JP2792067B2 - 複合カードリーダ - Google Patents
複合カードリーダInfo
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- JP2792067B2 JP2792067B2 JP63331891A JP33189188A JP2792067B2 JP 2792067 B2 JP2792067 B2 JP 2792067B2 JP 63331891 A JP63331891 A JP 63331891A JP 33189188 A JP33189188 A JP 33189188A JP 2792067 B2 JP2792067 B2 JP 2792067B2
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- Japan
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- shutter
- lever
- card
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Description
ド取引を許容する手差し式の複合カードリーダに関し、
さらに詳しくはカードの挿脱操作性能を高めた複合カー
ドリーダに関する。
操作に連動して前後進するスライダを内部に装備してお
り、このスライダと摺動操作によりカードのIC接点に内
部のIC接触子を、また磁気ストライプには磁気ヘッドを
接触対応させてデータ処理している。
時に、顧客がカードの後端部を手に持ってカードを所定
位置まで手差し挿入することにより、ロック機構が作動
してカードロックし、データ処理後はロック解除機構が
作動してロック解除するように構成している。
不完全なために顧客が誤ってカードを未処理のまま引抜
いてしまったり、また顧客がカードの後端部を持って引
張った場合に、内部の係合部分の摩擦抵抗が高まってロ
ック解除動作が正常に行なわれず、またロック解除時の
検出信号が阻害されて自動ロックしたままの状態とな
り、カードを取出せなくなることがあった。
し、またカード引張りによる外力が加わってもロック解
除動作を円滑にすることができる複合カードリーダの提
供を目的とする。
スライダの摺動操作によりカードのIC接点あるいは磁気
ストライプをデータ処理する複合カードリーダであっ
て、前記カードの挿入口を、リンク機構を介して開閉す
るシャッタレバーと、前記リンク機構にシャッタ開レバ
ーを介して前記シャッタレバーを開動作させる開駆動手
段と、前記リンク機構にシャッタ閉レバーを介して前記
シャッタレバーを閉動作させる閉駆動手段と、前記シャ
ッタ開レバーおよびシャッタ閉レバーと対応するリンク
機構の連繋部分に相互に係合するローラと、前記シャッ
タレバーの閉動作時に連動して傾動するシャッタ開レバ
ーに、シャッタロック検知スイッチと対応させてロック
信号を検出させるシャッタロック検出部とを備えた複合
カードリーダである。
に基づいてスライダが前進し、このスライダが所定の位
置まで前進すると、閉駆動手段が作動してシャッタレバ
ーを閉動作させ、ここに挿入されたカードをロックして
カードのデータ処理を行ない、データ処理後は開駆動手
段によりシャッタレバーを開動作させ、この開動作に基
づいてカードの取出しを許容するこの一連のシャッタレ
バーの開閉動作時にあっては、シャッタ開レバーおよび
シャッタ閉レバーと相互に係合するリンク機構の連繋部
分に位置するローラが円滑な接触対応作用を促して、安
定した開閉動作を促進し、かつうシャッタレバー閉動作
時には、シャッタロック検出部がシャッタロック検知ス
イッチと対応して、確実にロック信号を得ることができ
る。
耗抵抗を回避したローラの転がり作用による円滑な係合
動作が得られるため、係脱動作させる開・閉駆動手段の
駆動力を小さく設定することができ、装置の小型化およ
び低コスト化を図ることができる。また、このカードデ
ータ処置時に、顧客がカードの後端部を持ってカードを
引抜くような外力が働いても、ローラによる円滑な係合
動作によって係合部分の摩擦抵抗が高まらず、またロッ
ク解除時の検出信号が阻害されず、カードのロック解除
動作に支障を来たすことがなくなる。それゆえ、カード
にかかる外力の有無に拘らずカードの取出しを安定して
行なうことができる。
において、この複合カードリーダ11は、ICカードと磁気
カードおよび、これらを共有するカード等を取扱うこと
ができ、この種のカード12が複合カードリーダ11に取込
まれてカードの取引データが処理される。
するカード挿入口13を有し、この内方の上下左右の上板
14、下板15、左側板16、右側板17で囲まれるカード通路
