JP2792281B2 - 缶蓋体の包装装置 - Google Patents

缶蓋体の包装装置

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JP2792281B2
JP2792281B2 JP24810291A JP24810291A JP2792281B2 JP 2792281 B2 JP2792281 B2 JP 2792281B2 JP 24810291 A JP24810291 A JP 24810291A JP 24810291 A JP24810291 A JP 24810291A JP 2792281 B2 JP2792281 B2 JP 2792281B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、缶の蓋体を積層状態に
て包装する缶蓋体の包装装置に関する。
【0002】
【従来の技術】一般に、飲料等を充填するアルミ缶やス
チール缶は充填物が充填された後に封缶されるので、こ
れら缶の蓋体は缶とは別個に製造されて、前記飲料等の
充填工場などに送られている。
【0003】上記缶蓋体を製造して出荷する場合には、
後の封缶工程におけるハンドリングの容易性や衛生管理
上の問題から、所定数を積層状態にして包装する必要が
ある。この缶蓋体の包装にあっては、従来、包装用の袋
を機械的に開口するとともに、手作業にて所定数積層し
た缶蓋体を上方から投下したり、あるいは、缶蓋体を上
下方向に積載して収納する筒状のホッパーから、係るホ
ッパーの外周に保持させた袋に投下したりしていた。そ
して、開口した袋の口を折り込んで封止するわけである
が、これには作業者が手作業にて折り込み作業をおこな
うか、もしくは以下のような自動折り込み装置が用いら
れていた。
【0004】この装置は、内部に缶蓋体が収納された円
筒状の袋の袋口をその一側が他側に接触するように略半
円筒状に押し潰す第1折り機構と、前記袋口の半円筒状
に潰された部分の一側を袋口の略直径側へ向けて折り畳
む第2折り機構と、前記第2折り機構の折り畳みによっ
て他側に残された舌状部を袋口の略直径側へ向けて折り
畳む第3折り機構と、前記舌状部を前記第2折り機構の
折り畳みによって形成された重畳部に差し込む第4折り
機構と、前記第2折り込み機構による折り畳みの前に、
第1折り機構によって閉塞された袋口上に位置せしめら
れ、第4折り機構によって前記舌状部を差し込む前に袋
の縁を持ち上げて前記重畳部を開口させるベースプレー
トとを備えてなるものである。(特願昭62ー2217
75号公報参照。)
【0005】
【発明が解決しようとする課題】ところで缶蓋体は略円
盤状をなすものであるが、詳しくは、有底円筒状の缶の
開口端部に僅かに落とし込んで係合させたうえ、缶の開
口縁にかしめて固着するため、缶蓋体の表盤面における
周縁が一旦わずかに立ち上げられ、さらにその外縁部が
外下方に折曲されて浅い皿状に形成されている。また、
缶蓋体が上記形状にプレス成形される際に、使用時に缶
の開口部となる微小な切り込みと、係る切り込みの周囲
に補強上の浅い段付き加工が施され、さらに表盤面中央
には前記切り込みを開口するためのタブも取り付けられ
ている。そのため、上記のように缶蓋体を所定数、例え
ば300枚程積層したときなど、各々の蓋体は弛い篏合
状態であって、相互に結びついていないので、きわめて
滑り易く不安定な状態である。
【0006】従って、このように多数の缶蓋体を積層状
態にて袋に投入しようとすると、投入中に缶蓋体どうし
が離間して積層状態が崩れ、一部の缶蓋体は袋内で傾転
することがある。そのため袋へ投入後に、再び積層した
ときに、一部の缶蓋体は表裏が逆転することがあり、こ
れを飲料等の充填工場などで使用すると封缶ライン等に
て装置に支障を来たし、缶蓋体の供給が停止するばかり
か、製造ラインにも重大な影響を及ぼすこともある。そ
のうえ、手作業による缶蓋体の袋への投入,包装にあっ
ては、製造コストの低減を著しく困難にしていた。
【0007】本発明はこのような実情に鑑みてなされた
ものであり、その目的とするところは、缶蓋体を所定数
同一方向に積層して、反転することなく確実に自動包装
をおこなう缶蓋体の包装装置の提供にある。
【0008】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
に、本発明の缶蓋体の包装装置では、略円盤状をなす缶
蓋体を積層状態にて袋に挿入する包装装置であって、前
記缶蓋体がその盤面を搬送方向に向けて送り込まれる搬
送路と、この搬送路に対向して設けられ前記袋を開口状
態で保持する袋開口装置とが備えられた缶蓋体の包装装
置において、前記搬送路は傾動可能に形成されるととも
に、前記袋開口装置にて開口保持した前記袋を前記搬送
路上の前記缶蓋体に被せるべく前記袋開口装置と前記搬
送路とを相対移動させる駆動手段が設けられていること
を特徴としている。
【0009】
【作用】本発明によれば、略円盤状をなす缶蓋体を積層
状態にて袋に挿入するときに、装置の搬送路上に缶蓋体
がその盤面を搬送方向に向けて送り込まれると、この搬
送路に対向して袋開口装置が袋を開口状態で保持する。
すると、上記搬送路は傾動可能に形成されており、缶蓋
体を搭載した状態でこの搬送路を傾動させれば積層状態
にある缶蓋体は個々に離間して傾転することがなく、ま
た、上記袋開口装置と前記搬送路とを相対移動させる駆
動手段が設けられているので、前記傾動させた状態に
て、袋開口装置によって開口保持した袋を搬送路ととも
に搬送路上の前記缶蓋体に被せると、缶蓋体は当初の積
層状態を維持したまま袋に挿入される。
【0010】
【実施例】本発明に係る缶蓋体の包装装置(以下本装置
という。)に関し、その一実施例を図面に基づいて説明
する。
【0011】図1は本装置の構成概要を示す平面図であ
り、図2はその側面図、また図3は、その正面方向から
の図1におけるIIIーIII矢視図である。これら図1,図
2に示されるように、本装置は概略、機体1に設けられ
た、缶蓋体である包装すべきワークWを所定の姿勢にて
包装位置に搬入するワーク供給機構F1と、搬入された
ワークWを袋に挿入する包装機構F2と、包装したワー
クWの袋を折り込む折り込み排出機構F3と、前記包装
機構F2に袋を供給する包材供給機構F4とから構成さ
れる。また本実施例を示す図1,図2では、上記ワーク
供給機構F1、包装機構F2が概ね3系列設けられてい
るものが示されているが、以下これら各機構の1系列に
ついてワークWの処理工程に沿って詳細に説明する。
【0012】上記ワーク供給機構F1は、略円盤状をな
すワークWがその盤面を進行方向に向けて積層状態にて
搬入される搬入路10と、この搬入路10から積層状態
にあるワークWを、所定数把持して前述の包装機構F2
に載せ替える載せ替え装置11とからなる。ワークW
は、図示しないが、缶蓋体の加工工程からの送り込みに
よって、上記搬入路10上を積層状態となって順次前進
するもので、図5にその搬入路10の断面構成が示され
ている。この搬入路10は、機体1に取り付けられた底
部枠体103上に、断面V字状のレール101がほぼ水
平に配設され、前記底部枠体103の両側縁に立設され
た一対の側壁104,104の上端から前記底部レール
101の側方へほぼ水平にゴム等の弾性部材からなる一
対のガイド102,102が伸張されている。このガイ
ド102,102は、相互にワークWの直径よりも僅か
に狭い間隙を形成して配置され、上記底部レール101
上に搬入されるワークWの周縁部をその直径方向から支
