JP2791482B2 - アルキル化2―(2―ヒドロキシフェニル)ベンゾトリアゾールの液体混合物の製造方法 - Google Patents

アルキル化2―(2―ヒドロキシフェニル)ベンゾトリアゾールの液体混合物の製造方法

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JP2791482B2 JP63325700A JP32570088A JP2791482B2 JP 2791482 B2 JP2791482 B2 JP 2791482B2 JP 63325700 A JP63325700 A JP 63325700A JP 32570088 A JP32570088 A JP 32570088A JP 2791482 B2 JP2791482 B2 JP 2791482B2
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Description

【発明の詳細な説明】 <産業上の利用分野> 本発明は、炭素原子数8ないし14のα−オレフィンで
2−(2−ヒドロキシ−5−メチルフェニルベンゾトリ
アゾールをアルキル化することによる2−(2−ヒドロ
キシフェニル)ベンゾトリアゾール異性体の液体混合物
の製造方法に、及び該方法により得られる混合物に関す
る。
<従来の技術、発明が解決しようとする課題> 2−(2−ヒドロキシフェニル)ベンゾトリアゾール
類の紫外線吸収剤は広範な有機材料のための非常に効果
的な光安定剤として長い間知られてきており、市場で確
固たる地位を占めている。そのような紫外線吸収剤の
例、それらの製法及び用途は例えば米国特許明細書第30
04896、3055896、3072585、3074910、3189615及び32301
94号に開示されている。
しかしながら、多くの用途のために、そのようなベン
ゾトリアゾールは限られた適合性のみを有し、例えば高
めた温度で加工しなければならない時でさえ、滲出、昇
華及び/又は揮発する傾向を示す。これらの性質を改良
するために、上記ベンゾトリアゾールの置換パターンの
改変が行なわれてきた。この点に関しては米国特許明細
書第4283327、4278590及び4383863号に記載されてい
る。
上記理由のために、室温で液体の2−(2−ヒドロキ
シフェニル)ベンゾトリアゾールの探究が最近強まって
いるのは、特にこれら化合物が特定の基材例えば写真材
料に混入された時に利点も有するからである。この点に
関しては米国特許明細書第3983132、4096242及び412952
1号に、及びヨーロッパ特許出願公報A57160号に記載さ
れている。
高級アルキル化2−(2−ヒドロキシ−5−メチルフ
ェニル)ベンゾトリアゾール異性体混合物及びその製造
方法は、米国特許明細書第4587346及び4675352号に開示
されている。これら混合物は室温で液体であり、これら
二つの特許明細書中に引用されている種々の基材に混入
された時に多くの顕著な性質を示す。そこに記載されて
いる製造方法は実際問題として生成物の大量生産で求め
られる必要条件を幾つかの点で充分に満たしていない。
それ故、大規模に実施することができ、そして高収率か
つ高純度に生成物を得ることのできる簡単でコスト効果
のある製法を提供する必要がある。
<課題を解決するための手段> これらの要求にかない、また生成物を驚ろくほどに高
純度及び高収率で生じさせる製法が今になって発見され
た。反応混合物の特定の処理方法と共にアルキル化中、
特定の反応パラメーターを維持することにより問題の解
決が達成された。
酸触媒としてのスルホン酸の存在下、2−(2−ヒド
ロキシ−5−メチルフェニル)ベンゾトリアゾールを高
められた温度で溶融状態の炭素原子数8ないし14のα−
オレフィンでアルキル化することによる、室温で液体の
2−(2−ヒドロキシフェニル)ベンゾトリアゾール混
