JPH06303320A - Pbx装置 - Google Patents
Pbx装置Info
- Publication number
- JPH06303320A JPH06303320A JP11250593A JP11250593A JPH06303320A JP H06303320 A JPH06303320 A JP H06303320A JP 11250593 A JP11250593 A JP 11250593A JP 11250593 A JP11250593 A JP 11250593A JP H06303320 A JPH06303320 A JP H06303320A
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- voice recognition
- pbx
- unit
- voice
- user
- Prior art date
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- Pending
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- Sub-Exchange Stations And Push- Button Telephones (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 個々の電話機が備えている機能をPBX側に
集約することにより、機能の使用効率を高め、システム
全体としての費用の低減を図る。 【構成】 回線交換手段1を備えるPBX装置におい
て、音声認識8に基づく自動ダイヤル手段6を設ける。
PBX側に収容回線分の音声認識装置9を内蔵させるの
で、個々の電話機10には音声認識装置を設ける必要がな
くなり、PBXおよび電話機のシステムを導入するとき
の費用が軽減する。
集約することにより、機能の使用効率を高め、システム
全体としての費用の低減を図る。 【構成】 回線交換手段1を備えるPBX装置におい
て、音声認識8に基づく自動ダイヤル手段6を設ける。
PBX側に収容回線分の音声認識装置9を内蔵させるの
で、個々の電話機10には音声認識装置を設ける必要がな
くなり、PBXおよび電話機のシステムを導入するとき
の費用が軽減する。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、電話の回線交換を行な
うPBX装置に関し、特に、個々の電話機の備える機能
をPBX側に集約して機能の効率化を図ったものであ
る。
うPBX装置に関し、特に、個々の電話機の備える機能
をPBX側に集約して機能の効率化を図ったものであ
る。
【0002】
【従来の技術】近年、PBX装置は、電話を多く所有す
る企業や大学等において広く用いられている。このPB
X装置を設置した場合には、電話機の数だけ電話回線を
引かなくても、電話機をPBXに接続することにより、
自由に電話をかけることができる。最近では高付加機能
を内蔵したPBXが出現し、電話の使い勝手が大幅に向
上してきている。
る企業や大学等において広く用いられている。このPB
X装置を設置した場合には、電話機の数だけ電話回線を
引かなくても、電話機をPBXに接続することにより、
自由に電話をかけることができる。最近では高付加機能
を内蔵したPBXが出現し、電話の使い勝手が大幅に向
上してきている。
【0003】一方、電話機の改良も進み、最近では「音
声認識による自動ダイアル機能」を内蔵した機種が出現
し、予め記憶させた名前を電話口から発声するだけで、
それと対応づけて記憶されている電話番号に自動的にダ
イヤルすることが可能になっている。
声認識による自動ダイアル機能」を内蔵した機種が出現
し、予め記憶させた名前を電話口から発声するだけで、
それと対応づけて記憶されている電話番号に自動的にダ
イヤルすることが可能になっている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかし、従来のPBX
および電話機では、電話機側に音声認識のためのハード
ウェアが内蔵されているため、電話機の数と同じ数の音
声認識装置がPBXに接続されていることになる。とこ
ろが、PBXの回線収容数は電話機の数より遥かに少な
いため、実際に音声認識装置が同時に使われる数は電話
機の数より遥かに少ないことになる。したがって、音声
