JP2788277B2 - 画像形成装置の書込光学装置取付け装置 - Google Patents

画像形成装置の書込光学装置取付け装置

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【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 本発明は、複数の潜像担持体と、これに書込み走査す
る光線の出射部を1つのケーシングに設けた書込光学装
置とを有するカラー画像形成装置の書込光学装置の取付
け装置に関する。
従来技術 電子写真プロセスを用いたカラー画像形成装置の1つ
に、複数の感光体(潜像担持体)を備え、原稿を色分解
して得られた画像情報信号により変調されたレーザ光線
でこれらの感光体に光書込みを行ない各感光体上に電子
写真プロセスにより形成された互いに異る色のトナー像
を、各感光体に順次接して搬送される転写紙に位置を合
せて重ね合せ転写し、定着してカラー画像を形成するよ
うにした色分解像重ね合せ転写方式の画像形成装置があ
る。
第1図は、その1例の概略構成を示す図である。この
装置は原稿読取り部1、画像処理部2、プリンタ部3よ
り成る。
原稿読取り部1の原稿載置台4上に載置されたカラー
原稿は、白色ランプ5により光走査されその反射光は第
1、2、3ミラー6、7、8、レンズ9を介して、ダイ
クロイックプリズム10で青、緑、赤の3色光に分解され
各色光毎にCCD、11B、11G、11R上に結像し読取られ、デ
ジタル信号として出力される。
各色デジタル信号は画像処理部2で必要な処理を施し
て、イエロー、マゼンタ、シアン、黒の各色(以下Y、
M、C、BKと略す)で現像されるべき画像情報信号に変
換され、プリンタ部3のレーザ書込光学装置12のレーザ
駆動部に入力され、半導体レーザより各色画像情報信号
により夫々変調されたレーザビーム24Y、24M、24C、24B
Kが出射される。各レーザビームは2つの回転多面鏡の
いずれか一方に入射し、Fθレンズ26Y、26M、26C、26B
K;ミラー27を経て、夫々感光体14Y、14M、14C、14BKの
書光位置に対向する位置に、書込光学装置ケーシングに
主走査方向に延設された出射口より出射され、各感光体
ドラムを主走査する。各感光体ドラム14(図中の添字
Y、M、C、BKは夫々イエロー、マゼンタ、シアン、黒
で現像さるべき感光体に付設された機器を示し、以下省
略する。)の周囲には、帯電チャージャ15、上記書込位
置、現像器16、転写チャージャ17が設けられ、4色の記
録装置13を構成している。給紙コロ18により給紙部19よ
り送り出された転写紙は、レジステローラ20を経て、転
写ベルト21により各転写チャージャ17と感光体14の間の
転写部を順次経由して搬送され、各転写部でBK、C、
M、Yの各色トナー像が位置を合せて転写された後定着
器22により定着され、排出ローラ23より機外に排出され
て記録が完了する。
上記構成の重ね合せ転写方式のカラー画像形成装置で
は、4色のトナー像が重ね合せられて原稿の色及び画像
が再現されるので、レーザ書込光学装置12の各出射口か
ら出射されるレーザ光の主走査範囲が感光体ドラムの幅
方向に一致しないと色ずれが発生し、画像品質が低下す
る。そこで、レーザ書込光学装置は、画像形成装置本体
に取付けるに先立って、治具等を用いて4色の画像光の
露光走査範囲の調整を行なった後、レーザ書込光学装置
を基準ピンと準備孔とを用いて画像形成装置に対して正
確に位置決めし、取付ける。
第2図(a)、(b)は従来のレーザ書込光学装置の
位置決め取付け装置の1例を示す図である。書込光学装
置12は画像形成装置本体プリンタ部3の前後側板の間に
延設された左右1対のステー37に書込光学装置の左右の
取付部33、31を、取付部に穿設された基準孔34、32がス
テー37に穿設した基準孔37aに中心が一致するようにし
て載置し、上方から基準ピン35を嵌入しその端に設けた
ねじ部35Cをステー37の基準孔37aの下部に形成されため
ねじ部37bに螺合させて締付けることにより画像形成装
置プリンタ部に位置決めして取付けられる。
ところで、従来基準孔及び基準ピンはストレートとさ
れ、書込光学装置12の交換、組付作業性、熱膨張による
変形防止等の観点から光学装置側基準孔32、34と基準ピ
ン35の嵌め合いは通常すき間ばめが採用されている。
又、光学装置及び画像形成装置の温度差による熱膨張差
