JP2788658B2 - 音声ダイヤル装置 - Google Patents

音声ダイヤル装置

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JP2788658B2
JP2788658B2 JP1312637A JP31263789A JP2788658B2 JP 2788658 B2 JP2788658 B2 JP 2788658B2 JP 1312637 A JP1312637 A JP 1312637A JP 31263789 A JP31263789 A JP 31263789A JP 2788658 B2 JP2788658 B2 JP 2788658B2
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Description

【発明の詳細な説明】 技術分野 本発明は、音声ダイヤル装置に関する。
従来技術 電話発信する際に手動でダイヤルするのではなく、音
声入力により自動的にダイヤル信号を出力する方法が提
案されている。これは、予め相手先の名称とダイヤル番
号を関係付けて複数件登録しておき、電話をかける際に
その相手先の名称を発声すると、その音声を認識し、そ
の音声認識の結果そのダイヤル番号が発信されるもので
ある。これらの音声ダイヤル装置では誤認識による不具
合を避けるため認識結果を操作者に対し音声や表示装置
により報知し、操作者の確認の後ダイヤル番号を発信し
たり、相手先名称発声後数秒間の間に相手先の次候補を
選択できるようにする等の工夫が成されてきた。
しかしながら前者の場合、正しく認識したとしても毎
回確認動作をしなければならない。また、後者の場合、
正しく認識したとしても次候補選択のための数秒間待た
なくてはならないし、この時間間隔をあまり少なくして
しまうと誤認識した相手先にダイヤル発信されてしまう
恐れがでてくる。
目的 本発明は、上述のごとき欠点に鑑みてなされたもの
で、特に、認識結果の確からしさが高いときには自動的
にダイヤル発信し、低いときにはそれを行なわないよう
にし、どちらともいえないときに限り操作者に次候補と
の選択をさせるようにし操作性のよい音声ダイヤル装置
を提供することを目的としてなされたものである。
構成 本発明は、上記目的を達成するために、音声により入
力された名義に対して、その音声の特徴量を抽出する特
徴抽出部と、該特徴抽出部で抽出された特徴量を標準パ
ターンとして記憶する標準パターン記憶部と、音声によ
り入力される名義に対応するダイヤル番号を記憶する番
号記憶部と、音声入力時に上記特徴抽出部で抽出される
特徴量と予め記憶された上記標準パターン記憶部内の特
徴量とのパターン照合を行なうことにより入力音声がど
の標準パターンに該当するかを認識するパターン照合部
と、該パターン照合部の認識結果に対応する標準パター
ンを上記標準パターン記憶部または予め記憶された別の
標準パターン記憶部から読みだし、該標準パターンより
音声信号を合成して出力する音声出力部と、上記パター
ン照合部による認識結果に対応する名義のダイヤル番号
を上記番号記憶部より読みだしてダイヤル信号を出力す
る発信回路とを具備する音声ダイヤル装置において、認
識結果をその類似度の高い標準パターンから順に複数個
選びだす手段と、該選ばれた複数の標準パターンとそれ
ぞれの隣り合う順位の標準パターンの類似度を比較する
手段と、該比較の結果からそれぞれ隣り合う順位の標準
パターンの類似度の相対比を保存する手段とを具備し、
最も類似度が高い標準パターンの類似度が予め定められ
た第一の閾値より低い場合には前記音声出力及びダイヤ
ル番号発信を行なわないように成し、該最も類似度が高
い標準パターンの類似度が予め定められた第二の閾値よ
り低い場合には、該最も類似度が高い標準パターンの類
似度とその次に類似度が高い標準パターンの類似度の相
対比を予め定められた第三の閾値と比較し、相対比の方
が高ければ前記音声出力及びダイヤル番号発信を行な
い、第三の閾値の方が高ければ前記音声出力及びダイヤ
ル番号発信を行なわなうように成し、該最も類似度が高
い標準パターンの類似度が前記第二の閾値より高い場合
には前記音声出力及びダイヤル番号発信を行なうように
成したことを特徴とし、さらに好ましくは、音声により
入力される名義に対して、その音声の特徴を抽出する特
徴抽出部と、該特徴抽出部で抽出された特徴量を標準パ
ターンとして記憶する標準パターン記憶部と、音声によ
り入力された名義に対応するダイヤル番号を記憶する番
号記憶部と、音声入力時に上記特徴抽出部で抽出される
特徴量と予め記憶された上記標準パターン記憶部内の特
徴量とのパターン照合を行なうことにより入力音声がど
の標準パターンに該当するかを認識するパターン照合部
と、該パターン照合部の認識結果に対応する標準パター