認識のハードウェアを無駄に存在させていることにな
る。
および電話機では、電話機側に音声認識のためのハード
ウェアが内蔵されているため、電話機の数と同じ数の音
声認識装置がPBXに接続されていることになる。とこ
ろが、PBXの回線収容数は電話機の数より遥かに少な
いため、実際に音声認識装置が同時に使われる数は電話
機の数より遥かに少ないことになる。したがって、音声
認識のハードウェアを無駄に存在させていることにな
る。
【0005】本発明は、こうした点の改善を図るもので
あり、個々の電話機が備えている機能をPBX側に集約
することにより、機能の使用効率を高め、システム全体
としての費用の低減を図ることを目的としている。
あり、個々の電話機が備えている機能をPBX側に集約
することにより、機能の使用効率を高め、システム全体
としての費用の低減を図ることを目的としている。
【0006】
【課題を解決するための手段】そこで、本発明では、回
線交換手段を備えるPBX装置に、音声認識に基づく自
動ダイヤル手段を設けている。
線交換手段を備えるPBX装置に、音声認識に基づく自
動ダイヤル手段を設けている。
【0007】また、音声認識に際して、ユーザのIDを
識別する識別手段を設けている。
識別する識別手段を設けている。
【0008】
【作用】そのため、PBX側に収容回線分の音声認識装
置を内蔵させるので、個々の電話機には音声認識装置を
設ける必要がなくなり、PBXおよび電話機のシステム
を導入するときの費用が軽減する。
置を内蔵させるので、個々の電話機には音声認識装置を
設ける必要がなくなり、PBXおよび電話機のシステム
を導入するときの費用が軽減する。
【0009】また、音声認識に際して、ユーザのIDを
識別することにより、話者を特定して音声認識を行なう
ことができるため、認識率が向上する。
識別することにより、話者を特定して音声認識を行なう
ことができるため、認識率が向上する。
【0010】
【実施例】本発明の実施例におけるPBX装置は、図1
に示すように、回線交換を行なう回線交換部1に対し
て、回線の数と等しい音声認識装置2が付設されてい
る。この音声認識装置2は、ユーザの発声した音声をデ
ジタル・データに変換するA/D変換部2と、デジタル
化された音声データから音声認識を行なうための特徴デ
ータを抽出する特徴抽出部3と、特徴抽出部3によって
抽出された特徴データを記憶する特徴データ記憶部4
と、特徴データ記憶部4に記憶されたデータと電話番号
とを対応づけて記憶する電話番号記憶部5と、電話番号
記憶部5に記憶された電話番号に対応するダイアル・パ
ルスまたはトーンを発生するダイアル実行部6と、入力
した発声の特徴データと特徴データ記憶部中に記憶され
ているデータとを比較する特徴比較部7と、音声認識動
作を制御する音声認識制御部8とを備えている。
に示すように、回線交換を行なう回線交換部1に対し
て、回線の数と等しい音声認識装置2が付設されてい
る。この音声認識装置2は、ユーザの発声した音声をデ
ジタル・データに変換するA/D変換部2と、デジタル
化された音声データから音声認識を行なうための特徴デ
ータを抽出する特徴抽出部3と、特徴抽出部3によって
抽出された特徴データを記憶する特徴データ記憶部4
と、特徴データ記憶部4に記憶されたデータと電話番号
とを対応づけて記憶する電話番号記憶部5と、電話番号
記憶部5に記憶された電話番号に対応するダイアル・パ
ルスまたはトーンを発生するダイアル実行部6と、入力
した発声の特徴データと特徴データ記憶部中に記憶され
ているデータとを比較する特徴比較部7と、音声認識動
作を制御する音声認識制御部8とを備えている。
【0011】この装置において、ユーザの音声とそれに
対応する電話番号とを登録する場合は、ユーザが電話機
10の音声登録のための機能選択ボタンを操作する。音声
登録動作の選択されたことを検出した音声認識制御部8
は、ユーザに発声を促す音声を出力し、続いてユーザが
発声した音声をA/D変換部2に渡し、得られたデジタ
ル・データを特徴抽出部3に渡し、さらに、特徴抽出部
3から得られたデータをユーザが指定した電話番号とと
もに番号記憶部5に記憶させる。
対応する電話番号とを登録する場合は、ユーザが電話機
10の音声登録のための機能選択ボタンを操作する。音声
登録動作の選択されたことを検出した音声認識制御部8
は、ユーザに発声を促す音声を出力し、続いてユーザが
