回路その他の回路
要素を含む専用の集積回路(専用IC)に入力用コンデ
ンサ、出力用コンデンサ、チョークコイル及びダイオー
ドを外付けした専用ICを用いる方法とが知られてい
る。
【0003】図4の(A)は、RCC回路方式によるD
C−DCコンバータの一例を示す回路図である。同図に
おいて、入力電圧は入力端子TINに印加される。入力端
子TINは入力用コンデンサC1を介して接地(接地電位
部に接続)され、起動抵抗RGを介してスイッチング・
トランジスタTRのベースに接続され、かつトランスの
第1の一次巻線NPの一端に接続される。第1の一次巻
線NPの他端はスイッチング・トランジスタTRのコレク
タに接続され、スイッチング・トランジスタTRのエミ
ッタは接地される。スイッチング・トランジスタTRの
ベースはベース帰還抵抗RBを介してダイオードD2のカ
ソードに接続され、ダイオードD2に並列にコンデンサ
C4が接続される。ダイオードD2のアノードは第2の一
次巻線NBの一端及びダイオードD3のカソードに接続さ
れる。ダイオードD3のアノードはコンデンサC3を介し
て接地され、第2の一次巻線NBの他端も接地される。
スイッチング・トランジスタTRのベースはツェナーダ
イオードZDのカソードに接続され、ツェナーダイオー
ドZDのアノードはダイオードD3のアノードに接続さ
れる。トランスの二次巻線NSの一端にはダイオードD1
のアノードが接続され、ダイオードD1のカソードは出
力用コンデンサC2を介してトランスの二次巻線NSの他
端に接続され、出力用コンデンサC2の両端は出力端子
TOUTに接続される。
C−DCコンバータの一例を示す回路図である。同図に
おいて、入力電圧は入力端子TINに印加される。入力端
子TINは入力用コンデンサC1を介して接地(接地電位
部に接続)され、起動抵抗RGを介してスイッチング・
トランジスタTRのベースに接続され、かつトランスの
第1の一次巻線NPの一端に接続される。第1の一次巻
線NPの他端はスイッチング・トランジスタTRのコレク
タに接続され、スイッチング・トランジスタTRのエミ
ッタは接地される。スイッチング・トランジスタTRの
ベースはベース帰還抵抗RBを介してダイオードD2のカ
ソードに接続され、ダイオードD2に並列にコンデンサ
C4が接続される。ダイオードD2のアノードは第2の一
次巻線NBの一端及びダイオードD3のカソードに接続さ
れる。ダイオードD3のアノードはコンデンサC3を介し
て接地され、第2の一次巻線NBの他端も接地される。
スイッチング・トランジスタTRのベースはツェナーダ
イオードZDのカソードに接続され、ツェナーダイオー
ドZDのアノードはダイオードD3のアノードに接続さ
れる。トランスの二次巻線NSの一端にはダイオードD1
のアノードが接続され、ダイオードD1のカソードは出
力用コンデンサC2を介してトランスの二次巻線NSの他
端に接続され、出力用コンデンサC2の両端は出力端子
TOUTに接続される。
【0004】いま、入力電圧が入力端子TINに印加され
ると、起動抵抗RGを介してスイッチング・トランジス
タTRのベースに電流が流れるので、スイッチング・ト
ランジスタTRはオンになり、第1の一次巻線NPの両端
間に入力電圧が印加される。これによって、第1の一次
巻線NPと電磁的に結合する第2の一次巻線NBにも電圧
が誘起され、この電圧によりダイオードD2、ベース帰
還抵抗RBを介してスイッチング・トランジスタTRのベ
ースに電流が流れるので、スイッチング・トランジスタ
TRのオン状態が維持される。時間の経過と共にスイッ
チング・トランジスタTRのエミッタ‐コレクタ間に流
れる電流は増大していくが、スイッチング・トランジス
タTRが飽和状態を維持できなくなると、第1の一次巻
線NPに印加される電圧が減少し、それに比例して、第
2の一次巻線NBに誘起される電圧も低下するので、ス
イッチング・トランジスタTRのベース電流が減少し、
スイッチング・トランジスタTRはオフとなる。
ると、起動抵抗RGを介してスイッチング・トランジス
タTRのベースに電流が流れるので、スイッチング・ト
ランジスタTRはオンになり、第1の一次巻線NPの両端
間に入力電圧が印加される。これによって、第1の一次
巻線NPと電磁的に結合する第2の一次巻線NBにも電圧
が誘起され、この電圧によりダイオードD2、ベース帰
還抵抗RBを介してスイッチング・トランジスタTRのベ
ースに電流が流れるので、スイッチング・トランジスタ
TRのオン状態が維持される。時間の経過と共にスイッ
チング・トランジスタTRのエミッタ‐コレクタ間に流