合物を製造するための本発明の製造方法は、2−(2−
ヒドロキシ−5−メチルフェニル)ベンゾトリアゾール
1モル当り0.5モルより少なくない酸触媒と1.5ないし3
モルのα−オレフィンを用い、165゜ないし190℃の温度
範囲内でアルキル化を行ない、スルホン酸相から粗生成
物相(上相)を分離し、そして該粗生成物相を薄膜蒸発
器、蒸留カラム付き薄膜蒸発器又は短径路蒸留装置で蒸
留処理することからなる。
スルホン酸は酸触媒として使用され、そして芳香族又
は好ましくは脂肪族スルホン酸、例えばベンゼンスルホ
ン酸、パラトルエンスルホン酸のようなトルエンスルホ
ン酸、メタンスルホン酸又はエタンスルホン酸であって
よい。実際上はメタンスルホン酸であるのが好ましい。
反応温度は170ないし180℃の範囲が好ましい。
スルホン酸触媒の量は、2−(2−ヒドロキシ−5−
メチルフェニル)ベンゾトリアゾール1モル当り、少な
くとも0.5モルである。触媒濃度の上限は、たとえスル
ンホン酸の量が大量であっても良い結果が得られるの
で、重要ではない。その上限は経済性を考慮して決定さ
れるであろう。それ故、出発物質1モル当り、0.5ない
し10モルの触媒を使用するのが好都合である。少なくと
もスルホン酸0.8モル、例えば0.8ないし5モル使用する
のが好ましい。出発物質のベンゾトリアゾール1モル当
り、約1モルのスルホン酸で最も都合良く及び経済的に
製造を行なうことができる。
アルキル化剤(α−オレフィン)の好ましい量は2−
(2−ヒドロキシフェニル)ベンゾトリアゾール1モル
当り、2ないし3モルの範囲、例えば2.2ないし2.7モル
で、最も好ましくは約2.5モルである。
直鎖状ならびに枝分れα−オレフィンが、アルキル化
剤として使用されてよい。実際には、市販されているα
−オレフィン異性体混合物を使用するのが好都合であ
る。後に説明するように、アルキル化中のいかなる場合
でも、アルキル鎖の部分的異性化が起こる。アルキル化
は炭素原子数10ないし24のα−オレフィンで好ましく行
なわれ、1−ドデセンで最も好ましく、それは直鎖又は
枝分れ鎖形状であっても、或は異性体混合物の形態であ
ってもい。
本製法の特に好ましい変法において、アルキル化剤は
例えば分留ポンプ(fractionating pump)により反応混
合物に連続的に加えられる。反応混合物の表面下にオレ
フィンを加えるのが最も好ましい。特にアルキル化剤の
計量添加は、α−オレフィンのオリゴマーの如き副産物
の生成を更に減少させる。
反応混合物が充分に混合されることを確実にするのも
有利である。このために能率的な撹拌機を使用するのが
賢明である。不活性ガス雰囲気中で、例えば窒素ガス下
で反応させるのも都合がよい。
反応は、事実上の溶媒を添加することなく溶融状態で
行なわれる。α−オレフィン又はアルキル化により得ら
れた最終生成物の混合物が溶媒又は希釈剤として作用す
る。
アルキル化が完了した時(反応時間は選択された反応
パラメータに依存して変わることができるが、通常半時
間ないし15時間、例えば3ないし10時間である)、粗生
成物を含む相(上相)を二相反応混合物から分離し、特
定の蒸留方法によって後処理する。
厳密な意味での蒸留の前に、粗生成物を洗浄して不純
物を除く(抽出)の好都合である。この抽出は、好まし
くは粗生成物相を水又は重炭酸ナトリウム溶液で1ない
し5回洗浄することにより達成される。特に好ましいの
は後者での抽出とそれに続く水での抽出である。合わせ
た洗浄抽出物は好ましくは未反応出発物質を回収するた
めにスルホン酸相に加えられる(後記参照)。
抽出後、厳密な意味での後処理(蒸留)を行なう前
に、粗生成物相を脱色するのが賢明である。これは慣用
脱色剤、例えば活性炭又は好ましくはフラー土(fulle
r′s earth)を加えることにより行なうことができる。
蒸留により粗生成物相から残留水を除くこともまた有利
