JP2793235B2 - 原稿送り装置及び画像形成装置 - Google Patents
原稿送り装置及び画像形成装置Info
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- JP2793235B2 JP2793235B2 JP1068528A JP6852889A JP2793235B2 JP 2793235 B2 JP2793235 B2 JP 2793235B2 JP 1068528 A JP1068528 A JP 1068528A JP 6852889 A JP6852889 A JP 6852889A JP 2793235 B2 JP2793235 B2 JP 2793235B2
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Description
【発明の詳細な説明】 [発明の目的] (産業上の利用分野) 本発明は、たとえば電子複写機等の画像形成装置に係
わり、詳しくは、手差し、もしくは自動給紙手段により
所定位置まで送り込まれた原稿を自動的に取込んで原稿
載置台上にセットし、画像形成後に排出するようにした
原稿送り装置を備えた画像形成装置に関する。
わり、詳しくは、手差し、もしくは自動給紙手段により
所定位置まで送り込まれた原稿を自動的に取込んで原稿
載置台上にセットし、画像形成後に排出するようにした
原稿送り装置を備えた画像形成装置に関する。
(従来の技術) 従来、原稿送り装置(ADF,SDF)を備えた画像形成装
置にあっては、原稿送り装置が、原稿載置台に重合する
カバー部分に幅広の無端状搬送ベルトおよびこの搬送ベ
ルトを回転走行させるベルト駆動機構を内蔵させ、前記
搬送ベルトの走行により、所定位置まで手差しされた原
稿を原稿載置台上に送り込んでセットしたり、原稿載置
台上の原稿を排出したりする構成となっている。
置にあっては、原稿送り装置が、原稿載置台に重合する
カバー部分に幅広の無端状搬送ベルトおよびこの搬送ベ
ルトを回転走行させるベルト駆動機構を内蔵させ、前記
搬送ベルトの走行により、所定位置まで手差しされた原
稿を原稿載置台上に送り込んでセットしたり、原稿載置
台上の原稿を排出したりする構成となっている。
しかしながら、搬送ベルト式の原稿送り装置は、カバ
ー部分が幅広の搬送ベルトおよびこの搬送ベルトを走行
させるベルト駆動機構を有するために次のような問題が
あった。すなわち、カバー部分のコストが高くなり、自
動原稿送り装置全体の半分以上をこの部分が占めてい
る。また、カバー部分の重量が重くなり、開閉操作がし
難い。また、幅広の搬送ベルトが原稿載置台の略全面に
接して回転走行するので、大きな動力や電源が必要とな
るばかりでなく騒音の原因となるといった問題があっ
た。
ー部分が幅広の搬送ベルトおよびこの搬送ベルトを走行
させるベルト駆動機構を有するために次のような問題が
あった。すなわち、カバー部分のコストが高くなり、自
動原稿送り装置全体の半分以上をこの部分が占めてい
る。また、カバー部分の重量が重くなり、開閉操作がし
難い。また、幅広の搬送ベルトが原稿載置台の略全面に
接して回転走行するので、大きな動力や電源が必要とな
るばかりでなく騒音の原因となるといった問題があっ
た。
そこで、近時、これを解決し得る原稿送り装置とし
て、原稿載置台に対して接離自在な原稿送出体により所
定位置まで送り込まれた原稿を原稿押えカバーの原稿押
え体と原稿載置台との間に送り込み、画像形成後に排出
する、いわゆる原稿送込み式の原稿送り装置が開発され
実用化されつつある。
て、原稿載置台に対して接離自在な原稿送出体により所
定位置まで送り込まれた原稿を原稿押えカバーの原稿押
え体と原稿載置台との間に送り込み、画像形成後に排出
する、いわゆる原稿送込み式の原稿送り装置が開発され
実用化されつつある。
この装置によれば、従来必要とされた幅広の搬送ベル
トやベルト駆動機構などが不要となり、構成の簡素化、
軽量化、低コスト化が可能となる。また、原稿押えカバ
ーが軽量化するために、通常の原稿押えと同様の開閉動
作が行えるだけでなく、本等の厚手原稿の取扱い時の操
作性の向上が可能となる。また、原稿送出体と原稿載置
台との間に原稿をセットするために、原稿の送出時の信
頼性の向上が可能となるといったメリットがある。
トやベルト駆動機構などが不要となり、構成の簡素化、
軽量化、低コスト化が可能となる。また、原稿押えカバ
ーが軽量化するために、通常の原稿押えと同様の開閉動
作が行えるだけでなく、本等の厚手原稿の取扱い時の操
作性の向上が可能となる。また、原稿送出体と原稿載置
台との間に原稿をセットするために、原稿の送出時の信
頼性の向上が可能となるといったメリットがある。
しかしながら、従来の送込み式の原稿送り装置は、原
稿送出体部分を原稿押え体により覆うことができないも
のであった。
稿送出体部分を原稿押え体により覆うことができないも
のであった。
したがって、自動送りできないような折れ癖がある原
稿を原稿押えカバーを閉じて押えた場合において、原稿
送出体の近傍部分は原稿押え体が存在しないため原稿が
浮きあがって確実に原稿載置台に密着させることができ
ず、良好なコピーが得られない。また、薄い原稿であっ
た場合、原稿押え体の端と原稿送出体の影がコピーに写
るといった問題があった。
稿を原稿押えカバーを閉じて押えた場合において、原稿
送出体の近傍部分は原稿押え体が存在しないため原稿が
浮きあがって確実に原稿載置台に密着させることができ
ず、良好なコピーが得られない。また、薄い原稿であっ
た場合、原稿押え体の端と原稿送出体の影がコピーに写
るといった問題があった。
(発明が解決しようとする課題) このように、従来の送込み式の原稿送り装置では、原
稿の全体を原稿押え体で押えることができず、自動送り
できない折れ癖付原稿や薄い原稿の場合に、画像形成不
良が発生するといった問題があった。
稿の全体を原稿押え体で押えることができず、自動送り
できない折れ癖付原稿や薄い原稿の場合に、画像形成不
良が発生するといった問題があった。
本発明は、上記事情に基づきなされたもので、その目
的とするところは、自動送りできない折れ癖付原稿や薄
い原稿でも良好な画像形成が行なえるようにした原稿送
り装置及びその原稿送り装置を備えた画像形成装置を提
供しようとするものである。
的とするところは、自動送りできない折れ癖付原稿や薄
い原稿でも良好な画像形成が行なえるようにした原稿送
り装置及びその原稿送り装置を備えた画像形成装置を提
供しようとするものである。
[発明の構成] (課題を解決するための手段) 本発明は、上記課題を解決するための第1の手段とし
