JPH098894A - 音声認識コードレス電話機 - Google Patents

音声認識コードレス電話機

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Publication number
JPH098894A
JPH098894A JP7151867A JP15186795A JPH098894A JP H098894 A JPH098894 A JP H098894A JP 7151867 A JP7151867 A JP 7151867A JP 15186795 A JP15186795 A JP 15186795A JP H098894 A JPH098894 A JP H098894A
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JP
Japan
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voice
pattern
name
voice pattern
speaker
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Application number
JP7151867A
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English (en)
Inventor
Akihiro Fuku
昭弘 富久
Yutaka Nishino
豊 西野
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Nippon Telegraph and Telephone Corp
Original Assignee
Nippon Telegraph and Telephone Corp
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Publication date
Application filed by Nippon Telegraph and Telephone Corp filed Critical Nippon Telegraph and Telephone Corp
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 コードレス電話機における音声パターンの登
録時に、指示されたとおりに発声することで入力できる
ようにする。 【構成】 子機100において音声パターンを登録する
ときには、制御部8Aにより登録モードに切り替え、表
示器2に発声者に発生させる数字Nを0より順に指示
し、発声を促す。これをみて操作者は表示に続いてマイ
クロホン4に向かって数字Nの発声を行い、数字を音声
パターンとして登録する。この操作を全数字,記号につ
いて行うことで音声パターンの登録を終了する構成を特
徴としている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、音声認識を利用して音
声によりダイヤル発信を行う音声認識コードレス電話機
に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、コードレス電話機への音声パター
ンの登録において、電話機自身が有するダイヤルキーを
使用し、ダイヤルキーの押下とそのキーに対応する数字
の発声を行うことで数字音声パターンをダイヤルキーと
対応付けて登録していた。また、相手先の呼び名に対応
する電話番号も、電話機自身が有するダイヤルキーを使
用して入力していた。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】以上のように、コード
レス電話機等へ音声パターンを登録する際、ダイヤルキ
ーの押下操作とその発声を連続して行うことで、音声パ
ターンと意味の対応付けを行っていたので、電話機自身
に必ずダイヤルキーが必要であり、小型の携帯通信通話
端末でダイヤルキーを実装できないものでは、音声パタ
ーンの登録が困難であった。
【0004】本発明は、前記問題点を解決するためにな
されたもので、その目的は、コードレス電話機に音声の
発声をガイドするための表示器または音声合成器を設
け、音声パターン登録、発声者へ発声の内容と発声時点
を数字や文字または音声で指示して、前記表示器または
音声合成器の指示内容と操作者の発声した音声とを対応
付けることで、音声パターンと意味の対応付けを行い、
ダイヤルキーを用いることなく音声による登録,発信を
行いうる音声識別コードレス電話機を提供することにあ
