JP2789316B2 - 空きボトルを利用する散水具 - Google Patents

空きボトルを利用する散水具

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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、レジャー用の簡易シャ
ワーやじょうろとして使用すると便利な空きボトルを利
用する散水具に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、アウトドアレジャー等で用いる簡
易シャワーは、水や温水を充填する貯水槽と、該貯水槽
の排水口に連繋し、複数の散水孔を有する散水具とから
構成したものが一般的である。また、草木に対する散水
は専用のじょうろを用いるのが一般的である。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】従来の前記散水用具
は、散水具と貯水槽を組み合わすことによって構成され
ており、該散水具は他種類の貯水槽や容器等には連繋す
ることができなかった。したがって、専用の貯水槽を必
要とするため、嵩張って運搬に不便なだけでなく、廉価
に提供することができないという問題があった。また、
じょうろは嵩張るので携帯に不便であるという問題があ
った。
【0004】本発明は、前述の問題を解消することを課
題とし、該課題を解決すべく成されたもので、運搬に便
利で、安定した散水状態が得られるとともに、廉価に製
造し得る散水具を提供することを第1目的とする。
【0005】また本発明は、使用済みのペットボトルを
有効利用し得る散水具を提供することを第2目的とす
る。
【0006】また本発明は、散水方向を変更できて使い
勝手のよい空きボトルを利用する散水具を提供すること
を第3目的とする。
【0007】また本発明は、深さの異なる各種ボトルに
対応でき、空きボトルの利用範囲を拡大し得るととも
に、使用時に安定した散水を行い得るような空きボトル
を利用する散水具を提供することを第4目的とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】本発明は第1に、前記第
1目的を達成するために、ボトル口の開口部分を閉塞し
得るよう形成した散水孔を有する天板を備え、かつボト
ル口に着脱可能に取り付けるように成したキャップ体
と、使用時においてボトル外部の空気をボトル内部に導
入するための、前記天板に連繋した空気導入管とから構
成した。そして、前記ボトル口にキャップ体を着脱可能
に取り付けるには、ボトル口の外周に設けた雄螺旋に、
キャップ体の筒部内周に設けた雌螺旋を螺合させる構
成、あるいはボトル口の内周に、キャップ体の筒部外周
を密着状態となるよう嵌合させる構成が、前者は両者の
固定が確実であるという観点から、また後者は両者の着
脱が容易であるという観点からそれぞれ好ましい。
【0009】また、本発明は第2に、前記第2目的を達
成するために、使用済みのペットボトルのボトル口の開
口部分を閉塞し得るよう形成した散水孔を有する天板を
備え、かつボトル口に着脱可能に取り付けるように成し
たキャップ体と、使用時においてボトル外部の空気をボ
トル内部に導入するための、前記天板に連繋した空気導
入管とから構成した。
【0010】また、本発明は第3に、前記第3目的を達
成するために、キャップ体の天板を所定角度内で変位し
得るように構成した。
【0011】また、本発明は第4に、前記第4目的を達
成するために、空気導入管の長さを調整可能に構成し
た。
【0012】
【作用】上述の第1のように構成した場合は、出先等で
飲用した清涼飲料水等の空きボトルを該貯水槽として利
用して簡易シャワー等の散水用具を組み立てるので、貯
水槽を用意する必要がなく、嵩張らず運搬に便利なだけ
でなく、貯水槽の製造費を省略できて廉価に製造し得
る。また、空気導入管を設けたので、使用時において散
水が進むにつれ外部の空気がボトル内の水面上に流入し
ボトル内外の空気圧が等しくなることによって、安定し
た散水状態を得ることができる。そして、前記ボトル口
にキャップ体を着脱可能に取り付けるための、ボトル口
の外周に設けた雄螺旋に、キャップ体の筒部内周に設け
た雌螺旋を螺合させる前記構成を採用すると、散水具を
ボトル口に確実に固定できるという利点がある。また、
