JP2000338991A - 認識率信頼性表示機能付き音声操作電話装置及びその音声認識方法 - Google Patents

認識率信頼性表示機能付き音声操作電話装置及びその音声認識方法

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JP2000338991A
JP2000338991A JP11145074A JP14507499A JP2000338991A JP 2000338991 A JP2000338991 A JP 2000338991A JP 11145074 A JP11145074 A JP 11145074A JP 14507499 A JP14507499 A JP 14507499A JP 2000338991 A JP2000338991 A JP 2000338991A
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Kenji Fukazawa
健治 深澤
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 音声認識の誤認識を防止するようにする。 【解決手段】 メモリダイヤルやファンクション機能を
音声認識を用いて音声入力により呼び出す場合、音声認
識の結果と音声認識の信頼度を示すアイコンとを同時に
表示するようにし、使用者が登録したメモリダイヤルの
名前が認識しやすいものであるのか否かを知ることがで
きるようにする。認識しにくい名前で登録したものにつ
いては使用者に再登録を促すことができることから、認
識率が向上する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、認識率信頼性表示
機能付き音声操作電話装置及びその音声操作方法に関す
る。
【0002】
【従来の技術】音声認識機能を有する電話装置として、
たとえば特開昭63−151153号公報に示されるも
のがある。
【0003】これは、図4に示すように、登録スイッチ
3aを押下すると、音声認識部2a及びダイヤルパルス
送出部6aが共に登録待機状態となる。この状態におい
て、マイクロホン1aから相手先名等の音声が入力され
ると、論理回路部21によりその音声の特徴データが抽
出される。
【0004】抽出された特徴データは、特徴データメモ
リ22のエリアA1に格納される。次いで、キーボード
4aから相手先名に相当する電話番号が入力されると、
論理回路61により、入力された電話番号データが表示
器に表示されるとともに、電話番号データメモリ62の
エリアB1に格納される。
【0005】以上の操作の反復により、特徴データメモ
リ22のエリアA1〜A6には相手先名に相当する特徴
データが登録され、電話番号データメモリ62のエリア
B1〜B6には電話番号が登録される。
【0006】データ登録処理が完了した状態において、
マイクロホン1aから音声入力がされると、音声認識部
2aにより、入力された音声の特徴データと特徴データ
メモリ22の各エリアに登録されているデータとの照合
が行われる。照合により、入力された音声に相当する相
手先名が認識され、電話番号が読み出されて表示器に表
示される。
【0007】また、認識結果復誦部8aの論理回路部8
1により、復誦データメモリ82のエリアC1〜C6か
ら登録時に入力された音声信号がデジタル信号に変換さ
れる。この変換された復誦データが読み出され、スピー
カ9aにより出力(鳴動)される。使用者は、復誦され
た相手先名が入力した音声と一致した場合、ダイヤルを
開始する許可スイッチ5aを押下する。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】ところが、上述した先
行技術では、音声入力を行った際、認識結果のみが表示
又はアナウンスされるようになっている。このため、音
声入力の認識が誤っていた場合でも、認識の誤りの原因
を知ることができない。
【0009】すなわち、認識しにくい名前や類似性が高
く混同しやすい名前を登録すると、誤認識される場合が
多い。また、周囲騒音が大きい場所での登録の際も誤認
識される場合が多い。このように誤認識が生じた場合、
再度、音声入力を行う必要があるため、利便性が損なわ
れる。
【0010】本発明は、このような状況に鑑みてなされ
たものであり、音声認識の誤認識を防止することができ
る認識率信頼性表示機能付き音声操作電話装置及びその
音声操作方法を提供することができるようにするもので
ある。
【0011】