て、複数枚の原稿を積載する原稿トレイと、この原稿ト
レイから原稿を取り出して原稿台上の読み取り位置に搬
送するものであって、原稿台に対して原稿送り込み方向
上流側の端部にのみ設けられた本体と、この本体から原
稿台上の前記読み取り位置に向けて突出してなり前記本
体の駆動を伝達することによって前記原稿台上に原稿送
り込み、且つ前記原稿台上から原稿を排出する送りロー
ラとを有した原稿搬送手段と、この原稿搬送手段により
前記原稿台上の読み取り位置に送り込まれた原稿を、前
記原稿台に重合することによって前記原稿台に密着させ
る原稿押さえ手段と、前記原稿搬送手段により前記原稿
台上の読み取り位置に原稿を送り込む場合および前記原
稿台上の読み取り位置から原稿を排出する場合は、前記
送りローラと対向する前記原稿台の領域に重合しない位
置に前記原稿押さえ手段を移動し、前記原稿台上の読み
取り位置に原稿が保持されている場合は、前記送りロー
ラと対向する前記原稿台の領域に重合する位置に前記原
稿押さえ手段を移動する移動手段と、を具備することを
特徴とする原稿送り装置を提供するものである。
て、複数枚の原稿を積載する原稿トレイと、この原稿ト
レイから原稿を取り出して原稿台上の読み取り位置に搬
送するものであって、原稿台に対して原稿送り込み方向
上流側の端部にのみ設けられた本体と、この本体から原
稿台上の前記読み取り位置に向けて突出してなり前記本
体の駆動を伝達することによって前記原稿台上に原稿送
り込み、且つ前記原稿台上から原稿を排出する送りロー
ラとを有した原稿搬送手段と、この原稿搬送手段により
前記原稿台上の読み取り位置に送り込まれた原稿を、前
記原稿台に重合することによって前記原稿台に密着させ
る原稿押さえ手段と、前記原稿搬送手段により前記原稿
台上の読み取り位置に原稿を送り込む場合および前記原
稿台上の読み取り位置から原稿を排出する場合は、前記
送りローラと対向する前記原稿台の領域に重合しない位
置に前記原稿押さえ手段を移動し、前記原稿台上の読み
取り位置に原稿が保持されている場合は、前記送りロー
ラと対向する前記原稿台の領域に重合する位置に前記原
稿押さえ手段を移動する移動手段と、を具備することを
特徴とする原稿送り装置を提供するものである。
また、第2の手段として、複数枚の原稿を積載する原
稿トレイと、この原稿トレイから原稿を取り出して原稿
台上の読み取り位置に搬送するものであって、原稿台に
対して原稿送り込み方向上流側の端部にのみ設けられた
本体と、この本体から原稿台上の前記読み取り位置に向
けて突出してなり前記本体の駆動を伝達することによっ
て前記原稿台上に原稿を送り込み、且つ前記原稿台上か
ら原稿を排出する送りローラとを有した原稿搬送手段
と、この原稿搬送手段により前記原稿台の所定位置に載
置された原稿の画像を用紙上に形成する画像形成手段
と、前記原稿搬送手段により前記原稿台上の読み取り位
置に送り込まれた原稿を、前記原稿台に重合することに
よって前記原稿台に密着させる原稿押さえ手段と、前記
原稿搬送手段により前記原稿台上の読み取り位置に原稿
を送り込む場合および前記原稿台上の読み取り位置から
原稿を排出する場合は、前記送りローラと対向する前記
原稿台の領域に重合しない位置に前記原稿押さえ手段を
移動し、前記画像形成手段による画像形成動作が行われ
ている間は、前記送りローラと対向する前記原稿台の領
域に重合する位置に前記原稿押さえ手段を移動する移動
手段と、を具備することを特徴とする画像形成装置を提
供するものである。
稿トレイと、この原稿トレイから原稿を取り出して原稿
台上の読み取り位置に搬送するものであって、原稿台に
対して原稿送り込み方向上流側の端部にのみ設けられた
本体と、この本体から原稿台上の前記読み取り位置に向
けて突出してなり前記本体の駆動を伝達することによっ
て前記原稿台上に原稿を送り込み、且つ前記原稿台上か
ら原稿を排出する送りローラとを有した原稿搬送手段
と、この原稿搬送手段により前記原稿台の所定位置に載
置された原稿の画像を用紙上に形成する画像形成手段
と、前記原稿搬送手段により前記原稿台上の読み取り位
置に送り込まれた原稿を、前記原稿台に重合することに
よって前記原稿台に密着させる原稿押さえ手段と、前記
原稿搬送手段により前記原稿台上の読み取り位置に原稿
を送り込む場合および前記原稿台上の読み取り位置から
原稿を排出する場合は、前記送りローラと対向する前記
原稿台の領域に重合しない位置に前記原稿押さえ手段を
移動し、前記画像形成手段による画像形成動作が行われ
ている間は、前記送りローラと対向する前記原稿台の領
域に重合する位置に前記原稿押さえ手段を移動する移動
手段と、を具備することを特徴とする画像形成装置を提
供するものである。
(作用) すなわち、この原稿送り装置及び画像形成装置によれ
ば、搬送ベルト式に比べて種々の特長を有する原稿送り
込み式の原稿送り装置でありながら、移動手段により原
稿押さえ手段を原稿搬送手段と原稿台とが対向する位置
に挿入されるように移動させるため、原稿全体を押さえ
ることができる。これにより、自動送りできない折癖付
き原稿や薄い原稿の場合でも、原稿が浮き上がったり、
原稿押さえ手段の端と原稿搬送手段の影がコピーに写る
といった画像形成不良が発生することなく確実に画像形
成することが可能となる。また、原稿送り装置の本体
は、原稿台の片側のみに設けられ、これにより、原稿ト
レイ上に積載された原稿を原稿台に送り込むとともに原
稿台から原稿を排出しているため、装置本体を小型化す
ることが可能となる。
ば、搬送ベルト式に比べて種々の特長を有する原稿送り
込み式の原稿送り装置でありながら、移動手段により原
稿押さえ手段を原稿搬送手段と原稿台とが対向する位置
に挿入されるように移動させるため、原稿全体を押さえ
ることができる。これにより、自動送りできない折癖付
き原稿や薄い原稿の場合でも、原稿が浮き上がったり、
原稿押さえ手段の端と原稿搬送手段の影がコピーに写る
といった画像形成不良が発生することなく確実に画像形
成することが可能となる。また、原稿送り装置の本体
は、原稿台の片側のみに設けられ、これにより、原稿ト
レイ上に積載された原稿を原稿台に送り込むとともに原
稿台から原稿を排出しているため、装置本体を小型化す
ることが可能となる。
(実施例) 以下、本発明を一実施例を第1図ないし第17図を参照
して説明する。
して説明する。
第2図ないし第3図は画像形成装置の上部の構成を示
す。図中1は帯電,露光,現像,転写,清掃,定着等の
画像形成プロセス構成手段(図示しない)を内蔵した装
置本体であり、この装置本体1の上面には、原稿トレイ
2から送込まれた原稿Dを原稿載置台としてのプラテン
