JPH1146238A - 電話機 - Google Patents

電話機

Info

Publication number
JPH1146238A
JPH1146238A JP9202836A JP20283697A JPH1146238A JP H1146238 A JPH1146238 A JP H1146238A JP 9202836 A JP9202836 A JP 9202836A JP 20283697 A JP20283697 A JP 20283697A JP H1146238 A JPH1146238 A JP H1146238A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
input
telephone
voice
area code
recognized
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Withdrawn
Application number
JP9202836A
Other languages
English (en)
Inventor
Hideki Kitao
英樹 北尾
Kazuhiro Sakiyama
和広 崎山
Masahiro Kamiya
昌宏 神谷
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Denso Ten Ltd
Original Assignee
Denso Ten Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Denso Ten Ltd filed Critical Denso Ten Ltd
Priority to JP9202836A priority Critical patent/JPH1146238A/ja
Publication of JPH1146238A publication Critical patent/JPH1146238A/ja
Withdrawn legal-status Critical Current

Links

Abstract

(57)【要約】 【課題】音声により対応する電話番号にダイヤルが簡単
に、また適切に行える電話機を提供する。 【解決手段】音声を認識する音声認識手段と、音声認識
手段により認識された発信先に対応する電話番号にダイ
ヤル発信するダイヤル発信手段を備えた電話機におい
て、音声認識手段の電話番号認識状態を市外局番認識状
態、市内局番認識状態、加入者番号認識状態に切り換え
る認識状態切換手段を備える。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、電話機におけるダ
イヤル操作が簡単に、また適切に行える電話機に関す
る。
【0002】
【従来の技術】音声によるダイヤリング機能を備えた電
話機が実用化されており、このような電話機では、使用
者が電話を掛けたい時には、音声により「電話番号」を
発声することにより音声認識部がその電話番号を認識し
て電話機に対して認識した電話番号にダイヤル発信する
ように指示している。
【0003】図10は従来の車載用電話機の制御部の行
うダイヤル処理のフローチャートである。以下、図に従
って説明する。ステップS101では、一桁の数字を認
識してステップS102に移る。つまり、マイクを経由
して入力された一桁の使用者が発声した数字を音声認識
部で認識する。通常は市外局番から順にダイヤルされる
ので最初は0が認識される。
【0004】ステップS102では、正しい数字か否か
を判断して正しい数字であればステップS103に移
り、正しい数字でなければステップS101に戻る。つ
まり、制御部は音声合成部及びスピーカを介して認識し
た数字を、例えば「ゼロ」と音声出力する。これに対し
て使用者は「ハイ」または「イイエ」と回答する。音声
認識部は使用者の発声した「ハイ」または「イイエ」を
認識して、認識した数字が正しいか否かを判断する。
「ハイ」と認識すればステップS103に移り、「イイ
エ」と認識すればステップS101に戻って最初から入
力をやり直す。尚、認識した数字を音声合成して出力す
る代わりに、液晶表示装置のような表示部に認識した数
字を順次表示するようにしてもよい。
【0005】ステップS103では、全ての入力が完了
したか否かを判断して全ての入力が完了すれば入力を完
了し、まだ、入力が完了していなければステップS10
4に移る。つまり、この判断は使用者の発声した完了を
意味する「ハッシン」(発信)の言葉が音声認識できた
か否かで判断する(電話番号の桁数が決まっている場合
は入力された桁数をカウントしてもよい)。
【0006】ステップS104では、次の桁について入
力された数字を認識する。つまり、次の桁(例えば、2
桁目)に移る処理を行う。このようにして、1桁ずつ音
声認識して入力された電話番号にダイヤルするように指
示して接続させる。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】従来のような音声によ
るダイヤリング機能を備えた電話機では、使用者が電話
番号を発声している内に万一、間違えた場合には最初か
らやり直さねばならないと言った問題がある。また、1
桁ずつ数字を音声認識するために、例えば数字の「イ
チ」と「ヒチ」のように近似した番号では誤って認識さ
れ易いという問題もある。
【0008】本発明は、このような問題に鑑みなされた
もので、ダイヤルが簡単に、また適切に行える電話機を
提供することを目的とする。
【0009】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に本発明は、音声を認識する音声認識手段と、前記音声
認識手段により認識された発信先に対応する電話番号に
