JP2792360B2 - 液晶駆動装置 - Google Patents
液晶駆動装置Info
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Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明はテレビジョン受像機やコ
ンピュータなどの表示器として用いられる液晶パネル等
の液晶駆動装置に関するものである。
ンピュータなどの表示器として用いられる液晶パネル等
の液晶駆動装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】以下に、従来の液晶駆動装置について説
明する。図8は従来の液晶駆動装置のデジタル6入力、
アナログ1出力回路における構成図であり、1は基準入
力電圧VREF、2は基準入力電圧NVREFであり、
3〜8はデジタル入力信号が“1”の時にオンするデジ
タル入力スイッチSW0〜SW5である。9〜14はデ
ジタル入力信号が“0”の時にオンするデジタル入力ス
イッチSWN0〜SWN5である。15〜21は入力電
圧のサンプリング時にオンする充電用スイッチSW−B
で、22〜29は充電した電荷を放電する放電用スイッ
チSW−Aである。30は基準容量値の1倍の容量のC
0、31は基準容量値の2倍の容量のC1、32は基準
容量値の4倍の容量のC2、33は基準容量値の8倍の
容量のC3、34は基準容量値の16倍の容量のC4、
35は基準容量値の32倍の容量のC5である。36は
差動増幅器38の負入力に入力する負入力Vinであ
る。37は正入力であり、GND(0V)に接続されて
いる。39は差動増幅器38の負帰還容量C6で基準容
量の32倍の容量値を持っている。40は差動増幅器3
8の出力Voutである。
明する。図8は従来の液晶駆動装置のデジタル6入力、
アナログ1出力回路における構成図であり、1は基準入
力電圧VREF、2は基準入力電圧NVREFであり、
3〜8はデジタル入力信号が“1”の時にオンするデジ
タル入力スイッチSW0〜SW5である。9〜14はデ
ジタル入力信号が“0”の時にオンするデジタル入力ス
イッチSWN0〜SWN5である。15〜21は入力電
圧のサンプリング時にオンする充電用スイッチSW−B
で、22〜29は充電した電荷を放電する放電用スイッ
チSW−Aである。30は基準容量値の1倍の容量のC
0、31は基準容量値の2倍の容量のC1、32は基準
容量値の4倍の容量のC2、33は基準容量値の8倍の
容量のC3、34は基準容量値の16倍の容量のC4、
35は基準容量値の32倍の容量のC5である。36は
差動増幅器38の負入力に入力する負入力Vinであ
る。37は正入力であり、GND(0V)に接続されて
いる。39は差動増幅器38の負帰還容量C6で基準容
量の32倍の容量値を持っている。40は差動増幅器3
8の出力Voutである。
【0003】以上のように構成された従来例の液晶駆動
装置において、以下に動作を説明する。まず、最初に、
放電用スイッチSW−A22〜29をオンにすることに
より、差動増幅器38の出力Vout40が放電スイッ
チSW−A28を通して負入力Vin36に帰還され
る。このため、負入力Vin36はオフセット電圧分
(Vof)になる。また、容量30〜35も一端を放電
用スイッチSW−Aを通してGNDに接続されるため、
オフセット電圧Vofだけの電位差になる。すなわち、
容量30〜35に充電されている電荷量QDCnは、次
式(1)のとおりとなる(ただしC0:n=0、C1:
n=1、C2:n=2、C3:n=3、C4:n=4、
C5:n=5)。
装置において、以下に動作を説明する。まず、最初に、
放電用スイッチSW−A22〜29をオンにすることに
より、差動増幅器38の出力Vout40が放電スイッ
チSW−A28を通して負入力Vin36に帰還され
る。このため、負入力Vin36はオフセット電圧分
(Vof)になる。また、容量30〜35も一端を放電
用スイッチSW−Aを通してGNDに接続されるため、
オフセット電圧Vofだけの電位差になる。すなわち、
容量30〜35に充電されている電荷量QDCnは、次
式(1)のとおりとなる(ただしC0:n=0、C1:
n=1、C2:n=2、C3:n=3、C4:n=4、
C5:n=5)。
【0004】 QDCn=2n×C×(−Vof) ……………(1) また、容量39に充電されている電荷量QDC6は、次
式(2)のとおりとなる。
式(2)のとおりとなる。
【0005】 QDC6=64×C×(−Vof) ……………(2) デジタル入力スイッチSW0 3〜SW5 8は、デジ
タル入力が“1”の時にオンし、“0”の時にオフす
る。一方SWN0 9〜SWN5 14はデジタル入力
が“0”の時にオンし、“1”の時にオフする。
タル入力が“1”の時にオンし、“0”の時にオフす
る。一方SWN0 9〜SWN5 14はデジタル入力
が“0”の時にオンし、“1”の時にオフする。
【0006】次に、放電用スイッチSW−A22〜29
をオフして、充電用スイッチSW−B15〜21をオン
にする。容量30〜35には、デジタル入力に従って、
基準入力電圧VREF1またはNVREF2のどちらか
が入力される。差動増幅器38の負入力Vin36はオ
フセット電圧Vofを保持するため、充電スイッチSW
−Bをオンにしたタイミングでは容量39に充電されて
いる電荷量は変化せず、結果として出力Vout40は
0Vを出力する。また、容量30〜35に充電される電
荷は、デジタル入力が“1”の時には、次式(3)のと
おりとなる(ただし、C0:n=0、C1:n=1、C
2:n=2、C3:n=3、C4:n=4、C5:n=
5)。
をオフして、充電用スイッチSW−B15〜21をオン
にする。容量30〜35には、デジタル入力に従って、
基準入力電圧VREF1またはNVREF2のどちらか
が入力される。差動増幅器38の負入力Vin36はオ
フセット電圧Vofを保持するため、充電スイッチSW
−Bをオンにしたタイミングでは容量39に充電されて
いる電荷量は変化せず、結果として出力Vout40は
0Vを出力する。また、容量30〜35に充電される電
荷は、デジタル入力が“1”の時には、次式(3)のと
おりとなる(ただし、C0:n=0、C1:n=1、C
2:n=2、C3:n=3、C4:n=4、C5:n=
5)。
【0007】 QC1Cn=2n×C×(NVREF−Vof) ……………(3) デジタル入力が“0”の時には、次式(4)のとおりと
なる(ただし、C0:n=0、C1:n=1、C2:n
=2、C3:n=3、C4:n=4、C5:n=5)。
なる(ただし、C0:n=0、C1:n=1、C2:n
=2、C3:n=3、C4:n=4、C5:n=5)。
【0008】 QC0Cn=2n×C×(VREF−Vof) ……………(4) この時の電荷変化量は、次式(5)のとおりとなる(た
だし、C0:n=0、C1:n=1、C2:n=2、C
3:n=3、C4:n=4、C5:n=5)。
だし、C0:n=0、C1:n=1、C2:n=2、C
3:n=3、C4:n=4、C5:n=5)。
【0009】 ΔQC=QC1Cn+QC0Cn−QCDCn =2n×C×(NVREF×SWn+VREF×SWNn) ……………(5) 式(5)に表される電荷変化に伴って、容量30〜35
の−電極には反対極性の電荷量変化が現れる。容量30
〜35、39の−電極側の総電荷量は一定のため、容量
39の−電極には容量30〜35の−電極の電荷量変化
を打ち消すように、極性が逆で電荷量が等しい電荷が充
電される。結果として容量39の+電極には−ΔQcの
電荷が充電される。たとえば、2進級で“10111
1”のデジタルデータが入力されたときにはデジタル入
力スイッチSW5、SWN4、SW3、SW2、SW
1、SW0がオンになる。この時の容量C6の電荷の変
化量は、次式(6)のとおりとなる。
の−電極には反対極性の電荷量変化が現れる。容量30
〜35、39の−電極側の総電荷量は一定のため、容量
39の−電極には容量30〜35の−電極の電荷量変化
を打ち消すように、極性が逆で電荷量が等しい電荷が充
電される。結果として容量39の+電極には−ΔQcの
電荷が充電される。たとえば、2進級で“10111
1”のデジタルデータが入力されたときにはデジタル入
力スイッチSW5、SWN4、SW3、SW2、SW
1、SW0がオンになる。この時の容量C6の電荷の変
化量は、次式(6)のとおりとなる。
【0010】 ΔQC6=−{(1+2+4+8+32)×NVREF+16 ×VREF}×C ……………(6)出力 Vout40は、電荷量が変化したためにその変化
量に応じた電圧を発生することになる。
量に応じた電圧を発生することになる。
【0011】出力Vout40に発生する電圧は、次式
(7)のとおりとなる(ただし、C0:n=0、C1:
n=1、C2:n=2、C3:n=3、C4:n=4、
C5:n=5)。
(7)のとおりとなる(ただし、C0:n=0、C1:
n=1、C2:n=2、C3:n=3、C4:n=4、
C5:n=5)。
【0012】
【数1】
【0013】デジタル入力を変化させた場合の出力Vo
ut40値をプロットしたものが、図9である。
ut40値をプロットしたものが、図9である。
【0014】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記従
来の構成では、デジタル入力データと出力Vout40
との関係を、図9に示すように、基準入力電圧VREF
とNVREFを直線で結んだ特性しか得られない。液晶
駆動装置の出力電圧と液晶表示パネルの表示輝度の関係
は直線ではなく、上記従来の液晶駆動装置を使用した場
合に、液晶の特性に合わせた補正(γ補正)が必要とな
り、そのために複雑な回路を付加しなければいけないと
いう課題があった。
来の構成では、デジタル入力データと出力Vout40
との関係を、図9に示すように、基準入力電圧VREF
とNVREFを直線で結んだ特性しか得られない。液晶
駆動装置の出力電圧と液晶表示パネルの表示輝度の関係
は直線ではなく、上記従来の液晶駆動装置を使用した場
合に、液晶の特性に合わせた補正(γ補正)が必要とな
り、そのために複雑な回路を付加しなければいけないと
いう課題があった。
【0015】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に本発明の液晶駆動装置は以下のような構成を有してい
る。すなわち第1の発明は、Nビットのデジタル信号の
入力手段と、複数の第1の基準電圧を入力する基準電圧
入力手段と、入力された前記デジタル信号によって入力
された前記複数の第1の基準電圧より2つの第2の基準
電圧を選択する基準電圧選択手段と、基本容量値に対し
てそれぞれ20〜2(k-1)倍の異なる容量値を持つ並列接
続されたk個の容量群と、前記容量群のそれぞれに対し
て前記基準電圧選択手段で選択された2つの前記第2の
基準電圧のうち1つを選択する電圧選択スイッチ群と、
前記電圧選択スイッチ群の出力をそれぞれの前記容量群
に接続する第1の充電スイッチ群と、前記容量群の電荷
を放電する第1の放電スイッチ群と、前記容量群に並列
に接続された調整用容量と、前記基準電圧選択手段で選
択された2つの前記第2の基準電圧のうちの1つを前記
調整用容量に接続する第2の充電用スイッチと、前記調
整用容量の電荷を放電する第2の放電スイッチと、前記
容量群および前記調整用容量に充電された電荷により発
生した電圧に比例した出力電圧を発生する差動増幅器を
具備する出力回路とを有することを特徴とするものであ
る。
に本発明の液晶駆動装置は以下のような構成を有してい
る。すなわち第1の発明は、Nビットのデジタル信号の
入力手段と、複数の第1の基準電圧を入力する基準電圧
入力手段と、入力された前記デジタル信号によって入力
された前記複数の第1の基準電圧より2つの第2の基準
電圧を選択する基準電圧選択手段と、基本容量値に対し
てそれぞれ20〜2(k-1)倍の異なる容量値を持つ並列接
続されたk個の容量群と、前記容量群のそれぞれに対し
て前記基準電圧選択手段で選択された2つの前記第2の
基準電圧のうち1つを選択する電圧選択スイッチ群と、
前記電圧選択スイッチ群の出力をそれぞれの前記容量群
に接続する第1の充電スイッチ群と、前記容量群の電荷
を放電する第1の放電スイッチ群と、前記容量群に並列
に接続された調整用容量と、前記基準電圧選択手段で選
択された2つの前記第2の基準電圧のうちの1つを前記
調整用容量に接続する第2の充電用スイッチと、前記調
整用容量の電荷を放電する第2の放電スイッチと、前記
容量群および前記調整用容量に充電された電荷により発
生した電圧に比例した出力電圧を発生する差動増幅器を
具備する出力回路とを有することを特徴とするものであ
る。
【0016】第2の発明は、1つまたは複数の出力シフ
ト調整電圧入力手段と、Nビットのデジタル信号の入力
手段と、複数の第1の基準電圧を入力する基準電圧入力
手段と、入力された前記デジタル信号によって入力され
た前記複数の第1の基準電圧より2つの第2の基準電圧
を選択する基準電圧選択手段と、基本容量値に対してそ
れぞれ20〜2(k-1)倍の異なる容量値を持つ並列接続さ
れたk個の容量群と、前記容量群のそれぞれに対して前
記基準電圧選択手段で選択された2つの前記第2の基準
電圧のうち1つを選択する電圧選択スイッチ群と、前記
電圧選択スイッチ群の出力をそれぞれの前記容量群に接