である。脱色剤を除くべく清浄濾過(clarifying filtr
ation)を行なった後、粗生成物の厳密な意味での後処
理を行なうことができる。この後処理は勿論、任意の抽
出、脱色及び脱水工程なしでも、即ち反応混合物から分
離された粗生成物を直接蒸留に付しても行なうことがで
きる。
蒸留は薄膜蒸発器(thin−film evaporator)、蒸留
カラム付き薄膜蒸発器、又は短径路蒸留装置(short pa
th distillation apparatus)で行なわれる。残留量の
出発α−オレフィン、反応中に副産物として生じるオレ
フィンのオリゴマー及び最後には残留量の2−(2−ヒ
ドロキシ−5−メチルフェニル)ベンゾトリアゾールは
蒸留装置中で始めに分離される。残留液体生成物は得ら
れたままで使用できる。しかしながら、更に精製するた
めに、同じか又は既述したのと同種類の異なる蒸留装置
中で生成物を蒸留するのが好都合である。この方法によ
り非常に純粋な生成物が得られる。
製法をなおもっと経済的にするために、反応混合物か
ら未反応出発ベンゾトリアゾールを回収し、それをアル
キル化に再使用することは有利である。このために、粗
生成物相から分離したスルホン酸相(下相)中に存在す
る未反応2−(2−ヒドロキシ−5−メチルフェニル)
ベンゾトリアゾールの大部分を、管理した結晶化、好ま
しくは水での希釈により及び/又は、もし抽出したので
あれば粗生成物相の抽出から得られる洗浄抽出物で希釈
することにより沈殿させる。スルホン酸相を中和するこ
とによっても沈殿させることができ、また該相は希釈前
に中和することもできる。沈殿した出発ベンゾトリアゾ
ールは慣用法の濾過により単離し、中性となるまで洗浄
し、そして所望により又は必要に応じて乾燥し、続けて
次のアルキル化バッチのために再使用することができる
が、その場合乾燥が完全であることは必要ない。
粗生成物相の蒸留により得られた最初の蒸留物は同様
に、結晶化により例えば好ましくは約0℃への冷却によ
っても沈殿させることのできる出発ベンゾトリアゾール
を含む。濾過、洗浄及び所望もしくは必要による乾燥後
に、その生成物を再びアルキル化することもできる。
本製法(出発物質の回収を含む)の好ましい具体例を
示している第1図は本発明製法を更に詳しく説明するの
に役立つであろう。
本製法の更に好ましい具体例として、特にもしメタン
スルホン酸が触媒として用いられた場合、反応混合物は
水で希釈される。その希釈された反応混合物中の水:ス
ルホン酸の比は広い範囲内で変化することができ、0.5:
1ないし1:10、例えば0.8:1ないし1:5の範囲内であり、
約1:1が好ましい。反応混合物を水で希釈した結果とし
て、ほとんど全残留量の2−(2−ヒドロキシ−5−メ
チルフェニル)ベンゾトリアゾールがスルホン酸相から
粗生成物相へと移る。相分離及び粗生成物相の後処理は
上記の如く行なわれる。次いで分離された水性スルホン
酸相は、例えば第一工程で大部分の水を除去し、第二工
程で希釈メタンスルホン酸(これは都合よくは再蒸留さ
れる)を分離し、そして第三工程で純粋なメタンスルホ
ン酸を蒸留することからなる3工程で蒸留することによ
り都合よく後処理される。後者の生成物は新たなアルキ
ル化バッチのために容易に再使用できる。この製法変更
は一方でスルホン酸相からの未反応出発ベンゾトリアゾ
ールの回収工程を省くことを可能にし、他方でスルホン
酸をほぼ完全に再生することを可能にする。この製法は
例えば第2図によって説明することができる。
出発物質の2−(2−ヒドロキシ−5−メチルフェニ
ル)ベンゾトリアゾールは知られており、また紫外線吸
収剤として市販されている。
本発明は更に、本発明製法により得られるアルキル化
2−(2−ヒドロキシ−5−メチルフェニル)ベンゾト
リアゾールの液体混合物に関する。
アルキル化2−(2−ヒドロキシフェニル)ベンゾト