ダイヤル発信するダイヤル発信手段を備えた電話機にお
いて、前記音声認識手段の前記電話番号認識状態を市外
局番認識状態、市内局番認識状態、加入者番号認識状態
に切り換える認識状態切換手段を備えたことを特徴とす
るものである。
【0010】また、前記各認識状態に対応して付された
キーワードを音声認識するキーワード認識手段を有し、
前記認識状態切換手段は、前記キーワード認識手段によ
り認識されたキーワードに対応した認識状態に切り換え
ることを特徴とするものである。また、前記キーワード
が認識されない場合、認識した数字をその入力順で、電
話番号の上位桁の数とする設定手段を有することを特徴
とするものである。
【0011】また、ダイヤル発信が指示された時点で前
記市外局番に対応する数字の入力がない場合には、前記
発信先の電話番号は市内であると判断し、入力された市
内局番と加入者番号を発信する市内発信手段と、ダイヤ
ル発信が指示された時点で前記市内局番または加入者番
号に対応する数字の入力がない場合には、入力エラーと
報知する入力エラー報知手段とを備えたことを特徴とす
るものである。
【0012】また、ダイヤル発信が指示された時点で前
記市外局番に対応する数字に入力がない場合には、前記
発信先の市外局番には予め登録された市外局番を設定す
る市外局番設定手段を備えたことを特徴とするものであ
る。また、ダイヤル発信が指示された時点で未入力の数
字が存在する場合には、前記未入力の数字に対応する入
力状態とする未入力対応手段を有することを特徴とする
ものである。
【0013】
【実施例】図1は本発明の一実施例の電話機の構成を示
すブロック図である。また、図2は本発明の一実施例の
電話機の処理カテゴリを説明するための図である。ま
た、図3は本発明の一実施例の電話機の制御部の行う入
力処理のフローチャートで、(a)は入力フローチャー
ト、(b)は市外局番入力モードの詳細処理フローチャ
ートである。以下、図に従って説明する。
【0014】11は音声認識部12を介してユーザの指
示を制御部3に伝達するためのマイクで、ハンズフリー
電話機として使用される場合には送話器の機能も果た
す。12はユーザの音声を認識する音声認識部で、マイ
ク11で受けたユーザの音声を認識して制御部3に出力
する。21はデータを音声信号に変換するための音声合
成部で、制御部3からの出力を音声合成してスピーカ2
2に出力する。22は音声合成された制御部3からの指
示を音声として再生し、ユーザに伝達するためのスピー
カで、ハンズフリー電話機として使用される場合には受
話器の機能も果たす。3は音声認識部12で認識したユ
ーザの音声による指示に基いて電話部4に対するダイヤ
ル処理を実行するための制御部で、マイクロコンピュー
タ(マイコン)により構成され、音声により指示された
発信先の電話番号を認識して対応する電話番号に発信す
るように電話部4に指示する。尚、制御部3は入力され
た電話番号を記憶する記憶部を有する。4は無線送受信
機、ダイヤルスイッチ等の各種スイッチを有する携帯電
話機からなる電話部で、通常の携帯電話機として使用で
き、ケーブルで制御部3と接続することにより車載用電
話機として使用できるようになっている。そして、ケー
ブルにて接続された場合には、電話部4と制御部3の間
で各種データ、音声信号の通信が行われ、また、電話部
4は制御部3からの制御信号によりその動作が制御され
る。5は入力された電話番号等を表示する液晶等で構成
される表示部である。
【0015】本発明の電話機の入力処理について図2、
図3を用いて説明する。この処理は、電話の発呼操作が
行われた時に開始される。入力処理は市外局番、市内局
番、加入者番号等の入力された数字を認識してダイヤル
入力する動作と、発信、登録等の入力された命令を認識
して処理を実行する動作に分けられる。つまり、ステッ
プS11の市外局番入力モード(例えば、012の認識
及び入力処理)、ステップS12の市内局番入力モード
(例えば、345の認識及び入力処理)、ステップS1
3の加入者番号入力モード(例えば、6789の認識及
び入力処理)を順次行い、続いて発信または登録の動作
を実行する。このように、電話番号がカテゴリ(番号種
別:市外局番、市内局番、加入者番号)毎に順次入力さ
れてゆき、入力が完了すると発信(または登録)処理が
可能になる。
【0016】市外局番入力モードを例に詳細に説明する
と、ステップS11aでは、市外局番を認識してステッ
プS11bに移る。この場合、マイク11から音声によ
り入力された番号を1桁毎に認識するのではなく、01
2の3桁をまとめて認識する。ステップS11bでは、
音声合成または表示してステップS11cに移る。つま
り、制御部3は認識した数字が正しいか否かを使用者に
確認してもらうために、認識した数字を音声合成部21
で音声合成してスピーカ22に出力する。または認識し
た数字を表示部5に表示する。
【0017】ステップS11cでは、数字が正しいか否
かを判断して正しければステップS11dに移り、間違
っておればステップS11aに戻ってやり直す。この判
断はステップS11bにおいてスピーカ22から出力さ
れた数字、または表示部5に表示された数字を基に、使
用者が正しければ「ハッシン」、「トウロク」を、間違
っておれば「シュウセイ」を発声するので、この音声を
認識して制御部3はいずれであるかを判断する。ステッ
プS11dでは、市外局番を制御部3内のメモリに記憶
して、次の市内局番入力モードに移る。尚、市内局番入
力モード、加入者番号入力モードも、認識し、記憶する
対象がそれぞれ市内局番、加入者番号であるだけで、処
理自体は市外局番入力モードの処理と同様である。
【0018】図4は本発明の一実施例の電話機の制御部
の行う修正処理のフローチャートである。以下、図に従
って説明する。修正処理に重点をおいた処理で、修正が