【課題を解決するための手段】請求項1に記載の認識率
信頼性表示機能付き音声操作電話装置は、各種情報を入
力する操作部と、各種情報を表示する表示部と、名前や
ファンクション名の標準パターンをデータとして記憶し
ている標準パターン記憶部と、表示部に表示される認識
の信頼度を示す複数のアイコン、操作部より入力設定さ
れた名前及び電話番号を記憶する情報記憶部と、マイク
ロホンから取込まれた音声信号を認識する音声認識部
と、認識結果に基づいた名前やファンクション名を標準
パターン記憶部のデータを用いて合成する音声合成部
と、認識結果に基づいて、情報記憶部に記憶されている
アイコンを決定するアイコン決定部と、認識結果に基づ
いて、情報記憶部の名前に該当する候補名や電話番号及
び決定されたアイコンとを呼び出して表示部に表示させ
るとともに、音声合成部によって合成された音声をスピ
ーカから出力させるメイン制御部とを備えることを特徴
とする。また、音声認識部は、音声信号と標準パターン
記憶部のデータとを用いて、入力された音声のパラメー
タと標準パターンとの類似性を表すポイントが所定の判
定基準を越えた候補名を出力し、アイコン決定部は、音
声認識部によって認識された候補名及びポイントを用い
てアイコンを決定するようにすることができる。また、
アイコン決定部は、音声入力時のS/Nを用いてアイコ
ンを決定するようにすることができる。また、メイン制
御部は、表示部に表示された候補名の何れかが操作部に
よる操作によって選択されたとき、選択された候補名に
該当する電話番号を特定するようにすることができる。
また、アイコンには、所定の判定基準を越えた候補名の
数を用いて決定される候補数表示アイコンが含まれるよ
うにすることができる。また、音声認識部による音声認
識処理は、不特定話者方式で行われるようにすることが
できる。請求項7に記載の認識率信頼性表示機能付き音
声操作電話装置の音声認識方法は、各種情報を入力する
第1の工程と、各種情報を表示する第2の工程と、名前
やファンクション名の標準パターンをデータとして記憶
する第3の工程と、表示される認識の信頼度を示す複数
のアイコン、入力された名前及び電話番号を記憶する第
4の工程と、マイクロホンから取込まれた音声信号を認
識する第5の工程と、認識結果に基づいた名前やファン
クション名を標準パターンのデータを用いて合成する第
6の工程と、認識結果に基づいて、アイコンを決定する
第7の工程と、認識結果に基づいて、記憶されている名
前に該当する候補名や電話番号及び決定されたアイコン
とを呼び出して表示させる第8の工程と、合成された音
声をスピーカから出力させる第9の工程とを備えること
を特徴とする。また、第5の工程には、音声信号と標準
パターンのデータとを用いて、入力された音声のパラメ
ータと標準パターンとの類似性を表すポイントが所定の
判定基準を越えた候補名を出力する第10の工程が含ま
れ、第7の工程には、認識された候補名及びポイントを
用いてアイコンを決定する第11の工程が含まれるよう
にすることができる。また、第11の工程には、音声入
力時のS/Nを用いてアイコンを決定する工程が含まれ
るようにすることができる。また、第8の工程には、表
示された候補名の何れかが選択されたとき、選択された
候補名に該当する電話番号を特定する工程が含まれるよ
うにすることができる。また、第11の工程には、所定
の判定基準を越えた候補名の数を用いて決定される候補
数表示アイコンを決定する工程が含まれるようにするこ
とができる。また、第5又は第10の工程には、音声認
識処理を、不特定話者方式で行う工程が含まれるように
することができる。本発明に係る認識率信頼性表示機能
付き音声操作電話装置及びその音声認識方法において
は、音声認識部がマイクロホンから取込まれた音声信号
を認識し、音声合成部が認識結果に基づいた名前やファ
ンクション名を標準パターン記憶部のデータを用いて合
成するとともに、アイコン決定部が認識結果に基づき情
報記憶部に記憶されているアイコンを決定すると、メイ
ン制御部が認識結果に基づいて、情報記憶部の名前に該
当する候補名や電話番号及び決定されたアイコンとを呼
び出して表示部に表示させるとともに、音声合成部によ
って合成された音声をスピーカから出力させるようにす
る。
【0012】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態につい
て説明する。
【0013】図1は、本発明の認識率信頼性表示機能付
き音声操作電話装置の一実施の形態を示すブロック図、
