JP3753751B2 - 記録再生装置 - Google Patents
記録再生装置 Download PDFInfo
- Publication number
- JP3753751B2 JP3753751B2 JP17725694A JP17725694A JP3753751B2 JP 3753751 B2 JP3753751 B2 JP 3753751B2 JP 17725694 A JP17725694 A JP 17725694A JP 17725694 A JP17725694 A JP 17725694A JP 3753751 B2 JP3753751 B2 JP 3753751B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- head
- recording
- data
- signal
- serial
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Fee Related
Links
Images
Classifications
-
- G—PHYSICS
- G11—INFORMATION STORAGE
- G11B—INFORMATION STORAGE BASED ON RELATIVE MOVEMENT BETWEEN RECORD CARRIER AND TRANSDUCER
- G11B33/00—Constructional parts, details or accessories not provided for in the other groups of this subclass
- G11B33/12—Disposition of constructional parts in the apparatus, e.g. of power supply, of modules
- G11B33/121—Disposition of constructional parts in the apparatus, e.g. of power supply, of modules the apparatus comprising a single recording/reproducing device
- G11B33/122—Arrangements for providing electrical connections, e.g. connectors, cables, switches
-
- G—PHYSICS
- G11—INFORMATION STORAGE
- G11B—INFORMATION STORAGE BASED ON RELATIVE MOVEMENT BETWEEN RECORD CARRIER AND TRANSDUCER
- G11B33/00—Constructional parts, details or accessories not provided for in the other groups of this subclass
- G11B33/12—Disposition of constructional parts in the apparatus, e.g. of power supply, of modules
- G11B33/121—Disposition of constructional parts in the apparatus, e.g. of power supply, of modules the apparatus comprising a single recording/reproducing device
-
- G—PHYSICS
- G11—INFORMATION STORAGE
- G11B—INFORMATION STORAGE BASED ON RELATIVE MOVEMENT BETWEEN RECORD CARRIER AND TRANSDUCER
- G11B5/00—Recording by magnetisation or demagnetisation of a record carrier; Reproducing by magnetic means; Record carriers therefor
- G11B5/012—Recording on, or reproducing or erasing from, magnetic disks
-
- G—PHYSICS
- G11—INFORMATION STORAGE
- G11B—INFORMATION STORAGE BASED ON RELATIVE MOVEMENT BETWEEN RECORD CARRIER AND TRANSDUCER
- G11B5/00—Recording by magnetisation or demagnetisation of a record carrier; Reproducing by magnetic means; Record carriers therefor
- G11B5/02—Recording, reproducing, or erasing methods; Read, write or erase circuits therefor
- G11B5/09—Digital recording
-
- G—PHYSICS
- G11—INFORMATION STORAGE
- G11B—INFORMATION STORAGE BASED ON RELATIVE MOVEMENT BETWEEN RECORD CARRIER AND TRANSDUCER
- G11B5/00—Recording by magnetisation or demagnetisation of a record carrier; Reproducing by magnetic means; Record carriers therefor
