JPH0427560Y2 - - Google Patents

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JPH0427560Y2
JPH0427560Y2 JP12586287U JP12586287U JPH0427560Y2 JP H0427560 Y2 JPH0427560 Y2 JP H0427560Y2 JP 12586287 U JP12586287 U JP 12586287U JP 12586287 U JP12586287 U JP 12586287U JP H0427560 Y2 JPH0427560 Y2 JP H0427560Y2
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JP
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conduit
cap
container
mover
top wall
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JP12586287U
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JPS6432762U (ja
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Description

【考案の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本考案は可撓性容器の圧潰により、容器内の発
泡性溶液を空気と混合せしめて泡形態で小出し使
用する改良された小出し容器に関する。
(従来の技術) 化粧品をはじめとして最近の消費製品の多くの
ものが便利な分与装置によつてフオーム状で用い
られる。かかる分与装置は加圧分与装置と関連し
た諸々の問題のために可撓性のまたはプラスチツ
ク製の容器を使用し、手動により圧力を加えるよ
うにしたいくつかのタイプの発泡装置が開発され
ている。
特公昭59−271号のフオーム分与装置は、容器
の如何なる位置にあつても均質のフオームをつく
り出すことができ、特に容器の倒立位置にあつて
も均質のフオームを作り出すことのできる弁シス
テムを有した手動圧力操作発泡装置を提供するこ
とであるとし、逆止め玉弁による可動の弁手段を
開示している。
また、特公昭48−36658号の発泡性液体用小出
し容器は、容器壁に弁を設けて泡の吸戻しを防止
することを特徴としている。しかるに、この種の
小出し容器の発泡装置は正・倒立位置に無関係で
均質なフオームを連続操作時にも作り出すこと、
連続操作時に容器を迅速にもとの状態に戻すよう
にすること、かつ、容器内への泡の吸戻しを可及
的少なくすることが要請される。かかる点からみ
れば、上記した発明も更に改良すべき余地があ
る。
(この考案が解決しようとする問題点) この考案は容器の如何なる位置にあつても均質
のフオームを作り出すことができ、容器内への泡
の吸戻しを阻止しつつ迅速に空気を戻し容器の形
状をスムーズに復帰せしめ、使い勝手の良い小出
し容器を提供することを目的とする。
(この考案が解決すべき手段) 上記目的を達成するためにこの考案は、発泡性
溶液と空気を収納する可撓焼性容器の口部筒にキ
ヤツプ筒をねじ合わせ、該キヤツプ筒の内部孔に
前記口部筒に係合する導管の拡大頭部を収納し、
該拡大頭部に中心の導管路とその外側に導通路を
区分形成し、前記キヤツプ筒内に前記拡大頭部に
対するキヤツプ移動子を所定の規制範囲内で容器
の加圧時に前進し、復元時に後退可能に収納し、
該キヤツプ移動子に前記導管路と導通路を通る流
体が合流する混合室と、前記導管路を開閉しうる
頂壁と、頂壁上面をカバーする多孔性部材と、頂
壁を貫き混合室と多孔性部材との両側に通じる泡
通路を設け、かつ、キヤツプ筒内にキヤツプ移動
子の外側を通つて多孔性部材上方の放出口側と導
通路をつなぐ空気の補給通路を設けたことを特徴
とする。発泡性溶液と空気を収納する可撓性容器
を圧潰すると導管上端面に載置し、導管路を閉じ
ているキヤツプ移動子は導管を上昇する発泡性溶
液の流体圧により押し上げられて開放し、混合室
に同溶液を放出すると同時に容器内の空気が導通
路を通つて混合室に流入して発泡性溶液と混合し
て泡を作り出し、該泡は泡通路から多孔性部材を
通つて放出口から外部に放出される。
可撓性容器の圧潰を解除すると容器自体の復元
力により吸込作用が生じキヤツプ移動子は直ちに
導管上端面に着座して導管路を閉じ、空気はキヤ
ツプ移動子の外側の補給流路を通つて導通路から
可撓性容器内に迅速に再流入し容器の形状をスム
ーズに復帰させる。多孔性部材、泡通路及び混合
室を通り導通路に通じている流路は粘質性の泡が
障害となつているから空気はキヤツプ移動子の外
側を通る補給通路へ流入しやすい。
以下、実施例を示す図面について説明すれば、
第1図は正立位置にある発泡性液体用小出し容器
の縦断面図であり、静止状態にある。
1はプラスチツク等の圧潰、復元自在の可撓性
容器で内部に発泡性液体と空気を保持することが
できる。2は容器の口部筒で一般的には外周にね
じを設ける。3はキヤツプ筒で内部孔4の下部内
周にねじを設けて容器の口部筒2にねじつけ固定
し、内部孔4の上端を外部に開口して放出口4a
とする。放出口4aは先端に至るにつれて狭小と
したり、折曲したり変形しうる。キヤツプ筒3の
内部孔4にはいくつかの段部5,5aを設けて放
出口4aを段階的に小孔とする。下方の段部5a
は前記口部筒2上端に係合する導管6の拡大頭部
7のフランジ8を挟持固定する。上方の段部5は
キヤツプ移動子9の上限を規制する。導管6は下
