JP3560265B2 - 疑似中間調処理方法 - Google Patents

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【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、どのような入力信号に対してもテキスチャを持つ出力信号を生成する疑似中間調処理方法に関する。
【0002】
【従来の技術】
デジタル画像の疑似中間調処理とは、1画素が多数の値を持ち得る連続階調(例えば256値)のデータを、より少数の階調(例えば2値、4値)に変換する処理である。従来知られている疑似中間調処理のなかでも、誤差拡散法は、
(1)解像度が高い
(2)周期性を持たないためモアレが生じにくい
などの優れた特徴を持っている。
【0003】
図5は、従来の誤差拡散処理の構成を示す。従来の誤差拡散処理は以下のように行われる。
誤差バッファ21に記録された注目画素周辺の既処理画素の誤差を、所定の重み係数(wk,l)22を用いて、積和部23で次式のように加重平均し、既処理画素誤差値Eを求める。
【0004】
【数1】
Figure 0003560265
【0005】
既処理画素誤差(Ei,j)が加算器24で入力画素値ini,jに加算され、補正画素値(sumi,j)が計算される。閾値処理部25では、所定の閾値を用い補正画素値(sumi,j)を閾値処理し、2値(または所定の出力階調数)の出力画素値outi,jを求める。減算器26で、補正画素値sumi,jと出力画素値outi,jの差を求め、その結果erri,jを誤差バッファ21の対応する画素位置に記録する。
【0006】
このように量子化誤差を周辺画素に拡散することは、以下の2つの役割を持つと考えられる。すなわち、
平均的な濃度保存;
ある1画素の量子化により生じた誤差は、周囲の別の画素に引き継がれるため、入力画素値と出力画素値のある程度大きな範囲での平均値が保存される。
テキスチャの生成;
ディザ処理などと同様に入力画素値にある信号(誤差信号)を加算して修正しているとも考えられる。この加算される誤差信号は、ほぼランダムな信号であり、これが誤差拡散処理された疑似中間調画像の独特のテキスチャを作っている。
【0007】
誤差拡散法は、入力データによりテキスチャが変化する性質があり、その性質が例えばグラデーション画像に対し疑似輪郭が生じるという問題となって現れる。図6は、横方向に0から255まで変化するグラデーション画像を、図5で説明したと同様の方法で、0、85、170、255の4値に量子化した結果である。図に見える通り、2種類の画素が混在する領域と、1種類の画素だけからなる領域が交互に現れている。
【0008】
入力画素値が0の付近では出力画像はほとんど0である。入力画素値が大きくなるにつれ、出力に85の画素がふえてくる。43付近の入力に対しては、出力は0と85がほぼ同数混在し、誤差拡散独特のテキスチャを持つことになる。しかし、入力が更に大きくなり、85近くになると、出力は85がほとんどとなり、テキスチャも消えてしまう。入力画素値に対する出力画素値の様子は、およそ図13に示すようになっている(なお、図6では、入力機器の精度の関係から入力値170以上が全て出力値255となっているが、同日付けで提出された上申書の図6に、鮮明なグラデーション処理結果が示されているので参照されたい)。
【0009】
このように特定の入力値に対して出力値が一定となり、上記した例のような4値化処理では、中間の2つの階調付近で、入力の濃度勾配を再現できずに疑似輪郭となっている。
【0010】
この問題の原因は、次のように考えることができる。誤差拡散法では、入力画素値に周辺の既処理画素の量子化誤差を加算する。この量子化誤差自身は不規則な信号であり、これが誤差拡散法の独特なテキスチャを生じる原因となっている。しかし、出力値に近い入力値に対しては、量子化誤差がほとんどゼロとなるため、入力画素値に対する修正が働かず、そのためにテキスチャのない平坦な画像が出力されてしまう。