ボトル口の内周に、キャップ体の筒部外周を嵌合させる
前記構成を採用すると、散水具のボトル口への着脱を素
早く行うことができ、温水等の補充を容易に行うことが
できるという利点がある。
【0013】また上述の第2のように構成した場合は、
貯水槽として使用済みのペットボトルを利用するので、
ゴミの有効利用を図ることが可能である。
【0014】また上述の第3のように構成した場合は、
キャップ体の天板を所定角度内で変位して散水方向を変
更できるので、使い勝手がよい。
【0015】また上述の第4のように構成した場合は、
深さの異なる各種ボトルに対応できるので、利用範囲を
拡大し得る。
【0016】
【実施例】以下に、本発明を簡易シャワーに適用した第
1実施例を添付図面の図1〜図3に基づいて詳細に説明
する。ここにおいて、図1は散水具をボトルに取り付け
る途中の状態を示す縦断端面図、図2は散水具の拡大平
面図、図3は使用状態を示す縦断端面図である。
【0017】図1〜図3に示したように、この第1実施
例の散水具1は、使用済みのペットボトルであるボトル
2のボトル口3に着脱可能に取り付けるように成したキ
ャップ体4と、該キャップ体4に連繋し、ボトル2外部
の空気を内部に導入するための空気導入管5とから構成
する。
【0018】前記キャップ体4は、ボトル口3の開口部
分3aを閉塞し得るよう形成し、かつ複数の散水孔6・
・・(図2参照)を設けた天板7と、前記ボトル口3の
外周に設けられた雄螺旋3bに螺合し得るよう、その筒
部8に設けた雌螺旋8aと、ボトル2内外を連通するよ
う、天板7中央に開口しかつ内側に突出させた連繋管9
とを備える。また、前記天板7の内側周縁に付設したリ
ング状のシール体10は、ボトル口3の開口縁と天板7
内面間を密閉して漏水を防止するためのものである。
【0019】前記空気導入管5は、簡単には潰れない程
度の柔軟性を有する材料で形成され、基管5aに調節管
5bを摺動可能に嵌合、連結して成るもので、基管5a
の基端は前記連繋管9に嵌合、固着して連繋される。こ
の調節管5bと基管5aとは、所定以上の力で強制的に
押し込んだり引いたりすると摺動するが、使用時には不
意に摺動しない程度の緊密さで嵌合させてある。そし
て、基管5aに対して調節管5bを、前述のように強制
的に摺動、伸縮させ、調節管5bの先端、すなわち空気
導入管5の先端がボトル2の底部内面に当接する程度の
長さにする。また、前記調節管5bの先端は、斜めにカ
ットされていて、ボトル2の底部内面との間に空隙11
(図3参照)が確実に形成されるようになっている。
【0020】以下に、前述した散水具1の使用方法を説
明する。図1に明示したように、先ず、起立状態のボト
ル2に温水aを注入した後、ボトル口3の開口部分3a
から空気導入管5の先端を挿入する。次に、ボトル口3
の雄螺旋3bとキャップ体4の雌螺旋8aを螺合して、
散水具1のボトル2への取り付けが完了する。続いて、
ボトル口3が下側になるようボトル2を回し倒立させる
(図3参照)と簡易シャワーとなり、温水aが散水口6
・・・から散水されるのである。
【0021】このように、上記第1実施例の散水具1
は、特に専用の貯水槽等を準備する必要がなく、出先で
飲用した清涼飲料水の空きボトルを該貯水槽として利用
して簡易シャワーを現地で組み立てるので、嵩張らず運
搬に便利なだけでなく、貯水槽の製造費を省略できて廉
価に製造し得る。また、空気導入管5を設けたので、使
用時において散水が進むにつれ外部の空気がボトル内部
の水面上に流入し、ボトル2内外の空気圧が等しくなる
ことによって、安定した散水状態を得ることができる。
【0022】また、前記散水具1は、ボトル口3に螺合
させることによって着脱可能に取り付けたので、ボトル
口3に確実に固定できるという利点がある。また、使用
済みのペットボトルを貯水槽として利用するので、ゴミ
の有効利用を図ることが可能であるという利点がある。
【0023】また、前記散水具1は、空気導入管5の長
さを調節できるので、深さの異なる各種ボトルに対応で
き、利用範囲を拡大し得るほか、空気導入管5の先端を
斜めにカットしてあるので、使用時(ボトル口3を下側
に位置させた状態の時)、該先端がボトル2の底部面で
閉塞されないから、ボトル2内部の水面上に外気が確実
に流入し、安定した散水を行い得るという利点がある。
