JP2792875B2 - 液晶カラープリンタ - Google Patents
液晶カラープリンタInfo
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- JP2792875B2 JP2792875B2 JP32428488A JP32428488A JP2792875B2 JP 2792875 B2 JP2792875 B2 JP 2792875B2 JP 32428488 A JP32428488 A JP 32428488A JP 32428488 A JP32428488 A JP 32428488A JP 2792875 B2 JP2792875 B2 JP 2792875B2
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- JP
- Japan
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- liquid crystal
- line
- color
- light
- shutter
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- Color, Gradation (AREA)
- Liquid Crystal (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】 ＜産業上の利用分野＞ 本発明は、電気信号を受けて開閉する液晶シャッタを
介して赤，緑，青の３色を露光させて、感光体上にカラ
ー画像をプリントする液晶カラープリンタに関する。
介して赤，緑，青の３色を露光させて、感光体上にカラ
ー画像をプリントする液晶カラープリンタに関する。
＜従来の技術＞ 従来、この種の液晶カラープリンタとして、例えば第
６図に示すようなものが知られている。この液晶カラー
プリンタは、赤，緑，青の３つのカラーフィルタ33r,33
g,33bを有し、画像出力装置37から液晶駆動回路38を経
て出力される色切換信号を受けて1/3ずつステップ回転
して、白色光源31からの白色光のうち順次R,G,B光のみ
を所定時間透過させる回転カラーフィルタ33と、感光紙
35の上面に紙面横方向（ライン方向）に多数のシャッタ
エレメント34a,34b,34c,…を並べてなり、各エレメント
が液晶駆動回路38からの上記色切換信号に同期するR,G,
Bの画像信号を受けてその色のそのドット位置に必要な
露光時間だけ開成する液晶シャッタアレイ34を備える。
そして、感光紙35を図中の矢印の如く縦方向に送る送り
ローラ36,36を停止させた静止状態で、上記回転カラー
フィルタ33をステップ回転で１回転させ、これに同期し
て上記液晶シャッタアレイ34をR,G,Bの画像信号で順次
開動作させて、感光紙35上に１ライン分の３色露光を同
一光路を経て行った後、液晶シャッタアレイ34を全閉し
た状態で上記送りローラ36,36にて感光紙を１ライン分
縦方向に移送し、次の１ラインの３色露光を同様に繰り
返すようになっている。
６図に示すようなものが知られている。この液晶カラー
プリンタは、赤，緑，青の３つのカラーフィルタ33r,33
g,33bを有し、画像出力装置37から液晶駆動回路38を経
て出力される色切換信号を受けて1/3ずつステップ回転
して、白色光源31からの白色光のうち順次R,G,B光のみ
を所定時間透過させる回転カラーフィルタ33と、感光紙
35の上面に紙面横方向（ライン方向）に多数のシャッタ
エレメント34a,34b,34c,…を並べてなり、各エレメント
が液晶駆動回路38からの上記色切換信号に同期するR,G,
Bの画像信号を受けてその色のそのドット位置に必要な
露光時間だけ開成する液晶シャッタアレイ34を備える。
そして、感光紙35を図中の矢印の如く縦方向に送る送り
ローラ36,36を停止させた静止状態で、上記回転カラー
フィルタ33をステップ回転で１回転させ、これに同期し
て上記液晶シャッタアレイ34をR,G,Bの画像信号で順次
開動作させて、感光紙35上に１ライン分の３色露光を同
一光路を経て行った後、液晶シャッタアレイ34を全閉し