れる電流は増大していくが、スイッチング・トランジス
タTRが飽和状態を維持できなくなると、第1の一次巻
線NPに印加される電圧が減少し、それに比例して、第
2の一次巻線NBに誘起される電圧も低下するので、ス
イッチング・トランジスタTRのベース電流が減少し、
スイッチング・トランジスタTRはオフとなる。
【0005】スイッチング・トランジスタTRは以上説
明したオン、オフ動作を反復するので、二次巻線NSに
もオン、オフを反復する電圧が発生される。この電圧を
ダイオードD1とコンデンサC2によって平滑することに
より、出力端子TOUTから直流電圧を取り出すことがで
きる。
明したオン、オフ動作を反復するので、二次巻線NSに
もオン、オフを反復する電圧が発生される。この電圧を
ダイオードD1とコンデンサC2によって平滑することに
より、出力端子TOUTから直流電圧を取り出すことがで
きる。
【0006】次に、図4の(B)は、専用の集積回路を
使用した降圧型DC−DCコンバータの回路構成を示す
図である。なお、図4の(A)に示す構成要素と同様の
構成要素には同一の符号が付されている。図4の(B)
に示すDC−DCコンバータにおいて、専用の集積回路
ICには、DC−DCコンバータに必要なスイッチング
・トランジスタ及び出力電圧を安定化するのに必要な制
御回路が内蔵されており、入力端子TINは専用の集積回
路ICの入力側端子INに接続されると共に入力用コン
デンサC1を介して接地される。集積回路ICの出力側
端子OUTはチョークコイルLを介して出力端子TOUT
に接続され、スイッチング素子であるダイオードDを介
して接地される。出力端子TOUTは出力用コンデンサC2
を介して接地され、また集積回路ICの帰還端子FBに
接続される。
使用した降圧型DC−DCコンバータの回路構成を示す
図である。なお、図4の(A)に示す構成要素と同様の
構成要素には同一の符号が付されている。図4の(B)
に示すDC−DCコンバータにおいて、専用の集積回路
ICには、DC−DCコンバータに必要なスイッチング
・トランジスタ及び出力電圧を安定化するのに必要な制
御回路が内蔵されており、入力端子TINは専用の集積回
路ICの入力側端子INに接続されると共に入力用コン
デンサC1を介して接地される。集積回路ICの出力側
端子OUTはチョークコイルLを介して出力端子TOUT
に接続され、スイッチング素子であるダイオードDを介
して接地される。出力端子TOUTは出力用コンデンサC2
を介して接地され、また集積回路ICの帰還端子FBに
接続される。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】ところで、図4の
(A)に示すRCC回路方式はトランスを使用するの
で、DC−DCコンバータを小型化、低背化(部品の高
さを低くすること)することが困難であり、また、スイ
ッチング周波数が100kHz以下と低いために出力ノ
イズが大きく、しかも、トランスによって損失が生じる
ために変換効率を高めることができないという欠点があ
る。
(A)に示すRCC回路方式はトランスを使用するの
で、DC−DCコンバータを小型化、低背化(部品の高
さを低くすること)することが困難であり、また、スイ
ッチング周波数が100kHz以下と低いために出力ノ
イズが大きく、しかも、トランスによって損失が生じる
ために変換効率を高めることができないという欠点があ
る。
【0008】また、図4の(B)に示す専用ICを用い
る方法は出力ノイズが大きく、使用する集積回路自体が
高価であるという欠点がある。この集積回路には、DC
−DCコンバータの出力電圧を安定化するための制御回
路が内蔵されており、この制御回路には、スイッチング
周波数は一定にしてスイッチング・トランジスタをオ
ン、オフする時間の比を制御するパルス幅変調(PW
M)方式、又は、スイッチング・トランジスタのオン時
間またはオフ時間を固定してスイッチング周波数を制御
するパルス周波数変調(PFM)方式が主に採用されて
いる。このスイッチング周波数は通常は100kHZ以
下であるため、出力ノイズを小さくするためにはチョー
クコイル及び出力用コンデンサを大容量化しなければな
らないが、これによってDC−DCコンバータの価格は
更に高くなり、また小型化しようにも限度がある。
る方法は出力ノイズが大きく、使用する集積回路自体が
高価であるという欠点がある。この集積回路には、DC
−DCコンバータの出力電圧を安定化するための制御回
路が内蔵されており、この制御回路には、スイッチング
周波数は一定にしてスイッチング・トランジスタをオ
ン、オフする時間の比を制御するパルス幅変調(PW
