JP2004136172A - 動力噴霧機 - Google Patents

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Abstract

【課題】薬液タンク及びポンプ内等に残っている薬液の排出・回収操作を、手指への薬液付着等を生じさせることなく、簡単かつ容易に行うことができ、しかも、液漏れや空気吸い込み等の不具合を確実に防止できるようにされた動力噴霧機を提供する。
【解決手段】背負架等の支持体(2)に、薬液を貯留する薬液タンク(3)と、この薬液タンク(3)内の薬液を吸入して噴霧手段(30)に向けて吐出するポンプ(20)と、このポンプ(20)を駆動する原動機(5)と、が搭載保持されてなる動力噴霧機(1)において、前記ポンプ(20)に吸入口兼ドレン口(25)が設けられるとともに、該吸入口兼ドレン口(25)に、吸入通路部(50a)、ドレン通路部(50b)、及び共通通路部(50c)からなる分岐形ニップル(50)の前記共通通路部(50c)が取着され、前記吸入通路部(50a)が薬液取り出しパイプ(40)を介して前記薬液タンク(3)の底部(15)に連通せしめられるとともに、前記ドレン通路部(50b)を開閉すべく手動操作弁(60)が設けられてなる。
【選択図】 図1

Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、動力噴霧機に係り、特に、例えば、圃場に農薬等の薬液を噴霧すべく、背負架等の支持体に、薬液を貯留する薬液タンクと、この薬液タンク内の薬液を吸入して噴霧ノズル等の噴霧手段に向けて吐出するポンプと、このポンプを駆動する空冷2サイクル内燃エンジン等の原動機と、が搭載保持されてなる動力噴霧機に関する。
【0002】
【従来の技術】
圃場に農薬等の薬液を噴霧するための背負式動力噴霧機の従来例を図4に示す。図示例の背負式動力噴霧機10は、背当て部(縦辺部)2Aと、台座部(底辺部)2Bと、からなる、側面視L字状の背負架2を備えており、この背負架2の前側には、作業者の両肩に掛ける左右一対の背負バンド9、9が取り付けられている。前記背負架2は、ここでは合成樹脂製であり、その縦辺部2Aの上部に噴霧用の薬液L等を貯留する、上面部に注入口を塞ぐキャップ4が蓋装された薬液タンク3が、後側に大きく張り出すように、一体成形されている。
【0003】
前記背負架2の前記台座部2B上には、燃料タンク7が配設されるとともに、この燃料タンク7上で前記薬液タンク3の下側には、噴霧用原動機としての、比較的小型(排気量25mL程度)の空冷2サイクル内燃エンジン5が搭載保持されている。該内燃エンジン5はカバー6で覆われており、この内燃エンジン5と前記背負架2の前記背当て部2Aとの間に、前記内燃エンジン5により駆動される、前記薬液タンク3内の薬液を薬液取り出しパイプ40を介して吸入して、その吐出口23から、第一の分岐形ニップル33、薬液ホース31、ノズルランス32、噴霧ノズル35等からなる噴霧手段30に向けて吐出する、例えば、回転式のポンプ(再生ポンプ等)20が配設されている。なお、前記噴霧手段30は、非使用時には、そのノズルランス32を立てた姿勢で、前記背負架2の右側部に設けられた支持具38に支持させておくようになっている。
【0004】
前記ポンプ20は、それ自体は周知のもので、前記内燃エンジン5のクランク軸(図示せず)の回転駆動力が、例えば遠心クラッチ(図示せず)歯車機構やカム等を介してその本体部21に内蔵されたローターを回転させ、該ローターの回転により生じるポンプ作用により、前記薬液Lの吸入・吐出を行うようになっている。なお、このポンプ20に吸入された薬液Lの一部(余剰分)は、図示していない調圧弁及び戻しパイプ41を介して前記薬液タンク3に戻され、この戻された薬液により前記薬液タンク3内の薬液Lを攪拌するようになっている。また、前記薬液ポンプ20としては、前記再生ポンプの他、歯車ポンプ等も使用される。