続する第1の充電スイッチ群と、前記容量群の電荷を放
電する第1の放電スイッチ群と、前記容量群に並列に接
続された1つまたは複数の出力シフト調整用容量と、前
記出力シフト調整用容量に前記出力調整用電圧入力手段
からの電圧を接続する第2の充電用スイッチと、前記出
力シフト調整用容量の電荷を放電する第2の放電スイッ
チとを備え、出力電圧レベルの微調整機能を有すること
を特徴とするものである。
ト調整電圧入力手段と、Nビットのデジタル信号の入力
手段と、複数の第1の基準電圧を入力する基準電圧入力
手段と、入力された前記デジタル信号によって入力され
た前記複数の第1の基準電圧より2つの第2の基準電圧
を選択する基準電圧選択手段と、基本容量値に対してそ
れぞれ20〜2(k-1)倍の異なる容量値を持つ並列接続さ
れたk個の容量群と、前記容量群のそれぞれに対して前
記基準電圧選択手段で選択された2つの前記第2の基準
電圧のうち1つを選択する電圧選択スイッチ群と、前記
電圧選択スイッチ群の出力をそれぞれの前記容量群に接
続する第1の充電スイッチ群と、前記容量群の電荷を放
電する第1の放電スイッチ群と、前記容量群に並列に接
続された1つまたは複数の出力シフト調整用容量と、前
記出力シフト調整用容量に前記出力調整用電圧入力手段
からの電圧を接続する第2の充電用スイッチと、前記出
力シフト調整用容量の電荷を放電する第2の放電スイッ
チとを備え、出力電圧レベルの微調整機能を有すること
を特徴とするものである。
【0017】第3の発明は、Nビットのデジタル信号の
入力手段と、複数の第1の基準電圧を入力する基準電圧
入力手段と、1つまたは複数の出力シフト調整電圧入力
手段と、入力された前記デジタル信号によって入力され
た前記複数の第1の基準電圧より2つの第2の基準電圧
を選択する基準電圧選択手段と、基本容量値に対してそ
れぞれ20〜2(k-1)倍の異なる容量値を持つ並列接続さ
れたk個の第1の容量群と、前記k個の第1の容量群の
それぞれに対して前記基準電圧選択手段で選択された2
つの前記第2の基準電圧のうち1つを選択する第1の電
圧選択スイッチ群と、前記電圧選択スイッチ群の出力を
それぞれの前記第1の容量群に接続する第1の充電スイ
ッチ群と、前記第1の容量群の電荷を放電する第1の放
電スイッチ群と、基本容量値に対してそれぞれ20〜2
(k-1)倍の異なる容量値を持つ並列接続されたk個の第
2の容量群と、前記第2の容量群のそれぞれに対して前
記基準電圧選択手段で選択された2つの前記第2の基準
電圧のうち1つを選択する第2の電圧選択スイッチ群
と、前記第2の電圧選択スイッチ群の出力を前記第2の
容量群に接続する第2の充電スイッチ群と、前記第2の
容量群の電荷を放電する第2の放電スイッチ群と、基本
容量値に等しい調整用容量と、前記調整用容量に前記基
準電圧選択手段で選択された2つの前記第2の基準電圧
のうち1つを接続する第3の充電用スイッチと、前記調
整用容量の電荷を放電する第3の放電用スイッチと、前
記調整用容量に合計容量が前記第2の容量群の総容量よ
りも基本容量1つ分だけ少ない容量を持つ1つまたは複
数の出力シフト調整用容量を並列に接続した第3の容量
群と、前記出力シフト調整用容量に前記出力シフト調整
電圧入力手段からの出力シフト調整電圧を接続する第4
の充電スイッチと、前記出力シフト調整用容量の電荷を
放電する第4の放電スイッチと、前記第1の容量群と前
記第2の容量群を直列に接続する基本容量に等しい容量
値をもつ第1の接続容量と、前記第1の容量群と前記第
3の容量群を直列に接続する基本容量に等しい容量値を
持つ第2の接続容量と、前記第1、第2、第3の容量群
および第1、第2の接続容量に充電された電荷により発
生した電圧に比例した出力電圧を発生する差動増幅器を
具備する出力回路とを有することを特徴とするものであ
る。
入力手段と、複数の第1の基準電圧を入力する基準電圧
入力手段と、1つまたは複数の出力シフト調整電圧入力
手段と、入力された前記デジタル信号によって入力され
た前記複数の第1の基準電圧より2つの第2の基準電圧
を選択する基準電圧選択手段と、基本容量値に対してそ
れぞれ20〜2(k-1)倍の異なる容量値を持つ並列接続さ
れたk個の第1の容量群と、前記k個の第1の容量群の
それぞれに対して前記基準電圧選択手段で選択された2
つの前記第2の基準電圧のうち1つを選択する第1の電
圧選択スイッチ群と、前記電圧選択スイッチ群の出力を
それぞれの前記第1の容量群に接続する第1の充電スイ
ッチ群と、前記第1の容量群の電荷を放電する第1の放
電スイッチ群と、基本容量値に対してそれぞれ20〜2
(k-1)倍の異なる容量値を持つ並列接続されたk個の第
2の容量群と、前記第2の容量群のそれぞれに対して前
記基準電圧選択手段で選択された2つの前記第2の基準
電圧のうち1つを選択する第2の電圧選択スイッチ群
と、前記第2の電圧選択スイッチ群の出力を前記第2の
容量群に接続する第2の充電スイッチ群と、前記第2の
容量群の電荷を放電する第2の放電スイッチ群と、基本
容量値に等しい調整用容量と、前記調整用容量に前記基
準電圧選択手段で選択された2つの前記第2の基準電圧
のうち1つを接続する第3の充電用スイッチと、前記調
整用容量の電荷を放電する第3の放電用スイッチと、前
記調整用容量に合計容量が前記第2の容量群の総容量よ
りも基本容量1つ分だけ少ない容量を持つ1つまたは複
数の出力シフト調整用容量を並列に接続した第3の容量
群と、前記出力シフト調整用容量に前記出力シフト調整
電圧入力手段からの出力シフト調整電圧を接続する第4
の充電スイッチと、前記出力シフト調整用容量の電荷を
放電する第4の放電スイッチと、前記第1の容量群と前
記第2の容量群を直列に接続する基本容量に等しい容量
値をもつ第1の接続容量と、前記第1の容量群と前記第
3の容量群を直列に接続する基本容量に等しい容量値を
持つ第2の接続容量と、前記第1、第2、第3の容量群
および第1、第2の接続容量に充電された電荷により発
生した電圧に比例した出力電圧を発生する差動増幅器を
具備する出力回路とを有することを特徴とするものであ
る。
【0018】第4の発明は、Nビットのデジタル信号の
入力手段と、複数の第1の基準電圧を入力する基準電圧
入力手段と、1つまたは複数の出力シフト調整電圧入力
手段と、入力された前記デジタル信号によって入力され
た前記複数の第1の基準電圧より2つの第2の基準電圧
を選択する基準電圧選択手段と、基本容量値に対してそ
れぞれ20〜2(k-1)倍の異なる容量値を持つ並列接続さ
れたk個の第1の容量群と、前記k個の第1の容量群の
それぞれに対して前記基準電圧選択手段で選択された2
つの前記第2の基準電圧のうち1つを選択する第1の電
圧選択スイッチ群と、前記電圧選択スイッチ群の出力を
それぞれの前記第1の容量群に接続する第1の充電スイ
ッチ群と、前記第1の容量群の電荷を放電する第1の放
電スイッチ群と、基本容量値に対してそれぞれ20〜2
(m-1)倍の異なる容量値を持つ並列接続されたm個(m
≠k)の第2の容量群と、前記m個の第2の容量群のそ
れぞれに対して前記基準電圧選択手段で選択された2つ
の前記第2の基準電圧のうち1つを選択する第2の電圧
選択スイッチ群と、前記第2の電圧選択スイッチ群の出
力を前記第2の容量群に接続する第2の充電スイッチ群
と、前記第2の容量群の電荷を放電する第2の放電スイ
ッチ群と、基本容量値に等しい調整用容量と、前記調整
用容量に前記基準電圧選択手段で選択された2つの前記
第2の基準電圧のうち1つを接続する第3の充電用スイ
ッチと、前記調整用容量の電荷を放電する第3の放電用
スイッチと、前記調整用容量に合計容量が前記第2の容
量群の総容量よりも基本容量1つ分だけ少ない容量を持
つ1つまたは複数の出力シフト調整用容量を並列に接続
した第3の容量群とし、前記出力シフト調整用容量に前
記出力シフト調整電圧入力手段からの出力シフト調整電
圧を接続する第4の充電スイッチと、前記出力シフト調
整用容量の電荷を放電する第4の放電スイッチと、前記
第1の容量群と前記第2の容量群とを直列に接続する基
本容量に等しい容量値をもつ第1の接続容量と、前記第
1の容量群と前記第3の容量群とを直列に接続する基本
容量に等しい容量値を持つ第2の接続容量と、前記第
1、第2、第3の容量群および前記第1、第2の接続容
量に充電された電荷により発生した電圧に比例した出力
電圧を発生する差動増幅器を具備する出力回路を有する
ことを特徴とするものである。
入力手段と、複数の第1の基準電圧を入力する基準電圧
入力手段と、1つまたは複数の出力シフト調整電圧入力
手段と、入力された前記デジタル信号によって入力され
た前記複数の第1の基準電圧より2つの第2の基準電圧
を選択する基準電圧選択手段と、基本容量値に対してそ
れぞれ20〜2(k-1)倍の異なる容量値を持つ並列接続さ
れたk個の第1の容量群と、前記k個の第1の容量群の
それぞれに対して前記基準電圧選択手段で選択された2
つの前記第2の基準電圧のうち1つを選択する第1の電
圧選択スイッチ群と、前記電圧選択スイッチ群の出力を
それぞれの前記第1の容量群に接続する第1の充電スイ
ッチ群と、前記第1の容量群の電荷を放電する第1の放
電スイッチ群と、基本容量値に対してそれぞれ20〜2
(m-1)倍の異なる容量値を持つ並列接続されたm個(m
≠k)の第2の容量群と、前記m個の第2の容量群のそ
れぞれに対して前記基準電圧選択手段で選択された2つ
の前記第2の基準電圧のうち1つを選択する第2の電圧
選択スイッチ群と、前記第2の電圧選択スイッチ群の出
力を前記第2の容量群に接続する第2の充電スイッチ群
と、前記第2の容量群の電荷を放電する第2の放電スイ
ッチ群と、基本容量値に等しい調整用容量と、前記調整
用容量に前記基準電圧選択手段で選択された2つの前記
第2の基準電圧のうち1つを接続する第3の充電用スイ
ッチと、前記調整用容量の電荷を放電する第3の放電用
スイッチと、前記調整用容量に合計容量が前記第2の容
量群の総容量よりも基本容量1つ分だけ少ない容量を持
つ1つまたは複数の出力シフト調整用容量を並列に接続
した第3の容量群とし、前記出力シフト調整用容量に前
記出力シフト調整電圧入力手段からの出力シフト調整電
圧を接続する第4の充電スイッチと、前記出力シフト調
整用容量の電荷を放電する第4の放電スイッチと、前記
第1の容量群と前記第2の容量群とを直列に接続する基
本容量に等しい容量値をもつ第1の接続容量と、前記第
1の容量群と前記第3の容量群とを直列に接続する基本
容量に等しい容量値を持つ第2の接続容量と、前記第
1、第2、第3の容量群および前記第1、第2の接続容
量に充電された電荷により発生した電圧に比例した出力
電圧を発生する差動増幅器を具備する出力回路を有する
ことを特徴とするものである。
【0019】
【作用】上記構成によって外部に複雑な回路を付加する
ことなしに、任意の液晶の特性に対応したγ補正を行う
ことができる。
ことなしに、任意の液晶の特性に対応したγ補正を行う
ことができる。
【0020】
【実施例】以下本発明の第1の実施例について、図面を
参照しながら説明する。
参照しながら説明する。
【0021】図1はデジタル6入力、アナログ1出力回
路における構成図である。100〜104は基準入力電
圧、106〜115はデジタル入力が“1”のときにオ
ンするデジタル入力スイッチSW0〜SW5である。1
16〜125はデジタル入力信号が“0”のときにオン
するデジタル入力スイッチSWN0〜SWN5である。
デジタル入力スイッチSW4 106〜109とデジタ
ル入力スイッチSWN4 116〜119とデジタル入
力スイッチSW5 110〜111とデジタル入力スイ
ッチSWN5 120〜121で基準入力電圧100〜
104を選択してSVR0 126、SVR1 127
の選択基準電圧に出力する。SVR0126、SVR1
127にはデジタル入力のビット5、4が、0、0の
時にVREF4 104、VREF3 103が、0、
1の時にVREF3 103、VREF2 102が、
1、0の時にはVREF2 102、VREF1 10
1が、1、1の時にはVREF1 101、VREF
100がそれぞれ出力される。128〜132と134
は入力サンプリング時にオンする充電用スイッチSW−
Bである。135〜139、141〜142は充電した
電荷を放電する放電用スイッチSW−Aである。148
は基本容量の20倍の大きさの調整用容量CA1であ
る。143は基本容量の20倍の大きさの容量C0、1
44は基本容量の21倍の大きさの容量C1、145は
基本容量の22倍の大きさの容量C2、146は基本容
量の23倍の大きさの容量C3である。151は差動増
幅器153の負入力Vinである。152は差動増幅器
の正入力であり、GND(0V)に接続されている。1
54は差動増幅器153の負帰還容量であり基本容量の
16倍の大きさの容量であるC4である。155は差動
増幅器153の出力Voutである。
路における構成図である。100〜104は基準入力電
圧、106〜115はデジタル入力が“1”のときにオ
ンするデジタル入力スイッチSW0〜SW5である。1
16〜125はデジタル入力信号が“0”のときにオン
するデジタル入力スイッチSWN0〜SWN5である。
デジタル入力スイッチSW4 106〜109とデジタ
ル入力スイッチSWN4 116〜119とデジタル入
力スイッチSW5 110〜111とデジタル入力スイ
ッチSWN5 120〜121で基準入力電圧100〜
