JP2786899B2 - 超高速ディスク装置 - Google Patents
超高速ディスク装置Info
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Description
【発明の詳細な説明】
[概要]
上位装置に複数のディスク装置を並列接続し、上位装
置との間でビット並列転送によりアクセスを行なう超高
速ディスク装置に関し、 装置構成を簡単にし、且つ消費電力を低減することを
目的とし、 書込読出回路及び複数のヘッドを備えたディスク機構
部をもつディスク装置の複数を、上位装置に並列接続
し、各ディスク装置の書込読出回路とディスク機構部と
の間に切替回路を設け、全ディスク装置の書込読出回路
と特定のディスク装置のヘッド群と選択接続により並列
ビットデータのライト又はリードアクセスを行なうよう
に構成する。この基本構成を1グループとして上位装置
に複数グループ接続することで、並列転送するビット数
を更に拡張できる。ディスク機構部の駆動はアクセス対
象となったもののみとし、現在アクセス中のディスクが
一杯になる直前に次のディスク機構部又はグループに属
するディスク機構部を起動する。 [産業上の利用分野] 本発明は、上位装置に対し複数のディスク装置を並列
接続し、上位装置との間での並列ビット転送によりアク
セスを行なう超高速ディスク装置に関する。 近年、コンピュータシステムの高速化に伴ないディス
ク装置の高速アクセス化、大容量化、更に低価格化が要
求されている。 このようなディスク装置に対する要求を満足させるた
め、ディスクの記録密度を高めたり、アクセス速度を上
げるためにディスク回転数を高速化しているが、飛躍的
に性能向上を図ることは困難である。 そこで、上位装置に対し既存のディスク装置を複数
台、並列接続し、各ディスク装置に1つのビットを割り
当て、上位装置との間で並列ビット転送を行なうこと
で、例えばn台のディスク装置を並列接続した場合に
は、nビット単位でライトアクセス又はリードアクセス
を可能とし、n倍の高速化とn倍の容量増加を実現して
いる。 しかし、既存のディスク装置を複数台、上位装置に並
列接続して運転したので、電力消費が大きく、また既存
のディスク装置を使用せずに並列ビット転送専用のディ
スク装置を準備した場合にはコストアップとになり、既
存のディスク装置を有効に生かした超高速ディスク装置
が望まれる。 [従来の技術] 第9図は従来の超高速ディスク装置を示した構成図で
ある。 第9図において、100は上位装置としてのコントロー
ラであり、1又は複数のホストが接続される。コントロ
ーラ100に対してはn台のディスク装置10−1〜10−n
が並列接続される。上位装置100と各ディスク装置10−
1〜10−nの間ではビットb1〜bnのnビット単位で並列
転送が行なわれる。 ディスク装置10−1〜10−nは既存のものを使用して
おり、コントローラ100に対するインタフェース回路28
−1〜28−n、リード/ライト回路12−1〜12−n、デ
ィスク機構部14−1〜14−nをもち、ディスク機構部14
−1〜14−nの各々には、例えば4台のヘッド16−1〜
16−4が設けられ、ヘッド16−1〜16−4はボイスコイ
ルモータ30により位置決め制御され、またディスク34−
1〜34−4はスピンドルモータ32により一定速度、例え
ば3600rpmで回転されている。ヘッド16−1〜16−4は
ヘッドアドレスに基づき切替スイッチ36−1〜36−nに
よりいずれか1つのヘッドがセレクトされる。 このような超高速ディスク装置にあっては、例えばラ
イトアクセスを例にとると、初期状態で各切替スイッチ
36−1〜36−nがヘッド16−1でセレクトしており、上
位装置100から転送されるnビットの並列データは全て
のリード/ライト回路12−1〜12−nにより同時に異な
るディスクの同一アドレス位置に並列的に書込まれる。
尚、装置全体としては並列ビット転送によるアクセスで
あるが、ディスク装置1台として見たときには、上位装
置からの直列転送データをビット単位で順次書込んでお
り、ディスク装置としての機能は何ら変わるものではな
い。 [発明が解決しようとする課題] しかしながら、ディスク装置を複数台、上位装置に並
列接続した従来の超高速ディスク装置にあっては、全て
のディスク装置が運転状態におかれるため、装置全体と
しての消費電力がディスク装置1台の場合に比べn倍と
なり、電源装置に容量の大きなものを使用しなければな
らず、ランニングコストが高くなる問題がある。 この消費電力の問題を解決するためには、第10図に示
すように、ヘッド16−1〜16−4専用のリード/ライト
回路12−n1〜12−n4(但し、n=1〜nの整数)を備え
たディスク装置200−1〜200−nを新たに準備し、この
ディスク装置200−1〜200−nを上位装置100に並列接
続して並列ビット転送することも考えられる。 しかし、ヘッド毎に専用のリード/ライト回路を設け
た場合には、ディスク装置1第の回路構成が大幅に複雑
化し、既存のディスク装置を使用した場合に比べ大幅な
コストアップになってしまう問題があった。 本発明は、このような従来の問題点に鑑みてなされた
もので、装置構成にし且つ消費電力も低減できる超高速
ディスク装置を提供することを目的とする。 [課題を解決するための手段] 第1図は本発明の原理説明図である。 第1図(a)は本発明の基本構成を示し、同図(b)
は並列転送ビット数を拡張した構成を示す。 まず第1図(a)の基本構成において、上位装置との
間で並列転送されるビット数をnとした時、該ビット数
nに一致した台数のディスク装置10−1〜10−nを上位
装置に並列接続する。ディスク装置10−1〜10−nの各
々は、少なくともビット数n個分のヘッド16−1〜16−
nを備えたディスク機構部14−1〜14−nと、各ディス
ク装置10−1〜10−n毎に1つずつ設けられた書込読出
回路12−1〜14−nを有する。更に、書込読出回路12−
1〜12−nとディスク機構部14−1〜14−nの中のいず
れか1つに属するヘッド16−1〜16−n間を選択的に接
続する接続手段18と、ライトアクセス時は書込読出回路
12−1〜12−nを予め定めた切替順番に従った特定のデ
ィスク機構部14−iに属するヘッド16−1〜16−nに接
続してディスクが一杯になるまでデータ書込みを行な
い、リードアクセス時には該アクセスに対応して特定の
ディスク機構部14−iに属するヘッド16−1〜16−nを
書込読出回路12−1〜12−nに接続して並列読出される
切替制御手段24とを設ける。 ここで複数のディスク機構部14−1〜14−nの内、切
替制御手段18により書込読出回路18により書込読出回路
12−1〜12−nに接続されているディスク機構部にのみ
電源を供給し、該ディスク機構部のディスク一杯になる
直前に次に切替接続されるディスク機構部に電源を供給
して少なくともスピンドルモータを起動させる起動制御
手段22を設ける。 次に第1図(b)の拡張構成にあっては、第1図
(a)に示すn台のディスク装置10−1〜10−nを1つ
のグループとして、上位装置に対しnグループを並列接
続し、各グループと上位装置との間でnビット単位で並
列転送することで合計n×nビットを同時に並列転送す
るように拡張構成する。各グループを構成するディスク
装置10−1〜10−nは第1図(a)の基本構成と同じで
ある。 更に、特定のグループに属する複数の書込読出回路12
−1〜12−nを同一グループ又は他のグループに属する
ディスク機構部14−1〜14−nのいずれか1つのヘッド
16−1〜16−nに選択的に接続する切替手段24と、ライ
トアクセス時は予め定めた切替順番に従って選択された
特定のグループに属する1つのディスク機構部14−1に
同一グループの書込読出回路12−1〜12−nを接続する
と共に、選択されたグループに属する残りのディスク機
構部14−2〜14−nのヘッド16−1〜16−nには他のグ
ループの書込読出回路12−1〜12−nをグループ単位で
接続してディスクが一杯になるまでデータ書込みを行な
い、リードアクセス時には該アクセスに対応した特定グ
ループに属するディスク機構部14−1〜14−nの複数群
のヘッド16−1〜16−nを全てのグループの書込読出回
路に接続して並列読出させる切替制御手段26とを設け
る。 この拡張構成において、スピンドルモータの回転同期
を行なうスピンドル同期回路をグループを構成する複数
のディスク機構部毎に設け、グループに属する各スピン
ドルモータの回転同期(スピンドルシンク)を行なう。 更に、拡張構成において、複数グループのディスク機
構部の内、切替制御手段24により選択接続されているグ
ループに属するディスク機構部14−1〜14−nのみに電
源を供給し、該グループのディスクが一杯になる直前に
次に切替接続されるグループのディスク機構部14−1〜
14−nに電源を供給して少なくとも各スピンドルモータ
を起動させる起動制御手段26を設ける。 [作用] このような構成を備えた本発明の超高速ディスク装置
によれば、上位装置との間の並列転送ビット数に対応し
た特定ディスク装置のヘッド群のセレクト状態におい
て、書込読出回路は各ディスク装置に個別に設けられて
いるものを使用してヘッド群とアクセスでき、既存のデ
ィスク装置に切替手段を付加させるだけで簡単にヘッド
毎に書込読出回路を受けたと同等な装置構成が得られ