た状態で上記送りローラ36,36にて感光紙を１ライン分
縦方向に移送し、次の１ラインの３色露光を同様に繰り
返すようになっている。
＜発明が解決しようとする課題＞ ところが、上記従来の液晶カラープリンタは、感光紙
35の送りを停止させた静止状態で１ライン分の３色露光
を行ない、遮光状態で感光紙を１ライン分送った後、再
び上記３色露光を行う方式であるため、感光紙の送りの
たびに露光が中断され、全ライン即ち一枚のプリントに
長時間を要するという欠点がある。また、感光紙35の送
りと停止に細いライン幅に対応する高い位置決め精度が
要求されるうえ、この送りと停止が頻繁に繰り返される
ため、送りローラ36,36の構造やその制御機構が複雑化
し、高価になるという欠点がある。
35の送りを停止させた静止状態で１ライン分の３色露光
を行ない、遮光状態で感光紙を１ライン分送った後、再
び上記３色露光を行う方式であるため、感光紙の送りの
たびに露光が中断され、全ライン即ち一枚のプリントに
長時間を要するという欠点がある。また、感光紙35の送
りと停止に細いライン幅に対応する高い位置決め精度が
要求されるうえ、この送りと停止が頻繁に繰り返される
ため、送りローラ36,36の構造やその制御機構が複雑化
し、高価になるという欠点がある。
そこで、本発明の目的は、感光体を連続かつ定速度で
送りつつ１ライン分の３色露光を中断なく繰り返すこと
によって、簡素かつ安価な構成でもってカラー画像のプ
リントを迅速に行うことができる液晶カラープリンタを
提供することである。
送りつつ１ライン分の３色露光を中断なく繰り返すこと
によって、簡素かつ安価な構成でもってカラー画像のプ
リントを迅速に行うことができる液晶カラープリンタを
提供することである。
＜課題を解決するための手段＞ 上記目的を達成するため、本発明の液晶カラープリン
タは、照射光が前方の焦点に直線状に会するように３箇
所に配置されて、赤色，緑色，青色光を発するR,G,Bの
単色線光源と、これらの単色線光源の光路を横切る平面
上に上記赤色，緑色，青色光のみを通過せしめるように
間隔をおいて配置され、色切換信号を受けて順次所定時
間開成するとともに、１ラインの複数の画素分の光に対
して同時に開閉するR,G,Bの３つのライン状の液晶シャ
ッタからなる３色分離液晶シャッタと、１ライン分の画
素に対応する数のシャッタエレメントを上記直線状の焦
点に沿って設けてなり、上記３色分離液晶シャッタのR,
G,Bの各シャッタの開成時間に同期する画像信号を受け
て、各色につき各シャッタエレメントが必要とする露光
時間だけ画素毎に開成する液晶シャッタアレイと、この
液晶シャッタアレイの前面に配置された感光体を、上記
３色の画像信号の１ライン分の送出時間に同期してライ
ンと直交方向に連続かつ定速度で送る送り手段を備え
る。
タは、照射光が前方の焦点に直線状に会するように３箇
所に配置されて、赤色，緑色，青色光を発するR,G,Bの
単色線光源と、これらの単色線光源の光路を横切る平面
上に上記赤色，緑色，青色光のみを通過せしめるように
間隔をおいて配置され、色切換信号を受けて順次所定時
間開成するとともに、１ラインの複数の画素分の光に対
して同時に開閉するR,G,Bの３つのライン状の液晶シャ
ッタからなる３色分離液晶シャッタと、１ライン分の画
素に対応する数のシャッタエレメントを上記直線状の焦
点に沿って設けてなり、上記３色分離液晶シャッタのR,
G,Bの各シャッタの開成時間に同期する画像信号を受け
て、各色につき各シャッタエレメントが必要とする露光
時間だけ画素毎に開成する液晶シャッタアレイと、この
液晶シャッタアレイの前面に配置された感光体を、上記
３色の画像信号の１ライン分の送出時間に同期してライ
ンと直交方向に連続かつ定速度で送る送り手段を備え
る。
＜作用＞ R,G,Bの３つの単色線光源から夫々発せられた赤色，
緑色，青色光は、前方の焦点に直線状に収束する。これ
らの単色線光源の光路を横切る平面上に配置された３色
分離液晶シャッタの３つのライン状の液晶シャッタは、
色切換信号を受けて例えばR,G,Bの順に所定時間ずつ開
成し、順次赤，緑，青色光のみを互いに異なった経路で
