JP2788872B2 - 吊下げ部材 - Google Patents

吊下げ部材

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JP2788872B2 JP17116695A JP17116695A JP2788872B2 JP 2788872 B2 JP2788872 B2 JP 2788872B2 JP 17116695 A JP17116695 A JP 17116695A JP 17116695 A JP17116695 A JP 17116695A JP 2788872 B2 JP2788872 B2 JP 2788872B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、吊下げ部材に関
し、特に、樹脂板からプレス加工により簡単に形成され
た1対の帯部材を用いて被吊下げ部材を吊下げるための
新規な改良に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、用いられていたこの種の吊下げ部
材としては、一般に、射出成形によって成形された帯部
材を用い、この帯部材の両端に形成されたメス部とオス
部を袋等の被吊下げ部材の孔を介して嵌合させることに
より取手を構成していた。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】従来の吊下げ部材は、
以上のように構成されていたため、次のような課題が存
在していた。すなわち、オス・メス部が複雑な形状であ
るため、帯部材全体を射出成形によって形成しなければ
ならず、射出成形で大量生産する場合にはコストアップ
となると共に、金型の寿命が短くコストダウンを達成す
ることが困難な状況であった。
【0004】本発明は、以上のような課題を解決するた
めになされたもので、特に、樹脂板からプレス加工によ
り簡単に形成された1対の帯部材を用いて被吊下げ部材
を吊下げるようにした帯部材を提供することを目的とす
る。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明による吊下げ部材
は、長手帯状をなす第1,第2帯部材と、前記第1帯部
材に形成された第1舌片と、前記第1舌片から離間して
形成され前記第1帯部材の長手方向と直交する方向に形
成された第1スリットと、前記第1舌片と第1スリット
間に形成された第1切欠と、前記第2帯部材に形成され
た第2舌片と、前記第2舌片から離間して形成され前記
第2帯部材の長手方向と直交する方向に形成された第2
スリットと、前記第2舌片と第2スリット間に形成され
た第2切欠と、を備え、前記各切欠同志を互いに係合さ
せ、前記第1舌片を前記第2スリットに係合させ、前記
第1スリットに前記第2舌片を係合させることにより前
記各帯部材を結合する構成である。
【0006】本発明による吊下げ部材は、長手帯状をな
す第1,第2帯部材と、前記第1帯部材の第1側部に形
成された第1切欠と、前記第1側部と対向する第2側部
に形成され前記第1切欠とは異なる位置に形成された第
2切欠と、前記第2帯部材の第3側部に形成された第3
切欠と、前記第3側部と対向する第4側部に形成され前
記第3切欠とは異なる位置に形成された第4切欠と、を
備え、前記第1,第3切欠を係合させると共に前記第
2,第4切欠を係合させることにより前記各帯部材を結
合する構成である。
【0007】さらに詳細には、前記各帯部材は樹脂板を
プレス加工することにより形成されている構成である。
【0008】さらに詳細には、前記各帯部材の端部には
被吊下げ部材と結合するための結合部が形成されている
構成である。従って、本発明による帯部材は樹脂板をプ
レス加工して得ることができ、従来よりも大幅なコスト
ダウンを達成することができる。
【0009】
【発明の実施の形態】以下、図面と共に本発明による吊
下げ部材の好適な実施の形態について詳細に説明する。
図1において符号1で示されるものは長手帯状をなす第
1帯部材であり、この第1帯部材1の接続部2にはプレ
ス抜きによる第1舌片3が形成され、この第1舌片3か
ら離間した位置には、この第1帯部材1の長手方向と直
交する方向に沿って形成された第1スリット4が形成さ
れている。前記第1舌片3と第1スリット4間にはこの
第1スリット4と同一方向に切込まれた第1切欠5が形
成されている。前記第1帯部材1の他方の端部には被吊
下げ部材(例えば、図示しない袋、びん、かん)等と結
合するための輪状の第1結合部6が形成されている。
【0010】前記第1帯部材1には、同様の形状をなす
第2帯部材10が用いられ、この第2帯部材10の接続
部2aには、プレス抜きによる第2舌片3aが形成さ
れ、この第2舌片3aから離間した位置には、この第2
帯部材の長手方向と直交する方向に沿って形成された第
2スリット4aが形成されている。前記第2舌片3aと
第2スリット4a間にはこの第2スリット4aと同一方
向に切込まれた第2切欠5aが形成されていると共に、
地方の端部には第2結合部6aが形成されている。
【0011】次に、前述の各帯部材1,10の各接続部
2,2aを接続して吊下げ部材を構成する場合、図2及
び図3に示されるように、各切欠5,5aを互いに挿入
して係合させ、第1舌片3を第2スリット4aに挿入し
て係合させ、第2舌片3aを第1スリット4に挿入して
係合させることにより、各接続部2,2aは強固に結合
する。従って、この重合して各接続部2,2aを取手と
して用い、各結合部6,6aを例えば図示しない箱内の
びんの首部に係合させることにより、びん等の吊下げを
行うことができる。なお、この場合、各舌片3,3aは
引張り方向に抜け止め状となっているため各接続部2,
2aは強固に接続される。また、この結合部6,6aは
この輪状に限ることなく、例えば、鉤部状等の他の形状
とすることもできる。
【0012】また、図4に示すように、第1接続部2の
第1,第2側部2A,2Bに互いに逆方向に開口する第
1,第2切欠5,20を形成し、第2接続部2aの第
3,第4側部2C,2Dに互いに逆方向に開口する第
3,第4切欠5a’,20aを形成し、第2,第4切欠
20,20aを互いに挿入して係合させると共に、第
1,第3切欠5,5a’を互いに挿入して係合させるこ
とにより、各接続部2,2aは互いに一体状に強固に結
合する。なお、材料としては樹脂板以外の紙等の他の素
材による板を用いることもできる。
【0013】
【発明の効果】本発明による吊下げ部材は、以上のよう
に構成されているため、次のような効果を得ることがで
きる。すなわち、樹脂板をプレスにより打抜くことによ
り、舌片、スリット及び切欠を有する帯部材を簡単にか
つ低コストで加工することができ、従来の射出成形に比
べると大幅なコストダウン及び量産性の向上を得ること
ができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明による吊下げ部材を示す平面図である。
【図2】図1の各接続状態を示す側面図である。
【図3】図2の平面図である。
【図4】図1の他側を示す構成図である。
【符号の説明】
1,10 第1,第2帯部材 2A,2B 第1,第2側部 2C,2D 第3,第4側部 3 第1舌片 3a 第2舌片 4 第1スリット 4a 第2スリット 5 第1切欠 5a 第2切欠 5a’ 第3切欠