る。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明にかかる請求項1
に記載の発明においては、無線により公衆基地局または
/および親機と接続し通話やデータ通信するための無線
部と、マイクロホンから入力される発声者の音声を音声
パターンとして登録する音声パターン格納部と、マイク
ロホンから入力される音声を登録された音声パターンと
照合し認識する音声照合部と、発声者に情報を提示する
表示器と前記音声パターンの登録を行う登録モードと音
声パターンの照合・認識をしてダイヤル発信を行う発信
モードとを切り替え、登録モードのときは前記表示器に
数字や文字記号やコマンドを順次表示し、発声者に発声
のタイミングを与えるとともに発声を促し、該発声を表
示された数字や文字記号やコマンドの音声パターンとし
て登録し、発信モードのときは、発声された数字音声や
文字記号の音声やコマンド音声を登録した音声パターン
と照合して認識し、該当する数字および文字記号に対応
したダイヤル信号を送出し、かつ該当するコマンドを実
行させる制御部とを有するものである。
【0006】また、請求項2に記載の発明は、登録モー
ド,発信モードの他に発信名称登録モードを備え、制御
部は発信先名称登録モードのときは、表示器に提示され
た文字または記号に対応する相手先の名称を発声させ、
発信先の名称の音声パターンとして登録し、かつ相手の
電話番号を上記数字音声パターンを使用して、音声認識
により入力を行い、該発信先名称音声パターンに対応付
けて登録し、発信モードのときは、発信先の名称を音声
入力することにより音声認識して該発信先名称音声パタ
ーンに対応付けて登録されている電話番号にダイヤル発
信するものである。
【0007】さらに、請求項3に記載の発明は、表示器
にかえて音声により指示を行う音声合成器を用いたもの
である。
【0008】
【作用】以上のような構成を有する請求項1に記載の発
明によれば、表示器に表示された指示通りに発生するこ
とで登録ができ、音声認識コードレス電話機においてダ
イヤルキーを装備しなくても音声パターンの登録が可能
となる。
【0009】また、請求項2に記載の発明によれば、発
信先名称の登録も可能となる。さらに、請求項3に記載
の発明によれば、音声によって操作者に指示が与えられ
る。
【0010】
【実施例】以下、本発明の実施例を図面に基づいて説明
する。
【0011】〔第1実施例〕図1は、本発明の音声認識
コードレス電話機の第1実施例(請求項1に対応)の構
成を示すブロック図である。
【0012】図1において、100は本発明に係わる音
声認識コードレス電話機(以下、子機という)、200
は無線により子機100に接続し、内線通話および公衆
回線への接続を行う親機、300は無線によりコードレ
ス電話機と公衆網とを接続する公衆基地局、400は前
記公衆基地局300や親機200を接続する公衆網であ
る。
【0013】子機100は、親機200または公衆基地
局300と無線通信を行う無線部1と、発声者に情報を
提示する表示器2と、スピーカ3と、マイクロホン4
と、電話帳データベース5(以下、電話帳DBという)
と、パターンマッチングにより音声認識を行う音声照合
部6と、パターンマッチングに用いる音声パターンを格
納する音声パターン格納部7と、無線通信を制御した
り、マイクロホン4やスピーカ3から入出力される音声
信号を無線部1や音声照合部6に切り替えたり、登録モ
ードや発信モードにモード切り替えしたり、表示器2に
情報を表示させる制御部8Aとにより構成されている。
そして、制御部8Aには電話番号用メモリ8mを備えて
いる。
【0014】このような構成の音声認識コードレス電話
機である子機100に、発声者はマイクロホン4へ、数
字音声を表示器2の指示に従って発声することで、音声
パターンを登録し、また、その登録パターンを利用して
音声入力によりダイヤル発信することができる。
【0015】図1の実施例における登録および発信の詳
細を、次の図2,図3を用いて説明する。
【0016】図2は、図1の実施例における子機100
による音声パターンの登録処理動作の一例を示すフロー
チャートであり、(1)〜(16)は各ステップを示
す。
【0017】音声パターンの登録モードが開始すると、
子機100の表示器2に発声者に発声させる数字Nを0
より順に提示し(1),(2)、発声を促す。発声者
は、数字Nが提示されたら子機100のマイクロホン4
に向かって数字Nを発声する。子機100は発声された
当該音声を収録・分析し(3)、当該音声のパワーや継
続時間が予め設定したしきい値以上である場合は
(4)、数字Nの音声パターンとして音声パターン格納