M)方式、又は、スイッチング・トランジスタのオン時
間またはオフ時間を固定してスイッチング周波数を制御
するパルス周波数変調(PFM)方式が主に採用されて
いる。このスイッチング周波数は通常は100kHZ以
下であるため、出力ノイズを小さくするためにはチョー
クコイル及び出力用コンデンサを大容量化しなければな
らないが、これによってDC−DCコンバータの価格は
更に高くなり、また小型化しようにも限度がある。
【0009】この発明は、以上の欠点を解消するために
提案されたものであり、専用の集積回路を使用したのと
同等の特性を得ることができ、安価で小型の自励式の降
圧型DC−DCコンバータを提供することを目的とす
る。
提案されたものであり、専用の集積回路を使用したのと
同等の特性を得ることができ、安価で小型の自励式の降
圧型DC−DCコンバータを提供することを目的とす
る。
【0010】
【課題を解決するための手段】上記の目的を達成するた
めに、この出願の請求項1に記載された発明にあって
は、入力端子と接地電位部との間に接続された入力用コ
ンデンサと、出力端子と接地電位部との間に接続された
出力用コンデンサと、前記入力端子と前記出力端子との
間に接続されたスイッチング素子とチョークコイルとの
直列回路と、前記スイッチング素子と前記チョークコイ
ルとの接続点と接地電位部との間に接続されたダイオー
ドと、を備えた降圧型DC−DCコンバータにおいて、
非反転入力に基準電圧が供給され、反転入力に前記出力
端子での電圧に比例した電圧が供給されるコンパレータ
と、前記コンパレータの出力電圧を受け取って前記スイ
ッチング素子を所定の時間間隔でオンさせる駆動回路
と、が設けられる。
めに、この出願の請求項1に記載された発明にあって
は、入力端子と接地電位部との間に接続された入力用コ
ンデンサと、出力端子と接地電位部との間に接続された
出力用コンデンサと、前記入力端子と前記出力端子との
間に接続されたスイッチング素子とチョークコイルとの
直列回路と、前記スイッチング素子と前記チョークコイ
ルとの接続点と接地電位部との間に接続されたダイオー
ドと、を備えた降圧型DC−DCコンバータにおいて、
非反転入力に基準電圧が供給され、反転入力に前記出力
端子での電圧に比例した電圧が供給されるコンパレータ
と、前記コンパレータの出力電圧を受け取って前記スイ
ッチング素子を所定の時間間隔でオンさせる駆動回路
と、が設けられる。
【0011】この出願の請求項2記載の発明にあって
は、前記駆動回路をインバータとし、発振回路を内蔵し
ないようにしたものである。
は、前記駆動回路をインバータとし、発振回路を内蔵し
ないようにしたものである。
【0012】この出願の請求項3記載の発明にあって
は、前記入力端子と前記接地電位部との間に接続された
ツェナーダイオードと、前記出力端子と前記接地電位部
との間に接続された抵抗分圧器と、が更に設けられ、前
記コンパレータの前記非反転入力には前記ツェナーダイ
オードの出力を前記基準電圧として供給し、前記コンパ
レータの前記反転入力には前記抵抗分圧器から電圧を供
給するようにしている。
は、前記入力端子と前記接地電位部との間に接続された
ツェナーダイオードと、前記出力端子と前記接地電位部
との間に接続された抵抗分圧器と、が更に設けられ、前
記コンパレータの前記非反転入力には前記ツェナーダイ
オードの出力を前記基準電圧として供給し、前記コンパ
レータの前記反転入力には前記抵抗分圧器から電圧を供
給するようにしている。
【0013】
【作用】この出願の請求項1記載の発明においては、コ
ンパレータの非反転入力には基準電圧が供給され、反転
入力には出力端子での電圧に比例した電圧が供給され
る。このコンパレータの出力電圧が駆動回路に入力さ
れ、第1のスイッチング素子が所定の時間間隔でオンす
る。
ンパレータの非反転入力には基準電圧が供給され、反転
入力には出力端子での電圧に比例した電圧が供給され
る。このコンパレータの出力電圧が駆動回路に入力さ
れ、第1のスイッチング素子が所定の時間間隔でオンす
る。
【0014】この出願の請求項2記載の発明において
は、駆動回路はインバータであり、コンパレータの出力
が反転されてスイチング素子に与えられる。
は、駆動回路はインバータであり、コンパレータの出力
が反転されてスイチング素子に与えられる。
【0015】この出願の請求項3記載の発明において
は、コンパレータの非反転入力にツェナーダイオードの
出力が供給され、該コンパレータの反転入力には抵抗分
圧器から電圧が供給される。
は、コンパレータの非反転入力にツェナーダイオードの
