JP2792581B2 - 画像処理装置 - Google Patents

画像処理装置

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JP2792581B2
JP2792581B2 JP4000120A JP12092A JP2792581B2 JP 2792581 B2 JP2792581 B2 JP 2792581B2 JP 4000120 A JP4000120 A JP 4000120A JP 12092 A JP12092 A JP 12092A JP 2792581 B2 JP2792581 B2 JP 2792581B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は多値の画像データをn値
データに量子化処理する画像処理装置に関し、例えば多
値の画像データを3値データに量子化処理する画像処理
装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、中間画像を2値表示する方式に網
点法やデイザ法,誤差拡散法等がある。最近では、イン
クジエツトの分野でも、濃淡2種、または数種のインク
を使ったり、ドツトの大きさを換えたりして数種類の値
(n値)例えば3値が出させる出力装置が出現してい
る。そこで、前記2値化手法がn値、例えば3値に対応
できるように拡張されている。
【0003】
【発明が解決しようとしている課題】しかし、これらの
方法で量子化を行った場合、画像の緩やかな階調変化の
部分に疑似輪郭が発生するという問題があつた。
【0004】
【課題を解決するための手段】本発明は上述の課題を解
決することを目的としなされたもので、上述の課題を解
決する一手段として以下の構成を備える。即ち、多値画
像データをn値データに量子化する画像処理装置におい
て、注目画素以前に既にn値化された画素のn値データ
に基づいて、前記注目画素近傍における重み付け平均値
を求める演算手段と、規格化された一様乱数を発生させ
る乱数発生手段と、濃度域を(n−2)個に区切りそれ
ぞれの区域に応じて前記乱数発生手段で発生させた一様
乱数を規格化して(n−2)個の規格化された第2の乱
数を生成する乱数生成手段と、前記演算手段で求めた重
み付け平均値と前記乱数生成手段で生成した(n−2)
個の乱数値に基づいて注目画素をn値化するn値化手段
と、注目画素をn値化する際に発生する濃度誤差を注目
画素周辺の未n値化画素に配分することにより濃度を保
存する補正手段とを備える。
【0005】または、多値画像データを3値データに量
子化する画像処理装置において、注目画素以前に既に3
値化された画素の3値データに基づいて、前記注目画素
近傍における重み付け平均値を求める演算手段と、規格
化された一様乱数を発生させる乱数発生手段と、前記演
算手段で求めた重み付け平均値と該乱数発生手段で発生
させた乱数値に基づいて注目画素を3値化する3値化手
段と、注目画素を3値化する際に発生する濃度誤差を注
目画素周辺の未3値化画素に配分することにより濃度を
保存する補正手段とを備える。
【0006】
【作用】以上の構成において、疑似輪郭の発生を押さ
え、高画質な画像が得られる量子化ができる。すなわ
ち、周辺画素濃度の値と規格化された数個の乱数値、ま
たは一様に発生する2個の乱数値を閾値として用いるこ
とにより、解像度を損なわず、かつ確率的な要素も含む
ことにより一定条件下でのドツトの集中を防ぐことがで
きる。
【0007】また、量子化した際に発生する濃度誤差を
未n値化画素に配分することにより階調表現にも優れて
いる。さらに、処理量が少ないので、安価なハードウエ
アで構成することができる。
【0008】
【実施例】以下、図面を参照して本発明に係る一実施例
を詳細に説明する。 [第1実施例]以下、まず周辺画素濃度の値と一様に発
生する2個の乱数値を閾値として用いて多値画像データ
を3値化する本発明に係る第1実施例を説明する。
【0009】図1は本発明に係る一実施例である画像処
理装置のブロツク図である。図1において、入力センサ
部101はCCD等の光電変換素子及びこれを操作する
駆動装置より構成され、原稿の読み取り操作を行う。入
力センサ部101で読み取られた原稿画像データは多値
アナログ画像データである。この多値アナログ画像デー
タは逐次A/D変換器102に送られ、各画素のアナロ
グデータは対応する多値デジタルデータに変換される。