104を選択してSVR0 126、SVR1 127
の選択基準電圧に出力する。SVR0126、SVR1
127にはデジタル入力のビット5、4が、0、0の
時にVREF4 104、VREF3 103が、0、
1の時にVREF3 103、VREF2 102が、
1、0の時にはVREF2 102、VREF1 10
1が、1、1の時にはVREF1 101、VREF
100がそれぞれ出力される。128〜132と134
は入力サンプリング時にオンする充電用スイッチSW−
Bである。135〜139、141〜142は充電した
電荷を放電する放電用スイッチSW−Aである。148
は基本容量の20倍の大きさの調整用容量CA1であ
る。143は基本容量の20倍の大きさの容量C0、1
44は基本容量の21倍の大きさの容量C1、145は
基本容量の22倍の大きさの容量C2、146は基本容
量の23倍の大きさの容量C3である。151は差動増
幅器153の負入力Vinである。152は差動増幅器
の正入力であり、GND(0V)に接続されている。1
54は差動増幅器153の負帰還容量であり基本容量の
16倍の大きさの容量であるC4である。155は差動
増幅器153の出力Voutである。
【0022】以上のように構成された液晶駆動装置の動
作を以下に説明する。まず最初に、放電用スイッチSW
−Aをオンにすることにより、差動増幅器153の出力
Vout155が放電スイッチSW−A141を通して
負入力Vin151に帰還される。このため、負入力V
in151にはオフセット電圧分(Vof)の電位にな
る。
作を以下に説明する。まず最初に、放電用スイッチSW
−Aをオンにすることにより、差動増幅器153の出力
Vout155が放電スイッチSW−A141を通して
負入力Vin151に帰還される。このため、負入力V
in151にはオフセット電圧分(Vof)の電位にな
る。
【0023】また、容量143〜146、148も一端
を放電用スイッチSW−Aを通してGNDに接続される
ため、オフセット電圧Vofだけの電位差になる。すな
わち、容量143〜146、148に充電されている総
電荷量QDCは、次式(8)のとおりとなる。
を放電用スイッチSW−Aを通してGNDに接続される
ため、オフセット電圧Vofだけの電位差になる。すな
わち、容量143〜146、148に充電されている総
電荷量QDCは、次式(8)のとおりとなる。
【0024】 QDC=−(1+2+4+8+1)×C×Vof =−16×C×Vof ……………(8) また、容量154に充電されている電荷量QDC4は、
次式(9)のとおりとなる。
次式(9)のとおりとなる。
【0025】 QDC4=−16×C×Vof ……………(9) 次に放電用スイッチSW−A135〜139、141〜
142をオフして、充電用スイッチSW−B128〜1
32、134をオンにする。選択基準電圧SVR0 1
26、SVR1 127がデジタル入力のビット5、4
に従って出力される。容量143〜146にはデジタル
入力のビット1、0に従って、選択基準電圧SVR0
126、SVR1 127のどちらかが入力される。差
動増幅器153の負入力Vin151はオフセット電圧
Vofを保持するため、充電スイッチをオンにしたタイ
ミングでは、容量154に充電されている電荷量は変化
せず、結果として出力Vout155は0Vを出力す
る。また、容量143〜146に充電される電荷は、デ
ジタル入力が“1”の時には、次式(10)のとおりと
なる(ただし、C0:n=0、C1:n=1、C2:n
=2、C3:n=3)。
142をオフして、充電用スイッチSW−B128〜1
32、134をオンにする。選択基準電圧SVR0 1
26、SVR1 127がデジタル入力のビット5、4
に従って出力される。容量143〜146にはデジタル
入力のビット1、0に従って、選択基準電圧SVR0
126、SVR1 127のどちらかが入力される。差
動増幅器153の負入力Vin151はオフセット電圧
Vofを保持するため、充電スイッチをオンにしたタイ
ミングでは、容量154に充電されている電荷量は変化
せず、結果として出力Vout155は0Vを出力す
る。また、容量143〜146に充電される電荷は、デ
ジタル入力が“1”の時には、次式(10)のとおりと
なる(ただし、C0:n=0、C1:n=1、C2:n
=2、C3:n=3)。
【0026】 QC1Cn=2n×C×(SVR1−Vof) ……………(10) デジタル入力が“0”の時には、次式(11)のとおり
となる(ただし、C0:n=0、C1:n=1、C2:
n=2、C3:n=3)。
となる(ただし、C0:n=0、C1:n=1、C2:
n=2、C3:n=3)。
【0027】 QC0Cn=2n×C×(SVR0−Vof) ……………(11) また、容量148には、デジタル入力と関係なくSVR
1 127が入力され、次式(12)に示す電荷が蓄積
される。
1 127が入力され、次式(12)に示す電荷が蓄積
される。
【0028】 QCA=1×C×(SVR1−Vof) ……………(12) この時の電荷変化量ΔQCは、次式(13)のとおりと
なる。
なる。
【0029】 ΔQC=QC1C+QC0C+QCA−QDC ={(1×SW0+2×SW1+4×SW2+8×SW3+1) ×SVR1+(1×SWN0+2×SWN1+4×SWN3 +8×SWN4)×SVR0}×C ……………(13) である。式(13)に表される電荷変化に伴って、容量
143〜146、148の−電極には反対極性の電荷量
変化が現れる。容量143〜146、148、154の
−電極側の総電荷量は一定のため、容量154の−電極
には容量143〜146の−電極の電荷量変化を打ち消
すように、極性が逆で電荷量が等しい電荷が充電され
る。結果として容量154の+電極には−ΔQCの電荷
が充電される。たとえば、2進数で“101111”の
デジタルデータが入力されたときにはデジタル入力スイ
ッチSW5、SWN4、SW3、SW2、SW1、SW
0がオンになる。この時の容量154の電荷の変化量
は、次式(14)のとおりとなる。
143〜146、148の−電極には反対極性の電荷量
変化が現れる。容量143〜146、148、154の
−電極側の総電荷量は一定のため、容量154の−電極
には容量143〜146の−電極の電荷量変化を打ち消
すように、極性が逆で電荷量が等しい電荷が充電され
る。結果として容量154の+電極には−ΔQCの電荷
が充電される。たとえば、2進数で“101111”の
デジタルデータが入力されたときにはデジタル入力スイ
ッチSW5、SWN4、SW3、SW2、SW1、SW
0がオンになる。この時の容量154の電荷の変化量
は、次式(14)のとおりとなる。
【0030】 ΔQC2=−{(1+2+4+8+1)×VREF1}×C =16×VREF1×C ……………(14) また、2進数で“110000”のデジタルデータが入
力されたときにはデジタル入力スイッチSW5、SW
4、SWN3、SWN2、SWN1、SWN0がオンに
なる。この時の容量154の電荷の変化量は、次式(1
5)のとおりとなる。
力されたときにはデジタル入力スイッチSW5、SW
4、SWN3、SWN2、SWN1、SWN0がオンに
なる。この時の容量154の電荷の変化量は、次式(1
5)のとおりとなる。
【0031】 ΔQC2=−{(1+2+4+8)×VREF1+1 ×VREF0}×C =(15×VREF1+VREF0)×C ……………(15) ここで、容量CA1 148がない場合には、デジタル
入力が“101111”と“110000”の時の容量
C4の電荷変化量はともに、 15×VREF1×C となってしまい、異なるデジタル入力に対する出力Vo
ut155が同じになるという問題が生じる。これはデ
ジタル入力の15と16、31と32、47と48で発
生する。このために調整用容量CA1 148が不可欠
な要素になっている。出力Vout155は、電荷量が
変化したためにその変化量に応じた電圧を発生すること
になる。
入力が“101111”と“110000”の時の容量
C4の電荷変化量はともに、 15×VREF1×C となってしまい、異なるデジタル入力に対する出力Vo
ut155が同じになるという問題が生じる。これはデ
ジタル入力の15と16、31と32、47と48で発
生する。このために調整用容量CA1 148が不可欠
な要素になっている。出力Vout155は、電荷量が
変化したためにその変化量に応じた電圧を発生すること
になる。
【0032】差動増幅器153の出力Vout155
は、次式(16)のとおりとなる。 Vout=−{(1×SW0+2×SW1+4×SW2+8×SW3 +1)×SVR1+(1+SWN0+2×SWN1+4 ×SWN2+8×SWN3)×SVR0}/16 ……………(16) デジタル入力を変化させた場合の出力Vout155を
プロットしたものが、図2である。
は、次式(16)のとおりとなる。 Vout=−{(1×SW0+2×SW1+4×SW2+8×SW3 +1)×SVR1+(1+SWN0+2×SWN1+4 ×SWN2+8×SWN3)×SVR0}/16 ……………(16) デジタル入力を変化させた場合の出力Vout155を
プロットしたものが、図2である。
【0033】以上のように本実施例によれば、6ビット
のデジタル入力の上位2ビットを用いて5つの第1の基
準電圧から2つの第2の基準電圧を選び出すスイッチ群
からなる基準電圧選択手段と、基本容量に対して20〜
23倍の異なる容量値を持つ並列接続された4個の容量
群と、前記容量群のそれぞれに対して選び出された2つ
の第2の基準電圧のどちらかを選択する電圧選択スイッ
チ群と、前記電圧選択スイッチ群の出力を前記容量群に
接続する第1の充電用スイッチ群と、前記容量群の電荷
を放電する第1の放電スイッチ群と、前記容量群に並列
に接続された基本容量の0乗倍の調整用容量と、前記基
準電圧選択手段で選択された2つの前記第2の基準電圧
のうちの1つを前記調整用容量に接続する第2の充電用
スイッチと、前記調整用容量の電荷を放電する第2の放
電スイッチと、前記容量群および前記調整用容量に充電
された電荷により発生した電圧に比例した出力電圧を発
生する差動増幅器とを備える構成によって、図2に示す
ように5本の基準電圧を自由に設定することによって、
外付け回路なしでγ補正された出力が得られる。また、
従来例と比較して少ない容量値(6ビットで約1/4)
で回路が構成できるため、回路規模が小さくなる。
のデジタル入力の上位2ビットを用いて5つの第1の基
準電圧から2つの第2の基準電圧を選び出すスイッチ群
からなる基準電圧選択手段と、基本容量に対して20〜
23倍の異なる容量値を持つ並列接続された4個の容量
群と、前記容量群のそれぞれに対して選び出された2つ
の第2の基準電圧のどちらかを選択する電圧選択スイッ
チ群と、前記電圧選択スイッチ群の出力を前記容量群に
接続する第1の充電用スイッチ群と、前記容量群の電荷
を放電する第1の放電スイッチ群と、前記容量群に並列
に接続された基本容量の0乗倍の調整用容量と、前記基
準電圧選択手段で選択された2つの前記第2の基準電圧
のうちの1つを前記調整用容量に接続する第2の充電用
スイッチと、前記調整用容量の電荷を放電する第2の放
電スイッチと、前記容量群および前記調整用容量に充電
された電荷により発生した電圧に比例した出力電圧を発
生する差動増幅器とを備える構成によって、図2に示す
ように5本の基準電圧を自由に設定することによって、
外付け回路なしでγ補正された出力が得られる。また、
従来例と比較して少ない容量値(6ビットで約1/4)
で回路が構成できるため、回路規模が小さくなる。
【0034】次に本発明の第2の実施例について、図面
を参照しながら説明する。図3は本発明の第2の実施例
における液晶駆動装置のデジタル6入力アナログ1出力
回路の構成図である。
を参照しながら説明する。図3は本発明の第2の実施例
における液晶駆動装置のデジタル6入力アナログ1出力
回路の構成図である。
【0035】本実施例は前記第1の実施例に、105の
出力シフト調整用電圧VSHIFT、149の出力シフ
ト調整用容量CA2、133の入力サンプリング時にオ
ンする充電用スイッチSW−B、140の容量CA2を
放電させる放電用スイッチSW−Aを付加している。
出力シフト調整用電圧VSHIFT、149の出力シフ
ト調整用容量CA2、133の入力サンプリング時にオ
ンする充電用スイッチSW−B、140の容量CA2を
放電させる放電用スイッチSW−Aを付加している。
【0036】まず最初に、放電用スイッチSW−A13
5〜142をオンにすることにより、差動増幅器153
の出力Vout155が放電スイッチSW−A141を
通して負入力151に帰還される。このため、負入力1
51はオフセット電圧分(Vof)の電位になる。ま
た、容量143〜146、148〜149も一端が放電
用スイッチSW−Aを通してGNDに接続されるため、
オフセット電圧Vofだけの電位差になる。すなわち、
容量143〜146、148〜149に充電されている
総電荷量QDCは、次式(17)のとおりとなる。
5〜142をオンにすることにより、差動増幅器153
の出力Vout155が放電スイッチSW−A141を
通して負入力151に帰還される。このため、負入力1
51はオフセット電圧分(Vof)の電位になる。ま
た、容量143〜146、148〜149も一端が放電
用スイッチSW−Aを通してGNDに接続されるため、