持するようになっている。
【0013】そして、この搬入路10の途中には、所定
数のワークWの通過を検知すべく、図1および図6に示
されるように、ワークWを水平方向に積層状態としたと
きに、個々のワークWの周縁によって生じる凹凸を検出
するセンサー108が付設されている。一方、このセン
サー108の付設位置からワークWの進行方向に沿って
搬入路10の上方には、上記底部レール101と平行
に、ワーク振り分け装置105が設けられている。これ
は、前記センサー108によって検出された所定数のワ
ークWの位置、例えば300枚目のワークWの後端を1
包装ロットとして区分するものである。
【0014】このワーク振り分け装置105は、機体1
に吊持されたシリンダ装置105sと、シリンダ装置1
05sに取り付けられ、下方に向けて鋭利に形成された
爪106pを先端に有するアーム106と、このアーム
106を昇降させるシリンダ装置106sとからなる。
そして、上記振り分け装置105によって区分されたワ
ークWの停止位置には、シリンダ装置101sが上記搬
入路101の進入方向前端部に進入方向後方に向けて設
けられている。このシリンダ装置101sは、上記シリ
ンダ装置105sのオーバーシュートに対して緩衝する
ものでもある。
【0015】また、上記搬入路10から積層状態にある
ワークWを所定数、前述の包装機構F2に載せ替える載
せ替え装置11は、図7にその側面が、また図8にその
断面が示されている。この載せ替え装置11は、搬入路
10の上方に該搬入路10と交差する方向に架設された
一対のガイドレール111,111に、ワーク把持部1
12が軸受111b,111bを介して吊持され、水平
方向に移動自在に形成されている。
【0016】このワーク把持部112は、上記積載状態
にある所定数のワークWをその外周側から径方向に挟持
すべく、上記搬入路10と平行に配設された細長の一対
の把持板112a,112aを備えたエアーチャック装
置112t,112tから構成されている。詳しくは、
さらに上記ワーク把持部112は、上記軸受111b,
111bの間に懸架された案内板114に取り付けら
れ、下方に向けてピストンロッドを突出させたシリンダ
装置113と、前記案内板114に摺動自在に挿通され
た案内棒115,115とによって水平状態を維持する
とともに昇降自在に吊持されている。さらに、ワーク把
持部112の一対の把持板112a,112aには、図
8に示すようにそれらの内壁にゴム片等からなる滑り止
め112r,112rが固着されている。
【0017】そして、図1に示されるように、この載せ
替え装置11は、機体1の幅方向(図1の上下方向)の
両側上方に設けられたスプロケット112S,112S
に駆け巡らされたタイミングベルト112bに係止さ
れ、一方の前記スプロケット112sに連設されたモー
ター112mによって、上記のように水平移動して搬入
路10のワークWを包装機構F2に載せ替えるものであ
る。
【0018】上記ワーク供給機構F1により搬入された
ワークWを袋に挿入する包装機構F2は、側面図である
図2、およびその要部拡大図である図4に示されるよう
に、上記載せ替えられたワークWが載置され、かつ包装
台となる搬送路21と、この搬送路21の一端側に配置
されたシリンダ装置22と、前記搬送路21の他端側に
配置された袋開口装置23と、これらが配設された包装
基台20と、前記袋開口装置23と搬送路21とを相対
移動させる駆動手段とから構成されている。
【0019】ところで、この包装機構F2におけるワー
クWの包装後の搬送方向にあっては、装置構成を簡素化
するうえで、上述した搬入路10でのワークWの進入方
向と同一の方向となっている。以降、折り込み排出機構
F3までのワークWの搬送方向は同じである。上記包装
基台20は、上記搬入路10に隣接してこの搬入路10
と平行に設けられ、かつ搬送方向前方の端部が軸受20
1によって機体1に枢着されている。そして、開放され
た搬送方向後方の端部は、この包装基台20の下面を支
持するシリンダ装置202によって昇降自在に形成され
ている。図2中、右方に示された符号203,204は
各々、上記包装基台20の昇降距離(回転角度)を規制
するストッパーである。
【0020】また、この包装基台20は、その上に配設
される上記搬送路21と袋開口装置23との位置合わせ
から、上段部20aと下段部20bとの二段構造となっ
ている。このうち上段部20a上に搬送方向前方に向け
て取り付けられたシリンダ装置22は、積層状態のワー
クWの後端面を支持し、かつワークWを搬送方向前方へ
送り出すもので、そのピストンロッド先端にはワークW
に損傷を与えることのないようにMCナイロンやウレタ
ンゴム等の軟弾性を有する支持部材22aが付設されて
いる。また、上記搬送路21はその端部が上段部20a
に取り付けられ、上段部20aから搬送方向前方に向け
て伸張されて上記下段部20bの上方に位置している。
この搬送路21は、載置されたワークWを包装にかける
ときのワークWのガイドでもある。
【0021】一方、包装基台20の下段部20bに配設
された袋開口装置23には、搬送方向と平行に設けられ
たロッドレスのシリンダ装置24からなる駆動手段F2
0が設けられている。この駆動手段により袋開口装置2
3と搬送路21とを相対移動させて、ワークWに袋を被
せるもので、本実施例では、シリンダ装置24の移動子
24bに支持板231が取り付けられ、この支持板23
1を介して袋開口装置23が設けられている。また、さ
らにこの支持板231上にはレール231bが付設され
て、このレール231b上に袋開口装置23が搭載され
ている。そして、上記支持板231にはシリンダ装置2
31sが固着され、そのピストンロッドの先端が袋開口
装置23の下部に連結されている。これにより、袋開口
装置23は、搬送方向に沿って移動自在に、かつ複動可
能に形成されている。
【0022】上記袋開口装置23は、図9にその側面図
が、また図10に搬送方向後方から見た正面図が示さ
れ、正面視して八角形の角筒状をなすフレーム230
と、袋の口を開口保持する8対の爪232および挟着板
233と、上記搬送路21上のワークWの搬送方向前方
側の端面を支持するワーク支え234とから構成されて
いる。
【0023】また、上記フレーム230には、その筒内
にフレーム230より小径の八角筒状に形成された内フ
レーム230aが設けられている。そして、この内フレ
ーム230aの外周面に、シリンダ装置232s,23
2sがそれらのピストンロッドを内フレーム230aの
筒内に突出させて設けられて、それら各ピストンロッド
先端に上記爪232,232が取り付けられている。符
号232bは、爪232の姿勢を搬送方向と平行に維持
させてそれを進退させるため、内フレーム230に挿通
されたガイド棒である。一方、内フレーム230aの外
周面の搬送方向前方側には、シリンダ装置233s,2
33sが上記同様にこの筒内にピストンロッドを突出さ
せて設けられ、係るピストンロッド先端に上記挟着板2
33が取り付けられている。
【0024】これら内フレーム230aの水平な中心軸
に向けて進退自在に形成された爪232および挟着板2
33は、内フレーム230aの各周面ごとに、全体とし
て8組配置されており、搬送方向前方から供給され僅か
に開口される袋の口に爪232を挿入してほぼ円形に開
口するとともに、開いた袋の口をその外表面から挟着板
233を押しつけて挟着し、袋を確実に保持するもので
ある。
【0025】また、保持した袋の口については爪232
と挟着板233とにより開口させることができるが、未