次に補正回路103において、CCDセンサの感度ムラ
や照明光源による照度ムラを補正するためにシューティ
ング補正等の補正処理が行なわれる。
【0010】続く3値化回路104に入力された多値画
像データは、後述する3値化方法により3値のデータに
量子化処理される。プリンタ105はレーザビーム又は
インクジェット方式により構成されるプリンタであり、
3値化回路104から送られてくる3値データに基づ
き、画像を記録紙上に再現する。図2及び図3に図1に
おける3値化回路104の詳細ブロツク構成を示す。図
2及び図3において、1,2は3値化された3値画像デ
ータを1ライン分記憶するラインメモリ、3〜12及び
21は画像データを1画素遅延させるためのDF/F (フ
リツプフロツプである。13は注目画素周辺の3値画像
データから所定領域の重み付け平均値を求める演算器で
ある。
【0011】14は演算器13から出力された重み付け
平均値と注目画素の多値データとの差を演算する減算
器、15は重み付け平均値と注目画素多値データを比較
する比較器、16は乱数発生器17から出力された乱数
値と注目画素多値データを比較する比較器、17は画素
ごとに一様乱数を発生させる乱数発生器である。18は
注目画素多値データに濃度補正のために誤差データを加
算する加算器、19は減算器14から出力された重み付
け平均値と注目画素多値データの差に基づき誤差データ
を演算する誤差ROM、20は誤差データを1ライン分
記憶するラインメモリである。以下、以上の構成を備え
る本実施例における3値化の原理について説明する。図
4は第1実施例における重み付けマスクを表す図であ
る。この重み付けマスクにしたがつて、既に3値化の終
了した画素データより注目画素近傍における重み付き平
均濃度m(i,j) を求める。
【0012】m(i,j) =ΣΣR(x,y) ・T(i+x,j+y) 注目画素の多値データf(i,j) は、前記算出されたm
(i,j) と画素ごとに発生する一様乱数ran(i,j) 、及
び注目画素に割り付けられた3値化誤差補正値E(i,j)
を用いて次式に従い3値化される。 f(i,j) +E(i,j) ≦m(i,j) ならばT(i,j) =0 ran(i,j) >f(i,j) +E(i,j) >m(i,j) ならばT(i,j) =1 ran(i,j) ≦f(i,j) +E(i,j) ならばT(i,j) =2 但し、ran(i,j) ≦m(i,j) のときは f(i,j) +E(i,j) ≦m(i,j) ならばT(i,j) =0 f(i,j) +E(i,j) >m(i,j) ならばT(i,j) =2 また、このとき発生する3値化誤差の補正値も同時に計
算される。
【0013】E1(i+1,j)=E2(i,j+1)={f(i,j) +E
(i,j) −m(i,j) }/2 E1(i+1,j)は注目画素の次の画素(i+1,j) に割り付けら
れる補正値であり、E2(i,j+1)は注目画素の1ライン後
の画素(i,j+1) に割り付けられる補正値である。注目画
素に割り付けられた誤差補正値E(i,j) は、E(i,j) =
1(i,j)+E2(i,j)で表すことができ、前記手法によ
り、注目画素の1画素前である画素(i-1,j) を3値化し
た際に発生した誤差E1(i,j)と、注目画素の1ライン前
の画素(i,j-1) を3値化した際に発生した誤差E2(i,j)
との和である。
【0014】このように規則的な条件閾値とランダム的
な乱数閾値の2つを使って3値化することにより、規則
的なテクスチヤやランダム的なざらつきを防止すること
ができる。以上の原理に基づき、図2及び図3に示した
構成による注目画素(i,j) を3値化する時の動作につい
て以下説明する。
【0015】ラインメモリ1,2には、注目画素以前に
3値化の終了した画素の3値データが記憶されている。
そして、注目画素を3値化する際に、ラインメモリ2は
1ライン前の3値データT(i+2,j-1) を出力し、ライン
メモリ1は2ライン前の3値データT(i+2,j-2) を出力
する。即ち、DF/F 3はT(i+1,j-2) ,DF/F 4はT
(i,j-2) ,DF/F 5はT(i-1,j-2) ,DF/F 6はT(i-
1,j-2) ,DF/F 7はT(i+1,j-1) ,DF/F 8はT(i,j-
1) ,DF/F 9はT(i-1,j-1) ,DF/F 10はT(i-2,j-
1) ,DF/F 11はT(i-1,j) ,DF/F 12はT(i-2,j)