る。 また運用状態にあっては、書込読出回路は全てのディ
スク装置につき常に動作状態にあるが、ディスク機構部
に関しては選択接続された1つのディスク機構部のみを
電源オンとして運転状態におき、残りのディスク機構部
は停止状態となり、その結果、ディスク装置を複数、並
列接続していても、消費電力は略ディスク装置1台分と
大幅に節減できる。 [実施例] 第2図は本発明の第1実施例を示した実施例構成図で
ある。 第2図において、100は上位装置としてのコントロー
ラであり、コントローラ100に対しては不図示の1また
は複数のホストがチャネル接続されている。 コントローラ100に対し、この実施例にあっては4台
のディスク装置10−1〜10−4を接続している。ディス
ク装置10−1〜10−4は同一構成を有し、例えばディス
ク装置10−1を例にとると、コントローラ100との間で
ビット転送を行なうインタフェース回路28−1、リード
アクセス時にデータ読出し、ライトアクセス時にデータ
書込みを行なうリード/ライト回路12−1、更にディス
ク機構部14−1を備える。ディスク機構部14−1には、
一例として4台のヘッド16−1〜16−4が設けられ、ヘ
ッド16−1〜16−4に対応してスピンドルモータ32によ
り一定速度で回転される4台のディスク34−1〜34−4
が設けられる。またヘッド16−1〜16−4はボイスコイ
ルモータ30により位置決め制御される。スピンドルモー
タ32及びボイスコイルモータ30は後の説明で明らかにす
るサーボ回路により制御される。 ディスク装置10−1〜10−4に設けられたリード/ラ
イト回路12−1〜12−4とディスク機構部14−1〜14−
4との間には、切替手段としてのマルチプレクサ18が設
けられる。マルチプレクサ18は4つのリード/ライト回
路12−1〜12−4を同じく4つのディスク機構部14−1
〜14−4のいずれか1つのヘッド群、即ち4つのヘッド
16−1〜16−4に対し選択的に接続する。例えばディス
ク機構部14−1のヘッド16−1〜16−4をセレクトした
場合には、リード/ライト回路12−1はヘッド16−1と
接続され、リード/ライト回路12−2はヘッド16−2と
接続され、リード/ライト回路12−3はヘッド16−3と
接続され、更にリード/ライト回路12−4はヘッド16−
4と接続される。 ここでマルチプレクサ18内に示す実線の矢印は、ディ
スク機構部14−1のヘッドセレクトが行なわれた状態の
接続関係を示し、、破線の矢印はディスク機構部14−2
のヘッドセレクトが行なわれた時の接続関係を示す。 マルチプレクサ18はコントローラ100の制御機能とし
て設けられた切替制御部20により切替制御される。 この切替制御部20によるマルチプレクサ18の切替制御
は、まずディスクが全て未記録にある初期状態にあって
は、ライトアクセスに対し切替制御部20はディスク装置
10−1のディスク機構部14−1をヘッドセレクトし、こ
のためマルチプレクサ18内の実線の矢印で示すように各
ディスク装置10−1〜10−4に設けられたリード/ライ
ト回路12−1〜12−4はディスク機構部14−1に設けら
れたヘッド16−1〜16−4の各々に接続される。 切替制御部20はディスク機構部14−1に対する書込容
量を常に監視しており、ディスクが一杯になったことを
判別すると、次のディスク装置10−2のディスク機構部
14−2に対するヘッドへの切替を指令し、マルチプレク
サ18内で破線の矢印で示すようにリード/ライト回路12
−1〜12−4がディスク機構部14−2のヘッド16−1〜
16−4の各々に接続される。 ここでコントローラ100の切替制御部20におけるディ
スク容量の判別はディスク最終トラックに対するライト
アクセスに基づいて判別したり、ディスク装置10−1〜
10−4に対し4ビット単位の並列データ転送を何回行な
ったかカウントすることにより判別できる。 第3図は第2図に示したマルチプレクサ18の構成図で
あり、4台のディスク装置10−1〜10−4に対応して4
回路のスイッチを内蔵した切替スイッチ群18−1〜18−
4を設けており、切替スイッチ群18−1〜18−4に対し
てはリード/ライト回路12−1〜12−4側が共通接続さ
れ、また各スイッチ群18−1〜18−4に対しディスク機
構部側14−1〜14−4毎に設けられた4群のヘッド16−
1〜16−4がそれぞれ接続されている。 このような構成のマルチプレクサ18に対しコントロー
ラ100に制御機能として設けられた切替制御部20は、切
換スイッチ群18−1〜18−4のいずれか1つに対しライ
トアクセス時には予め定めた順番に従って切換制御信号
を出力してオンし、一方、リードアクセス時には、リー
ドアドレスに対応したいずれかのスイッチ群をオンする
ように制御する。 第4図は第2図に示したディスク機構部14−1〜14−
4を更に詳細に示した概略構成図である。 第4図において、ディスク機構部14としてこの実施例
にあっては5枚のディスク34−1〜34−5と、8台のヘ
ッド16−1〜16−8を備えた構成を例にとっている。デ
ィスク34−1〜34−5はスピンドルモータ32により、例
えば3600rpmで低速回転される。またヘッド16−1〜16
−4はボイスコイルモータ30により位置決め制御され
る。5枚のディスク34−1〜34−5のうちの1枚はサー
ボ信号が書き込まれたサーボディスクであり、このサー
ボディスクに対応してサーボヘッドが設けられ、サーボ
ヘッドで読み取られたサーボ信号に基づいてボイスコイ
ルモータ30の位置決め制御及びスピンドルモータ32の定
速制御が行なわれる。 まずボイスコイルモータ30を制御するためのサーボ回
路40は、サーボロジック42、速度制御回路44、位置制御
回路46、コアース/ファイン切替回路48、及びパワーア
ンプ50で構成される。即ち、ディスクコントローラ42よ
り適宜のアクセスアドレスに対応したトラック情報が与
えられると、サーボロジック42は速度制御回路44に目標
速度信号を出力し、サーボヘッドの検出信号から得られ
る実速速度信号との偏差に基づき、コアース側に切替わ
っているコアース/ファイン切替回路48を介してパワー
アンプ50によりボイスコイルモータ30を速度制御して目
標トラックにヘッドを移動する。この目標トラックに対
するヘッドの速度制御において、サーボヘッドからはト
ラックを横切る毎にトラッククロッシングパルスが1つ
得られることから、サーボロジック42にあっては現在ト
ラックと目標トラックとの残差からトラッククロッシン
グパルスを順次減算し、残りトラックがゼロとなった
時、コアース/ファイン切替回路をコアースからファイ
ンに切替え、位置制御回路46の出力をパワーアンプ50を
介してボイスコイルモータ30に与えることで、目標トラ
ックに沿ってヘッドをトレースさせる制御(オントラッ
ク制御)に切替える。 次にスピンドルモータ32に対するサーボ回路40として
は、PWM制御回路52、モータ制御回路54及びパワーアン
プ56が設けられる。スピンドルモータ32としては、例え
ばブラシレス構造のDCモータが使用され、PWM制御によ
り一定速度に回転制御される。 即ち、PWM制御回路52に対してはディスクの実回転を
検出するインデックス信号と、基準回転を決めるための
基準クロックが入力される。即ちインデックス信号はデ
ィスクが1回転する毎に1つ得られ、一方、基準クロッ
クは一定速度3600rpmの時の1回転の周期に従って発生
する。PWM制御回路52は基準クロックに対するインデッ
クス信号の位相差を検出し、この位相差をゼロとするよ
うにモータ制御回路54に対しパルス幅制御を行なう。モ
ータ制御回路54は、例えばスピンドルモータ32として3
相6極のDCモータを使用した場合、スピンドルモータ32
に設けられた3つのホール素子によりステータコイルの
コイル位相切替を検出し、このコイル位相切替に同期し
ていずれか1つのステータコイルに電流を流しており、
コイル位相切替に応じた通電時間をPWM制御回路52から
の制御信号によってパルス幅制御して、スピンドルモー
タ32の回転数を基準クロックで定める回転周期に保つ。 次に第2図の実施例の動作を説明する。 いまディスク装置10−1〜10−4の全てのディスクが
未記録状態にある初期状態で、コントローラ100よりラ
イトアクセスが行なわれたとすると、マルチプレクサ18
は実線の矢印で示すようにリード/ライト回路12−1〜
12−4を先頭のディスク装置10−1におけるディスク機
構部14−1に設けられている4つのヘッド16−1〜16−
4の各々に接続する。勿論、リード/ライト回路12−1
〜12−4はコントローラ100側からのライトデータを変
調してヘッド側に出力するライトモードに切替わる。 マルチプレクサ18の切替が終了するとコントローラ10
0からは4ビットb1〜b4単位で並列的にインタフェース2
8−1〜28−4に対しビット転送が行なわれ、データビ
ットb1はリード/ライト回路12−1からマルチプレクサ
18を介してディスク機構部14−1のヘッド16−1に与え
られ、ディスク34−1に書込まれる。同時にデータビッ
トb2はインタフェース28−2、リード/ライト回路12−
2、マルチプレクサ18を介してディスク機構部14−1の
ヘッド16−2に与えられ、ディスク34−2に書込まれ
る。同様にしてビットb3,b4についても、同時にディス