部7へ登録する(7)。しきい値を越えない場合は、発
声者に警告音を発し(5)、再度発声させる数字Nを提
示して、再発声を促す(6)。この手順を0より9まで
の数字について繰り返し行う(8),(9)。次に、上
記の数字音声登録手順と同様の繰り返しで、数字音声パ
ターンに加えて“#”や“*”の記号および“終了”,
“発信”,“中止”等のコマンドを発声者に提示して、
発声を促し(10)〜(14)、音声パターンを登録す
る(15)。全部の音声パターンの登録が終了したら登
録モードを終了する(16)。
【0018】表示器2が“終了”や“発信”等複雑な文
字を表示できない場合は、事前に代用で表示する記号を
決めて、表示に使用する。
【0019】上記において、指示される数字と実際の電
話番号との対応について説明すると、あらかじめ表示の
数字とダイヤル番号とは対応付けられており、制御部8
A内にダイヤル信号を出す機能があり、ここで数字とダ
イヤルトーン信号が対応付けられている。ここに電話発
信する数字の情報(音声で発声され、認識したもの)を
送り、親機200または公衆基地局300にダイヤル発
信する。
【0020】図3は、図1の実施例における子機100
による発信処理動作の一例を示すフローチャートであ
り、(21)〜(29)は各ステップを示す。
【0021】発信モードが開始すると、入力を促す“入
力”を表示器2に表示する(21)。そして、マイクロ
ホン入力の収録分析を開始する(22)。音声パワーの
強度とその継続時間により音声入力の開始と発声の終端
を検知し、入力音声とする(23)。音声パワーがしき
い値を越えない場合や継続時間が予め設定した時間に満
たない場合は、雑音または発声の失敗として発声者に警
告音を発声し(24)、再発声を促す。
【0022】入力された音声は、パターン照合によりも
っとも近い音声パターンに認識され(25)、数字に認
識された場合は、発信先の電話番号用メモリ8mの上位
から順番にストアする(26),(27)。そして、発
声者に確認させるために、確認した数字を表示する(2
8)。そして、次の数字の入力状態に戻る。発声者は、
認識結果を確認したうえで次の桁を発声する。全部の桁
を発声し終わった場合は、発信者は、「しゅうりょう」
を発声する(26)。制御部8Aは、「しゅうりょう」
というコマンドを認識した場合は、発信番号入力が終了
したと判断し、電話番号用メモリ8mの電話番号をダイ
ヤル発信する(29)。
【0023】この例では、数字に認識した場合は、一度
電話番号用メモリに蓄積したうえで、番号発声が終了し
たら一気にダイヤル発信を行うが、発信番号の数字を認
識するごとにその数字をダイヤル発信することも可能で
ある。
【0024】また、発信番号の入力の終了には、上記
「終了」等を発声させる以外に、一定時間以上音声入力
の間隔があいた場合も入力が終了したと判断し、上記電
話番号用メモリの電話番号をダイヤル発信することも可
能である。
【0025】さらに、ここでのモードの切り替えは、物
理スイッチによる手動切り替えとするほかに、音声認識
によりモードを切り替える方法を採用することが可能で
ある。例えば、上記登録モードにおいて、コマンドとし
て“登録モード”を音声パターンに登録しておく。デフ
ォルトの発信モードにおいて、該“登録モード”コマン
ドが認識された場合は、登録モードに切り替えること
で、音声認識によるモード切り替えが実現できる。
【0026】〔第2実施例〕図4は、本発明の第2実施
例(請求項2に対応)の構成を示すブロック図で、図1
の第1実施例との相違点は、制御部8Bを用いて、図1
の制御部8Aの機能の上に、さらに、発信先の名称の音
声パターンの処理機能を加えていることである。なお、
8mは電話番号用メモリである。
【0027】以下に、図4の第2実施例における登録お
よび発信の詳細を、次の図5,図6を用いて説明する。
【0028】図5,図6は、発信先名称の音声パターン
および発信電話番号の登録処理動作の一例を示すフロー
チャートである。この例では、システムのユーザ管理番
号Uidを発声者(操作者)に提示し、Uidと発信先
の名称音声パターンと発信電話番号Didとを対応させ
て登録する場合を示している。なお、図5,図6におけ
る(31)〜(57)は各ステップを示す。
【0029】まず、数字音声,文字記号およびコマンド
音声のパターンを上記の登録例により登録する。
【0030】次に、発信先名称登録モードが開始する
と、音声認識コードレス電話機である子機100は表示
器2に“Uid発声”を表示し(31)、発声者にユー
ザIDの発声を促す。発声者は、表示器2の表示に続い
て、登録したいユーザの管理番号Uidを一桁ずつ子機