出力が供給され、該コンパレータの反転入力には抵抗分
圧器から電圧が供給される。
【0016】
【発明の実施の形態】以下、図面を参照しながら若干の
実施形態について説明する。図1は、この発明に係る自
励式の降圧型DC−DCコンバータの基本構成を示す回
路図である。図において、入力電圧VINが印加される入
力端子TINは入力用コンデンサC1を介して接地され、
また、スイッチング素子であるPチャンネルMOSトラ
ンジスタQとチョークコイルLとの直列回路を介して出
力端子TOUTに接続される。PチャンネルMOSトラン
ジスタQのドレインとチョークコイルLとの接続点はダ
イオードDのカソードに接続され、ダイオードDのアノ
ードは接地される。PチャンネルMOSトランジスタQ
のゲートには例えばインバータである駆動回路IC1の
出力が接続され、駆動回路IC1の入力は抵抗Rを介し
て入力端子TINに接続され、またコンパレータIC2の
出力にも接続される。コンパレータIC2の非反転入力
は基準電圧VREFが印加され、コンパレータIC2の反転
入力は出力端子TOUTと接続される。出力端子TOUTは出
力用コンデンサC2を介して接地され、また負荷抵抗に
接続される。
実施形態について説明する。図1は、この発明に係る自
励式の降圧型DC−DCコンバータの基本構成を示す回
路図である。図において、入力電圧VINが印加される入
力端子TINは入力用コンデンサC1を介して接地され、
また、スイッチング素子であるPチャンネルMOSトラ
ンジスタQとチョークコイルLとの直列回路を介して出
力端子TOUTに接続される。PチャンネルMOSトラン
ジスタQのドレインとチョークコイルLとの接続点はダ
イオードDのカソードに接続され、ダイオードDのアノ
ードは接地される。PチャンネルMOSトランジスタQ
のゲートには例えばインバータである駆動回路IC1の
出力が接続され、駆動回路IC1の入力は抵抗Rを介し
て入力端子TINに接続され、またコンパレータIC2の
出力にも接続される。コンパレータIC2の非反転入力
は基準電圧VREFが印加され、コンパレータIC2の反転
入力は出力端子TOUTと接続される。出力端子TOUTは出
力用コンデンサC2を介して接地され、また負荷抵抗に
接続される。
【0017】こうして、入力用コンデンサC1、Pチャ
ンネルMOSトランジスタQ、チョークコイルL、ダイ
オードD及び出力用コンデンサC2によって降圧型DC
−DCコンバータが構成され、駆動回路IC1、コンバ
ータIC2、抵抗R及び基準電圧VREFによって、Pチャ
ンネルMOSトランジスタQのオン、オフを制御して出
力電圧を安定化する制御回路が構成される。
ンネルMOSトランジスタQ、チョークコイルL、ダイ
オードD及び出力用コンデンサC2によって降圧型DC
−DCコンバータが構成され、駆動回路IC1、コンバ
ータIC2、抵抗R及び基準電圧VREFによって、Pチャ
ンネルMOSトランジスタQのオン、オフを制御して出
力電圧を安定化する制御回路が構成される。
【0018】いま、入力端子TINに入力電圧VINが加え
られ、コンパレータIC2の非反転入力に基準電圧VREF
が加えられたとき、コンパレータIC2の反転入力はゼ
ロ電位にあるため、コンパレータIC2の出力はハイレ
ベルとなる。そこで、駆動回路IC1はPチャンネルM
OSトランジスタQをオンにする。
られ、コンパレータIC2の非反転入力に基準電圧VREF
が加えられたとき、コンパレータIC2の反転入力はゼ
ロ電位にあるため、コンパレータIC2の出力はハイレ
ベルとなる。そこで、駆動回路IC1はPチャンネルM
OSトランジスタQをオンにする。
【0019】PチャンネルMOSトランジスタQがオン
になると、出力電圧VOUT、したがってコンパレータI
C2の反転入力での電圧が上昇する。更に出力電圧VOUT
が上昇して基準電圧VREFに達すると、コンパレータI
C2の出力電圧は反転してローレベルになるので、Pチ
ャンネルMOSトランジスタQは駆動回路IC1によっ
てオフにされる。
になると、出力電圧VOUT、したがってコンパレータI
C2の反転入力での電圧が上昇する。更に出力電圧VOUT
が上昇して基準電圧VREFに達すると、コンパレータI
C2の出力電圧は反転してローレベルになるので、Pチ
ャンネルMOSトランジスタQは駆動回路IC1によっ
てオフにされる。
【0020】PチャンネルMOSトランジスタQがオフ
になると、出力電圧VOUTは低下し始める。出力電圧V
OUTが基準電圧VREFに達すると、コンパレータIC2の
出力は反転してハイレベルとなり、PチャンネルMOS