リアゾールの液体混合物は、多数の基材中に、それらを
光誘導劣化から保護するために混入することのできる有
用な光安定剤である。そのような潜在的な応用の例は米
国特許明細書第4587346及び4675352号中に見い出される
であろう。その液体混合物はラッカー系において、及び
とりわけ写真材料において特に有利に使用される。
既述したように、本発明により得られる生成物は化合
物の混合物である。その生成物は主に次式 〔式中、nは8ないし14の整数を表わし、アルキル基は
少なくとも二つ、好ましくは少なくとも三つの異性基の
混合物である〕 で表わされるアルキル化生成物を含む。1種又は2種の
アルキル基がアルキル化により導入される。主成分は、
ただ一つの長鎖アルキル基であってそれが本来少なくと
も二つの異性体の混合物である基を有する。nは10ない
し14であるのが好ましく、12であるのが最も好ましい。
アルキル化により導入された長鎖アルキル基又は基群
は二つ又はそれ以上の異性アルキル鎖のランダムな混合
物である。異性体混合物がα−オレフィンとして使用で
きるという事実は別として、アルキル鎖の異性化はいず
れにしてもアルキル化工程中で起こる。特に1−位又は
2−位を通じてα−オレフィンが結合する。前者の場合
ではα−位で枝分れしていないアルキル基が結果として
生じ、また後者の場合ではα−位で枝分れしたアルキル
基が結果として生じる。
式I中の長鎖アルキル基はフェニル環の3−位(OH基
に対してオルト−位)にあるのが好ましい。しかしなが
ら本発明の混合物は、式Iでカバーされない外の反応生
成物の取るに足らない量を含むこともできる。例えばベ
ンゾトリアゾール環のベンゼン核中にも痕跡量のアルキ
ル化、特にオレフィンの短鎖分裂生成物を生じるアルキ
ル化が起こり得る。このように該ベンゼン核は例えば炭
素原子数が8よりも少ないアルキル基を1個又はそれ以
上含むことができる。フェノール環はそのような短鎖ア
ルキル基で、殆んどとるに足りない程度に置換され得
る。他方、オレフィンのオリゴマー化が反応混合物中で
起こり得る。形成されたオリゴマー、特に二量体は同様
にフェノール環をアルキル化することになり、そのため
該環において炭素原子数14を越えるアルキル鎖、例えば
炭素原子数16ないし28のアルキル鎖により置換された化
合物もまた形成される。最終生成物はこのタイプの化合
物を様々な量で、例えば5%まで、そして個々の場合で
10%まで含んでいてよい。
既に指摘したように、反応条件下で出発オレフィンは
オリゴマー化、特に二量体化する。そのオリゴマーは精
製蒸留の過程で実質的に除かれるが、生成物はまだその
ような二量体(オリゴマー)を例えば0.1ないし5%の
量で、極端な場合10%まで含むかもしれない。
反応生成物の定量分析は非常に困難で、そのためその
正確な組成を決定するのは不可能である。
既述したように、式Iで表わされるタイプの異性体混
合物の基本的な製造方法は、米国特許明細書第4587346
及び4675352号に開示されている。そこに特に開示され
ている製法(これら二つの特許明細書の実施例1〜7参
照)は低収率しか与えず、また大量生産を達成するには
困難な溶媒抽出による後処理のために、実際問題として
非常に不満足なものである。これらの短所は特別の反応
パラメータ及び特別の後処理方法の本発明に従う組合せ
により克服できる。その上、その生成溶融物の蒸留にお
いて、式Iで表わされる生成物のオレフィンオリゴマー
の分離をスムースに行なうことができるけれども、他の
慣用蒸留装置による分離はこの結果へと導かないという
ことは驚ろくべくことと考えなければならない。
<発明の効果> 本発明の製法は単に高収率を提供するのみならず、驚
ろくべきことに公知製法で得られる生成物より多様な潜
在的応用にもっと適する生成物を提供する。
本発明製法の好ましい具体例の使用、例えばα−オレ