【0011】
このような量子化誤差によって入力信号を修正し、テキスチャを生成することは他にも次のような問題を生じる。すなわち、
2値化処理の場合でも白または黒の付近の入力、つまりハイライトまたはシャドウの平坦なデータでは量子化誤差が小さいためテキスチャが十分不規則にならず、図7に示すようにドットが局所的に集中する(つながる)などの画質劣化が生じる。
【0012】
特定の値、例えば256値の入力の場合の128の一様なデータに対して、図8のような規則的な出力になってしまう。これは出力が規則的→誤差も規則的→入力値に対する修正も規則的→よって出力が規則的、という循環により生じる。規則的なテキスチャが現れるのは128/255のような特定の値だけなので、実際の画像中では規則的な領域と非周期的な領域が混在し見苦しくなる場合がある。
【0013】
RGBなど複数のプレーンからなるカラー画像を、プレーン毎にそれぞれ量子化する場合、RGB全てが同じ値を持つ画像に対しては、各プレーンが全く同じ出力となってしまう。図9(a)、(b)は、それぞれRGBが4画素づつ打たれた例を示すが、(a)はRGBそれぞれ独立に不規則なドットを配置する場合、(b)はRGBが同じ不規則なドット配置をする場合である。(b)のような各プレーンが同じカラー画像は、見かけ上テキスチャの周期が下がり、ノイズとして目に付きやすい。
【0014】
同様にカラー画像を量子化する場合、各プレーンのドット位置に相関が高い画像は、カラープリンタなど各版のドット位置のずれにより色の変化する問題もある。例えば、図9で、Rプレーンの位置だけが僅かにずれた場合、(a)では各ドットの位置が変わるだけで全体の平均的な色に変化はないが、(b)では図10に示すように、重なりからはみ出した部分がRとG+Bとなり全体として色が変化してしまう。
【0015】
【発明が解決しようとする課題】
誤差拡散法における上記した問題に対処する従来の方法として、閾値を周期的にまたはランダムに変化させる方法が提案されている(例えば、特開昭62−239666号公報、特開平3−16379号公報を参照)。しかし、閾値を周期的に変動させる方法では、周期構造を持たないためモアレが発生しにくいという誤差拡散処理の長所が損なわれてしまう。また、ランダムなノイズを加える方法では、当然ノイズの多い出力画像となってしまう。
【0016】
本発明の目的は、入力画像を量子化する際に、「どのような入力値に対しても常に存在する」、「モアレの原因となる周期的構造を持たない」、「ノイズとして目立たない」という性質を持つテキスチャを与えることで、「多値化の場合に疑似輪郭が生じる」、「白または黒付近でドットがつながるなど目に付きやすいテキスチャが生じる」、「特定の入力値だけに対して規則的なテキスチャとなる」などの従来の誤差拡散法にみられる画質劣化を生じない、高品質な疑似中間調処理を実現した疑似中間調処理方法を提供することにある。
【0017】
【課題を解決するための手段】
前記目的を達成するために、請求項1記載の発明では、注目画素位置周辺の既処理画素の量子化誤差を記憶する誤差記憶手段と、該記憶された周辺画素の量子化誤差を基に入力画素値を修正する修正手段と、注目画素位置に対応した閾値を記憶した閾値記憶手段と、前記修正された画素値を、前記閾値記憶手段の閾値を用いて量子化する量子化手段と、該量子化によって生じる誤差を演算する演算手段とを備えた画像量子化装置において、前記入力画素の階調を、より少数の階調に変換して出力する疑似中間調処理方法であって、ホワイトノイズ画像に、高周波成分だけを透過する周波数特性を持つフィルタをかけて低周波成分を抑制した画像を生成し、前記低周波成分を抑制した画像の画素値が所定値以上の画素値を第1の閾値とし、所定値未満の画素値を第2の閾値として、前記閾値記憶手段に記憶したことを特徴としている。
【0018】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の一実施例を図面を用いて具体的に説明する。