- G11B2005/0002—Special dispositions or recording techniques
- G11B2005/0005—Arrangements, methods or circuits
- G11B2005/001—Controlling recording characteristics of record carriers or transducing characteristics of transducers by means not being part of their structure
- G11B2005/0013—Controlling recording characteristics of record carriers or transducing characteristics of transducers by means not being part of their structure of transducers, e.g. linearisation, equalisation
- G11B2005/0016—Controlling recording characteristics of record carriers or transducing characteristics of transducers by means not being part of their structure of transducers, e.g. linearisation, equalisation of magnetoresistive transducers
- G11B2005/0018—Controlling recording characteristics of record carriers or transducing characteristics of transducers by means not being part of their structure of transducers, e.g. linearisation, equalisation of magnetoresistive transducers by current biasing control or regulation
Landscapes
- Digital Magnetic Recording (AREA)
Description
【産業上の利用分野】
本発明は、記録媒体に対して記録再生を行う複数のヘッドが搭載されたヘッドアセンブリよりプリント基板に配線が行われる記録再生装置に関する。
【0002】
近年、電子機器の小型化が進み、コンピュータ等の外部記憶装置として使用される記録再生装置の小型化が要求される。特に、磁気ディスク装置では、複数の記録媒体に対して複数のヘッドがヘッドアセンブリに搭載されており、ヘッドアセンブリからプリント基板に配線するにあたり、配線数を削減させる必要がある。
【0003】
【従来の技術】
図13に従来の磁気ディスク装置のインタフェース回路の回路図を示す。図13に示す磁気ディスク装置11は、ヘッドアセンブリ12には複数の磁気ディスクに対して記録再生を行う差動型のヘッド131 〜1316が搭載されており、これらヘッド131 〜1316を選択し、ライトデータ及びリードデータの送受を行うヘッドIC14がフレキシブルプリント板上に実装される。
【0004】
一方、磁気ディスク装置11には種々の制御を行うためのプリント基板15が設けられており、このプリント基板15とヘッドアセンブリ12に、4本のヘッド選択のための信号線161 〜164 ,ライトデータ用の信号線171 ,172 ,リードデータ用の信号線181 ,182 ,ライトゲート用の信号線19,グランド(GND)線20,及び2種(12V,5V)の電源線211 ,212 の合計12本の信号線が接続される。
【0005】
これら信号線は、プリント基板15とヘッドアセンブリ12との間でフレキシブルプリント回路(FPC)又はフラットケーブル等により接続が行われる。
【0006】
ところで、上記4本のヘッド選択のための信号線161 〜164 は、16個のヘッド131 〜1316に対して4ビットの信号が必要となることにより設定される本数である。従って、ヘッドの数に応じて何ビットの信号が必要かで配線数が定まる。
【0007】
ここで、図14に、図13のインタフェース回路の接続におけるFPCの接続状態の説明図を示す。図14において、ヘッドアセンブリ12は、例えば複数の磁気ディスク221 〜228 に対して16個のヘッド131 〜1316が近接されて配置される。このヘッド131 〜1316は、キャリッジ23に取り付けられたジンバル24の先端に搭載されて、磁気ディスク221 〜228 の半径方向に移動される。
【0008】
ヘッド131 〜1316からのそれぞれ2本づつの信号線はサスペンション24,キャリッジ23を通ってフレキシブルプリント板25の対応するパターンライン26に接続される。フレキシブルプリント基板25のパターンライン26は実装されたヘッドIC14の所定端子に配線される。
【0009】
また、フレキシブルプリント板25には、ヘッドIC14の対応する端子に接続されるようにFPC27の一端が接続されており、他端にコネクタ28aが取り付けられる。このFPC27には上述の12本の信号線161 〜164 ,171 ,172 ,181 ,182 ,19及びGND線20,電源線211 ,212 が平面状に配設されたパターン27aで形成される。なお、太いパターンはGND線20や電源線211 ,212 が割り当てられる。
【0010】
一方、磁気ディスク装置11を制御駆動するためのプリント基板15には、上記コネクタ28aと係合するコネクタ28bが設けられており、このプリント基板15のコネクタ28bにFPC27のコネクタ28aが係合接続されて、該プリント基板15とヘッドアセンブリ12の接続が行われるものである。