【0005】
ところで、前記のような従来の背負式動力噴霧機10においては、噴霧作業終了後には、前記薬液タンク3、前記ポンプ20、前記パイプ40等の薬液流通路系内部に残っている薬液を排出・回収する必要がある。すなわち、残っている薬液Lは、冷寒時には凍結し、残液が凍結すると、前記ポンプ20等が破損するおそれがある。また、前記農薬等の薬液L(希釈された薬液も含む)は、粘性、腐食性等があるものが多く、中には粒状物等が混ざっている場合もあり、さらに、変質、劣化する可能性もあって、そのまま機内に残しておくと、薬液流通路系が詰まったり、前記ポンプ20等が作動不良を引き起こすおそれがある。また、残った薬液をそのまま河川等に投棄すると、環境汚染を招く。
【0006】
そのため、ユーザーは、使用後に残液を機内から確実に排出・回収しておく必要がある。そこで、前記従来例の動力噴霧機10においては、前記薬液タンク3と前記ポンプ20とには、それぞれ個別にドレン口が設けられている。これを詳しく説明すると、前記薬液タンク3の底部には、下側に張り出す膨出部3Bが形成され、この膨出部3Bにおける、図で見て右側部に、タンクドレン口(主ドレン口)13が横向き乃至斜め下向きに突設され、このドレン口13(に形成された雄ねじ部)に、タンク側ドレンキャップ14が螺合冠着されるとともに、前記膨出部3Bの底面部には、吸入口とドレン口(副ドレン口)とを兼ねる取り出し口15が下向きに突設され、この取り出し口15に、前記薬液取り出しパイプ40の上流側端部が連結されている。
【0007】
また、前記ポンプ20の本体部21における前記吐出口23の下側にも、吸入口兼ドレン口25が横向きないし斜め下向きに突設され、この吸入口兼ドレン口25に、吸入通路部27a、ドレン通路部27b、及び共通通路部27cからなる第二の分岐形(横倒しT形)ニップル27の前記共通通路部27cが取着されている。前記第二の分岐系ニップル27における、上向きに突出する前記吸入通路部27aには、前記薬液取り出しパイプ40の下流端が連結され、前記第二の分岐系ニップル27における下向きに突出する前記ドレン通路部27bの下流端には、ゴム製の凸形のポンプ側ドレンキャップ28が弾性冠着されている。
【0008】
このような構成の前記従来例の背負式動力噴霧機10においては、前記薬液タンク3、前記ポンプ20、前記薬液取り出しパイプ40等に残っている薬液を排出・回収するにあたっては、通常、まず、前記薬液タンク3に設けられた前記ドレン口13に螺合冠着されている前記タンク側ドレンキャップ14を外し、前記薬液タンク3内の薬液を、前記タンクドレン口13から回収用容器等に排出・回収する。この場合、前記タンク側ドレンキャップ14を外しただけでは、前記薬液タンク3の底部(前記膨出部3B)に薬液が残る場合があるが、その残液は、前記薬液取り出しパイプ40を介して前記ポンプ20側に導かれる。そこで、前記ポンプドレン口25側の前記第二の分岐形ニップル27に弾性冠着されている前記ポンプ側ドレンキャップ28を手指で掴んで、図の仮想線で示される如くに、下側に引っ張るようにして外すと、前記ポンプ20内の残液、前記薬液タンク3内の残液、及び、前記薬液取り出しパイプ40や前記第二の分岐ニップル27内の残液が、前記ドレン通路部27bから回収容器等に排出・回収される。
【0009】
また、動力噴霧機においては、薬液タンク、ポンプ、パイプ等の薬液流通路系に残っている薬液の凍結による破損等を防止すべく、それらから残液を排出するための形態としては、前記した構成の他、薬液タンクの主ドレン口とポンプのドレン口とを連通手段を介して連通せしめて共通のドレン口を設け、この共通のドレン口にドレンキャップを着脱自在に取着した構成のものがある(例えば、特許文献1参照)。
【0010】
さらに別の形態としては、薬液タンクの底部にポンプより低位置とされる低所が形成され、この低所にドレン口(主ドレン口)及び他の開口が形成され、この開口に気水密状態で着脱自在な接続具が配設され、この接続具を介して薬液取り出しパイプ(吸入パイプ)及び戻しパイプが前記ポンプに連結されてなるものもある(例えば、特許文献2参照)。