〈実施例1〉
図1は、本発明の実施例1の構成を示す。この実施例では、8ビット256値のデータを2値に変換するものとする。図において、1は誤差バッファ、2は既処理画素の誤差を平均化する平均化処理部、3は入力画素値と平均化処理部2の出力とを加算する加算器、4は閾値を記憶した閾値マトリックス、5は入力画像の注目画素位置を示す行・列カウンタ、6は行・列カウンタで指定された閾値を閾値マトリックスから読み出す閾値生成器、7は生成された閾値を用いて加算器の出力を閾値処理する閾値処理部、8は加算器の出力と出力画素値とを減算する減算器である。
【0019】
処理の流れを以下説明すると、
誤差バッファ1に記録された周辺の既処理画素の誤差が平均化処理部2で次式にように平均され、既処理画素誤差値errが求められる。
【0020】
【数2】
Figure 0003560265
【0021】
加算器3で、既処理画素誤差(Eij)が入力画素値inijに加算され、補正画素値(sumij)が計算される。現在の注目画素位置を示す行列カウンタ5の信号を用い、閾値マトリックス4から閾値を読み出す。
【0022】
閾値処理部7は、読み出した閾値を用い、補正画素値(sumij)を閾値処理し、2値の出力画素値outijを求める。減算器8で、補正画素値sumijと、出力画素値outijの差を求め、その結果errijを誤差バッファ1の対応する画素位置に記録する。
【0023】
次に、本発明を構成する各要素を説明する。
【0024】
(入力画素値補正部)
平均化処理部2と加算器3からなる入力画素値補正部は、注目画素位置に隣接する4つの画素位置での量子化誤差の平均値を入力画素値に加算する。通常の誤差拡散法では、安定した不規則なテキスチャを生成するため、多数(前述した従来例では10個以上)の画素位置の誤差の加重平均をとる。しかし、本実施例に示した方法では、出力画像のテキスチャは主に閾値の作用で決定するため、誤差のフィードバックは主に濃度保存のために使用されるので、少ない画素数の参照で十分である。
【0025】
(閾値生成部)
縦横256画素分の各画素1ビットの記憶装置(閾値マトリックス)に、予め計算された閾値(64、192)を記憶しておく。入力画像に対し、この256×256の参照を順次繰り返すことによって(例えば、入力画像が512×512の場合、256×256の閾値マトリックスの参照を4回繰り返す)、全画面の各画素に閾値(64または192)を対応づける。つまり、現在の注目画素位置を示す行列カウンタの下位8ビット(画素位置を256で割った余り)をアドレスとして、対応する画素位置の閾値情報を読み出す。各記憶は1ビット(0または1)なので、2つの閾値(64と192)に対応づけて
0→64
1→192
を閾値とする。
【0026】
(閾値マトリックス)
本発明の目的である、
「どのような入力値に対しても常に存在する」
「モアレの原因となる周期的構造を持たない」
「ノイズとして目立たない」
という性質を持つテキスチャを与えるために閾値として用いる、低周波成分を抑制した2値の不規則信号を記憶する手段である。
【0027】
記憶する閾値は、予め計算機などで以下のような手順で生成しておく。すなわち、
(1)256階調、256×256画素分のメモリを準備し、各画素に乱数を与える。各画素独立な乱数からなる画像は、ホワイトノイズと呼ばれ、全周波数帯域に一様なパワーを持つ不規則な画像である。
【0028】
(2)ホワイトノイズ画像に、図11に示すような高周波成分だけを透過する周波数特性を持つフィルタをかける。この操作により、人間の目につきやすい低周波のノイズが抑制され、目立たない細かい濃淡のデータとなる。ここで、画像の端部の画素値を求めるために画像範囲外の画素を参照する場合は、画像の反対側が存在するものとして参照する(例えば画像領域よりも一列上の画素を参照するときは画像の一番下側の画素を参照する)。これにより、閾値マトリックスとしての使用時に上下左右の連続性を保つことができる。