ンを上記標準パターン記憶部または予め記憶された別の
標準パターン記憶部から読みだし、該標準パターンより
音声信号を合成して出力する音声出力部と、上記パター
ン照合部による認識結果に対応する名義のダイヤル番号
を上記番号記憶部より読みだしてダイヤル信号を出力す
る発信回路とを具備する音声ダイヤル装置において、認
識結果をその類似度の高い標準パターンから順に複数個
選びだす手段と、該選ばれた複数の標準パターンとそれ
ぞれの隣り合う順位の標準パターンの類似度を比較する
手段と、該比較の結果からそれぞれ隣り合う順位の標準
パターンの類似度の相対比を保存する手段と、報知手段
と、選択結果入力手段を具備し、最も類似度が高い標準
パターンの類似度が予め定められた第一の閾値より低い
場合には前記音声出力及びダイヤル番号発信を行なわな
いように成し、該最も類似度が高い標準パターンの類似
度が予め定められた第二の閾値より低い場合には、該最
も類似度が高い標準パターンの類似度とその次に類似度
が高い標準パターンの類似度の相対比を予め定められた
第三の閾値と比較し、相対比の方が高ければ前記音声出
力及びダイヤル番号発信を行ない、第三の閾値の方が高
ければ操作者に対し該最も類似度が高い標準パターン
と、その次に類似度が高い標準パターンのどちらかを選
択せしめるように報知し、その選択入力結果により選択
された標準パターンに対する前記音声出力及びダイヤル
番号発信を行なうように成し、該最も類似度が高い標準
パターンの類似度が前記第二の閾値より高い場合には前
記音声出力及びダイヤル番号発信を行なうように成した
ことを特徴としたものである。
以下、本発明の実施例に基いて説明する。
第1図は、本発明の一実施例を説明するための構成図
で、図中、1は送話器、2は受話器、3は通話回路、4
はフックスイッチ、5は回線制御部、6は特徴抽出部、
7は合成用標準パターン、8は音声出力部、9は制御
部、10はキーボード、11は表示部、12は認識用標準パタ
ーン、13はパターン照合部、14は認識結果保存部、15は
番号記憶部、16は発信回路、17は回線である。なお、音
声認識及び合成のアルゴリズムは特に限定しない。ま
た、合成用の標準パターンは認識用の標準パターンが兼
ねてもよい。また、標準パターンはすでに複数個登録さ
れているとする。
いま、操作者が電話をかけたい相手先の名称を送話器
1に向って発声すると、特徴抽出部6によりその入力音
声のパターンが作られる。この入力音声のパターンはパ
ターン照合部13によって、登録されている認識用標準パ
ターン12の一部もしくは全部と照合されてそれぞれの類
似度が計算される。この類似度は認識結果保存部14に保
存され全ての照合が終了した後に類似度の高いものから
複数の候補が選択される。この例では2個とする。
ここで一位の候補(最も類似度が高い標準パターン)
の類似度が予め定められた第一の閾値より低い場合には
音声応答出力及びダイヤル番号発信を行なわないで認識
対象が見つからない旨を音声出力もしくは表示により報
知する。
もし一位の候補の類似度が第一の閾値とそれより高く
予め定められた第二の閾値の中の値をとった場合は一位
の候補の類似度と二位の候補の類似度の相対比を計算す
る。この相対比を予め定められた第三の閾値と比較して
前者の方が大きければ、つまりある程度一位と二位の差
があれば一位の候補の音声出力及びダイヤル番号発信を
行ない、後者の方が大きければ操作者に対し一位の候補
二位の候補のどちらかを選択するように音声出力もしく
は表示により報知する。操作者はキー等により候補を選
択しその選択入力結果により選択された標準パターンに
対する音声出力及びダイヤル番号発信を行なうようにす
る。
さらに一位の候補の類似度が第二の閾値より高けれ
ば、一位の候補の音声出力及びダイヤル番号発信を行な
う。なお、以上には、本発明に直接関係した認識動作に
ついて説明したが、その他登録などの処理は種々提案さ
れているので、ここでの説明は省略する。
効果 以上の説明から明らかなように、本発明によれば、認
識結果の確からしさが高いときには自動的にダイヤル発
信し、低いときにはそれを行なわないようにし、どちら
ともいえないときに限り操作者に次候補との選択をさせ
るようにしたため、操作性のよい音声ダイヤル装置を提
供することが可能となる。
【図面の簡単な説明】
第1図は、本発明による音声ダイヤル装置の一実施例を
説明するための構成図である。 1……送話器、2……受話器、3……通話回路、4……
フックスィッチ、5……回線制御部、6……特徴抽出
部、7……合成用標準パターン、8……音声出力部、9
……制御部、10……キーボード、11……表示部、12……
認識用標準パターン、13……パターン照合部、14……認
識結果保存部、15……番号記憶部、16……発信回路、17
……回線。