を逃がすために、光学装置12側の一方の基準孔(従基準
側)は長円形の孔とされている。第2図(a)に示す如
く、光学装置12の右側(基準側)取付部31に穿設した基
準孔32と基準ピン35のストレート円筒部との間に隙C1が
あり、左側(従基準側)取付部33に穿設された長円孔34
の短径部と基準ピン35との間に隙間C2がある場合、光学
装置12は画像形成装置本体に対してこの範囲で固定位置
がばらつく。
第2図(a)中に実線で示す位置に光学装置12が治具
に固定され、基準ピン35の中心を結ぶ中心線に対して両
側各々1の範囲がレーザ光線(図には24BK、24Yのみを
示す)の露光幅(走査範囲)となるように複数のレーザ
光線の位置を調整したとする。この光学装置を画像形成
装置本体に取付ける際に、光学装置は実線で示す位置と
鎖線で示す位置との間のどこかに固定される。実線で示
す位置に取付けられた場合は、各レーザ光の走査範囲は
治具で調整したまゝの精度がでるが、鎖線で示すよう実
線位置と逆方向に傾いた位置に固定されたとすると、両
端の2つのレーザ光線の走査範囲は、図中にeで示す量
だけ主走査方向ずれてしまうことになる。eは である。基準孔、ピンの公差をH7、F7公差と仮定すると
最大隙間は50μm程度と考えられ、基準ピン間の傾きC1
+C2は0.1mm程度となる。L2/L1はスペースの制約等から
あまり小さくすることはできないので、結局eは0.1mm
程度からあまり小さくすることはできない。0.1mmずれ
ると出力画像で色ずれとなって表われ、画像品質を劣化
させる。
また、隙間ばめの場合、基準ピンと基準孔との間に隙
間があるため、光学装置が画像形成装置に対して振動す
る場合がある。特に、熱膨張対策のため、スプリング等
を介して光学装置を本体に固定している場合は、振動が
発生し易い。画像書込み中に書込光学装置が振動する
と、感光体に対する露光位置が変動し、画像にジターと
呼ばれる濃淡ムラが発生し、画像品質の低下を招く。
発明が解決しようとする課題 本発明は、上記構成のカラー画像形成装置の従来のレ
ーザー書込光学装置の位置決め取付装置の上記の欠点を
除去した、光学装置の交換、組付けの作業性を阻害する
ことなく、しかも基準ピンと基準孔の間に隙間がなく、
固定位置のばらつきがなく、色ずれやジターの発生を防
止した光学装置の位置決め取付け装置を提供することを
課題とする。
課題解決のための手段 本発明の位置決め取付け装置は、上記の課題を解決さ
せるため、基準ピンの書込光学装置側基準孔に嵌合する
部分にテーパー部を設けるとともに、書込光学装置側基
準孔に上記の基準ピンのテーパー部と同じテーパーを有
し、結合時基準ピンのテーパー部に圧接状態で係合する
テーパー部を設けたことを特徴とする。
作 用 上記の如く構成したので、基準ピンを光学装置側基準
孔が挿入し始める時期には、基準ピンのテーパー部と基
準孔のテーパー部との間には、交換、組付け作業に必要
な隙間が形成されており、容易に基準ピンを基準孔に挿
入することができ、挿入するにつれて自然に基準ピンの
テーパー部は基準孔のテーパー部に倣うことにより精度
高く位置決めされ、基準ピン先端を装置本体側基準孔の
ねじ部に螺合させて締付けることにより、光学装置は画
像形成装置本体に固定される。
実施例 以下に、本発明の実施例を、図面に基づいて詳細に説
明する。
第3図(a)(b)は、本発明の第1実施例の書込光
学装置取付装置の平面図及び側断面図である。取付ステ
ー37には基準孔部37aとねじ部37bが同軸的に設けられた
基準孔が穿設されている。一方、光学装置12の基準取付
部31には上が拡がったテーパー孔32が設けられており、
従基準取付部33にはテーパーを有する長円孔34が設けら
れている。両方の孔ともテーパー部の下方にテーパー部
下端の周囲に接続する若干の長さのストレート部が設け
られている。
ステー37の基準孔と光学装置側の基準孔に嵌合させて
光学装置12を画像形成装置に締結する基準ピン36には、
基準孔のテーパー部と同じテーパーを有する上が拡がっ
たテーパー部36a、ストレートに形成された基準ピン部3
6b及びねじ部36cが同軸に設けられており、基準ピン36
を光学装置側基準孔32、34に上部より挿入し下端のねじ
部36cをステー側の基準孔の下部のねじ孔37bに螺合さ
せ、頂部のスリワリ溝にドライバを係合させて締込んで
行くことにより、基準ピン36のテーパー部36aは、光学