だ袋の全長に亘っては潰れた状態である。そこで、ワー
クWに円滑に袋を被せるべく、内フレーム230a内の
中心軸からその径方向にワークWの半径より僅かに長い
距離だけ離間した位置に、搬送方向後方に向けてノズル
236が設けられている。このノズル236は、図示し
ない加圧空気導管が別途連設され、空気を噴出させるこ
とにより袋の内部に空気を送気して袋全体を膨張させる
ものである。
【0026】さらに、上記ワーク支え234は、このフ
レーム230の頂部に搬送方向後方に向けて取り付けら
れたシリンダ装置235sと、このピストンロッド先端
にて吊持されたステー235と、さらにこのステー23
5に下方に向けて取り付けられたシリンダ装置234s
と、このシリンダ装置234sのピストンロッド先端に
取り付けられ、フレーム230の搬送路21側、すなわ
ち搬送方向後方側にて搬送方向後方に向けられた水平バ
ー234bとからなる。
【0027】また、フレーム230の搬送方向後方側の
下部には、上記搬送路21の搬送方向前方の端部をその
下面から一時的に支持する、シリンダ装置237が付設
されている。これは、搬送路21がその搬送方向後方の
一方の端部を包装基台20の上段部20aに取り付けら
れているのに対し、他方の搬送方向前方の端部が開放さ
れているため、積層状態のワークWが載置され、あるい
は包装後に送り出される際に、搬送路21をサポートす
るためのものであり、そのピストンロッドが上方に向け
て進退自在に配置されている。
【0028】このように、包装機構F2にあっては、積
層状態にて載置されたワークWを包装中に支持する搬送
路21と、この搬送路21に対向して設けられ袋を開口
保持する袋開口装置23と、搬送路21の前記袋開口装
置と反対側に該搬送路21の延長上に設けられ、包装中
にワークWの後端を支持するとともに包装されたワーク
Wを折り込み排出手段F3へ向けて送り出すシリンダ装
置22とが包装基台20上に配設されたものである。そ
して、この包装基台20自体が搬送方向前方側を枢支さ
れて、傾動可能に形成されている。さらに、また包装基
台20上では、搬送方向前方より供給された袋の口を開
口保持した袋開口装置23にて搬送路21上のワークW
に袋を被せるべく、袋開口装置23を搬送路21に沿っ
て移動させる駆動手段が設けられている。すなわち、こ
の駆動手段により、袋開口装置23と搬送路21とを相
対移動させるのである。
【0029】上述の包装機構F2にて袋を被せられた積
層状態のワークWに対して、その袋の口を折り込むとと
もに所定の排出位置まで移動させる折り込み排出機構F
3は、図1,図2に示されるように、包装機構F2にお
ける袋開口装置23の搬送方向前方に位置している。ま
た、折り込み排出機構F3は、送り込まれた上記積層状
態のワークWをその底面にて支持する包装体支持台30
と、この包装体支持台30の上方に吊持された折り込み
装置31とからなる。
【0030】上記包装体支持台30は、上述した包装機
構F2の袋開口装置23を挟んで搬送路21と反対側
に、該袋開口装置23と対向して、かつ水平状態におけ
る前記搬送路21と直列的な位置に設けられている。そ
してその断面は、送り込まれたワークWの底面に係合さ
せるべく、図11に示されるように、円弧状の凹面に形
成されたとい状のものである。
【0031】また、この包装体支持台30は、図12に
示されるように、その長手方向を4分割され、各々にシ
リンダ装置が取り付けられている。ところで、この包装
体支持台30にて袋の口を折り込んだ後は包装体である
ワークWを、平面視して上記包装機構F2からの送り込
み方向と直交する方向に移動させるのであるが、説明の
便宜上、この包装体支持台30までのワークWの移動経
路については、搬送方向の前,後方にて示す。すると、
上記分割された包装体支持台30は、搬送方向前方から
順に、前端支持部306,中央支持部305,後端支持
部304,開口支持部301の配置となっている。
【0032】また、これら各支持部は、それぞれ順に機
体1にシリンダ装置を介して取り付けられている。すな
わち、前端支持部306はシリンダ装置306sにて、
中央支持部305はシリンダ装置305sにて、後端支
持部304はシリンダ装置304sにて、そして開口支
持部301はシリンダ装置301sおよび302sにて
各々昇降自在に形成されている。
【0033】このように分割された包装体支持台30
は、袋を被せられたワークWを受け入れるときには、全
体が下降,上昇し、また袋の口を折り込むときにはそれ
らの一部が独立に昇降するものである。さらに上記開口
支持部301は、袋折り込み時にその袋の折り込み部分
を補助的に支持する他、前述の袋開口装置23へ空の袋
が供給される際に、密着している袋の口を幾分開口する
機能をも有している。そのため、開口支持部301に
は、吸着装置301vが備えられている。この吸着装置
301vは、通常、シリンダ装置へ供給するための加圧
空気を制御する計装の吸気ラインに付設された真空発生
装置に接続され、外気を吸引して物品を吸着する吸着パ
ッドである。
【0034】また、図1および図13に示されるよう
に、上記包装体支持台30の前端支持部306の両側に
は、送り込まれたワークWの前端側の止りであり、かつ
袋に挿入された積送状態のワークWを袋の口を折り込む
前に押圧して圧縮すべく、シリンダ装置22に対して、
一方の押圧機構となる前端押圧部308が設けられてい
る。この前端押圧部308は、上記全端支持部306の
上方に、その側方から一対の爪309p,309pを水
平方向に進退させるシリンダブロック309,309
と、これらのシリンダブロック309,309を搭載し
て摺動可能に形成されたベース308b,308bとか
らなる。また、これら一対のベース308b,308b
は、各々シリンダ装置308s,308sによって搬送
方向、すなわち包装体支持台30の長手方向に移動する
ようになっている。
【0035】さらに、図1および図14に示されるよう
に、上記包装体支持台30の後端支持部304の両側上
方で、盤面を搬送方向に向けて積層状態にあるワークW
の中心位置の高さのところには、包装体である前記ワー
クWの両側面からその径方向に支持する、一対のシリン
ダ装置307s,307s、およびそれらシリンダ装置
先端に付設されたバー307b,307bからなる側面
押さえ307が設けられている。この側面押さえ307
は、包装機構F2から送り込まれた包装体の後端に位置
するワークWが、袋の口を折り込んでいる最中に転倒す
るのを防止するためのものである。
【0036】一方、図15に示されるように、この折り
込み排出機構F3における袋の口の折り込みと、口を折
り込まれた包装体を所定位置まで移動する折り込み装置
31は、上記包装体支持台30の上方にて、上記搬送方
向と直交する方向、すなわち包装体支持台30の長手方
向と直交する方向に移動自在、かつ昇降自在に形成され
ている。
【0037】この折り込み装置31にあっては、図1に
示されるように、機体1の上部にその幅方向(図1の上
下方向)に架設された一対のガイドレール317,31
7に、図15に示すステー311がスライド軸受317
b,317bを介して上記搬送方向と平行に懸架され、
このステー311に吊枠312が吊持されている。この
吊枠312にはシリンダ装置313sが下方にピストン
ロッドを突出させて取り付けられ、その先端が昇降ステ
ー313に連結されている。また、昇降ステー313は
細長に形成された板状体で、上記ステー311に平行に
設けられ、上記吊枠312に挿通されたガイド棒31
