JP2787237B2 - 熱可塑性重合体粒子の製造方法 - Google Patents
熱可塑性重合体粒子の製造方法Info
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Description
可塑性重合体粒子に重合性単量体を添加し重合せしめる
際に微小粒子の生成を防止し、粒度がよく揃った発泡性
熱可塑性重合体粒子、特に発泡性スチレン系重合体粒子
を収率よく製造する方法に関する。
小さいものほど粒子に含まれている易揮発性発泡剤が容
易に離脱して短期間にその発泡力を失ってしまう。その
ため粒径の異なる粒子が混在するものを発泡すると、粒
子径によって発泡倍率に差が生じ、大粒子径の粒子が混
在しているほど同一密度の成形体の強度は低下する。ま
た、大粒子径の予備発泡粒子が混在していると、金型へ
の充填性が低下し、良好な発泡成形体が得られない等の
問題が生じる。更に、粒度分布の広い粒子から得られる
成形体は、発泡粒子の大きさに違いがあるため外観上も
美観を損ない好ましくない。
塑性重合体粒子としては、粒度分布の狭いものが望まし
い。
法としては、従来から大別して下記の方法等が知られて
いる。
後、篩分けによって所望する粒子径の粒子を得る方法。
所望する粒子径の粒子のみに発泡剤を含浸する方法。
発泡剤を含浸する方法。
する粒子径の粒子のみを取出し、これを水に分散して重
合性単量体を連続的もしくは断続的に添加して重合せし
め、成長した粒子に発泡剤を含浸する、いわゆるシード
重合法。
に発泡剤が含浸されるので、発泡剤を含有していながら
発泡性粒子として好適な粒子径でないため発泡用途に適
さない篩上、及び篩下の粒子を別用途向けに処理する必
要があり、このことが生産量を増やすにつれて大きな負
担となってくる。
てから使用するため、重合体粒子の製造工程と発泡剤の
含浸工程とが必然的に分かれ工程が煩雑であると共に、
コスト的にも不利である。また、この方法に於いても、
(1)と同様、所望する粒子径以外の粒子を別用途向け
に処理する負担は避けられない。
浸工程に加えてペレット化工程が必要であり、工程が著
しく煩雑である。また、このようにして得られた発泡性
粒子の発泡により生じるセルは極度に微細であって良好
な発泡成形体を得ることが困難である。
(4)の方法、即ちシード重合法が提案されている。こ
の方法によれば、均一な粒子径を有する重合体粒子を種
粒子として水に懸濁せしめ重合開始剤を含む重合性単量
体を添加して重合せしめることによって、懸濁せしめた
粒子の均一度に応じ所望する狭い粒度分布を有する熱可
塑性重合体粒子を製造することができる。しかしなが
ら、この方法には同時に大量の微小粉末状重合体が生成
する欠点がある。かかる問題に関し、特公昭46−2987に
重合性単量体の添加と少量のスチレンに溶解した重合開
始剤の添加とを同時に互いに別の添加ラインを通して行
なうことにより微小粉末状重合体の生成が抑制されるこ
とが開示されている。また特公昭49−19106には、少な
くとも分子量が200であり使用するスチレン系単量体に
可溶な重合抑制剤を該単量体及び重合開始剤と共に重合
体粒子の水懸濁物に添加することにより微小粉末状重合
体の生成が抑制されることが開示されている。しかし、
いずれの方法においても依然として微小重合体は生成
し、特に重合抑制剤を用いる場合には粒子の成長に何ら
かの悪影響を及ぼすことは避けられない。
特殊な重合法に於いて、微小粒子の生成を実質的に完全
に抑制し所望する粒子径の発泡性熱可塑性重合体粒子の
みを得るべく鋭意研究を重ねた結果、本発明を成すに到
った。
径の熱可塑性重合体粒子に、重合開始剤を含まない重合
性単量体と重合性単量体を含まない重合開始剤とをいず
れも分割して時間的にずらして交互に添加し、重合せし
めることを特徴とする熱可塑性重合体粒子の製造方法を
内容とするものである。
般に知られている熱可塑性樹脂の粒状物であり、このよ
うな粒子としては、スチレンを初めとしてα−メチルス
チレン、パラメチルスチレン、t−ブチルスチレン、ク
ロルスチレン等のスチレン系誘導体、メチルアクリレー
ト、ブチルアクリレート、メチルメタクリレート、エチ
ルメタクリレート、セチルメタクリレート等のアクリル
酸及びメタクリル酸のエステル、あるいはアクリロニト
リル、ジメチルフマレート、エチルフマレート等の各種
単量体の単独重合体粒子又は混合による共重合体粒子、
あるいはポリエチレン、ポリプロピレン等のペレット化
粒子等が挙げられる。これらのうち、スチレンを主成分
とするスチレン系重合体粒子を用いることは、発泡性ス