オフセット電圧Vofだけの電位差になる。すなわち、
容量143〜146、148〜149に充電されている
総電荷量QDCは、次式(17)のとおりとなる。
【0037】 QDC=−(1+2+4+8+1+1)×C×Vof =−17×C×Vof ……………(17) また、容量154に充電されている電荷量QDC4は、
次式(18)のとおりとなる。
次式(18)のとおりとなる。
【0038】 QDC4=−16×C×Vof ……………(18) 次に、放電用スイッチSW−A135〜142をオフし
て、充電用スイッチSW−B128〜134をオンにす
る。SVR0 126、SVR1 127にはデジタル
入力のビット5、4に従って基準電圧が出力される。容
量143〜146にはデジタル入力のビット1、0に従
って、SVR0 126、SVR1 127のどちらか
が入力される。差動増幅器153の負入力Vin151
はオフセット電圧Vofを保持するため、充電スイッチ
をオンにしたタイミングでは容量154に充電されてい
る電荷量は変化せず、結果として出力Vout155は
0Vを出力する。また、容量143〜146に充電され
る電荷は、デジタル入力が“1”の時には、次式(1
9)のとおりとなる(ただし、C0:n=0、C1:n
=1、C2:n=2、C3:n=3)。
て、充電用スイッチSW−B128〜134をオンにす
る。SVR0 126、SVR1 127にはデジタル
入力のビット5、4に従って基準電圧が出力される。容
量143〜146にはデジタル入力のビット1、0に従
って、SVR0 126、SVR1 127のどちらか
が入力される。差動増幅器153の負入力Vin151
はオフセット電圧Vofを保持するため、充電スイッチ
をオンにしたタイミングでは容量154に充電されてい
る電荷量は変化せず、結果として出力Vout155は
0Vを出力する。また、容量143〜146に充電され
る電荷は、デジタル入力が“1”の時には、次式(1
9)のとおりとなる(ただし、C0:n=0、C1:n
=1、C2:n=2、C3:n=3)。
【0039】 QC1Cn=2n×C×(SVR1−Vof) ……………(19) デジタル入力が“0”の時には、次式(20)のとおり
となる(ただし、C0:n=0、C1:n=1、C2:
n=2、C3:n=3)。
となる(ただし、C0:n=0、C1:n=1、C2:
n=2、C3:n=3)。
【0040】 QC0Cn=2n×C×(SVR0−Vof) ……………(20) また、容量148にはデジタル入力と関係なくSVR1
127が入力され、その充電電荷量は次式(21)の
とおりとなる。
127が入力され、その充電電荷量は次式(21)の
とおりとなる。
【0041】 QCA1=1×C×(SVR1−Vof) ……………(21) 容量149にはデジタル入力と関係なくVSHIFT1
05が入力され、次式(22)の電荷が蓄積される。
05が入力され、次式(22)の電荷が蓄積される。
【0042】 QCA2=1×C×(VSHIFT−Vof) ……………(22) この時、容量143〜146、148〜149の総電荷
変化量は、次式(23)で表される。
変化量は、次式(23)で表される。
【0043】 ΔQC=QC1C+QC0C+QCA+QCA2−QDC ={(1×SW0+2×SW1+4×SW2+8×SW3 +1)×SVR1+(1×SWN0+2×SWN1+4 ×SWN2+8×SWN3)×SVR0+1 ×VSHIFT}×C ……………(23) 式(23)に表される電荷変化に伴って、容量143〜
146、148〜149の−電極には反対極性の電荷量
変化が現れる。容量143〜146、148、149、
154の−電極側の総電荷量は一定のため、容量154
の−電極には容量143〜146、148〜149の−
電極の電荷量変化を打ち消すように、極性が逆で電荷量
が等しい電荷が充電される。結果として容量154の+
電極には−ΔQCの電荷が充電される。たとえば、2進
数で“101111”のデジタルデータが入力されたと
きにはSW5、SWN4、SW3、SW2、SW1、S
W0がオンになる。この時の容量C4の電荷の変化量
は、次式(24)のとおりとなる。
146、148〜149の−電極には反対極性の電荷量
変化が現れる。容量143〜146、148、149、
154の−電極側の総電荷量は一定のため、容量154
の−電極には容量143〜146、148〜149の−
電極の電荷量変化を打ち消すように、極性が逆で電荷量
が等しい電荷が充電される。結果として容量154の+
電極には−ΔQCの電荷が充電される。たとえば、2進
数で“101111”のデジタルデータが入力されたと
きにはSW5、SWN4、SW3、SW2、SW1、S
W0がオンになる。この時の容量C4の電荷の変化量
は、次式(24)のとおりとなる。
【0044】 ΔQC2=−{(1+2+4+8+1)×VREF1+1 ×VSHIFT}×C =(16×VREF1+1×VSHIFT)×C ……………(24)出力 Vout155は、電荷量が変化したためにその変
化量に応じた電圧を発生することになる。
化量に応じた電圧を発生することになる。
【0045】差動増幅器153の出力Vout155
は、次式(25)となる。 Vout=−{(1×SW0+2×SW1+4×SW2+8×SW3 +1)×SVR1+(1+SWN0+2×SWN1+4 ×SWN2+8×SWN3)×SVR0+1 ×VSHIFT}/16 …………… (25) デジタル入力データと出力Vout155の関係を図4
に示した。
は、次式(25)となる。 Vout=−{(1×SW0+2×SW1+4×SW2+8×SW3 +1)×SVR1+(1+SWN0+2×SWN1+4 ×SWN2+8×SWN3)×SVR0+1 ×VSHIFT}/16 …………… (25) デジタル入力データと出力Vout155の関係を図4
に示した。
【0046】以上のように本実施例によれば、第1の実
施例の構成に出力シフト調整電圧入力手段と容量群に並
列に出力シフト調整用容量を付加し、前記出力シフト調
整用容量に前記出力シフト調整用電圧入力手段からの電
圧を接続する充電用スイッチと、前記第2の調整用容量
の電荷を放電する放電スイッチを接続した構成により、
請求項1と比較して、出力電圧値を+/−両方向にシフ
トすることができるため、外付け回路なしにγ補正を行
い、かつ液晶表示装置へのRGB出力ごとに適正な電圧
値を設定することができる。
施例の構成に出力シフト調整電圧入力手段と容量群に並
列に出力シフト調整用容量を付加し、前記出力シフト調
整用容量に前記出力シフト調整用電圧入力手段からの電
圧を接続する充電用スイッチと、前記第2の調整用容量
の電荷を放電する放電スイッチを接続した構成により、
請求項1と比較して、出力電圧値を+/−両方向にシフ
トすることができるため、外付け回路なしにγ補正を行
い、かつ液晶表示装置へのRGB出力ごとに適正な電圧
値を設定することができる。
【0047】次に本発明の第3の実施例について図面を
参照しながら説明する。図5はデジタル6入力アナログ
1出力回路における構成図である。100〜104は基
準入力電圧、105は出力シフト調整電圧である。10
6〜115はデジタル入力が“1”のときにオンするデ
ジタル入力スイッチSW0〜SW5である。116〜1
25はデジタル入力が“0”のときにオンするデジタル
入力スイッチSWN0〜SWN5である。SW4 10
6〜109とSWN4 116〜119とSW5 11
0、111とSWN5 120、121で基準入力電圧
100〜104を選択してSVR0 126,SVR1
127の選択基準電圧に出力する。SVR0 12
6、SVR1 127にはデジタル入力のビット5、4
が、0、0の時にVREF4 104、VREF3 1
03より、0、1の時にVREF3 103、VREF
2 102より、1、0の時にはVREF2102、V
REF1 101より、1、1の時にはVREF1 1
01、VREF 100よりそれぞれ出力される。12
8〜134は入力サンプリング時にオンする充電用スイ
ッチSW−Bである。135〜142は充電した電荷を
放電する放電用スイッチSW−Aである。143は基本
容量の20倍の大きさの容量C0である。144は基本
容量の21倍の大きさの容量C1である。145は基本
容量の20倍の大きさの容量C2である。146は基本
容量の21倍の大きさの容量C3である。147は基本
容量の20倍の大きさの第1の接続用容量CC1であ
る。148は基本容量の20倍の大きさの調整用容量C
A1である。149は基本容量の21倍の大きさの出力
シフト調整用容量CA2である。150は基本容量の2
0倍の大きさの第2の接続用容量CC2である。151
は差動増幅器153の負入力Vinである。152は差
動増幅器の正入力であり、GND(0V)に接続されて
いる。154は差動増幅器153の負帰還容量であり、
基本容量の4倍の大きさの容量値であるC4である。1
55は差動増幅器153の出力Voutである。156
は電圧V1、157は電圧V2である。
参照しながら説明する。図5はデジタル6入力アナログ
1出力回路における構成図である。100〜104は基
準入力電圧、105は出力シフト調整電圧である。10
6〜115はデジタル入力が“1”のときにオンするデ
ジタル入力スイッチSW0〜SW5である。116〜1
25はデジタル入力が“0”のときにオンするデジタル
入力スイッチSWN0〜SWN5である。SW4 10
6〜109とSWN4 116〜119とSW5 11
0、111とSWN5 120、121で基準入力電圧
100〜104を選択してSVR0 126,SVR1
127の選択基準電圧に出力する。SVR0 12
6、SVR1 127にはデジタル入力のビット5、4
が、0、0の時にVREF4 104、VREF3 1
03より、0、1の時にVREF3 103、VREF
2 102より、1、0の時にはVREF2102、V
REF1 101より、1、1の時にはVREF1 1
01、VREF 100よりそれぞれ出力される。12
8〜134は入力サンプリング時にオンする充電用スイ
ッチSW−Bである。135〜142は充電した電荷を
放電する放電用スイッチSW−Aである。143は基本
容量の20倍の大きさの容量C0である。144は基本
容量の21倍の大きさの容量C1である。145は基本
容量の20倍の大きさの容量C2である。146は基本
容量の21倍の大きさの容量C3である。147は基本
容量の20倍の大きさの第1の接続用容量CC1であ
る。148は基本容量の20倍の大きさの調整用容量C
A1である。149は基本容量の21倍の大きさの出力
シフト調整用容量CA2である。150は基本容量の2
0倍の大きさの第2の接続用容量CC2である。151
は差動増幅器153の負入力Vinである。152は差
動増幅器の正入力であり、GND(0V)に接続されて
いる。154は差動増幅器153の負帰還容量であり、
基本容量の4倍の大きさの容量値であるC4である。1
55は差動増幅器153の出力Voutである。156
は電圧V1、157は電圧V2である。
【0048】以上のように構成された液晶駆動装置の動
作を以下に説明する。まず最初に、容量CC1、C0、
C1の電圧V1側の電荷は中和されておらずJ(F)あ
り、容量CC2、CA1、CA2の電圧V2側の電荷は
中和されておらずK(F)あるとする。放電用スイッチ
SW−A135〜142をオンにすることにより、差動
増幅器153の出力Vout155が放電スイッチSW
−A141を通して負入力Vin151に帰還される。
このため、負入力Vin151はオフセット電圧分(V
of)の電位になる。また、容量145、146も一端
を放電用スイッチSW−Aを通してGNDに接続される
ため、オフセット電圧Vofだけの電位差になる。すな
わち、容量145、146に充電されている総電荷量Q
DC1は、次式(26)で表される。
作を以下に説明する。まず最初に、容量CC1、C0、
C1の電圧V1側の電荷は中和されておらずJ(F)あ
り、容量CC2、CA1、CA2の電圧V2側の電荷は
中和されておらずK(F)あるとする。放電用スイッチ
SW−A135〜142をオンにすることにより、差動
増幅器153の出力Vout155が放電スイッチSW
−A141を通して負入力Vin151に帰還される。
このため、負入力Vin151はオフセット電圧分(V
of)の電位になる。また、容量145、146も一端
を放電用スイッチSW−Aを通してGNDに接続される
ため、オフセット電圧Vofだけの電位差になる。すな
わち、容量145、146に充電されている総電荷量Q
DC1は、次式(26)で表される。
【0049】 QDC1=−(1+2)×C×Vof =−3×C×Vof ……………(26)容量 CC1の+電極側および容量C0、C1の−電極側
の電圧V1は、次式(27)で表される。
の電圧V1は、次式(27)で表される。
【0050】 V1×(1+2)×C+1×C×(V1−Vof)=J V1=(J/C+Vof)/4 ……………(27) 同様に容量CC2の+電極側および容量CA1、CA2
の−電極側の電圧V2は、次式(28)のとおりとな
る。
の−電極側の電圧V2は、次式(28)のとおりとな
る。
【0051】 V2×(1+2)×C+1×C×(V2−Vof)=K V2=(K/C+Vof)/4 ……………(28) 次に、放電用スイッチSW−A135〜142をオフし
て、充電用スイッチSW−B128〜134をオンにす