トランジスタQは再びオンになる。
になると、出力電圧VOUTは低下し始める。出力電圧V
OUTが基準電圧VREFに達すると、コンパレータIC2の
出力は反転してハイレベルとなり、PチャンネルMOS
トランジスタQは再びオンになる。
【0021】PチャンネルMOSトランジスタQは以上
の一連のオン、オフ動作を反復する。いま、Pチャンネ
ルMOSトランジスタQがオンしている期間をTON、オ
フしている期間をTOFF、TONとTOFFとの和即ちスイッ
チング時間をTSとし、時比率をd(=TON/TS)とす
ると、入力電圧VINと出力電圧VOUTとの間には
の一連のオン、オフ動作を反復する。いま、Pチャンネ
ルMOSトランジスタQがオンしている期間をTON、オ
フしている期間をTOFF、TONとTOFFとの和即ちスイッ
チング時間をTSとし、時比率をd(=TON/TS)とす
ると、入力電圧VINと出力電圧VOUTとの間には
【数1】VOUT = d・VIN なる関係が成り立つ。こうして、出力電圧VOUTは予め
設定された値に維持される。
設定された値に維持される。
【0022】図2は、図1の[イ]、[ロ]、[ハ]及
び[ニ]の点における電圧波形を示している。なお、図
2において、HIはハイレベルを、LOはローレベル
を、GNDは接地レベルをそれぞれ表している。
び[ニ]の点における電圧波形を示している。なお、図
2において、HIはハイレベルを、LOはローレベル
を、GNDは接地レベルをそれぞれ表している。
【0023】
【実施例】図3は、この発明に係る降圧型DC−DCコ
ンバータの一実施例を概略的に示す回路図である。図3
において、図1に示す構成要素と同様の機能を奏する構
成要素には、図1と同じ参照符号が付されており、これ
らについての説明は重複を避けるため省略する。なお、
抵抗R1は図1の抵抗Rに相当するものであり、R2〜R
5は抵抗、ZDはコンパレータIC2の非反転入力に基準
電圧VREFを与えるためのツェナーダイオード、C3はコ
ンデンサである。
ンバータの一実施例を概略的に示す回路図である。図3
において、図1に示す構成要素と同様の機能を奏する構
成要素には、図1と同じ参照符号が付されており、これ
らについての説明は重複を避けるため省略する。なお、
抵抗R1は図1の抵抗Rに相当するものであり、R2〜R
5は抵抗、ZDはコンパレータIC2の非反転入力に基準
電圧VREFを与えるためのツェナーダイオード、C3はコ
ンデンサである。
【0024】次に、図3の降圧型DC−DCコンバータ
の動作について説明する。入力端子TINに入力電圧VIN
が印加されると、抵抗R2を介してツェナーダイオード
ZDに電圧が加えられてツェナーダイオードZDが導通
し、これによってコンパレータIC2の非反転入力に基
準電圧VREFが加えられる。一方、コンパレータIC2の
反転入力は、PチャンネルMOSトランジスタQがオフ
状態にあるため接地レベルにある。したがって、コンパ
レータIC2の出力はハイレベル、駆動回路IC1の出力
はローレベルとなるので、PチャンネルMOSトランジ
スタQはオンとなる。
の動作について説明する。入力端子TINに入力電圧VIN
が印加されると、抵抗R2を介してツェナーダイオード
ZDに電圧が加えられてツェナーダイオードZDが導通
し、これによってコンパレータIC2の非反転入力に基
準電圧VREFが加えられる。一方、コンパレータIC2の
反転入力は、PチャンネルMOSトランジスタQがオフ
状態にあるため接地レベルにある。したがって、コンパ
レータIC2の出力はハイレベル、駆動回路IC1の出力
はローレベルとなるので、PチャンネルMOSトランジ
スタQはオンとなる。
【0025】PチャンネルMOSトランジスタQがオン
になると、チョークコイルLを流れる電流は時間と共に
増加し、出力電圧VOUTも上昇する。出力電圧VOUTの上
昇と共にコンパレータIC2の反転入力での電圧も上昇
していき、基準電圧VREFを越えると、コンパレータI
C2の出力は反転してローレベルになるので、Pチャン
ネルMOSトランジスタQのゲートにハイレベルの電圧
が印加され、PチャンネルMOSトランジスタQはオフ
となる。この時点でチョークコイルLを流れる電流は減
少し始め、出力電圧VOUTも低下する。出力電圧VOUTの
低下に伴ってコンパレータIC2の反転入力での電圧も
低下し、基準電圧VREFより低くなると、コンパレータ
IC2の出力は再びハイレベルとなり、PチャンネルM
OSトランジスタQはオンになる。
になると、チョークコイルLを流れる電流は時間と共に
増加し、出力電圧VOUTも上昇する。出力電圧VOUTの上