上記直線状の焦点に向けて通過させる。１ライン分の画
素に対応する数のシャッタエレメントを上記直線状の焦
点に沿って設けてなる液晶シャッタアレイは、上記各色
光の透過時間に同期するR,G,Bの画像信号を受けて、各
色につき各シャッタエレメントが必要とする露光時間だ
け画素毎に開成して、ラインドット状の赤，緑，青色光
を順次感光体に向かって通過させる。このとき、感光体
は、送り手段によってR,G,B3色の画素信号の１ライン分
の送出時間に同期してラインと直交方向に連続かつ定速
度で送られており、液晶シャッタアレイのR,G,B光の入
射経路が上述の如く異なるので、例えば上記直線状の焦
点に関して送り方向に対して僅か手前側の感光体上にま
ず赤色光でラインドット状に露光され、次にその露光時
間の間に上記直線状の焦点の直下に送られてきた感光体
の上記ラインドット状の既露光部に緑色光でラインドッ
ト状に露光され、さらにこの既露光部に上記直線状の焦
点の向う側において青色光で同様に露光されて、１ライ
ン分の３色露光が終る。そして、このライン露光を中断
なく繰り返して１枚のカラー画像のプリントを終了す
る。このように、感光体の送りが連続かつ定速であり、
ライン露光に中断がないので、プリント時間が短縮で
き、感光体の送り機構等を簡素化，低廉化できる。
緑色，青色光は、前方の焦点に直線状に収束する。これ
らの単色線光源の光路を横切る平面上に配置された３色
分離液晶シャッタの３つのライン状の液晶シャッタは、
色切換信号を受けて例えばR,G,Bの順に所定時間ずつ開
成し、順次赤，緑，青色光のみを互いに異なった経路で
上記直線状の焦点に向けて通過させる。１ライン分の画
素に対応する数のシャッタエレメントを上記直線状の焦
点に沿って設けてなる液晶シャッタアレイは、上記各色
光の透過時間に同期するR,G,Bの画像信号を受けて、各
色につき各シャッタエレメントが必要とする露光時間だ
け画素毎に開成して、ラインドット状の赤，緑，青色光
を順次感光体に向かって通過させる。このとき、感光体
は、送り手段によってR,G,B3色の画素信号の１ライン分
の送出時間に同期してラインと直交方向に連続かつ定速
度で送られており、液晶シャッタアレイのR,G,B光の入
射経路が上述の如く異なるので、例えば上記直線状の焦
点に関して送り方向に対して僅か手前側の感光体上にま
ず赤色光でラインドット状に露光され、次にその露光時
間の間に上記直線状の焦点の直下に送られてきた感光体
の上記ラインドット状の既露光部に緑色光でラインドッ
ト状に露光され、さらにこの既露光部に上記直線状の焦
点の向う側において青色光で同様に露光されて、１ライ
ン分の３色露光が終る。そして、このライン露光を中断
なく繰り返して１枚のカラー画像のプリントを終了す
る。このように、感光体の送りが連続かつ定速であり、
ライン露光に中断がないので、プリント時間が短縮で
き、感光体の送り機構等を簡素化，低廉化できる。
＜実施例＞ 以下、本発明を図示の実施例により詳細に説明する。
第１図，第２図は本発明の液晶カラープリンタの一例
を示す斜視図，正面図であり、１は照射光が前方の焦点
Ｆに直線状に会するように３箇所に配置されて、赤色，
緑色，青色光を発するR,G,Bの単色線光源1r,1g,1bから
なる光源、２はこの光源１の光路を横切る平面上に上記
赤色，緑色，青色光のみを通過せしめるように互いに間
隔をおいて延設され、画像出力装置７から液晶駆動回路
８を経て入力される色切換信号を受けて順次所定時間開
成するとともに、１ラインの複数の画素分の光に対して
同時に開閉する３つのライン状の液晶シャッタ2r,2g,2b
からなる３色分離液晶シャッタである。
を示す斜視図，正面図であり、１は照射光が前方の焦点
Ｆに直線状に会するように３箇所に配置されて、赤色，
緑色，青色光を発するR,G,Bの単色線光源1r,1g,1bから
なる光源、２はこの光源１の光路を横切る平面上に上記
赤色，緑色，青色光のみを通過せしめるように互いに間
隔をおいて延設され、画像出力装置７から液晶駆動回路
８を経て入力される色切換信号を受けて順次所定時間開
成するとともに、１ラインの複数の画素分の光に対して
同時に開閉する３つのライン状の液晶シャッタ2r,2g,2b