ク機構部14−1のヘッド16−3,16−4の各々によりディ
スク34−3,34−4の各々に書込まれる。 このように本発明の超高速ディスク装置におけるライ
トアクセスにあっては、複数のディスク装置に対しライ
トデータを並列ビット転送することで1回で書込むこと
ができ、第2図の実施例にあっては、例えば従来のディ
スク装置の転送速度を3MB/sとすると、3MB/s×4=12MB
/sとなる4倍の転送速度を実現することができる。 コントローラ100の切替制御部20は最初にセレクトさ
れたディスク機構14−1のディスク34−1〜34−4が一
杯になるか否か監視しており、例えばディスク最終トラ
ックに対するライトアクセスに行なって書込終了通知を
受けると、次のライトアクセス時にあってはマルチプレ
クサ18に切替制御信号を出力し、破線の矢印で示すよう
に次のディスク機構部14−2のヘッド16−1〜16−2に
対する接続に切替える。 以下、ディスク機構部14−2が一杯になれば、次のデ
ィスク機構部14−3に切替わり、ディスク機構部14−3
が一杯になれば、最後のディスク機構部14−4に切替わ
る。 次にリードアクセス時にあっては、ホストからのコン
トローラ100に対するリードアクセスで得られたリード
アドレスに基づき、切替制御部20でディスク機構部14−
1〜14−4の中のリードアドレスを有するいずれか1つ
のディスク機構部を判別し、判別したディスク機構部を
セレクトするようにマルチプレクサ18を制御し、同時に
セレクトしたディスク機構部のサーボ回路に対しリード
アクセスを指令することで、ヘッド位置決めを行なって
4ビット単位で並列的に読み出して、コントローラ100
に転送するようになる。 第5図は本発明の第2実施例を示した実施例構成図で
あり、この実施例は第2図の実施例に、各ディスク装置
のディスク機構部をヘッドセレクトに対応して起動する
起動制御手段を設けたことを特徴とする。 第5図において、コントローラ100及び本来のディス
ク装置10−1〜10−4の構成は第2図と同じであるが、
これに加えて起動制御回路70が新たに設けられる。起動
制御装置70は、コントローラ100より現在選択している
任意のディスク機構におけるディスクが一杯になる直前
のタイミングを判別した判別信号を受けた際に、予め定
めた順番に従って次にヘッドセレクトを行なおうとする
ディスク機構部に対し起動信号を出力して電源をオンと
する。 即ち、第2図の実施例にあっては、装置をスタートす
るとコントローラ100より全てのディスク装置10−1〜1
0−4にパワーオン信号を供給して動作状態としてい
る。これに対し第5図の実施例にあっては、ディスク装
置10−1〜10−4に設けられたリード/ライト回路12−
1〜12−4、インタフェース28−1〜28−4を含むデー
タ処理系統については、常時電源オンとして動作状態と
しているが、ディスク機構部14−1〜14−2については
マルチプレクサ18によりヘッドセレクトが行なわれたデ
ィスク機構部のみに電源供給を行なって動作状態として
いる。 例えばライトアクセスでディスク機構部14−1のヘッ
ドセレクトがマルチプレクサ18により行なわれていたと
すると、起動制御回路70はディスク機構部14−1に対し
パワーオンを指令して動作状態としているが、残りのデ
ィスク機構部14−1〜14−3についてはパワーオフ信号
を供給して電源供給を停止している。 そして、ヘッドセレクト状態にあるディスク機構部14
−1のディスクが一杯になる直前でコントローラ100よ
り判別信号を受けると、起動制御回路70は予め定めた順
番に従った次のディスク構成部、例えばディスク機構部
14−2に対しパワーオン信号を出力し、ディスク機構部
14−1のディスクが一杯になる直前で次にヘッドセレク
トがされるディスク機構部14−2を動作状態、具体的に
はスピンドルモータ32を起動して定速回転状態とし、ボ
イスコイルモータ30のサーボ系をオンしてヘッド位置決
めスタンバイ状態とする。 続いて、コントローラ100でディスク機構部14−1の
ディスクが一杯になったことが判定されて、次のライト
アクセスディスク機構部14−2のヘッドセレクトがマル
チプレクサ18で行なわれたとすると、その時、既にディ
スク機構部14−1は動作状態にあるため、空き時間を生
ずることなく直ちにデータ書込みを行なうことができ
る。 尚、既にディスクが一杯となったディスク機構部14−
1については、ライトデータに対するリードアクセスが
ランダムに行なわれる可能性があることから、その後の
ディスク機構部14−1は動作状態を維持する。 以下同様にして、ヘッドセレクトがされているディス
クが一杯になる直前で次のディスク機構部を起動する処
理を順次繰り返す。 このようなディスク機構部の起動制御により、空き状
態にあるディスク機構部に対する電源供給は遮断されて
いるため、超高速ディスク装置の消費電力を最小限に抑
えることができる。 第6図は本発明の第3実施例を示した実施例構成図で
あり、この実施例にあっては第2図のディスク装置側の
構成を1グループとして、このグループをコントローラ
に対し複数グループに設けて更に転送速度を高速化した
ことを特徴とする。 第6図において、60−1〜60−4はグループユニット
であり、グループユニット60−1〜60−4のそれぞれに
は、第2図に示したインタフェース28−1〜28−4、リ
ード/ライト回路12−1〜12−4、及びディスク機構部
14−1〜14−4が設けられる。 第6図では説明を簡単にするため、グループユニット
60−1に属するディスク装置10−1についてインタフェ
ース28−1、リード/ライト回路12−1、ディスク機構
部14−1、ディスク機構部14−1内に設けられた4つの
ヘッド16−1〜16−4を示しているが、それ以外につい
ては1つのディスク装置を横の棒線で示し、インタフェ
ース、リード/ライト回路のそれぞれは黒丸で示し、ヘ
ッド機構部については矩形ブロックで簡略化して示して
いる。 このようなグループユニット60−1〜60−4における
各グループのリード/ライト回路12−1〜12−4、4つ
ずつのヘッド16−1〜16−4を備えたディスク機構部14
−1〜14−4との間には、切替手段としてのマルチプレ
クサ22が設けられる。マルチプレクサ22はコントローラ
100側の16台のリード/ライト回路を各グループユニッ
ト60−1〜60−4のいずれかのディスク機構部14−1〜
14−4における16個のヘッドに選択的に切替制御する。 マルチプレクサ22はコントローラ100の制御機能とし
て設けられた切替制御手段24により制御される。 ここでコントローラ100よりグループユニット60−1
〜60−4毎に4ビットb1〜b4単位で並列データ転送が行
なわれ、即ち合計16ビットの並列転送が行なわれるもの
とすると、例えば切替制御手段24は、まずグループユニ
ット60−1を選択するようにマルチプレクサ22を切替え
る。このマルチプレクサ22の切替によりグループユニッ
ト60−1に属する4つのリード/ライト回路12−1〜12
−4は、同じグループユニット60−1のディスク機構部
14−1に設けられている4つのヘッド16−1〜16−4に
継続される。 グループユニット60−1の次のディスク機構部14−2
に設けられている4つのヘッドに対しては、グループユ
ニット60−2に設けた4つのリード/ライト回路12−1
〜12−4が接続される。またグループユニット60−1の
3番目のディスク機構部14−3に設けた4つのヘッドに
対しては、グループユニット60−3に設けた4つのリー
ド/ライト回路12−1〜12−4が接続される。更に、グ
ループユニット60−1における4番目のディスク機構部
14−4に設けられるた4つのヘッドに対しては、グルー
プユニット60−4に設けた4つのリード/ライト回路12
−1〜12−4が接続される。 即ち、グループユニット60−1のヘッドセレクトに対
しては、コントローラ100から同時に並列転送された16
ビットデータは4つのグループユニット60−1〜60−4
に設けられた16個のリード/ライト回路により変調され
て、第1のグループユニット60−1の4つのディスク機
構部14−1〜14−4における16個のヘッドに並列的に与
えられ、グループユニット60−1の16枚にディスクに対
し同時に書き込まれる。 コントローラ100に設けられた切替制御部24は、グル
ープユニット60−1におけるディスクが一杯になったか
否か監視しており、例えばディスクの最終トラックに対
するライトアクセスの終了通知を受けると、次のライト
アクセスでマルチプレクサ22をグループユニット60−2
側の16個のヘッド群に切替接続する。 勿論、リードアクセス時にあっては、リードアドレス
から対応するグループユニットが判別でき、判別された
グループユニットの16個のヘッド群を選択するようにマ
ルチプレクサ22を切替制御した後、選択したグループユ
ニットのディスク機構部のサーボ回路にリードアクセス
を指令して16個のビットデータを並列的に読出してコン
トローラ100に転送するようになる。 更に、グループユニット60−1〜60−4に設けられた
4つのディスク機構部14−1〜14−4に対しては、共通
にスピンドル同期回路62が設けられており、16個のヘッ
ドにより同時にライトアクセスまたはリードアクセスが
行なわれることから、各ディスク機構部14−1〜14−4