【0011】
【特許文献1】
特開2000−33296号公報(第1〜4頁、図1、図2)
【特許文献2】
実公平4−14124号公報(第1〜3頁、第1図〜第3図)
【0012】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、前記した従来の動力噴霧機10においては、前記ポンプ20内等の残液を排出・回収する際に、前記ポンプ側ドレンキャップ28を手指で掴んで脱着・冠着するようにされているが、その脱着・冠着操作には、かなり大きな力が必要であるとともに、手指に薬液が付着しやすい等、操作に煩わしさを伴うという問題があった。さらに、前記ポンプ側ドレンキャップ28の冠着具合が不十分となって、液漏れや空気吸い込み等の不具合が生じやすいという問題もあった。
【0013】
また、前記特許文献1、2に所載の動力噴霧機においても、ドレンキャップや接続具を手指で着脱する構成となっているため、前記と同様な問題を生じる。
本発明は、前記した如くの問題を解消すべくなされたもので、その目的とするところは、薬液タンク及びポンプ内等薬液流通路系に残っている薬液の排出・回収操作を、手指への薬液付着等を生じさせることなく、簡単かつ容易に行うことができ、しかも、液漏れや空気吸い込み等の不具合を確実に防止できるようにされた動力噴霧機を提供することにある。
【0014】
【課題を解決するための手段】
前記の目的を達成すべく、本発明に係る動力噴霧機は、基本的には、背負架等の支持体に、薬液を貯留する薬液タンクと、この薬液タンク内の薬液を吸入して噴霧手段に向けて吐出するポンプと、このポンプを駆動する原動機と、が搭載保持されてなる。そして、前記ポンプのドレン口にニップルが取着されるとともに、該ニップルのドレン通路部を開閉すべく手動操作弁が設けられていることを特徴としている。
【0015】
より好ましい態様では、前記ドレン口が吸入口を兼ねるとともに、該吸入口兼ドレン口に、吸入通路部、前記ドレン通路部、及び共通通路部からなる前記ニップルである分岐形ニップルの前記共通通路部が取着され、前記吸入通路部が薬液取り出しパイプを介して前記薬液タンクの底部に連通せしめられるとともに、前記ドレン通路部を開閉すべく前記手動操作弁が設けられる。
【0016】
前記手動操作弁は、好ましくは、前記ドレン通路部に形成された液抜き穴を有する弁室と、該弁室に挿入されて前記ドレン通路部を開閉する弁体部を有するノブと、該ノブを、常時前記ドレン通路部を閉じる方向に付勢する付勢手段と、を備える。
前記ニップルは、好ましくは、前記ポンプの本体部に横向き乃至斜め下向きに取着される。
前記ノブは、好ましくは、前記ドレン通路部の中心線に沿って配在される。
前記弁体部は、好ましくは、前記弁室に設けられた円錐面状の弁座に着座してそこを封止するOリングを備える。
前記付勢手段は、好ましくは、圧縮コイルばねとされる。
【0017】
より好ましい態様では、前記ノブを前記付勢手段の付勢力に抗して外方に引くことにより、前記薬液タンク、前記ポンプ、前記パイプ等薬液流通路系の内部に残っている薬液が、前記ニップルに形成された前記液抜き穴から外部に排出されるようになっている。
【0018】
このような構成とされた本発明に係る動力噴霧機の好ましい態様においては、従来のポンプ側ドレンキャップに代えて、手動操作弁が用いられているので、薬液タンク及びポンプ内等に残っている薬液の排出・回収操作を行う際には、前記手動操作弁に備えられるノブ等の操作部材を引く等すれば済み、従来のポンプ側ドレンキャップのような煩わしい脱着・冠着操作は必要ない。そのため、残液の排出・回収操作を、手指への薬液付着等を生じさせることなく、簡単かつ容易に行うことができ、しかも、前記手動操作弁においては、ドレン通路部を確実に封止できるので、液漏れや空気吸い込み等の不具合を確実に防止できる。