発声した音声をA/D変換部2に渡し、得られたデジタ
ル・データを特徴抽出部3に渡し、さらに、特徴抽出部
3から得られたデータをユーザが指定した電話番号とと
もに番号記憶部5に記憶させる。
【0012】また、ユーザが電話を掛けるために、電話
口から音声を発声した場合には、音声認識制御部8は、
その音声をA/D変換部2に渡し、得られたデジタル・
データを特徴抽出部3に渡し、さらに、得られた特徴デ
ータを特徴比較部7に渡す。特徴比較部7が特徴データ
と類似するデータを特徴データ記憶部4の中に見つけた
場合には、音声認識制御部8は、このデータに対応する
電話番号を電話番号記憶部5から取り出してダイアル実
行部6に渡し、これを受けたダイヤル実行部6は、電話
番号に対応するダイヤル・パルスまたはトーンを発生す
る。
口から音声を発声した場合には、音声認識制御部8は、
その音声をA/D変換部2に渡し、得られたデジタル・
データを特徴抽出部3に渡し、さらに、得られた特徴デ
ータを特徴比較部7に渡す。特徴比較部7が特徴データ
と類似するデータを特徴データ記憶部4の中に見つけた
場合には、音声認識制御部8は、このデータに対応する
電話番号を電話番号記憶部5から取り出してダイアル実
行部6に渡し、これを受けたダイヤル実行部6は、電話
番号に対応するダイヤル・パルスまたはトーンを発生す
る。
【0013】また、実施例の音声認識装置の回路ブロッ
クは、図2に示すように、中央処理装置(CPU)11
と、リード・オンリー・メモリ(ROM)12と、ランダ
ム・アクセス・メモリ(RAM)13と、ダイアル・パル
ス/トーン発生回路14と、A/D変換回路15とから成
る。そして、図1の機能ブロックにおけるダイアル実行
部6は、ダイアル・パルス/トーン発生回路14によって
実現され、また、A/D変換部2はA/D変換回路15に
より、特徴データ記憶部4および電話番号記憶部5はR
AM13により、また、特徴抽出部3、特徴比較部7およ
び音声認識制御部8は、CPU11がROM12およびRA
M15とデータのやりとりを行ないながらROM12に記憶
されたプログラムを実行することによって実現される。
クは、図2に示すように、中央処理装置(CPU)11
と、リード・オンリー・メモリ(ROM)12と、ランダ
ム・アクセス・メモリ(RAM)13と、ダイアル・パル
ス/トーン発生回路14と、A/D変換回路15とから成
る。そして、図1の機能ブロックにおけるダイアル実行
部6は、ダイアル・パルス/トーン発生回路14によって
実現され、また、A/D変換部2はA/D変換回路15に
より、特徴データ記憶部4および電話番号記憶部5はR
AM13により、また、特徴抽出部3、特徴比較部7およ
び音声認識制御部8は、CPU11がROM12およびRA
M15とデータのやりとりを行ないながらROM12に記憶
されたプログラムを実行することによって実現される。
【0014】このPBX装置の動作手順について、図3
および図4のフローチャートに基づいて説明する。
および図4のフローチャートに基づいて説明する。
【0015】先ず、ユーザが音声と電話番号とを対応づ
けて登録する場合には、図3に示すように、ステップ
1;ユーザが電話機10のハンドセットをとり、ボタン操
作によって「音声認識によるダイアル実行の登録」を指
示する。ここでは、この機能を表わす「#123」とい
うボタン操作が行なわれたものとする。この「#12
3」のボタン操作の代わりに、電話機側に専用の「音声
認識登録ボタン」を設けてもよい。このボタン操作は、
音声認識装置9の音声認識制御部8に伝わり、ステップ
2;音声認識制御部8は、ユーザに対して登録したい音
声(通常は相手の名前)の発声を促すメッセージを流
す。例えば、「『ピッ』という発信音の後に記憶させた
い相手先の名前をご発声下さい。」というメッセージを
流し、ステップ3;このメッセージに従ってユーザが登
録したい音声を発声する。例えば、ユーザが「たなか」
と発声したとすると、この音声は音声認識制御部8に伝
えられ、ステップ4;音声認識制御部8は、これをA/
D変換部2に渡す。A/D変換部2では、受け取ったア
ナログの音声信号をデジタル・サンプリングしてPCM
変調し、ステップ5;PCM変調されたデジタル・デー
タを音声認識制御部8が受け取り、特徴抽出部3に渡
す。特徴抽出部3は、渡されたデジタル・データをメル
・ケプストラムと呼ばれる特徴データに変換し、ステッ