【0029】
(3)128を閾値として2値化する。つまり、128以上の画素値を192に、128未満の画素値を64に2値化する。
【0030】
このようにして、図12に示すような低周波成分を抑制された上下左右の連続な2値不規則信号を生成することができる。図中、「1」は閾値192、「0」は閾値64である。このような閾値を用いることにより、出力画像に現われるテキスチャは、以下(a)、(b)、(c)のような性質を持つ。
【0031】
(a)どのような入力値に対しても常に存在する。つまり、本実施例では、閾値マトリックスに記憶された信号を読み出すので、通常の誤差拡散処理における誤差値による補正のように入力値に依存せずに、入力信号を補正することができる。
【0032】
また、(b)モアレの原因となる周期的構造を持たない。つまり、上記した閾値は乱数を基にしているので周期性を持たない。
【0033】
さらに、(c)ノイズとして目立たない。人間の視覚特性上、周期の長いノイズ程目立ちやすい。上記した閾値はフィルタにより低周波成分を抑制しているので、出力画像に現われるテキスチャも周期の短いものとなり、目立ちにくくなるという性質を持つ。
【0034】
また、通常の組織的ディザ法では、入力値を直接閾値と比較して2値化するため、中間階調を表現するために、値の異なる閾値を多数用意しなければならない。しかし、本実施例の方法では、周辺画素の量子化誤差のフィードバックがあるため、本方法の閾値マトリックスは単に出力画像のテキスチャを決めるためだけに用いられるので、2種類の閾値でも平均的な画素値を保存することができる。
【0035】
〈実施例2〉
図2は、本発明の実施例2の構成を示し、実施例1の閾値マトリックスを信号マトリックス9に置き換え、実施例1の閾値生成器を信号生成器10に置き換えて構成される。
【0036】
本実施例2では、実施例1のように閾値を不規則信号によって変化させる代わりに、入力画素値に不規則信号を加算するものである。つまり、実施例1の閾値マトリックスと同様に、低周波成分を抑制した2値信号(−64、64)を信号マトリックスに記録しておき、行列カウンタで指定される注目画素位置に従って該2値信号を読み出し、−64または64を入力画素値に加算する。閾値処理は、128を閾値として2値化する。実施例2の動作は、実施例1と同様であるのでその説明を省略する。
【0037】
〈実施例3〉
図3は、本発明の実施例3の構成を示す。この実施例3では、実施例2で閾値処理により2値化した部分を、3つの閾値を用いて4値に量子化処理するように変更したものであり、256値の入力データを4値に変換する方法である。ここで、量子化処理11は、図14に示すように、入力sumから出力outを決定する。また、閾値マトリックスを使って量子化処理の閾値を変動させても実施例1と同様に動作する。
【0038】
〈実施例4〉
図4は、実施例4の構成を示す。この実施例はRGBの3つのプレーンからなるカラー画像に適用する方法である。プレーン毎の誤差拡散処理は、実施例1と同様に加算器、平均化処理部、閾値処理部、減算器、誤差バッファから構成され、閾値マトリックスも実施例1と同様であり、閾値の生成方法が実施例1と異なる。
【0039】
(カラー用閾値生成方法)
実施例1と同じ256×256画素分の閾値マトリックスを用いるが、プレーン毎に縦横128画素分ずらして読み出す。つまり、行列カウンタの出力(i,j)から以下のようにマトリックス読み出しアドレス(I,J)を生成する。
【0040】
R用
R=i mod 256
R=j mod 256
G用
G=(i+128) mod 256
G=j mod 256
B用
B=i mod 256
B=(j+128) mod 256
ここで、modは剰余演算子である。
【0041】