る。選択基準電圧SVR0 126、SVR1127が
デジタル入力のビット5、4に従って出力される。容量
143〜146にはデジタル入力のビット3〜0に従っ
て、選択基準電圧SVR0、SVR1のどちらかが入力
される。差動増幅器153の負入力Vin151はオフ
セット電圧Vofを保持するため、充電スイッチをオン
にしたタイミングでは容量154に充電されている電荷
量は変化せず、結果として出力Vout155は0Vを
出力する。
て、充電用スイッチSW−B128〜134をオンにす
る。選択基準電圧SVR0 126、SVR1127が
デジタル入力のビット5、4に従って出力される。容量
143〜146にはデジタル入力のビット3〜0に従っ
て、選択基準電圧SVR0、SVR1のどちらかが入力
される。差動増幅器153の負入力Vin151はオフ
セット電圧Vofを保持するため、充電スイッチをオン
にしたタイミングでは容量154に充電されている電荷
量は変化せず、結果として出力Vout155は0Vを
出力する。
【0052】また容量145,146に充電される電荷
は、デジタル入力が“1”の時には、次式(29)のと
おりとなる(ただしC2:n、n=2、C3:n=
3)。
は、デジタル入力が“1”の時には、次式(29)のと
おりとなる(ただしC2:n、n=2、C3:n=
3)。
【0053】 QC1C1n=2(n-2)×C×(SVR1−Vof)……… (29) デジタル入力が“0”の時には、次式(30)となる
(ただし、C2:n=2、C3:n=3)。
(ただし、C2:n=2、C3:n=3)。
【0054】 QC0C1n=2(n-2)×C×(SVR0−Vof)……… (30) この時、電荷の変化量ΔQC1は、次式(31)のとお
りとなる。
りとなる。
【0055】 ΔQC1=QC1C1n+QC0C1n−QCDC1 ={(SW2+2×SW3)×SVR1+(SWN2+2 ×SWN3)×SVR0}×1×C ……………(31) 容量143,144に充電される電荷は、デジタル入力
が“1”の時には、次式(32)のとおりとなる(ただ
し、C0:n=0、C1:n=1)。
が“1”の時には、次式(32)のとおりとなる(ただ
し、C0:n=0、C1:n=1)。
【0056】 QC1C2n=2n×C×(SVR1−V1) ……………(32) デジタル入力が“0”の時には、次式(33)のとおり
となる(ただし、C0:n=0、C1:n=1)。
となる(ただし、C0:n=0、C1:n=1)。
【0057】 QC0C2n=2n×C×(SVR0−V1) ……………(33) よって、電圧V1は、次式(34)で表される。
【0058】 −QC1C2n−QC0C2n+1×C×(V1−Vof) ={−(SW0+2×SW1)×SVR1−(SWN0+2 ×SWN1)×SVR0−1×Vof+4×V1}×C =J V1={J/C+(SW0+2×SW1)×SVR1 +(SWN0+2×SWN1)×SVR0+1×Vof}/4 ……………(34) よって、V1の変化は、次式(35)で表される。
【0059】 ΔV1={(SW0+2×SW1)×SVR1+(SWN0 +2×SWN1)×SVR0}/4 ……………(35) この電圧変化量が容量CC1の電荷変化として現れるた
め、容量CC1の電荷変化量ΔQC2は次式(36)の
とおりとなる。
め、容量CC1の電荷変化量ΔQC2は次式(36)の
とおりとなる。
【0060】 ΔQC2=1×C×ΔV1 =1×C×{(SW0+2×SW1)×SVR1+(SWN0 +2×SWN1)×SVR0}/4 ……………(36) また、容量148,149に充電される電荷はデジタル
入力と関係なく、次式(37)のとおりである。
入力と関係なく、次式(37)のとおりである。
【0061】 QCA=1×C×(SVR1−V2)+2×C×(VSHIFT−V2) ……………(37) よって、電圧V2は、次式(38)のとおりとなる。
【0062】 −QCA+1×C×(V2−Vof) =(−SVR1−2×VSHIFT−Vof+4×V2)×C=K V2=(K/C+SVR1+2×VSHIFT+Vof)/4 ……………(38) よって、電圧V2の変化は、次式(39)で表される。
【0063】 ΔV2=(SVR1+2×VSHIFT)/4 ……………(39) この電圧変化量が容量CC2の電荷変化として現れるた
め、容量CC2の電荷変化量ΔQC3は次式(40)の
とおりとなる。
め、容量CC2の電荷変化量ΔQC3は次式(40)の
とおりとなる。
【0064】 ΔQC3=1×C×ΔV2 =1×C×(SVR1+2×VSHIFT)/4………(40)容量 C2、C3、CC1、CC2全ての電荷変化量ΔQ
Cは、次式(41)のとおりとなる。
Cは、次式(41)のとおりとなる。
【0065】 ΔQC=ΔQC1+ΔQC2+ΔQC3 ={(SW2+2×SW3)×SVR1+(SWN2+2 ×SWN3)×SVR0}×1×C+1×C×{(SW0+2 ×SW1)×SVR1+(SWN0+2×SWN1) ×SVR0}/4+1×C×(SVR1+2×VSHIFT) /4 ={(SW2+2×SW3)×SVR1+(SWN2+2 ×SWN3)×SVR0+(SW0+2×SW1)×SVR1 +(SWN0+2×SWN1)×SVR0/4+(SVR1 +2×VSHIFT)/4}×1×C …………(41) 式(41)に表される電荷変化に伴って、容量145〜
147、150の−電極には反対極性の電荷量変化が現
れる。容量145〜147、150、154の−電極側
の総電荷量は一定のため、容量154の−電極には容量
145〜147、150の−電極の電荷量変化を打ち消
すように、極性が逆で電荷量が等しい電荷が充電され
る。
147、150の−電極には反対極性の電荷量変化が現
れる。容量145〜147、150、154の−電極側
の総電荷量は一定のため、容量154の−電極には容量
145〜147、150の−電極の電荷量変化を打ち消
すように、極性が逆で電荷量が等しい電荷が充電され
る。
【0066】結果として容量154の+電極には−ΔQ
Cの電荷が充電される。たとえば、2進数で“1011
11”のデジタルデータが入力されたときには、SW
5、SWN4、SW3、SW2、SW1、SW0がオン
になる。この時の容量C4の電荷の変化量は、次式(4
2)のとおりである。
Cの電荷が充電される。たとえば、2進数で“1011
11”のデジタルデータが入力されたときには、SW
5、SWN4、SW3、SW2、SW1、SW0がオン
になる。この時の容量C4の電荷の変化量は、次式(4
2)のとおりである。
【0067】 ΔQC4=(2×VREF1+VREF1+VREF1/2 +VREF1/4+VREF1/4+VSHIFT/2)×C =(3.75×VREF1+VREF1/4 +VSHIFT/2)×C ……………(42) 2進数で“110000”のデジタルデータが入力され
たときには、SW5、SW4、SWN3、SWN2、S
WN1、SWN0がオンになる。この時の容量C4の電
荷の変化量は、次式(43)のとおりである。
たときには、SW5、SW4、SWN3、SWN2、S
WN1、SWN0がオンになる。この時の容量C4の電
荷の変化量は、次式(43)のとおりである。
【0068】 ΔQC4=(2×VREF1+VREF1+VREF1/2 +VREF1/4+VREF0/4+VSHIFT/2)×C =(3.75×VREF1+VREF0/4 +VSHIFT/2)×C ……………(43) ここで、調整用容量CA1がないとデジタル入力が“1
01111”と“110000”の時の容量C4の電荷
変化量が等しくなってしまうため、異なるデジタル入力
に対して出力Vout155が同じになるという問題が
生じる。このことはデジタル入力データの15と16、
31と32、47と48の時に発生する。これを防ぐ意
味で調整用容量CA1は不可欠である。出力Vout1
55は、電荷量が変化したためにその変化量に応じた電
圧を発生することになる。
01111”と“110000”の時の容量C4の電荷
変化量が等しくなってしまうため、異なるデジタル入力
に対して出力Vout155が同じになるという問題が
生じる。このことはデジタル入力データの15と16、
31と32、47と48の時に発生する。これを防ぐ意
味で調整用容量CA1は不可欠である。出力Vout1
55は、電荷量が変化したためにその変化量に応じた電
圧を発生することになる。
【0069】差動増幅器153の出力Vout155
は、次式(44)で表される。 Vout=〔(SW2+2×SW3)×SVR1+(SWN2 +2×SWN3)×SVR0+{(SW0+2×SW1) ×SVR1+(SWN0+2×SWN1)×SVR0}/4 +(SVR1+2×VSHIFT)/4〕/4………(44) デジタル入力データと出力の関係は図4と同様である。
は、次式(44)で表される。 Vout=〔(SW2+2×SW3)×SVR1+(SWN2 +2×SWN3)×SVR0+{(SW0+2×SW1) ×SVR1+(SWN0+2×SWN1)×SVR0}/4 +(SVR1+2×VSHIFT)/4〕/4………(44) デジタル入力データと出力の関係は図4と同様である。
【0070】以上のように本第3の実施例によれば、6
ビットのデジタル信号の入力手段と、5つの第1の基準
電圧を入力する基準電圧入力手段と、1つの出力シフト
調整電圧入力手段と、デジタル信号の上位2ビットによ
って5つの前記第1の基準電圧より2つの第2の基準電
圧SVR0、SVR1を選択する基準電圧選択手段と、
基本容量値に対してそれぞれ20〜21倍の異なる容量値
を持つ並列接続された2個の第1の容量群と、前記第1
の容量群のそれぞれに対して前記基準電圧選択手段から
の2つの前記第2の基準電圧のうち1つを選択する第1
の電圧選択スイッチ群と、前記第1の電圧選択スイッチ
群の出力をそれぞれの前記第1の容量群に接続する第1
の充電スイッチ群と、前記第1の容量群の電荷を放電す
る第1の放電スイッチ群と、基本容量値に対してそれぞ
れ20〜21倍の異なる容量値を持つ並列接続された2個
の第2の容量群と、前記第2の容量群のそれぞれに対し
て前記基準電圧選択手段からの2つの前記第2の基準電
圧のうち1つを選択する第2の電圧選択スイッチ群と、
前記第2の電圧選択スイッチ群の出力を前記第2の容量
群に接続する第2の充電スイッチ群と、前記第2の容量
群の電荷を放電する第2の放電スイッチ群と、基本容量
値に等しい調整用容量と、前記調整用容量に前記基準電
圧選択手段からの2つの前記第2の基準電圧の内SVR
1を接続する第3の充電用スイッチと、前記調整用容量
の電荷を放電する第3の放電用スイッチと、前記調整用
容量に合計容量が前記第2の容量群の総容量よりも基本
容量1つ分だけ少ない容量である基本容量の2倍の容量
を持つ1つの出力シフト調整用容量を並列に接続した第
3の容量群と、前記出力シフト調整用容量に前記出力シ
フト調整電圧入力手段からの出力シフト調整電圧を接続
する第4の充電スイッチと、前記出力シフト調整用容量
の電荷を放電する第4の放電スイッチと、前記第1の容
量群と前記第2の容量群を直列に接続する基本容量に等
しい容量値をもつ第1の接続容量と前記第1の容量群と
前記第3の容量群を直列に接続する基本容量に等しい容
量値を持つ第2の接続容量と、前記第1、第2、第3の
容量群および第1、第2の接続容量に充電された電荷に
より発生した電圧に比例した出力電圧を発生する差動増
幅器を具備する出力回路を持つことにより、従来例より
も少ない容量値(6ビットで約1/7)で回路を構成で
き、しかも外付け回路なしにγ補正を行い、かつ液晶表
示装置へのRGB出力ごとに適正な電圧値を設定するこ
とができる。
ビットのデジタル信号の入力手段と、5つの第1の基準
電圧を入力する基準電圧入力手段と、1つの出力シフト
調整電圧入力手段と、デジタル信号の上位2ビットによ
って5つの前記第1の基準電圧より2つの第2の基準電
圧SVR0、SVR1を選択する基準電圧選択手段と、
基本容量値に対してそれぞれ20〜21倍の異なる容量値
を持つ並列接続された2個の第1の容量群と、前記第1
の容量群のそれぞれに対して前記基準電圧選択手段から
の2つの前記第2の基準電圧のうち1つを選択する第1
の電圧選択スイッチ群と、前記第1の電圧選択スイッチ
群の出力をそれぞれの前記第1の容量群に接続する第1
の充電スイッチ群と、前記第1の容量群の電荷を放電す
る第1の放電スイッチ群と、基本容量値に対してそれぞ
れ20〜21倍の異なる容量値を持つ並列接続された2個
の第2の容量群と、前記第2の容量群のそれぞれに対し
て前記基準電圧選択手段からの2つの前記第2の基準電
圧のうち1つを選択する第2の電圧選択スイッチ群と、
前記第2の電圧選択スイッチ群の出力を前記第2の容量
群に接続する第2の充電スイッチ群と、前記第2の容量
群の電荷を放電する第2の放電スイッチ群と、基本容量
値に等しい調整用容量と、前記調整用容量に前記基準電
圧選択手段からの2つの前記第2の基準電圧の内SVR
1を接続する第3の充電用スイッチと、前記調整用容量
の電荷を放電する第3の放電用スイッチと、前記調整用
容量に合計容量が前記第2の容量群の総容量よりも基本
容量1つ分だけ少ない容量である基本容量の2倍の容量
を持つ1つの出力シフト調整用容量を並列に接続した第
3の容量群と、前記出力シフト調整用容量に前記出力シ
フト調整電圧入力手段からの出力シフト調整電圧を接続
する第4の充電スイッチと、前記出力シフト調整用容量
の電荷を放電する第4の放電スイッチと、前記第1の容