を出力する。
【0016】これらの3値データはそれぞれ演算器13
に入力される。演算器13は注目画素近傍の3値データ
から図4に示す重みマスクに基づいた重み付き平均濃度
値m(i,j) を演算する。一方、補正回路103よりの注
目画素の多値データf(i,j) は、加算器18に入力され
る。加算器18は、注目画素の多値データに誤差補正デ
ータE1(i,j)とE2(i,j)を加算してf(i,j) +E(i,j)
を出力する。減算器14はf(i,j) +E(i,j) とm(i,
j) の差を演算する。また、比較器15はf(i,j) +E
(i,j) とm(i,j) とを比較して判定信号B1(i,j)を出力
する。乱数発生器17は画素ごとに一様乱数を発生させ
る。比較器16は乱数の値とf(i,j) +E(i,j) とを比
較して判定信号B2(i,j)を出力する。
【0017】演算器22は比較判定信号B1(i,j),B
2(i,j)に基づき3値データT(i,j) を演算する、この演
算した3値データT(i,j) は、量子化の終了したデータ
としてプリンタ105等に送られると共に、DF/F 11
にも出力され、今後3値化を行う画素のための周辺画素
情報となる。また、減算器14から出力されたf(i,j)
+E(i,j) −m(i,j) は誤差ROM19に入力する。誤
差ROM19は上述した式に従い誤差データE1(i+1,
j),E2(i,j+1)を出力する。誤差ROM19よりのE
1(i+1,j)は、DF/F 21により1画素分遅延されて画素
(i+1,j) に割り付けられる。また、E2(i,j+1)はライン
メモリ20に記憶され1ライン後の画素(i,j+1) に割り
付けられる。
【0018】以上、一連の処理を繰り返し行うことによ
り画像データの3値化処理を画素ごとに順次行う。以上
の動作により多値データを3値化することにより、疑似
輪郭の発生を押さえ、高画質な画像が得られる量子化が
実現する。 [第2実施例]図5及び図6を参照して第1実施例と同
様に周辺画素濃度の値と一様に発生する2個の乱数値を
閾値として用いて多値画像データを3値化する本発明に
係る第2実施例を説明する。
【0019】本発明に係る第2実施例においても基本構
成は図1に示す構成であり、3値化回路104部分が第
1実施例と異なる。第2実施例の3値化回路の詳細構成
を図5及び図6に示す。図5及び図6において、図2及
び図3に示す第1実施例と同様構成には同一番号を付し
詳細説明を省略する。第2実施例では、補正回路103
よりの入力部分に乱数発生器326を加えることにより
注目画素データを量子化する。
【0020】即ち、まず、演算器325により8ビツト
信号で表される注目画素データf(i,j) を上位6ビツト
データfH(i,j)と下位ビツト2データfL(i,j)に分け
る。乱数発生器326は(0〜3)までの値が同確率で
起こる一様乱数を発生する。比較器324は、乱数発生
器326よりの乱数値を閾値として下位データfL(i,j)
を2値化する。2値化された下位データBL(i,j)は、加
算器323で次式に従つて上位データfH(i,j)に加算さ
れ量子化データh(i,j) を得る。
【0021】h(i,j) =fH(i,j)+BL(i,j) h(i,j) は以後、上述した第1実施例と同様の方式で3
値化される。このとき3値化の際に発生する誤差のビツ
ト数が減るのでメモリが節約できる。以上説明した様
に、第1実施例または第2実施例によれば、周辺画素情
報に基づいた閾値と確率的な閾値の2つを使うことによ
り、規則的なテクスチヤとランダム的なざらつきの両方
が防止できる。また、3値化する際に発生する誤差を補
正することにより、解像力と階調性の両立した疑似輪郭
のない高画質な画像が得られる。
【0022】[第3実施例]以上の説明は、周辺画素濃
度の値と一様に発生する2個の乱数値を閾値として用い
て多値画像データを3値化する例について説明したが本
発明は多値データを3値化する例に限定されるものでは
なく、多値データを任意のn値化データに変換するn値
化回路に適用可能なことは勿論である。
【0023】8ビツト(0〜255)の多値画像データ
を4値(0〜3)化する本発明に係る第3実施例を以下
に説明する。以下、図面を参照して本発明に係る一実施
例を詳細に説明する。まず、第3実施例における4値化
の原理について説明する。第3実施例においても図4に