特定のカテゴリについて自由に行えるようにカテゴリを
識別するキーワードが設定されている。そして、制御部
3は識別したカテゴリについてのみ入力をやり直す。ま
た、このフローチャートを入力処理に適用すると若干時
間を要するが、入力すべきカテゴリと番号が対になって
いるので認識した数字が「市内局番」に対応するもの
か、「番号」に対応するものかを誤る恐れがなくなり信
頼性が向上する。
【0019】ステップS41では、番号を表示してステ
ップS42に移る。つまり、カテゴリ毎に認識した番号
(市外局番、市内局番、番号)を表示部5に表示する
(または音声合成してスピーカ22から発声してもよ
い)。この動作は認識した番号を使用者に確認してもら
うためである。ステップS42では、キーワードを認識
してステップS43に移る。つまり、使用者により発声
された「シガイ」、「シナイ」、「バンゴウ」、「ハッ
シン」等のキーワードを認識する。
【0020】ステップS43では、認識したキーワード
が「シガイ」であるか否かを判断して「シガイ」であれ
ばステップS47に移り、「シガイ」でなければステッ
プS44に移る。つまり、使用者がいずれのカテゴリを
修正(入力でもよい)したいのかを音声認識部12で認
識したキーワードを基に判断する。ステップS44で
は、認識したキーワードが「シナイ」であるか否かを判
断して「シナイ」であればステップS48に移り、「シ
ナイ」でなければステップS45に移る。ステップS4
5では、認識したキーワードが「バンゴウ」であるか否
かを判断して「バンゴウ」であればステップS49に移
り、「バンゴウ」でなければステップS46に移る。
【0021】ステップS46では、認識したキーワード
が「ハッシン」であるか否かを判断して「ハッシン」で
あればステップS50で発信処理を行い処理を終了す
る。「ハッシン」でなければステップS41に戻る。つ
まり、キーワードとして「ハッシン」が認識されると、
全ての入力(または修正)が完了したと判断でき、制御
部3に記憶されている入力された番号(市外局番、市内
局番、番号)を読み出して、電話部4に対して発信処理
を指示する。
【0022】ステップS47では、市外局番を認識して
ステップS41に戻る。つまり、使用者が「シガイ」,
「012」と発声した音声を認識して市外局番に「01
2」を対応させて制御部3のメモリに記憶するとともに
ステップS41に戻って表示部5に認識した数字を表示
して使用者に確認してもらう。ステップS48では、市
内局番を認識してステップS41に戻る。つまり、使用
者が「シナイ」,「345」と発声した音声を認識して
市内局番に「345」を対応させて制御部3のメモリに
記憶するとともにステップS41に戻って表示部5に表
示する。ステップS49では、番号を認識してステップ
S41に戻る。つまり、使用者が「バンゴウ」,「67
89」と発声した音声を認識して番号に「6789」を
対応させて制御部3のメモリに記憶するとともにステッ
プS41に戻って表示部5に表示する。
【0023】図5は本発明の一実施例の電話機の制御部
の行う入力・修正処理のフローチャートである。この処
理は入力処理と修正処理が連続しており、初期入力の効
率を確保し、万一、入力が間違っていた時には特定のカ
テゴリについて修正が自由に行える利点がある。尚、図
5に示す本処理は図3に示す入力処理に続いて図4に示
す修正処理を実行するものであるので、同一ステップに
は同一番号(ステップ番号)を付し説明は省略する。
【0024】図6は本発明の一実施例の電話機の制御部
の行う他の入力・修正処理のフローチャートである。以
下、図に従って説明する。この処理はキーワードとして
「シガイ」、「シナイ」、「バンゴウ」、「ハッシン」
の他に「0」〜「9」の数字を使用するもので、キーワ
ードとして数字が認識された時は、カテゴリ毎に修正を
行うのではなく、修正モードであると判断して市外局番
から入力をやり直すものである。つまり、使用者がいき
なりキーワードとして「0」〜「9」の数字を使用する
ことはカテゴリの指定ではなく、電話番号を入力しよう
としていると判断して市外局番入力モードに移るもので
ある。電話番号全体の修正(入力)を行うモードと一部
分の番号のみの修正を行うモードが容易に切り換えられ
る利点がある。尚、図6に示す本処理は図5に示す入力
・修正処理においてステップS42で認識したキーワー
ドが「0」〜「9」の数字であるか否かをステップS6
1において判断して、「0」〜「9」の数字であればス
テップS11に戻って全修正モードであると判断して市
外局番から入力をやり直す。「0」〜「9」の数字でな
ければ修正は不要と判断して次のステップに移る。その
他のステップは図5に示す入力・修正処理と同一のフロ
ーであるため、同一ステップには同一番号(ステップ番
号)を付し説明は省略する。
【0025】図7は本発明の一実施例の電話機の制御部
の行う市外局番省略処理のフローチャートである。以
下、図に従って説明する。この処理は例えば、図4〜図
6のステップS46において発信が指示された時点で、
市外局番が未入力状態にある場合は市内と判断して市外
局番を省略処理するものである。ステップS46では、
発信処理が指示されたか否かを判断して発信処理が指示
されたらステップS71に移り、発信処理が指示されな
かったら別の処理(市外局番、市内局番、番号等の入力
・修正処理等が未だ完了していないので入力処理を継続
する)に移る。ステップS71では、市内局番及び加入
者番号が入力済か否かを判断して入力済ならばステップ
S72に移り、未入力であればステップS74に移る。
ステップS72では、市外局番が入力済か否かを判断し
て入力済ならばステップS50で発信処理を行い処理を
終了する。未入力があればステップS73に移る。ステ
ップS73では、市外局番を空にしてステップS50で
発信処理を行い処理を終了する。つまり、使用者が発信