Claims (2)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】音声により入力された名義に対して、その
    音声の特徴量を抽出する特徴抽出部と、該特徴抽出部で
    抽出された特徴量を標準パターンとして記憶する標準パ
    ターン記憶部と、音声により入力される名義に対応する
    ダイヤル番号を記憶する番号記憶部と、音声入力時に上
    記特徴抽出部で抽出される特徴量と予め記憶された上記
    標準パターン記憶部内の特徴量とのパターン照合を行な
    うことにより入力音声がどの標準パターンに該当するか
    を認識するパターン照合部と、該パターン照合部の認識
    結果に対応する標準パターンを上記標準パターン記憶部
    または予め記憶された別の標準パターン記憶部から読み
    だし、該標準パターンより音声信号を合成して出力する
    音声出力部と、上記パターン照合部による認識結果に対
    応する名義のダイヤル番号を上記番号記憶部より読みだ
    してダイヤル信号を出力する発信回路とを具備する音声
    ダイヤル装置において、認識結果をその類似度の高い標
    準パターンから順に複数個選びだす手段と、該選ばれた
    複数の標準パターンとそれぞれの隣り合う順位の標準パ
    ターンの類似度を比較する手段と、該比較の結果からそ
    れぞれ隣り合う順位の標準パターンの類似度の相対比を
    保存する手段とを具備し、最も類似度が高い標準パター
    ンの類似度が予め定められた第一の閾値より低い場合に
    は前記音声出力及びダイヤル番号発信を行なわないよう
    に成し、該最も類似度が高い標準パターンの類似度が予
    め定められた第二の閾値より低い場合には、該最も類似
    度が高い標準パターンの類似度とその次に類似度が高い
    標準パターンの類似度の相対比を予め定められた第三の
    閾値と比較し、相対比の方が高ければ前記音声出力及び
    ダイヤル番号発信を行ない、第三の閾値の方が高ければ
    前記音声出力及びダイヤル番号発信を行なわなうように
    成し、該最も類似度が高い標準パターンの類似度が前記
    第二の閾値より高い場合には前記音声出力及びダイヤル
    番号発信を行なうように成したことを特徴とする音声ダ
    イヤル装置。
  2. 【請求項2】音声により入力された名義に対して、その
    音声の特徴を抽出する特徴抽出部と、該特徴抽出部で抽
    出された特徴量を標準パターンとして記憶する標準パタ
    ーン記憶部と、音声により入力される名義に対応するダ
    イヤル番号を記憶する番号記憶部と、音声入力時に上記
    特徴抽出部で抽出される特徴量と予め記憶された上記標
    準パターン記憶部内の特徴量とのパターン照合を行なう
    ことにより入力音声がどの標準パターンに該当するかを
    認識するパターン照合部と、該パターン照合部の認識結
    果に対応する標準パターンを上記標準パターン記憶部ま
    たは予め記憶された別の標準パターン記憶部から読みだ
    し、該標準パターンより音声信号を合成して出力する音
    声出力部と、上記パターン照合部による認識結果に対応
    する名義のダイヤル番号を上記番号記憶部より読みだし
    てダイヤル信号を出力する発信回路とを具備する音声ダ
    イヤル装置において、認識結果をその類似度の高い標準
    パターンから順に複数個選びだす手段と、該選ばれた複
    数の標準パターンとそれぞれ隣り合う順位の標準パター
    ンの類似度を比較する手段と、該比較の結果からそれぞ
    れ隣り合う順位の標準パターンの類似度の相対比を保存
    する手段と、報知手段と、選択結果入力手段を具備し、
    最も類似度が高い標準パターンの類似度が予め定められ
    た第一の閾値より低い場合には前記音声出力及びダイヤ
    ル番号発信を行なわないように成し、該最も類似度が高
    い標準パターンの類似度が予め定められた第二の閾値よ
    り低い場合には、該最も類似度が高い標準パターンの類
    似度とその次に類似度が高い標準パターンの類似度の相
    対比を予め定められた第三の閾値と比較し、相対比の方
    が高ければ前記音声出力及びダイヤル番号発信を行な
    い、第三の閾値の方が高ければ操作者に対し該最も類似
    度が高い標準パターンと、その次に類似度が高い標準パ
    ターンのどちらかを選択せしめるように報知し、その選
    択入力結果により選択された標準パターンに対する前記
    音声出力及びダイヤル番号発信を行なうように成し、該
    最も類似度が高い標準パターンの類似度が前記第二の閾
    値より高い場合には前記音声出力及びダイヤル番号発信
    を行なうように成したことを特徴とする音声ダイヤル装
    置。
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CN1166155C (zh) * 1999-07-28 2004-09-08 三菱电机株式会社 便携电话机
JP4845118B2 (ja) * 2006-11-20 2011-12-28 富士通株式会社 音声認識装置、音声認識方法、および、音声認識プログラム

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