【0024】次に、本発明の第2実施例を部分拡大縦断
面図である図4に基づいて説明する。
【0025】図4に示したように、この第2実施例の散
水具21は、使用済みのペットボトルであるボトル22
のボトル口23に着脱可能に取り付けるように成したキ
ャップ体24と、該キャップ体24に連繋し、ボトル2
2外部の空気をボトル22内部に導入するための空気導
入管25とから構成する。
【0026】前記キャップ体24は、ボトル口23の開
口部分23aを閉塞し得るよう形成し、かつ複数の散水
孔26・・・(図2の散水孔6参照)を設けた天板27
と、前記ボトル口23の内周壁23bに緊密かつ離脱可
能に嵌合し得るように形成した筒部28と、天板27中
央に開口し、かつ開口縁を内側に突出させて成る連繋管
29とを備える。また、天板27の縁部から外側に張り
出すように形成した摘み片27aは、散水具21をボト
ル口23から引き抜く時に摘んで引くためのものであ
る。さらに、前記筒部28の外周に設けたシール体30
は、ボトル口23の内周壁23bと該筒部28間を密閉
して漏水を防止するためのものである。
【0027】前記空気導入管25は簡単には潰れない程
度の柔軟性を有する材料で形成されるもので、基管25
a先端に図示しない調節管(第1実施例における調節管
5bと同一のもの)を摺動可能に嵌合、連結して成るも
ので、基管25aの基端は前記連繋管29に嵌合して連
繋してある。この調節管と基管25aとは、所定以上の
力で強制的に押し込んだり引いたりすると摺動するが、
使用時には摺動しない程度の緊密さで嵌合させてある。
そして、基管25aに対して調節管を、前述のように強
制的に摺動、伸縮させ、調節管の先端がボトル22の底
部内面に当接する程度の長さにする。また、前記調節管
の先端は、斜めにカットされていて、ボトル22の底部
内面との間に空隙(第1実施例における空隙11と同一
のもの)が確実に形成されるようになっている。
【0028】以下に、上述した散水具21の使用方法を
説明する。先ず、起立状態のボトル22内部に温水aを
注入した後、ボトル口23の開口部分23aから空気導
入管25の先端たる調節管の先端を挿入する。次に、ボ
トル口23の内周壁23bにキャップ体24の筒部28
を圧入、嵌合して、散水具21のボトル22への取り付
けが完了する。続いて、ボトル口23が下側になるよう
ボトル22を回し倒立させると簡易シャワーとなり、温
水aが散水口26・・・から散水されるのである。
【0029】このように、上記第2実施例の空きボトル
を利用する散水具21は、特に専用の貯水槽等を準備す
る必要がなく、出先等で飲用した清涼飲料水の空きボト
ルを該貯水槽として利用して簡易シャワーを現地で組み
立てることができるので、嵩張らず運搬に便利なだけで
なく、貯水槽の製造費を省略できて廉価に製造し得る。
また、空気導入管25を設けたので、使用時において散
水が進むにつれボトル外部の空気が連繋管29、空気導
入管25を経てボトル内部の水面上に流入し、ボトル2
2内外の空気圧が等しくなることによって、安定した散
水状態を得ることができる。
【0030】また、前記散水具21は、その筒部28を
ボトル口23の内周壁23bに嵌合することによって着
脱可能に取り付けたので、散水具21のボトル22への
着脱を素早く行うことができ、温水等の補充を容易に行
うことができるという利点がある。また、貯水槽として
使用済みのペットボトルを利用するので、ゴミの有効利
用を図ることが可能であるという利点がある。
【0031】また、前記散水具21は、空気導入管25
の長さを調節できるので、深さの異なる各種ボトルに対
応でき、利用範囲を拡大し得る。さらに、空気導入管2
5の開放した先端を斜めにカットしてあるので、使用時
(ボトル口23を下側に位置させた状態の時)に、空気
導入管25の先端がボトル22底部面で閉塞されないか
ら、ボトル22内部の水面上に外気が確実に流入し、安
定した散水状態を得ることができるという利点がある。
【0032】次に、本発明の第3実施例を部分縦断面図
である図5に基づいて説明する。
【0033】図5に示したように、この第3実施例の散
水具31は、使用済みのペットボトルであるボトル32
のボトル口33に着脱可能に取り付けるように成したキ
ャップ体34と、該キャップ体34に連繋し、ボトル3
2外部の空気をボトル32内部に導入するための空気導
入管35とから構成する。
