JP2790876B2 - 半導体装置の製造方法 - Google Patents

半導体装置の製造方法

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【発明の詳細な説明】 〔目次〕 概要 産業上の利用分野 従来の技術(第5、6図) 発明が解決しようとする課題 課題を解決するための手段 作用 実施例 本発明の一実施例(第1〜4図) 発明の効果 〔概要〕 半導体集積回路のレイアウト設計の改善を図った半導
体装置の製造方法に関し、 既設計データの周囲に端子位置合わせ枠パタンを発生
させ、該端子位置合わせ枠によりブロック間の接続を行
って既設定データを変更することなく、設計資産の再利
用を可能にする半導体装置の製造方法を提供することを
目的とし、 所定の設計基準に基づいて設計された既設計データで
ある第1のブロックを抽出する工程と、前記第1のブロ
ックの周囲に端子位置合わせ枠を発生させ、該第1のブ
ロックと該端子位置合わせ枠との間を配線する工程と、
前記第1のブロックとは異なる他の設計基準に基づいて
設計されたデータである第2のブロック内に前記端子位
置合わせ枠を発生させ、該第2のブロックと該端子位置
合わせ枠との間を配線する工程と、前記端子位置合わせ
枠との間の配線が行われた第1のブロックと、前記端子
位置合わせ枠との間の配線が行われた第2のブロックと
を合成して複合LSIのマスクパターンデータを出力する
工程と、を有することを特徴としている。
〔産業上の利用分野〕
本発明は、半導体装置の製造方法に関し、詳しくは、
半導体集積回路のレイアウト設計の改善を図った半導体
装置の製造方法に係り、特に、LSI設計パタンデータ処
理において、各種テクノロジーで設計された既設計デー
タを活用し、複合VLSIを設計するデータ処理の改良に関
する。
一般に、半導体集積回路において、チップサイズの概
略値を決め、その内部の大まかな割り振りを決めるのが
レイアウト設計である。
LSIのレイアウト設計を行う際には、設計に要する時
間や労力を削減したり各種検証を容易にするために、素
子(トランジスタやキャパシタ)をチップ上に一つずつ
レイアウトするのではなく、ある程度の論理機能をもっ
た単位、すなわち機能ブロック(functional block)ご
とのレイアウト設計をあらかじめ完了しておいた後に、
これらの機能ブロック間の配置・配線設計を行いつつチ
ップ全体のレイアウト設計を完了するのが普通である。
〔従来の技術〕
近年、LSIの大規模化並びに複合化の要求に伴い、大
規模LSIの開発に時間を要している。それゆえ、大規模L
SI開発の際、設計資産の再利用が図られ、過去に設計し
たブロック(セル)をライブラリとして登録しておき、
それらのブロックを積み上げてLSI回路を構築しようと
する方法が採られている。例えば、第5図に示すような
パターンデータを設計するには第6図に示すフローチャ
ートが用いられる。第5図は、複合VLSIのパターンデー
タ設計を説明するための図であり、この図において、図
中網かけ部分として示したブロックBと、該図中ハッチ
ング部分として示したブロックBとはテクノロジの違う
ブロックAとを1つのチップ上に載せる場合の例であ
る。ここで、ブロックBおよびブロックA内の各小ブロ
ックは、例えばCPU、ROM部、RAM部、デコーダ部、セン
スアンプ等を示しており、白地部分はブロック間の境界
部を示している。第5図に示したパターンデータを設計
するためには第6図に示す処理プログラムによる処理を
行う。すなわち、ブロックAおよびブロックB間には端
子間隔や配線間の最小間隔の設計基準(以下、テクノロ
ジという)テクノロジの違いがあるので、それを適切に
繋げる必要がある。そのため、まず、ステップP1で、端
子間隔等を合わせるために組み込み部分のブロックをテ
クノロジに合わせてもう一度再設計し、ステップP2でパ
タン展開、マージ図形操作をする。したがって、すなわ
ち、ソフト的なツールが無かったため工数が非常にかか
っていた。
〔発明が解決しようとする課題〕
しかしながら、このような従来の半導体装置の製造方
法にあっては、既設定データを他の設定データに組み込
む際、第5図に示すようにブロックAとブロックBのつ
なぎ(境界部)の部分の処理に工数を要し、ブロックB