装置側基準孔32、34のテーパー部に倣って位置決めされ
密着した状態で固定される。このようにして基準ピンと
基準孔との間に隙間が全く出来ないので、光学装置取付
前に各レーザ光の走査範囲の調整を行なっておけば、装
置本体に取付けた状態で再調整をしなくても色ずれが生
ずることはない。又、基準ピンと基準孔との間に隙間が
ないので光学装置の振動が防止され、書込み中の振動に
より発生するジターを防止することができる。
第4図は、本発明の第2実施例の側断面図である。こ
の実施例は、書込光学装置の熱膨張を考慮した固定手段
であり、基準ピン36は下に行く程拡がったテーパー部36
a有し、その下部にストレートの基準ピン部36bが設けら
れ、テーパー部の上にはねじ部が設けられている。スト
レートの基準ピン部36bはステー37に設けられた基準孔3
7aに圧入されて固着される。書込光学装置12側取付部3
1、33には下が拡がったテーパー孔32、34が穿設されて
いる。この場合も従基準側の基準孔34は長円形テーパー
孔となっている。
光学装置12側のテーパー状基準孔32、34を、テーパー
状基準ピン36に外嵌させて下降させて行くと基準孔32、
34のテーパー部は基準ピンのテーパー部36aに倣って書
込光学系12は所定の位置に位置決めされる。基準ピン36
上端のねじ部にナット38を被せて締め付けることにより
基準ピンのテーパー部36aと基準孔のテーパー部とは圧
接し、隙間がなくなり精度高く位置決め固定される。従
基準側の基準ピン36のねじ部に掛けるナット36と光学装
置取付部33の上面との間には圧縮スプリング38を介在さ
せて、熱膨張による光学装置12の伸縮に対してはテーパ
ー面で滑って逃すことが可能となっている。
効 果 以上の如く、本発明によれば、書込光学装置が画像形
成装置本体へ取付けられた状態では、位置決め取付け用
の基準ピンと基準孔との間に隙間が出来ないので振動の
発生が防止され、ジターの発生が防止され、又メンテナ
ンス等のため書込光学装置の脱着を行った場合にも精確
に所定の位置に位置決めされ、露光走査範囲の再調整を
する必要がなく、色ズレを防止することができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明が適用されるカラー画像形成装置の1例
の概略構成を示す側断面図、第2図(a)、(b)は夫
々従来の書込光学装置の位置決め取付け装置の1例の上
面図及び側断面図、第3図(a)、(b)は本発明の第
1実施例の上面図及び側断面図第4図は本発明の第2実
施例の側断面図である。 12……書込光学装置 14Y、14M、14C、14BK……感光体ドラム(潜像担持体) 31、33……書込光学装置側取付部 32、34……基準孔 36……基準ピン 36a……テーパー部 36b……基準ピン部
フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.6,DB名) G03G 15/04 - 15/056 G03G 15/01 - 15/01 117 G03G 13/01

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】複数の潜像担持体に、単一の書込光学装置
    ケーシングの異る位置に設けられ主走査方向に延設され
    た出射口より出射される偏向光線で光走査して画像書込
    みを行ない、各潜像担持体上に形成された潜像を現像し
    て得られた互いに異る色のトナー像を、各潜像担持体に
    順次接して搬送される転写紙に位置を合せて重ね合せ転
    写する画像形成装置の装置本体への書込光学装置取付装
    置であって、画像形成装置本体側取付部の少くとも2個
    所に設けられた基準孔に隙間なく嵌合される基準ピンに
    書込光学装置側取付部に設けられた基準孔を嵌合させて
    固定し、書込光学装置を画像形成装置の所定の位置に位
    置決めして取付ける取付装置において、 上記基準ピンの書込光学装置側基準孔に嵌合する部分に
    テーパー部を設けるとともに、書込光学装置側基準孔に
    上記の基準ピンのテーパー部と同じテーパーを有し結合
    時基準ピンのテーパー部に圧接状態で係合するテーパー
    部を設けたことを特徴とする取付け装置。
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