図2は、図1の認識率信頼性表示機能付き音声操作電話
装置の動作を説明するためのフローチャート、図3は、
図1の認識率信頼性表示機能付き音声操作電話装置によ
る音声認識の信頼度を説明するための図である。
【0014】図1に示す認識率信頼性表示機能付き音声
操作電話装置(以下、音声操作電話装置という)は、無
線部1、操作部2、表示部3、メイン制御部4、音声認
識部5、音声合成部6、アイコン決定部7、情報記憶部
8、標準パターン記憶部9、DSP10、A/Dコンバ
ータ11、マイクロホン12、D/Aコンバータ13、
スピーカ14を具備している。
【0015】無線部1は、不図示の基地局との間で通信
を行う。操作部2は、テンキーやその他のファンクショ
ンキーを有する、表示部3は、各種情報を表示する。
【0016】音声認識部5は、マイクロホン12から取
込まれた音声信号を認識するとともに、その認識結果と
各種パラメータとをメイン制御部4及びアイコン決定部
7に送信する。
【0017】音声合成部6は、認識結果に基づいて認識
した名前、ファンクション名等を標準パターン記憶部9
のデータを用いて合成し、DSP10に出力する。アイ
コン決定部7は、認識結果と各種パラメータとを用い
て、情報記憶部8に記憶されているアイコンを選択し、
表示部3に表示させる。
【0018】情報記憶部8は、表示部3に表示するアイ
コンの他に、操作部2より入力設定された名前、電話番
号等が記憶されている。標準パターン記憶部9は、音声
認識及び音声合成に必要な音節、半音節の周波数パター
ンを記憶している。
【0019】DSP10は、音声合成部6又はマイクロ
ホン12からの音声信号に対してデジタル信号処理を施
す。A/Dコンバータ11は、マイクロホン12からの
音声信号をデジタル信号に変換する。
【0020】マイクロホン12は、音声を取込む。D/
Aコンバータ13は、DSP10によってデジタル信号
処理された音声信号をアナログ信号に変換する。スピー
カ14は、音声を出力する。
【0021】次に、このような構成の音声操作電話装置
の動作について説明する。
【0022】図2は、音声入力によるメモリダイヤル、
ファンクション機能の検索の処理手順について説明する
ものである。
【0023】まず、音声認識を行うための特定キーが押
下されると(ステップK1)、認識の開始を使用者に知
らせる開始音がスピーカ14より出力(鳴動)される
(ステップK2)。これと同時に、表示部3に認識開始
を示す画面表示が行われる(ステップK3)。
【0024】次に使用者は、呼び出したいファンクショ
ン名又はメモリダイヤルに登録されている名前を音声に
よって入力する(ステップK4)。入力された音声は、
音声認識部5によって認識処理される(ステップK
5)。
【0025】音声認識部5は、認識結果の候補、入力さ
れた音声のパラメータと標準パターンとの類似性を表す
ポイント、S/N等のパラメータを算出し出力する(ス
テップK6)。
【0026】アイコン決定部7は、出力されたパラメー
タを用いてアイコンを決定すると(ステップK7)、そ
のアイコンと認識結果とが表示部3に表示される(ステ
ップK8)。これと同時に、認識結果の第1候補がスピ
ーカ14から音声で出力(鳴動)される(ステップK
9)。アイコンの種類や効果については後述する。
【0027】使用者は、表示部3に表示された認識結果
又はスピーカより出力された音声応答により、認識結果
が正しいか否かを判断する(ステップK10)。結果が
正しい場合には、認識されたダイヤルへの発呼又はファ
ンクション機能の操作を行う(ステップK13)。
【0028】結果が誤っている場合には、認識結果の次
候補の中から特定キーの押下によりスクロールし、正し
いメモリ又はファンクション名を検索し判定する(ステ
ップK11,K12)。次候補の中に正しい結果があっ
た場合には、発呼又はファンクション機能の操作を行う
(ステップK13)。次候補の中に正しい結果が無かっ
た場合には、再度認識を行うか終了となる(ステップK
14)。
【0029】次に、音声操作電話装置の動作の詳細につ
いて説明する。
【0030】まず、使用者が音声入力によりメモリダイ
ヤル又はファンクション機能を検出する場合、操作部2
の特定のキーを押下することで音声認識が起動される。
次に使用者は、マイクロホン12に向かって検索する相
手先の名前を発声し入力する。マイクロホン12からの
アナログ信号である音声信号は、A/Dコンバータ11
により、デジタル信号に変換されDSP10に出力され
る。
【0031】DSP10は、入力されたデジタル信号を