に組み込む際ブロックAの大幅な変更を余儀なくされる
ことから、工数がかかり、人手によるためミスも増え、
非常に能率が悪いといった問題点があった。
そこで本発明は、既設計データの周囲に端子位置合わ
せ枠パタンを発生させることにより、該端子位置合わせ
枠によりブロック間の接続を行って、既設計データを変
更することなく、設計資産の再利用を可能にする半導体
装置の製造方法を提供することを目的としている。
〔課題を解決するための手段〕
本発明による半導体装置の製造方法は上記目的達成の
ため、所定の設計基準に基づいて設計された既設計デー
タである第1のブロックを抽出する工程と、前記第1の
ブロックの周囲に端子位置合わせ枠を発生させ、該第1
のブロックと該端子位置合わせ枠との間を配線する工程
と、前記第1のブロックとは異なる他の設計基準に基づ
いて設計されたデータである第2のブロック内に前記端
子位置合わせ枠を発生させ、該第2のブロックと該端子
位置合わせ枠との間を配線する工程と、前記端子位置合
わせ枠との間の配線が行われた第1のブロックと、前記
端子位置合わせ枠との間の配線が行われた第2のブロッ
クとを合成して複合LSIのマスクパターンデータを出力
する工程と、を有することを特徴としている。
〔作用〕
本発明では、各種テクノロジで設計された既設計デー
タが他の設定データに組み込まれる際、該既設定データ
の周囲に端子位置合わせ枠が作成され、該枠内で該設定
データの配線処理が行われるとともに、該枠外で他の設
計データと該枠との配線処理が行われて他の設計データ
と接続される。
したがって、既設計データを変更することなく他の設
計データに自動的に接続することができることから設計
資産の再利用が可能になり、また既設計データの変更箇
所も最小限で済むため、短時間で高信頼なVLSIの開発が
可能になる。
〔実施例〕
以下、本発明を図面に基づいて説明する。
第1〜4図は本発明に係る半導体装置の製造方法の一
実施例を示す図である。
まず、構成を説明する。第1図は本方法を実施するた
めの装置のシステム構成図であり、この図において、1
は本システムのCPUであり、設計データの作成等はCPU1
により行われる。本システムの処理を指示する制御カー
ド(図示略)をカードリーダ2で読み取ってCPU1に供給
すると、各ジョブステップのプログラムが格納されてい
る記憶装置3から所定の処理プログラムが読み出され、
記憶装置4を用いてCPU1で実行される。そして、その処
理結果は図示しないMT等に出力される。
以上の構成において、第2図は本方法の処理プログラ
ムを示すフローチャートである。まず、P11で第3図
(a)に示すブロックAに対し、同図(b)に示すよう
に既設計データ(この場合はパターンA)の周囲に端子
位置合わせ枠11パタンを発生する。次いで、P12で同図
(c)に示すように既設計データと端子位置合わせ枠11
との内側で配線処理を行う。このとき、グリッド間隔、
配線間や配線と枠間の間隔制限を移植後の仕様に合わせ
て配線する。又別にP13で同図(d)(e)に示すよう
に端子位置合わせ枠11を発生させた後、同図(e)に示
すように端子位置合わせ枠11と該端子位置合わせ枠11の
外側の他の設計データとの間の配線処理を行う。そして
P14で同図(f)に示すように最終的に既設計データ、
端子位置合わせ枠11データおよび他の設計データを合成
し、その後、P15で図形操作し、露光データ、検査デー
タを作成しLSIを製造する。
以下、より具体的に説明すると、第4図は本方法のプ
ログラム単位機能のフローチャートであり、各ステップ
P21〜P24は1つの独立したプログラムを示している。第
4図において、まず、MT12に格納されている既設計デー
タからP21でマクロセル、ブロック等のフィギャーの抽
出、削除、合成を行い、組み込む対象となるセル、ブロ
ックA(第3図(a)参照)を取り出す。そして、セ
ル、ブロックAのデータをレベルコード(設計の層を示
す番号)の変更(すなわち、フィギャー名の変更)、メ
ンバー単位の比較およびレベルコード、データタイプの
変更を行う。ここで、メンバーとはチップ全体をいい、
フィギャーはその下位のブロック等をいう。また、デー
タタイプの変更とは新しく設計する上で、所定のセルを
所定の位置に新しいテクノロジで決められた規約に合わ