【0011】
ところで、データをシリアル転送して接続線が減少されているものとして、例えば特公平6−30505号公報に記載されているものがある。これは、主制御装置と周辺装置との間を1本のデータ信号線と1本のクロック信号線で結ぶシステムにおいて、1回のシリアル転送の間に「データ送受信方向の情報」、「データ種類の情報」、「データ情報」の順序に送受信を行うものである。
【0012】
【発明が解決しようとする課題】
ところで、FPC27に形成されたパターン27aは、図14に示すように最小限の信号線等でパターン化されており、装置小型化の要請からFPC27のパターン幅を細くしなければならない。しかし、電圧変動によるノイズが発生することとなって細くすることができず、結局はFPC27の小型化、ひいては装置の小型化を図ることができないという問題がある。
【0013】
そこで、本発明は上記課題に鑑みなされたもので、信号線の削減による装置の小型化を図り、又はノイズ低減化を図る記録再生装置を提供することを目的とする。
【0014】
【課題を解決するための手段】
上記課題を解決するために、請求項1では、記録媒体に対して記録再生を行う複数のヘッドと、前記記録媒体と複数のヘッドを収納するディスクエンクロージャーと、前記ディスクエンクロージャーの外部に装着され、記録再生装置の制御を行うプリント板と、を備え、パラレルデータよりなる第1のパラレルヘッド選択信号により前記ヘッドを選択し、当該ヘッドに対する記録データ及び再生データの送受を行うヘッド制御手段と、入来するシリアルデータよりなるシリアルヘッド選択信号を前記第1のパラレルヘッド選択信号に変換して前記ヘッド制御手段に送る第1の変換手段と、パラレルデータよりなる第2のパラレルヘッド選択信号を変換信号に同期して前記シリアルヘッド選択信号に変換し、当該シリアルヘッド選択信号及び前記変換信号を前記第1の変換手段に送出する第2の変換手段と、前記第1及び第2の変換手段間を少なくとも接続するものであって、前記シリアルヘッド選択信号及び前記変換信号のためのラインを少なくとも備える接続手段と、を有し、前記第1の変換手段が前記ディスクエンクロージャー内部に設けられると共に、前記第2の変換手段が前記プリント板に設けられる構成とする。
【0015】
請求項2では、記録媒体に対して記録再生を行う複数のヘッドと、前記記録媒体と複数のヘッドを収納するディスクエンクロージャーと、前記ディスクエンクロージャーの外部に装着され、記録再生装置の制御を行うプリント板と、を備え、ヘッド選択信号により前記ヘッドを選択し、当該ヘッドに対する記録データ及び再生データの送受を行うヘッド制御手段と、記録データの受信又は前記ヘッド制御手段からの再生データの送出を切り換える第1の切り換え手段と、前記第1の切り換え手段への記録データの送出、又は前記第1の切り換え手段からの再生データの受信を切り変える第2の切り換え手段と、前記第1及び第2の切り換え手段間を少なくとも接続する記録データ及び再生データのためのラインを少なくとも備える接続手段と、を有し、前記第1の切り換え手段は、前記ヘッド及び前記記録媒体を収納するディスクエンクロージャー内部に設けられると共に、前記第2の切り換え手段は、前記プリント板に設けられる構成とする。
【0018】
請求項3では、請求項1又は2記載の記録再生装置において、前記シリアルヘッド選択信号及び変換信号のためのライン、又は前記記録データ及び再生データのためのラインは、可撓性部材上に形成される導体パターンで構成される。
【0019】
請求項4では、請求項3記載の記録再生装置において、前記可撓性部材上に、前記導体パターンと共に所定の幅広を有するパターンが形成される。
【0020】
請求項5では、請求項4記載の記録再生装置において、前記幅広のパターンはグランドに接続される。
【0021】
請求項6では、請求項4記載の記録再生装置において、前記幅広のパターンは、装置内に印加されるディスクエンクロージャーバイアス用のものである。
【0022】
【作用】
上述のように、請求項1及び3の発明では、ヘッド選択信号をヘッド制御手段に送出するに際してディスクエンクロージャー内部に設けられる第1の変換手段よりシリアルデータとしてプリント板に設けられる第2の変換手段にシリアルヘッド選択信号及び前記変換信号のためのラインを含むラインが適宜可撓性部材上に導体パターンで構成された接続手段を介して送出する。これにより、ヘッド選択のための接続手段の信号線が削減されることとなり、装置の小型化又は外部ノイズの影響や信号線間の干渉が減少して記録再生信号へのノイズ低減を図ることが可能となる。
【0023】
請求項2及び4の発明では、ヘッド制御手段に対する記録データ又は再生データの送受を行うに際してディスクエンクロージャー内及びプリント板に設けられる第1及び第2の切り換え手段で互いのデータを切り換え、記録データ及び再生データのためのラインを含むラインが適宜可撓性部材上に導体パターンで構成された接続手段で送出する。これにより、データ送出のための接続手段の信号線が削減されることとなり、装置の小型化又は外部ノイズの影響や信号線間の干渉が減少して記録再生信号へのノイズ低減を図ることが可能となる。
【0024】
請求項5及び6の発明では、可撓性部材上にグランドやディスクエンクロージャーバイアス用の幅広のパターンが形成されることで装置の小型化が図られると共に、インピーダンスを小としてノイズ低減を図ることが可能となる。
【0025】
【実施例】
図1に、本発明の一実施例の回路構成図を示す。図1は、記録再生装置としての磁気ディスク装置31を示したもので、ヘッドアセンブリ32とプリント板33とが接続手段であるフレキシブルプリント回路FPC34により接続されるものを含んで構成される。
【0026】