からなる３色分離液晶シャッタである。
また、３は、１ライン分の画素に対応する数のシャッ
タエレメント3a,3b,3c,…を上記直線状の焦点Ｆに沿っ
て並べてなり、上記画像出力装置７から液晶駆動回路８
を経て上記色切換信号に同期して入力されるR,G,Bの画
像信号を受けて、各色につき各シャッタエレメントが必
要とする露光時間だけ画素毎に開成す液晶シャッタアレ
イ、４はこの液晶シャッタアレイ３の前面に水平に配置
された感光紙、5,5は上記R,G,Bの画像信号を１ライン分
の送出時間に同期して上記感光紙４をラインと直交方向
に矢印Ａの如く連続かつ定速度で送る送りローラであ
る。
タエレメント3a,3b,3c,…を上記直線状の焦点Ｆに沿っ
て並べてなり、上記画像出力装置７から液晶駆動回路８
を経て上記色切換信号に同期して入力されるR,G,Bの画
像信号を受けて、各色につき各シャッタエレメントが必
要とする露光時間だけ画素毎に開成す液晶シャッタアレ
イ、４はこの液晶シャッタアレイ３の前面に水平に配置
された感光紙、5,5は上記R,G,Bの画像信号を１ライン分
の送出時間に同期して上記感光紙４をラインと直交方向
に矢印Ａの如く連続かつ定速度で送る送りローラであ
る。
上記３色分離液晶シャッタ２は、第４図に示すよう
に、遮光性の取付板11の中央開口に臨ませて、３つの矩
形窓12r,12g,12bを有する遮光板12を固定し、各矩形窓
に夫々第３図に示す構造をもつR,G,Bの３つの液晶シャ
ッタ2r,2g,2bを嵌装してなる。上記液晶シャッタ2r,2g,
2bは、周知の如く第３図に示すように、上下の透明基板
14,14′の対向面に透明電極15,15′を形成し、この透明
電極15,15′の対向面に液晶分子を一方向のみに配向さ
せる配向膜16,16′のその配向方向が互いに直交するよ
うに形成するとともに、上下の透明電極15,15′の四周
間をシール材17で取り囲み、この中にネマチック相の液
晶18を充填したいわゆる捩れネマティック型のものであ
る。そして、上下の透明基板14,14′の外側に互いに偏
光面が直交する偏光板19,19′を配置して、上記透明電
極15,15′間に電圧を印加したとき、液晶18の捩れネマ
ティックによる90゜旋光性の消失により直交偏光板19,1
9′で光を遮断する一方、電圧を印加しないとき、上記
捩れネマティックによる90゜旋光性で光を透過させるよ
うにしている。
に、遮光性の取付板11の中央開口に臨ませて、３つの矩
形窓12r,12g,12bを有する遮光板12を固定し、各矩形窓
に夫々第３図に示す構造をもつR,G,Bの３つの液晶シャ
ッタ2r,2g,2bを嵌装してなる。上記液晶シャッタ2r,2g,
2bは、周知の如く第３図に示すように、上下の透明基板
14,14′の対向面に透明電極15,15′を形成し、この透明
電極15,15′の対向面に液晶分子を一方向のみに配向さ
せる配向膜16,16′のその配向方向が互いに直交するよ
うに形成するとともに、上下の透明電極15,15′の四周
間をシール材17で取り囲み、この中にネマチック相の液
晶18を充填したいわゆる捩れネマティック型のものであ
る。そして、上下の透明基板14,14′の外側に互いに偏
光面が直交する偏光板19,19′を配置して、上記透明電
極15,15′間に電圧を印加したとき、液晶18の捩れネマ
ティックによる90゜旋光性の消失により直交偏光板19,1
9′で光を遮断する一方、電圧を印加しないとき、上記
捩れネマティックによる90゜旋光性で光を透過させるよ
うにしている。
一方、上記液晶シャッタアレイ３は、第５図に示すよ
うに遮光性の取付板21の中央開口に臨ませて遮光板22を
固定し、この遮光板の中央窓22aに画像の１ドットつま
り画素に対応する前述のシャッタエレメント3a,3b,3c,
…を直線状に嵌装してなる。そして、各シャッタエレメ
ントは、第３図で述べたと同じ構造をもち、夫々のエレ
メント位置に対応するR,G,Bの画像信号に基づいて所要
露光時間だけ開成する。
うに遮光性の取付板21の中央開口に臨ませて遮光板22を
固定し、この遮光板の中央窓22aに画像の１ドットつま
り画素に対応する前述のシャッタエレメント3a,3b,3c,