昇と共にコンパレータIC2の反転入力での電圧も上昇
していき、基準電圧VREFを越えると、コンパレータI
C2の出力は反転してローレベルになるので、Pチャン
ネルMOSトランジスタQのゲートにハイレベルの電圧
が印加され、PチャンネルMOSトランジスタQはオフ
となる。この時点でチョークコイルLを流れる電流は減
少し始め、出力電圧VOUTも低下する。出力電圧VOUTの
低下に伴ってコンパレータIC2の反転入力での電圧も
低下し、基準電圧VREFより低くなると、コンパレータ
IC2の出力は再びハイレベルとなり、PチャンネルM
OSトランジスタQはオンになる。
【0026】以上の一連の動作を繰り返すことにより、
出力電圧VOUTは基準電圧VREFにより予め設定された電
圧に安定化される。
出力電圧VOUTは基準電圧VREFにより予め設定された電
圧に安定化される。
【0027】実際、入力電圧VINを5V、出力電圧V
OUTを3.3V、出力電流を100mAとしたとき、図
3のDC−DCコンバータ(前者)と図4の(B)に示
す専用IC回路方式のDC−DCコンバータ(後者)と
を比較すると、前者の効率は85〜88%であるのに対
して後者の効率は85%である。また、ノイズは前者は
10mVPPであるのに対して後者は250mVPPと25
倍も高い。更に、コストに関しては、後者のコストを1
00とすると、前者のコストは、使用するエレメントに
依存するが、45〜70である。
OUTを3.3V、出力電流を100mAとしたとき、図
3のDC−DCコンバータ(前者)と図4の(B)に示
す専用IC回路方式のDC−DCコンバータ(後者)と
を比較すると、前者の効率は85〜88%であるのに対
して後者の効率は85%である。また、ノイズは前者は
10mVPPであるのに対して後者は250mVPPと25
倍も高い。更に、コストに関しては、後者のコストを1
00とすると、前者のコストは、使用するエレメントに
依存するが、45〜70である。
【0028】ここでスイッチング素子であるPチャンネ
ルMOSトランジスタQのスイッチング周波数とノイズ
との関係について付言する。図3において、チョークコ
イルLのインダクタンスをL0、出力用コンデンサC2の
容量をC0、スイッチング周波数をfS(=1/TS)、
スイッチング素子のオフ時間比をd′(=TOFF/TS)
とすると、出力電圧VOUTに対するリップル率γは
ルMOSトランジスタQのスイッチング周波数とノイズ
との関係について付言する。図3において、チョークコ
イルLのインダクタンスをL0、出力用コンデンサC2の
容量をC0、スイッチング周波数をfS(=1/TS)、
スイッチング素子のオフ時間比をd′(=TOFF/TS)
とすると、出力電圧VOUTに対するリップル率γは
【数2】γ=(d′TS 2)/(8L0CO)=d′/(8
L0C0fS 2) で表される。具体的には、図3のDC−DCコンバータ
においてはfSは800kHz前後であり、図4の
(B)に示すDC−DCコンバータにおいてはfSは1
00kHz以下であるから、同じチョークコイルやコン
デンサを用いたとすると、図3のDC−DCコンバータ
の方が格段にリップル率が小さくなり、したがってノイ
ズが小さいことになる。また、図4の(B)に示すDC
−DCコンバータのノイズを同等に低く抑えるには、よ
り大容量のコイル、コンデンサが必要になり、小型、低
背化に不利になる。
L0C0fS 2) で表される。具体的には、図3のDC−DCコンバータ
においてはfSは800kHz前後であり、図4の
(B)に示すDC−DCコンバータにおいてはfSは1
00kHz以下であるから、同じチョークコイルやコン
デンサを用いたとすると、図3のDC−DCコンバータ
の方が格段にリップル率が小さくなり、したがってノイ
ズが小さいことになる。また、図4の(B)に示すDC
−DCコンバータのノイズを同等に低く抑えるには、よ
り大容量のコイル、コンデンサが必要になり、小型、低
背化に不利になる。
【0029】
【発明の効果】以上、この発明の実施の形態及び実施例
を参照しながら説明したところから明らかなように、こ
の発明は、RCC回路方式の降圧型DC−DCコンバー
タと比較して、出力トランスを必要としないために小型
化、低背化することができ、出力ノイズが低く、しかも
効率が高い降圧型DC−DCコンバータを提供すること
ができる。また、専用集積回路方式の降圧型DC−DC
コンバータと比較しても、効率の点ではほぼ同等である
が、出力ノイズが1/10以下と低く、コストが約1/
2で済む降圧型DC−DCコンバータを提供することが
できる。