示す重み付けマスクにしたがつて、既に4値化の終了し
た画素データより注目画素近傍における重み付き平均濃
度m(i,j) を求める。
【0024】m(i,j) =ΣΣR(x,y) ・G(i+x,j+y) また、画素ごとに0〜127までの値が等確率で発生す
る一様乱数ran(i,j)を使つて2つの閾値を作る。これ
は、濃度域を2つに分けたものに規格化させる。即ち、
閾値の1つはran(i,j)をそのまま使い、2つめはran(i,
j)に128を加算した数ran2(i,j) を使う。ran2(i,j)
は、128〜255の値を取る。
【0025】注目画素の多値データf(i,j) は前記算出
されたm(i,j) と画素ごとに発生する一様乱数をそれぞ
れの濃度域に規格化した閾値ran(i,j),ran2(i,j) 及び
注目画素に割り付けられた4値化誤差補正値E(i,j) を
用いて次式に従い4値化される。 f(i,j) +E(i,j) ≦m(i,j) ならばG(i,j) =0 f(i,j) +E(i,j) >m(i,j) かつ ran(i,j) ≧f(i,j) +E(i,j) ならばG(i,j) =1 ran2(i,j) ≧f(i,j) +E(i,j) >ran(i,j) ならばG(i,j) =2 f(i,j) +E(i,j) >ran2(i,j) ならばG(i,j) =3 また、このとき発生する4値化誤差の補正値も同時に計
算される。
【0026】E1(i+1,j)=E2(i,j+1)={f(i,j) +E
(i,j) −m(i,j) }/2 E1(i+1,j)は注目画素の次の画素(i+1,j) に割り付けら
れる補正値であり、E2(i,j+1)は注目画素の1ライン後
の画素(i,j+1) に割り付けられる補正値である。注目画
素に割り付けられた誤差補正値E(i,j) は、前記手法の
より注目画素の1画素前である画素(i-1,j) を4値化し
た際に発生した誤差E1(i,j)と注目画素の1ライン前の
画素(i,j-1) を4値化した際に発生した誤差E2(i,j)と
の和である。
【0027】E(i,j) =E1(i,j)+E2(i,j) このように規則的な条件閾値とランダム的な乱数閾値の
2つを使って4値化することにより、規則的なテクスチ
ヤやランダム的なざらつきを防止することができる。図
7及び図8は、以上の原理を達成する本発明に係る第3
実施例を示す4値化回路のブロツク図である。第3実施
例においても、装置の全体構成は例えば上述した図1の
構成とすることができる。
【0028】図7及び図8において、501,502は
4値化された4値画像データを1ライン分記憶するライ
ンメモリである。503〜512,522は画像データ
を1画素遅延させるためのDF/F (フリツプフロツプで
ある。513は注目画素周辺の4値画像データから所定
領域の重み付け平均値を求める演算器である。514は
演算器513から出力された重み付け平均値と注目画素
の多値データとの差を演算する減算器、515は重み付
け平均値と注目画素多値データを比較する比較器、51
6は乱数発生器524から出力された乱数値と注目画素
多値データを比較する比較器、517は加算器518に
より加工された乱数値と注目画素多値データを比較する
比較器、518は乱数発生器524から出力された乱数
値に128を加算する加算器である。
【0029】519は注目画素多値データに濃度補正の
ために誤差データを加算する加算器、520は減算器5
14から出力された重み付け平均値と注目画素多値デー
タの差に基づき誤差データを演算する誤差ROM、52
1は誤差ROM520よりの誤差データを1ライン分記
憶するラインメモリ、523は各閾値による判定結果に
基づいて4値データを演算する演算器、524は画素ご
とに乱数を発生させる乱数発生器である。
【0030】上記構成において、注目画素(i,j) を4値
化する時の動作について説明する。ラインメモリ50
1,502には、注目画素以前に4値化の終了した画素
の4値データが記憶されている。そして、注目画素を4
値化する際に、ラインメモリ502は1ライン前の4値
データG(i+2,j-1) を出力し、ラインメモリ501は1
ライン前の4値データG(i+2,j-2) を出力する。DF/F
503〜512は、それぞれ1画素づつ遅延させたデー
タを出力する。
【0031】即ち、DF/F 503はG(i+1,j-2) ,DF/
F 504はG(i,j-2) ,DF/F 505はG(i-1,j-2) ,
