JP2792953B2 - 調理器 - Google Patents

調理器

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JP2792953B2
JP2792953B2 JP1286604A JP28660489A JP2792953B2 JP 2792953 B2 JP2792953 B2 JP 2792953B2 JP 1286604 A JP1286604 A JP 1286604A JP 28660489 A JP28660489 A JP 28660489A JP 2792953 B2 JP2792953 B2 JP 2792953B2
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cooking
food
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cooking program
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淳 堀之内
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Sanyo Denki Co Ltd
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  • Control Of High-Frequency Heating Circuits (AREA)
  • Constitution Of High-Frequency Heating (AREA)
  • Electric Ovens (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 (イ)産業上の利用分野 本発明は電子レンジ等の調理器に関する。
(ロ)従来の技術 特公昭61−10741号公報等には、キーボードにて任意
に設定される調理プログラムに基づいて調理を実行した
り、予め定められた調理プログラムを読出しこの調理プ
ログラムに基づいて調理を実行する電子レンジが開示さ
れている。
ところで、電子レンジにおいて、加熱むらを抑制すべ
く、食品を回転するターンテーブルを有するものがある
が、この場合、ターンテーブルから食み出るほどの大き
な食品や多量の食品を調理することができない。この
点、ターンテーブルを任意に停止できる構成があると、
大きな食品や多量の食品を調理する場合は、ターンテー
ブルを停止することによりターンテーブルを含む加熱室
底壁全体に亙って食品を配置でき、大きな食品や多量の
食品を調理できて好都合である。
しかし乍ら、ターンテーブルを有する電子レンジにお
いて、上述のように予め定められた調理プログラムに基
づいて行われる調理にあっては、一般に、ターンテーブ
ルで食品を回転する状態のもとで仕上がり状態が良好に
なるようになっている。即ち、この調理プログラムは食
品を回転する時のマイクロ波特性のもとで調理実験して
決められたものである。従って、予め定められた調理プ
ログラムに基づいて調理を行う際、ターンテーブルの回
転を停止すると、調理の仕上がり状態が悪くなる。
(ハ)発明が解決しようとする課題 本発明は、ターンテーブルを有し、且つ任意に設定さ
れる調理プログラム及び予め定められた調理プログラム
に基づいて調理を実行する調理器において、大きな食品
や多量の食品の調理等を可能としつつ、予め定められた
調理プログラムに基づいた調理の仕上がりが悪くなるの
を抑制しようとするものである。
(ニ)課題を解決するための手段 本発明は、加熱室と、該加熱室内で食品を回転するタ
ーンテーブルと、上記食品を加熱する加熱手段と、任意
に設定される調理プログラム及び予め定められた調理プ
ログラムのいずれか一方に基づいて上記加熱手段を駆動
制御する制御手段とからなる調理器において、上記ター
ンテーブルの回転を停止する指令を出す回転停止指令手
段を設け、且つ、上記制御手段は、任意に設定される調
理プログラムに基づいて上記加熱手段を駆動制御する場
合のみ、上記回転停止指令手段による回転停止指令を有
効とする有効手段を有し、上記予め設定された調理プロ
グラムに基づいて上記加熱手段を駆動制御する場合は、
上記回転停止指令手段による回転停止指令を無効とした
ことを特徴とする。
(ホ)作用 任意に設定される調理プログラムに基づいて調理を実
行する場合、回転停止指令手段を操作すると、この操作
による回転停止指令が有効手段にて有効と判断され、タ
ーンテーブルは回転しない。従って、大きな食品や多量
の食品をターンテーブルを含む加熱室底壁全体に亙って
配置することが可能となり、このような食品の調理が可
能となる。ただ、ターンテーブルが回転停止するため加
熱むらは抑制できない。
一方、予め定められた調理プログラムに基づいて調理
を実行する場合、回転停止指令手段を操作しても、この
操作による回転停止指令は有効手段にて有効とは判断さ
れず、ターンテーブルは回転する。従って、予め定めら