量群と前記第2の容量群を直列に接続する基本容量に等
しい容量値をもつ第1の接続容量と前記第1の容量群と
前記第3の容量群を直列に接続する基本容量に等しい容
量値を持つ第2の接続容量と、前記第1、第2、第3の
容量群および第1、第2の接続容量に充電された電荷に
より発生した電圧に比例した出力電圧を発生する差動増
幅器を具備する出力回路を持つことにより、従来例より
も少ない容量値(6ビットで約1/7)で回路を構成で
き、しかも外付け回路なしにγ補正を行い、かつ液晶表
示装置へのRGB出力ごとに適正な電圧値を設定するこ
とができる。
【0071】次に本発明の第4の実施例について図面を
参照しながら説明する。図6はデジタル7入力アナログ
1出力回路における構成図である。200〜204は基
準入力電圧、205は出力シフト調整用電圧VSHIF
Tである。206〜216はデジタル入力が“1”のと
きにオンするデジタル入力スイッチSW0〜SW6であ
る。217〜227はデジタル入力が“0”のときにオ
ンするデジタル入力スイッチSWN0〜SWN6であ
る。SW5 206〜209とデジタル入力スイッチS
WN5 217〜220とデジタル入力スイッチSW6
210、211とデジタル入力スイッチSWN6 2
21、222で基準入力電圧200〜204を選択し
て、SVR0 228,SVR1 229の選択基準電
圧を出力する。SVR0 228、SVR1 229に
はデジタル入力のビット6,5が、0、0の時にVRE
F4 204、VREF3 203が、0、1の時にV
REF3 203、VREF2 202が、1、0の時
にはVREF2202、VREF1 201が、1、1
の時にはVREF1 201、VREF0 200がそ
れぞれ出力される。230〜237は入力サンプリング
時にオンする充電用スイッチSW−Bである。238〜
246は充電した電荷を放電する放電用スイッチSW−
Aである。247は基本容量の20倍の大きさの容量C
0である。248は基本容量の21倍の大きさの容量C
1である。249は基本容量の22倍の大きさの容量C
2である。250は基本容量の20倍の大きさの容量C
3である。251は基本容量の21倍の大きさの容量C
4である。252は基本容量の20倍の大きさの第1の
接続用容量CC1である。253は基本容量の20倍の
大きさの容量CA1である。254は基本容量の6倍の
大きさの容量CA2である。255は基本容量の20倍
の大きさの第2の接続用容量CC2である。256は差
動増幅器258の負入力Vinである。257は差動増
幅器の正入力であり、GND(0V)に接続されてい
る。259は差動増幅器258の負帰還容量であり、基
本容量の4倍の大きさの容量値であるC5である。26
0は差動増幅器258の出力Voutである。261は
電圧V1、262は電圧V2である。
参照しながら説明する。図6はデジタル7入力アナログ
1出力回路における構成図である。200〜204は基
準入力電圧、205は出力シフト調整用電圧VSHIF
Tである。206〜216はデジタル入力が“1”のと
きにオンするデジタル入力スイッチSW0〜SW6であ
る。217〜227はデジタル入力が“0”のときにオ
ンするデジタル入力スイッチSWN0〜SWN6であ
る。SW5 206〜209とデジタル入力スイッチS
WN5 217〜220とデジタル入力スイッチSW6
210、211とデジタル入力スイッチSWN6 2
21、222で基準入力電圧200〜204を選択し
て、SVR0 228,SVR1 229の選択基準電
圧を出力する。SVR0 228、SVR1 229に
はデジタル入力のビット6,5が、0、0の時にVRE
F4 204、VREF3 203が、0、1の時にV
REF3 203、VREF2 202が、1、0の時
にはVREF2202、VREF1 201が、1、1
の時にはVREF1 201、VREF0 200がそ
れぞれ出力される。230〜237は入力サンプリング
時にオンする充電用スイッチSW−Bである。238〜
246は充電した電荷を放電する放電用スイッチSW−
Aである。247は基本容量の20倍の大きさの容量C
0である。248は基本容量の21倍の大きさの容量C
1である。249は基本容量の22倍の大きさの容量C
2である。250は基本容量の20倍の大きさの容量C
3である。251は基本容量の21倍の大きさの容量C
4である。252は基本容量の20倍の大きさの第1の
接続用容量CC1である。253は基本容量の20倍の
大きさの容量CA1である。254は基本容量の6倍の
大きさの容量CA2である。255は基本容量の20倍
の大きさの第2の接続用容量CC2である。256は差
動増幅器258の負入力Vinである。257は差動増
幅器の正入力であり、GND(0V)に接続されてい
る。259は差動増幅器258の負帰還容量であり、基
本容量の4倍の大きさの容量値であるC5である。26
0は差動増幅器258の出力Voutである。261は
電圧V1、262は電圧V2である。
【0072】以上のように構成された液晶駆動装置の動
作を以下に説明する。まず最初に、容量CC1、C0、
C1の電圧V1側の電荷は中和されておらずJ(F)あ
り、容量CC2、CA1、CA2の電圧V2側の電荷は
中和されておらずK(F)あるとする。
作を以下に説明する。まず最初に、容量CC1、C0、
C1の電圧V1側の電荷は中和されておらずJ(F)あ
り、容量CC2、CA1、CA2の電圧V2側の電荷は
中和されておらずK(F)あるとする。
【0073】放電用スイッチSW−A238〜246を
オンにすることにより、差動増幅器258の出力Vou
t260が放電スイッチSW−A245を通して負入力
Vin256に帰還される。負入力Vin256はオフ
セット電圧分(Vof)の電位になる。
オンにすることにより、差動増幅器258の出力Vou
t260が放電スイッチSW−A245を通して負入力
Vin256に帰還される。負入力Vin256はオフ
セット電圧分(Vof)の電位になる。
【0074】また、容量250、251も一端を放電ス
イッチSW−A241、242を通してGNDに接続さ
れるため、オフセット電圧Vofだけの電位差になる。
すなわち、容量250、251に充電されている総電荷
量QDC1は、次式(45)のとおりとなる。
イッチSW−A241、242を通してGNDに接続さ
れるため、オフセット電圧Vofだけの電位差になる。
すなわち、容量250、251に充電されている総電荷
量QDC1は、次式(45)のとおりとなる。
【0075】 QDC1=−(1+2)×C×Vof =−3×C×Vof ……………(45)容量 CC1の+電極側および容量C0、C1、C2の−
電極側の電圧V1は、 V1×(1+2+4)×C+1×C×(V1−Vof)=J V1=(J/C+Vof)/8 ……………(46) となり、同様に容量CC2の+電極側および容量CA
1,CA2の−電極側の電圧V2は、 V2×(1+2)×C+1×C×(V2−Vof)=K V2=(K/C+Vof)/4 ……………(47) となる。
電極側の電圧V1は、 V1×(1+2+4)×C+1×C×(V1−Vof)=J V1=(J/C+Vof)/8 ……………(46) となり、同様に容量CC2の+電極側および容量CA
1,CA2の−電極側の電圧V2は、 V2×(1+2)×C+1×C×(V2−Vof)=K V2=(K/C+Vof)/4 ……………(47) となる。
【0076】次に、放電用スイッチSW−A238〜2
46をオフして、充電用スイッチSW−B230〜23
7をオンにする。電圧SVR0 228、SVR1 2
29はデジタル入力のビット6、5に従った基準入力電
圧である。容量247〜251にはデジタル入力のビッ
ト4〜0に従って、電圧SVR0 228、SVR12
29のどちらかが入力される。差動増幅器258の負入
力256はオフセット電圧Vofを保持するため、充電
スイッチSW−Bをオンにしたタイミングでは容量25
9に充電されている電荷量は変化せず、結果として出力
Vout260は0Vを出力する。
46をオフして、充電用スイッチSW−B230〜23
7をオンにする。電圧SVR0 228、SVR1 2
29はデジタル入力のビット6、5に従った基準入力電
圧である。容量247〜251にはデジタル入力のビッ
ト4〜0に従って、電圧SVR0 228、SVR12
29のどちらかが入力される。差動増幅器258の負入
力256はオフセット電圧Vofを保持するため、充電
スイッチSW−Bをオンにしたタイミングでは容量25
9に充電されている電荷量は変化せず、結果として出力
Vout260は0Vを出力する。
【0077】また、容量250、251に充電される電
荷は、デジタル入力が“1”の時には、次式(48)の
とおりとなる(ただし、C3:n=3、C4:n=
4)。
荷は、デジタル入力が“1”の時には、次式(48)の
とおりとなる(ただし、C3:n=3、C4:n=
4)。
【0078】 QC1C1n=2(n-3)×C×(SVR1−Vof)…………(48) デジタル入力が“0”の時には、次式(49)のとおり
となる(ただし、C3:n=3、C4:n=4)。
となる(ただし、C3:n=3、C4:n=4)。
【0079】 QC0C1n=2(n-3)×C×(SVR0−Vof)……… (49) この時、電荷の変化量ΔQC1は、次式(50)のとお
りとなる。
りとなる。
【0080】 ΔQC1=QC1C1n+QC0C1n−QDC1 ={(SW3+2×SW4)×SVR1+(SWN3 +2×SWN4)×SVR0}×1×C ……………(50) 容量247〜249に充電される電荷は、デジタル入力
が“1”の時には、次式(51)のとおりとなる(ただ
し、C0:n=0、C1:n=1、C2:n=2)。
が“1”の時には、次式(51)のとおりとなる(ただ
し、C0:n=0、C1:n=1、C2:n=2)。
【0081】 QC1C2n=2n×C×(SVR1−V1) ……………(51) デジタル入力が“0”の時には、次式(52)のとおり
となる(ただしC0:n=0、C1:n=1、C2:n
=2)。
となる(ただしC0:n=0、C1:n=1、C2:n
=2)。
【0082】 QC0C2n=2n×C×(SVR0−V1) ……………(52) よって、電圧V1は、次式(53)のとおりとなる。
【0083】 −QC1C2n−QC0C2n+1×C×(V1−Vof) ={−(SW0+2×SW1+4×SW2)×SVR1 −(SWN0+2×SWN1+4×SWN2)×SVR0 −1×Vof+8×V1}×C =J V1={J/C+(SW0+2×SW1+4×SW2)×SVR1 +(SWN0+2×SWN1+4×SWN2)×SVR0 +1×Vof}/8 ……………(53) よって、電圧V1の変化は、次式(54)のとおりとな
る。
る。
【0084】 ΔV1={(SW0+2×SW1+4×SW2)×SVR1 +(SWN0+2×SWN1+4×SWN2)×SVR0}/8 ……………(54) この電圧変化量が容量CC1の電荷変化として現れるた
め、容量CC1の電荷量ΔQC2は、次式(55)のと
おりとなる。
め、容量CC1の電荷量ΔQC2は、次式(55)のと
おりとなる。
【0085】 ΔQC2=1×C×ΔV1 =1×C×{(SW0+2×SW1+4×SW2) ×SVR1+(SWN0+2×SWN1+4×SWN2) ×SVR0}/8 ……………(55) また、容量253,254に充電される電荷は、デジタ
ル入力と関係なく、次式(56)のとおりとなる。
ル入力と関係なく、次式(56)のとおりとなる。
【0086】 QCA=1×C×(SVR1−V2)+6×C×(VSHIFT−V2) ……………(56) よって電圧V2は、次式(57)のとおりとなる。
【0087】 −QCA+1×C×(V2−Vof) =(−SVR1−6×VSHIFT−Vof+8×V2)×C =K V2=(K/C+SVR1+6×VSHIFT+Vof)/8 ……………(57) よって電圧V2の変化は、次式(58)のとおりとな
る。
る。
【0088】 ΔV2=(SVR1+6×VSHIFT)/8 ……………(58) この電圧変化量が容量CC2の電荷変化として現れるた
め、容量CC2の電荷量ΔQC3は次式(59)のとお
りとなる。
め、容量CC2の電荷量ΔQC3は次式(59)のとお
りとなる。
【0089】 ΔQC3=1×C×ΔV2 =1×C×(SVR1+6×VSHIFT)/8………(59)容量 C3、C4、CC1、CC2全ての電荷変化量ΔQ
Cは、次式(60)のとおりとなる。
Cは、次式(60)のとおりとなる。
【0090】 ΔQC=ΔQC1+ΔQC2+ΔQC3 ={(SW3+2×SW4)×SVR1+(SWN3+2 ×SWN4)×SVR0}×1×C+1×C×{(SW0+2 ×SW1+4×SW2)×SVR1+(SWN0+2 ×SWN1+4×SWN2)×SVR0}/8+1×C ×(SVR1+6×VSHIFT)/8 =〔{(SW3+2×SW4)×SVR1+(SWN3+2 ×SWN4)×SVR0+(SW0+2×SW1+4 ×SW2)×SVR1+(SWN0+2×SWN1+4 ×SWN2)×SVR0}/8+(SVR1+6 ×VSHIFT)/8〕×1×C ……………(60) 式(60)に表される電荷変化に伴って、容量250〜
252,255の−電極には反対極性の電荷量変化が現
れる。容量250〜252,255,259の−電極側
の総電荷量は一定のため、容量259の−電極には、容