を参照しながら説明したところから明らかなように、こ
の発明は、RCC回路方式の降圧型DC−DCコンバー
タと比較して、出力トランスを必要としないために小型
化、低背化することができ、出力ノイズが低く、しかも
効率が高い降圧型DC−DCコンバータを提供すること
ができる。また、専用集積回路方式の降圧型DC−DC
コンバータと比較しても、効率の点ではほぼ同等である
が、出力ノイズが1/10以下と低く、コストが約1/
2で済む降圧型DC−DCコンバータを提供することが
できる。
【図1】この発明に係る降圧型DC−DCコンバータの
基本構成を示す回路図。
基本構成を示す回路図。
【図2】図1の[イ]、[ロ]、[ハ]及び[ニ]にお
ける電圧波形を示す図。
ける電圧波形を示す図。
【図3】この発明に係る降圧型DC−DCコンバータの
一実施例の構成を概略的に示す回路図。
一実施例の構成を概略的に示す回路図。
【図4】(A)及び(B)はそれぞれ従来の降圧型DC
−DCコンバータの構成を概略的に示す回路図。
−DCコンバータの構成を概略的に示す回路図。
TIN:入力端子、 TOUT:出力端子、 VIN:入力電
圧、 C1:入力用コンデンサ、 Q:PチャンネルM
OSトランジスタ、 D:ダイオード、 IC1:駆動
回路、 IC2:コンパレータ、 VREF:基準電圧、
L:チョークコイル、 C2:出力用コンデンサ、 V
OUT:出力電圧
圧、 C1:入力用コンデンサ、 Q:PチャンネルM
OSトランジスタ、 D:ダイオード、 IC1:駆動
回路、 IC2:コンパレータ、 VREF:基準電圧、
L:チョークコイル、 C2:出力用コンデンサ、 V
OUT:出力電圧
Claims (3)
- 【請求項1】 入力端子と接地電位部との間に接続され
た入力用コンデンサと、 出力端子と接地電位部との間に接続された出力用コンデ
ンサと、 前記入力端子と前記出力端子との間に接続されたスイッ
チング素子とチョークコイルとの直列回路と、 前記スイッチング素子と前記チョークコイルとの接続点
と接地電位部との間に接続されたダイオードと、を備え
た降圧型DC−DCコンバータにおいて、 非反転入力に基準電圧が供給され、反転入力に前記出力
端子での電圧に比例した電圧が供給されるコンパレータ
と、 前記コンパレータの出力電圧を受け取って前記スイッチ
ング素子を所定の時間間隔でオンさせる駆動回路と、を
具備することを特徴とする自励式の降圧型DC−DCコ
ンバータ。 - 【請求項2】 請求項1記載の降圧型DC−DCコンバ
ータであって、前記駆動回路がインバータであり、発振
回路を内蔵しないことを特徴とする降圧型DC−DCコ
ンバータ。 - 【請求項3】 前記入力端子と前記接地電位部との間に
接続されたツェナーダイオードと、 前記出力端子と前記接地電位部との間に接続された抵抗
分圧器と、を更に備え、前記コンバータの前記非反転入
力には前記ツェナーダイオードの出力が前記基準電圧と
して供給され、前記コンバータの前記反転入力には前記
抵抗分圧器から電圧が供給されることを特徴とする降圧
型DC−DCコンバータ。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP20212695A JPH0951672A (ja) | 1995-08-08 | 1995-08-08 | 自励式の降圧型dc−dcコンバータ |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP20212695A JPH0951672A (ja) | 1995-08-08 | 1995-08-08 | 自励式の降圧型dc−dcコンバータ |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0951672A true JPH0951672A (ja) | 1997-02-18 |
Family
ID=16452401
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP20212695A Pending JPH0951672A (ja) | 1995-08-08 | 1995-08-08 | 自励式の降圧型dc−dcコンバータ |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0951672A (ja) |
Cited By (7)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO2004025730A1 (ja) * | 2002-08-09 | 2004-03-25 | Renesas Technology Corp. | 半導体装置およびそれを用いたメモリカード |