…を直線状に嵌装してなる。そして、各シャッタエレメ
ントは、第３図で述べたと同じ構造をもち、夫々のエレ
メント位置に対応するR,G,Bの画像信号に基づいて所要
露光時間だけ開成する。
上記構成の液晶カラープリンタの動作について次に述
べる。
べる。
R,G,Bの単色線光源1r,1g,1bから夫々発せられた赤
色，緑色，青色光は、前方の焦点Ｆに直線状に収束す
る。これらの単色線光源1r,1g,1bの光路を横切る水平面
上に設けられた３色分離液晶シャッタ２は、液晶駆動回
路８からの色切換信号を受けてライン状の液晶シャッタ
2r,2g,2bがこの順に所定時間ずつ開成し、順次赤，緑，
青色光のみを右上，真上，左上から異なった経路で直線
状の焦点Ｆに向けて通過させる。また、１ライン分の画
素に対応する数のシャッタエレメント3a,3b,3c,…を上
記直線状の焦点Ｆに沿って設けてなる液晶シャッタアレ
イ３は、上記時分割の各色光の透過時間に同期する液晶
駆動回路８からのR,G,Bの画像信号を受けて、各色につ
き各シャッタエレメントが必要とする露光時間だけ画素
毎に開成して、ラインドット状の赤，緑，青色光を順次
感光紙４に向かって通過させる。
色，緑色，青色光は、前方の焦点Ｆに直線状に収束す
る。これらの単色線光源1r,1g,1bの光路を横切る水平面
上に設けられた３色分離液晶シャッタ２は、液晶駆動回
路８からの色切換信号を受けてライン状の液晶シャッタ
2r,2g,2bがこの順に所定時間ずつ開成し、順次赤，緑，
青色光のみを右上，真上，左上から異なった経路で直線
状の焦点Ｆに向けて通過させる。また、１ライン分の画
素に対応する数のシャッタエレメント3a,3b,3c,…を上
記直線状の焦点Ｆに沿って設けてなる液晶シャッタアレ
イ３は、上記時分割の各色光の透過時間に同期する液晶
駆動回路８からのR,G,Bの画像信号を受けて、各色につ
き各シャッタエレメントが必要とする露光時間だけ画素
毎に開成して、ラインドット状の赤，緑，青色光を順次
感光紙４に向かって通過させる。
このとき、感光紙４は、送りローラ5,5によって３回
の上記色切換信号分即ちR,G,B3色の画像信号の１ライン
分の送出時間に同期してラインと直交方向に矢印Ａ方向
（第２図参照）に連続かつ定速度で送られており、液晶
シャッタアレイ３へのR,G,B光の入射経路が上述の如く
異なるので、第２図に示すように感光紙４の中央より手
前側のPr上にまず赤色光でラインドット状に露光され、
次にこの赤色露光時間の間に液晶シャッタアレイ３の直
下Pgに送られてきた既露光の上記Pr上に重ねてラインド
ット状に緑色光で露光され、さらに中央より向う側のPb
において青色光で同様に露光されて、１ライン分の３色
露光が終る。この場合、第６図で述べた従来例と異なり
露光中に感光紙４が動くため、プリントパターンは幾分
送り方向にブレて広がることになるが、このブレ幅は、
液晶シャッタアレイ３の集光ドットサイズを小さくして
十分狭く調整でき、また１色の露光時間が１ラインの送
り時間の1/3であることから、露光精度に殆ど悪影響を
及ぼさない。こうして、上記１ライン分の３色露光を中
断なく繰り返して１枚のカラー画像のプリントを終了す
る。
の上記色切換信号分即ちR,G,B3色の画像信号の１ライン
分の送出時間に同期してラインと直交方向に矢印Ａ方向
（第２図参照）に連続かつ定速度で送られており、液晶
シャッタアレイ３へのR,G,B光の入射経路が上述の如く
異なるので、第２図に示すように感光紙４の中央より手
前側のPr上にまず赤色光でラインドット状に露光され、
次にこの赤色露光時間の間に液晶シャッタアレイ３の直
下Pgに送られてきた既露光の上記Pr上に重ねてラインド
ット状に緑色光で露光され、さらに中央より向う側のPb
において青色光で同様に露光されて、１ライン分の３色
露光が終る。この場合、第６図で述べた従来例と異なり
露光中に感光紙４が動くため、プリントパターンは幾分
送り方向にブレて広がることになるが、このブレ幅は、
液晶シャッタアレイ３の集光ドットサイズを小さくして
十分狭く調整でき、また１色の露光時間が１ラインの送
り時間の1/3であることから、露光精度に殆ど悪影響を