プ6;音声認識制御部8は、この変換された特徴データ
を特徴抽出部3から得て、特徴データ記憶部4に格納す
る。
けて登録する場合には、図3に示すように、ステップ
1;ユーザが電話機10のハンドセットをとり、ボタン操
作によって「音声認識によるダイアル実行の登録」を指
示する。ここでは、この機能を表わす「#123」とい
うボタン操作が行なわれたものとする。この「#12
3」のボタン操作の代わりに、電話機側に専用の「音声
認識登録ボタン」を設けてもよい。このボタン操作は、
音声認識装置9の音声認識制御部8に伝わり、ステップ
2;音声認識制御部8は、ユーザに対して登録したい音
声(通常は相手の名前)の発声を促すメッセージを流
す。例えば、「『ピッ』という発信音の後に記憶させた
い相手先の名前をご発声下さい。」というメッセージを
流し、ステップ3;このメッセージに従ってユーザが登
録したい音声を発声する。例えば、ユーザが「たなか」
と発声したとすると、この音声は音声認識制御部8に伝
えられ、ステップ4;音声認識制御部8は、これをA/
D変換部2に渡す。A/D変換部2では、受け取ったア
ナログの音声信号をデジタル・サンプリングしてPCM
変調し、ステップ5;PCM変調されたデジタル・デー
タを音声認識制御部8が受け取り、特徴抽出部3に渡
す。特徴抽出部3は、渡されたデジタル・データをメル
・ケプストラムと呼ばれる特徴データに変換し、ステッ
プ6;音声認識制御部8は、この変換された特徴データ
を特徴抽出部3から得て、特徴データ記憶部4に格納す
る。
【0016】ステップ7;次に、音声認識制御部8は、
ユーザに対して、記憶させるべき電話番号を入力するよ
うに、「電話番号を入力して下さい。」というメッセー
ジを伝え、ステップ8;ユーザが「たなか」に対応する
電話番号、例えば、電話番号「111−2222」を入
力すると、ステップ9;この電話番号を受け取った音声
認識制御部8は、電話番号記憶部5に「たなか」という
特徴データと対応付ける形で、具体的には「たなか」と
いう特徴データが記憶されているアドレスと共に電話番
号を記憶させる。次いで、ステップ10;音声認識制御
部8は、ユーザに「登録が完了しました。」というメッ
セージを流して登録の完了を伝える。
ユーザに対して、記憶させるべき電話番号を入力するよ
うに、「電話番号を入力して下さい。」というメッセー
ジを伝え、ステップ8;ユーザが「たなか」に対応する
電話番号、例えば、電話番号「111−2222」を入
力すると、ステップ9;この電話番号を受け取った音声
認識制御部8は、電話番号記憶部5に「たなか」という
特徴データと対応付ける形で、具体的には「たなか」と
いう特徴データが記憶されているアドレスと共に電話番
号を記憶させる。次いで、ステップ10;音声認識制御
部8は、ユーザに「登録が完了しました。」というメッ
セージを流して登録の完了を伝える。
【0017】次に、ユーザが音声を入力して自動ダイヤ
ルする場合の動作は、図4に示す手順で行なわれる。先
ず、ステップ11;ユーザは、音声認識による自動ダイ
アルを実行することを、例えば「#234」のボタン操
作で音声認識制御部8に伝え、ステップ12;音声認識
制御部8は、「#234」のボタン操作を検出すると、
ユーザに発声を促すメッセージを伝える。例えば、
「『ピッ』という発信音の後に掛けたい相手先の名前を
ご発声下さい。」というメッセージを流し、ステップ1
3;ユーザがメッセージに従って相手先の名前「たな
か」を発声すると、ステップ14;音声認識制御部8
は、「たなか」というアナログ音声信号を受け取って、
A/D変換部2に渡す。A/D変換部2は、この信号に
対してデジタル・サンプリングを施して、PCM変調を
行ない、ステップ15;音声認識制御部8は、A/D変
換されたデジタル・データを受け取ると、それを特徴抽
出部3に渡す。特徴抽出部3は、そのデジタル・データ
をメル・ケプストラムと呼ばれる特徴データに変換す
る。
ルする場合の動作は、図4に示す手順で行なわれる。先
ず、ステップ11;ユーザは、音声認識による自動ダイ
アルを実行することを、例えば「#234」のボタン操
作で音声認識制御部8に伝え、ステップ12;音声認識
制御部8は、「#234」のボタン操作を検出すると、
ユーザに発声を促すメッセージを伝える。例えば、
「『ピッ』という発信音の後に掛けたい相手先の名前を
ご発声下さい。」というメッセージを流し、ステップ1
3;ユーザがメッセージに従って相手先の名前「たな