処理し、音声認識部5及びメイン制御部4に出力する。
音声認識部5では、DSP10からの信号と、標準パタ
ーン記憶部9に記憶されているデータとを用いて認識処
理を行う。ここでは、ある特定の判定基準を越えた候補
の名前を、メイン制御部4にある特定の判定基準を越え
た候補の数(以後、Nnという)と、判定に用いられた
ポイント(以後、Pnという)と、S/Nとをアイコン
決定部7に出力する。
【0032】この認識処理は、音声認識部5に入力され
た音声の特徴量を抽出し、その特徴量を標準パターン記
憶部9に記憶されている標準パターンと比較することに
より行われる。また、音声認識処理としては、認識する
言葉を発声する使用者が特定の人物に限定されない方式
である不特定話者方式を用いている。
【0033】アイコン決定部7では、音声認識部5より
送られてきた上述の3つのパラメータを用いて認識結果
の信頼性を表すためのアイコンを決定する。メイン制御
部4では、音声認識部5からの認識結果に基づいて、情
報記憶部8に記憶されているメモリダイヤルを参照す
る。また、メイン制御部4では、相手先の名前と、特定
した電話番号等と、アイコン決定部7の結果より情報記
憶部8に記憶されているアイコンとを呼び出し、表示部
3に出力する。これと同時に音声合成部6を制御する。
【0034】ここで、上述した音声認識の信頼度を表す
アイコンの決定や表示を、図3を用いて説明する。
【0035】図3に示すように、音声認識の信頼度は、
2種類のアイコン(1),(2)によって表示される。
これら2種類のアイコン(1),(2)は、音声認識実
行時に音声認識部5から出力された3つのパラメータを
用いて、アイコン決定部7により決定される。
【0036】アイコン(1)は、認識結果の信頼度を4
段階で表すものであり、候補数Nn、ポイントPn及び
S/Nを用いて算出された総合ランクA〜Dにより決定
される。アイコン(2)は、ある特定の基準を超えた候
補数Nnを用いて決定される候補数表示アイコンであ
り、候補数Nnが1,2,3,0又は4以上で区分けさ
れる。
【0037】以上のように決定されたアイコンは、メイ
ン制御部4に伝えられると、メイン制御部4により情報
記憶部8を参照し表示部3に表示される。
【0038】音声合成部6では、メイン制御部4からの
認識データを基に、標準パターン記憶部9のデータを用
いて検索した名前の音声データを合成しDSP10に出
力する。
【0039】DSP10では、合成された音声の周波数
特性やレベルを処理し、D/Aコンバータ13に出力す
る。DSP10より出力された合成データは、D/Aコ
ンバータ13においてアナログ信号に変換され、スピー
カ14から確認用として出力される。
【0040】使用者は、表示部3に示された名前又はス
ピーカ14から発声された音声を聞き、認識が正しいと
判断した場合には操作部2の特定キーを押下する。これ
により、メイン制御部4が無線部1を制御して検索した
番号にダイヤルする。
【0041】また、表示部3に表示されたアイコンを確
認することで、どのような状態で認識されているのかを
知ることができる。このため、使用者が使用環境、発声
の仕方、メモリ登録時の文字数等を工夫することが可能
となる。
【0042】さらに、音声入力をして音声認識を行いメ
モリダイヤルを検索する際、音声認識部5が誤認識を行
った場合においても、アイコン(2)で表示された候補
数については特定キーの押下によって候補名をスクロー
ルし検索することができる。このため、再度音声入力を
行う必要は非常に少なくてすむ。
【0043】このように、本実施の形態では、メモリダ
イヤルやファンクション機能を音声認識を用いて音声入
力により呼び出す場合、音声認識の結果と音声認識の信
頼度を示すアイコンとを同時に表示するようにした。こ
れにより、使用者が登録したメモリダイヤルの名前が認
識しやすいものであるのか否かを知ることができ、認識
しにくい名前で登録したものについては使用者に再登録
を促すことができることから、認識率を向上させること
ができる。
【0044】また、アイコンは音声入力をする際のS/
Nをパラメータの一つとして用いているため、音声入力
時の周囲騒音が大きい場合や音声レベルが小さい場合等
の状況をアイコン表示から読みとることができる。この
ため、使用者に音声入力を行うのに適した環境と適切な
音声レベルとを認識させることができるので、使用環境
の改善と発声レベルの最適化を促すことができる。その
結果、認識率の向上が期待できる。
【0045】さらに、認識結果と同時に音声入力された