【0034】前記キャップ体34は、ボトル口33の開
口部分33aを閉塞し得るよう形成し、かつ複数の散水
孔36・・・を設けた天板37と、前記ボトル口33の
外周に設けられた雄螺旋33bに螺合し得るよう、その
筒部38に設けた雌螺旋38aと、ボトル32内外を連
通するよう天板37中央に開口し、かつ内側に突出させ
た連繋管39と、前記天板37と前記筒部38との間に
設け、蛇腹状に形成したフレキシブルホース40とを備
える。また、前記天板37は、散水量を増やすべく散水
面積を大きくするために、ボトル口33の開口部分33
aより大きく形成してある。さらに、前記天板37の内
側周縁に付設したリング状のシール体41は、ボトル口
33の開口縁と天板37内面間を密閉して漏水を防止す
るためのものである。
【0035】前記空気導入管35は、簡単には潰れない
程度の柔軟性を有する材料で形成されるもので、基管3
5a先端に図示しない調節管(第1実施例における調節
管5b、あるいは第2実施例における調節管と同一のも
の)を摺動可能に嵌合、連結して成るもので、基管35
aの基端は前記連繋管39に嵌合、固着して連繋してあ
る。この調節管と基管35aとは、所定以上の力で強制
的に押し込んだり引いたりすると摺動するが、使用時に
は摺動しない程度の緊密さで嵌合させてある。そして、
基管35aに対して調節管を、前述のように強制的に摺
動、伸縮させ、調節管の先端がボトル32の底部内面に
当接する程度の長さにする。また、前記調節管の先端
は、斜めにカットされていて、ボトル32の底部内面と
の間に空隙(第1実施例における空隙11、あるいは第
2実施例における空隙と同一のもの)が確実に形成され
るようになっている。
【0036】以下に、前述した散水具31の使用方法を
説明する。図1に明示したように、先ず、起立状態のボ
トル32内に温水aを注入した後、ボトル口33の開口
部分33aから空気導入管35の先端たる調節管の先端
を挿入する。次に、ボトル口33の雄螺旋33bに、キ
ャップ体34の雌螺旋38aを螺合して、散水具31の
ボトル32への取り付けが完了する。続いて、ボトル口
33が下側になるようボトル32を回し倒立させると簡
易シャワーとなり、温水aが散水口36・・・から散水
されるのである。
【0037】このように、上記第3実施例の空きボトル
を利用する散水具31は、特に専用の貯水槽等を準備す
る必要がなく、出先等で飲用した清涼飲料水の空きボト
ルを該貯水槽として利用して簡易シャワーを現地で組み
立てるので、嵩張らず運搬に便利であるだけでなく、貯
水槽の製造費を省略できて廉価に製造し得る。また、空
気導入管25を設けたので、使用時において散水が進む
につれボトル外部の空気が連繋管39、空気導入管35
を経てボトル内部の水面上に流入し、ボトル32内外の
空気圧が等しくなることによって、安定した散水状態を
得ることができる。
【0038】また、前記散水具31は、ボトル口33に
螺合させることによって着脱可能に取り付けたので、確
実に固定できるという利点がある。また、貯水槽として
使用済みのペットボトルを利用するので、ゴミの有効利
用を図ることが可能であるという利点がある。
【0039】また、前記散水具31は、キャップ体34
の天板37を所定角度内で変位し得るので、散水方向を
変更することができて使い勝手がよいという利点があ
る。
【0040】また前記散水具31は、空気導入管35の
長さを調節できるので、深さの異なる各種ボトルに対応
でき、利用範囲を拡大し得る。さらに、空気導入管35
の開放した先端を斜めにカットしてあるので、使用時
(ボトル口33を下側に位置させた状態の時)に、この
部分がボトル32底部面で閉塞されないから、ボトル3
2内部の水面上に外気が確実に流入し、安定した散水を
行い得るという利点がある。
【0041】さらに、前述の各実施例の変形例(図示せ
ず)として、空気導入管の先端部位あるいは近傍にフロ
ートを付設したものがある。この変形例の散水具は、使
用時において該フロートの浮力によって空気導入管を起
立させ、その開放した先端を倒立状態のボトル内の水面
上に突出させることができるので、確実に外気が流入
し、安定した散水を行い得るという利点がある。
【0042】なお、本発明は前記各実施例に何ら限定さ
れるものではなく、空きボトルは、前記各実施例で用い
たものに限らず、例えば胴部に把手を有するもの等各種