チレン系樹脂粒子の改良法として有意義である。また、
上記粒子の粒子径が均一であれば、得られる発泡性熱可
塑性重合体粒子の粒子径もよく揃ったものとなり好まし
い。そのような熱可塑性重合体粒子として好適なもの
は、少なくとも90重量%以上、好ましくは99重量%以上
の粒子が水中に懸濁せしめる全粒子の体積平均粒子径の
0.9〜1.1倍の粒子径を有する実質的に均一な粒子群であ
る。このような均一粒子径の粒子を簡便に得るには、重
合性単量体を規則的な振動下にノズルを通すことにより
均一径の液滴群として水性媒体中に分散させ、合着及び
付加的な分散を生じせしめることなく重合させる方法が
ある。また通常の懸濁重合法によって得られる重合体粒
子を分級してもよい。また、これらの粒子の使用量とし
ては、重合終了後の全重合体量の1〜60重量%、特に5
〜30重量%であるのが好ましい。即ち、使用量が1重量
%より少ない場合は、添加した単量体が粒子に含浸され
ないまま粉末状の単独の重合体となる割合が増すので好
ましくない。また使用量が多過ぎると、種粒子に対する
成長粒子の粒子径の比率が小さくなり、また経済的に不
利になる。
は、通常の懸濁重合法で用いられる単量体であればよ
く、このような単量体としては、スチレンを初めとして
α−メチルスチレン、パラメチルスチレン、t−ブチル
スチレン、クロルスチレン等のスチレン系誘導体、メチ
ルアクリレート、ブチルアクリレート、メチルメタクリ
レート、エチルメタクリレート、セチルメタクリレート
等のアクリル酸及びメタクリル酸のエステル、あるいは
アクリロニトリル、ジメチルフマレート、エチルフマレ
ート等の各種単量体が挙げられ、これらの単量体は単独
もしくは2種以上を混合して用いることができる。ま
た、ジビニルベンゼン、アルキレングリコールジメタク
リレート等の2官能性単量体を併用してもよい。
般に熱可塑性重合体の製造に用いられるラジカル発生型
重合開始剤を用いることができ、代表的なものとして
は、例えばベンゾイルパーオキサイド、ラウロイルパー
オキサイド、t−ブチルパーベンゾエート、t−ブチル
パーピバレート、t−ブチルパーオキシイソプロピルカ
ーボネート、t−ブチルパーオキシアセテート、2,2−
ジ−t−ブチルパーオキシブタン、t−ブチルパーオキ
シ3,3,5トリメチルヘキサノエート、ジ−t−ブチルパ
ーオキシヘキサハイドロテレフタレート、3,3,5トリメ
チルシクロヘキサン等の有機過酸化物や、アゾビスイソ
ブチロニトリル、アゾビスジメチルバレロニトリル等の
アゾ化合物が挙げられる。これらの重合開始剤は単独も
しくは2種以上を混合して用いることができるが、分子
量を調節しかつ残留単量体を減少させるには、分解温度
の異なる重合開始剤を2種以上併用するのが効果的であ
る。
用いられているものであり、例えばポリビニルアルコー
ル、メチルセルロース、ポリアクリルアミド、ポリビニ
ルピロリドン等の水溶性高分子や第三燐酸カルシウム、
ピロリン酸マグネシウム等の難溶性無機物質等が挙げら
れる。難溶性無機物質を用いる場合は、ドデシルベンゼ
ンスルフォン酸ソーダ等のアニオン界面活性剤を併用す
ると懸濁安定効果は増大する。また、水溶性高分子と難
溶性無機物質の併用も効果的である。
常態で気状であるが加圧下で液状となるものであって、
かつこれらの沸点が重合体の軟化点以下である易揮発性
有機化合物である。このような発泡剤としては、例えば
プロパン、ブタン、ペンタン、ヘキサン等の脂肪族炭化
水素、シクロブタン、シクロペンタン、シクロヘキサン
等の脂環族炭化水素、メチルクロライド、ジクロルジフ
ルオロメタン、ジクロルテトラフルオロエタン等のハロ
ゲン化炭化水素が挙げられる。これらの発泡剤は、単独
もしくは2種以上を併せて用いることがでる。
造核剤、可塑剤、溶剤、難燃剤等の発泡性熱可塑性重合
体粒子の製造に一般的に使用されている物質を併用する
ことは何ら差し支えない。
を水性分散媒中に懸濁させ、これに重合性単量体と重合
開始剤を添加するに際し、これらを水性分散媒中で共存
させることなく添加し、重合せしめることを特徴とす
る。添加するに際しては、重合性単量体と重合開始剤と
を時間的にずらして交互に、好ましくはそれぞれの全添
加量を3回以上に分割して添加する。このように分割し
て添加することにより、重合開始剤の活性が常に維持さ
れた状態で重合が進行する。重合性単量体と重合開始剤
を時間的にずらして交互に分割添加することにより、水
性分散媒中の重合体粒子へのこれらの含浸効率が高まり
各粒子に於いて重合が一様に進行するため粒子径のよく
揃った重合体粒子が得られ、また水性分散媒中で重合性