DF/F 506はG(i-1,j-2) ,DF/F 507はG(i+1,j
-1),DF/F 508はG(i,j-1) ,DF/F 509はG(i-
1,j-1) ,DF/F 510はG(i-2,j-1) ,DF/F 511
はG(i-1,j) ,DF/F 522はG(i-2,j) を出力する。
【0032】これらのDF/F 503〜512よりの4値
データは演算器513に入力される。演算器513は,
注目画素近傍の4値データから重みマスクに基づいた重
み付き平均濃度値m(i,j) を演算する。一方、補正回路
103よりの注目画素の多値データf(i,j) は加算器5
19に入力される。加算器519は、注目画素の多値デ
ータに誤差補正データE1(i,j)とE2(i,j)を加算してf
(i,j) +E(i,j) を出力する。減算器514はf(i,j)
+E(i,j) とm(i,j) の差を演算する。また、比較器5
15はf(i,j) +E(i,j) とm(i,j) とを比較して判定
信号B1(i,j)を出力する。乱数発生器524は画素ごと
に一様乱数ran(i,j)を発生させる。加算器518はran
(i,j)に(128)を加算した値ran2(i,j) を出力す
る。比較器516は乱数値ran(i,j)とf(i,j)+E(i,j)
とを比較して判定信号B2(i,j)を出力する。比較器5
17は乱数値ran2(i,j) とf(i,j) +E(i,j) とを比較
して判定信号B3(i,j)を出力する。
【0033】演算器523は比較判定信号B1(i,j),B
2(i,j),B3(i,j)に基づき4値データG(i,j) を演算す
る。この4値データG(i,j) は、量子化の終了したデー
タとしてプリンタ105等に送られると共に、ラインメ
モリ502及びDF/F 511にも出力され、今後4値化
を行う画素のための周辺画素情報となる。また、減算器
514から出力されたf(i,j) +E(i,j) −m(i,j) は
誤差ROM520に入力する。誤差ROM520は上述
した式に従い誤差データE1(i+1,j),E2(i,j+1)を出力
する。E1(i+1,j)はDF/F 522により1画素分遅延さ
れて画素(i+1,j) に割り付けられる。E2(i,j+1)はライ
ンメモリ521に記憶され1ライン後の画素(i,j+1) に
割り付けられる。
【0034】以上、一連の処理を繰り返し行うことによ
り画像データの4値化処理を画素ごとに順次行う。以上
説明した様に第3実施例によれば、周辺画素情報に基づ
いた閾値と確率的な閾値との2種の閾値を使うことによ
り、規則的なテクスチヤとランダム的なざらつきの両方
が防止できる。
【0035】また、n値化する際に発生する誤差を補正
することにより、解像力と階調性の両立した疑似輪郭の
ない、高画質な画像が得られる量子化ができる。 [第4実施例]図9及び図10を参照して本発明に係る
第4実施例を説明する。本発明に係る第4実施例におい
ても基本構成は第3実施例と同様の略構成であり、4値
化回路104部分が第3実施例と異なる。第4実施例の
4値化回路の詳細構成を図9及び図10に示す。
【0036】図9及び図10において、図7及び図8に
示す第3実施例と同様構成には同一番号を付し詳細説明
を省略する。第4実施例では、補正回路103よりの入
力部分に乱数発生器626を加えることにより注目画素
データを量子化する。即ち、まず、演算器625により
8ビツト信号で表される注目画素データf(i,j) を上位
6ビツトデータfH(i,j)と下位ビツト2データfL(i,j)
に分ける。乱数発生器626は(0〜3)までの値が同
確率で起こる一様乱数を発生する。比較器624は、乱
数発生器626よりの乱数値を閾値として下位データf
L(i,j)を2値化する。2値化された下位データBL(i,j)
は、加算器623で次式に従つて上位データfH(i,j)に
加算され量子化データh(i,j) を得る。
【0037】h(i,j) =fH(i,j)+BL(i,j) h(i,j) は以後、上述した第3実施例と同様の方式で4
値化される。このとき4値化の際に発生する誤差のビツ
ト数が減るのでメモリが節約できる。 [第5実施例]以上の説明は、周辺画素濃度の値と一様
に発生する2個の乱数値を閾値として用いて多値画像デ
ータを3値化または4値化する例について説明したが本
発明は多値データを3値化または4値化する例に限定さ
れるものではなく、多値データを任意のn値化データに