に設けられている合計4つのスピンドルモータ32の回転
制御が同期するようにスピンドル同期回路62を設ける。
具体的には第4図に示したサーボ回路40のスピンドルモ
ータ32を制御するためのPWM制御回路52に対する基準ク
ロックを、4つのディスク機構部に共通に供給すること
でスピンドル同期を取ることができる。 更に具体的に説明するならば、ディスク機構部14−1
〜14−4はそれぞれ基準クロックの発振器を備えている
が、そのうちの任意の1つの基準クロック発振器のみを
有効とし、他の基準クロック発振器を停止し、単一の基
準クロック発振器からの基準クロックを4つのディスク
機構部14−1〜14−4に設けたPWM制御回路52に共通に
供給する。 この第6図に示した拡張システムであっては、ディス
ク装置1台の転送速度を3MB/sとすると、各グループユ
ニット60−1は、第2図に示したと同様12MB/sの転送速
度を持ち、この転送速度を持つグループユニットを4つ
並列接続していることから、12MB/s×4=48MB/sの転送
速度を実現することができる。 第7図は第6図の第3実施例においてグループ単位で
行なわれるヘッド群の切替動作を示す。 第7図(a)は、第6図のグループユニット60−1の
16個のヘッド群のセレクト状態を示しており、ヘッド機
構部14−1については同一グループに属する4つのリー
ド/ライト回路12−1〜12−4が接続されるが、残りの
ヘッド機構部14−2〜14−4の各ヘッドについては他の
グループユニット60−2〜60−4における4つのリード
/ライト回路12−1〜12−4の各々が接続される。 そしてグループユニット60−1のディスクが一杯なる
と、第7図(b)に示すように、次のグループユニット
60−2のヘッド機構部14−1〜14−4による16個のヘッ
ドに対するヘッドセレクトに切替わる。 第8図は本発明の第4実施例を示した実施例構成図で
あり、この実施例にあっては第6図の第3実施例に、第
5図の第2実施例と同様のグループ起動制御回路80を設
けたことを特徴とする。 第8図において、コントローラ100及びグループユニ
ット60−1〜60−4の構成は、第6図と同じであるが、
新たにグループ起動制御回路80が設けられる。 グループ起動制御回路80は、グループユニット60−1
〜60−4毎に設けられている4台のディスク構成部14−
1〜14−4に対する電源供給を制御する。 即ち、超高速ディスク装置の運用状態にあっては、各
グループユニット60−1〜60−4におけるインタフェー
ス、リード/ライト回路、マルチプレクサ、更にヘッド
を含むデータ処理系統については常時電源を供給して動
作状態としている。しかし、ディスク機構部については
ヘッドセレクトが行われているグループユニットについ
てのみ電源供給を行なって動作状態とする。このヘッド
セレクトが行なわれているグループユニットのディスク
機構部にのみ電源を供給して動作状態とする制御は、ラ
イトアクセス時のみに有効となる。 例えばグループユニット60−1をヘッドセレクトした
ライトアクセス時にあっては、グループ起動制御回路80
はグループユニット60−1のディスク機構部14−1〜14
−4に対しパワーオン指令を行なって電源供給により動
作状態としているが、残り3つのグループユニット60−
2〜60−4のディスク機構部14−1〜14−4のそれぞれ
については、パワーオフ指令を行なって電源供給を停止
している。 コントローラ100に設けられた切替制御部20は、ディ
スクが一杯になったことを判別する機能を有することか
ら、現在、ヘッドセレクトが行なわれているグループユ
ニット60−1のディスクが一杯になる直前を判別してグ
ループ起動制御回路80に判別出力を生じ、この判別出力
を受けてグループ起動制御回路80は次に接続されるグル
ープユニット、例えばグループユニット60−2のディス
ク機構部14−1〜14−4に対しパワーオン指令を行なっ
て動作状態とする。具体的には第4図の示したサーボ回
路40を起動してスピンドルモータ32を定速回転し、且つ
ボイスコイルモータ30によりヘッド位置決め制御のスタ
ンバイ状態を作り出す。 従って、コントローラ100の切替制御部24によりグル
ープユニット60−1のディスクが一杯になったことが判
別されて次のライトアクセスよりグループユニット60−
2のヘッドセレクトがマルチプレクサ22で行なわれた際
には、グループユニット60−2のディスク機構部14−1
〜14−4は既に動作状態にあり、直ちにコントローラ10
0からのビットアクセスに対応することができる。 またディスクの空き状態にあるグループユニットに属
するディスク機構部に対する電源供給が停止されている
ため、装置全体としての消費電力を十分に節減すること
ができる。尚、ディスク書き込みが既に行なわれたグル
ープユニットについては、リードアクセスがランダムに
行なわれることから、その後はディスク機構部の動作状
態は保持する。 以上の実施例は1台のディスク装置に4つのヘッドを
設けた場合を例にとるものであったが、例えば1台のデ
ィスク装置のヘッド数をnとした場合、第2図の実施例
にあっては、コントローラ100に対しn台のディスク装
置10−1〜10−nを並列接続するように一般化して表わ
すことができる。また、第6図の拡張システムについて
も、1台のディスク装置のヘッド数をnとすると、1グ
ループユニットのヘッド数はn×n個となる。従って、
n台のディスク装置で1グループとなるグループユニッ
トをn個コントローラ100に対し並列接続し、コントロ
ーラ100との間でn×nビットを同時に並列転送するよ
うに一般的に表わすことができる。 [発明の効果] 以上説明してきたように本発明によれば、既存のディ
スク装置の構成及び動作を損なわずに、1台のディスク
装置に設けた複数のヘッドに対し各ディスク装置毎に設
けられた書込・読出回路を選択的に接続して上位装置と
の間で並列ビット転送を行なうことにより高速アクセス
が実現される。 また、ライトアクセス時にあっては、ヘッドセレクト
がされてない空きディスクに対応したディスク機構部に
対する電源供給を遮断しておくことで、複数のディスク
装置を上位装置に並列接続していても、装置全体として
の消費電力を大幅に節減することができる。
置との間でビット並列転送によりアクセスを行なう超高
速ディスク装置に関し、 装置構成を簡単にし、且つ消費電力を低減することを
目的とし、 書込読出回路及び複数のヘッドを備えたディスク機構
部をもつディスク装置の複数を、上位装置に並列接続
し、各ディスク装置の書込読出回路とディスク機構部と
の間に切替回路を設け、全ディスク装置の書込読出回路
と特定のディスク装置のヘッド群と選択接続により並列
ビットデータのライト又はリードアクセスを行なうよう
に構成する。この基本構成を1グループとして上位装置
に複数グループ接続することで、並列転送するビット数
を更に拡張できる。ディスク機構部の駆動はアクセス対
象となったもののみとし、現在アクセス中のディスクが
一杯になる直前に次のディスク機構部又はグループに属
するディスク機構部を起動する。 [産業上の利用分野] 本発明は、上位装置に対し複数のディスク装置を並列
接続し、上位装置との間での並列ビット転送によりアク
セスを行なう超高速ディスク装置に関する。 近年、コンピュータシステムの高速化に伴ないディス
ク装置の高速アクセス化、大容量化、更に低価格化が要
求されている。 このようなディスク装置に対する要求を満足させるた
め、ディスクの記録密度を高めたり、アクセス速度を上
げるためにディスク回転数を高速化しているが、飛躍的
に性能向上を図ることは困難である。 そこで、上位装置に対し既存のディスク装置を複数
台、並列接続し、各ディスク装置に1つのビットを割り
当て、上位装置との間で並列ビット転送を行なうこと
で、例えばn台のディスク装置を並列接続した場合に
は、nビット単位でライトアクセス又はリードアクセス
を可能とし、n倍の高速化とn倍の容量増加を実現して
いる。 しかし、既存のディスク装置を複数台、上位装置に並
列接続して運転したので、電力消費が大きく、また既存
のディスク装置を使用せずに並列ビット転送専用のディ
スク装置を準備した場合にはコストアップとになり、既
存のディスク装置を有効に生かした超高速ディスク装置
が望まれる。 [従来の技術] 第9図は従来の超高速ディスク装置を示した構成図で
ある。 第9図において、100は上位装置としてのコントロー
ラであり、1又は複数のホストが接続される。コントロ
ーラ100に対してはn台のディスク装置10−1〜10−n
が並列接続される。上位装置100と各ディスク装置10−
1〜10−nの間ではビットb1〜bnのnビット単位で並列
転送が行なわれる。 ディスク装置10−1〜10−nは既存のものを使用して
おり、コントローラ100に対するインタフェース回路28
−1〜28−n、リード/ライト回路12−1〜12−n、デ
ィスク機構部14−1〜14−nをもち、ディスク機構部14
−1〜14−nの各々には、例えば4台のヘッド16−1〜
16−4が設けられ、ヘッド16−1〜16−4はボイスコイ
ルモータ30により位置決め制御され、またディスク34−
1〜34−4はスピンドルモータ32により一定速度、例え
ば3600rpmで回転されている。ヘッド16−1〜16−4は
ヘッドアドレスに基づき切替スイッチ36−1〜36−nに