KR100483396B1 (ko) * | 1997-02-28 | 2005-06-16 | 산요덴키가부시키가이샤 | 강압형dc-dc변환기 |
US7199561B2 (en) | 2004-07-01 | 2007-04-03 | Murata Manufacturing Co., Ltd. | DC-DC converter and converter device |
DE102006015339A1 (de) * | 2006-04-03 | 2007-10-11 | Texas Instruments Deutschland Gmbh | Selbstoszlillierender DC-DC-Abwärtswandler mit Null Hysterese |
US7304463B2 (en) | 2004-06-29 | 2007-12-04 | Murata Manufacturing Co., Ltd. | DC-DC converter |
US7902805B2 (en) | 2006-04-03 | 2011-03-08 | Texas Instruments Deutschland Gmbh | Self-oscillating DC-DC buck converter with zero hysteresis |
US9893508B2 (en) | 2014-07-22 | 2018-02-13 | Johnson Electric S.A. | Step-down circuit |
-
1995
- 1995-08-08 JP JP20212695A patent/JPH0951672A/ja active Pending
Cited By (10)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
KR100483396B1 (ko) * | 1997-02-28 | 2005-06-16 | 산요덴키가부시키가이샤 | 강압형dc-dc변환기 |
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US7268611B2 (en) | 2002-08-09 | 2007-09-11 | Renesas Technology Corporation | Semiconductor device and memory card using same |
US7304463B2 (en) | 2004-06-29 | 2007-12-04 | Murata Manufacturing Co., Ltd. | DC-DC converter |
US7199561B2 (en) | 2004-07-01 | 2007-04-03 | Murata Manufacturing Co., Ltd. | DC-DC converter and converter device |
CN100438290C (zh) * | 2004-07-01 | 2008-11-26 | 株式会社村田制作所 | 直流-直流变换器及变换装置 |
DE102006015339A1 (de) * | 2006-04-03 | 2007-10-11 | Texas Instruments Deutschland Gmbh | Selbstoszlillierender DC-DC-Abwärtswandler mit Null Hysterese |
US7902805B2 (en) | 2006-04-03 | 2011-03-08 | Texas Instruments Deutschland Gmbh | Self-oscillating DC-DC buck converter with zero hysteresis |
DE102006015339B4 (de) * | 2006-04-03 | 2013-03-21 | Texas Instruments Deutschland Gmbh | Selbstoszillierender DC-DC-Abwärtswandler mit Null Hysterese |
US9893508B2 (en) | 2014-07-22 | 2018-02-13 | Johnson Electric S.A. | Step-down circuit |
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