方端を容器底まで延長し、上方にはフランジ8を
有する拡大頭部7を設ける。拡大頭部7には中心
に導管6の導管路10を設け、その外側には上下
面に貫通開口する導通路11を設ける。導管路1
0をもつ導管上端部6aを、拡大頭部7より所定
寸法だけ突出させ、その頂面にキヤツプ移動子9
の弁座を形成する。導管上端部6aの外側には環
状の〓間を設けて導通路11を常時開口状態に保
つ。9はキヤツプ移動子で、前記キヤツプ筒3の
内部孔4に収納し、内部孔4の上方段部5とを導
管上端部6a上面を上下の規制部とし、かかる規
制された範囲内に移動自在に設ける。このキヤツ
プ移動子9は頂壁12と外周壁13とで下向きに
開口するキヤツプ状で前記拡大頭部7をカバし、
当該頂壁12下面を導管上端部6aの頂面に当接
して導管路10を開閉自在にし、かつ外周壁13
に囲まれ、導管上端部6aの外側に混合室14を
設けて「開」の導管路10から上昇する発泡性溶
液と導通路11から上昇する空気の流入を行い泡
を作り出す。15は空気の補給通路でキヤツプ移
動子9の外周壁とキヤツプ筒3の内部孔4との間
に〓間を設けて形成する。16は多孔性部材で、
網や多孔質のポリエチレン等を使用する。多孔性
部材16はキヤツプ移動子9の頂壁12上面に直
接または一定の空所17をあけてカバーし、泡通
路18から放出口4aに至る通路を横切る。
正立位置で可撓性容器1を圧潰し加圧すると導
管路10を通つて発泡性溶液が上昇し、キヤツプ
移動子9を押上げて混合室14に流入し、同時に
空気が導通路11を通つて混合室14に流入して
発泡性溶液と混合し泡を形成し、そして泡通路1
8、多孔性部材16を通つて放出口4aに放出さ
れる。可撓性容器1の加圧を解除すると同容器1
自体の復元力に伴つて生じる吸込作用によりキヤ
ツプ移動子9は引込まれて導管上端部6a上面に
着座して導管路10を閉じ、外部空気は容器内に
流入しやすい補給通路15を通つて導通路11か
ら再流入し容器形状の復帰を迅速かつスムーズに
行なわしめる。
第2図は倒立位置での使用時の部分断面図であ
る、ここでは泡の形成において発泡性溶液と空気
が第1図の正立位置で流路と逆の流路をたどつて
混合室14に流入することだけを異にし、他の点
では同様である。
(効果) 以上の構成により明らかなように本考案によれ
ば可撓性容器が正・倒立いかなる位置であつても
導管路と導通路を通る発泡性溶液と空気が混合室
にて合流し混合して泡を作り出し放出可能である
とともに、可撓性容器の加圧解除時では前進して
いたキヤツプ移動子が後退して導管路を閉じると
ともに補給通路を利用して空気の再流入を迅速に
行うことができるから容器の復帰をスムーズに
し、繰返して使用する時にも使い勝手の良さを維
持する。
【図面の簡単な説明】
第1図は正立位置での縦断面図、第2図は倒立
位置での縦断面図である。 1……可撓性容器、3……キヤツプ筒、4……
内部孔、6……導管、7……拡大頭部、9……キ
ヤツプ移動子、10……導管路、11……導通
路、12……頂壁、14……混合室、15……補
給通路、16……多孔性部材、18……泡通路。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 発泡性溶液と空気を収納する可撓性容器1の口
    部筒2にキヤツプ筒3をねじ合わせ、該キヤツプ
    筒3の内部孔4に前記口部筒2に係合する導管6
    の拡大頭部7を収納し、該拡大頭部7に中心の導
    管路10とその外側に導通路11を区分形成し、
    前記キヤツプ筒3の内部孔4に頂壁と外周壁で下
    向きにかこむ、前記拡大頭部7に対するキヤツプ
    移動子9を所定の規制範囲内で容器1の加圧時に
    前進し同解除時に後退可能に収納し、該キヤツプ
    移動子9に前記導管路10と導通路11を通る流
    体が合流する混合室14と、前記導管路10を開
    閉する頂壁12部分と、頂壁12上面をカバする
    多孔性部材16と、頂壁12を貫き前記混合室1
    4と多孔性部材16との両側に通じる泡通路18
    を設け、かつ、キヤツプ筒3の内部孔4とキヤツ
    プ移動子9外周との間にキヤツプ移動子9の外側
    を通つて多孔性部材16上方の放出口4a側と導
    通路11をつなぐ空気の補給通路15を設けたこ
    とを特徴とする発泡性液体用小出し容器。
JP12586287U 1987-08-19 1987-08-19 Expired JPH0427560Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP12586287U JPH0427560Y2 (ja) 1987-08-19 1987-08-19

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JP12586287U JPH0427560Y2 (ja) 1987-08-19 1987-08-19

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS6432762U JPS6432762U (ja) 1989-03-01
JPH0427560Y2 true JPH0427560Y2 (ja) 1992-07-02

Family

ID=31376842

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JP12586287U Expired JPH0427560Y2 (ja) 1987-08-19 1987-08-19

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