実際には(i,j)信号の下位8ビットを取り出し、G用iおよびB用jについては8ビット目を反転した信号で閾値マトリックス4を読み出せばよい。元もと閾値マトリックスに記録された情報はランダムであり、128画素離して読み出すことにより、各プレーンでほぼ相関のない閾値を得ることができる。このような閾値の読み出し方法により、各プレーン用に複数の閾値マトリックスを用意しなくても、RGBが同じ値をとるカラー画像データに対しても、各プレーンほぼ独立な不規則なテキスチャを持つ量子化処理を実現することができる。
【0042】
〈実施例5〉
本実施例5は、実施例2をカラー画像用に変更するもので、その構成は実施例4つまり図4の閾値マトリックスを信号マトリックスに置き換え、R、G、B閾値生成器をそれぞれR、G、B信号生成器に置き換えて構成する。誤差拡散処理の動作は実施例2と同様であり、カラー用の信号生成方法は、実施例4と同様であるので、その説明を省略する。
【0043】
【発明の効果】
以上、説明したように、発明によれば、従来の誤差拡散法と異なり、どんな入力信号に対しても安定した不規則なテキスチャを持つ出力が得られるため、
「多値化の場合に疑似輪郭が生じる」、
「白または黒付近でドットがつながるなど目に付きやすいテキスチャが生じる」、
「特定の入力値に対してだけ規則的なテキスチャとなる」
などの画質劣化を生じない、高品質な疑似中間調処理を実現することができる。
【0044】
また、本発明によれば、どんな入力信号に対しても安定した不規則なテキスチャを持つ出力を得ながら、誤差演算手段の回路規模を節約し、また演算時間を短縮することができる。
【0045】
また、本発明によれば、同一の値を持つ複数プレーンのカラー画像データに対しても、常にプレーン毎に相関のないテキスチャを与えることで、見かけ上の周波数を上げテキスチャを目立たなくするとともに、プレーン毎にずれのある出力装置でもずれによる色変化をなくすることができる。
【0046】
また、本発明によれば、複数のプレーン用に複数の閾値マトリックス、信号マトリックスを記録しておかなくても済むので、閾値記憶手段、信号記憶手段の容量を節約することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施例1の構成を示す。
【図2】本発明の実施例2の構成を示す。
【図3】本発明の実施例3の構成を示す。
【図4】本発明の実施例4の構成を示す。
【図5】従来の誤差拡散処理の構成を示す。
【図6】多値誤差拡散法によるグラデーション処理結果を示す。
【図7】従来法によるハイライトでのドットのつながりを示す。
【図8】従来法による規則的なテキスチャを示す。
【図9】(a)、(b)はカラー画像でのプレーン間の相関を示す。
【図10】各版のドット位置のずれによる色変化を示す。
【図11】閾値マトリックスデータ生成のためのハイパスフィルタの周波数特性を示す。
【図12】閾値マトリックスのデータ例を示す。
【図13】従来法による入力画素値に対する出力画素値を示す。
【図14】実施例3における量子化処理を示す。
【符号の説明】
1 誤差バッファ
2 平均化処理部
3 加算器
4 閾値マトリックス
5 行・列カウンタ
6 閾値生成器
7 閾値処理部
8 減算器

Claims (1)

  1. 注目画素位置周辺の既処理画素の量子化誤差を記憶する誤差記憶手段と、該記憶された周辺画素の量子化誤差を基に入力画素値を修正する修正手段と、注目画素位置に対応した閾値を記憶した閾値記憶手段と、前記修正された画素値を、前記閾値記憶手段の閾値を用いて量子化する量子化手段と、該量子化によって生じる誤差を演算する演算手段とを備えた画像量子化装置において、前記入力画素の階調を、より少数の階調に変換して出力する疑似中間調処理方法であって、ホワイトノイズ画像に、高周波成分だけを透過する周波数特性を持つフィルタをかけて低周波成分を抑制した画像を生成し、前記低周波成分を抑制した画像の画素値が所定値以上の画素値を第1の閾値とし、所定値未満の画素値を第2の閾値として、前記閾値記憶手段に記憶したことを特徴とする疑似中間調処理方法。
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