100のマイクロホン4に向かい発声する。子機100
は発声された当該音声を収録・分析し(32)、当該音
声のパワーや継続時間が予め設定したしきい値以上であ
る場合は(33)、音声照合部6において音声認識を行
い、管理番号Uidの一桁目の数字としUidメモリの
上位から順にストアする。
【0031】ステップ(33)において、発声された音
声が、設定条件を満たさない場合は、発声者に警告音と
共に点滅など正常時の提示とは異なった表示を提示し
て、再発生を促す(34)。
【0032】この処理を繰り返し管理番号Uidの全部
の桁の数字を求める。図5ではUidが上位桁と下位桁
の2桁の場合の例を示しており、大略、ステップ(3
1)〜(37)は上位桁,ステップ(38)〜(43)
は下位桁の登録に対応している。
【0033】管理番号Uidの入力が終了したら(4
4)、表示器2に“名称発声”を提示し、発声者に発信
先の名称の発声を指示する(45)。発声者は指示され
たら子機100のマイクロホン4に向かって発信先名称
を発声する(46)。発声された音声のパワーや継続時
間が予め設定したしきい値以上である場合は(47)、
管理番号Uidの音声パターンとして登録する(4
9)。発声された音声が、音声パワーまたは継続時間の
うち、どちらか一方でもしきい値を越えない場合は、発
声者に警告音と共に点滅など正常時の提示とは異なった
表示を提示して、再発生を促す(48)。
【0034】発信先の名称音声パターンが登録された
ら、表示器2に“No.”を提示して(50)、発声者
に発信電話番号Didの発声を指示する。一桁ずつ上位
の桁から発声させ、前記の数字音声パターンを使用し
て、音声照合を行い(51)〜(54)、認識結果を発
信番号の上位から順に登録する(56)。この処理を発
信先電話番号の最後の桁が認識されるまで繰り返し、格
納する。発信先電話番号の発声が最後の桁まで終了した
場合は、発声者は、発声終了コマンド「しゅうりょう」
を発声する(55)。子機100は音声認識結果に“し
ゅうりょう”が認識されたら発信電話番号Didの入力
が終了したものと判断し、管理番号Uidに対応する発
信先電話番号としてDidを電話帳DB5に登録し、発
信先名称の登録モードを終了する(57)。
【0035】利用にあたっての最初のユーザ登録では、
コードレス電話機が自動的に1より順次Uidを与え
て、Uidの入力処理を省略することで効率よく発信先
名称音声パターンおよび発信電話番号を登録することも
可能である。
【0036】また、登録された内容に変更が生じた場合
は、前記記録モードで登録パターンや発信番号情報を上
書きを行うことで内容を変更する。
【0037】図7,図8は、発信先名称の音声パターン
を使用する発信処理動作の一例を示すフローチャートで
ある。図中の(61)〜(79)は各ステップを示す。
【0038】発信モードが開始すると、入力を促す“入
力”を表示器2に表示する(61)。マイクロホン入力
の収録分析を開始する(62)。音声パワーの強度とそ
の継続時間により音声入力の開始と発声の終端を検知
し、入力音声とする。音声パワーがしきい値を越えない
場合や継続時間が予め設定した時間に満たない場合は
(63)、雑音または発声の失敗として発声者に警告音
を発し、再発声を促す(64)。
【0039】条件を満たした入力音声は、パターン照合
によりもっとも近い音声パターンに認識され(65)、
発信先名称に確認された場合は、電話帳DB5より相手
名称に対応付けられた電話番号を検索し、該電話番号ま
たはUidを表示器2に提示して、該電話番号をダイヤ
ル発信し、回線を接続する(69)〜(71)。
【0040】入力音声が数字に認識された場合は(6
6),(68)、上記第1実施例の発信モードと同様
に、発信先の電話番号用メモリの上位から順番にストア
する(72)。そして、発声者に確認させるために、確
認した数字を表示する(73)。そして、次の数字の入
力状態に戻る(74)〜(78)。発声者は認識結果を
確認したうえで次の桁を発声する(74)。全部の桁を
発声し終わった場合は、発声者は、「しゅうりょう」を
発声する(78)。制御部8Bは、「しゅうりょう」と
いうコマンドを確認した場合は、発信番号入力が終了し
たと判断し、電話番号用メモリの電話番号をダイヤル発
信する(79)。
【0041】ここで、発信先の電話番号の入力中には、
相手名称の入力を認めなければ、認識対象を数字に限定
することで、認識精度や処理速度を向上することができ
る。
【0042】この例では、数字に認識した場合は一度電
話番号用メモリ8mに蓄積したうえで番号発声が終了し
たら一気にダイヤル発信を行うが、音声認識性能が優秀