ヘッドアセンブリ32は、複数の磁気ディスクに対して記録再生を行う例えば16個の差動型のヘッド351 〜3516が搭載される。ヘッド351 〜3516からの各2本の信号線はヘッド制御手段であるヘッドIC36に接続される。このヘッドIC36は、各ヘッド351 〜3516のうちの所定のヘッドを選択し、記録データに応じた電流を供給し、当該ヘッドからの読み出し波形(電流波形)を入力する。
【0027】
ヘッドIC36の4ビット(ヘッド数に応じて設定される)のヘッド選択端子に第1の変換手段であるシリアル/パラレル変換回路37から4ビットのヘッド選択のパラレル信号が入力される。また、ヘッドIC36のライトデータ端子には第1の切り換え手段である第1の切り換え回路38よりライトデータ(記録データ)が入力され、リード出力端子より第1の切り換え回路38にリードデータ(再生データ)を出力する。また、ヘッドIC36のライトゲート端子にはライト制御信号が入力される。
【0028】
一方、プリント基板33は、磁気ディスク装置31の種々の制御を行うためのもので、ホスト装置から指令されてMPU(マイクロプロセッサ)からの4ビットのヘッド選択のパラレル信号をクロックに同期してシリアル信号に変換してクロックと共にシリアル/パラレル変換回路37に送出する第2の変換手段であるパラレル/シリアル変換回路39を備える。
【0029】
また、リードライト制御回路に対するライトデータ及びリードデータを、第1の切り換え回路38との間で切り換えて通信を行う第2の切り換え手段である第2の切り換え回路40を備える。そして、ライト制御信号が第2の切り換え回路40に入力されると共に、ヘッドアセンブリ32のヘッドIC36及び第1の切り換え回路38に入力される。
【0030】
FPC34は、ヘッド選択のシリアル信号を伝送する制御データライン41,クロックライン42,ライト/リード(W/R)データライン431 ,432 ,ライト制御信号ライン44,GNDライン45,12V及び5Vの電源ライン461 ,462 のパターン回路が所定の太さで可撓部材であるフィルム上に形成され(図8において説明する)、ヘッドアセンブリ32とプリント基板33間を接続する。すなわち、FPC34には8本の信号線のパターンが形成される。
【0031】
ここで、図2に、図1のパラレル/シリアル変換回路の具体的回路図を示す。図2においてパラレル/シリアル変換回路39は、4ビットのヘッド選択信号が第1のフリップフロップ(FF)51に入力されると共に、第1のシフトレジスタ52のa〜d端子に入力される。
【0032】
第1のFF51の出力(4ビット)は第2のフリップフロップ(FF)53に入力されると共に、比較回路54のB群入力端子に入力される。また、第2のFF53の出力(4ビット)は比較回路54のA群入力端子に入力される。比較回路54の出力は、AND回路55,第3のフリップフロップ(FF)56,及び制御回路57にそれぞれ入力される。
【0033】
一方、基準クロックは、分周回路58,制御回路57,及び反転回路(インバータ)59に入力される。反転回路59の出力はAND回路55に入力され、比較回路54からの出力(ウインド)となって第1のシフトレジスタ52に入力されると共に、FPC34のクロックライン42を介して変換信号としてのクロックがヘッドアセンブリ32のシリアル/パラレル回路37に送られる。
【0034】
分周回路58はクロック信号を1/4分周(4ビットに対応するもので、3ビットならば1/3分周となる)し、1/4分周クロックとして第1〜第3のFF51,53,56に送出すると共に、第1のシフトレジスタ52にパラレルクロックとして送出する。
【0035】
また、第3のFF56の出力は制御回路57に入力され、制御回路57は信号レベルの異なる2つの信号をセレクト回路60に出力する。セレクト回路60には第1のシフトレジスタ52の出力がa端子に入力されると共に、b端子にハイ(H)レベルの信号が入力され、c端子にロー(L)レベルの信号が入力される。そして、セレクト回路60よりヘッド選択のシリアル信号としての制御データが出力される。
【0036】
続いて、図3に、図1のシリアル/パラレル変換回路の具体的回路図を示す。図3に示すシリアル/パラレル変換回路37における第2のシフトレジスタ61には、シリアルの制御データ(ヘッド選択信号とラッチのための信号)が入力されると共に、クロック(シリアルクロック)が反転回路62を介してクロック入力される。また、ヘッド選択信号は第4のフリップフロップ(FF)63に入力される。
【0037】
第2のシフトレジスタ61のa〜d出力端子からは4ビットのヘッド選択信号が第4のFF63に出力される。第4のFF63の出力が最終的な4ビットのヘッド選択信号としてヘッドIC36に入力される。
【0038】
そこで、図4に、図2のパラレル/シリアル変換回路のタイミングチャートを示す。図4(A)〜(L)において、まずヘッド選択信号により例えば9番目のヘッド359 から6番目のヘッド356 を選択する場合(図4(A)),ヘッド359 のライト/リード状態よりアイドリング状態を介在させてヘッド356 がライト/リード状態となる。
【0039】
いま、ヘッド選択信号(図4(D))が第1のFF51及び第1のシフトレジスタ52にパラレル入力される。第1のFF51の出力(図4(F))及び第2のFF53の出力(図4(G))が比較回路54で比較される。ヘッドの切り換えがない場合には第1及び第2のFF51,53の出力は同じであり、比較回路54のA=B出力がローレベルとなる(図4(H))。
【0040】
ヘッド切り換えが行われるときには第1のFF51に入力されるヘッド選択信号が変化することから、1クロック前にラッチされている第2のFF53の出力と第1のFF51の出力が等しくなくなり、比較回路54のA=B出力がハイレベルとなる(図4(H))。
【0041】
これにより、AND回路55からは基準クロック(図4(C))の4クロック分が出力されてシリアルクロックとして第1のシフトレジスタ52及びヘッドアセンブリ32のシリアル/パラレル変換回路37に送出される(図4(I))。なお、比較回路54のA=B出力がローレベルのときにはこのシリアルクロックは出力されない。