形状のものを利用することが可能である。そして、この
把手を有するボトルを採用した場合は、使用時に該把手
を持って操作することができるのできわめて便利であ
る。また、散水具1,21,31は、簡易シャワーとし
て利用するだけでなく、じょうろ等他の目的で使用して
もよい。また、散水具1,21,31をボトル口3,2
3,33にそれぞれ着脱可能に取り付ける構成は、螺合
及び嵌合によらない他のものに変更してもよい。また、
空気導入管5,25,35は、連繋管9,29,39に
それぞれ連繋するにあたって、前記各実施例のように固
着するのではなく、取り外し可能に構成してもよいほ
か、長さ調節機構を敢えて設けなくてもよい。
【0043】
【発明の効果】以上のように、本発明は、特に専用の貯
水槽等を準備する必要がなく、出先等で飲用した清涼飲
料水等の空きボトルを該貯水槽として利用して簡易シャ
ワー等の散水用具を現地で組み立てることができるの
で、嵩張らず運搬に便利なだけでなく、貯水槽の製造費
を省略できて廉価に製造し得るとともに、空気導入管を
設けたので、使用時において散水が進むにつれボトル外
部の空気がボトル内部の水面上に流入し、ボトル内外の
空気圧が等しくなることによって、安定した散水状態を
得ることができるという効果を有する。
【0044】また、空きボトルとしてペットボトルを用
いる場合は、従来はゴミとなる使用済みのペットボトル
を利用するので、ゴミの有効利用を図ることが可能であ
るという効果を有する。
【0045】また、キャップ体の天板を所定角度内で変
位し得るように構成した場合は、散水方向を自在に変更
できるので使い勝手がよいという効果を有する。
【0046】また、空気導入管の長さを調節可能に構成
した場合は、深さの異なる各種ボトルに対応でき、利用
範囲を拡大し得るという効果を有する。
【図面の簡単な説明】
【図1】第1実施例における、散水具をボトルに取り付
ける途中の状態を示す縦断端面図。
【図2】第1実施例における、散水具の拡大平面図。
【図3】第1実施例における、使用状態を示す縦断端面
図。
【図4】第2実施例における、ボトル口に散水具を取り
付けた状態を示す部分拡大縦断面図。
【図5】第3実施例における、ボトル口に散水具を取り
付けた状態を示す部分縦断面図。
【符号の説明】
1,21,31 散水具 2,22,32 ボトル 3,23,33 ボトル口 3a,23a,33a 開口部 3b,33b 雄螺旋 23b 内周壁 4,24,34 キャップ体 5,25,35 空気導入管 5a,25a,35a 基管 5b 調節管 6,26,36 散水孔 7,27,37 天板 8,28,38 筒部 8a,38a 雌螺旋 9,29,39 連繋管 28 筒部
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.6,DB名) A47K 3/22 A01G 25/14 A47K 7/00

Claims (4)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ボトル口の開口部分を閉塞し得るよう形
    成した散水孔を有する天板を備え、かつボトル口に着脱
    可能に取り付けるように成したキャップ体と、使用時に
    おいてボトル外部の空気をボトル内部に導入するため
    の、前記天板に連繋した空気導入管とから構成した空き
    ボトルを利用する散水具。
  2. 【請求項2】 ペットボトルのボトル口の開口部分を閉
    塞し得るよう形成した散水孔を有する天板を備え、かつ
    ボトル口に着脱可能に取り付けるように成したキャップ
    体と、使用時においてボトル外部の空気をボトル内部に
    導入するための、前記天板に連繋した空気導入管とから
    構成した空きボトルを利用する散水具。
  3. 【請求項3】 キャップ体の天板を所定角度内で変位し
    得るように構成したことを特徴とする前記請求項1又は
    前記請求項2に記載された空きボトルを利用する散水
    具。
  4. 【請求項4】 空気導入管の長さを調整可能に構成した
    ことを特徴とする前記請求項1又は前記請求項2又は前
    記請求項3に記載された空きボトルを利用する散水具。
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