Claims (4)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 長手帯状をなす第1,第2帯部材(1,10)
    と、前記第1帯部材(1)に形成された第1舌片(3)と、前
    記第1舌片(3)から離間して形成され前記第1帯部材(1)
    の長手方向と直交する方向に形成された第1スリット
    (4)と、前記第1舌片(3)と第1スリット(4)間に形成さ
    れた第1切欠(5)と、前記第2帯部材(10)に形成された
    第2舌片(3a)と、前記第2舌片(3a)から離間して形成さ
    れ前記第2帯部材(10)の長手方向と直交する方向に形成
    された第2スリット(4a)と、前記第2舌片(3a)と第2ス
    リット(4a)間に形成された第2切欠(5a)と、を備え、前
    記各切欠(5,5a)同志を互いに係合させ、前記第1舌片
    (3)を前記第2スリット(4a)に係合させ、前記第1スリ
    ット(4)に前記第2舌片(3a)を係合させることにより前
    記各帯部材(1,10)を結合する構成よりなることを特徴と
    する吊下げ部材。
  2. 【請求項2】 長手帯状をなす第1,第2帯部材(1,10)
    と、前記第1帯部材(1)の第1側部(2A)に形成された第
    1切欠(5)と、前記第1側部(2A)と対向する第2側部(2
    B)に形成され前記第1切欠(5)とは異なる位置に形成さ
    れた第2切欠(20)と、前記第2帯部材(10)の第3側部(2
    C)に形成された第3切欠(5a')と、前記第3側部(2C)と
    対向する第4側部(2D)に形成され前記第3切欠(5a')と
    は異なる位置に形成された第4切欠(20a)と、を備え、
    前記第1,第3切欠(5,5a')を係合させると共に前記第
    2,第4切欠(20,20a)を係合させることにより前記各帯
    部材(1,10)を結合する構成よりなることを特徴とする吊
    下げ部材。
  3. 【請求項3】 前記各帯部材(1,10)は樹脂板をプレス加
    工することにより形成されていることを特徴とする請求
    項1又は2記載の吊下げ部材。
  4. 【請求項4】 前記各帯部材(1,10)の端部には被吊下げ
    部材と結合するための結合部(6,6a)が形成されているこ
    とを特徴とする請求項1ないし3の何れかに記載の吊下
    げ部材。
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