よりいずれか1つのヘッドがセレクトされる。 このような超高速ディスク装置にあっては、例えばラ
イトアクセスを例にとると、初期状態で各切替スイッチ
36−1〜36−nがヘッド16−1でセレクトしており、上
位装置100から転送されるnビットの並列データは全て
のリード/ライト回路12−1〜12−nにより同時に異な
るディスクの同一アドレス位置に並列的に書込まれる。
尚、装置全体としては並列ビット転送によるアクセスで
あるが、ディスク装置1台として見たときには、上位装
置からの直列転送データをビット単位で順次書込んでお
り、ディスク装置としての機能は何ら変わるものではな
い。 [発明が解決しようとする課題] しかしながら、ディスク装置を複数台、上位装置に並
列接続した従来の超高速ディスク装置にあっては、全て
のディスク装置が運転状態におかれるため、装置全体と
しての消費電力がディスク装置1台の場合に比べn倍と
なり、電源装置に容量の大きなものを使用しなければな
らず、ランニングコストが高くなる問題がある。 この消費電力の問題を解決するためには、第10図に示
すように、ヘッド16−1〜16−4専用のリード/ライト
回路12−n1〜12−n4(但し、n=1〜nの整数)を備え
たディスク装置200−1〜200−nを新たに準備し、この
ディスク装置200−1〜200−nを上位装置100に並列接
続して並列ビット転送することも考えられる。 しかし、ヘッド毎に専用のリード/ライト回路を設け
た場合には、ディスク装置1第の回路構成が大幅に複雑
化し、既存のディスク装置を使用した場合に比べ大幅な
コストアップになってしまう問題があった。 本発明は、このような従来の問題点に鑑みてなされた
もので、装置構成にし且つ消費電力も低減できる超高速
ディスク装置を提供することを目的とする。 [課題を解決するための手段] 第1図は本発明の原理説明図である。 第1図(a)は本発明の基本構成を示し、同図(b)
は並列転送ビット数を拡張した構成を示す。 まず第1図(a)の基本構成において、上位装置との
間で並列転送されるビット数をnとした時、該ビット数
nに一致した台数のディスク装置10−1〜10−nを上位
装置に並列接続する。ディスク装置10−1〜10−nの各
々は、少なくともビット数n個分のヘッド16−1〜16−
nを備えたディスク機構部14−1〜14−nと、各ディス
ク装置10−1〜10−n毎に1つずつ設けられた書込読出
回路12−1〜14−nを有する。更に、書込読出回路12−
1〜12−nとディスク機構部14−1〜14−nの中のいず
れか1つに属するヘッド16−1〜16−n間を選択的に接
続する接続手段18と、ライトアクセス時は書込読出回路
12−1〜12−nを予め定めた切替順番に従った特定のデ
ィスク機構部14−iに属するヘッド16−1〜16−nに接
続してディスクが一杯になるまでデータ書込みを行な
い、リードアクセス時には該アクセスに対応して特定の
ディスク機構部14−iに属するヘッド16−1〜16−nを
書込読出回路12−1〜12−nに接続して並列読出される
切替制御手段24とを設ける。 ここで複数のディスク機構部14−1〜14−nの内、切
替制御手段18により書込読出回路18により書込読出回路
12−1〜12−nに接続されているディスク機構部にのみ
電源を供給し、該ディスク機構部のディスク一杯になる
直前に次に切替接続されるディスク機構部に電源を供給
して少なくともスピンドルモータを起動させる起動制御
手段22を設ける。 次に第1図(b)の拡張構成にあっては、第1図
(a)に示すn台のディスク装置10−1〜10−nを1つ
のグループとして、上位装置に対しnグループを並列接
続し、各グループと上位装置との間でnビット単位で並
列転送することで合計n×nビットを同時に並列転送す
るように拡張構成する。各グループを構成するディスク
装置10−1〜10−nは第1図(a)の基本構成と同じで
ある。 更に、特定のグループに属する複数の書込読出回路12
−1〜12−nを同一グループ又は他のグループに属する
ディスク機構部14−1〜14−nのいずれか1つのヘッド
16−1〜16−nに選択的に接続する切替手段24と、ライ
トアクセス時は予め定めた切替順番に従って選択された
特定のグループに属する1つのディスク機構部14−1に
同一グループの書込読出回路12−1〜12−nを接続する
と共に、選択されたグループに属する残りのディスク機
構部14−2〜14−nのヘッド16−1〜16−nには他のグ
ループの書込読出回路12−1〜12−nをグループ単位で
接続してディスクが一杯になるまでデータ書込みを行な
い、リードアクセス時には該アクセスに対応した特定グ
ループに属するディスク機構部14−1〜14−nの複数群
のヘッド16−1〜16−nを全てのグループの書込読出回
路に接続して並列読出させる切替制御手段26とを設け
る。 この拡張構成において、スピンドルモータの回転同期
を行なうスピンドル同期回路をグループを構成する複数
のディスク機構部毎に設け、グループに属する各スピン
ドルモータの回転同期(スピンドルシンク)を行なう。 更に、拡張構成において、複数グループのディスク機
構部の内、切替制御手段24により選択接続されているグ
ループに属するディスク機構部14−1〜14−nのみに電
源を供給し、該グループのディスクが一杯になる直前に
次に切替接続されるグループのディスク機構部14−1〜
14−nに電源を供給して少なくとも各スピンドルモータ
を起動させる起動制御手段26を設ける。 [作用] このような構成を備えた本発明の超高速ディスク装置
によれば、上位装置との間の並列転送ビット数に対応し
た特定ディスク装置のヘッド群のセレクト状態におい
て、書込読出回路は各ディスク装置に個別に設けられて
いるものを使用してヘッド群とアクセスでき、既存のデ
ィスク装置に切替手段を付加させるだけで簡単にヘッド
毎に書込読出回路を受けたと同等な装置構成が得られ
る。 また運用状態にあっては、書込読出回路は全てのディ
スク装置につき常に動作状態にあるが、ディスク機構部
に関しては選択接続された1つのディスク機構部のみを
電源オンとして運転状態におき、残りのディスク機構部
は停止状態となり、その結果、ディスク装置を複数、並
列接続していても、消費電力は略ディスク装置1台分と
大幅に節減できる。 [実施例] 第2図は本発明の第1実施例を示した実施例構成図で
ある。 第2図において、100は上位装置としてのコントロー
ラであり、コントローラ100に対しては不図示の1また
は複数のホストがチャネル接続されている。 コントローラ100に対し、この実施例にあっては4台
のディスク装置10−1〜10−4を接続している。ディス
ク装置10−1〜10−4は同一構成を有し、例えばディス
ク装置10−1を例にとると、コントローラ100との間で
ビット転送を行なうインタフェース回路28−1、リード
アクセス時にデータ読出し、ライトアクセス時にデータ
書込みを行なうリード/ライト回路12−1、更にディス
ク機構部14−1を備える。ディスク機構部14−1には、
一例として4台のヘッド16−1〜16−4が設けられ、ヘ
ッド16−1〜16−4に対応してスピンドルモータ32によ
り一定速度で回転される4台のディスク34−1〜34−4
が設けられる。またヘッド16−1〜16−4はボイスコイ
ルモータ30により位置決め制御される。スピンドルモー
タ32及びボイスコイルモータ30は後の説明で明らかにす
るサーボ回路により制御される。 ディスク装置10−1〜10−4に設けられたリード/ラ
イト回路12−1〜12−4とディスク機構部14−1〜14−
4との間には、切替手段としてのマルチプレクサ18が設
けられる。マルチプレクサ18は4つのリード/ライト回
路12−1〜12−4を同じく4つのディスク機構部14−1
〜14−4のいずれか1つのヘッド群、即ち4つのヘッド
16−1〜16−4に対し選択的に接続する。例えばディス
ク機構部14−1のヘッド16−1〜16−4をセレクトした
場合には、リード/ライト回路12−1はヘッド16−1と
接続され、リード/ライト回路12−2はヘッド16−2と
接続され、リード/ライト回路12−3はヘッド16−3と
接続され、更にリード/ライト回路12−4はヘッド16−
4と接続される。 ここでマルチプレクサ18内に示す実線の矢印は、ディ
スク機構部14−1のヘッドセレクトが行なわれた状態の
接続関係を示し、、破線の矢印はディスク機構部14−2
のヘッドセレクトが行なわれた時の接続関係を示す。 マルチプレクサ18はコントローラ100の制御機能とし
て設けられた切替制御部20により切替制御される。 この切替制御部20によるマルチプレクサ18の切替制御
は、まずディスクが全て未記録にある初期状態にあって
は、ライトアクセスに対し切替制御部20はディスク装置
10−1のディスク機構部14−1をヘッドセレクトし、こ
のためマルチプレクサ18内の実線の矢印で示すように各
ディスク装置10−1〜10−4に設けられたリード/ライ
ト回路12−1〜12−4はディスク機構部14−1に設けら
れたヘッド16−1〜16−4の各々に接続される。 切替制御部20はディスク機構部14−1に対する書込容
量を常に監視しており、ディスクが一杯になったことを
判別すると、次のディスク装置10−2のディスク機構部
14−2に対するヘッドへの切替を指令し、マルチプレク
サ18内で破線の矢印で示すようにリード/ライト回路12