か」を発声すると、ステップ14;音声認識制御部8
は、「たなか」というアナログ音声信号を受け取って、
A/D変換部2に渡す。A/D変換部2は、この信号に
対してデジタル・サンプリングを施して、PCM変調を
行ない、ステップ15;音声認識制御部8は、A/D変
換されたデジタル・データを受け取ると、それを特徴抽
出部3に渡す。特徴抽出部3は、そのデジタル・データ
をメル・ケプストラムと呼ばれる特徴データに変換す
る。
【0018】ステップ16;音声認識制御部8は、特徴
抽出部3から得た特徴データを特徴比較部7に渡す。特
徴比較部7は、特徴データ記憶部3に記憶されたデータ
と、渡されたデータとを比較して、一致したデータのア
ドレスを音声認識制御部8に返し、ステップ17;音声
認識制御部8は、特徴比較部7からアドレスを受取る
と、電話番号記憶部5に記憶されたアドレスの中から同
じものを捜し出し、一致する電話番号「111−222
2」を取り出して、ステップ18;これをダイアル実行
部6に渡す。ダイアル実行部6は、渡された電話番号に
対応するダイアル・パルスまたはトーンを発生し、それ
によって「たなか」と共に記憶されている電話番号「1
11−2222」の電話に回線がつながる。
抽出部3から得た特徴データを特徴比較部7に渡す。特
徴比較部7は、特徴データ記憶部3に記憶されたデータ
と、渡されたデータとを比較して、一致したデータのア
ドレスを音声認識制御部8に返し、ステップ17;音声
認識制御部8は、特徴比較部7からアドレスを受取る
と、電話番号記憶部5に記憶されたアドレスの中から同
じものを捜し出し、一致する電話番号「111−222
2」を取り出して、ステップ18;これをダイアル実行
部6に渡す。ダイアル実行部6は、渡された電話番号に
対応するダイアル・パルスまたはトーンを発生し、それ
によって「たなか」と共に記憶されている電話番号「1
11−2222」の電話に回線がつながる。
【0019】また、図1の音声認識装置9に、ユーザの
ID(例えば社員番号)を記憶するユーザID記憶部
と、ユーザが発声したIDを識別するユーザID識別部
とを追加し、ステップ3またはステップ13において、
ユーザが「たなか」と発声する前に、ユーザに自分のI
Dを言わせるように変更することができる。
ID(例えば社員番号)を記憶するユーザID記憶部
と、ユーザが発声したIDを識別するユーザID識別部
とを追加し、ステップ3またはステップ13において、
ユーザが「たなか」と発声する前に、ユーザに自分のI
Dを言わせるように変更することができる。
【0020】これは「特定話者の音声認識技術」として
最近広く用いられている方法を本発明に適用するもので
あり、こうすることにより、音声認識制御部8は話者を
識別できるため、ユーザ毎の特徴データを用いることが
可能になり、音声認識の認識率を向上させることができ
る。
最近広く用いられている方法を本発明に適用するもので
あり、こうすることにより、音声認識制御部8は話者を
識別できるため、ユーザ毎の特徴データを用いることが
可能になり、音声認識の認識率を向上させることができ
る。
【0021】
【発明の効果】以上の実施例の説明から明らかなよう
に、本発明では、PBX装置に音声認識による自動ダイ
ヤル機能を持たせているため、個々の電話機にこの機能
を持たせる場合に比べて、より少ないハードウェアで済
ますことができる。そのため、PBXと電話機とのシス
テムを導入する際の価格が安価になり、ユーザの経済的
負担が軽減される。
に、本発明では、PBX装置に音声認識による自動ダイ
ヤル機能を持たせているため、個々の電話機にこの機能
を持たせる場合に比べて、より少ないハードウェアで済
ますことができる。そのため、PBXと電話機とのシス
テムを導入する際の価格が安価になり、ユーザの経済的
負担が軽減される。
【図1】本発明のPBX装置における一実施例の構成を
示す機能ブロック図、
示す機能ブロック図、
【図2】前記実施例における音声認識装置の回路ブロッ
ク図、
ク図、
【図3】実施例の装置における音声登録動作のフローチ
ャート、
ャート、
【図4】実施例の装置における自動ダイヤル動作のフロ
ーチャートである。
ーチャートである。
1 回線交換部 2 A/D変換部 3 特徴抽出部 4 特徴データ記憶部 5 電話番号記憶部 6 ダイアル実行部 7 特徴比較部 8 音声認識制御部 9 音声認識装置 10 電話機 11 CPU 12 ROM 13 RAM 14 パルス/トーン発声回路 15 A/D変換回路