音声パターンと、標準パターンとの類似性を表すポイン
トを用いて、判定基準以上の候補がいくつあるかを認識
結果とともに表示するようにしたので、登録した名前と
他の名前との類似性が高いか否かを知ることができる。
この場合、類似性が高く誤認識しやすい名前で登録した
ものについては使用者に再登録を促すことができる。
【0046】また、第一候補が誤っている場合には、特
定キーの押下により上述のポイントがある判定基準以上
の候補をスクロールして選択することが可能となってい
るため、誤認識をした際に再度音声入力を行うことが不
要となり、スムーズに操作が行えるという効果もある。
【0047】なお、本実施の形態では、認識率の信頼度
をアイコン表示によって行う場合について説明したが、
この例に限らず、音声入力された音声のパラメータと標
準パターンとの類似性を表すポイントを数字で表示させ
るようにしてもよい。この場合、より詳細な情報を使用
者に提供することが可能となる。
【0048】また、認識率に大きく影響するS/Nにつ
いては、S/Nレベルに合わせてアイコンを設定し表示
させることも可能である。これにより、使用者は認識結
果の信頼性やS/Nレベルを簡単に知ることができるた
め、使用環境の改善と発声レベルの最適化を促すことが
でき、認識率の向上が期待できる。
【0049】
【発明の効果】以上の如く本発明に係る認識率信頼性表
示機能付き音声操作電話装置及びその音声認識方法によ
れば、音声認識部がマイクロホンから取込まれた音声信
号を認識し、音声合成部が認識結果に基づいた名前やフ
ァンクション名を標準パターン記憶部のデータを用いて
合成するとともに、アイコン決定部が認識結果に基づき
情報記憶部に記憶されているアイコンを決定すると、メ
イン制御部が認識結果に基づいて、情報記憶部の名前に
該当する候補名や電話番号及び決定されたアイコンとを
呼び出して表示部に表示させるとともに、音声合成部に
よって合成された音声をスピーカから出力させるように
したので、音声認識の誤認識を防止することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の認識率信頼性表示機能付き音声操作電
話装置の一実施の形態を示すブロック図である。
【図2】図1の認識率信頼性表示機能付き音声操作電話
装置の動作を説明するためのフローチャートである。
【図3】図1の認識率信頼性表示機能付き音声操作電話
装置による音声認識の信頼度を説明するための図であ
る。
【図4】従来の音声認識機能を有する電話装置を示すブ
ロック図である。
【符号の説明】
1 無線部 2 操作部 3 表示部 4 メイン制御部 5 音声認識部 6 音声合成部 7 アイコン決定部 8 情報記憶部 9 標準パターン記憶部 10 DSP 11 A/Dコンバータ 12 マイクロホン 13 D/Aコンバータ 14 スピーカ
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) H04M 1/00 H04M 1/56 11/00 303 G10L 3/00 R 1/274 521N 1/56 551A 11/00 303 561C 561D Fターム(参考) 5D015 AA02 KK02 KK04 LL05 LL06 5D045 AB04 5K027 EE01 FF22 FF28 HH19 HH20 HH21 5K036 BB11 DD17 FF06 JJ02 JJ13 JJ16 5K101 NN07 NN08 NN16 NN18

Claims (12)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 各種情報を入力する操作部と、 各種情報を表示する表示部と、 名前やファンクション名の標準パターンをデータとして
    記憶している標準パターン記憶部と、 前記表示部に表示される認識の信頼度を示す複数のアイ
    コン、前記操作部より入力設定された名前及び電話番号
    を記憶する情報記憶部と、 マイクロホンから取込まれた音声信号を認識する音声認
    識部と、 前記認識結果に基づいた名前やファンクション名を前記
    標準パターン記憶部のデータを用いて合成する音声合成
    部と、 前記認識結果に基づいて、前記情報記憶部に記憶されて
    いるアイコンを決定するアイコン決定部と、 前記認識結果に基づいて、前記情報記憶部の名前に該当
    する候補名や電話番号及び前記決定されたアイコンとを
    呼び出して前記表示部に表示させるとともに、前記音声