フィンの計量添加は、オレフィンのオリゴマー化を更に
抑制し、過剰オレフィンの低減を可能にする。変換が高
まり、出発物質の残留量が低くなる。未反応出発物質の
好ましい回収を考慮に入れると、理論値の100%に近い
収率が得られる。
<実施例> 本発明製法を、下記実施例により更に詳しく説明する
が、上記と同様、部及び%は特記しない限り重量によ
る。
実施例1 プロペラミキサー、精留ポンプ(fractionating pum
p)付き浸漬計量装置、窒素ガス導入口、及び水流ポン
プに接続した蒸留ヘッドを備えた1.5外被フラスコ(j
acketed flask)に、室温で2−(2−ヒドロキシ−5
−メチルフェニル)ベンゾトリアゾール225.2g(1モ
ル)とメタンスルホン酸96.1g(1モル)を入れ、そし
て窒素ガスでおおう。ゆっくり撹拌しながらその混合物
を175℃に加熱すると、約125℃で懸濁液は溶液となる。
該混合物の表面下に、十分に撹拌しながら、n−ドデカ
ン420.8g(2.5モル)を175℃で6時間にわたり一様に流
し込む。175℃で更に30分撹拌した後、アルキル掻が完
了する。未反応2−(2−ヒドロキシ−5−メチルフェ
ニル)ベンゾトリアゾールの残留量は薄層クロマトグラ
フィーにより、最初に使用した量の15〜20%に相当する
3〜5%であることがわかる。約95℃に冷却後、メタン
スルホン酸及び未反応出発ベンゾトリアゾールを含む下
相を分離する。上相(粗生成物相)を最初4%重炭酸ナ
トリウム100mlで、次いで水100mlで2度抽出する。その
抽出物を注意深く、分離したメタンスルホン酸相に加
え、それにより溶解していた2−(2−ヒドロキシ−5
−メチルフェニル)ベンゾトリアゾールを晶出させ、
過により単離し、中性となるまで洗浄し、そして乾燥す
ると出発物質25gが得られる(使用量を基にして、11.2
%に相当する)。
抽出した粗生成物相を、フラー土(prolith Rapid
)10gを加えた後に、125℃/5mbarまでの蒸留により完
全に脱水し、そして100℃までの清浄過により脱色す
る。収量:淡黄色の透明粗生成物約570g。
次いで該粗生成物を、ガスクロマトグラフィーによる
定量でドデセンオリゴマーが2%より少なくそして2−
(2−ヒドロキシ−5−メチルフェニル)ベンゾトリア
ゾールが0.2%より少なくなるほどに0.02m2薄膜蒸発器
上でジャケット温度240℃及び圧力1〜3mbarで蒸留す
る。最終的に残留物(水ダメ、約320g)を薄膜蒸発器上
でジャケット温度285℃及び圧力1〜3mbar(ヘッド温
度:約240℃)で蒸留すると、式I(nは12を表わす)
で表わされる化合物の所望混合物が、屈折率▲n20 D
=1.5677の淡黄色液体生成物の形態で得られる。
薄膜蒸発器上で最初の蒸留により得られた留出物を、
定着撹拌機(anchor agitator)を備えた350mlスルホン
化フラスコ中で0℃に冷却することにより更に16g(最
初の使用量に基づき、理論値の7%に相当)の2−(2
−ヒドロキシ−5−メチルフェニル)ベンゾトリアゾー
ルを晶出させ、過により単離し、洗浄し乾燥する。そ
れゆえ回収した出発物質の全量は、最初に用いた量に基
づき理論値の約18%である。この出発物質は次のバッチ
のために、前もって乾燥することなく再使用することが
できる。
実施例2 プロペラミキサー、精留ポンプ(frationating pum
p)付き浸漬計量装置、窒素ガス導入口、及び水流ポン
プに接続した蒸留ヘッドを備えた1.5外被フラスコ(j
acketed flask)に、室温で2−(2−ヒドロキシ−5
−メチルフェニル)ベンゾトリアゾール225.2g(1モ
ル)とメタンスルホン酸96.1g(1モル)を入れ、そし
て窒素ガスでおおう。ゆっくり撹拌しながらその混合物
を175℃に加熱すると、約125℃で懸濁液は溶液となる。
該混合物の表面下に、十分に撹拌しながらn−ドデカン