単量体と重合開始剤とが混合される機会が少ないため実
質的に微小重合体粒子の生成が抑制される。尚、重合性
単量体と重合開始剤を時間的にずらして交互に添加する
間に、重合性単量体と重合開始剤のいずれをも添加しな
い時間として好ましくは1〜30分間を設けることによ
り、効果はさらに顕著になる。
明するが、本発明はこれら実施例に限定されるものでは
ない。
介して取出口と導入口を結ぶ循環ラインを有する平板の
撹拌翼付き5l反応器に、第三燐酸カルシウム微粉末が30
00ppm、ポリビニルアルコール(ゴーセノールPH−20:日
本合成化学工業(株)製が50ppm、α−オレフィンスル
フォン酸ソーダが50ppmとなるように調合した水性分散
媒3を投入し、渦巻きポンプを使用して循環させてお
いた。
溶解し、これを第1図に示す如き0.2mmφのノズル5個
を有する液滴生成装置に0.8/Hrの速度で供給し、500H
zの機械的振動を与えて液滴群を水性分散媒中に生成さ
せ、これを液滴導入管を通して上記5l反応器中に浮力を
利用して導入した。500gの液滴を導入したら液滴の生成
を止め、、反応器中の分散液を90℃に昇温して2時間重
合させた。次いで、ポンプによる循環を止めて撹拌翼を
60rpmで駆動し、引き続き90℃で3時間重合させた。重
合完結後、反応器内のスラリーを冷却し、脱水乾燥して
重合体粒子群を得た。粒度分布を測定したところ、28〜
32メッシュ(0.59〜0.50mm)で平均粒子径が0.53mm、収
得率が99重量%で、粒子径の揃った真球状粒子群であっ
た。得られた粒子群を種粒子と称する。
ウム7.2g及びα−オレフィンスルフォン酸ソーダの1重
量%水溶液6mlを入れ、撹拌下にベンゾイルパーオキサ
イド0.3重量%を含むスチレン単量体1.8kgを加え、90℃
に昇温して5時間重合した。得られた重合物を冷却し、
脱水乾燥した後粒度分布を測定したところ、結果は第1
表の如くであった。
を篩分けて種粒子とすれば、収得率は僅かに29重量%と
いうことになる。
2g、α−オレフィンスルフォン酸ソーダ1重量%水溶液
20cc、種粒子360g及び粒子径が5〜15μmのエチレンビ
スステアリン酸アミド粉末8.1gを入れ、撹拌下に反応器
中の分散液を90℃に昇温した。次いで、椰子油12.6gを
スチレン単量体1440gに溶解した溶液並びにベンゾイル
パーオキサイド5g及び1,1−ジ−t−ブチルパーオキシ
3,3,5トリメチルシクロヘキサン1.8gを8gの水に分散せ
しめた分散液を夫々第2表に示す添加時期と添加量を以
って反応器中に仕込みながら90℃の温度下に重合した。
了した後、直ちに発泡剤としてシクロヘキサン32g及び
ブタン153gを添加し、115℃に昇温して3時間、重合及
び発泡剤の含浸を行った。冷却後、得られた発泡性スチ
レン重合体粒子を取出し、脱水、乾燥した後、粒度分布
を測定したところ、粒子径が500μm以下の微小重合体
粒子は0.1重量%であり、他の粒子は均一な粒子径を有
する正常なものであった。
2g、α−オレフィンスルフォン酸ソーダ1重量%、水溶
液20cc、種粒子360g及び粒子径が5〜15μmのエチレン
ビスステアリン酸アミド粉末8.1gを入れ、撹拌下に反応
器中の分散液を90℃に昇温した。次いで、椰子油12.6
g、ベンゾイルパーオキサイド5g及び1,1−ジ−t−ブチ
ルパーオキシ3,3,5トリメチルシクロヘキサン1.8gをス
チレン単量体1440gに溶解した溶液を第3表に示す速度
で反応器中に仕込みながら90℃の温度下に重合した。
後、実施例1と同様にして発泡剤を添加し、115℃に昇
温して3時間、重合及び含浸を行なった。冷却後、得ら
れた発泡性スチレン重合体粒子を取出し、脱水、乾燥し
た後、粒度分布を測定したところ、粒子径が500μm以
下の微小重合体粒子は4.8重量%であった。
2g、α−オレフィンスルフォン酸ソーダ1重量%水溶液
20cc、種粒子360g及び粒子径が5〜15μmのエチレンビ
スステアリン酸アミド粉末8.1gを入れ、撹拌下に反応器
中の分散液を90℃に昇温した。次いで、椰子油12.6gを
スチレン単量体1390gに溶解した溶液並びにベンゾイル
パーオキサイド5g及び1,1−ジ−t−ブチルパーオキシ
3,3,5トリメチルシクロヘキサン1.8gを50gのスチレン単
量体に溶解し、ヒドロキシエチルセルロースの0.2重量
%水溶液50gに乳化せしめた乳化液を夫々第4表に示す
速度で反応器中に仕込みながら90℃の温度下に重合し
た。
了した後、実施例1と同様にして発泡剤を添加し、115
℃に昇温して3時間重合及び含浸を行なった。冷却後、
得られた発泡性スチレン重合体粒子を取出し、脱水、乾