【0042】
第1シフトレジスタ52にシリアルクロックが入力されると、セットされたヘッド選択信号がシリアルデータとしてセレクト回路60に出力される(図4(J))。
【0043】
一方、基準クロック、比較回路54からのA=B出力、及び第3のFF56の出力が入力される制御回路57は、比較回路54のA=B出力がローレベルのときにはハイレベルであるが、A=B出力がハイレベルになると出力端子▲1▼,▲2▼より図4(K)に示すようにセレクト回路60に出力される。
【0044】
セレクト回路60では制御回路の出力▲1▼,▲2▼によって入力(a〜c)が選択されるもので、比較回路54のA=B出力がハイレベルのときにその期間の先頭の基準クロックの4クロック分(図4(I))の間はa入力(第1のシフトレジスタの出力)が選択される。また、次の1クロック分でc入力(ローレベル)が選択され、さらに最後の1クロック分でb入力(ハイレベル)が選択される。
【0045】
そして、これらの順次選択されたa,c,b入力が制御データ(ヘッド選択のシリアルデータ及びラッチデータ)としてセレクト回路60より出力されるものである(図4(L))。この場合のセレクト回路60におけるb入力の選択は制御データの最後の立ち上りである。
【0046】
なお、制御データの最後にセレクト回路60のc,b入力を選択させるのは、後述するシリアル/パラレル変換回路37の第4のFF62でヘッド選択信号をラッチするためのクロックを制御データ内に挿入する必要があるからである。
【0047】
続いて、図5に、図3のシリアル/パラレル変換回路のタイミングチャートを示す。図5(A)〜(D)において、ヘッドアセンブリ32のシリアル/パラレル変換回路37における第2のシフトレジスタ61に反転回路62を介してシリアルクロック(図5(A))が入力されている期間に上記制御データがシリアル入力される。このシリアル入力は反転されたシリアルクロックに従ってa〜d端子より順次出力される(図5(B))。
【0048】
第2のシフトレジスタ61のa〜d出力に必要なヘッド選択信号が揃うと図5(A)のシリアルクロックがなくなり、次のヘッド切り換えまで変化しない。また、制御データにおけるヘッド選択信号に挿入された最後の立ち上り波形をクロックとして、第4のFF63が第2のシフトレジスタ61のヘッド選択信号の出力をラッチする。これは、入来するシリアルクロックのノイズによる第2のシフトレジスタ61の誤動作でヘッド選択信号が変わるのを防止するためである。
【0049】
すなわち、図5(D)に示すように、9番目のヘッド359 の選択期間から、ヘッド切り換え期間でヘッド選択処理が行われ、6番目のヘッド356 が選択期間中選択される。
【0050】
このように、16個のヘッド351〜3516を選択するにあたり、図13に示す従来の方法では4本の信号線が必要であるのに対し、本発明では制御データとシリアルクロック用の2つの信号線で伝送することができ、信号線の削減により装置の小型化、又はパターンのアンテナの作用による外部ノイズの受信や信号線間の干渉が減少し、記録再生信号(データ)へのノイズ低減を図ることができる(図11及び図12で説明する)。
【0051】
ところで、ヘッド選択信号のシリアル転送は、パラレル転送に比べて時間を要するが、ヘッドポジショニング型の磁気ディスク装置からみれば上記時間はヘッドポジショニング時間に比べて僅かであり、装置の性能に影響を及ぼす時間とはならない。
【0052】
次に、図6に図1の第2の切り換え回路の具体的回路図を示すと共に、図7に図1の第1の切り換え回路の具体的回路図を示す。
【0053】
図6に示す第2の切り換え回路40において、入来するライトデータが抵抗R1を介してトランジスタQ1のベースをバイアスする。トランジスタQ1のコレクタは電源+Vに接続される。また、ライト制御信号は抵抗R2を介してトランジスタQ2のベースをバイアスする。トランジスタQ2のコレクタは抵抗R3を介して電源+Vに接続されると共に、抵抗R4を介してトランジスタQ3のベースに接続される。
【0054】
トランジスタQ3のコレクタはトランジスタQ1のエミッタに接続され、トランジスタQ3のエミッタは抵抗R5を介して接地される。この抵抗R5にW/Rデータ(リードデータ)が入力される。
【0055】
また、W/Rデータ(ライトデータ)は抵抗R6を介してトランジスタQ4のベースをバイアスする。トランジスタQ4のコレクタは電源+Vに接続され、エミッタは抵抗R7を介して接地される。このトランジスタQ4のエミッタよりリードデータが出力される。
【0056】
続いて、図7に示す第1の切り換え回路38は、選択されたヘッドからのリード出力が抵抗R8を介してトランジスタQ5のベースをバイアスする。トランジスタQ5のコレクタは電源+Vに接続され、エミッタはトランジスタQ6のコレクタに接続される。
【0057】
また、入来するライト制御信号が抵抗R9を介してトランジスタQ6のベースをバイアスする。トランジスタQ6のエミッタは抵抗R10を介して接地される。
【0058】
一方、W/Rデータ(リードデータ)は抵抗R10に入力され、またW/Rデータ(ライトデータ)は抵抗R11を介してトランジスタQ7のベースをバイアスする。トランジスタQ7のコレクタは電源+Vに接続され、エミッタは抵抗R12を介して接地される。そして、トランジスタQ7のエミッタより選択されたヘッドにライトデータが出力される。
【0059】
まず、図6の第2の切り換え回路40は、ライト時にはライト制御信号がローレベルとなってトランジスタQ2がオフ状態となり、トランジスタQ3がオン状態となる。そこで、リードライト制御回路よりライトデータ(WD1)がトランジスタQ1,Q3を介してW/Rデータラインに出力される。
【0060】