変換するn値化回路に適用可能なことは勿論である。
【0038】8ビツト(0〜255)の多値画像データ
を5値(0〜4)に量子化する本発明に係る第5実施例
を以下に説明する。第5実施例においても、第3実施例
と同様に、重み付けマスクに従つて既に5値化の終了し
たの終了した画素データより注目画素近傍における重み
付き平均濃度m(i,j) を以下の式に従つて求める。
【0039】m(i,j) =ΣΣR(x,y) ・G(i+x,j+y) また、画素ごとに0〜85までの値が等確率で発生する
一様乱数ran(i,j)を使つて3つの閾値を作る。これは、
濃度域を3つに分けたものに規格化させる。即ち、閾値
の1つはran(i,j)をそのまま使い、2つめはran(i,j)に
85を加算した数ran2(i,j) を使う。ran2(i,j) は、8
5〜170の値を取る。3つめはran(i,j)に170を加
算した数ran3(i,j) を使う。ran3(i,j) は、170〜2
55の値を取る。
【0040】注目画素の多値データf(i,j) は前記算出
されたm(i,j) と画素ごとに発生する一様乱数をそれぞ
れの濃度域に規格化した閾値ran(i,j),ran2(i,j) ,ra
n3(i,j) 及び注目画素に割り付けられた5値化誤差補正
値E(i,j) を用いて次式に従い5値化される。 f(i,j) +E(i,j) ≦m(i,j) ならばG(i,j) =0 f(i,j) +E(i,j) >m(i,j) かつ ran(i,j) ≧f(i,j) +E(i,j) ならばG(i,j) =1 ran2(i,j) ≧f(i,j) +E(i,j) >ran(i,j) ならばG(i,j) =2 ran3(i,j) ≧f(i,j) +E(i,j) >ran2(i,j) ならばG(i,j) =3 f(i,j) +E(i,j) >ran3(i,j) ならばG(i,j) =4 また、このとき発生する5値化誤差の補正値も同時に計
算される。
【0041】E1(i+1,j)=E2(i,j+1)={f(i,j) +E
(i,j) −m(i,j) }/2 E1(i+1,j)は注目画素の次の画素(i+1,j) に割り付けら
れる補正値であり、E2(i,j+1)は注目画素の1ライン後
の画素(i,j+1) に割り付けられる補正値である。注目画
素に割り付けられた誤差補正値E(i,j) は、前記手法の
より注目画素の1画素前である画素(i-1,j) を5値化し
た際に発生した誤差E1(i,j)と注目画素の1ライン前の
画素(i,j-1) を5値化した際に発生した誤差E2(i,j)と
の和である。
【0042】E(i,j) =E1(i,j)+E2(i,j) このように規則的な条件閾値とランダム的な乱数閾値の
2つを使って5値化することにより、規則的なテクスチ
ヤやランダム的なざらつきを防止することができる。図
11及び図12は、以上の原理を達成する本発明に係る
第5実施例を示す5値化回路のブロツク図である。第5
実施例においても、5値化回路以外の構成は例えば上述
した第3実施例と同様である。
【0043】図11及び図12において、701,70
2は注目画素以前に5値化の終了した画素の5値画像デ
ータを1ライン分記憶するラインメモリである。703
〜712,722は画像データを1画素遅延させるため
のDF/F (フリツプフロツプである。713は注目画素
周辺の5値画像データから所定領域の重み付け平均値を
求める演算器である。
【0044】714は演算器713から出力された重み
付け平均値と注目画素の多値データとの差を演算する減
算器、715は重み付け平均値と注目画素多値データを
比較する比較器、716は乱数発生器724から出力さ
れた乱数値と注目画素多値データを比較する比較器、7
17は加算器725により加工された乱数値と注目画素
多値データを比較する比較器、718は加算器726に
より加工された乱数値と注目画素多値データを比較する
比較器、725は乱数発生器724から出力された乱数
値に85を加算する加算器、726は乱数発生器724
から出力された乱数値に170を加算する加算器であ
る。
【0045】719は注目画素多値データに濃度補正の
ために誤差データを加算する加算器、720は減算器7
14から出力された重み付け平均値と注目画素多値デー
タの差に基づき誤差データを演算する誤差ROM、72
1は誤差ROM720よりの誤差データを1ライン分記
憶するラインメモリ、723は各閾値による判定結果に