18内に、カード12の挿脱操作に連動して前後方向に摺動
するスライダ19を内設している。
されて、カード12の挿脱方向にスライド許容され、通常
はスプリング21によって、カード挿入口13側に位置する
ように付勢待機されている。
受止め面22に、カード挿入時のカード12の先端が当接す
ることで、該スライダ19をスプリング21の付勢力に抗し
た前方のスライダストッパ面23の位置までスライドさせ
る。
で、これに付設された傾動レバー24の接触子25が、ICカ
ードのIC接点と接触対応してICデータ処理を行なう。
い、ここに挿入された磁気カードの磁気ストライプが接
触対応して、磁気データ処理を行なう。
指先の入込みを許容する凹状窪み部27を形成すると共
に、ここに挿入されるカード12の挿脱を許容・規制する
シャッタレバー28が配設されている。
に、ICカードが不測に抜取られるのを禁止するために、
シャッタレバー28を下動させてカードロックするように
し、データ処理が終了した時点でシャッタレバー28を上
動させてロック解除してICカードの抜取りを許容するよ
うに構成するものであって、この開閉操作はリンク機構
29およびシャッタ開レバー30を介したロック解除ソレノ
イド31とON・OFF動作と、リンク機構29およびシャッタ
閉レバー32を介したロックソレノイド33のON・OFF動作
によりシャッタレバー28を開閉操作する。
きに屈曲するシャッタ片34を有し、レバー基端側の下部
を上板14の上面に左右方向に横架した第1支点ピン35に
軸支させた状態で、レバー基端側の上部にリンク機構29
の第1リンク片36を連結し、この第1リンク片36を前後
進させることで、シャッタレバー28は第1支点ピン35を
支点に先端側のシャッタ片34が上下動し、上動時にカー
ド挿入口134を開口し、下動時にこのシャッタ片34がカ
ード挿入口13を直交状態で閉鎖する。なお、上動付勢バ
ネ40は上板14と第1リンク片36との間に掛張されてその
作用力でシャッタ片34を上方に付勢している。
ク片37を連続的に枢着して構成され、第1リンク片36の
前部側を上述したシャッタレバー28に枢着し、後部側に
左右方向に配設された菱形状の第2リンク片37の一側を
枢着し、この他側にはレバー係合用の係合ローラ38を枢
着してリンク構成され、このうち第2のリンク片37の中
央部を第2支点ピン39で上板14上に回転自由に軸支し、
この第2支点ピン39を回転支点として第2リンク片37を
回動許容させることで、第1リンク片36介してシャッタ
レバー28のシャッタ片34を上下可動させる。通常の無負
荷状態では、上動付勢バネ40の付勢作用によって、シャ
ッタレバー28のシャッタ片34が上動位置に待機されたカ
ードの挿入許容状態にある。
うに、カード挿脱方向に沿って長く配設され、このレバ
ー先端部に形成した内向きのL形開係合部42に、既述し
た第2リンク片37の係合ローラ38を係脱自在に対応さ
せ、レバー基端部にロック解除ソレノイド31のロッド42
を直角に枢着し、レバー中間部を第3支点ピン43により
上板14上に回転自由に軸支し、この第3支点ピン43を回
動支点に傾動許容して設けている。
ロック状態よりロック解除ソレノイド31をON動作してロ
ッド42を吸引することで、これに連動してシャッタ開レ
バー30の先端部が外側に出るように(第3図において反
時計方向に回動)が傾動し、この傾動により、第4図に
示すように、係合ローラ38がL形開係合部41より外れる
と共に、該係合ローラ38は上動付勢バネ40の作用でL形
開係合部41から離れる方向(第3図において時計方向に
回動)回動されて、シャッタ閉レバー32のL形閉係合部
44に受止められる。
ク解除ソレノイド31の復帰力で係合ローラ38と係合する
方向(第3図において時計方向)に付勢されているも、
L形開係合部41の側端部が係合ローラ38に当接して係合
方向への移動が阻止されているため(第4図参照)、前
述のL該閉係合部44との係合が維持される。
36を内部に引き込むことになり、これによりリンク機構
29を初期位置に作動させ、この結果、シャッタレバー28
のシャッタ片34を上動させて、カードの抜取りを許容す
る。
バー30の上面側に同方向に沿って長く配設され、前述の
第3支点ピン43とレバー32に植設したピン48と、それぞ
れのピン43,48に対応させて形成したレバースライド孔4
7,47とによって、シャシッタ開レバー30の上面上をその
長さ方向に沿って前後摺動可能に設けている。
44は、既述した第2リンク片37の係合ローラ38を係脱自
在に対応させ、レバー基端部の係合垂片45にロックレバ
ー46の先端を係合させ、このロックレバー46の基端部を
ロックソレノイド33に接続し、また、該レバー46の中間