ガラス3上に自動的に取り込んでセットしたり、プラテ
ンガラス3上の原稿Dを排出したりする原稿送り装置
(SDF)4が設けられている。さらに、装置本体1の上
面前端縁部には、テンキー5,案内表示部6,コピーキー7
などを配置した操作パネル8が配置されている。
す。図中1は帯電,露光,現像,転写,清掃,定着等の
画像形成プロセス構成手段(図示しない)を内蔵した装
置本体であり、この装置本体1の上面には、原稿トレイ
2から送込まれた原稿Dを原稿載置台としてのプラテン
ガラス3上に自動的に取り込んでセットしたり、プラテ
ンガラス3上の原稿Dを排出したりする原稿送り装置
(SDF)4が設けられている。さらに、装置本体1の上
面前端縁部には、テンキー5,案内表示部6,コピーキー7
などを配置した操作パネル8が配置されている。
また、前記装置本体1の右側には、前記画像形成プロ
セス構成手段に供給される普通紙等の用紙を収容した給
紙カセット(図示しない)が装着されており、また、装
置本体1の左側には、定着済の用紙Pを集積する排紙ト
レイ16(第17図参照)が装着されている。
セス構成手段に供給される普通紙等の用紙を収容した給
紙カセット(図示しない)が装着されており、また、装
置本体1の左側には、定着済の用紙Pを集積する排紙ト
レイ16(第17図参照)が装着されている。
また、前記プラテンガラス3上には、最大A3サイズ
(国外向けのものにあってはレジャーサイズ)の原稿D
を後述する露光手段の露光開始側に位置する左スケール
9を基準としてセットできるようになっている。
(国外向けのものにあってはレジャーサイズ)の原稿D
を後述する露光手段の露光開始側に位置する左スケール
9を基準としてセットできるようになっている。
前記原稿送り装置(SDF)4は、第1図に示すよう
に、大別して、プラテンガラス3に重合される原稿押え
カバー(以後、プラテンカバーという)10と、原稿トレ
イ2から手差しされた原稿Dを自動的に取込む取込み手
段11と、この取込み手段11により取込まれた原稿Dを受
取ってプラテンカバー10の後述するプラテンシート12と
プラテンガラス3との間に送込んで左スケール9を基準
としてセットするとともに複写動作完了後にセットした
原稿Dをプラテンカバー10のプラテンシート12とプラテ
ンガラス3との間から排出させる原稿送出体としての送
りローラ13と、この送りローラ13により排出された原稿
Dを受取ってプラテンカバー10の上面からなる原稿排出
部14に排出させる原稿排出手段15とからなる。
に、大別して、プラテンガラス3に重合される原稿押え
カバー(以後、プラテンカバーという)10と、原稿トレ
イ2から手差しされた原稿Dを自動的に取込む取込み手
段11と、この取込み手段11により取込まれた原稿Dを受
取ってプラテンカバー10の後述するプラテンシート12と
プラテンガラス3との間に送込んで左スケール9を基準
としてセットするとともに複写動作完了後にセットした
原稿Dをプラテンカバー10のプラテンシート12とプラテ
ンガラス3との間から排出させる原稿送出体としての送
りローラ13と、この送りローラ13により排出された原稿
Dを受取ってプラテンカバー10の上面からなる原稿排出
部14に排出させる原稿排出手段15とからなる。
プラテンカバー10は、その後端側がヒンジ部材20,20
(第3図参照)を介して装置本体1に取付けられてお
り、第2図に示すようにプラテンガラス3上に重合した
状態、および、第3図に示すようにプラテンガラス3の
上面を開放するように開けた状態できるようになってい
る。なお、前記ヒンジ部材20,20は、それぞれ支軸(図
示しない)を有しており、これら支軸を装置本体1の上
面に形成された取付け孔(図示しない)に差し込んだ構
成となっている。そして、装置本体1に対して上方に引
抜き自在となっており、本などの厚手ものを複写すると
きでもプラテンカバー10の原稿押え体としてのプラテン
シート12をプラテンガラス3と平行状態にして均一に押
付けられるようになっている。
(第3図参照)を介して装置本体1に取付けられてお
り、第2図に示すようにプラテンガラス3上に重合した
状態、および、第3図に示すようにプラテンガラス3の
上面を開放するように開けた状態できるようになってい
る。なお、前記ヒンジ部材20,20は、それぞれ支軸(図
示しない)を有しており、これら支軸を装置本体1の上
面に形成された取付け孔(図示しない)に差し込んだ構
成となっている。そして、装置本体1に対して上方に引
抜き自在となっており、本などの厚手ものを複写すると
きでもプラテンカバー10の原稿押え体としてのプラテン
シート12をプラテンガラス3と平行状態にして均一に押
付けられるようになっている。
また、前記取込み手段11は、第4図に示すように、ガ
イド板21aと、ガイド板21b,可動ガイド22…との相互対
向面部で形成された原稿取込み部23を有し、この原稿取
込み路23の起端部には、駆動ローラ24aとピンチローラ2
4bとからなる取込みローラ対24が配置されている。
イド板21aと、ガイド板21b,可動ガイド22…との相互対
向面部で形成された原稿取込み部23を有し、この原稿取
込み路23の起端部には、駆動ローラ24aとピンチローラ2
4bとからなる取込みローラ対24が配置されている。
また、前記可動ガイド22…は、軸25を中心として重力
あるいは軽い力で下に下がっており、その下端部には、
前記左スケール9の上面に形成された凹所26…内に入り
込んだ状態となっている。そして、原稿Dが原稿取込み
路23を侵入する際には、簡単に持上がって原稿Dを送り
ローラ13側に導けるようになっている。また、逆に送り
ローラ13により排出される原稿Dが原稿取込み路23に戻
ることなく、確実に後述する原稿排出路27内に案内でき
るようになっている。
あるいは軽い力で下に下がっており、その下端部には、
前記左スケール9の上面に形成された凹所26…内に入り
込んだ状態となっている。そして、原稿Dが原稿取込み
路23を侵入する際には、簡単に持上がって原稿Dを送り
ローラ13側に導けるようになっている。また、逆に送り
ローラ13により排出される原稿Dが原稿取込み路23に戻
ることなく、確実に後述する原稿排出路27内に案内でき
るようになっている。
また、前記原稿排出手段15は、ガイド板21b,可動ガイ
ド22…とガイド板21cとの相互対向面間に形成された原
稿排出路27の終端部に、前記取込みローラ対24の駆動ロ
ーラ24aとピンチローラ28aとからなる排出ローラ対28を
配置した構成となっている。
ド22…とガイド板21cとの相互対向面間に形成された原
稿排出路27の終端部に、前記取込みローラ対24の駆動ロ