量250〜252,255の−電極の電荷量変化を打ち
消すように、極性が逆で電荷量が等しい電荷が充電され
る。結果として容量259の+電極には−ΔQCの電荷
が充電される。たとえば、2進数で“1011111”
のデジタルデータが入力されたときには、SW6、SW
N5、SW4、SW3、SW2、SW1、SW0がオン
になる。この時の容量C5の電荷の変化量は、次式(6
1)のとおりである。
252,255の−電極には反対極性の電荷量変化が現
れる。容量250〜252,255,259の−電極側
の総電荷量は一定のため、容量259の−電極には、容
量250〜252,255の−電極の電荷量変化を打ち
消すように、極性が逆で電荷量が等しい電荷が充電され
る。結果として容量259の+電極には−ΔQCの電荷
が充電される。たとえば、2進数で“1011111”
のデジタルデータが入力されたときには、SW6、SW
N5、SW4、SW3、SW2、SW1、SW0がオン
になる。この時の容量C5の電荷の変化量は、次式(6
1)のとおりである。
【0091】 ΔQC4=(2×VREF1+VREF1+VREF1/2 +VREF1/4+VREF1/8+VREF1/8 +6×VSHIFT/8)×C =(3.875×VREF1+VREF1/8+6 ×VSHIFT/8)×C ……………(61) 2進数で“1100000”のデジタルデータが入力さ
れたときには、SW6、SW5、SWN4、SWN3、
SWN2、SWN1、SWN0がオンになる。この時の
容量C4の電荷の変化量は、次式(62)で表される。
れたときには、SW6、SW5、SWN4、SWN3、
SWN2、SWN1、SWN0がオンになる。この時の
容量C4の電荷の変化量は、次式(62)で表される。
【0092】 ΔQC4=(2×VREF1+VREF1+VREF1/2 +VREF1/4+VREF1/8+VREF0/8 +6×VSHIFT/8)×C =(3.875×VREF1+VREF0/8+6 ×VSHIFT/8)×C ……………(62) ここで、調整用容量CA1がないとデジタル入力が“1
011111”と“1100000”の時の容量C5の
電荷変化量が等しくなってしまうため、異なるデジタル
入力データに対して出力Vout260が同じになって
しまうという問題が生じる。このことはデジタル入力デ
ータの31と32、63と64、95と96の時に発生
する。これを防ぐ意味で調整用容量CA1は不可欠であ
る。
011111”と“1100000”の時の容量C5の
電荷変化量が等しくなってしまうため、異なるデジタル
入力データに対して出力Vout260が同じになって
しまうという問題が生じる。このことはデジタル入力デ
ータの31と32、63と64、95と96の時に発生
する。これを防ぐ意味で調整用容量CA1は不可欠であ
る。
【0093】出力Vout260は、電荷量が変化した
ためにその変化量に応じた電圧を発生することになる。
ためにその変化量に応じた電圧を発生することになる。
【0094】差動増幅器258の出力Vout260
は、次式(63)のとおりとなる。 Vout=〔(SW3+2×SW4)×SVR1+(SWN3 +2×SWN4)×SVR0+{(SW0+2×SW1 +4×SW2)×SVR1+(SWN0+2×SWN1 +4×SWN2)×SVR0}/8+(SVR1+6 ×VSHIFT)/8〕/4 ……………(63) デジタル入力データと出力の関係を図7に示した。
は、次式(63)のとおりとなる。 Vout=〔(SW3+2×SW4)×SVR1+(SWN3 +2×SWN4)×SVR0+{(SW0+2×SW1 +4×SW2)×SVR1+(SWN0+2×SWN1 +4×SWN2)×SVR0}/8+(SVR1+6 ×VSHIFT)/8〕/4 ……………(63) デジタル入力データと出力の関係を図7に示した。
【0095】以上のように本第4の実施例によれば、7
ビットのデジタル信号の入力手段と、5つの第1の基準
電圧を入力する基準電圧入力手段と、1つの出力シフト
調整電圧入力手段と、デジタル信号の上位2ビットによ
って5つの第1の基準電圧より2つの第2の基準電圧S
VR0,SVR1を選択する基準電圧選択手段と、基本
容量値に対してそれぞれ20〜21倍の異なる容量値を持
つ並列接続された2個の第1の容量群と、前記第1の容
量群のそれぞれに対して前記基準電圧選択手段からの2
つの前記第2の基準電圧のうち1つを選択する第1の電
圧選択スイッチ群と、前記第1の電圧選択スイッチ群の
出力を前記第1の容量群にそれぞれ接続する第1の充電
スイッチ群と、前記第1の容量群の電荷を放電する第1
の放電スイッチ群と、基本容量値に対してそれぞれ20
〜22倍の異なる容量値を持つ並列接続された3個の第
2の容量群と、前記第2の容量群のそれぞれに対して前
記基準電圧選択手段からの2つの前記第2の基準電圧の
うち1つを選択する第2の電圧選択スイッチ群と、前記
第2の電圧選択スイッチ群の出力を前記第2容量群にそ
れぞれ接続する第2の充電スイッチ群と、前記第2の容
量群の電荷を放電する第2の放電スイッチ群と、基本容
量値に等しい調整用容量と、前記調整用容量に前記基準
電圧選択手段からの2つの前記第2の基準出力の内SV
R1を接続する第3の充電用スイッチと、前記調整用容
量の電荷を放電する第3の放電用スイッチと、前記調整
用容量に合計容量が前記第2の容量群の総容量よりも基
本容量1つ分だけ少ない容量である基本容量の6倍の容
量を持つ1つの出力シフト調整用容量を並列に接続した
第3の容量群と、前記出力シフト調整用容量に前記出力
シフト調整電圧入力手段からの出力シフト調整電圧を接
続する第4の充電スイッチと、前記出力シフト調整用容
量の電荷を放電する第4の放電スイッチと、前記第1の
容量群と前記第2の容量群を直列に接続する基本容量に
等しい容量値をもつ第1の接続容量と、前記第1の容量
群と前記第3の容量群を直列に接続する基本容量に等し
い容量値を持つ第2の接続容量と、前記第1、第2、第
3の容量群および前記第1、第2の接続容量に充電され
た電荷により発生した電圧に比例した出力電圧を発生す
る差動増幅器を具備する出力回路を持つことにより、従
来例で示した構成よりも少ない容量値(7ビットで約1
/11)で回路を構成でき、しかも外付け回路なしにγ
補正を行い、かつ液晶表示装置へのRGB出力ごとに適
正な電圧値を設定することができる。
ビットのデジタル信号の入力手段と、5つの第1の基準
電圧を入力する基準電圧入力手段と、1つの出力シフト
調整電圧入力手段と、デジタル信号の上位2ビットによ
って5つの第1の基準電圧より2つの第2の基準電圧S
VR0,SVR1を選択する基準電圧選択手段と、基本
容量値に対してそれぞれ20〜21倍の異なる容量値を持
つ並列接続された2個の第1の容量群と、前記第1の容
量群のそれぞれに対して前記基準電圧選択手段からの2
つの前記第2の基準電圧のうち1つを選択する第1の電
圧選択スイッチ群と、前記第1の電圧選択スイッチ群の
出力を前記第1の容量群にそれぞれ接続する第1の充電
スイッチ群と、前記第1の容量群の電荷を放電する第1
の放電スイッチ群と、基本容量値に対してそれぞれ20
〜22倍の異なる容量値を持つ並列接続された3個の第
2の容量群と、前記第2の容量群のそれぞれに対して前
記基準電圧選択手段からの2つの前記第2の基準電圧の
うち1つを選択する第2の電圧選択スイッチ群と、前記
第2の電圧選択スイッチ群の出力を前記第2容量群にそ
れぞれ接続する第2の充電スイッチ群と、前記第2の容
量群の電荷を放電する第2の放電スイッチ群と、基本容
量値に等しい調整用容量と、前記調整用容量に前記基準
電圧選択手段からの2つの前記第2の基準出力の内SV
R1を接続する第3の充電用スイッチと、前記調整用容
量の電荷を放電する第3の放電用スイッチと、前記調整
用容量に合計容量が前記第2の容量群の総容量よりも基
本容量1つ分だけ少ない容量である基本容量の6倍の容
量を持つ1つの出力シフト調整用容量を並列に接続した
第3の容量群と、前記出力シフト調整用容量に前記出力
シフト調整電圧入力手段からの出力シフト調整電圧を接
続する第4の充電スイッチと、前記出力シフト調整用容
量の電荷を放電する第4の放電スイッチと、前記第1の
容量群と前記第2の容量群を直列に接続する基本容量に
等しい容量値をもつ第1の接続容量と、前記第1の容量
群と前記第3の容量群を直列に接続する基本容量に等し
い容量値を持つ第2の接続容量と、前記第1、第2、第
3の容量群および前記第1、第2の接続容量に充電され
た電荷により発生した電圧に比例した出力電圧を発生す
る差動増幅器を具備する出力回路を持つことにより、従
来例で示した構成よりも少ない容量値(7ビットで約1
/11)で回路を構成でき、しかも外付け回路なしにγ
補正を行い、かつ液晶表示装置へのRGB出力ごとに適
正な電圧値を設定することができる。
【0096】
【発明の効果】本発明の第1の実施例に係る液晶駆動装
置の構成により、複雑な外付け回路なしにγ補正が可能
であり、従来方式に比較して容量を大幅に削減すること
が可能な優れた液晶駆動装置を実現できる。
置の構成により、複雑な外付け回路なしにγ補正が可能
であり、従来方式に比較して容量を大幅に削減すること
が可能な優れた液晶駆動装置を実現できる。
【0097】なお、実施例においてデジタル入力信号を
6ビットとしたが2ビット以上の任意の数でよい。ま
た、基準入力電圧の数を5本としたが、デジタル入力の
数および、液晶表示装置の特性に合わせて任意の数でよ
い。また、必要な容量の数はデジタル入力データの数に
合わせた任意の数でよい。また、調整用容量CAの充電
用スイッチに選択基準電圧としてSVR1を接続した
が、SVR0でもよい。
6ビットとしたが2ビット以上の任意の数でよい。ま
た、基準入力電圧の数を5本としたが、デジタル入力の
数および、液晶表示装置の特性に合わせて任意の数でよ
い。また、必要な容量の数はデジタル入力データの数に
合わせた任意の数でよい。また、調整用容量CAの充電
用スイッチに選択基準電圧としてSVR1を接続した
が、SVR0でもよい。
【0098】本発明の第2の実施例に係る液晶駆動装置
は、第1の実施例にかかる液晶駆動装置に、1つまたは
複数の出力シフト調整電圧入力手段と請求項1に記され
た容量群に並列に1つまたは複数の出力シフト調整用容
量を付加し、前記出力シフト調整用容量に前記出力調整
用電圧入力手段からの電圧を接続する充電用スイッチ
と、前記第2の調整用容量の電荷を放電する放電スイッ
チを接続した構成によって、複雑な外付け回路なしにγ
補正が可能であり、従来方式に比較して容量を大幅に削
減することが可能なうえ、出力電圧のレベルを微調整で
きる優れた液晶表示装置を実現できる。
は、第1の実施例にかかる液晶駆動装置に、1つまたは
複数の出力シフト調整電圧入力手段と請求項1に記され
た容量群に並列に1つまたは複数の出力シフト調整用容
量を付加し、前記出力シフト調整用容量に前記出力調整
用電圧入力手段からの電圧を接続する充電用スイッチ
と、前記第2の調整用容量の電荷を放電する放電スイッ
チを接続した構成によって、複雑な外付け回路なしにγ
補正が可能であり、従来方式に比較して容量を大幅に削
減することが可能なうえ、出力電圧のレベルを微調整で
きる優れた液晶表示装置を実現できる。
【0099】なお、実施例において出力シフト調整用容
量の数を1つにしたが出力シフト調整用電圧の数にあわ
せた数でよい。
量の数を1つにしたが出力シフト調整用電圧の数にあわ
せた数でよい。
【0100】本発明の第3の実施例に係る液晶駆動装置
の構成により、複雑な外付け回路なしにγ補正が可能で
あり、従来方式に比較して容量を大幅に削減することが
可能なうえ、出力電圧のレベルを微調整できる優れた液
晶駆動装置を実現できる。
の構成により、複雑な外付け回路なしにγ補正が可能で
あり、従来方式に比較して容量を大幅に削減することが
可能なうえ、出力電圧のレベルを微調整できる優れた液
晶駆動装置を実現できる。
【0101】本発明の第4の実施例に係る液晶駆動装置
の構成により、複雑な外付け回路なしにγ補正が可能で
あり、従来方式に比較して容量を大幅に削減することが
可能なうえ、出力電圧のレベルを微調整できる優れた液
晶駆動装置を実現できる。
の構成により、複雑な外付け回路なしにγ補正が可能で
あり、従来方式に比較して容量を大幅に削減することが
可能なうえ、出力電圧のレベルを微調整できる優れた液
晶駆動装置を実現できる。
【図1】本発明の第1の実施例の液晶駆動装置のデジタ
ル6入力1出力回路の構成図
ル6入力1出力回路の構成図
【図2】本発明の第1の実施例の液晶駆動装置のデジタ
ル6入力1出力回路の入出力特性図
ル6入力1出力回路の入出力特性図
【図3】本発明の第2の実施例の液晶駆動装置のデジタ
ル6入力1出力回路の構成図
ル6入力1出力回路の構成図
【図4】本発明の第2の実施例の液晶駆動装置のデジタ
ル6入力1出力回路の入出力特性図
ル6入力1出力回路の入出力特性図
【図5】本発明の第3の実施例の液晶駆動装置のデジタ
ル6入力1出力回路の構成図
ル6入力1出力回路の構成図
【図6】本発明の第4の実施例の液晶駆動装置のデジタ
ル7入力1出力回路の構成図
ル7入力1出力回路の構成図
【図7】本発明の第4の実施例の液晶駆動装置のデジタ
ル7入力1出力回路の入出力特性図
ル7入力1出力回路の入出力特性図
【図8】従来の液晶駆動装置のデジタル4入力1出力回
路の構成図
路の構成図
【図9】従来の液晶駆動装置のデジタル4入力1出力回