先が市内であるので市外局番は不要と考えて、音声によ
り発信を指示したものと判断して(前の市外局番が残っ
ている場合は)市外局番を空にしてメモリに記憶する。
このことによりメモリの容量が節約できる。ステップS
74では、エラー表示をして処理を終える。つまり、市
内局番または加入者番号に未入力の番号があるので発信
できない。そこで、表示部5にエラー表示する(または
スピーカ22から「未入力番号があります」等を音声出
力する)ことにより、使用者は未入力番号を入力して再
度発信処理を行う。
【0026】図8は本発明の一実施例の電話機の制御部
の行う市外局番入力処理のフローチャートである。以
下、図に従って説明する。この処理は例えば、図4〜図
6のステップS46において発信が指示された時点で、
市外局番が未入力状態にある場合は予め登録された市外
局番を自動設定するものであり、音声による市外局番の
入力処理が省略できる。
【0027】ステップS46では、発信処理が指示され
たか否かを判断して発信処理が指示されたらステップS
71に移り、発信処理が指示されなかったら別の処理
(市外局番、市内局番、番号等の入力・修正処理等が未
だ完了していないので入力処理を継続する)に移る。ス
テップS71では、市内局番及び加入者番号が入力済か
否かを判断して入力済ならばステップS82に移り、未
入力であればステップS74に移る。ステップS82で
は、市外局番が入力済か否かを判断して入力済ならばス
テップS50で発信処理を行い処理を終了する。未入力
があればステップS83に移る。ステップS83では、
市外局番を予め登録してある市外局番を入力(設定)す
る。ステップS84では、入力された市外局番を表示部
5に表示する。この処理は使用者に入力した市外局番が
正しいか否かを判断してもらうためである。ステップS
85では、正しいか否かを判断して正しければステップ
S50で発信処理を行い処理を終了する。間違っておれ
ば修正モードまたは初期入力モードに移る。この判断は
使用者が表示部5に表示された市外局番を見て音声によ
り指示された「ハッシン」(正しい)または「シガイ」
(間違い)を認識して判断する。ステップS74では、
エラー表示をして修正モードまたは初期入力モードに移
る。つまり、市内局番または加入者番号に未入力の番号
があるので発信できない。そこで、表示部5にエラー表
示する(またはスピーカ22から「未入力番号がありま
す」等を音声出力する)ことにより、使用者は未入力番
号を入力して再度発信処理を行う。本実施例によれば、
例えば自宅の市外局番を設定しておくことにより、自動
車で他の場所へ移動して電話をかける場合でも、自宅か
らと同じ感覚で電話番号をダイヤルすることが可能とな
る。
【0028】図9は本発明の一実施例の電話機の制御部
の行う入力モード切換処理のフローチャートである。以
下、図に従って説明する。この処理は例えば、図4〜図
6のステップS46において発信が指示された時点で、
市外局番、市内局番、番号が未入力状態にある場合に、
対応するカテゴリの入力モードに切り換えるものであ
り、使用者は未入力カテゴリを判断する必要がなくな
る。
【0029】ステップS46では、発信処理が指示され
たか否かを判断して発信処理が指示されたらステップS
92に移り、発信処理が指示されなかったら別の処理
(市外局番、市内局番、番号等の入力・修正処理等が未
だ完了していないので入力処理を継続する)に移る。ス
テップS92では、市内局番が入力済か否かを判断して
入力済ならばステップS93に移り、未入力があればス
テップS94に移る。ステップS93では、番号が入力
済か否かを判断して入力済ならば入力処理を完了し、未
入力があればステップS95に移る。ステップS94で
は、市内局番入力モードにしてステップS93に移る。
ステップS95では、番号入力モードにして入力処理を
完了する。尚、ステップS94の市内局番入力モード及
びステップS95の番号入力モードは図3のステップS
12及びステップS13と同じ処理を行う。また、入力
が完了すると「ハッシン」が指示される。
【0030】以上のように本実施例では、カテゴリ毎に
順次電話番号が入力できる。また、キーワードにより指
示されたカテゴリ毎に必要な箇所のみ電話番号の入力・
修正が自由に行える。また、発信処理が指示された時
に、番号が未入力のカテゴリがあると自動的にそのカテ
ゴリが入力モードに変更されるので入力ミスがなくな
る。
【0031】
【発明の効果】以上説明したように、本発明では、音声
によりダイヤルが簡単に、また適切に行える電話機が提
供できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例の電話機の構成を示すブロッ
ク図である。
【図2】本発明の一実施例の電話機の処理カテゴリを説
明するための図である。
【図3】本発明の一実施例の電話機の制御部の行う入力
処理のフローチャートである。
【図4】本発明の一実施例の電話機の制御部の行う修正
処理のフローチャートである。
【図5】本発明の一実施例の電話機の制御部の行う入力
・修正処理のフローチャートである。
【図6】本発明の一実施例の電話機の制御部の行う他の
入力・修正処理のフローチャートである。
【図7】本発明の一実施例の電話機の制御部の行う市外
局番省略処理のフローチャートである。
【図8】本発明の一実施例の電話機の制御部の行う市外
局番入力処理のフローチャートである。
【図9】本発明の一実施例の電話機の制御部の行う入力
モード切換処理のフローチャートである。
【図10】従来の電話機の制御部の行う入力処理のフロ
ーチャートである。
【符号の説明】 11・・・・マイク、 3・・・・・制御
部、12・・・・音声認識部、 4・・・・・
電話部、21・・・・音声合成部、 5・・・
・・表示部、22・・・・スピーカ。