ーラ24aとピンチローラ28aとからなる排出ローラ対28を
配置した構成となっている。
また、第5図に示すように、前記送出手段としての送
りローラ13は、一対の回動アーム30,30の自由端に支持
されている。前記一対の回動アーム30,30はピックアッ
プシャフト31に取付けられており、このピックアップシ
ャフト31の一端には、スプリング32の付勢力に抗してリ
ング33を回動させて前記送りローラ13が取付けられた送
りローラ軸34を持上げるソレノイド35が接続されてい
る。
りローラ13は、一対の回動アーム30,30の自由端に支持
されている。前記一対の回動アーム30,30はピックアッ
プシャフト31に取付けられており、このピックアップシ
ャフト31の一端には、スプリング32の付勢力に抗してリ
ング33を回動させて前記送りローラ13が取付けられた送
りローラ軸34を持上げるソレノイド35が接続されてい
る。
また、前記送りローラ軸34に取付けられたプーリ36と
前記ピックアップシャフト31に取付けられたプーリ37と
の間には、タイミングベルト38が掛渡されているととも
に、ピックアップシャフト31に取付けられた前記プーリ
37と一体のプーリ39と駆動シャフト40に取付けられたプ
ーリ41との間にはタイミングベルト42が掛渡されてい
る。そして、前記駆動シャフト40が図示しない駆動モー
タにより正方向あるいは逆方向に選択的に回転されるこ
とにより前記送りローラ12が正方向および逆方向に回転
するようになっている。
前記ピックアップシャフト31に取付けられたプーリ37と
の間には、タイミングベルト38が掛渡されているととも
に、ピックアップシャフト31に取付けられた前記プーリ
37と一体のプーリ39と駆動シャフト40に取付けられたプ
ーリ41との間にはタイミングベルト42が掛渡されてい
る。そして、前記駆動シャフト40が図示しない駆動モー
タにより正方向あるいは逆方向に選択的に回転されるこ
とにより前記送りローラ12が正方向および逆方向に回転
するようになっている。
また、前記取込みローラ対24と排出ローラ対28の共通
のローラ24a…は、回転軸図示しないモータにより駆動
されるようになっている。
のローラ24a…は、回転軸図示しないモータにより駆動
されるようになっている。
前記、プラテンカバー10は、第4図に示すように、プ
ラテンガラス3と略同じ大きさに形成された原稿押え体
としてのプラテンシート12と、後端側を前記ヒンジ部材
20,20を介して装置本体1に取付けられプラテンシート1
2の下面側を残して覆うカバー本体45とで構成される。
また、プラテンシート12は、第4図、第6図および第7
図に示すように、ウレタンなどの弾性部材12aと、この
弾性部材12aの下面に貼着された低摩擦係数の白色シー
ト12bと、カバー本体45に回動自在に取付けられる可動
フレーム12cとで構成される。
ラテンガラス3と略同じ大きさに形成された原稿押え体
としてのプラテンシート12と、後端側を前記ヒンジ部材
20,20を介して装置本体1に取付けられプラテンシート1
2の下面側を残して覆うカバー本体45とで構成される。
また、プラテンシート12は、第4図、第6図および第7
図に示すように、ウレタンなどの弾性部材12aと、この
弾性部材12aの下面に貼着された低摩擦係数の白色シー
ト12bと、カバー本体45に回動自在に取付けられる可動
フレーム12cとで構成される。
可動フレーム12の右端側の前後両端面部には、回動支
点となる支軸47、47が突設されており、カバー本体45側
に取付けられるガイド部材48,48の長孔からなるガイド
孔48a,48aにより支持された状態となっている。そし
て、第6図の矢印a方向にスライド可能かつ矢印b方向
に回動可能となっている。
点となる支軸47、47が突設されており、カバー本体45側
に取付けられるガイド部材48,48の長孔からなるガイド
孔48a,48aにより支持された状態となっている。そし
て、第6図の矢印a方向にスライド可能かつ矢印b方向
に回動可能となっている。
また、プラテンシート12の左端部は薄肉部12dとなっ
ているとともに、この左端側には第7図に示すように原
稿押え体支持手段としてのプラテンシートスライド機構
49および原稿押え体接離手段としてのプラテンシート接
離機構50が設けられている。
ているとともに、この左端側には第7図に示すように原
稿押え体支持手段としてのプラテンシートスライド機構
49および原稿押え体接離手段としてのプラテンシート接
離機構50が設けられている。
そして、プラテンシートスライド機構49により、第8
図に示すように、プラテンシート12の左端薄肉部12dを
送りローラ13の下面位置まで移動させた状態(実線で示
す状態)にできるようになっている。また、プラテンシ
ート接離機構50により、第9図に示すように、プラテン
シート12全体をプラテンガラス3に密着させた二点鎖線
状態、および、プラテンシート12の下面に角度Θの隙間
Gを形成させた実線状態にできるようになっている。
図に示すように、プラテンシート12の左端薄肉部12dを
送りローラ13の下面位置まで移動させた状態(実線で示
す状態)にできるようになっている。また、プラテンシ
ート接離機構50により、第9図に示すように、プラテン
シート12全体をプラテンガラス3に密着させた二点鎖線
状態、および、プラテンシート12の下面に角度Θの隙間
Gを形成させた実線状態にできるようになっている。
前記プラテンシートスライド機構49は、第1図Bで示
すように、大別してプラテンシート12をプラテンカバー
10に沿って移動し得る状態に支持するリンク手段51と、
このリンク手段51をプラテンカバー10の外から動作させ
るための操作レバー52とで構成される。前記リンク手段
51は、前記操作レバー52の回動動作にともなって一体に
回転する軸53に取付けたリンク機構54,54をプラテンシ
ート12の左端部に連結した構成となっている。そして、
第1図Bで示すように操作レバー52を矢印c方向に回動
するとプラテンシート12が矢印d方向にスライドし、第
1図Aで示すように送りローラ13を覆うべくプラテンシ
ート12の左端薄肉部12dが送りローラ13の下面位置に入
り込んだ状態となる。
すように、大別してプラテンシート12をプラテンカバー
10に沿って移動し得る状態に支持するリンク手段51と、
このリンク手段51をプラテンカバー10の外から動作させ
るための操作レバー52とで構成される。前記リンク手段
51は、前記操作レバー52の回動動作にともなって一体に
回転する軸53に取付けたリンク機構54,54をプラテンシ
ート12の左端部に連結した構成となっている。そして、