【0019】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の実施の形態を図面を参照しながら説明する。図1は、本発明に係る背負式動力噴霧機の一実施形態を示す斜視図、図2は、図1に示されるポンプの吸入口兼ドレン口周辺を示す部分拡大斜視図である。図示実施形態の背負式動力噴霧機1については、前述した図4に示される従来の背負式動力噴霧機10の各部に対応する部分には同一の符号を付してそれらの重複説明を省略し、以下においては、相違点を重点的に説明する。
【0020】
本実施形態の背負式動力噴霧機1においては、前記ポンプ20の前記吸入口兼ドレン口25に、吸入通路部50a、ドレン通路部50b、及び共通通路部50cからなる、分岐形ニップル50の前記共通通路部50cが螺着されている。前記ニップル50は、前記ポンプ20の本体部21の右側面部に斜め下向き姿勢で取り付けられている。
【0021】
前記ニップル50においては、前記吸入通路部50aが、前記薬液取り出しパイプ40を介して、前記薬液タンク3の底部(取り出し口15)に連通せしめられるとともに、前記ドレン通路部50bを開閉すべく、手動操作弁60が設けられている。
【0022】
該手動操作弁60は、図3(A)に示される如くに、前記ドレン通路部50bの下流端部(後端部)に螺合せしめられた袋ナット61と、前記ドレン通路部50bに形成された円錐面状の弁座62a、及び、下面側に形成された円形の液抜き穴63を有する弁室62と、前記袋ナット61を貫通して前記弁室62内に挿入され、前記ドレン通路部50bを開閉する棒状の弁体部66を有するノブ65と、を備えている。
【0023】
該ノブ65は、前記ドレン通路部50bの中心線Oに沿って所望の操作スペースが得られる位置迄外方へ延出せしめて配在されており、前記弁体部66は、半球状とされた先端部近傍に、前記円錐面状の弁座62aに着座してそこを封止するOリング70が外嵌されている。
【0024】
また、前記弁体部66には、ばね受け用のEリング69が外嵌固定されており、このEリング69と前記袋ナット61との間に、常時前記ドレン通路部50bを閉じる方向、言い換えれば、前記Oリング70を前記弁座62aに押し付ける方向に付勢する付勢手段としての、圧縮コイルばね68が縮装されている。
【0025】
このような構成とされた本実施形態の動力噴霧機1のにおいては、従来のポンプ側ドレンキャップ28に代えて、手動操作弁60が用いられているので、薬液タンク3及びポンプ20内等に残っている薬液の排出・回収操作を行う際には、前記手動操作弁60に備えられた前記ノブ65を、前記中心線Oに沿って横向き乃至斜め下向きに引くだけでよく、これによって、図3(B)に示される如くに、前記弁体部66の前記Oリング70が前記弁座62aから離れ、前記ドレン通路部50bが開かれ、前記薬液タンク3、前記ポンプ20、前記パイプ40等の内部に残っている薬液Lが、前記ニップル50の下面側に形成された前記液抜き穴63から外部に排出・回収される。そして、残液が全部排出された後、前記ノブ65を離せば、前記コイルばね68の付勢力により、前記弁体部60が、自動的に元の閉状態に戻る。
【0026】
このように、本実施形態の動力噴霧機1においては、従来のポンプ側ドレンキャップ28のような煩わしい脱着・冠着操作は必要ない。そのため、残液の排出・回収操作を、手指への薬液付着等を生じさせることなく、簡単かつ容易に行うことができ、しかも、前記手動操作弁60においては、前記Oリング70によって前記ドレン通路部50bを確実に封止できるので、液漏れや空気吸い込み等の不具合を確実に防止できる。
【0027】
以上、本発明の一実施形態について詳述したが、本発明は、前記実施形態に限定されるものではなく、特許請求の範囲に記載された発明の精神を逸脱しない範囲で、設計において、種々の変更ができるものである。