420.8g(2.5モル)を175℃で8時間にわたり一様に流し
込む。175℃で更に30分撹拌した後、アルキル化が完了
する。未反応2−(2−ヒドロキシ−5−メチルフェニ
ル)ベンゾトリアゾールの最大残留量は薄層クロマトグ
ラフィーにより、最初に使用した量の2〜16%に相当す
る3%であることがわかる。約90℃に冷却した後、水96
mlを10分間にわたって加える。90℃で10分間撹拌した
後、メタンスルホン酸を含む下相を注意深く分離する
(後処理のため、下記参照)。上相(粗生成物相)を最
初4%重炭酸ナトリウム溶液で、次いで水100mlで2度
抽出する。抽出した粗生成物相を、フラー度(Prolith
Rapid)10gを加えた後に、120℃/5mbarまでの蒸留に
より完全に脱水し、そして120℃までの清浄過により
脱色する。収量:淡黄色の透明粗生成物約610g。
次いで該粗生成物を、ガスクロマトグラフィーによる
定量でドデセンオリゴマーが2%より少なくそして2−
(2−ヒドロキシ−5−メチルフェニル)ベンゾトリア
ゾールが0.2%より少なくなるほどに0.02m2薄膜蒸発器
上でジャケット温度240℃及び圧力1〜3mbarで蒸留す
る。最終的に残留物(水ダメ、約347g)を薄膜蒸発器上
でジャケット温度285℃及び圧力1〜3mbar(ヘッド温
度:約240℃)で蒸留すると、式I(nは12を表わす)
で表わされる化合物の所望混合物326g(収率=理論値の
85%)が、 の淡黄色液体生成物の形態で得られる。
薄膜蒸発器上で最初の蒸留により得られた留出物を、
定着撹拌機(anchor agitator)を備えた350mlスルホン
化フラスコ中で0℃に冷却することにより更に27g(最
初の使用量に基づき、理論値の12%に相当)の2−(2
−ヒドロキシ−5−メチルフェニル)ベンゾトリアゾー
ルを晶出させ、過により単離し、洗浄し乾燥する。そ
れゆえ回収した出発物質の全量は、最初に用いた量に基
づき理論値の約12%である。この出発物質は次のバッチ
のために、前もって乾燥することなく再使用することが
できる。
細管(capillary)、ビグロ−カラム(Vigreux colum
n)、凝縮器付き蒸留ヘッド、吸湿管アダプター(pig a
daptor)及び100ml丸底フラスコを備え、真空回転滑り
羽根ポンプ(vaccum rotary vane pump)に接続した250
ml洋ナシ形フラスコに、分離した水性メタンスルホン酸
相約185gを入れる。100mbarに減圧した後、約55℃の浴
温でフラスコの内容物を、実質的にもはや水が蒸留され
なくなるまで加熱し、そしてヘッド温度を下げる。この
ようにして、僅かに酸性(pH>3)の水約85mlを分離す
る。受容器を変えた後、真空度を約2mbarにし、メタン
スルホン酸7.5g(10〜20%)を蒸留する。該生成物は次
の蒸留で再使用できる。再び受容器を変えた後、メタン
スルホン酸約87gを、真空度2mbar、ヘッド温度125〜130
℃及び浴温155〜175℃下で蒸留する。このメタンスルホ
ン酸は外観(僅かに褐色)及び濃度(99%)の点で工業
製品に適合する。水含有量(0.5%)では市販製品のそ
れさえも下まなっている。収量はアルキル化に使用され
たメタンスルホン酸量の約90%である。
この蒸留はまたスルホン化フラスコ(バッチ式)中に
て同様な方法で、又は2段階蒸留装置中にて連続的に行
なうことができる。
【図面の簡単な説明】
第1図及び第2図は其れ其れ本発明製法の一態様及び別
態様を示す工程図である。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.6,DB名) C07D 249/20 CA(STN)

Claims (15)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】酸触媒としてのスルホン酸の存在下、2−