第1図Bで示すように操作レバー52を矢印c方向に回動
するとプラテンシート12が矢印d方向にスライドし、第
1図Aで示すように送りローラ13を覆うべくプラテンシ
ート12の左端薄肉部12dが送りローラ13の下面位置に入
り込んだ状態となる。
また、プラテンシート接離機構50は、第10図に示すよ
うに、プラテンシート12の左端薄肉部12dの上面に転接
する偏心カムローラ55,55と、これら偏心カムローラ55,
55を駆動する駆動機構56とからなる。駆動機構56は、偏
心カムローラ55,55が取付けられた軸57ウオーム歯車機
構58を介してモータ59の駆動力を伝達する構成となって
いる。また、このプラテンシート接離機構50が動作する
ときには、原稿Dの自動送り可能な状態、すなわち、第
11図に示すようにプラテンシート12が送りローラ13の移
動路から離れた状態にある。
うに、プラテンシート12の左端薄肉部12dの上面に転接
する偏心カムローラ55,55と、これら偏心カムローラ55,
55を駆動する駆動機構56とからなる。駆動機構56は、偏
心カムローラ55,55が取付けられた軸57ウオーム歯車機
構58を介してモータ59の駆動力を伝達する構成となって
いる。また、このプラテンシート接離機構50が動作する
ときには、原稿Dの自動送り可能な状態、すなわち、第
11図に示すようにプラテンシート12が送りローラ13の移
動路から離れた状態にある。
また、プラテンシート12は、図示しない付勢部材によ
り常時左端側が押し上げられた状態となっており、第12
図に示すように、左端薄肉部12dの上面が偏心カムロー
ラ55,55に接した状態となっている。そして、第12図
(a)で示すように、偏心カムローラ54の最小偏心部が
プラテンシート12の左端薄肉部12dの上面に接する状態
においてプラテンシート12とプラテンガラス3との間に
隙間Gを形成されるようになっている。また、第12図
(b)で示すように、偏心カムローラ54の最大偏心部が
プラテンシート12の左端薄肉部12dの上面に接する状態
においてプラテンシート12は水平状態になるように押し
下げられ、プラテンシート12の全面がプラテンガラス3
に密着する状態となる。
り常時左端側が押し上げられた状態となっており、第12
図に示すように、左端薄肉部12dの上面が偏心カムロー
ラ55,55に接した状態となっている。そして、第12図
(a)で示すように、偏心カムローラ54の最小偏心部が
プラテンシート12の左端薄肉部12dの上面に接する状態
においてプラテンシート12とプラテンガラス3との間に
隙間Gを形成されるようになっている。また、第12図
(b)で示すように、偏心カムローラ54の最大偏心部が
プラテンシート12の左端薄肉部12dの上面に接する状態
においてプラテンシート12は水平状態になるように押し
下げられ、プラテンシート12の全面がプラテンガラス3
に密着する状態となる。
そして、原稿Dの供給および排出タイミングになると
図示しない制御部からの信号によりモータ59が偏心カム
ローラ55,55を180゜回転すべく駆動され、プラテンシー
ト12を開閉するようになっている。
図示しない制御部からの信号によりモータ59が偏心カム
ローラ55,55を180゜回転すべく駆動され、プラテンシー
ト12を開閉するようになっている。
また、第13図で示すように、偏心カムローラ54の最大
偏心部がプラテンシート12の左端薄肉部12dの上面に接
する状態において、前記操作レバー52を時計方向(矢印
c方向)に倒すことにより、左方向(矢印d方向)に移
動し、第1図Aで示すように左端薄肉部12dが送りロー
ラ13の下面に入り込んだ水平状態に支持できるようにな
っている。
偏心部がプラテンシート12の左端薄肉部12dの上面に接
する状態において、前記操作レバー52を時計方向(矢印
c方向)に倒すことにより、左方向(矢印d方向)に移
動し、第1図Aで示すように左端薄肉部12dが送りロー
ラ13の下面に入り込んだ水平状態に支持できるようにな
っている。
また、第4図に示すように、プラテンガラス3の下面
側には露光手段としての露光光学系65が配設されてい
て、プラテンガラス3上にセットされた原稿dを走査し
て図示しない像担持体上に原稿Dに対応する像を結像さ
せるようになっている。
側には露光手段としての露光光学系65が配設されてい
て、プラテンガラス3上にセットされた原稿dを走査し
て図示しない像担持体上に原稿Dに対応する像を結像さ
せるようになっている。
この露光光学系65は、背部をリフレクタ66により囲繞
され原稿Dに光を照射する露光ランプ67、原稿Dからの
反射光を受けてレンズ68に導く第1〜第3のミラー69,7
0,71と、前記レンズ68を通過した光を前記担持体に導く
第4,第5のミラー(図示しない)とを具備してなる。ま
た、前記露光ランプ67および第1のミラー69は第1キャ
リッジ72に、また、第3ミラー70および第4ミラー71は
第2キャリッジ73にそれぞれ搭載されている。また、こ
れらキャリッジ72,73は図示しないキャリッジ駆動手段
により、第1キャリッジ72が速度vで、また、第2キャ
リッジ73がその半分の速度v/2で第1図の状態において
右方向(矢印A方向)に移動し得る構成となっており、
光路長を一定として走査露光し、走査露光後に第4図中
実線で示すホームホジションに戻るようになっている。
なお、この露光動作および露光後の画像形成動作は公知
なので詳細な説明は省略する。
され原稿Dに光を照射する露光ランプ67、原稿Dからの
反射光を受けてレンズ68に導く第1〜第3のミラー69,7
0,71と、前記レンズ68を通過した光を前記担持体に導く
第4,第5のミラー(図示しない)とを具備してなる。ま
た、前記露光ランプ67および第1のミラー69は第1キャ
リッジ72に、また、第3ミラー70および第4ミラー71は
第2キャリッジ73にそれぞれ搭載されている。また、こ
れらキャリッジ72,73は図示しないキャリッジ駆動手段
により、第1キャリッジ72が速度vで、また、第2キャ
リッジ73がその半分の速度v/2で第1図の状態において
右方向(矢印A方向)に移動し得る構成となっており、
光路長を一定として走査露光し、走査露光後に第4図中
実線で示すホームホジションに戻るようになっている。
なお、この露光動作および露光後の画像形成動作は公知
なので詳細な説明は省略する。
つぎに、第14図を参照して原稿送り装置4によるプラ
テンガラス3上への原稿Dの供給および排出動作を説明
する。
テンガラス3上への原稿Dの供給および排出動作を説明
する。
まず、第14図(a)で示すように、原稿トレイ2を介
して手差しされた原稿Dは、取込みローラ対24を介して