4,314によってその水平姿勢を維持して昇降するよ
うになっている。
【0038】さらに、この昇降ステー313の下面両端
には、一対のシリンダ装置310s,310sが各々離
反する方向にそれらのピストンロッドを向けて取り付け
られている。そして、それら各ピストンロッドの先端に
は、円筒部材310,310が各開口端部を対向させて
吊持されている。この一対の円筒部材310,310
は、積層状態にて袋が被せられたワークWの前,後端面
にそれぞれ篏着するもので、ワークWよりも僅かに大径
に形成されている。
【0039】また、搬送方向後方側(図15の右方)に
配置された一方の円筒部材310には、その直径方向に
てかつ水平に対向する一対の切り欠き310c,310
cが設けられている。この切り欠き310c,310c
は、上記包装体支持台30に付設された側面押さえ30
7の一対の水平バー307b,307bが係合する開口
幅を有している。
【0040】さらには、上記昇降ステー313の中央下
方には、袋の口が折り込まれたワークWを排出位置へ移
動中に、その側方から補助的に把持するハンド315が
取り付けられている。このハンド315は、図16に包
装体支持台30上までのワークWの搬送方向における正
面図が示されており、一対の回転爪315t,315t
によりワークWの径方向を水平方向から把持するもので
ある。
【0041】このように折り込み排出機構F3では、積
層状態にて袋が被せられたワークWを、包装機構F2か
ら送り込まれた状態でその底面を支持するとともに、袋
の口を折り込む際に折り込み部を一時的に支持する、4
分割されて各々に昇降自在に形成された包装体支持台3
0と、この包装体支持台30の上方にて包装機構F2か
らの搬送方向に直交して水平方向に移動自在に、かつ昇
降自在に吊持され、前記ワークWの前,後端面を嵌入さ
せる一対の円筒部材310,310が備えられた折り込
み装置31とから構成されている。そして、袋の口が折
り込まれた包装体であるワークWを、図2に示される、
上記包装体支持台30と並列に機体1の外方に設けられ
た所定の排出位置Pまで移動させるようになっている。
【0042】また、そのため、上記折り込み装置31を
移動させるべく、上述したガイドレール317,317
は、機体1外方の上記排出位置Pまで伸張されている。
そして、折り込み装置31は、機体1の幅方向の両側上
方に設けられたスプロケット317p,317pを駆け
巡るタイミングベルト317cに係止され、また、前記
タイミングベルト317cがモーター317mによって
駆動するようになっている。
【0043】通常、上記排出位置Pにおいては、本装置
によって袋に挿入されたワークWについて、その折り込
まれた袋の口を封止する、所謂袋封止装置が配置され
る。この袋封止装置は、図示しないが、ワークWが挿入
された袋の折り返し部分を、接着テープ等により巻回し
て袋の折り返し部分を袋本体側へ貼着するものである。
【0044】ところで、本装置では、積層状態のワーク
Wを包装するための包材である袋には、紙、樹脂フィル
ム、あるいはそれらの複合材等からなり、円筒状もしく
は細長に袋加工されたものが用いられる。そして、上述
の包装機構F2にこのような袋を供給する包材供給機構
F4は、図1および図2に示されるように、上記折り込
み排出機構F3の包装体支持台30より、その包装体支
持台30に送られてきたときのワークWの搬送方向の前
方に設けられ、袋を搬送する袋搬送装置41と、この袋
搬送装置41に袋を供給する袋供給装置40とからな
る。
【0045】このうち上記袋供給装置40は、図17に
示されるように、上記排出機構F3の包装体支持台30
から搬送方向前方に幾分離間して直列的に配設され、平
坦に潰された多数の袋が上下方向に積層される細長の収
納箱401と、収納された袋を下方から順次押し上げる
昇降トレイ403とから構成されている。図18にはこ
の袋供給装置41の断面構成が示され、上記収納箱40
1は、その上方に位置する上記袋搬送装置41に1枚ず
つ袋を供給すべく上部が開放されている。また、袋を上
記昇降トレイ403にて押し上げるべく、底面もまたそ
の長手方向に沿って開口され、かつ積層された袋の底面
を水平に支持するために、底板401cが昇降自在に水
平に挿入されている。
【0046】一方、収納箱401中の袋を押し上げる昇
降トレイ403にあっては図17,図18に示すよう
に、前記収納箱401底面の開口部に挿通可能な幅に形
成された板状体で、水平姿勢を保持しつつ昇降させるた
めに、この昇降トレイ403の下方に ガイド棒404
a,404b,404bが突設され、機体1側に取り付
けられた固定板406に挿通されている。そして、一の
ガイド棒404aは、固定板406上に設けられた駆動
ブロック405に貫通させられている。この駆動ブロッ
ク405は、その中に組み込まれたモーターの回転を直
線運動に変え、低速にて上記ガイド棒404aを昇降さ
せるものである。
【0047】また、上記収納箱401の側壁側には、袋
の上端面を検出するセンサー408が付設されている。
このセンサー408により、収納箱401中の袋の上面
を常に所定位置に保つのであるが、例えば収納箱401
が、透明アクリルボード等により光が透過可能に形成さ
れていると、センサー408に透過型の光センサーを使
用することができ、検出精度の高い構成となる。
【0048】さらに、収納箱401は、その両側面に長
手方向に沿ってスライドレール402,402が設けら
れている。このスライドレール402は、機体1側に取
り付けられた案内402aと、収納箱401側に取り付
けられた案内402bと、これら両案内402a,40
2bの双方に摺動自在に係合するスライダー402cと
から形成されている。これにより、図17の実線にて示
すように、収納箱401をスライドレール402の全長
以上に機体1の外方まで引き出すことができ、長尺の袋
が補充装填しやすいものとなっている。また、符号40
1fは、この収納箱401を引き出すための把手であ
る。
【0049】また、袋を上記収納箱401より供給を受
け、上述した包装手段F2まで搬送する袋搬送装置41
は、前記収納箱401の上方に吊持され、水平方向に移
動自在に、かつ昇降自在に形成されている。この袋搬送
装置41にあっては、図1に示されるように、上記収納
箱401の上方で、機体1の上部にその幅方向(図1の
上下方向)に架設された一対のガイドレール416,4
16に、図17に示すステー411がスライド軸受41
6b,416bを介して上記収納箱401の長手方向に
平行に懸架されて、このステー411にこれと平行にロ
ッドレスのシリンダ装置412sが吊持されている。ま
た、このシリンダ装置412sの移動子412tには、
シリンダ装置412sの長手方向に沿って水平腕413
aが取り付けられ、係る水平腕413a先端に吊枠41
3が設けられている。そして、この吊枠413にシリン
ダ装置415sが下方にそのピストンロッドを突出させ
て取り付けられ、その先端が昇降ステー414に連結さ
れている。この昇降ステー414は細長に形成された板
状体で、上記シリンダ装置412sと平行に設けられ、
その水平姿勢を維持して昇降すべくガイド棒414,4
14が吊枠413に挿通されている。
【0050】また、上記昇降ステー414の下面には複
数の、図17では4個の吸着装置415,415がその
吸着部を下方に向けて設けられている。この吸着装置4
15は、上記収納箱401に積載された袋を1枚ずつ吸
着保持するためであり、上述の折り込み排出機構F3の
包装体支持台30の中の開口支持部301に付設された
