JP3043810U - 消音尿瓶器 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】 （修正有） 【課題】 使用時の流出音が小さい尿瓶を提供する。 【解決手段】 尿瓶本体の内部に管状のノズル５を設置
する。

Description

【考案の詳細な説明】

【０００１】 〔考案の属する技術分野〕 本案は男女両用共、プラスチックで作成し、本体 （１）の上部に接続する筒状（２）と、その先に接着したノズル（５）は、ポリ エチレンの様な熱可塑性樹脂で作成すれば、容易に、安価に作成する事が出来る ．

【０００２】 〔従来の技術〕 従来の男女の尿瓶は、ガラス、又は熱硬化性樹脂で作成され 、単なる瓶状のもので、上部に簡単な蓋を被せるだけのものであった．

【０００３】 〔考案が解決しようとする課題〕 従来の製品は、上記の様な構造のため、使 用時の流出音が外部に大きくひびき、夜間や、老人の施設、病院等、周囲に不快 感を与える点が大きな欠点であったのでこの弊害を除く事を目的としたものであ る．

【０００４】 〔課題を解決するための手段〕 本案は筒状（２）の接続部（４）の先にノズ ル（５）を固着することにより、尿はこの管の中を通って本体（１）の内部に放 出されるため、２重の遮音効果が得られ、水道の蛇口にホースを取り付けると同 様の効果を得る事が、出来る。ノズルの長さは、本体（１）の底部に可能な限り 、接近させる事とする．

【０００５】 〔考案の実施の形態〕 上記の様な構造により、筒状（２）は熱可塑性樹脂で 作成し、この部分は外部から圧縮出来る程度の薄さにし、ストッパー（６）で外 部からしっかり止めつければ、内部の尿の漏れを防止する事が出来る．この筒状 （２）は接続部（４）に向けて、やヽ巾を狭める事により、硬化するので、本体 （１）と、ねじ状等により、接続する事が可能となる．又この接続部に固着した ノズル（５）も硬化する事になる．又、女性用はこの筒状（２）の上部をやヽ狭 めて硬化させ、別個のじょうろ状の器具（３）を着脱自在に接続するものとする ．

【０００６】 〔考案の効果〕 上記の様に、男性用は２つに、女性用は３個の部品に分解す るので、洗浄も容易となり、箱に入れて市販する際もコンパクトにまとまる利点 もあり、使用時の音を消し、使用時の尿の漏れも防止出来るという万能尿瓶器と なるものである．

【図面の簡単な説明】

【図１】本考案の男性用、女性用の尿瓶器の側面図であ
る．尿瓶器の点線は内部の構造を示すものである．

【符号の説明】

（１）尿の収納部 （２）筒状の部 （３）女性用のじょうろ状部品 （４）１と２の接続部 （５）管状のノズル （６）止め具用ストッパー （７）本体につけた取っ手

Claims (1)

【実用新案登録請求の範囲】
1. 【請求項１】 本案の男性用、女性用の尿瓶は、尿収納
   部の本体と其の上部の筒状の部分を切り離し、この２つ
   の部分を着脱自在に接続出来る様にし、この筒状の接続
   部の先に、管状のノズルを接着した尿瓶器の構造