せるための変更をいう。P22では端子名の変更・発生・
削除を行うとともに、端子マーク・原点マークの発生・
削除をする。また、P23では、配線のグリッド合わせを
行って、第3図(b)に示す端子位置合わせ11を発生さ
せる。P24では、レイアウト上に合成したものをマスク
パターンにするための処理であって、具体的には段階化
論理処理、シフト、マージ、リサイジング処理をする。
上記各プログラムP21〜P24で示した処理は必要に応じて
適宜適当なプログラムが選択されて繰り返し処理され
る。具体的には、まず、既設計データからフィギャーの
抽出等(プログラムP21)を用い、組み込む対象となる
セル・ブロックA(第3図(a)参照)を取り出す。そ
して、ブロックAのデータをレベルコードの変更(プロ
グラムP21)端子名の変更(プログラムP22)又、リダク
ションやシフトのリサイジング処理(プログラムP24
を施し、移植後ブロックB(第3図(d)参照)のテク
ノロジに合わせておく。次に、ブロックA対して端子位
置合わせ枠11を発生(プログラムP23)させる。そし
て、該枠11とブロックAの間を配線(プログラムP23
し、又別に、この枠11とブロックBの間を配線(プログ
ラムP23)する。そうして出来た2つのデータ(第3図
(c)(e)参照)を合成する。このときの処理は、フ
ィギャーの合成(プログラムP21)、階層化論理処理
(プログラムP24)等で行う。これらの処理をして出力
されたデータが複合LSIのマスクパターンデータとな
る、MT13に出力される。
以上述べたように、本実施例ではLSIのマスクパター
ンデータのデータ処理において、各種テクノロジーで設
計された既設計データを他の設計データに組み込み、複
合LSIを作る際、既設定データの周囲に端子位置合わせ
枠11を発生させ、既設計データと端子位置合わせ枠11内
での配線処理を行うとともに、端子位置合わせ枠11を他
の設計データに接続している。したがって、設計資産の
再利用が可能となり、既設計データの変更箇所も最小限
となるため、工数が少なくて済み、ミスも抑えられ、能
率の良い複合LSIのマスクパタンデータ処理が実現す
る。その結果、各種テクノロジが変化しても設計資産の
再利用が可能となり、短時間で、かつ高信頼な大規模LS
Iの開発が可能になる。
〔発明の効果〕
本発明によれば、既設計データを変更することなく、
ブロック間の接続を行うことができ、設計資産の再利用
が可能になる。
【図面の簡単な説明】
第1〜4図は本発明に係る半導体装置の製造方法の一実
施例を示す図であり、 第1図はそのシステム構成図、 第2図はその処理プログラムを示すフローチャート、 第3図はそのデータ処理を説明するための図、 第4図はそのプログラム単位のフローチャート、 第5、6図は従来の半導体装置の製造方法を示す図であ
り、 第5図はその複合VLSIを示す図、 第6図はその処理プログラムを示すフローチャートであ
る。 1……CPU、 2……カードリーダ、 3、4……記憶装置、 11……端子位置合わせ枠、 12、13……MT。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.6,DB名) H01L 27/118,21/82 H01L 27/04

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】所定の設計基準に基づいて設計された既設
    計データである第1のブロックを抽出する工程と、 前記第1のブロックの周囲に端子位置合わせ枠を発生さ
    せ、該第1のブロックと該端子位置合わせ枠との間を配
    線する工程と、 前記第1のブロックとは異なる他の設計基準に基づいて
    設計されたデータである第2のブロック内に前記端子位
    置合わせ枠を発生させ、該第2のブロックと該端子位置
    合わせ枠との間を配線する工程と、 前記端子位置合わせ枠との間の配線が行われた第1のブ
    ロックと、前記端子位置合わせ枠との間の配線が行われ
    た第2のブロックとを合成して複合LSIのマスクパター
    ンデータを出力する工程と、 を有することを特徴とする半導体装置の製造方法。
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