な場合は発信番号の数字を認識するごとにその数字をダ
イヤル発信しても実用になる。
【0043】また、ここでのモードの切り替えも、物理
スイッチによる手動による切り替えと音声認識により切
り替える方法を採用することが可能である。
【0044】〔第3実施例〕図9は、本発明の第3実施
例(請求項3に対応)の構成を示すブロック図である。
【0045】この第3実施例は、図1,図4に示す第
1,第2実施例における表示器2に代えて音声合成部9
を用い、制御部を8Cとしたものである。なお、8mは
電話番号用メモリを示す。
【0046】子機100は、無線通信を行う無線部1と
発声者に指示をするための音声を作る音声合成部9と、
スピーカ3と、マイクロホン4と、電話帳DB5と、パ
ターンマッチングにより音声認識を行う音声照合部6
と、パターンマッチングに用いる音声パターンを格納す
る音声パターン格納部7と、マイクロホン4やスピーカ
3から入出力される音声信号を無線部1や音声照合部6
に切り替えたり、音声合成部9に発声情報を出したり等
の、無線通信を制御する制御部8Cとにより構成されて
いる。
【0047】このような構成の子機100に、発声者は
マイクロホン4へ、数字音声、発信先の電話番号、発信
先の名称をスピーカ3からの音声による指示に従って発
声することで、音声パターンを登録し、また、その登録
パターンを利用して音声入力によりダイヤル発信するこ
とができる。
【0048】本発明の第3実施例における登録および発
信の詳細を、次の図10〜図15を用いて説明する。
【0049】図10は、図9の第3実施例における子機
100における音声パターンの登録処理動作の一例を示
すフローチャートである。図中の(91)〜(108)
は、各ステップを示す。
【0050】音声パターンの登録モードが開始すると、
子機100の音声合成部9で作成されたガイダンス音声
がスピーカ3より発声者に提示される(91)。次に、
発声させる数字Nを0より順に発声で提示し、発声者に
続いて発声することを促す(92),(93)。発声者
は、数字Nが提示されたら子機100のマイクロホン4
に向かって数字Nを発声する。子機100は発声された
当該音声を収録・分析し(94)、当該音声のパワーや
継続時間が予め設定したしきい値以上である場合は(9
5)、数字Nの音声パターンとして音声パターン格納部
7へ登録する(98)。しきい値を越えない場合は発声
者に警告音を発し(96)、再度発声させる数字Nを提
示して、再発声を促す。この手順を0より9までの数字
について繰り返しおこなう(99),(100)。次に
上記の数字音声登録手順と同様の繰り返しで、数字音声
パターンに加えて“#”や“*”の記号および“終
了”,“発信”,“中止”等のコマンドを発声者に音声
で提示して、発声を促し、音声パターンを登録する(1
01)〜(107)。全部の音声パターンの登録が終了
したら登録モードを終了する(108)。
【0051】図11は図9の第3実施例における発信処
理動作の一例を示すフローチャートである。なお、(1
11)〜(118)は各ステップを示す。
【0052】発信モードが開始すると、発信番号入力を
促すガイダンスをスピーカ3より音声で提示する(11
1)。そして、マイクロホン入力の収録分析を開始する
(112)。音声パワーの強度のその継続時間により音
声入力の開始と発声の終端を検知し、入力音声とする。
音声パワーがしきい値を越えない場合や継続時間が予め
設定した時間に満たない場合は(113)、雑音または
発声の失敗として発声者に警告音を発し(114)、再
発声を促すガイダンス音声を提示する。
【0053】入力された音声は、パターン照合によりも
っとも近い音声パターンに認識され(115)、数字に
確認された場合は(116)、発信先の電話番号用メモ
リの上位から順番にストアする(117)。そして、発
声者に確認させるために、認識した数字を音声合成部9
で作成しスピーカ3より提示する。そして、次の数字の
入力状態に入る。発声者は、認識結果を音声で確認した
うえでの次の桁を発声する。全部の桁を発声し終わった
場合は、発声者は、「しゅうりょう」を発声する(11
6)。制御部8Cは「しゅうりょう」というコマンドを
認識した場合は、発信番号入力が終了したと判断し、電
話番号用メモリ8mの電話番号をダイヤル発信する(1
18)。
【0054】この例では、数字に認識した場合は一度電
話番号用メモリ8mに蓄積したうえで、番号発声が終了
した時点で一気にダイヤル発信を行うが、音声認識性能
が優秀な場合には、発信番号の数字を認識するごとにそ
の数字をダイヤル発信しても実用可能である。
【0055】また、ここでの登録および発信のモードの