一方、リード時には、ライト制御信号がハイレベルとなって、トランジスタQ2をオン状態となったときにトランジスタQ3がオフ状態となる。そのため、トランジスタQ4には抵抗6を通ってW/Rデータラインからのリードデータ(RD1)の信号だけが入力されることになり、トランジスタQ4よりリード出力が出力される。
【0061】
また、図7の第1の切り換え回路38は、ライト時にはライト制御信号がローレベルとなってトランジスタQ6がオフ状態となる。そのため、トランジスタQ7には抵抗R11を介してW/Rデータ線からライトデータ(RD2)だけが入力されてトランジスタQ7よりライトデータが出力される。
【0062】
一方、リード時にはライト制御信号がハイレベルとなってトランジスタQ6をオン状態とすることから、選択されたヘッドからのヘッドIC36を介して出力されるリード出力はトランジスタQ5,Q6を通ってW/Rデータラインに出力されるものである。
【0063】
このように、第1及び第2の切り換え回路38,40を設けることで、伝送のためのライン数が3本(従来は図13に示すように5本)とすることができ、信号線の削減による装置の小型化、又は外部ノイズの受信や信号線間の干渉が減少して記録再生信号(データ)へのノイズ低減を図ることができるものである(図11及び図12で説明する)。
【0064】
ところで、前述の特公平6−30505号公報に記載のものは、1回の転送の間に必要とする制御用情報をデータ情報の前に送受信することとなり、実質的にデータ情報と制御用情報分の時間を要するが、本発明ではリード/ライトデータが同時に動作することがないことに鑑みてデータラインを共用させており、かつW/Rデータライン431,432ではリード/ライト情報のみの送受信であることから、上記公報の送受信に比べて時間的に何ら劣ることはないものである。
【0065】
次に、図8に、本発明のインタフェース回路の接続におけるFPCの接続状態の説明図を示す。図8において、ヘッドアセンブリ32は、例えば8枚の磁気ディスク711 〜718 に対して16個のヘッド351 〜3516が近接されて配置される。このヘッド351 〜3516は、キャリッジ72に取り付けられたサスペンション73の先端にそれぞれ搭載されて、磁気ディスク711 〜718 の半径方向に移動される。
【0066】
ヘッド351 〜3516からのそれぞれ2本づつの信号線はサスペンション73,キャリッジ72を通ってフレキシブルプリント板74の対応するパターンライン75に接続される。フレキシブルプリント板74のパターンライン75は実装された処理部76が備えるシリアル/パラレル変換回路37,第1の切り換え回路38,ヘッドIC36(図1参照)の所定端子に配線される。
【0067】
また、フレキシブルプリント板74には、ヘッドIC36の対応する端子に接続されるようにFPC34の一端が接続されており、他端にコネクタ77aが取り付けられる。このFPC34には上述の8本の信号線41,42,431 ,432 ,44及びGND線45,電源線461 ,462 が平面状に配設されたパターンライン78で形成される。
【0068】
なお、最も太いパターンはGND線45が割り当てられてプリント基板33及びフレキシブルプリント板74のグランド(GND)に接続され、耐ノイズ性を向上させている。また、最も太いパターンをディスクエンクロージャーバイアスとして約2〜3Vの電圧を印加させるものとしてもよい。このディスクエンクロージャーバイアスは、ヘッド351 〜3516にMR(磁気抵抗)ヘッドを使用した場合に特にリークによる素子破壊を防止するために印加されるものである。
【0069】
一方、磁気ディスク装置31を制御駆動するためのプリント基板33には、上記コネクタ77aと係合するコネクタ77bが設けられており、このプリント基板33のコネクタ77bにFPC34のコネクタ77aが係合接続されて、該プリント基板33とヘッドアセンブリ32の接続が行われる。
【0070】
続いて、図9に、本発明におけるFPCが使用されるヘッドアセンブリの斜視図を示す。また、図10に、本発明におけるFPCが使用される磁気ディスク装置の組立分解図を示す。
【0071】
図9において、ヘッドアセンブリ32は、VCM(ボイスコイルモータ)79aで構成されるアクチュエータ79が回転軸80により回動自在であり、これにヘッド351 (352 〜3516)が搭載されたサスペンション73、キャリッジ72が取り付けられる。
【0072】
各キャリッジ72から引き出される各ヘッド351 〜3516からの信号線がフラットパターン回路(FPC)81を介してフレキシブルプリント板74に接続される。フレキシブルプリント板74には前述のようにヘッドIC36,シリアル/パラレル変換回路37,第1の切り換え回路38が実装されると共に、FPC34が接続される。
【0073】
また、図10において、フレーム82に取り付けられたベースプレート83上にスピンドルモータ84で回転される磁気ディスク711〜718が配置され、ベースプレート83の下方に上述のプリント基板33が配置される。ベースプレート83には開口部83aが形成されており、この開口部83aを通ってFPC34が下方のプリント基板33にコネクタ77a,77bにより接続される。また、ベースプレート83上に図9に示すヘッドアセンブリ32が、各磁気ディスク711〜718間にヘッド351〜3516がそれぞれ位置されるように取り付けられる。アクチュエータ79の回動によりヘッド351〜3516が磁気ディスク711〜718の半径方向に移動される。
【0074】
そして、フレーム82上にパッキン84を介してカバー85が取り付けられるものである。
【0075】
そこで、図11及び図12に、本発明による効果を説明するための図を示す。
【0076】
図11(A),(B)において、図11(A)は本発明によるFPC34の場合の説明図であり、図11(B)は図13及び図14に示す従来のFPC27の説明図である。