及ぼさない。こうして、上記１ライン分の３色露光を中
断なく繰り返して１枚のカラー画像のプリントを終了す
る。
このように、上記実施例を含む本発明によれば、感光
紙４の送りが連続かつ定速であり、ライン露光に中断が
ないので、従来例と同等の露光精度を維持しつつプリン
ト時間を大幅に短縮できるとともに、感光紙４を送る送
りローラ5,5の構造を簡素化，低廉化することができ
る。
紙４の送りが連続かつ定速であり、ライン露光に中断が
ないので、従来例と同等の露光精度を維持しつつプリン
ト時間を大幅に短縮できるとともに、感光紙４を送る送
りローラ5,5の構造を簡素化，低廉化することができ
る。
なお、本発明が図示の実施例に限られないのはいうま
でもない。
でもない。
＜発明の効果＞ 以上の説明で明らかなように、本発明の液晶カラープ
リンタは、R,G,Bの単色線光源からの赤色，緑色，青色
光を前方の焦点に直線状に集める一方、これらの単色線
光源の光路を横切る平面上に設けた３色分離液晶シャッ
タの１ラインの複数の画素分の光に対して同時に開閉す
るR,G,Bのライン状の各液晶シャッタを順次所定時間開
閉して赤，緑，青色光を時分割で透過させるとともに、
１ライン分の画素に対応する数のシャッタエレメントを
上記線状の焦点に延設した液晶シャッタアレイの各シャ
ッタエレメントを、上記R,G,Bの各シャッタの開閉時間
に同期する画像信号によって各色につき各シャッタエレ
メントが必要とする露光時間だけ画素毎に開成して、ラ
インと直交方向に連続かつ定速度で送られる感光体にラ
イン状３色露光を中断なく繰り返すようにしているの
で、従来例と同等の露光精度を維持しつつプリント時間
を大幅に短縮できるとともに、ライン幅単位の高精度の
ステップ送り機構が不要になって、感光体送り手段を簡
素化，低廉化することができる。
リンタは、R,G,Bの単色線光源からの赤色，緑色，青色
光を前方の焦点に直線状に集める一方、これらの単色線
光源の光路を横切る平面上に設けた３色分離液晶シャッ
タの１ラインの複数の画素分の光に対して同時に開閉す
るR,G,Bのライン状の各液晶シャッタを順次所定時間開
閉して赤，緑，青色光を時分割で透過させるとともに、
１ライン分の画素に対応する数のシャッタエレメントを
上記線状の焦点に延設した液晶シャッタアレイの各シャ
ッタエレメントを、上記R,G,Bの各シャッタの開閉時間
に同期する画像信号によって各色につき各シャッタエレ
メントが必要とする露光時間だけ画素毎に開成して、ラ
インと直交方向に連続かつ定速度で送られる感光体にラ
イン状３色露光を中断なく繰り返すようにしているの
で、従来例と同等の露光精度を維持しつつプリント時間
を大幅に短縮できるとともに、ライン幅単位の高精度の
ステップ送り機構が不要になって、感光体送り手段を簡
素化，低廉化することができる。
第１図は本発明の液晶カラープリンタの一実施例を示す
斜視図、第２図は上記実施例の正面図、第３図は液晶シ
ャッタの一般的構造を示す断面図、第４図は上記実施例
の３色分離液晶シャッタの斜視図、第５図は上記実施例
の液晶シャッタアレイの斜視図、第６図は従来の液晶カ
ラープリンタを示す斜視図である。 １……光源、1r,1g,1b……単色線光源、２……３色分離
液晶シャッタ、2r,2g,2b……液晶シャッタ、３……液晶
シャッタアレイ、3a,3b,3c,……シャッタエレメント、
４……感光紙、５……送りローラ。
斜視図、第２図は上記実施例の正面図、第３図は液晶シ
ャッタの一般的構造を示す断面図、第４図は上記実施例
の３色分離液晶シャッタの斜視図、第５図は上記実施例
の液晶シャッタアレイの斜視図、第６図は従来の液晶カ
ラープリンタを示す斜視図である。 １……光源、1r,1g,1b……単色線光源、２……３色分離
液晶シャッタ、2r,2g,2b……液晶シャッタ、３……液晶
シャッタアレイ、3a,3b,3c,……シャッタエレメント、
４……感光紙、５……送りローラ。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 柳原 和彦 神奈川県足柄上郡開成町宮台798番地 富士写真フィルム株式会社内 (56)参考文献 特開 昭61−215071（ＪＰ，Ａ) (58)調査した分野(Int.Cl.6，ＤＢ名) B41J 2/445