切り替えは、物理スイッチによる手動による切り替えと
音声認識により切り替える方法を採用することが可能で
ある。
【0056】次に、図9の第3実施例における発信先名
称音声パターンによる登録および発信処理の詳細を、次
の図12,図13を用いて説明する。
【0057】図12,図13は、発信先名称音声パター
ンおよび発信電話番号の登録処理動作の一例を示すフロ
ーチャートである。この例では、システムのユーザ管理
番号Uidを発声者に音声で提示し、Uidと発信先の
名称音声パターンと発信電話番号Didとを対応させて
登録する場合を示している。なお、図中の(121)〜
(147)は各ステップを示す。
【0058】まず、数字音声,文字記号およびコマンド
音声のパターンを上記の登録例により登録する。
【0059】次に、発信先名称の登録モードが開始する
と子機100はスピーカ3から音声ガイダンス「登録す
るUidを一桁ずつ発声してください。」を提示し(1
21)、発声者にユーザIDの発声を促す。発声者は、
音声ガイダンスに続いて、登録したいユーザの管理番号
Uidを一桁ずつ上位の桁からコードレス電話機のマイ
クロホン4に向かい発声する。子機100は発声された
当該音声を収録・分析し(122)、当該音声のパワー
や継続時間が予め設定したしきい値以上である場合は
(123)、音声照合部6において音声認識を行い、管
理番号Uidの一桁目の数字とUidメモリの上位から
順にストアする。
【0060】発声された音声が、設定条件を満たさない
場合は(123)、発声者に警告音を発し再発声を促す
音声ガイダンスを提示する(124)。
【0061】この処理を繰り返し管理番号Uidの全部
の桁の数字を求める(125)〜(134)。図12で
はUidが二桁の場合の例を示している。
【0062】管理番号Uidの入力が終了したら(13
4)、スピーカ3から音声ガイダンス「登録する発信先
名称を発声してください。」を提示し(135)、発声
者に発信先の名称の発声を指示する。発声者は子機10
0のマイクロホン4に向かって発信先名称を発声する。
発声された音声のパワーや継続時間が予め設定したしき
い値以上である場合は(136),(137)、管理番
号Uidの音声パターンとして登録する(139)。発
声された音声が、音声パワー,継続時間のいずれか一方
でもしきい値を越えない場合は、発声者に警告音を発し
(138)、再発声を促す音声ガイダンスを提示する。
【0063】発信先名称音声パターンが登録されたら、
スピーカ3から音声ガイダンス「登録する電話番号を一
桁ずつ上位から発声してください。」を提示して(14
0)、発声者に発信電話番号Didの発声を指示する。
一桁ずつ上位の桁から発声させ、前記の数字音声パター
ンを使用して、音声照合を行い(141)〜(14
4)、認識結果を発信番号の上位から順に登録する(1
46)。この処理を発信先電話番号の最後の桁が認識さ
れるまで繰り返し格納する。発信先電話番号の発声が最
後の桁まで終了した場合は(145)、発声者は、発声
終了コマンド「しゅうりょう」を発声する。子機100
は音声認識結果に“しゅうりょう”が認識されたら発信
電話番号Didの入力が終了したものと判断し、管理番
号Uidに対応する発信先電話番号としてDidを電話
帳DB5に登録し(147)、受診先名称の登録モード
の最初に戻る(121)。
【0064】利用にあたっての最初のユーザ登録では、
子機100が自動的に1より順次Uidを与えて、Ui
dの入力処理を省略することで効率良く発信先名称パタ
ーンおよび発信電話番号を登録することも可能である。
【0065】また、登録された内容に変更が生じた場合
は、前記登録モードで登録パターンや発信番号情報を上
書きを行うことで内容を変更する。
【0066】図14,図15は、図9の第3実施例にお
ける発信先名称音声パターンを使用する発信処理動作の
一例を示すフローチャートである。なお、図中の(15
1)〜(169)は各ステップを示す。
【0067】発信モードが開始すると、入力を促す音声
ガイダンス「入力してください」をスピーカ3より提示
する(151)。そして、マイクロホン入力の収録分析
を開始する(152)。音声パワーの強度とその継続時
間により音声入力の開始と発声の終端を検知し、入力音
声とする(153)。音声パワーがしきい値を越えない
場合や継続時間が予め設定した時間に満たない場合は、
雑音または発声の失敗として発声者に警告音を発し(1
54)、再発声を促す。
【0068】条件を満たした入力音声は、パターン照合
によりもっとも近い音声パターンに認識され(15
5)、発信先名称に認識された場合は(156)〜(1
58)、電話帳DB5より相手名称に対応付けられた電