例えば、前記ニップル50や前記手動操作弁60の形態は、前記実施形態のものに限られず、前記ノブ65等の操作部材の引き代(操作用スペース)を確保できれば、種々の形態を取り得る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る動力噴霧機の一実施形態を示す斜視図。
【図2】図1に示される噴霧機におけるポンプの吸入口兼ドレン口周辺を示す部分拡大図。
【図3】図1に示される噴霧機におけるニップル及び手動操作弁の構造及び動作説明に供される部分切欠平面図。
【図4】従来の背負式動力噴霧機の一例を示す斜視図。
【符号の説明】
1   背負式動力噴霧機
2   背負架(支持体)
3   薬液タンク
5   内燃エンジン(原動機)
20  ポンプ
21  本体部
25  吸入口兼ドレン口
30  噴霧手段
40  薬液取り出しパイプ
50  ニップル
50a 吸入通路部
50b ドレン通路部
50c 共通通路部
60  手動操作弁
62  弁室
62a 弁座
63  液抜き穴
65  ノブ
66  弁体部
68  圧縮コイルばね(付勢手段)
70  Oリング
O   ドレン通路部の中心線
L   薬液

Claims (8)

  1. 背負架等の支持体(2)に、薬液を貯留する薬液タンク(3)と、この薬液タンク(3)内の薬液(L)を吸入して噴霧手段(30)に向けて吐出するポンプ(20)と、このポンプ(20)を駆動する原動機(5)と、が搭載保持されてなる動力噴霧機(1)であって、
    前記ポンプ(20)のドレン口(25)にニップル(50)が取着されるとともに、該ニップル(50)のドレン通路部(50b)を開閉すべく手動操作弁(60)が設けられていることを特徴とする動力噴霧機。
  2. 前記ドレン口(25)が吸入口を兼ねるとともに、該吸入口兼ドレン口(25)に、吸入通路部(50a)、前記ドレン通路部(50b)、及び共通通路部(50c)からなる前記ニップルである前記分岐形ニップル(50)の前記共通通路部(50c)が取着され、前記吸入通路部(50a)が薬液取り出しパイプ(40)を介して前記薬液タンク(3)の底部(15)に連通せしめられるとともに、前記ドレン通路部(50b)を開閉すべく前記手動操作弁(60)が設けられていることを特徴とする請求項1に記載の動力噴霧機。
  3. 前記手動操作弁(60)は、前記ドレン通路部(50b)に形成された液抜き穴(63)を有する弁室(62)と、該弁室(62)に挿入されて前記ドレン通路部(50b)を開閉する弁体部(66)を有するノブ(65)と、該ノブ(65)を、常時前記ドレン通路部(50b)を閉じる方向に付勢する付勢手段(68)と、を備えていることを特徴とする請求項1又は2に記載の動力噴霧機。
  4. 前記ニップル(50)は、前記ポンプ(20)の本体部(21)に横向き乃至斜め下向きに取着されていることを特徴とする請求項1から3のいずれか一項に記載の動力噴霧機。
  5. 前記ノブ(65)は、前記ドレン通路部(50b)の中心線(O)に沿って配在されていることを特徴とする請求項3又は4に記載の動力噴霧機。
  6. 前記弁体部(66)は、前記弁室(62)に設けられた円錐面状の弁座(62a)に着座してそこを封止するOリング(70)を備えていることを特徴とする請求項3から5のいずれか一項に記載の動力噴霧機。
  7. 前記付勢手段は、圧縮コイルばね(68)であることを特徴とする請求項3から6のいずれか一項に記載の動力噴霧機。
  8. 前記ノブ(65)を前記付勢手段(68)の付勢力に抗して外方に引くことにより、前記薬液タンク(3)、前記ポンプ(20)、前記パイプ(40)等の薬液流通路系内部に残っている薬液(L)が、前記ニップル(50)に形成された前記液抜き穴(63)から外部に排出されるようになっていることを特徴とする請求項3から7のいずれか一項に記載の動力噴霧機。
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