Claims (2)
- 【請求項1】 回線交換手段を備えるPBX装置におい
て、音声認識に基づく自動ダイヤル手段を設けたことを
特徴とするPBX装置。 - 【請求項2】 前記音声認識に際して、ユーザのIDを
識別する識別手段を設けたことを特徴とする請求項1に
記載のPBX装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP11250593A JPH06303320A (ja) | 1993-04-16 | 1993-04-16 | Pbx装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP11250593A JPH06303320A (ja) | 1993-04-16 | 1993-04-16 | Pbx装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH06303320A true JPH06303320A (ja) | 1994-10-28 |
Family
ID=14588337
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP11250593A Pending JPH06303320A (ja) | 1993-04-16 | 1993-04-16 | Pbx装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH06303320A (ja) |
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
GB2317782A (en) * | 1996-09-30 | 1998-04-01 | Matsushita Electric Ind Co Ltd | Voice dialling server for branch exchange telephone systems |
US6795533B2 (en) | 2001-08-24 | 2004-09-21 | Mitel Knowledge Corporation | Intermediate voice and DTMF detector device for improved speech recognition utilization and penetration |
KR100539909B1 (ko) * | 1998-12-24 | 2006-03-09 | 삼성전자주식회사 | 사설 교환시스템에서 디사 라인을 통한 음성 다이얼링 방법 |
-
1993
- 1993-04-16 JP JP11250593A patent/JPH06303320A/ja active Pending
Cited By (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
GB2317782A (en) * | 1996-09-30 | 1998-04-01 | Matsushita Electric Ind Co Ltd | Voice dialling server for branch exchange telephone systems |
GB2317782B (en) * | 1996-09-30 | 2001-05-02 | Matsushita Electric Ind Co Ltd | Voice dialling server for branch exchange telephone systems |
KR100539909B1 (ko) * | 1998-12-24 | 2006-03-09 | 삼성전자주식회사 | 사설 교환시스템에서 디사 라인을 통한 음성 다이얼링 방법 |
US6795533B2 (en) | 2001-08-24 | 2004-09-21 | Mitel Knowledge Corporation | Intermediate voice and DTMF detector device for improved speech recognition utilization and penetration |
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