原稿取込み路23に取込まれる。このとき、送りローラ13
とプラテンシート12が上昇した状態にある。さらに、取
込みローラ対24により原稿Dが送り込まれ、原稿Dの先
端は可動ガイド22を押上げながら進み、送りローラ13の
下に入り込む。このとき左スケール9は上方に移動した
状態にある。
して手差しされた原稿Dは、取込みローラ対24を介して
原稿取込み路23に取込まれる。このとき、送りローラ13
とプラテンシート12が上昇した状態にある。さらに、取
込みローラ対24により原稿Dが送り込まれ、原稿Dの先
端は可動ガイド22を押上げながら進み、送りローラ13の
下に入り込む。このとき左スケール9は上方に移動した
状態にある。
ついで、第14図(b)で示すように、送りローラ13が
回転しながら下降して原稿Dに転接し、その回転に伴っ
て原稿Dをプラテンガラス3上を右方向に搬送する。こ
の時、プラテンガラス3とプラテンシート12との間に
は、隙間Gが形成され、しかも、プラテンガラス3とプ
ラテンシート12の白色シート12bが低摩擦部材であるた
め、原稿Dはスムースに送られ折曲がったりすることが
ない。
回転しながら下降して原稿Dに転接し、その回転に伴っ
て原稿Dをプラテンガラス3上を右方向に搬送する。こ
の時、プラテンガラス3とプラテンシート12との間に
は、隙間Gが形成され、しかも、プラテンガラス3とプ
ラテンシート12の白色シート12bが低摩擦部材であるた
め、原稿Dはスムースに送られ折曲がったりすることが
ない。
そして、第14図(c)で示すように、原稿Dの後端
(左端)が左スケール9の端面からわずかの距離δだけ
右方向へ搬送されると送りローラ13が停止する。つい
で、送りローラ13が逆回転し、第14図(d)で示すよう
に、原稿Dの後端を左スケール9の端面に突き当て位置
決めとスキュー補正が行なわれる。ついで、第14図
(e)で示すように、プラテンシート12が下がって原稿
Dをプラテンガラス3に密着させ、この状態で図示しな
い露光装置の移動光学系が矢印A方向に移動して原稿D
の画像に対する露光走査が行われる。
(左端)が左スケール9の端面からわずかの距離δだけ
右方向へ搬送されると送りローラ13が停止する。つい
で、送りローラ13が逆回転し、第14図(d)で示すよう
に、原稿Dの後端を左スケール9の端面に突き当て位置
決めとスキュー補正が行なわれる。ついで、第14図
(e)で示すように、プラテンシート12が下がって原稿
Dをプラテンガラス3に密着させ、この状態で図示しな
い露光装置の移動光学系が矢印A方向に移動して原稿D
の画像に対する露光走査が行われる。
ついで、この原稿走査が完了すると第14図(f)で示
すように、プラテンシート12が上がって隙間Gを形成し
た状態となるとともに左スケール9が下がった状態な
る。そして、送りローラ13が逆方向に回転して原稿Dが
左方向に搬送されるとともに、原稿Dは可動ガイド22の
働きで原稿排出部27に導かれ、原稿Dが排出ローラ対28
によってプラテンカバー10の上面に形成された原稿排出
部14に排出される。そして、原稿Dが排出ローラ対28に
よって搬送されると、第14図(g)で示すように、送り
ローラ13が上った状態となる。
すように、プラテンシート12が上がって隙間Gを形成し
た状態となるとともに左スケール9が下がった状態な
る。そして、送りローラ13が逆方向に回転して原稿Dが
左方向に搬送されるとともに、原稿Dは可動ガイド22の
働きで原稿排出部27に導かれ、原稿Dが排出ローラ対28
によってプラテンカバー10の上面に形成された原稿排出
部14に排出される。そして、原稿Dが排出ローラ対28に
よって搬送されると、第14図(g)で示すように、送り
ローラ13が上った状態となる。
そして、第14図(h)で示すように、原稿Dが原稿排
出部14に排出されるとプラテンシート12が下がった状態
となる。
出部14に排出されるとプラテンシート12が下がった状態
となる。
この後、再び前述と同様の動作が行なわれることにな
る。
る。
なお、第15図は、原稿送り込み状態を示すイラスト図
である。第16図は原稿Dの排出動作状態を示すイラスト
図である。
である。第16図は原稿Dの排出動作状態を示すイラスト
図である。
また、第17図は、原稿送り込み状態および原稿Dの排
出動作状態およびコピー済み用紙Pの排出動作状態を示
すイラスト図であり、原稿トレイ2,原稿排出部14、およ
び排出トレイ16が装置本体1の左側部位に位置おり、オ
ペレータが体を動かすことなく、原稿Dのセット、排出
原稿Dの取出し、およびコピー用紙Pの取出しが行なえ
ることになる。
出動作状態およびコピー済み用紙Pの排出動作状態を示
すイラスト図であり、原稿トレイ2,原稿排出部14、およ
び排出トレイ16が装置本体1の左側部位に位置おり、オ
ペレータが体を動かすことなく、原稿Dのセット、排出
原稿Dの取出し、およびコピー用紙Pの取出しが行なえ
ることになる。
また、自動送りできない折れ癖付原稿や薄い原稿をコ
ピーする場合には、操作レバー52を操作して第1図Aお
よび第8図に示すように送りローラ13を覆う位置までプ
ラテンシート12を移動させて原稿Dの全体を押えること
ができる。そして、折れ癖付原稿Dにあっては浮き上り
による画像不良を防止し、また、薄い原稿Dにあっては
プラテンシート12の端と送りローラ13の影がコピーに写
るといった画像形成不良を防止することになる。
ピーする場合には、操作レバー52を操作して第1図Aお
よび第8図に示すように送りローラ13を覆う位置までプ
ラテンシート12を移動させて原稿Dの全体を押えること
ができる。そして、折れ癖付原稿Dにあっては浮き上り
による画像不良を防止し、また、薄い原稿Dにあっては
プラテンシート12の端と送りローラ13の影がコピーに写
るといった画像形成不良を防止することになる。
なお、本発明の上記一実施例に限るものではない。た
とえば、第18図ないし23図に示すように、原稿手差しガ
イド2のプラテンカバー10の上面に沿って略平行に延出
する延出部2aとプラテンカバー10との間に原稿排出部1
4′を形成するとともに、原稿排出部14の原稿Dを検出
する発光素子17aおよび受光素子17bからなる原稿検出手
段17を設けた構成の原稿送り装置4′であってもよい。
とえば、第18図ないし23図に示すように、原稿手差しガ
イド2のプラテンカバー10の上面に沿って略平行に延出
する延出部2aとプラテンカバー10との間に原稿排出部1
4′を形成するとともに、原稿排出部14の原稿Dを検出
する発光素子17aおよび受光素子17bからなる原稿検出手
段17を設けた構成の原稿送り装置4′であってもよい。
この原稿手差しガイド2の延出部2aとプラテンカバー
