JP2791204B2 - オイルフリースクリユー圧縮機の油煙除去装置 - Google Patents
オイルフリースクリユー圧縮機の油煙除去装置Info
- Publication number
- JP2791204B2 JP2791204B2 JP24396490A JP24396490A JP2791204B2 JP 2791204 B2 JP2791204 B2 JP 2791204B2 JP 24396490 A JP24396490 A JP 24396490A JP 24396490 A JP24396490 A JP 24396490A JP 2791204 B2 JP2791204 B2 JP 2791204B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- oil
- screw compressor
- free screw
- gear case
- filter element
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Lifetime
Links
Landscapes
- Applications Or Details Of Rotary Compressors (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明はオイルフリースクリユー圧縮機のギヤケース
排気からの油煙除去装置に関する。
排気からの油煙除去装置に関する。
従来の装置は第1図に示すように、電磁弁24が設けら
れているが、圧縮機の起動,停止と同時に開閉するよう
になつていたため、圧縮機が停止した後も、モータが数
秒間、惰性で回転し、ギヤケース排気管から少量の洩れ
た空気とオイルミストが発生し続けることにより、ギヤ
ケース内圧の上昇が起こり、安全弁40が一時的に開く現
象が発生していた。
れているが、圧縮機の起動,停止と同時に開閉するよう
になつていたため、圧縮機が停止した後も、モータが数
秒間、惰性で回転し、ギヤケース排気管から少量の洩れ
た空気とオイルミストが発生し続けることにより、ギヤ
ケース内圧の上昇が起こり、安全弁40が一時的に開く現
象が発生していた。
これに伴い、安全弁の内側に付着していた油滴がこの
弁開時に弁体の外へ空気と共に流出する場合があつた。
弁開時に弁体の外へ空気と共に流出する場合があつた。
本発明の目的は、圧縮機の停止時にも安全弁からの油
滴の流出を防止するか、流出しても機外への滴下を防ぐ
機構を提供することにある。
滴の流出を防止するか、流出しても機外への滴下を防ぐ
機構を提供することにある。
上記目的を達成するために、本発明は、エゼクタへの
圧縮空気のオンオフを行なうための電磁弁を、圧縮機停
止後、数秒間は空気を流し続けるようにした。
圧縮空気のオンオフを行なうための電磁弁を、圧縮機停
止後、数秒間は空気を流し続けるようにした。
電磁弁は圧縮機停止後、数秒間、圧縮空気をエゼクタ
へと流し続けるため、圧縮機の停止後にギヤケース内圧
が上昇するという現象が発生しなくなり油滴の流出は発
生しなくなる。
へと流し続けるため、圧縮機の停止後にギヤケース内圧
が上昇するという現象が発生しなくなり油滴の流出は発
生しなくなる。
本発明の実施例を第1図により説明する。
オイルミストを分離するフイルタエレメント14を内包
した容器15をギヤケース排気に取付け、フイルタエレメ
ント14の二次側の容器内15の圧力は、これに取付けた真
空エゼクタ16で排気することにより負圧に保つ。これに
より、フイルタエレメントが油膜による通過圧損上昇を
示しても、ギヤケースの内圧が正圧となつて圧縮機の軸
封装置の信頼性を低下させることなく、オイルミストの
分離除去を行なわせている。
した容器15をギヤケース排気に取付け、フイルタエレメ
ント14の二次側の容器内15の圧力は、これに取付けた真
空エゼクタ16で排気することにより負圧に保つ。これに
より、フイルタエレメントが油膜による通過圧損上昇を
示しても、ギヤケースの内圧が正圧となつて圧縮機の軸
封装置の信頼性を低下させることなく、オイルミストの
分離除去を行なわせている。
一方、圧縮機が停止している時には無駄な空気を消費
させないため、電磁弁24で圧縮機が起動されると同時に
空気通路を開とし、圧縮機の停止後数秒の後に、空気通
路を閉じるようにオフデイレータイマ43を用いた回路に
より電磁弁のオン・オフを行なう。これにより圧縮機停
止後、数秒間は圧縮機が惰性で回転し続けることにより
発生する漏れ空気が完全になくなるまでエゼクタ16を動
作させ続けられるため、従来技術で発生していた、停止
後にリリーフ弁が開き、ここから油滴が漏えいする可能
性を無くすことができる。
させないため、電磁弁24で圧縮機が起動されると同時に
空気通路を開とし、圧縮機の停止後数秒の後に、空気通
路を閉じるようにオフデイレータイマ43を用いた回路に
より電磁弁のオン・オフを行なう。これにより圧縮機停
止後、数秒間は圧縮機が惰性で回転し続けることにより
発生する漏れ空気が完全になくなるまでエゼクタ16を動
作させ続けられるため、従来技術で発生していた、停止
後にリリーフ弁が開き、ここから油滴が漏えいする可能
性を無くすことができる。
第2図は本発明の第二の実施例でリリーフ弁40をその
動作軸43が垂直方向になるように組付けてある。更にリ
リーフ弁の弁板は弁板を包む箱44中に取付けられてお