    合成部によって合成された音声をスピーカから出力させ
    るメイン制御部とを備えることを特徴とする認識率信頼
    性表示機能付き音声操作電話装置。
  2. 【請求項2】 前記音声認識部は、前記音声信号と前記
    標準パターン記憶部のデータとを用いて、入力された音
    声のパラメータと標準パターンとの類似性を表すポイン
    トが所定の判定基準を越えた候補名を出力し、 前記アイコン決定部は、音声認識部によって認識された
    候補名及び前記ポイントを用いて前記アイコンを決定す
    ることを特徴とする請求項1に記載の認識率信頼性表示
    機能付き音声操作電話装置。
  3. 【請求項3】 前記アイコン決定部は、音声入力時のS
    /Nを用いて前記アイコンを決定することを特徴とする
    請求項2に記載の認識率信頼性表示機能付き音声操作電
    話装置。
  4. 【請求項4】 前記メイン制御部は、前記表示部に表示
    された候補名の何れかが前記操作部による操作によって
    選択されたとき、前記選択された候補名に該当する電話
    番号を特定することを特徴とする請求項1に記載の認識
    率信頼性表示機能付き音声操作電話装置。
  5. 【請求項5】 前記アイコンには、前記所定の判定基準
    を越えた候補名の数を用いて決定される候補数表示アイ
    コンが含まれることを特徴とする請求項2に記載の認識
    率信頼性表示機能付き音声操作電話装置。
  6. 【請求項6】 前記音声認識部による音声認識処理は、
    不特定話者方式で行われることを特徴とする請求項1又
    は2に記載の認識率信頼性表示機能付き音声操作電話装
    置。
  7. 【請求項7】 各種情報を入力する第1の工程と、 各種情報を表示する第2の工程と、 名前やファンクション名の標準パターンをデータとして
    記憶する第3の工程と、 前記表示される認識の信頼度を示す複数のアイコン、前
    記入力された名前及び電話番号を記憶する第4の工程
    と、 マイクロホンから取込まれた音声信号を認識する第5の
    工程と、 前記認識結果に基づいた名前やファンクション名を前記
    標準パターンのデータを用いて合成する第6の工程と、 前記認識結果に基づいて、前記アイコンを決定する第7
    の工程と、 前記認識結果に基づいて、前記記憶されている名前に該
    当する候補名や電話番号及び前記決定されたアイコンと
    を呼び出して表示させる第8の工程と、 前記合成された音声をスピーカから出力させる第9の工
    程とを備えることを特徴とする認識率信頼性表示機能付
    き音声操作電話装置の音声認識方法。
  8. 【請求項8】 前記第5の工程には、前記音声信号と前
    記標準パターンのデータとを用いて、入力された音声の
    パラメータと標準パターンとの類似性を表すポイントが
    所定の判定基準を越えた候補名を出力する第10の工程
    が含まれ、 前記第7の工程には、前記認識された候補名及び前記ポ
    イントを用いて前記アイコンを決定する第11の工程が
    含まれることを特徴とする請求項7に記載の認識率信頼
    性表示機能付き音声操作電話装置の音声認識方法。
  9. 【請求項9】 前記第11の工程には、音声入力時のS
    /Nを用いて前記アイコンを決定する工程が含まれるこ
    とを特徴とする請求項8に記載の認識率信頼性表示機能
    付き音声操作電話装置の音声認識方法。
  10. 【請求項10】 前記第8の工程には、前記表示された
    候補名の何れかが選択されたとき、前記選択された候補
    名に該当する電話番号を特定する工程が含まれることを
    特徴とする請求項7に記載の認識率信頼性表示機能付き
    音声操作電話装置の音声認識方法。
  11. 【請求項11】 前記第11の工程には、前記所定の判
    定基準を越えた候補名の数を用いて決定される候補数表
    示アイコンを決定する工程が含まれることを特徴とする
    請求項8に記載の認識率信頼性表示機能付き音声操作電
    話装置の音声認識方法。
  12. 【請求項12】 前記第5又は第10の工程には、前記
    音声認識処理を、不特定話者方式で行う工程が含まれる
    ことを特徴とする請求項7又は8に記載の認識率信頼性
    表示機能付き音声操作電話装置の音声認識方法。
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