部を上述の第4支点ピン49で回転自由に軸支し、この第
4支点ピン49を回動支点に傾動許容して設けている。
動作して吸引することで、ロックレバー46が第3図にお
いて反時計方向に回動し、これに連動して、シャッタ閉
レバー32が内方に摺動し、この摺動により、先端部のL
形閉係合部44に係止された第2リンク片37の係合ローラ
38が、第4図の状態から第3図に示すように、L形閉係
合部44より外れて、シャッタ閉レバー30のL形開係合部
41に移されて該部41に係合される。
の復帰力で係合ローラ38と係合方向に付勢されているの
で、上述の係合が可能となる。
構29を介してシャッタレバー28を下動させて、第5図に
示すように、挿入されたカードをロックする。
係合部41,44に沿って切換えられるが、このときの係合
ローラ38は転がり作用による円滑な開閉動作が得られ
る。
で、カードの挿入操作に基づいて側方に可動する左側板
16の動きに連動してカードの挿入を検知する。
チで、カードの挿入完了位置で傾動対応する検知レバー
50の動きにより検知動作する。
ッチで、シャッタレバー28の開閉動作に連動するシャッ
タ開レバー30に起立形成したシャッタロック検出用の起
立片51の動きに対応してON・OFF操作され、シャッタレ
バー28をロック動作した時に、起立片51を介してシャッ
タロック検知スイッチSW3をON動作し、このON検出時に
ロック信号を出力して、シャッタレバー28のロック状態
を検知する。また、シャッタ開レバー30がロック解除方
向に傾動されると、これと一体の起立片51も傾動してシ
ャッタロック検知スイッチSW3をOFF動作させる。
次に説明する。
(第1図参照)カードを挿入許容した開口状態にあり、
この開口状態で、顧客がカード12をカード挿入口13に挿
入すると、先ず、カード挿入検知スイッチSW1がカード
の挿入を検知し、続いてカード12の先端が、カード通路
18の内方に位置するスライダ19のカード受止め面22に当
接して、このスライダ19をスプリング21の付勢力に抗し
て前進させ、カード処理位置に相当するスライダストッ
パ面23に当接するまで押込むと、カード挿入完了検知ス
イッチSW2がカードの挿入完了位置を検知し、これに基
づいてロックソレノイド33をON動作する。
反時計方向に回動し、シャッタ閉レバー32を内方に摺動
させ、先端部のL形閉係合部44は、第4図に示す第2リ
ング片37の係合ローラ38を係止した状態から内側に移動
させて、第3図に示すように、シャッタ開レバー30のL
形開係合部41に移し、該係合部41に係合する。
31がOFF状態でもその復帰力が作用しているので、L形
開係合部41に移された第2リンク片37の係合ローラ38の
係合を維持する。
29を介してシャッタレバー28のシャッタ片34を下動さ
せ、挿入されたカード12の後端面を、シャッタレバー28
のシャッタ片34が係止してカードロックする。
成した起立片51が傾動してシャッタロック検知スイッチ
SW3をONし、カートリッジロック状態を検出する。この
ロック状態を検出することに基づいて、ICカードのIC接
点に接触子25を接触対応させて、カードデータの読取
り、書込み処理を行なう。
ソレノイド31をON動作させる。このON動作で、ロッド42
が吸引されて、シャッタ開レバー30の先端部は外側に回
動し(第3図の仮想線を参照)、先端部のL形開係合部
41から第2リンク片37の係合ローラ38が外れる。
バネ40の作用力により、第2リンク片37は第3図におい
て時計方向に回動し、その係合ローラ38はシャッタ閉レ
バー32のL形閉係合部44に受止められて、該部44に係止
される。
っても、第2リンク片37の係合ローラ38は、シャッタ開
レバー30のL形開係合部41の側端部に当接して、該レバ
ー30の復帰が阻止されているので、その係止状態が維持
される。
てシャッタレバー28のシャッタ片34を上動させる。これ
により、カード挿入口13を開口して、カードの抜取りを
許容し、このカードが抜取られたことをカード挿入検知
スイッチSW1が検知すると、ICカードが取引が終了す
る。
了検知スイッチSW2でカードが挿入完了位置に達したこ
とを確認した後、この磁気カードの抜取り過程で、磁気
ストライプのデータが磁気ヘッド26にて読取られる。こ
の場合、磁気カードの抜取りに際しては、カードの手前
を指先で摘んで引抜くため、ぐらつかず安定して抜脱操
作でき、信頼性の高い磁気データ処理となる。
タレバー28の開閉動作時にあっては、この開閉動作を切
換える内部の係合部分で、係合ローラ38がシャッタ開レ
バー30およびシャッタ閉レバー32の各L形の係合部41,4
4に転がり接触しえ切換えられるため、円滑に開閉動作