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 音声を認識する音声認識手段と、前記音
    声認識手段により認識された発信先に対応する電話番号
    にダイヤル発信するダイヤル発信手段を備えた電話機に
    おいて、 前記音声認識手段の前記電話番号認識状態を市外局番認
    識状態、市内局番認識状態、加入者番号認識状態に切り
    換える認識状態切換手段を備えたことを特徴とする電話
    機。
  2. 【請求項2】 前記各認識状態に対応して付されたキー
    ワードを音声認識するキーワード認識手段を有し、 前記認識状態切換手段は、前記キーワード認識手段によ
    り認識されたキーワードに対応した認識状態に切り換え
    ることを特徴とする請求項1記載の電話機。
  3. 【請求項3】 前記キーワードが認識されない場合、認
    識した数字をその入力順で、電話番号の上位桁の数とす
    る設定手段を有することを特徴とする請求項2記載の電
    話機。
  4. 【請求項4】 ダイヤル発信が指示された時点で前記市
    外局番に対応する数字の入力がない場合には、前記発信
    先の電話番号は市内であると判断し、入力された市内局
    番と加入者番号を発信する市内発信手段と、 ダイヤル発信が指示された時点で前記市内局番または加
    入者番号に対応する数字の入力がない場合には、入力エ
    ラーと報知する入力エラー報知手段とを備えたことを特
    徴とする請求項1記載の電話機。
  5. 【請求項5】 ダイヤル発信が指示された時点で前記市
    外局番に対応する数字に入力がない場合には、 前記発信先の市外局番には予め登録された市外局番を設
    定する市外局番設定手段を備えたことを特徴とする請求
    項1記載の電話機。
  6. 【請求項6】 ダイヤル発信が指示された時点で未入力
    の数字が存在する場合には、 前記未入力の数字に対応する入力状態とする未入力対応
    手段を有することを特徴とする請求項1記載の電話機。
JP9202836A 1997-07-29 1997-07-29 電話機 Withdrawn JPH1146238A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP9202836A JPH1146238A (ja) 1997-07-29 1997-07-29 電話機