吸着装置301vと同様の機構を有するものである。
【0051】すなわち包材供給機構F4では、積層状態
のワークWを包むための細長に形成された袋を、上述し
た包装機構F2から折り込み排出機構F3に至る搬送方
向と直列的に、かつ袋の口を包装機構F2に向けて多数
積載して収納し、その積載された袋の下面を押し上げる
ことにより常に袋の上面を所定高さに保持する上部の開
口された収納箱401と、この収納箱401から1枚ず
つ袋を吸着保持して吊り上げるとともに、吊持した袋を
包装機構F2の袋開口装置23まで水平移動させる袋搬
送装置41とから構成されている。
【0052】このように、本装置におけるワーク供給機
構F1,包装機構F2,折り込み排出機構F3,包材供
給機構F4の構成について各々1系列のみ説明したが、
これら各機構は処理能力を勘案して所望の数だけ設ける
ことができ、例えば、本実施例の全体構成を示す図1な
いし図3では当初述べたように概ね3系列設けられてお
り、包材供給機構F4の収納箱401にあっては、より
多数の袋を保有すべく6台が並列に設けられいる。ま
た、ワーク供給機構F1の載せ替え装置11、折り込み
排出機構F3の折り込み装置31、包材供給機構F4の
袋搬送装置41はそれぞれ装置の幅方向における水平移
動を可能にして、共通な1組が設けられている。
【0053】次に、このように構成された本装置の動作
について、主な動作工程を示す図22ないし図24のフ
ローチャートに沿って説明する。
【0054】缶蓋体であるワークWは、加工工程等から
の送り込みによって、本装置の供給機構F1における搬
入路10にその盤面を進行方向に向けて投入され、この
搬入路10上を積層状態にて順次前進させられる。上記
搬入路10には、図5の断面図に示すように、ワークW
の直径よりも僅かに狭い間隙を形成して、水平方向にワ
ークWの直径方向から支持する弾性部材からなる一対の
ガイド102,102が配置されているので、水平に配
設された断面V字状のレール101上を転倒することな
く送り込まれる(ステップ101)。
【0055】上記搬入路10を前進中のワークWは、こ
の搬入路10の途中に付設されたセンサー108によっ
てその通過数がカウントされ、予め設定した一の包装ロ
ット数が検出される。すると、このセンサー108の位
置で搬入路10の上方には、図6に示す、ワークWの進
行方向に沿って移動自在なワーク振り分け装置105が
設けられており、係る位置にてこの振り分け装置105
のシリンダ装置106sがアーム106を下降させる。
このアーム106の先端には爪106pが設けられてい
るから、この爪106pが上記所定数のワークWの後端
面に差し込まれて、連続するワークWを所定数に区分す
る。そして、区分されたワークWは、上記爪106pに
て係止された状態で、搬入路10の前方端部まで強制的
に移動させられる(ステップ102)。この搬入路10
の端部には、シリンダ装置101sが設けられているの
で、ワークWに加わる停止時の衝撃を緩和することがで
きる。その後、振り分け装置105は、当初の待機位置
であるセンサー108の上方まで戻る。
【0056】搬入路10の前進端部まで移動させられた
所定数のワークWは、図7,図8に示す載せ替え装置1
1によって包装機構F2に載せ替えられる。この載せ替
え装置11は、搬入路10の前進端部上方に待機してお
り、搬入路10と平行に設けられた細長の一対の把持板
112a,112aがエアーチャック装置112t,1
12tにより開閉して、搬入路10上の上記ワークWの
外周をその径方向から把持する(ステップ103)。載
せ替え装置11は、上記搬入路10と直交する方向に水
平移動自在かつ昇降自在に形成されているので、ワーク
Wを把持した状態で包装機構F2の搬送路21に平行移
動する(ステップ104)。このとき、図8に示すよう
に、把持板112a,112aの内壁には滑り止め11
2r,112rが固着されているので、金属からなるワ
ークWを滑落させることなく、また積載状態を維持した
まま把持することができる。
【0057】一方、ワークWが載せ替えられる包装機構
F2の搬送路21は、当初搬送路21からのワークWの
載せ替え時、および包装後の送り出しのときには、図2
および図4に示される包装基台20が水平状態にあり、
その包装基台20の上段部20aに延設されている。ま
た、ワークWに袋を被せる袋開口装置23は、搬送路2
1に載置されるワークWの中心と同心に位置すべく、包
装基台20の下段部20bの搬送方向前方に配設されて
いるが、前記袋開口装置23のフレーム230の搬送方
向後側の下部には、シリンダ装置237が付設されお
り、袋開口装置23に対向する前記搬送路21の開放端
部をその下面から支持してたわみを防いでいる。
【0058】この搬送路21に上記載せ替え装置11に
てワークWを載置するときには、上記袋開口装置23に
設けられたワーク支え234と、シリンダ装置22とに
よりワークWの転倒を防止する。上記ワーク支え234
は、上記載せ替え装置11の把持板112a,112a
が把持を解除する前に、袋開口装置23のフレーム23
0の頂部から搬送方向後方に向けて取り付けられたシリ
ンダ装置235sの先端に下方に向けて吊持支持された
シリンダ装置234sが突出し、次に、シリンダ装置2
35sが突出する。すると、このシリンダ装置234s
の先端に搬送方向後方に向けて取り付けられた水平バー
234bが、上記搬送路21上の積層状態にあるワーク
Wの搬送方向前方の端面を支持する(ステップ20
1)。
【0059】一方、搬送路21の搬送方向後方の包装基
台20の上段部20aには、搬送方向前方に向けてシリ
ンダ装置22が配設されているので、上記同様に把持板
112a,112aにてワークWを解除する前に、この
シリンダ装置22にて搬送路21上のワークWの搬送方
向後方側の端面を支持する(ステップ202)。このよ
うに積層状態のワークWを、その前,後端面からワーク
支え234およびシリンダ装置22によって支持した後
に、載せ替え装置11の把持板112a,112aを解
除すると(ステップ105)、搬送路21上にてワーク
Wを転倒させることがない。また、搬送路21上に積層
状態にある所定数のワークWを開放した載せ替え装置1
1は、再び搬入路10上の所定位置へ戻る。
【0060】ところで、上記袋開口装置23には、図
1,図2に示される包材供給機構F4によって袋が供給
される。図17,図18に示すように、包材供給機構F
4の収納箱401には、細長の袋がその口を上記袋開口
装置23の方向へ向けられて多数積載されるが、収納箱
401の底面はその長手方向に沿って開口されているの
で、係る開口部から、収納箱401に水平にかつ移動自
在に挿入された底板401cを介して、収納箱401の
下方に位置する昇降トレイ403によって収納箱401
中の袋が上方に押し上げられる。このとき、収納箱40
1の側壁側には、センサー408が付設されており、積
載された袋の上端面を検出して収納箱401中の袋の上
面を常に所定位置に保つことができる。
【0061】また、上記収納箱401は、その上部が開
放されており、上記のように収納された袋は、収納箱4
01の上方に待機している袋搬送装置41によって1枚
ずつ取り出される。この袋開口装置41は、水平方向に
移動自在、かつ昇降自在に形成されており、また、その
昇降ステー414の下面には複数の吸着装置415,4
15が設けられているから、上記収納箱401内の袋の
上面まで下降するとともに最上層の袋を吸着する(ステ
ップ401)。
【0062】袋を吸着した袋移動装置41は、収納箱4