話番号を検索し(159)、該電話番号またはUidを
音声により提示して、該電話番号をダイヤル発信し(1
61)、回線を接続する。
【0069】入力音声が、数字に認識された場合は(1
58)、第1実施例における発信モード(図3参照)と
同様に、発信先の電話番号用メモリの上位から順番にス
トアする(162)。そして、次の発声を促す、確認音
を出し(163)、次の数字の入力状態に戻る(16
4)〜(168)。発声者は認識結果を確認したうえで
次の桁を発声する。全部の桁を発声し終わった場合は、
発声者は、「しゅうりょう」を発声する。制御部8C
は、「しゅうりょう」というコマンドを認識した場合は
(168)、発信番号入力が終了したと判断し、電話番
号用メモリの電話番号をダイヤル発信する(169)。
【0070】ここで、発信先の電話番号の入力中には、
相手名称の入力を認めなければ、認識対象を数字に限定
することで、認識精度や処理速度を向上することができ
る。
【0071】また、子機100がメモリを十分有する場
合は、音声パターンの登録モードにおいて、音声パター
ンを登録する時に同時に音声パターンの波形情報を蓄積
しておき、認識結果の確認のために、上記蓄積波形情報
を再生して発声者に提示することに使用することが可能
である。
【0072】この例では、数字に認識した場合は一度電
話番号用メモリ8mに蓄積したうえで、番号発声が終了
したら一気にダイヤル発信を行うが、音声認識性能が優
秀な場合は発信番号の数字を認識するごとにその数字を
ダイヤル発信しても実用になる。
【0073】また、ここでのモードの切り替えも、物理
スイッチによる手動による切り替えと音声認識により切
り替える方法を採用することが可能である。
【0074】なお、本発明は、上述した各実施例に限定
されるものではなく、その要旨を逸脱しない範囲におい
て種々変更可能である。
【0075】
【発明の効果】以上のように本発明にかかる請求項1に
記載の発明は、無線により前記公衆基地局または/およ
び親機と接続し通話やデータ通信するための無線部と、
マイクロホンから入力される発声者の音声を音声パター
ンとして登録する音声パターン格納部と、マイクロホン
から入力される音声を登録された音声パターンと照合し
認識する音声照合部と、発声者に情報を提示する表示器
と、前記音声パターンの登録を行う登録モードと音声パ
ターンの照合・認識をしてダイヤル発信を行う発信モー
ドとを切り替え、登録モードのときは前記表示器に数字
や文字記号やコマンドを順次表示し、発声者に発声のタ
イミングを与えるとともに、発声を促し、該発声を表示
された数字や文字記号やコマンドの音声パターンとして
登録し、発信モードのときは、発声された数字音声や文
字記号の音声やコマンド音声を登録した音声パターンと
照合して認識し、該当する数字および文字記号に対応し
たダイヤル信号を送出し、かつ該当するコマンドを実行
させる制御部とを有するので、コードレス電話機にダイ
ヤルキーを必要とせずに音声認識のための音声パターン
の登録が行え、このことによりダイヤルキー等を搭載で
きない小型のコードレス電話機においても音声認識によ
るサービスを利用することが可能となる。
【0076】また、請求項2に記載の発明は、制御部が
発信先名称登録モードのとき、表示器に提示された文字
または記号に対応する相手先の名称を発声させ、発信先
の名称の音声パターンとして登録し、かつ相手の電話番
号を上記数字音声パターンを使用して、音声認識により
入力を行い、該発信名称音声パターンに対応付けて登録
し、発信モードのときは、数字音声を入力することによ
り音声認識してダイヤル信号を送出することができると
ともに、発信先の名称を音声入力することにより音声認
識して該発信先名称音声パターンに対応付けて登録され
ている電話番号にダイヤル発信する機能を有するもの
で、発信先名称を音声で入力するだけで、発信すること
ができる。
【0077】さらに、請求項3に記載の発明は、表示器
に代えて音声合成器を用いたので、音声により指示がで
き、表示器を用いているものより全体を小型に形成でき
る利点がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1実施例の構成を示すブロック図で
ある。
【図2】図1の実施例における数字音声パターンの登録
処理動作の一例を示すフローチャートである。
【図3】図1の実施例における音声入力による発信処理
動作の一例を示すフローチャートである。
【図4】本発明の第2実施例の構成を示すブロック図で
ある。
【図5】図4の実施例における発信先名称音声パターン
の登録処理動作の一例を示すフローチャートである。