Claims (1)
- 【請求項１】照射光が前方の焦点に直線状に会するよう
に３箇所に配置されて、赤色，緑色，青色光を発するR,
G,Bの単色線光源と、 これらの単色線光源の光路を横切る平面上に上記赤色，
緑色，青色光のみを通過せしめるように間隔をおいて配
置され、色切換信号を受けて順次所定時間開成するとと
もに、１ラインの複数の画素分の光に対して同時に開閉
するR,G,Bの３つのライン状の液晶シャッタからなる３
色分離液晶シャッタと、 １ライン分の画素に対応する数のシャッタエレメントを
上記直線状の焦点に沿って設けてなり、上記３色分離液
晶シャッタのR,G,Bの各シャッタの開成時間に同期する
画像信号を受けて、各色につき各シャッタエレメントが
必要とする露光時間だけ画素毎に開成する液晶シャッタ
アレイと、 この液晶シャッタアレイの前面に配置された感光体を、
上記３色の画像信号の１ライン分の送出時間に同期して
ラインと直交方向に連続かつ定速度で送る送り手段を備
えた液晶カラープリンタ。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP32428488A JP2792875B2 (ja) | 1988-12-22 | 1988-12-22 | 液晶カラープリンタ |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP32428488A JP2792875B2 (ja) | 1988-12-22 | 1988-12-22 | 液晶カラープリンタ |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH02169271A JPH02169271A (ja) | 1990-06-29 |
| JP2792875B2 true JP2792875B2 (ja) | 1998-09-03 |
Family
ID=18164086
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP32428488A Expired - Fee Related JP2792875B2 (ja) | 1988-12-22 | 1988-12-22 | 液晶カラープリンタ |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP2792875B2 (ja) |
Families Citing this family (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| KR940004306B1 (ko) * | 1991-12-30 | 1994-05-19 | 삼성전관 주식회사 | 투사형 lcd의 다색시스템 |
| JP3853539B2 (ja) * | 1999-05-31 | 2006-12-06 | 三菱電機株式会社 | 光カラープリンタ装置 |
| JPWO2002063382A1 (ja) * | 2001-02-02 | 2004-06-10 | シチズン時計株式会社 | 露光装置用液晶シャッタ |
Family Cites Families (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS61215071A (ja) * | 1985-03-20 | 1986-09-24 | Toyo Electric Mfg Co Ltd | カラ−液晶プリンタ |
-
1988
- 1988-12-22 JP JP32428488A patent/JP2792875B2/ja not_active Expired - Fee Related
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPH02169271A (ja) | 1990-06-29 |
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