01の上方まで吸着した袋を吊持すると同時に、上記包
装機構F2の袋開口装置23まで移動を開始する。尚、
このとき、袋搬送装置41の経路途中に位置する折り込
み包装機構F3の折り込み装置31は、図1に示すワー
ク排出位置Pにて上記袋開口装置23とは対向しない状
態で待機している。袋搬送装置41は袋を吊持した状態
で、包装機構F3の袋開口装置に隣接した位置にて停止
するが、係る停止位置は、図1および図2に示されるよ
うに、折り込み排出機構F3の包装体支持台30の上方
となっている(ステップ402)。
【0063】すると、この包装体支持台30は、図12
に示すように4分割されており、その中の開口支持部3
01は、シリンダ装置301sおよびシリンダ装置30
2sによって昇降自在に形成されているから、これら両
シリンダ装置301s,302sが突出すると、開口支
持部301が上昇して上方にて吊持されている袋の下面
にほぼ当接する。
【0064】また、この開口支持部301には、吸着装
置301vが上方に向けて付設されているので、上記吊
持された袋の下面を吸着することができる。そして、袋
搬送装置41の昇降ステー414下面に設けられた吸着
装置415によって吸着されている袋を、シリンダ装置
415sを後退させて昇降ステー414を上昇させるこ
とにより、袋の下面側では上記開口支持部301の吸着
装置301vによって吸着されているから、袋の口が幾
分開口させられる(ステップ301)。
【0065】次いで、このように幾分開口した袋の口に
対し、包装機構F2の袋開口装置23によってさらに、
ほぼ円形の状態まで開口する。この袋開口装置23は、
図9,図10に示すように、中心軸が搬送方向に沿った
八角筒状の内フレーム230aの筒内に、シリンダ装置
232s,232sによって進退する搬送方向後方に向
けられた爪232,232が8組設けられており、当初
内フレーム230aの中心部にて待機している。また、
袋開口装置23は、包装基台20の下段部20bに配設
されたシリンダ装置24上の支持板231のレール23
1b上に搭載され、通常前記レール231bの搬送方向
後方の端部にて待機している。そして、袋開口装置23
のフレーム230は、支持板231に取り付けられたシ
リンダ装置231sが連結されているので、これにより
前記レール231b上を搬送方向前方に移動すると、こ
の袋開口装置23の搬送方向後方側まで搬送されて僅か
に開口された袋の口に、上記爪232,232が挿入さ
れることになる(ステップ203)。
【0066】上記爪232は8組設けられており、これ
らの爪232,232が袋の口に挿入された後、シリン
ダ装置232s,232sが後退すると、袋の口がほぼ
円形に開口される(ステップ204)。また、内フレー
ム230a各周面のシリンダ装置232sよりも搬送方
向前方に取り付けられたシリンダ装置233sにより、
内フレーム230a内で上記爪232の外周側にて進退
する挟着板233が設けられており、当初、内フレーム
230aの内周面側へ後退している前記挟着板233を
内フレーム230aの中心方向へ突出させて、爪232
にて開口させられている袋の口の外表面から押しつける
(ステップ205)。これにより、袋の口は、内側から
内フレーム230aの内周面方向へ後退する爪232
と、内フレーム230aの中心方向へ突出する挟着板2
33とによって、完全に開口した状態で袋開口装置23
によって保持されるのである。
【0067】またこのとき、開口と同時に包材供給機構
F4の袋搬送装置41に設けられた吸着装置415は、
袋上面の吸引を解除し、袋搬送装置41は再び収納箱4
01上の待機位置へ戻る。また、同時に、折り込み排出
機構F3の開口支持部301の設けられた吸着装置30
1vは、吸着していた袋下面の吸着を解除するととも
に、再び他方のシリンダ装置302sが後退することに
より開口支持部301が下方へ下降する。
【0068】このように、袋の口を8組の爪232およ
び挟着板233にて開口保持した状態において、図9,
図10に示すように、袋開口装置23の内フレーム23
0a内には、その中心軸からその径方向にワークWの半
径より僅かに長い距離だけ離間した位置に、搬送方向後
方に向けてノズル236が設けられているので、このノ
ズル236から空気を送気すると、図19(a)に示す
ように、口だけが開口している袋をその全長に亘って膨
らすことができる(ステップ206)。
【0069】一方、上述したように、包装機構F2の搬
送路21では、積送状態のワークWがその両端面を水平
方向から、袋開口装置23のワーク支え234とシリン
ダ装置22とによって支持されている。この状態にて、
袋開口装置23,搬送路21,シリンダ装置22とが配
設された包装基台20は、図2,図4に示すように、搬
送方向前方の端部が軸受201にて機体1に枢着され、
搬送方向後方の開放端部がシリンダ装置202によって
昇降自在に形成されているので、前記シリンダ装置20
2を後退させると、図19(b)に示すように、前記開
放端部が下降して包装基台20全体が傾転する(ステッ
プ207)。また、包装基台20を傾転させた後に、前
記袋開口装置23のフレーム230の搬送方向後側の下
部に付設されたシリンダ装置237を後退させて、袋開
口装置23に対向する前記搬送路21開放端部の支持を
解除する。さらに、包装基台20の傾転後、袋開口装置
23のワーク支え234によるワークWの搬送方向前方
側の端面における支持を、シリンダ装置234s,23
5sを後退させて解除する(ステップ208)。この場
合、すでに搬送路21が傾転され、ワークWは下方でシ
リンダ装置22により支持されて斜上方に積層された状
態となるので、転倒することがない。
【0070】次に、この包装基台20の下段部20bに
配設された袋開口装置23は、上記のように下段部20
bのシリンダ装置24上の搬送方向前方側にて袋を開口
保持しているが、包装基台20の傾転により搬送路21
の斜上方にて搬送路21に対向して位置する。この状態
から、下段部20b上に設けられたロッドレスのシリン
ダ装置24の移動子24bに上述の支持板231が取り
付けられており、袋開口装置23と上記搬送路21とを
相対移動することができるので、図19(c)に示すよ
うに、袋開口装置23に袋を開口保持させた状態にてシ
リンダ装置24を駆動させ、袋開口装置23を搬送方向
後方(斜下方)へ移動させて袋をワークWの外周に被せ
ていく(ステップ209)。すると、ワークWは搬送路
21とともに、八角筒状に形成された袋開口装置23の
内フレーム230aの中心軸に沿ってこの内フレーム2
30aの中を相対的に通過移動して袋に挿入される。
【0071】次に、ワークWに袋を被せ、かつ下段部2
0aの搬送方向後方側(搬送路21の下方)に移動した
袋開口装置23にて袋の口を保持したまま、シリンダ装
置22にて幾分搬送方向前方(斜上方)に押圧しながら
(ステップ210)、シリンダ装置202を突出させて
包装基台20を水平位置まで戻す(ステップ211)。
ワークWは、一旦袋に挿入されて、袋の底までシリンダ
装置22によって押し込まれるので、包装基台20を水
平に戻しても転倒することはない。そこで、袋開口装置
23の各爪232,232を僅かに突出させ、他方、各
挟着板233,233を後退させて袋の口を開放する
(ステップ212)。
【0072】そして、図19(d)に示すように、搬送
路21とともに袋が被せられた包装体であるワークW
を、包装基台20の上段部20aに配設され前記ワーク
Wの後端面を支持していたシリンダ装置22を前進させ