    (2−ヒドロキシ−5−メチルフェニル)ベンゾトリア
    ゾールを高められた温度で溶融状態の炭素原子数8ない
    し14のα−オレフィンでアルキル化することによる、室
    温で液体の2−(2−ヒドロキシフェニル)ベンゾトリ
    アゾール混合物の製造方法であって、2−(2−ヒドロ
    キシ−5−メチルフェニル)ベンゾトリアゾール1モル
    当り0.5モルより少なくない酸触媒と1.5ないし3モルの
    α−オレフィンを用い、165℃ないし190℃の温度範囲内
    でアルキル化を行ない、スルホン酸相から粗生成相(上
    相)を分離し、そして該粗生成物相を薄膜蒸発器、蒸留
    カラム付き薄膜蒸発器又は短径路蒸留装置で蒸留処理す
    ることからなる方法。
  2. 【請求項2】触媒がメタンスルホン酸である請求項1記
    載の方法。
  3. 【請求項3】アルキル化が170ないし180℃の温度範囲内
    で行なわれる請求項1記載の方法。
  4. 【請求項4】2−(2−ヒドロキシ−5−メチルフェニ
    ル)ベンゾトリアゾール1モル当り0.8モルより少なく
    ないスルホン酸が使用される請求項1又は請求項2いず
    れか記載の方法。
  5. 【請求項5】2−(2−ヒドロキシ−5−メチルフェニ
    ル)ベンドトリアゾール1モル当り2.2ないし2.7モルの
    α−オレフィンが使用される請求項1記載の方法。
  6. 【請求項6】1−ドデセンでアルキル化が行なわれる請
    求項1ないし5のいずれか記載の方法。
  7. 【請求項7】α−オレフィンが計量装置によって反応混
    合物に、好ましくは反応混合物の表面の下に、連続的に
    加えられる請求項1記載の方法。
  8. 【請求項8】反応混合物が相分離の前に水で希釈される
    請求項1記載の方法。
  9. 【請求項9】粗生成物相が蒸留前に洗浄(抽出)され、
    脱色され、そして蒸留によって実質的に無水にされる請
    求項1ないし8のいずれか記載の方法。
  10. 【請求項10】厳密な意味での蒸留が、初めに未反応出
    発物質とα−オレフィンのオリゴマーを分離すること、
    そして所望により続けて本明細書に記載の装置中で蒸留
    することにより生成物それ自身を精製することからなる
    請求項1又は請求項9のいずれか記載と方法。
  11. 【請求項11】相分離前に反応混合物が水で希釈されて
    いない場合、未反応ベンゾトリアゾールが、分離したス
    ルホン酸相から回収され、アルキル化工程に再利用され
    る請求項1ないし7のいずれか記載の方法。
  12. 【請求項12】2−(2−ヒドロキシ−5−メチルフェ
    ニル)ベンゾトリアゾールを、管理した結晶化により、
    好ましくは水での希釈及び/又は粗生成物相の抽出液か
    ら得た洗浄抽出物の添加により、スルホン酸相中に沈殿
    させる請求項11記載の方法。
  13. 【請求項13】粗生成物相から蒸留した混合物を結晶化
    することにより2−(2−ヒドロキシ−5−メチルフェ
    ニル)ベンゾトリアゾールを沈殿させる請求項1,9又は1
    0のいずれか記載の方法。
  14. 【請求項14】蒸留により、水性スルホン酸相から粗生
    成物相を分離した後に、スルホン酸を回収する請求項8
    記載の方法。
  15. 【請求項15】2−(2−ヒドロキシフェニル)ベンゾ
    トリアゾールの液体混合物の大部分が次式 〔式中、nは8ないし14の整数を表わし、アルキル基は
    少なくとも二つの異性基の混合物である〕で表わされる
    化合物からなる請求項1ないし14のいずれか記載の方
    法。
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