路の入出力特性図
路の入出力特性図
1 基準入力電圧VREF 2 基準入力電圧NVREF 3 デジタル入力スイッチSW0 4 デジタル入力スイッチSW1 5 デジタル入力スイッチSW2 6 デジタル入力スイッチSW3 7 デジタル入力スイッチSW4 8 デジタル入力スイッチSW5 9 デジタル入力スイッチSWN0 10 デジタル入力スイッチSWN1 11 デジタル入力スイッチSWN2 12 デジタル入力スイッチSWN3 13 デジタル入力スイッチSWN4 14 デジタル入力スイッチSWN5 15 〜21 充電用スイッチSW−B 22〜29 放電用スイッチSW−A 30 容量C031 容量C132 容量C233 容量C334 容量C4 35 容量C5 36 負入力Vin37 正入力38 差動増幅器39 負帰還容量C6 40 出力Vout 100 基準入力電圧VREF0 101 基準入力電圧VREF1 102 基準入力電圧VREF2 103 基準入力電圧VREF3 104 基準入力電圧VREF4 105 出力シフト調整用電圧VSHIFT 106〜109 デジタル入力スイッチSW4 110〜111 デジタル入力スイッチSW5 112 デジタル入力スイッチSW0 113 デジタル入力スイッチSW1 114 デジタル入力スイッチSW2 115 デジタル入力スイッチSW3 116〜119 デジタル入力スイッチSWN4 120〜121 デジタル入力スイッチSWN5 122 デジタル入力スイッチSWN0 123 デジタル入力スイッチSWN1 124 デジタル入力スイッチSWN2 125 デジタル入力スイッチSWN3 126 選択基準電圧SVR0 127 選択基準電圧SVR1 128〜134 充電用スイッチSW−B 135〜142 放電用スイッチSW−A 143 容量C0 144 容量C1 145 容量C2 146 容量C3 147 接続用容量CC1 148 調整用容量CA1 149 出力シフト調整用容量CA2 150 接続用容量CC2 151 負入力Vin 152 正入力 153 差動増幅器 154 負帰還容量C4 155 出力Vout 156 電圧V1 157 電圧V2 200 基準入力電圧VREF0 201 基準入力電圧VREF1 202 基準入力電圧VREF2 203 基準入力電圧VREF3 204 基準入力電圧VREF4 205 出力シフト調整用電圧VSHIFT 206〜209 デジタル入力スイッチSW5 210〜211 デジタル入力スイッチSW6 212 デジタル入力スイッチSW0 213 デジタル入力スイッチSW1 214 デジタル入力スイッチSW2 215 デジタル入力スイッチSW3 216 デジタル入力スイッチSW4 217〜220 デジタル入力スイッチSWN5 221〜222 デジタル入力スイッチSWN6 223 デジタル入力スイッチSWN0 224 デジタル入力スイッチSWN1 225 デジタル入力スイッチSWN2 226 デジタル入力スイッチSWN3 227 デジタル入力スイッチSWN4 228 電圧SVR0 229 電圧SVR1 230〜237 充電用スイッチSW−B 238〜246 放電用スイッチSW−A 247 容量C0 248 容量C1 249 容量C2 250 容量C3 251 容量C4 252 接続用容量CC1 253 調整用容量CA1 254 出力シフト調整用容量CA2 255 接続用容量CC2 256 負入力Vin 257 正入力 258 差動増幅器 259 負帰還容量C5 260 出力Vout 261 電圧V1 262 電圧V2
Claims (4)
- 【請求項1】 Nビットのデジタル信号の入力手段と、
複数の第1の基準電圧を入力する基準電圧入力手段と、
入力された前記デジタル信号によって入力された前記複
数の第1の基準電圧より2つの第2基準電圧を選択する
基準電圧選択手段と、基本容量値に対してそれぞれ20
〜2(k-1)倍の異なる容量値を持つ並列接続されたk個
の容量群と、前記容量群のそれぞれに対して前記基準電
圧選択手段で選択された2つの前記第2の基準電圧のう
ち1つを選択する電圧選択スイッチ群と、前記電圧選択
スイッチ群の出力をそれぞれの前記容量群に接続する第
1の充電スイッチ群と、前記容量群の電荷を放電する第
1の放電スイッチ群と、前記容量群に並列に接続された
調整用容量と、前記基準電圧選択手段で選択された2つ
の前記第2の基準電圧のうちの1つを前記調整用容量に
接続する第2の充電用スイッチと、前記調整用容量の電
荷を放電する第2の放電スイッチと、前記容量群および
前記調整用容量に充電された電荷により発生した電圧に
比例した出力電圧を発生する差動増幅器を具備する出力
回路とを有することを特徴とする液晶駆動装置。 - 【請求項2】 1つまたは複数の出力シフト調整電圧入
力手段と、Nビットのデジタル信号の入力手段と、複数
の第1の基準電圧を入力する基準電圧入力手段と、入力
された前記デジタル信号によって入力された前記複数の
第1の基準電圧より2つの第2の基準電圧を選択する基
準電圧選択手段と、基本容量値に対してそれぞれ20〜
2(k-1)倍の異なる容量値を持つ並列接続されたk個の
容量群と、前記容量群のそれぞれに対して前記基準電圧
選択手段で選択された2つの前記第2の基準電圧のうち
1つを選択する電圧選択スイッチ群と、前記電圧選択ス
イッチ群の出力をそれぞれの前記容量群に接続する第1
の充電スイッチ群と、前記容量群の電荷を放電する第1
の放電スイッチ群と、前記容量群に並列に接続された1
つまたは複数の出力シフト調整用容量と、前記出力シフ
ト調整用容量に前記出力調整用電圧入力手段からの電圧
を接続する第2の充電用スイッチと、前記出力シフト調
整用容量の電荷を放電する第2の放電スイッチとを備
え、出力電圧レベルの微調整機能を有することを特徴と
する液晶駆動装置。 - 【請求項3】 Nビットのデジタル信号の入力手段と、
複数の第1の基準電圧を入力する基準電圧入力手段と、
1つまたは複数の出力シフト調整電圧入力手段と、入力
された前記デジタル信号によって入力された前記複数の
第1の基準電圧より2つの第2の基準電圧を選択する基
準電圧選択手段と、基本容量値に対してそれぞれ20〜
2(k-1)倍の異なる容量値を持つ並列接続されたk個の
第1の容量群と、前記k個の第1の容量群のそれぞれに
対して前記基準電圧選択手段で選択された2つの前記第
2の基準電圧のうち1つを選択する第1の電圧選択スイ
ッチ群と、前記第1の電圧選択スイッチ群の出力をそれ
ぞれの前記第1の容量群に接続する第1の充電スイッチ
群と、前記第1の容量群の電荷を放電する第1の放電ス
イッチ群と、基本容量値に対してそれぞれ20〜2(k-1)
倍の異なる容量値を持つ並列接続されたk個の第2の容
量群と、前記第2の容量群のそれぞれに対して前記基準
電圧選択手段で選択された2つの前記第2の基準電圧の
うち1つを選択する第2の電圧選択スイッチ群と、前記
第2の電圧選択スイッチ群の出力を前記第2の容量群に
接続する第2の充電スイッチ群と、前記第2の容量群の
電荷を放電する第2の放電スイッチ群と、基本容量値に
等しい調整用容量と、前記調整用容量に前記基準電圧選
択手段で選択された2つの前記第2の基準電圧のうち1
つを接続する第3の充電用スイッチと、前記調整用容量
の電荷を放電する第3の放電用スイッチと、前記調整用
容量に合計容量が前記第2の容量群の総容量よりも基本
容量1つ分だけ少ない容量を持つ1つまたは複数の出力
シフト調整用容量を並列に接続した第3の容量群と、前
記出力シフト調整用容量に前記出力シフト調整電圧入力
手段からの出力シフト調整電圧を接続する第4の充電ス
イッチと、前記出力シフト調整用容量の電荷を放電する
第4の放電スイッチと、前記第1の容量群と前記第2の
容量群を直列に接続する基本容量に等しい容量値をもつ
第1の接続容量と、前記第1の容量群と前記第3の容量
群を直列に接続する基本容量に等しい容量値を持つ第2
の接続容量と、前記第1、第2、第3の容量群および第
1、第2の接続容量に充電された電荷により発生した電
圧に比例した出力電圧を発生する差動増幅器を具備する
出力回路とを有することを特徴とする液晶駆動装置。 - 【請求項4】 Nビットのデジタル信号の入力手段と、
複数の第1の基準電圧を入力する基準電圧入力手段と、
1つまたは複数の出力シフト調整電圧入力手段と、入力
された前記デジタル信号によって入力された前記複数の
第1の基準電圧より2つの第2の基準電圧を選択する基
準電圧選択手段と、基本容量値に対してそれぞれ20〜
2(k-1)倍の異なる容量値を持つ並列接続されたk個の
第1の容量群と、前記k個の第1の容量群のそれぞれに
対して前記基準電圧選択手段で選択された2つの前記第
2の基準電圧のうち1つを選択する第1の電圧選択スイ
ッチ群と、前記電圧選択スイッチ群の出力をそれぞれの
前記第1の容量群に接続する第1の充電スイッチ群と、
前記第1の容量群の電荷を放電する第1の放電スイッチ
群と、基本容量値に対してそれぞれ20〜2(m-1)倍の異
なる容量値を持つ並列接続されたm個(ただしm≠k)
の第2の容量群と、前記m個の第2の容量群のそれぞれ
に対して前記基準電圧選択手段で選択された2つの前記
第2の基準電圧のうち1つを選択する第2の電圧選択ス
イッチ群と、前記第2の電圧選択スイッチ群の出力を前
記第2の容量群に接続する第2の充電スイッチ群と、前
記第2の容量群の電荷を放電する第2の放電スイッチ群
と、基本容量値に等しい調整用容量と、前記調整用容量
に前記基準電圧選択手段で選択された2つの前記第2の
基準電圧のうち1つを接続する第3の充電用スイッチ
と、前記調整用容量の電荷を放電する第3の放電用スイ
ッチと、前記調整用容量に合計容量が前記第2の容量群
の総容量よりも基本容量1つ分だけ少ない容量を持つ1
つまたは複数の出力シフト調整用容量を並列に接続した
第3の容量群と、前記出力シフト調整用容量に前記出力
シフト調整電圧入力手段からの出力シフト調整電圧を接
続する第4の充電スイッチと、前記出力シフト調整用容
量の電荷を放電する第4の放電スイッチと、前記第1の
容量群と前記第2の容量群とを直列に接続する基本容量
に等しい容量値をもつ第1の接続容量と、前記第1の容
量群と前記第3の容量群とを直列に接続する基本容量に
等しい容量値を持つ第2の接続容量と、前記第1、第
2、第3の容量群および前記第1、第2の接続容量に充
電された電荷により発生した電圧に比例した出力電圧を
発生する差動増幅器を具備する出力回路を有することを
特徴とする液晶駆動装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP26708492A JP2792360B2 (ja) | 1992-10-06 | 1992-10-06 | 液晶駆動装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP26708492A JP2792360B2 (ja) | 1992-10-06 | 1992-10-06 | 液晶駆動装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH06118908A JPH06118908A (ja) | 1994-04-28 |
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Family
ID=17439820
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
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JP26708492A Expired - Fee Related JP2792360B2 (ja) | 1992-10-06 | 1992-10-06 | 液晶駆動装置 |
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Country | Link |
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JP3418676B2 (ja) | 1998-04-13 | 2003-06-23 | シャープ株式会社 | 液晶駆動回路 |
TW518552B (en) * | 2000-08-18 | 2003-01-21 | Semiconductor Energy Lab | Liquid crystal display device, method of driving the same, and method of driving a portable information device having the liquid crystal display device |
JP2010210668A (ja) | 2009-03-06 | 2010-09-24 | Seiko Epson Corp | 集積回路装置及び電子機器 |
-
1992
- 1992-10-06 JP JP26708492A patent/JP2792360B2/ja not_active Expired - Fee Related
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JPH06118908A (ja) | 1994-04-28 |
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