【0077】
図11(A)に示す本発明によるFPC34の全パターン幅(FPC幅)Wを28mmとしたときに、GNDパターン451 のパターン幅We2が8mm,電源(12V,5V)パターン461 ,462 のパターン幅Bが3mm,他の信号パターン41,42,431 ,432 ,44のパターン幅Cが1mm,パターン間の幅Dが1mm,両側の余白Aが1mmとなる。
【0078】
一方、図11(B)に示す従来のFPC27の全パターン幅Wを上記同様に28mmとしたときには、GNDパターン幅We1が3mm,電源(12V,5V)パターン221 ,222 のパターン幅Bが3mm,他の信号線のパターン幅Cが1mm,パターン間の幅Dが1mm,両側の余白Aが1mmとなる。
【0079】
すなわち、全パターン幅(FPC幅)を同一にしたときに本発明によるFPC34においてGNDパターン451 のパターン幅We2を図11(B)の3mmより8mmとすることができる。
【0080】
そこで、GNDパターン34(27)の長さLeを100mm,厚さdを0.05mm,パターンの導電率ρを0.0172mΩ・mmとすると、本発明によるGNDパターン451 の抵抗R0 は、R0 =ρ×Le/(We2×d)=(0.0172×100)/(8×0.05)=4.3 (mΩ)となる。
【0081】
図11(B)に示すGNDパターン20の抵抗R1 は、R1 =ρ×Le/(We1×d)=(0.0172×100)/(3×0.05)=11.47 (mΩ)となる。
【0082】
従って、パターン抵抗を3/8に低減することができる。
【0083】
また、GNDパターン451 (20)のインダクタンスをみると、本発明によるGNDパターン451 のインダクタンスL0 は、
L0 =0.0002×Le×〔log{(2×Le)/(We2×d)}+0.5 +0.224 ×(We2×d)/Le〕=0.18(μH)
一方、図11(B)のGNDパターン20のインダクタンスL1 は、
L1 =0.002 ×Le×〔log{(2×Le)/(We1×d)}+0.5 +0.224 ×(We1×d)/Le〕=0.2(μH)
となり、本発明によるGNDパターン451 のインダクタンスを90%に低減することができる。
【0084】
一般に、長さLeはパターン幅Weや厚さdに比べて大きいことからインダクタンスの低減率は以下の(1)式で表わすことができる。
【0085】
L0 /U1 =log〔(2×Le)/(We2×d)〕/log
〔(2×Le)/(We1×d)〕=0.86 ・・・ (1)
さらに、周波数10MHzでのGNDパターン451 (20)のインピーダンスを比較すると、本発明による場合のインピーダンスZ0 が11.3(Ω),図11(B)に示す従来のインピーダンスZ1 が12.6(Ω)となる。
【0086】
一般に、GNDパターン451 (20)のインピーダンスが大きいほど、すなわち抵抗とインダクタンスが大きいほどパターンの両端で大きな電位差を生じ、特にインダクタンスが大きいほどパターンの両端には高周波数の電圧が大きくなり動作が不安定となる。
【0087】
従って、本発明によればGNDパターン451 のインピーダンスを小さくすることができることからノイズを低減させることができ、ヘッドIC36の動作を安定化させることができるものである。
【0088】
また、図12において、本発明によるGNDパターン452 のパターン幅を、図11(B)に示す従来のGNDパターン20のパターン幅と同一の3mmとした場合、FPC452 の幅(全パターン幅)Waが20mmとなり8mm減少させることができる。
【0089】
従って、従来と同じパターンのインピーダンスを確保して、従来よりFPC452 の幅を狭くすることができる。これにより、コネクタ77aの幅も狭くできることからプリント基板33上のコネクタ77bの実装面積を狭くすることができ、装置の小型化を図ることができるものである。
【0090】
ところで、上記実施例ではヘッドアセンブリ32とプリント基板33の接続をFPC34で行った場合を示したが、フラットケーブル等が使用される場合においても同様の効果を有する。この場合、GND用のコード径を大きくすることによりノイズ低減を図ることができ、又はフラットケーブルの幅を狭くすることにより装置の小型化を図ることができるものである。
【0091】
【発明の効果】
以上のように、請求項1及び3の発明によれば、ヘッド選択信号をヘッド制御手段に送出するに際してディスクエンクロージャー内部に設けられる第1の変換手段よりシリアルデータとしてプリント板に設けられる第2の変換手段に、シリアルデータのライン及び変換信号のラインを含むラインが適宜可撓性部材上に導体パターンで構成された接続手段を介して送出することにより、ヘッド選択のための接続手段の信号線が削減されることとなり、装置の小型化又は外部ノイズの影響や信号線間の干渉が減少して記録再生信号へのノイズ低減を図ることができる。
【0092】
請求項2及び4の発明によれば、ヘッド制御手段に対する記録データ又は再生データの送受を行うに際してディスクエンクロージャー内部及びプリント板に設けられる第1及び第2の切り換え手段で互いのデータを切り換え、記録データ及び再生データのためのラインを含むラインが適宜可撓性部材上に導体パターンで構成された接続手段で送出することにより、データ送出のための接続手段の信号線が削減されることとなり、装置の小型化又は外部ノイズの影響や信号線間の干渉が減少して記録再生信号へのノイズ低減を図ることができる。
【0093】
請求項5及び6の発明によれば、可撓性部材上にグランドやディスクエンクロージャーバイアス用の幅広のパターンが形成されることで装置の小型化が図られると共に、インピーダンスを小としてノイズ低減を図ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例の回路構成図である。