て、搬送方向前方の折り込み排出機構F3の包装体支持
台30上に送り込む(ステップ213)。上記シリンダ
装置22にてワークWを送り出していくと、ワークWと
ともに袋の中に挿入されていた搬送路21は、相対的に
引き抜かれることになる。また、シリンダ装置22によ
る送り込みにより、図19(e)に示すように、袋の口
が袋開口装置23から完全に離間すると、袋開口装置2
3の爪232,232は、内フレーム230aの内周面
側に後退し、内フレーム230aの筒内が最も開口した
状態となる。この際、この袋開口装置23は、シリンダ
装置22の押し込みには係わりなく独立して、シリンダ
装置24の駆動により包装基台20の下段部20bの搬
送方向前方の端部まで戻る。
【0073】折り込み排出機構F3では、包装体である
ワークWが送り込まれる際に、図12に示す、搬送方向
前方側である包装体の前端が位置する前端支持部306
と、包装体の中央部が位置する中央支持部305と、ワ
ークWの搬送方向後方側である包装体の後端が位置する
後端支持部304と、包装体の袋の口が位置する上述の
開口支持部301とからなる包装体支持台30は、当初
それらのシリンダ装置306s,305s,304s、
および、上述の2連に形成されたシリンダ装置301
s,302sのいずれもが後退して、全体が下方に降下
する(ステップ302)。また、上記前端支持部306
の両側には、図13に示す前端押圧部308が設けられ
ており、ワークWが送り込まれてきたときには、この前
端押圧部308における一対のシリンダ装置308s,
308sのピストンロッドが後退しており、シリンダブ
ロック309,309が包装体支持台30の前端よりも
幾分後方に位置する。そして、これらシリンダブロック
309,309の各爪309p,309pが水平方向に
前端支持部306上に突出して送り込まれたワークWの
止りとなる(ステップ303)。
【0074】これは、包装体であるワークWがシリンダ
装置22により、袋開口装置23を貫通して折り込み排
出機構F3の包装体支持台30に送り込まれてくる場合
には、係る包装支持台30と上記搬送路21の開放端部
とが離間しているため、搬送路21の前方にワークWの
包装体が送り出されるにつれ、包装体が下方へ徐々に垂
れ下がってくる。しかしながら、上述のように包装体支
持台30は、全体が下方に降下した状態でワークWを受
け入れるので、包装体であるワークWはこの包装支持台
30の縁部に引っ掛かることがなく、確実に包装体支持
台30上に送り込まれるのである。
【0075】ワークWは、包装支持台30に上記前端押
圧部308の一対の爪309p,309pに当接すると
ころまで送り込まれるが、ほぼこの前端押圧部308に
達するときには、上記包装体支持台30全体は再び当初
の高さまで上昇する(ステップ304)。この状態で
は、ワークWの前方端面は前端押圧部308に当接し、
後方端面はワークWを送り込んだシリンダ装置22の支
持部材22aにより押圧される。
【0076】すなわち、この後、折り込み装置31にて
袋の口を折り込むわけであるが、ワークWは当初述べた
ように積層状態であっても相互に結合していないので、
このまま袋を封止しても柱状の包装体としては湾曲して
取り扱いにくいばかりか、梱包等における取り扱いにて
袋の破損を招くこともあり、さらには、包装体の容積を
減少させることも望まれる。そこで、図20に示すよう
に、上記前端押圧部308に積層体であるワークWの前
端面を当接させた状態にて、ワークWを送り込んだシリ
ンダ装置22をさらに幾分前進させて、ワークWの後端
面を搬送方向前方へ向けて押圧し、ワークWを圧縮する
のである(ステップ214)。このように、ワークWの
前,後端面を前端押圧部308の一対の爪309p,3
09pおよびシリンダ装置22にて双方から支持押圧す
ることにより、袋に挿入された積層状態のワークWを減
容できるとともに、袋の口を閉じたときに、湾曲するこ
とのない剛性を有する柱状の包装体にすることができ、
さらに、包材に対しワークWからの反発力により袋に弛
みのない包装が可能となる。
【0077】このようにワークWの両端面から押圧した
状態にて、包装対支持台30の後端支持部304の両側
には、図14に示すように、ワークWの両側面に向けて
その径方向に突出する一対のバー307b,307bを
備えた側面押さえ307が設けられているから、この側
面押さえ307を突出させて、押圧された状態にある上
記ワークWをその袋の外表面から把持する(ステップ3
06)。これにより、ワークWの圧縮状態を保持すると
ともに、この後工程での袋の口を折り込み中に個々のワ
ークWが転倒するのを防止することができる。また、上
記側面押さえ307でワークWを側面から支持した後
に、ワークWを送り込んだシリンダ装置22は後退し
(ステップ215)、また前端押圧部308の各爪30
9p,309pも後退してワークWの前端面側も開放さ
れる(ステップ307)。
【0078】さらに、上述のように積層状態のワークW
を両端面から押圧する間に、ワーク排出位置にて待機し
ていた図15に示す折り込み装置31は、包装体支持台
30の上方まで移動している。この折り込み装置31に
は、その昇降ステー313の下面両端に、一対のシリン
ダ装置310s,310sが各々離反する方向に向けて
取り付けられ、それらの先端に円筒部材310,310
が各開口端部を対向させて吊持されており、当初、図2
1(a)に示すように、前記各シリンダ装置310s,
310sが突出して、一対の円筒部材310,310は
積層されたワークWの長さ以上に離間している。
【0079】そして、上記昇降ステー313は、吊枠3
12の下方に向けて取り付けられたシリンダ装置313
sを前進させることにより、水平姿勢を維持して下降す
るが、このとき、図21(b)に示すように、昇降ステ
ー313の下面に吊持された搬送方向後方側に位置する
一方の円筒部材310が、包装体支持台30の搬送方向
後方側に伸出している袋の口を下方へ折り曲げる(ステ
ップ308)。また同時に、包装体支持台30の前端支
持部306、および開口支持部301が下降して(ステ
ップ309)、上記昇降ステー313に吊持された上記
一対の円筒部材310,310は、包装体支持台30の
中央支持部305および後端支持部304上に載置され
ているワークWの両端面に対峙する。尚、昇降ステー3
13を下降させるとともに、この昇降ステー313の下
面中央にはハンド315が取り付けられているから、こ
のハンド315により積層状態にあるワークWの、長さ
方向の中央部をその外周から把持する(ステップ31
0)。これにより、この後の袋の折り込み、およびワー
クWの移送を安全におこなうことができる。
【0080】次いで、シリンダ装置310s,310s
を幾分後退させると、図21(c)に示すように、一対
の円筒部材310,310が互いに接近し、ワークWの
両端面は袋の外面から僅かに嵌着される。このとき、図
14に示すように、搬送方向後方側に配置された一方の
円筒部材310には、一対の切り欠き310c,310
cが設けられているので、これまでワークWをその側面
から保持している側面押さえ307はこの切り欠きに係
合する。すると、下方へ折り曲げられた袋の口は、さら
に積層されたワークW側へ折り返される(ステップ31
1)。そこで、これまでワークWをその側面から保持し
ていた側面押さえ307を解除する(ステップ31
2)。この一対の円筒部材310,310により、ワー
クWの両端面を一旦その積層方向に嵌着すれば、ワーク
Wの圧縮状態を保持することができるのである。尚、こ