り、リリーフ弁が弱いばね42に打ち勝つて開となつた時
でも、弁板41の内部に付着していた油滴はその自重によ
つて外部へ漏えいを流出することが無い。
動作軸43が垂直方向になるように組付けてある。更にリ
リーフ弁の弁板は弁板を包む箱44中に取付けられてお
り、リリーフ弁が弱いばね42に打ち勝つて開となつた時
でも、弁板41の内部に付着していた油滴はその自重によ
つて外部へ漏えいを流出することが無い。
第3図は本発明の第三の実施例でリリーフ弁の動作軸
線は水平方向であるが、その下部に油だめ50を設け、そ
の下部にフイルタエレメントの一次側と連通する小穴51
を設けてある。小穴の径は小量の油を吸引するには充分
大きく、エアをこの穴から吸込むことによるエゼクタの
ロスを防ぐ程度に小さくなければならない。
線は水平方向であるが、その下部に油だめ50を設け、そ
の下部にフイルタエレメントの一次側と連通する小穴51
を設けてある。小穴の径は小量の油を吸引するには充分
大きく、エアをこの穴から吸込むことによるエゼクタの
ロスを防ぐ程度に小さくなければならない。
本実施例によれば、たとえ油滴がリリーフ弁から流出
しても、油だけ50の下部にためられ、更に油煙除去装置
の運転により発生するフイルタエレメントの一次側の負
圧に吸引されることにより自動的に流出した油も回収さ
れる。
しても、油だけ50の下部にためられ、更に油煙除去装置
の運転により発生するフイルタエレメントの一次側の負
圧に吸引されることにより自動的に流出した油も回収さ
れる。
本発明によれば、リリーフ弁から流出する可能性のあ
る油滴の発生を無くすことができる。
る油滴の発生を無くすことができる。
第1図は本発明の一実施例の系統図、第2図は本発明の
第二の実施例の系統図、第3図は本発明の第三の実施例
の系統図、第4図は従来技術の系統図である。 1……オイルフリースクリユー圧縮機、2……ギヤケー
ス、3……増速ガヤ、4……オイルポンプ、14……フイ
ルタエレメント、15……フイルタ容器、16……エゼク
タ、17……エアフイルタ、18……減圧弁、19……油回収
管、20……圧力センサ、22……油だめ室、24……電磁
弁、40……リリーフ弁、41……弁板、42……ばね、43…
…オフデイレータイマ接点、43……弁軸、44……弁箱、
50……油だめ、51……小穴、52……電源。
第二の実施例の系統図、第3図は本発明の第三の実施例
の系統図、第4図は従来技術の系統図である。 1……オイルフリースクリユー圧縮機、2……ギヤケー
ス、3……増速ガヤ、4……オイルポンプ、14……フイ
ルタエレメント、15……フイルタ容器、16……エゼク
タ、17……エアフイルタ、18……減圧弁、19……油回収
管、20……圧力センサ、22……油だめ室、24……電磁
弁、40……リリーフ弁、41……弁板、42……ばね、43…
…オフデイレータイマ接点、43……弁軸、44……弁箱、
50……油だめ、51……小穴、52……電源。
Claims (1)
- 【請求項1】オイルフリースクリユー圧縮機のロータ軸
を駆動するギヤを内包したギヤケースを前記オイルフリ
ースクリユー圧縮機に一体的に取付け、前記ギヤケース
内から前記オイルフリースクリユー圧縮機に給油し、前
記オイルフリースクリユー圧縮機からの排出油及び漏洩
気体が前記ギヤケース内へ排出され、前記ギヤケースに
は排気管を接続し、前記排気管にオイルミスト分離用の
フイルタエレメントを収納したフイルタ容器を接続し、
前記フイルタ容器内の前記フイルタエレメントの二次室
内の圧力を負圧とするための真空エゼクト吸入口を前記
フイルタ容器内の前記フイルタエレメントの二次室内に
接続したオイルフリースクリユー圧縮機装置において、 前記オイルフリースクリユー圧縮機が運転を開始すると
同時にエゼクタへの圧縮空気の供給を開始し、前記オイ
ルフリースクリユー圧縮機が停止後、数秒後に圧縮空気
の供給を停止する弁を設けたことを特徴とするオイルフ
リースクリユー圧縮機の油煙除去装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP24396490A JP2791204B2 (ja) | 1990-09-17 | 1990-09-17 | オイルフリースクリユー圧縮機の油煙除去装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP24396490A JP2791204B2 (ja) | 1990-09-17 | 1990-09-17 | オイルフリースクリユー圧縮機の油煙除去装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH04124494A JPH04124494A (ja) | 1992-04-24 |
JP2791204B2 true JP2791204B2 (ja) | 1998-08-27 |
Family
ID=17111666
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP24396490A Expired - Lifetime JP2791204B2 (ja) | 1990-09-17 | 1990-09-17 | オイルフリースクリユー圧縮機の油煙除去装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2791204B2 (ja) |