される。
後端部を終始持ち続けるなどして、カードを引抜くよう
な外力が働いても、この外力を内方の係合部分に直接影
響させないように係合ローラ38が円滑に転がり係合動作
して、この部分の摩擦抵抗が高まるのを的確に回避し、
さらにこの係合ローラ38と円滑に対応するシャッタ開レ
バー30側にあっては、これに形成された起立片51がシャ
ッタロック検知スイッチSW3とON対応して確実にロック
信号を得ることができ、またOFF対応させてロック解除
信号を得ることができるため、内部のカードロック解除
動作に支障を来たさず、常にカードの取出しを安定して
行なうことができる。
は、摩耗抵抗を回避した係合ローラの転がり作用による
円滑な係合動作が得られるため、係脱動作させるロック
解除ソレノイドとロックソレノイドの駆動力を小さく設
定することができ、装置の小型化および低コスト化を図
ることができる。
て、 この発明の開駆動手段は、実施例のロック解除ソレノ
イド31に対応し、 以下同様に、 閉駆動手段は、ロックソレノイド33に対応し、 ローラは、係合ローラ38に対応し、 シャッタ開レバーの連繋部分は、L形開係合部41に対
応し、 シャッタ閉レバーの連繋部分は、L形閉係合部44に対
応し、 シャッタロック検出部は、起立片51に対応するも、 この発明は、上述の実施例の構成のみ限定されるもの
ではない。
Claims (1)
- 【請求項1】カードの挿脱操作に連動して前後進するス
ライダの摺動操作によりカードのIC接点あるいは磁気ス
トライプをデータ処理する複合カードリーダであって、 前記カードの挿入口を、リンク機構を介して開閉するシ
ャッタレバーと、 前記リンク機構にシャッタ開レバーを介して前記シャッ
タレバーを開動作させる開駆動手段と、 前記リンク機構にシャッタ閉レバーを介して前記シャッ
タレバーを閉動作させる閉駆動手段と、 前記シャッタ開レバーおよびシャッタ閉レバーと対応す
るリンク機構の連繋部分に相互に係合するローラと、 前記シャッタレバーの閉動作時に連動して傾動するシャ
ッタ開レバーに、シャッタロック検知スイッチと対応さ
せてロック信号を検出させるシャッタロック検出部とを
備えた 複合カードリーダ。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP63331891A JP2792067B2 (ja) | 1988-12-28 | 1988-12-28 | 複合カードリーダ |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP63331891A JP2792067B2 (ja) | 1988-12-28 | 1988-12-28 | 複合カードリーダ |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH02176987A JPH02176987A (ja) | 1990-07-10 |
JP2792067B2 true JP2792067B2 (ja) | 1998-08-27 |
Family
ID=18248781
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP63331891A Expired - Lifetime JP2792067B2 (ja) | 1988-12-28 | 1988-12-28 | 複合カードリーダ |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2792067B2 (ja) |
Families Citing this family (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
DE4428276C2 (de) * | 1994-08-10 | 2000-07-06 | Mannesmann Vdo Ag | Datenkartenaufnahme |
-
1988
- 1988-12-28 JP JP63331891A patent/JP2792067B2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH02176987A (ja) | 1990-07-10 |
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Legal Events
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---|---|---|---|
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