のときに、図21(d)に示すように、後端支持部30
4を下降させるとともに(ステップ313)、さらにシ
リンダ装置310s,310sを後退させて、円筒部材
310,310を接近させる。これにより、袋の口を完
全に折り込むとともに、ワークWをその両端面から確実
に保持することができる(ステップ314)。
【0081】このように一対の円筒部材310,310
にてワークWを保持した後は、昇降ステー313を再び
上昇させてワークWを吊持し、所定のワーク排出位置P
まで移送する。この場合、折り込み装置31は、上記昇
降ステー313が昇降自在に、かつ図2に示すように、
機体1の上部にてその幅方向に移動自在に形成されてい
るから、包装体支持台30の上方に持ち上げて保持した
ワークWを、機体1の幅方向に水平した後、ワーク排出
位置Pにて再び昇降ステー313を下降させて排出する
(ステップ315)。図示しないが、排出するワークW
は、ワーク排出位置Pに配置される包装体の封止装置等
に搬入され、そこで接着テープ等による袋の封止がおこ
なわれる。尚、排出時には、シリンダ装置310s,3
10sを前進させて一対の円筒部材310,310を相
互に離間する方向へ移動させるとともに、ハンド315
の把持を解除する。
【0082】本装置は、このようにその包装機構F2に
おいて、缶蓋体であるワークWがその盤面を搬送方向に
向けて送り込まれる搬送路21と、この搬送路21の一
端側に配置されワークWの後端面を支持するとともに前
方へ送り込むシリンダ装置22と、前記搬送路21の他
端側に配置され袋を開口して保持する袋開口装置23
と、これらが配設された傾動可能な包装基台20と、前
記袋開口装置23と搬送路21とを相対移動させる駆動
手段F20とから構成され、当初搬送路21上に水平方
向に積層された状態のワークWを、包装基台20を傾転
させることにより斜に積層した状態とし、かつ搬送路2
1と袋開口装置23との相対移動により前記搬送路21
とともにワークWに袋を被せるようにしたので、積層さ
れた個々のワークWが包装中に転倒することがなく確実
に包装することができるのである。
【0083】
【発明の効果】本発明の缶蓋体の包装装置によれば、以
上説明したように、略円盤状をなす缶蓋体を積層状態に
て袋に挿入する際に、缶蓋体がその盤面を搬送方向に向
けて送り込まれる搬送路と、この搬送路に対向して袋を
開口状態で保持する袋開口装置と設け、さらに前記搬送
路を傾動可能に形成するとともに、前記袋開口装置と前
記搬送路とを相対移動させる駆動手段を設けて、前記袋
開口装置にて開口保持した前記袋を前記搬送路上の前記
缶蓋体に被せるようにしたので、包装中に缶蓋体の積層
状態が崩れることがなく、従って個々の缶蓋体が傾転し
て袋中で表裏が逆転することもないため、包装された缶
蓋体を後の封缶ライン等へ供給したときにも係る封缶ラ
イン等にて支障なく用いることができるとともに、缶蓋
体製造後の包装作業における省力化を図ることができる
という効果を奏する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明係る缶蓋体の包装装置の一実施例におけ
る概略平面図である。
【図2】本発明係る缶蓋体の包装装置の一実施例におけ
る概略側面図である。
【図3】缶蓋体の包装装置の正面方向からの図1におけ
るIIIーIII矢視図である。
【図4】包装機構を示す要部側面図である。
【図5】ワーク供給機構における搬入路の構成例を示す
断面図である。
【図6】ワーク供給機構における振り分け装置を示す側
面図である。
【図7】ワーク供給機構における載せ替え装置を示す側
面図である。
【図8】ワーク供給機構における載せ替え装置を示す断
面図である。
【図9】包装機構における袋開口装置を示す側面図であ
る。
【図10】包装機構における袋開口装置を示す正断面図
である。
【図11】折り込み排出機構における包装体支持台の断
面図である。
【図12】折り込み排出機構における包装体支持台の構
成を示す側面図である。
【図13】包装体支持台の側方に設けられた前端押圧部
を示す平面図である。
【図14】包装体支持台の側方に設けられた側面押さえ
を示す平面図である。
【図15】折り込み排出機構における折り込み装置の構
成を示す側面図である。
【図16】折り込み排出機構の折り込み装置に設けられ
たハンドの正断面図である。
【図17】包材供給機構におけ収納箱および袋搬送装置
を示す側面図である。
【図18】収納箱の構成を示す断面図である。
【図19】包装機構における包装工程を示す説明図であ
る。
【図20】折り込み排出機構へ送り込まれたワークへの
押圧方法を示す説明図である。
【図21】袋の折り込み工程を示す説明図である。
【図22】主な動作工程を示すフローチャートである。
【図23】主な動作工程を示すフローチャートである。
【図24】主な動作工程を示すフローチャートである。
【符号の説明】
1 機体 F1 ワーク供給機構 10 搬入路 101 レール 102 ガイド 103 底部枠体 104 側壁 105 ワーク振り分け装置 106 アーム 106p 爪 108 センサー 11 載せ替え装置 112 ワーク把持部 112a 把持板 112t エアーチャック装置 112r 滑り止め F2 包装機構 20 包装基台 20a 上段部 20b 下段部 201 軸受 202 シリンダ装置 21 搬送路 22 シリンダ装置 22a 支持部材 23 袋開口装置 230 フレーム 230a 内フレーム 231 支持板 231b レール 232 爪 233 挟着板 234 ワーク支え 234b 水平バー 236 ノズル 237 シリンダ装置 24 シリンダ装置 24b 移動子 F3 折り込み排出機構 30 包装体支持台 301 開口支持部 301v 吸着装置 304 後端支持部 305 中央支持部 306 前端支持部 307 側面押さえ 307b バー 308 前端押圧部 309 シリンダブロック 309p 爪 31 折り込み装置 310 円筒部材 310c 切り欠き 310s シリンダ装置 312 吊枠 313 昇降ステー 315 ハンド 315t 回転爪 F4 包材供給機構 40 袋供給装置 401 収納箱 401c 底板 402 スライドレール 402a,402b 案内 402c スライダー 403 昇降トレイ 404a ガイド棒 405 移動ブロック 408 センサー 41 袋搬送装置 412s シリンダ装置 412t 移動子 413 吊枠 413a 水平腕 415 吸着装置 W ワーク

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 略円盤状をなす缶蓋体を積層状態にて袋
    に挿入する包装装置であって、前記缶蓋体がその盤面を
    搬送方向に向けて送り込まれる搬送路と、この搬送路に
    対向して設けられ前記袋を開口状態で保持する袋開口装
    置とが備えられた缶蓋体の包装装置において、前記搬送
    路は傾動可能に形成されるとともに、前記袋開口装置に
    て開口保持した前記袋を前記搬送路上の前記缶蓋体に被
    せるべく前記袋開口装置と前記搬送路とを相対移動させ
    る駆動手段が設けられていることを特徴とする缶蓋体の
    包装装置。
JP24810291A 1991-09-26 1991-09-26 缶蓋体の包装装置 Expired - Lifetime JP2792281B2 (ja)

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