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP9202836A JPH1146238A (ja) 1997-07-29 1997-07-29 電話機

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH1146238A true JPH1146238A (ja) 1999-02-16

Family

ID=16464002

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP9202836A Withdrawn JPH1146238A (ja) 1997-07-29 1997-07-29 電話機

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH1146238A (ja)

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2002073074A (ja) * 2000-08-31 2002-03-12 Pioneer Electronic Corp 音声による数字列認識方法ならびに装置
JP2008203296A (ja) * 2007-02-16 2008-09-04 Denso Corp 音声認識装置及びナビゲーション装置
JP2012090151A (ja) * 2010-10-21 2012-05-10 Mazda Motor Corp 車両用情報機器

Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2002073074A (ja) * 2000-08-31 2002-03-12 Pioneer Electronic Corp 音声による数字列認識方法ならびに装置
JP2008203296A (ja) * 2007-02-16 2008-09-04 Denso Corp 音声認識装置及びナビゲーション装置
JP4672686B2 (ja) * 2007-02-16 2011-04-20 株式会社デンソー 音声認識装置及びナビゲーション装置
JP2012090151A (ja) * 2010-10-21 2012-05-10 Mazda Motor Corp 車両用情報機器

Similar Documents

Publication Publication Date Title
KR100616787B1 (ko) 전화 핸드셋용 음성 인식 사용자 인터페이스
CA2019319C (en) Voice recognition dialing unit
KR950014293B1 (ko) 무선전화장치
US7460664B2 (en) Handsfree system and incoming call answering method in handsfree system
EP0293259A2 (en) Voice recognition system used in telephone apparatus
JP2003198713A (ja) 車両用ハンズフリーシステム
GB2361149A (en) Operating portable phone by voice recognition
EP0568979A1 (en) Speech recognition adapter for telephone system
JPH10126479A (ja) 音声制御による電話番号選択方法および該方法を実施するための音声制御装置
JPH10341276A (ja) 音声コマンドによって電話番号をダイヤルする方法、及び音声コマンドによって制御される通信端末装置
JP3260324B2 (ja) メッセージ応答型携帯電話機
JP3319186B2 (ja) Pbx−コンピュータ連動システム
JP2003152856A (ja) 通信端末装置、通信方法、およびそのプログラム
US20040015353A1 (en) Voice recognition key input wireless terminal, method, and computer readable recording medium therefor
JPH1146238A (ja) 電話機
KR19990011023A (ko) 기능모드의 음성 인식이 가능한 디지털 휴대용 전화기 및 그 인식방법
JP3278595B2 (ja) 携帯電話
JP3314481B2 (ja) 構内交換電話装置
US20110045814A1 (en) Method and apparatus for dial input using voice in a mobile terminal
KR100307028B1 (ko) 음성인식전화기에서의화자종속형음성데이타관리방법
JPH10327234A (ja) 電話装置
JPH0927845A (ja) 自動ダイヤル電話装置
JP3975343B2 (ja) 電話番号登録システム、電話機、および電話番号登録方法
JP2002027087A (ja) 通話録音番号変換機能付き電話機
KR100251714B1 (ko) 음성인식기능을갖는디지털휴대용전화기의등록음성재생및다이얼링방법

Legal Events

Date Code Title Description
A300 Application deemed to be withdrawn because no request for examination was validly filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A300

Effective date: 20041005