−1〜12−4がディスク機構部14−2のヘッド16−1〜
16−4の各々に接続される。 ここでコントローラ100の切替制御部20におけるディ
スク容量の判別はディスク最終トラックに対するライト
アクセスに基づいて判別したり、ディスク装置10−1〜
10−4に対し4ビット単位の並列データ転送を何回行な
ったかカウントすることにより判別できる。 第3図は第2図に示したマルチプレクサ18の構成図で
あり、4台のディスク装置10−1〜10−4に対応して4
回路のスイッチを内蔵した切替スイッチ群18−1〜18−
4を設けており、切替スイッチ群18−1〜18−4に対し
てはリード/ライト回路12−1〜12−4側が共通接続さ
れ、また各スイッチ群18−1〜18−4に対しディスク機
構部側14−1〜14−4毎に設けられた4群のヘッド16−
1〜16−4がそれぞれ接続されている。 このような構成のマルチプレクサ18に対しコントロー
ラ100に制御機能として設けられた切替制御部20は、切
換スイッチ群18−1〜18−4のいずれか1つに対しライ
トアクセス時には予め定めた順番に従って切換制御信号
を出力してオンし、一方、リードアクセス時には、リー
ドアドレスに対応したいずれかのスイッチ群をオンする
ように制御する。 第4図は第2図に示したディスク機構部14−1〜14−
4を更に詳細に示した概略構成図である。 第4図において、ディスク機構部14としてこの実施例
にあっては5枚のディスク34−1〜34−5と、8台のヘ
ッド16−1〜16−8を備えた構成を例にとっている。デ
ィスク34−1〜34−5はスピンドルモータ32により、例
えば3600rpmで低速回転される。またヘッド16−1〜16
−4はボイスコイルモータ30により位置決め制御され
る。5枚のディスク34−1〜34−5のうちの1枚はサー
ボ信号が書き込まれたサーボディスクであり、このサー
ボディスクに対応してサーボヘッドが設けられ、サーボ
ヘッドで読み取られたサーボ信号に基づいてボイスコイ
ルモータ30の位置決め制御及びスピンドルモータ32の定
速制御が行なわれる。 まずボイスコイルモータ30を制御するためのサーボ回
路40は、サーボロジック42、速度制御回路44、位置制御
回路46、コアース/ファイン切替回路48、及びパワーア
ンプ50で構成される。即ち、ディスクコントローラ42よ
り適宜のアクセスアドレスに対応したトラック情報が与
えられると、サーボロジック42は速度制御回路44に目標
速度信号を出力し、サーボヘッドの検出信号から得られ
る実速速度信号との偏差に基づき、コアース側に切替わ
っているコアース/ファイン切替回路48を介してパワー
アンプ50によりボイスコイルモータ30を速度制御して目
標トラックにヘッドを移動する。この目標トラックに対
するヘッドの速度制御において、サーボヘッドからはト
ラックを横切る毎にトラッククロッシングパルスが1つ
得られることから、サーボロジック42にあっては現在ト
ラックと目標トラックとの残差からトラッククロッシン
グパルスを順次減算し、残りトラックがゼロとなった
時、コアース/ファイン切替回路をコアースからファイ
ンに切替え、位置制御回路46の出力をパワーアンプ50を
介してボイスコイルモータ30に与えることで、目標トラ
ックに沿ってヘッドをトレースさせる制御(オントラッ
ク制御)に切替える。 次にスピンドルモータ32に対するサーボ回路40として
は、PWM制御回路52、モータ制御回路54及びパワーアン
プ56が設けられる。スピンドルモータ32としては、例え
ばブラシレス構造のDCモータが使用され、PWM制御によ
り一定速度に回転制御される。 即ち、PWM制御回路52に対してはディスクの実回転を
検出するインデックス信号と、基準回転を決めるための
基準クロックが入力される。即ちインデックス信号はデ
ィスクが1回転する毎に1つ得られ、一方、基準クロッ
クは一定速度3600rpmの時の1回転の周期に従って発生
する。PWM制御回路52は基準クロックに対するインデッ
クス信号の位相差を検出し、この位相差をゼロとするよ
うにモータ制御回路54に対しパルス幅制御を行なう。モ
ータ制御回路54は、例えばスピンドルモータ32として3
相6極のDCモータを使用した場合、スピンドルモータ32
に設けられた3つのホール素子によりステータコイルの
コイル位相切替を検出し、このコイル位相切替に同期し
ていずれか1つのステータコイルに電流を流しており、
コイル位相切替に応じた通電時間をPWM制御回路52から
の制御信号によってパルス幅制御して、スピンドルモー
タ32の回転数を基準クロックで定める回転周期に保つ。 次に第2図の実施例の動作を説明する。 いまディスク装置10−1〜10−4の全てのディスクが
未記録状態にある初期状態で、コントローラ100よりラ
イトアクセスが行なわれたとすると、マルチプレクサ18
は実線の矢印で示すようにリード/ライト回路12−1〜
12−4を先頭のディスク装置10−1におけるディスク機
構部14−1に設けられている4つのヘッド16−1〜16−
4の各々に接続する。勿論、リード/ライト回路12−1
〜12−4はコントローラ100側からのライトデータを変
調してヘッド側に出力するライトモードに切替わる。 マルチプレクサ18の切替が終了するとコントローラ10
0からは4ビットb1〜b4単位で並列的にインタフェース2
8−1〜28−4に対しビット転送が行なわれ、データビ
ットb1はリード/ライト回路12−1からマルチプレクサ
18を介してディスク機構部14−1のヘッド16−1に与え
られ、ディスク34−1に書込まれる。同時にデータビッ
トb2はインタフェース28−2、リード/ライト回路12−
2、マルチプレクサ18を介してディスク機構部14−1の
ヘッド16−2に与えられ、ディスク34−2に書込まれ
る。同様にしてビットb3,b4についても、同時にディス
ク機構部14−1のヘッド16−3,16−4の各々によりディ
スク34−3,34−4の各々に書込まれる。 このように本発明の超高速ディスク装置におけるライ
トアクセスにあっては、複数のディスク装置に対しライ
トデータを並列ビット転送することで1回で書込むこと
ができ、第2図の実施例にあっては、例えば従来のディ
スク装置の転送速度を3MB/sとすると、3MB/s×4=12MB
/sとなる4倍の転送速度を実現することができる。 コントローラ100の切替制御部20は最初にセレクトさ
れたディスク機構14−1のディスク34−1〜34−4が一
杯になるか否か監視しており、例えばディスク最終トラ
ックに対するライトアクセスに行なって書込終了通知を
受けると、次のライトアクセス時にあってはマルチプレ
クサ18に切替制御信号を出力し、破線の矢印で示すよう
に次のディスク機構部14−2のヘッド16−1〜16−2に
対する接続に切替える。 以下、ディスク機構部14−2が一杯になれば、次のデ
ィスク機構部14−3に切替わり、ディスク機構部14−3
が一杯になれば、最後のディスク機構部14−4に切替わ
る。 次にリードアクセス時にあっては、ホストからのコン
トローラ100に対するリードアクセスで得られたリード
アドレスに基づき、切替制御部20でディスク機構部14−
1〜14−4の中のリードアドレスを有するいずれか1つ
のディスク機構部を判別し、判別したディスク機構部を
セレクトするようにマルチプレクサ18を制御し、同時に
セレクトしたディスク機構部のサーボ回路に対しリード
アクセスを指令することで、ヘッド位置決めを行なって
4ビット単位で並列的に読み出して、コントローラ100
に転送するようになる。 第5図は本発明の第2実施例を示した実施例構成図で
あり、この実施例は第2図の実施例に、各ディスク装置
のディスク機構部をヘッドセレクトに対応して起動する
起動制御手段を設けたことを特徴とする。 第5図において、コントローラ100及び本来のディス
ク装置10−1〜10−4の構成は第2図と同じであるが、
これに加えて起動制御回路70が新たに設けられる。起動
制御装置70は、コントローラ100より現在選択している
任意のディスク機構におけるディスクが一杯になる直前
のタイミングを判別した判別信号を受けた際に、予め定
めた順番に従って次にヘッドセレクトを行なおうとする
ディスク機構部に対し起動信号を出力して電源をオンと
する。 即ち、第2図の実施例にあっては、装置をスタートす
るとコントローラ100より全てのディスク装置10−1〜1
0−4にパワーオン信号を供給して動作状態としてい
る。これに対し第5図の実施例にあっては、ディスク装
置10−1〜10−4に設けられたリード/ライト回路12−
1〜12−4、インタフェース28−1〜28−4を含むデー
タ処理系統については、常時電源オンとして動作状態と
しているが、ディスク機構部14−1〜14−2については
マルチプレクサ18によりヘッドセレクトが行なわれたデ
ィスク機構部のみに電源供給を行なって動作状態として
いる。 例えばライトアクセスでディスク機構部14−1のヘッ
ドセレクトがマルチプレクサ18により行なわれていたと
すると、起動制御回路70はディスク機構部14−1に対し
パワーオンを指令して動作状態としているが、残りのデ
ィスク機構部14−1〜14−3についてはパワーオフ信号
を供給して電源供給を停止している。 そして、ヘッドセレクト状態にあるディスク機構部14
−1のディスクが一杯になる直前でコントローラ100よ