【図6】図4の実施例における発信先名称音声パターン
の登録処理動作の一例を示すフローチャートである。
【図7】図4の実施例における音声入力による発信処理
動作の一例を示すフローチャートである。
【図8】図4の実施例における音声入力による発信処理
動作の一例を示すフローチャートである。
【図9】本発明の第3実施例の構成を示すブロック図で
ある。
【図10】図9の実施例における数字音声パターンの登
録処理動作の一例を示すフローチャートである。
【図11】図9の実施例における音声入力による発信処
理動作の一例を示すフローチャートである。
【図12】図9の実施例における発信先名称音声パター
ンの登録処理動作の一例を示すフローチャートである。
【図13】図9の実施例における発信先名称音声パター
ンの登録処理動作の一例を示すフローチャートである。
【図14】図9の実施例における発信先名称音声パター
ンの発信処理動作の一例を示すフローチャートである。
【図15】図9の実施例における発信先名称音声パター
ンの発信処理動作の一例を示すフローチャートである。
【符号の説明】
1 無線部 2 表示器 3 スピーカ 4 マイクロホン 5 電話帳DB 6 音声照合部 7 音声パターン格納部 8A〜8C 制御部 8m 電話番号用メモリ 100 コードレス子機 200 コードレス親機 300 公衆基地局 400 公衆網

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 無線により親機と通信を行い親機を介し
    て公衆網と接続でき、または/および無線により公衆基
    地局と直接通信を行い公衆網接続できるコードレス電話
    機において、 無線により前記公衆基地局または/および親機と接続し
    通話やデータ通信するための無線部と、 マイクロホンから入力される発声者の音声を音声パター
    ンとして登録する音声パターン格納部と、 マイクロホンから入力される音声を登録された音声パタ
    ーンと照合し認識する音声照合部と、 発声者に情報を提示する表示器と、前記音声パターンの
    登録を行う登録モードと音声パターンの照合・認識をし
    てダイヤル発信を行う発信モードとを切り替え、登録モ
    ードのときは前記表示器に数字や文字記号やコマンドを
    順次表示し、発声者に発声のタイミングを与えるととも
    に発声を促し、該発声を表示された数字や文字記号やコ
    マンドの音声パターンとして登録し、発信モードのとき
    は、発声された数字音声や文字記号の音声やコマンド音
    声を登録した音声パターンと照合して認識し、該当する
    数字および文字記号に対応したダイヤル信号を送出し、
    かつ該当するコマンドを実行させる制御部とを有するこ
    とを特徴とする音声認識コードレス電話機。
  2. 【請求項2】 請求項1記載の音声認識コードレス電話
    機において、登録モードと発信モードにさらに発信先名
    称登録モードを備え、 制御部は、発信先名称登録モードのときは、表示器に提
    示された文字または記号に対応する相手先の名称を発声
    させ、発信先の名称の音声パターンとして登録し、かつ
    相手の電話番号を上記数字音声パターンを使用して、音
    声認識により入力を行い、該発信先名称音声パターンに
    対応付けて登録し、 発信モードのときは、発信先の名称を音声入力すること
    により音声認識して該発信先名称音声パターンに対応付
    けて登録されている電話番号にダイヤル発信するもので
    あることを特徴とする音声認識コードレス電話機。
  3. 【請求項3】 請求項1または2に記載の音声認識コー
    ドレス電話機において、音声パターンを登録する場合
    に、当該コードレス電話機の音声による指示を出力し発
    声者の数字音声パターン,発信先名称の音声パターン,
    発信先の名称に対応する電話番号を発声させるための音
    声合成により発声する音声合成器を表示器に代えて有す
    ることを特徴とする音声認識コードレス電話機。
JP7151867A 1995-06-19 1995-06-19 音声認識コードレス電話機 Pending JPH098894A (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN112896647A (zh) * 2021-03-11 2021-06-04 薛海军 一种盒装罐头灌装设备

Cited By (1)

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