燥した後、粒度分布を測定したところ、粒子径が500μ
m以下の微小重合体粒子は1.4重量%であった。
らして交互に分割添加することにより、水性分散媒中の
重合体粒子へのこれらの含浸効率が高まり各粒子におい
て重合が一様に進行するため粒子径の均一な重合体粒子
が得られるとともに、重合性単量体と重合開始剤とが水
性分散媒中で混合される機会が少ないため微小重合体粒
子の生成が抑制され、粒度のよく揃った熱可塑性重合体
粒子が高収率で得られる。
の概要図である。 1……ノズルボックス 2……ノズル板 3……加振機振動部 4……重合性単量体導入口 5……液滴導入管 6……ダイヤフラム 7……水性分散媒 8……重合性単量体液滴群 9……加振機支持枠
Claims (7)
- 【請求項1】水性分散媒中に懸濁せしめた均一粒子径の
熱可塑性重合体粒子に、重合開始剤を含まない重合性単
量体と重合性単量体を含まない重合開始剤とをいずれも
分割して時間的にずらして交互に添加し、重合せしめる
ことを特徴とする熱可塑性重合体粒子の製造方法。 - 【請求項2】重合開始剤を含まない重合性単量体と重合
性単量体を含まない重合開始剤をいずれも3回以上に分
割して時間的にずらして交互に添加する請求項1記載の
製造方法。 - 【請求項3】請求項1又は2で得られる熱可塑性重合体
粒子に易揮発性発泡剤を含浸せしめる発泡性熱可塑性重
合体粒子の製造方法。 - 【請求項4】重合開始前の熱可塑性重合体粒子がスチレ
ン系重合体粒子であり、重合性単量体がスチレン系単量
体又はスチレン系単量体を主成分としてこれと共重合可
能な単量体との混合物である請求項1〜3記載の製造方
法。 - 【請求項5】重合開始前の熱可塑性重合体粒子の量が、
重合終了時の全重合体量の1〜60重量%である請求項1
〜4記載の製造方法。 - 【請求項6】重合開始前の熱可塑性重合体粒子の90重量
%以上の粒子が、水中に懸濁せしめる全粒子の体積平均
粒子径の0.9〜1.1倍の粒子径を有する請求項1〜5記載
の製造方法。 - 【請求項7】重合開始前の熱可塑性重合体粒子が、重合
性単量体を規則的な振動下にノズルを通すことにより均
一径の液滴群として水性媒体中に分散させ、合着及び付
加的な分散を生じせしめることなく重合させることによ
って得られる重合体粒子である請求項1〜6記載の製造
方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP30437389A JP2787237B2 (ja) | 1989-11-22 | 1989-11-22 | 熱可塑性重合体粒子の製造方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP30437389A JP2787237B2 (ja) | 1989-11-22 | 1989-11-22 | 熱可塑性重合体粒子の製造方法 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH03166239A JPH03166239A (ja) | 1991-07-18 |
JP2787237B2 true JP2787237B2 (ja) | 1998-08-13 |
Family
ID=17932240
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP30437389A Expired - Lifetime JP2787237B2 (ja) | 1989-11-22 | 1989-11-22 | 熱可塑性重合体粒子の製造方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
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JP (1) | JP2787237B2 (ja) |
-
1989
- 1989-11-22 JP JP30437389A patent/JP2787237B2/ja not_active Expired - Lifetime
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Publication number | Publication date |
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JPH03166239A (ja) | 1991-07-18 |
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