り判別信号を受けると、起動制御回路70は予め定めた順
番に従った次のディスク構成部、例えばディスク機構部
14−2に対しパワーオン信号を出力し、ディスク機構部
14−1のディスクが一杯になる直前で次にヘッドセレク
トがされるディスク機構部14−2を動作状態、具体的に
はスピンドルモータ32を起動して定速回転状態とし、ボ
イスコイルモータ30のサーボ系をオンしてヘッド位置決
めスタンバイ状態とする。 続いて、コントローラ100でディスク機構部14−1の
ディスクが一杯になったことが判定されて、次のライト
アクセスディスク機構部14−2のヘッドセレクトがマル
チプレクサ18で行なわれたとすると、その時、既にディ
スク機構部14−1は動作状態にあるため、空き時間を生
ずることなく直ちにデータ書込みを行なうことができ
る。 尚、既にディスクが一杯となったディスク機構部14−
1については、ライトデータに対するリードアクセスが
ランダムに行なわれる可能性があることから、その後の
ディスク機構部14−1は動作状態を維持する。 以下同様にして、ヘッドセレクトがされているディス
クが一杯になる直前で次のディスク機構部を起動する処
理を順次繰り返す。 このようなディスク機構部の起動制御により、空き状
態にあるディスク機構部に対する電源供給は遮断されて
いるため、超高速ディスク装置の消費電力を最小限に抑
えることができる。 第6図は本発明の第3実施例を示した実施例構成図で
あり、この実施例にあっては第2図のディスク装置側の
構成を1グループとして、このグループをコントローラ
に対し複数グループに設けて更に転送速度を高速化した
ことを特徴とする。 第6図において、60−1〜60−4はグループユニット
であり、グループユニット60−1〜60−4のそれぞれに
は、第2図に示したインタフェース28−1〜28−4、リ
ード/ライト回路12−1〜12−4、及びディスク機構部
14−1〜14−4が設けられる。 第6図では説明を簡単にするため、グループユニット
60−1に属するディスク装置10−1についてインタフェ
ース28−1、リード/ライト回路12−1、ディスク機構
部14−1、ディスク機構部14−1内に設けられた4つの
ヘッド16−1〜16−4を示しているが、それ以外につい
ては1つのディスク装置を横の棒線で示し、インタフェ
ース、リード/ライト回路のそれぞれは黒丸で示し、ヘ
ッド機構部については矩形ブロックで簡略化して示して
いる。 このようなグループユニット60−1〜60−4における
各グループのリード/ライト回路12−1〜12−4、4つ
ずつのヘッド16−1〜16−4を備えたディスク機構部14
−1〜14−4との間には、切替手段としてのマルチプレ
クサ22が設けられる。マルチプレクサ22はコントローラ
100側の16台のリード/ライト回路を各グループユニッ
ト60−1〜60−4のいずれかのディスク機構部14−1〜
14−4における16個のヘッドに選択的に切替制御する。 マルチプレクサ22はコントローラ100の制御機能とし
て設けられた切替制御手段24により制御される。 ここでコントローラ100よりグループユニット60−1
〜60−4毎に4ビットb1〜b4単位で並列データ転送が行
なわれ、即ち合計16ビットの並列転送が行なわれるもの
とすると、例えば切替制御手段24は、まずグループユニ
ット60−1を選択するようにマルチプレクサ22を切替え
る。このマルチプレクサ22の切替によりグループユニッ
ト60−1に属する4つのリード/ライト回路12−1〜12
−4は、同じグループユニット60−1のディスク機構部
14−1に設けられている4つのヘッド16−1〜16−4に
継続される。 グループユニット60−1の次のディスク機構部14−2
に設けられている4つのヘッドに対しては、グループユ
ニット60−2に設けた4つのリード/ライト回路12−1
〜12−4が接続される。またグループユニット60−1の
3番目のディスク機構部14−3に設けた4つのヘッドに
対しては、グループユニット60−3に設けた4つのリー
ド/ライト回路12−1〜12−4が接続される。更に、グ
ループユニット60−1における4番目のディスク機構部
14−4に設けられるた4つのヘッドに対しては、グルー
プユニット60−4に設けた4つのリード/ライト回路12
−1〜12−4が接続される。 即ち、グループユニット60−1のヘッドセレクトに対
しては、コントローラ100から同時に並列転送された16
ビットデータは4つのグループユニット60−1〜60−4
に設けられた16個のリード/ライト回路により変調され
て、第1のグループユニット60−1の4つのディスク機
構部14−1〜14−4における16個のヘッドに並列的に与
えられ、グループユニット60−1の16枚にディスクに対
し同時に書き込まれる。 コントローラ100に設けられた切替制御部24は、グル
ープユニット60−1におけるディスクが一杯になったか
否か監視しており、例えばディスクの最終トラックに対
するライトアクセスの終了通知を受けると、次のライト
アクセスでマルチプレクサ22をグループユニット60−2
側の16個のヘッド群に切替接続する。 勿論、リードアクセス時にあっては、リードアドレス
から対応するグループユニットが判別でき、判別された
グループユニットの16個のヘッド群を選択するようにマ
ルチプレクサ22を切替制御した後、選択したグループユ
ニットのディスク機構部のサーボ回路にリードアクセス
を指令して16個のビットデータを並列的に読出してコン
トローラ100に転送するようになる。 更に、グループユニット60−1〜60−4に設けられた
4つのディスク機構部14−1〜14−4に対しては、共通
にスピンドル同期回路62が設けられており、16個のヘッ
ドにより同時にライトアクセスまたはリードアクセスが
行なわれることから、各ディスク機構部14−1〜14−4
に設けられている合計4つのスピンドルモータ32の回転
制御が同期するようにスピンドル同期回路62を設ける。
具体的には第4図に示したサーボ回路40のスピンドルモ
ータ32を制御するためのPWM制御回路52に対する基準ク
ロックを、4つのディスク機構部に共通に供給すること
でスピンドル同期を取ることができる。 更に具体的に説明するならば、ディスク機構部14−1
〜14−4はそれぞれ基準クロックの発振器を備えている
が、そのうちの任意の1つの基準クロック発振器のみを
有効とし、他の基準クロック発振器を停止し、単一の基
準クロック発振器からの基準クロックを4つのディスク
機構部14−1〜14−4に設けたPWM制御回路52に共通に
供給する。 この第6図に示した拡張システムであっては、ディス
ク装置1台の転送速度を3MB/sとすると、各グループユ
ニット60−1は、第2図に示したと同様12MB/sの転送速
度を持ち、この転送速度を持つグループユニットを4つ
並列接続していることから、12MB/s×4=48MB/sの転送
速度を実現することができる。 第7図は第6図の第3実施例においてグループ単位で
行なわれるヘッド群の切替動作を示す。 第7図(a)は、第6図のグループユニット60−1の
16個のヘッド群のセレクト状態を示しており、ヘッド機
構部14−1については同一グループに属する4つのリー
ド/ライト回路12−1〜12−4が接続されるが、残りの
ヘッド機構部14−2〜14−4の各ヘッドについては他の
グループユニット60−2〜60−4における4つのリード
/ライト回路12−1〜12−4の各々が接続される。 そしてグループユニット60−1のディスクが一杯なる
と、第7図(b)に示すように、次のグループユニット
60−2のヘッド機構部14−1〜14−4による16個のヘッ
ドに対するヘッドセレクトに切替わる。 第8図は本発明の第4実施例を示した実施例構成図で
あり、この実施例にあっては第6図の第3実施例に、第
5図の第2実施例と同様のグループ起動制御回路80を設
けたことを特徴とする。 第8図において、コントローラ100及びグループユニ
ット60−1〜60−4の構成は、第6図と同じであるが、
新たにグループ起動制御回路80が設けられる。 グループ起動制御回路80は、グループユニット60−1
〜60−4毎に設けられている4台のディスク構成部14−
1〜14−4に対する電源供給を制御する。 即ち、超高速ディスク装置の運用状態にあっては、各
グループユニット60−1〜60−4におけるインタフェー
ス、リード/ライト回路、マルチプレクサ、更にヘッド
を含むデータ処理系統については常時電源を供給して動
作状態としている。しかし、ディスク機構部については
ヘッドセレクトが行われているグループユニットについ
てのみ電源供給を行なって動作状態とする。このヘッド
セレクトが行なわれているグループユニットのディスク
機構部にのみ電源を供給して動作状態とする制御は、ラ
イトアクセス時のみに有効となる。 例えばグループユニット60−1をヘッドセレクトした
ライトアクセス時にあっては、グループ起動制御回路80
はグループユニット60−1のディスク機構部14−1〜14
−4に対しパワーオン指令を行なって電源供給により動
作状態としているが、残り3つのグループユニット60−
2〜60−4のディスク機構部14−1〜14−4のそれぞれ
については、パワーオフ指令を行なって電源供給を停止
している。 コントローラ100に設けられた切替制御部20は、ディ
スクが一杯になったことを判別する機能を有することか