れた調理プログラムに基づいた調理がターンテーブルで
食品を回転する状態のもとで実行され、この調理の仕上
がり状態は良好である。もっとも、大きな食品や多量の
食品は調理できない。
(ヘ)実施例 第1図は本発明実施例の電子レンジの構造を示す。電
子レンジ本体1内に加熱室2が配置され、該加熱室内に
はモータ3で駆動され食品を回転するターンテーブル4
がある。該ターンテーブルは加熱室底壁5に形成されて
いる凹所6に位置し、底壁5と同一高さである。このタ
ーンテーブル4で回転される食品は加熱手段であるマグ
ネトロン7から供給されるマイクロ波により加熱され
る。また、上記加熱室2内の上部にはマイクロ波を撹拌
するスターラ8がある。該スターラによるマイクロ波撹
拌及び上記ターンテーブル4による食品の回転により、
食品の加熱むらが抑制される。
第2図は上記電子レンジの回路を示す。電子レンジの
制御を司るマイクロコンピュータからなる制御部9があ
り、該制御部の周辺に上記マグネトロン7、上記モータ
3、及びキーボード10が設けられている。該キーボード
は、第3図に詳細に示すごとく、時間キー11、出力キー
12、メニューキー13、スタートキー14、回転停止指令手
段である回転停止キー15、及び0〜9の数字キー16、16
…を有する。上記制御部9はこのキーボード10からの設
定情報に基づいて上記マグネトロン7及びモータ3を駆
動制御する。
第4図a、bは上記制御部9に組込まれた制御プログ
ラムの流れを示し、以下同図を参照して電子レンジの動
作を説明する。
まず、任意の調理プログラム、例えば出力50%で2分
間食品を加熱するための調理プログラムを設定して調理
を実行する場合、上記キーボード10にて、 と各キーを操作する。このキー操作に基づいて出力50%
で2分間食品を加熱するための任意の調理プログラムが
設定される。
そして、上記キーボード10にてスタートキー14を操作
すると、A1ステップが実行され、これから行う調理が任
意の調理プログラムに基づいたものであるか否かが判断
される。今の場合肯定判断がなされ、次いでA2ステップ
にて制御部9内の停止フラグOFFがセットされているか
否かが判断される。この時は判断がなされ、次いでA3ス
テップにてモータ3が駆動され、ターンテーブル4が食
品を回転し始める。
続いてA4〜A6ステップが循環実行される。A4ステップ
では調理プログラムの出力に基づいてマグネトロン7が
駆動制御され調理が開始される。今の場合出力50%であ
るため、20秒周期で10秒間マグネトロン7が駆動され
る。A5ステップでは調理開始時点から調理プログラムの
時間、今の場合2分が経過したか否かが判断される。A6
ステップではキーボード10で回転停止キー15が操作され
たか否かが判断される。A5ステップで時間の経過が判断
されると、A7ステップが実行され、マグネトロン7の駆
動が停止されて調理が終了する。
上述のような任意の調理プログラムに基づいて調理す
るに際し、食品が大きくあるいは多量である場合は、任
意の調理プログラムの設定後であってスタートキー14の
操作前に上記回転停止キー15を操作する。そして、この
回転停止キー15の操作を行うと、第4図bのサブルーチ
ンにおいて、まずB1ステップが実行され、現在調理が実
行されているか否かが判断される。今の場合、調理実行
中でないため否判断がなされ、次いでB2ステップが実行
され、これから行う調理が任意の調理プログラムに基づ
いたものであるか否かが判断される。これから行う調理
は任意の調理プログラムに基づいたものであるため、B2
ステップにて肯定判断がなされ、続いてB3ステップにて
停止フラグOFFがセットされる。
上記回転停止キー15に続いてスタートキー14を操作す
ると、同様にA1ステップからA2ステップに至るが、この
ステップにおいては上記B3ステップで停止フラグOFFが
セットされているため肯定判断がなされ、A3ステップを
飛越して上述のようにA4〜A6ステップが循環実行されて
調理が開始され、時間経過に基づいてA7ステップで調理
が終了する。
ここに、この調理においては、A3ステップが飛越され
るためターンテーブル4による食品の回転がなされず、
従って大きな食品や多量の食品をターンテーブル4を含
む加熱室底壁5全体に亙って配置することができ、而し
てこのような食品の調理がなされる。ただ、ターンテー
ブル4が回転停止するため、ターンテーブル4による加
熱むら抑制がなされず、スターラ8によってのみ加熱む
らが抑制される。
次に、予め定められている調理プログラムが10個ほど
上記制御部9内に固定記憶されているものとし、この中
の例えば第3番目の調理プログラムを読出して調理を実
行する場合、キーボード10にて、 と各キーを操作する。このキー操作に基づいて第3番地
が設定される。
そして、キーボード10にてスタートキー14を操作する
と、A1ステップが実行され、この場合はこれから行う調
理が任意の処理プログラムに基づいたものでないと判断
され、続くA8ステップにて、設定された番地、今の場合
第3番地の予め定められた調理プログラムが読出され