基づいて5値データを演算する演算器、724は画素ご
とに乱数を発生させる乱数発生器である。
【0046】上記構成において、注目画素(i,j) を5値
化する時の動作について説明する。ラインメモリ70
1,702には、注目画素以前に5値化の終了した画素
の5値データが記憶されている。そして、注目画素を5
値化する際に、ラインメモリ702は1ライン前の5値
データG(i+2,j-1) を出力し、ラインメモリ701は1
ライン前の4値データG(i+2,j-2) を出力する。DF/F
703〜712は、それぞれ1画素づつ遅延させたデー
タを出力する。
【0047】即ち、DF/F 703はG(i+1,j-2) ,DF/
F 704はG(i,j-2) ,DF/F 705はG(i-1,j-2) ,
DF/F 706はG(i-1,j-2) ,DF/F 707はG(i+1,j
-1),DF/F 708はG(i,j-1) ,DF/F 709はG(i-
1,j-1) ,DF/F 710はG(i-2,j-1) ,DF/F 711
はG(i-1,j) ,DF/F 722はG(i-2,j) を出力する。
【0048】これらのDF/F 703〜712よりの5値
データは演算器713に入力される。演算器713は、
注目画素近傍の5値データから重みマスクに基づいた重
み付き平均濃度値m(i,j) を演算する。一方、補正回路
103よりの注目画素の多値データf(i,j) は加算器7
19に入力される。加算器719は、注目画素の多値デ
ータに誤差補正データE1(i,j)とE2(i,j)を加算してf
(i,j) +E(i,j) を出力する。減算器714はf(i,j)
+E(i,j) とm(i,j) の差を演算する。また、比較器7
15はf(i,j) +E(i,j) とm(i,j) とを比較して判定
信号B1(i,j)を出力する。乱数発生器724は画素ごと
に一様乱数ran(i,j)を発生させる。加算器725はran
(i,j)に(85)を加算した値ran2(i,j) を出力する。
加算器726はran(i,j)に(170)を加算した値ran3
(i,j) を出力する。比較器716は乱数値ran(i,j)とf
(i,j) +E(i,j) とを比較して判定信号B2(i,j)を出力
する。比較器717は乱数値ran2(i,j) とf(i,j) +E
(i,j) とを比較して判定信号B3(i,j)を出力する。比較
器718は乱数値ran3(i,j) とf(i,j) +E(i,j) とを
比較して判定信号B4(i,j)を出力する。
【0049】演算器723は比較判定信号B1(i,j),B
2(i,j),B3(i,j),B4(i,j)に基づき5値データG(i,
j) を演算する。この5値データG(i,j) は、量子化の
終了したデータとしてプリンタ105等に送られると共
に、ラインメモリ502及びDF/F 711にも出力さ
れ、今後5値化を行う画素のための周辺画素情報とな
る。また、減算器714から出力されたf(i,j) +E
(i,j) −m(i,j) は誤差ROM720に入力する。誤差
ROM720は上述した式に従い誤差データE1(i+1,
j),E2(i,j+1)を出力する。E1(i+1,j)はDF/F 722
により1画素分遅延されて画素(i+1,j) に割り付けられ
る。E2(i,j+1)はラインメモリ721に記憶され1ライ
ン後の画素(i,j+1) に割り付けられる。
【0050】以上、一連の処理を繰り返し行うことによ
り画像データの5値化処理を画素ごとに順次行う。以上
説明した様に第5実施例によれば、周辺画素情報に基づ
いた閾値と確率的な閾値との2種の閾値を使うことによ
り、規則的なテクスチヤとランダム的なざらつきの両方
が防止できる。
【0051】また、n値化する際に発生する誤差を補正
することにより、解像力と階調性の両立した疑似輪郭の
ない、高画質な画像が得られる量子化ができる。尚、本
発明は、複数の機器から構成されるシステムに適用して
も、1つの機器から成る装置に適用しても良い。また、
本発明はシステム或は装置にプログラムを供給すること
によつて達成される場合にも適用できることは言うまで
もない。
【0052】
【発明の効果】以上説明した様に本発明によれば、周辺
画素情報に基づいた閾値と確率的な閾値の2つを使うこ
とにより、規則的なテクスチヤとランダム的なざらつき
の両方が防止できる。また、n値化する際に発生する誤
差を補正することにより、解像力と階調性の両立した疑