ら、現在、ヘッドセレクトが行なわれているグループユ
ニット60−1のディスクが一杯になる直前を判別してグ
ループ起動制御回路80に判別出力を生じ、この判別出力
を受けてグループ起動制御回路80は次に接続されるグル
ープユニット、例えばグループユニット60−2のディス
ク機構部14−1〜14−4に対しパワーオン指令を行なっ
て動作状態とする。具体的には第4図の示したサーボ回
路40を起動してスピンドルモータ32を定速回転し、且つ
ボイスコイルモータ30によりヘッド位置決め制御のスタ
ンバイ状態を作り出す。 従って、コントローラ100の切替制御部24によりグル
ープユニット60−1のディスクが一杯になったことが判
別されて次のライトアクセスよりグループユニット60−
2のヘッドセレクトがマルチプレクサ22で行なわれた際
には、グループユニット60−2のディスク機構部14−1
〜14−4は既に動作状態にあり、直ちにコントローラ10
0からのビットアクセスに対応することができる。 またディスクの空き状態にあるグループユニットに属
するディスク機構部に対する電源供給が停止されている
ため、装置全体としての消費電力を十分に節減すること
ができる。尚、ディスク書き込みが既に行なわれたグル
ープユニットについては、リードアクセスがランダムに
行なわれることから、その後はディスク機構部の動作状
態は保持する。 以上の実施例は1台のディスク装置に4つのヘッドを
設けた場合を例にとるものであったが、例えば1台のデ
ィスク装置のヘッド数をnとした場合、第2図の実施例
にあっては、コントローラ100に対しn台のディスク装
置10−1〜10−nを並列接続するように一般化して表わ
すことができる。また、第6図の拡張システムについて
も、1台のディスク装置のヘッド数をnとすると、1グ
ループユニットのヘッド数はn×n個となる。従って、
n台のディスク装置で1グループとなるグループユニッ
トをn個コントローラ100に対し並列接続し、コントロ
ーラ100との間でn×nビットを同時に並列転送するよ
うに一般的に表わすことができる。 [発明の効果] 以上説明してきたように本発明によれば、既存のディ
スク装置の構成及び動作を損なわずに、1台のディスク
装置に設けた複数のヘッドに対し各ディスク装置毎に設
けられた書込・読出回路を選択的に接続して上位装置と
の間で並列ビット転送を行なうことにより高速アクセス
が実現される。 また、ライトアクセス時にあっては、ヘッドセレクト
がされてない空きディスクに対応したディスク機構部に
対する電源供給を遮断しておくことで、複数のディスク
装置を上位装置に並列接続していても、装置全体として
の消費電力を大幅に節減することができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の原理説明図;
第2図は本発明の第1実施例構成図;
第3図は第2図のマルチプレクサ構成図;
第4図は本発明で用いるディスク構成部概略構成図;
第5図は本発明の第2実施例構成図;
第6図は本発明の第3実施例構成図;
第7図は第6図の実施例の切替状態説明図;
第8図は本発明の第4実施例構成図;
第9図は従来装置の構成図;
第10図は他の従来装置の構成図である。
図中、
10−1〜10−n:ディスク装置
12−1〜12−n:書込読出回路(リード/ライト回路)
14−1〜14−n:ディスク機構部
16−1〜16−n:ヘッド
18,22:切替手段(マルチプレクサ)
20,24:切替制御手段
28−1〜28−n:インタフェース
30:ボイスコイルモータ
32:スピンドルモータ
34−1〜34−4:ディスク
40:サーボ回路
42:サーボロジック
44:速度制御回路
46:位置制御回路
48:コアース/ファイン切替回路
50,56:パワーアンプ
52:PWM制御回路
54:モータ制御回路
70:起動制御回路
80:グループ起動制御回路
100:上位装置(コントローラ)
Claims (1)
- (57)【特許請求の範囲】 【請求項1】上位装置との間で並列転送されるビット数
をnとした時、該ビット数nに一致した台数のディスク
装置(10−1〜10−n)を上位装置に並列接続し、 前記ディスク装置(10−1〜10−n)の各々は、少くと
も前記ビット数n個分のヘッド(16−1〜16−n)を備
えたディスク機構部(14−1〜14−n))と、各ディス
ク装置(10−1〜10−n)に1つずつ設けられた書込読
出回路((12−1〜12−n)とを有し、 更に、前記書込読出回路(12−1〜12−n)と前記ディ
スク機構部(14−1〜140n)の中のいずれか1つに属す
るヘッド(16−1〜16−n)間を選択的に接続する接続
手段(18)と; ライトアクセス時は前記書込読出回路(12−1〜12−
n)を予め定めた切替順に従った特定のディスクク機構
部(14−i)に属するヘッド(16−1〜16−n)に接続
してディスクが一杯になるまでデータ書込を行ない、リ
ードアクセス時には該アクセスに対応したる特定のディ
スク機構部(14−i)に属するヘッド(16−1〜16−
n)を前記書込読出回路(12−1〜12−n)に接続して
並列読出しさせる切替制御手段(20)と; を設けた超高速ディスク装置。 【請求項2】請求項1記載の超高速ディスク装置に於い
て、 前記複数のディスク装置(10−1〜10−n)のディスク
機構部(14−1〜14−n)の内、前記切替御手段(20)
により前記書込読出回路(12−1〜12−n)に接続され
ているディスク機構部にのみ電源を供給をして動作状態
とし、該ディスク機構部のディスクが一杯になる直前に
次に切替接続されるディスク機構部に対して電源を供給
して少なくともスピンドルモータを起動させる起動制御
手段(22)を設けたことを特徴とする請求項1記載の超
高速ディスク装置。 【請求項3】n台ずつのディスク装置(10〜1〜10−
n)を1グループとして上位装置にnグループを並列接
続し、各グループと上位装置との間でnビット単位で並
列転送することで合計n×nビットを同時に並列転送す
るように構成し、 前記複数グループを構成するディスク装置(10−1〜10
−n)の各々は、少なくとも前記並列転送ビット数n個
分のヘッド(16−1〜16−n)を備えたディスク機構部
(14−1〜14−n)と、各ディスク装置(10−1〜10−
n)毎に設けられた書込読出回路(12−1〜12−n)と
を有し、 更に、特定のグループに属する複数の書込読出回路(12
−1〜12−n)を同一グループ又は他のグループに属す
るディスク機構部(14−1〜14−n)のいずれか1つの
ヘッド(16−1〜16−n)に選択的に接続する切替手段
(24)と; ライトアクセス時は予め定めた切替順に従って選択され
たグループに属する1台のディスク機構部(14−1)に
同一グループの書込読出回路(12−1〜12−n)を接続
すると共に、前記選択グループに属する残りのディスク
機構部(14−2〜14−n)のヘッド(16−1〜16−n)
には他のグループの書込読出回路(12−1〜12−n)を
グループ単位で接続してディスクが一杯になるまでデー
タ書込みを行ない、リードアクセス時には該アクセスに
対応した特定グループに属するディスク機構部(14−1
〜14−n)のヘッド(16−1〜16−n)を全グループの
書込読出回路に接続して並列読出される切替制御手段
(26)と; を設けたことを特徴とする超高速ディスク装置。 【請求項5】請求項1記載の超高速ディスク装置に於い
て、 前記グループを構成するディスク機構部(14−1〜14−
n)毎に、各ディスク機構部のスピンドルモータの回転
同期を行なうスピンドル同期回路を設けたことを特徴と
する超高速ディスク装置。 【請求項6】請求項3記載の超高速ディスク装置に於い
て、 前記複数グループのディスク機構部の内、前記切替制御
手段(24)により選択接続されているグループのディス
ク機構部(14−1〜14−n)のみに電源を供給して動作
状態とし、該グループのディスクが一杯になる直前に次
に切替接続される他のグループのディスク機構部(14−
1〜14−n)に電源を供給して少なくとも各スピンドル
モータを起動させる起動制御手段(26)を設けたことを
特徴とする超高速ディスク装置。
Priority Applications (1)
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---|---|---|---|
JP23318389A JP2786899B2 (ja) | 1989-09-08 | 1989-09-08 | 超高速ディスク装置 |
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JP23318389A JP2786899B2 (ja) | 1989-09-08 | 1989-09-08 | 超高速ディスク装置 |
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JPH0395620A JPH0395620A (ja) | 1991-04-22 |
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ID=16951036
Family Applications (1)
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