Families Citing this family (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP6654066B2 (ja) | 2016-03-11 | 2020-02-26 | ソニー・オリンパスメディカルソリューションズ株式会社 | 医療用観察装置 |
BE1025222B1 (nl) * | 2017-05-04 | 2018-12-13 | Atlas Copco Airpower Naamloze Vennootschap | Overbrenging en compressor of vacuümpomp voorzien van dergelijke overbrenging |
CN109107283A (zh) * | 2018-08-31 | 2019-01-01 | 中国船舶重工集团公司第七〇九研究所 | 船用汽轮机油箱或减速器冒气口的油雾净化稳压抽气装置 |
-
1990
- 1990-09-17 JP JP24396490A patent/JP2791204B2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH04124494A (ja) | 1992-04-24 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
JPH06257419A (ja) | 内燃機関のクランクケース息抜き管の吹抜けガス用の油分離器 | |
JP2531471Y2 (ja) | 油圧ポンプ装置 | |
CA1333790C (en) | Oil-free screw compressor apparatus | |
US4066386A (en) | Priming systems for pumps | |
JP2791204B2 (ja) | オイルフリースクリユー圧縮機の油煙除去装置 | |
EP1338347A2 (en) | Automatic cleaning device for paint sprayer gun | |
JP2586179B2 (ja) | 気液分離装置 | |
JP3166335B2 (ja) | 内燃機関用の圧縮液化式オイルミスト凝結分離装置 | |
JPS643825Y2 (ja) | ||
JPH03175109A (ja) | ブローバイガス還元装置 | |
JP2002349462A (ja) | 油冷式スクリュ圧縮機 | |
JPH11200832A (ja) | エンジンのブローバイガス還元装置 | |
JP2613280B2 (ja) | ドライ真空ポンプの潤滑油自動補給排油回収システム | |
JP2637242B2 (ja) | オイルフリー・スクリュー圧縮機装置 | |
JPS55126193A (en) | Oil recovery-supply device for air pressure circuit | |
JPH0599181A (ja) | ドライ真空ポンプの潤滑油自動回収装置 | |
JPH0219161Y2 (ja) | ||
JPS55126190A (en) | Lubrication device for air pressure circuit | |
JPH01308719A (ja) | 真空包装装置 | |
JPH0159427B2 (ja) | ||
JP3771749B2 (ja) | オイルフリー圧縮機 | |
JP2000073954A (ja) | 気液分離機構付圧縮装置 | |
JPS6220658Y2 (ja) | ||
KR200150101Y1 (ko) | 캐니스터의 먼지 유입방지장치 | |
JP2595706B2 (ja) | 内燃機関の燃料噴射装置 |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
FPAY | Renewal fee payment (prs date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20080612 Year of fee payment: 10 |
|
FPAY | Renewal fee payment (prs date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20090612 Year of fee payment: 11 |
|
FPAY | Renewal fee payment (prs date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20100612 Year of fee payment: 12 |
|
FPAY | Renewal fee payment (prs date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20110612 Year of fee payment: 13 |
|
EXPY | Cancellation because of completion of term | ||
FPAY | Renewal fee payment (prs date is renewal date of database) |
Year of fee payment: 13 Free format text: PAYMENT UNTIL: 20110612 |