10との間に原稿排出部14′を形成したものにあっては、
原稿排出部14′の上面側が閉塞されたポケットの状態と
なり、このため、プラテンカバー10の開閉を素早く行な
っても原稿排出部14′に収容されている原稿Dが落下す
ることが無く、プラテンカバー10の開閉操作が容易化が
可能となる。また、原稿検出手段17を設けることによ
り、原稿排出部14′に本などの厚手の原稿などを入れた
状態で誤って原稿送り装置4′を使用してしまうことが
防止でき、これにより排出原稿のジャムの防止が可能と
なるといった長所がある。なお、この他の実施例の説明
において前述の一実施例と同一部分は同一の符号を付し
て詳細な説明は省略する。
10との間に原稿排出部14′を形成したものにあっては、
原稿排出部14′の上面側が閉塞されたポケットの状態と
なり、このため、プラテンカバー10の開閉を素早く行な
っても原稿排出部14′に収容されている原稿Dが落下す
ることが無く、プラテンカバー10の開閉操作が容易化が
可能となる。また、原稿検出手段17を設けることによ
り、原稿排出部14′に本などの厚手の原稿などを入れた
状態で誤って原稿送り装置4′を使用してしまうことが
防止でき、これにより排出原稿のジャムの防止が可能と
なるといった長所がある。なお、この他の実施例の説明
において前述の一実施例と同一部分は同一の符号を付し
て詳細な説明は省略する。
また、手差し原稿Dを取扱う原稿送り装置(SDF)に
適用した場合について説明したが、給紙手段により所定
位置まで自動的に送り込まれた原稿Dを取扱う原稿送り
装置(ADF)に適用してもよい。
適用した場合について説明したが、給紙手段により所定
位置まで自動的に送り込まれた原稿Dを取扱う原稿送り
装置(ADF)に適用してもよい。
その他、本発明は、要旨を変えない範囲で種々変形実
施可能なことは勿論である。
施可能なことは勿論である。
[発明の効果] 本発明は、以上説明したように構成したから、次のよ
うな効果を奏する。
うな効果を奏する。
すなわち、この発明の原稿送り装置及び画像形成装置
においては、搬送ベルト式に比べて種々の特長を有する
原稿送り込み式の原稿送り装置でありながら、移動手段
により原稿押さえ手段を原稿搬送手段と原稿台とが対向
する位置に挿入されるように移動させるため、原稿全体
を押さえることができる。これにより、自動送りできな
い折癖付き原稿や薄い原稿の場合でも、原稿が浮き上が
ったり、原稿押さえ手段の端と原稿搬送手段の影がコピ
ーに写るといった画像形成不良が発生することなく確実
に画像形成することが可能となる。また、原稿送り装置
の本体は、原稿台の片側のみに設けられ、これにより、
原稿トレイ上に載積された原稿を原稿台に送り込むとと
もに原稿台から原稿を排出しているため、装置本体を小
型化することが可能となる。
においては、搬送ベルト式に比べて種々の特長を有する
原稿送り込み式の原稿送り装置でありながら、移動手段
により原稿押さえ手段を原稿搬送手段と原稿台とが対向
する位置に挿入されるように移動させるため、原稿全体
を押さえることができる。これにより、自動送りできな
い折癖付き原稿や薄い原稿の場合でも、原稿が浮き上が
ったり、原稿押さえ手段の端と原稿搬送手段の影がコピ
ーに写るといった画像形成不良が発生することなく確実
に画像形成することが可能となる。また、原稿送り装置
の本体は、原稿台の片側のみに設けられ、これにより、
原稿トレイ上に載積された原稿を原稿台に送り込むとと
もに原稿台から原稿を排出しているため、装置本体を小
型化することが可能となる。
第1図Aないし第17図は本発明の一実施例を示すもの
で、第1図Aは本発明の要部を示す概略的縦断正面図、
第1図Bはプラテンシートスライド機構を示す概略的斜
視図、第2図は原稿送り装置のプラテンカバー部を閉じ
た状態の画像形成装置の上部の外観を示す概略的斜視
図、第3図は原稿送り装置のプラテンカバー部を開いた
状態の画像形成装置の上部の外観を示す概略的斜視図、
第4図は原稿送り装置の主要部およびその近傍の構成を
示す概略的縦断正面図、第5図は原稿送り装置の原稿給
送機構部の構成を概略的に示す概略的斜視図、第6図は
プラテンシートの可動状態を説明する斜視図、第7図は
プラテンカバーの支持状態を示す図、第8図はプラテン
カバーを閉じ送りローラをプラテンシートの端部で覆っ
た状態を示す概略的縦断正面図、第9図はプラテンカバ
ーを閉じプラテンシートとプラテンガラスとの間に隙間
を形成した状態を示す概略的縦断正面図、第10図はプラ
テンシート接離機構の概略的斜視図、第11図は原稿自動
送り時の送りローラとプラテンシートの位置関係を示す
図、第12図はプラテンシートのプラテンガラスに対する
接離動作を示す説明図、第13図は送りローラをプラテン
シートの端部で覆う動作状態を示す説明図、第14図は原
稿送り装置の動作説明図、第15図は原稿送り込み状態を
示すイラスト図、第16図は原稿の排出動作状態を示すイ
ラスト図、第17図は原稿送り込み状態および原稿Dの排
出動作状態およびコピー済み用紙Pの排出動作状態を示
すイラスト図、第18図ないし第23図は本発明の他の実施
例を示すもので、第18図は原稿送り装置の主要部および
その近傍の構成を示す概略的縦断正面図、第19図は原稿
送り装置のプラテンカバー部を閉じた状態の画像形成装
置の上部の外観を示す概略的斜視図、第20図は原稿送り
装置のプラテンカバー部を開いた状態の画像形成装置の
上部の外観を示す概略的斜視図、第21図は原稿送り込み
状態および原稿Dの排出動作状態を示すイラスト図、第
22図は原稿排出部であるポケットに資料が収容された状
態を示す概略的斜視図、第23図は同じく概略的縦断面図
である。 3……原稿載置台(プラテンガラス)、4,4′……原稿
送り装置、10……原稿押えカバー(プラテンカバー)、
12……原稿押え体(プラテンシート)、13……原稿送出
体(送りローラ)、49……原稿押え体支持手段(プラテ
ンシートスライド機構)、50……原稿押え体接離手段
(プラテンシート接離機構)、51……リンク手段、52…
…操作レバー、G……隙間、D……原稿。
で、第1図Aは本発明の要部を示す概略的縦断正面図、
第1図Bはプラテンシートスライド機構を示す概略的斜
視図、第2図は原稿送り装置のプラテンカバー部を閉じ
た状態の画像形成装置の上部の外観を示す概略的斜視
図、第3図は原稿送り装置のプラテンカバー部を開いた
状態の画像形成装置の上部の外観を示す概略的斜視図、
第4図は原稿送り装置の主要部およびその近傍の構成を
示す概略的縦断正面図、第5図は原稿送り装置の原稿給
送機構部の構成を概略的に示す概略的斜視図、第6図は