る。その後は既述の如くA2、A3ステップが実行されてA4
〜A6ステップ循環実行され、読出された調理プログラム
による調理が実行される。この調理の終了はA7ステップ
でなされる。
上述のように予め定められた調理プログラムに基づい
て調理するに際し、番地設定後であってスタートキー14
の操作前に上記回転停止キー15を操作した場合、サブル
ーチンにおいてB1、B2ステップが実行されるも、B2ステ
ップにて否定判断がなされるためB3ステップが実行され
ず停止フラグOFFがセットされない。
従って、その後のスタートキー14の操作に基づいて、
A1、A8ステップからA2ステップに至るも、このステップ
において否定判断がなされるため、A3ステップを飛越す
ことがなくターンテーブル4による食品の回転が行われ
る。
ここに、この予め定められた調理プログラムに基づい
た処理においては、回転停止キー15を操作しても食品の
回転が行われ、これにより、予め定められた調理プログ
ラムに基づいた調理は必ずターンテーブル4で食品を回
転する状態のもとで実行され、この調理の仕上がり状態
は良好に維持される。もっとも、大きな食品や多量の食
品は調理できない。
今や明らかな如く、上記A2ステップは、任意の調理プ
ログラムによる調理の場合のみ、調理開始にあたっての
回転停止キー15の操作による回転停止指令を有効とし、
A3ステップにてターンテーブル4による食品の回転がな
されないようにするものであり、本発明の有効手段に相
当する。即ち、予め設定された調理プログラムによる調
理の場合は、A3ステップを実行して調理開始にあたって
の回転停止キー15の操作による回転停止指令を無効とす
る。
上記任意の調理プログラムによる調理の途中にて上記
回転停止キー15を操作すると、A4〜A6ステップの循環実
行中のA6ステップにてこのキー操作が判断され、A6ステ
ップからサブルーチンに入りB1ステップが実行され、こ
の場合調理実行中であると判断される。次いでB4ステッ
プが実行され、現在実行中の調理は任意の調理に基づい
たものであるか否かが判断される。現在実行中の調理は
任意の調理プログラムに基づいたものであるため、B4ス
テップにて肯定判断がなされ、続いてB5ステップが実行
され、モータ3が停止されてターンテーブル4による食
品の回転が停止する。
また、上記予め定められた調理プログラムによる調理
の途中にて上記回転停止キー15を操作すると、同様にし
てB4ステップに至るが、この場合は同ステップにて否定
判断がなされ、B5ステップが飛越され、ターンテーブル
4による食品の回転が続行する。
今や明らかな如く、上記B4ステップは、任意の調理プ
ログラムによる調理の場合のみ、調理途中での回転停止
キー15の操作による回転停止指令を有効とし、B5ステッ
プにてターンテーブル4による食品の回転が停止される
ようにするものであり、本発明の有効手段に相当する。
予め設定された調理プログラムによる調理の場合、B5ス
テップを飛び越して調理途中での回転停止キー15の操作
による回転停止指令を無効とする。
(ト)発明の効果 本発明によれば、ターンテーブルを有し、且つ任意に
設定される調理プログラム及び予め定められた調理プロ
グラムに基づいて調理を実行する調理器において、上記
ターンテーブルの回転を停止する指令を出す回転停止指
令手段を設け、且つ、任意に設定される調理プログラム
に基づいて調理を実行する場合のみ、上記回転停止指令
手段による回転停止指令を有効とする有効手段を有する
構成であり、従って、大きな食品や多量の食品の調理等
を可能とつつ、予め定められた調理プログラムに基づい
た調理の仕上がりが悪くなるのを顕著に抑制できる。
【図面の簡単な説明】
図面は本発明実施例の電子レンジに係り、第1図は断面
図、第2図はブロック回路図、第3図はキーボードの正
面図、第4図a、bは各々制御プログラムの流れ図であ
る。 2……加熱室、4……ターンテーブル、7……マグネト
ロン、9……制御部、15……回転停止キー。

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】加熱室と、該加熱室内で食品を回転するタ
    ーンテーブルと、上記食品を加熱する加熱手段と、任意
    に設定される調理プログラム及び予め定められた調理プ
    ログラムのいずれか一方に基づいて上記加熱手段を駆動
    制御する制御手段とからなる調理器において、上記ター
    ンテーブルの回転を停止する指令を出す回転停止指令手
    段を設け、且つ、上記制御手段は、任意に設定される調
    理プログラムに基づいて上記加熱手段を駆動制御する場
    合のみ、上記回転停止指令手段による回転停止指令を有
    効とする有効手段を有し、上記予め設定された調理プロ
    グラムに基づいて上記加熱手段を駆動制御する場合は、
    上記回転停止指令手段による回転停止指令を無効とした
    ことを特徴とする調理器。
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