似輪郭のない高画質な画像が得られる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る一実施例の画像処理装置の構成を
示したブロツク図である。
【図2】、
【図3】図1に示す3値化回路の詳細構成を示すブロツ
ク図である。
【図4】本実施例の平均濃度算出用重み付けマスクの例
を示す図である。
【図5】、
【図6】本発明に係る第2実施例の3値化回路の詳細構
成を示すブロツク図である。
【図7】、
【図8】本発明に係る第3実施例の4値化回路の詳細構
成を示すブロツク図である。
【図9】、
【図10】本発明に係る第4実施例の4値化回路の詳細
構成を示すブロツク図である。
【図11】、
【図12】本発明に係る第5実施例の5値化回路の詳細
構成を示すブロツク図である。
【符号の説明】
1,2,20,501,502,521701,70
2,721 ラインメモリ 3〜12,21,503〜512,521 Dタイプ
のフリツプフロツプDF/F 13,22,325,513,523,625,71
3,723 演算器 14,514,714 減算器 15,16,324,515,516,517,62
4,715,716,717,718 比較器 17,326,524,724 乱数発生器 18,323,518,519,619,623,71
9,725,726加算器 19,520,720 誤差ROM 101 入力センサ部 102 A/D変換器 103 補正回路 104 3値化回路 105 プリンタ

Claims (6)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 多値画像データをn値データに量子化す
    る画像処理装置において、 注目画素以前に既にn値化された画素のn値データに基
    づいて、前記注目画素近傍における重み付け平均値を求
    める演算手段と、 規格化された一様乱数を発生させる乱数発生手段と、 濃度域を(n−2)個に区切りそれぞれの区域に応じて
    前記乱数発生手段で発生させた一様乱数を規格化して
    (n−2)個の規格化された第2の乱数を生成する乱数
    生成手段と、 前記演算手段で求めた重み付け平均値と前記乱数生成手
    段で生成した(n−2)個の乱数値に基づいて注目画素
    をn値化するn値化手段と、 注目画素をn値化する際に発生する濃度誤差を注目画素
    周辺の未n値化画素に配分することにより濃度を保存す
    る補正手段とを備えることを特徴とする画像処理装置。
  2. 【請求項2】 前記n値化手段は、前記演算手段で求め
    た重み付け平均値を0と0以外とに分ける閾値として用
    い、前記乱数生成手段で生成した(n−2)個の規格化
    された乱数値を各濃度レベルに分ける閾値として用いる
    ことを特徴とする請求項1記載の画像処理装置。
  3. 【請求項3】 前記補正手段は、注目画素の多値データ
    と注目画素近傍の重み付け平均値との差を未n値化画素
    に配分することを特徴とする請求項1記載の画像処理装
    置。
  4. 【請求項4】 多値画像データを3値データに量子化す
    る画像処理装置において、 注目画素以前に既に3値化された画素の3値データに基
    づいて、前記注目画素近傍における重み付け平均値を求
    める演算手段と、 規格化された一様乱数を発生させる乱数発生手段と、 前記演算手段で求めた重み付け平均値と該乱数発生手段
    で発生させた乱数値に基づいて注目画素を3値化する3
    値化手段と、 注目画素を3値化する際に発生する濃度誤差を注目画素
    周辺の未3値化画素に配分することにより濃度を保存す
    る補正手段とを備えることを特徴とする画像処理装置。
  5. 【請求項5】 前記3値化手段は、前記演算手段で求め
    た重み付け平均値を最低濃度値と中立濃度値とに分ける
    閾値として用い、前記乱数発生手段で発生した乱数値を
    中位濃度値と最高濃度値とに分ける閾値として用いるこ
    とを特徴とする請求項4記載の画像処理装置。
  6. 【請求項6】 前記補正手段は、注目画素の多値データ
    と注目画素近傍の重み付け平均値との差を未3値化画素
    に配分することを特徴とする請求項4記載の画像処理装
    置。
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