プラテンシートの可動状態を説明する斜視図、第7図は
プラテンカバーの支持状態を示す図、第8図はプラテン
カバーを閉じ送りローラをプラテンシートの端部で覆っ
た状態を示す概略的縦断正面図、第9図はプラテンカバ
ーを閉じプラテンシートとプラテンガラスとの間に隙間
を形成した状態を示す概略的縦断正面図、第10図はプラ
テンシート接離機構の概略的斜視図、第11図は原稿自動
送り時の送りローラとプラテンシートの位置関係を示す
図、第12図はプラテンシートのプラテンガラスに対する
接離動作を示す説明図、第13図は送りローラをプラテン
シートの端部で覆う動作状態を示す説明図、第14図は原
稿送り装置の動作説明図、第15図は原稿送り込み状態を
示すイラスト図、第16図は原稿の排出動作状態を示すイ
ラスト図、第17図は原稿送り込み状態および原稿Dの排
出動作状態およびコピー済み用紙Pの排出動作状態を示
すイラスト図、第18図ないし第23図は本発明の他の実施
例を示すもので、第18図は原稿送り装置の主要部および
その近傍の構成を示す概略的縦断正面図、第19図は原稿
送り装置のプラテンカバー部を閉じた状態の画像形成装
置の上部の外観を示す概略的斜視図、第20図は原稿送り
装置のプラテンカバー部を開いた状態の画像形成装置の
上部の外観を示す概略的斜視図、第21図は原稿送り込み
状態および原稿Dの排出動作状態を示すイラスト図、第
22図は原稿排出部であるポケットに資料が収容された状
態を示す概略的斜視図、第23図は同じく概略的縦断面図
である。 3……原稿載置台(プラテンガラス)、4,4′……原稿
送り装置、10……原稿押えカバー(プラテンカバー)、
12……原稿押え体(プラテンシート)、13……原稿送出
体(送りローラ)、49……原稿押え体支持手段(プラテ
ンシートスライド機構)、50……原稿押え体接離手段
(プラテンシート接離機構)、51……リンク手段、52…
…操作レバー、G……隙間、D……原稿。
Claims (2)
- 【請求項1】複数枚の原稿を積載する原稿トレイと、 この原稿トレイから原稿を取り出して原稿台上の読み取
り位置に搬送するものであって、原稿台に対して原稿送
り込み方向上流側の端部にのみ設けられた本体と、この
本体から原稿台上の前記読み取り位置に向けて突出して
なり前記本体の駆動を伝達することによって前記原稿台
上に原稿を送り込み、且つ前記原稿台上から原稿を排出
する送りローラとを有した原稿搬送手段と、 この原稿搬送手段により前記原稿台上の読み取り位置に
送り込まれた原稿を、前記原稿台に重合することによっ
て前記原稿台に密着させる原稿押さえ手段と、 前記原稿搬送手段により前記原稿台上の読み取り位置に
原稿を送り込む場合および前記原稿台上の読み取り位置
から原稿を排出する場合は、前記送りローラと対向する
前記原稿台の領域に重合しない位置に前記原稿押さえ手
段を移動し、前記原稿台上の読み取り位置に原稿が保持
されている場合は、前記送りローラと対向する前記原稿
台の領域に重合する位置に前記原稿押さえ手段を移動す
る移動手段と、 を具備することを特徴とする原稿送り装置。 - 【請求項2】複数枚の原稿を積載すると原稿トレイと、 この原稿トレイから原稿を取り出して原稿台上の読み取
り位置に搬送するものであって、原稿台に対して原稿送
り込み方向上流側の端部にのみ設けられた本体と、この
本体から原稿台上の前記読み取り位置に向けて突出して
なり前記本体の駆動を伝達することによって前記原稿台
上に原稿を送り込み、且つ前記原稿台上から原稿を排出
する送りローラとを有した原稿搬送手段と、 この原稿搬送手段により前記原稿台の所定位置に載置さ
れた原稿の画像を用紙上に形成する画像形成手段と、 前記原稿搬送手段により前記原稿台上の読み取り位置に
送り込まれた原稿を、前記原稿台に重合することによっ
て前記原稿台に密着させる原稿押さえ手段と、 前記原稿搬送手段により前記原稿台上の読み取り位置に
原稿を送り込む場合および前記原稿台上の読み取り位置
から原稿を排出する場合は、前記送りローラと対向する
前記原稿台の領域に重合しない位置に前記原稿押さえ手
段を移動し、前記画像形成手段による画像形成動作が行
われている間は、前記送りローラと対向する前記原稿台
の領域に重合する位置に前記原稿押さえ手段を移動する
移動手段と、 を具備することを特徴とする画像形成装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1068528A JP2793235B2 (ja) | 1989-03-20 | 1989-03-20 | 原稿送り装置及び画像形成装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1068528A JP2793235B2 (ja) | 1989-03-20 | 1989-03-20 | 原稿送り装置及び画像形成装置 |
Publications (2)
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JPH02247635A JPH02247635A (ja) | 1990-10-03 |
JP2793235B2 true JP2793235B2 (ja) | 1998-09-03 |
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ID=13376321
Family Applications (1)
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JP (1) | JP2793235B2 (ja) |
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JPS60260033A (ja) * | 1984-06-06 | 1985-12-23 | Fuji Xerox Co Ltd | 複写機の原稿送り装置 |
-
1989
- 1989-03-20 JP JP1068528A patent/JP2793235B2/ja not_active Expired - Fee Related
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Publication number | Publication date |
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JPH02247635A (ja) | 1990-10-03 |
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