【図2】図1のパラレル/シリアル変換回路の具体的回路図である。
【図3】図1のシリアル/パラレル変換回路の具体的回路図である。
【図4】図2のパラレル/シリアル変換回路のタイミングチャートである。
【図5】図2のシリアル/パラレル変換回路のタイミングチャートである。
【図6】図1の第2の切り換え回路の具体的回路図である。
【図7】図1の第1の切り換え回路の具体的回路図である。
【図8】本発明のインタフェース回路の接続におけるFPCの使用状態の説明図である。
【図9】本発明におけるFPCが使用されるヘッドアセンブリの斜視図である。
【図10】本発明におけるFPCが使用される磁気ディスク装置の組立分解図である。
【図11】本発明による効果を説明するための図(1)である。
【図12】本発明による効果を説明するための図(2)である。
【図13】従来の磁気ディスク装置のインタフェース回路の回路図である。
【図14】図13のインタフェース回路の接続におけるFPCの使用状態の説明図である。
【符号の説明】
31 磁気ディスク装置
32 ヘッドアセンブリ
33 プリント基板
34 FPC
351 〜3516 ヘッド
36 ヘッドIC
37 シリアル/パラレル変換回路
38 第1の切り換え回路
39 パラレル/シリアル変換回路
40 第2の切り換え回路
41 制御データライン
42 クロックライン
431 ,432 W/Rデータライン
44 ライト制御信号ライン
45 GNDライン
461 ,462 電源ライン
711 〜718 磁気ディスク
72 キャリッジ
73 サスペンション
74 フレキシブルプリント板
75 パターンライン
76 処理部
77a,77b コネクタ
78 パターンライン
Claims (6)
- 記録媒体に対して記録再生を行う複数のヘッドと、
前記記録媒体と複数のヘッドを収納するディスクエンクロージャーと、
前記ディスクエンクロージャーの外部に装着され、記録再生装置の制御を行うプリント板と、を備え、
パラレルデータよりなる第1のパラレルヘッド選択信号により前記ヘッドを選択し、当該ヘッドに対する記録データ及び再生データの送受を行うヘッド制御手段と、
入来するシリアルデータよりなるシリアルヘッド選択信号を前記第1のパラレルヘッド選択信号に変換して前記ヘッド制御手段に送る第1の変換手段と、
パラレルデータよりなる第2のパラレルヘッド選択信号を変換信号に同期して前記シリアルヘッド選択信号に変換し、当該シリアルヘッド選択信号及び前記変換信号を前記第1の変換手段に送出する第2の変換手段と、
前記第1及び第2の変換手段間を少なくとも接続するものであって、前記シリアルヘッド選択信号及び前記変換信号のためのラインを少なくとも備える接続手段と、を有し、
前記第1の変換手段が前記ディスクエンクロージャー内部に設けられると共に、前記第2の変換手段が前記プリント板に設けられることを特徴とする記録再生装置。 - 記録媒体に対して記録再生を行う複数のヘッドと、
前記記録媒体と複数のヘッドを収納するディスクエンクロージャーと、
前記ディスクエンクロージャーの外部に装着され、記録再生装置の制御を行うプリント板と、を備え、
ヘッド選択信号により前記ヘッドを選択し、当該ヘッドに対する記録データ及び再生データの送受を行うヘッド制御手段と、
記録データの受信又は前記ヘッド制御手段からの再生データの送出を切り換える第1の切り換え手段と、
前記第1の切り換え手段への記録データの送出、又は前記第1の切り換え手段からの再生データの受信を切り変える第2の切り換え手段と、
前記第1及び第2の切り換え手段間を少なくとも接続する記録データ及び再生データのためのラインを少なくとも備える接続手段と、
を有し、
前記第1の切り換え手段は、前記ヘッド及び前記記録媒体を収納するディスクエンクロージャー内部に設けられると共に、
前記第2の切り換え手段は、前記プリント板に設けられることを特徴とする記録再生装置。 - 前記シリアルヘッド選択信号及び変換信号のためのライン、又は前記記録データ及び再生データのためのラインは、可撓性部材上に形成される導体パターンで構成されることを特徴とする請求項1又は2記載の記録再生装置。
- 前記可撓性部材上に、前記導体パターンと共に所定の幅広を有するパターンが形成されることを特徴とする請求項3記載の記録再生装置。
- 前記幅広のパターンはグランドに接続されることを特徴とする請求項4記載の記録再生装置。
- 前記幅広のパターンは装置内に印加されるディスクエンクロージャーバイアス用のものであることを特徴とする請求項4記載の記録再生装置。
Priority Applications (3)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP17725694A JP3753751B2 (ja) | 1994-07-28 | 1994-07-28 | 記録再生装置 |
US08/843,835 US6201658B1 (en) | 1994-07-28 | 1997-04-21 | Memory unit having a plurality of heads controlled by a minimum number of connection lines |
US09/631,066 US6449115B1 (en) | 1994-07-28 | 2000-08-01 | Memory unit having a plurality of heads controlled by a minimum number of connection lines |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP17725694A JP3753751B2 (ja) | 1994-07-28 | 1994-07-28 | 記録再生装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0845240A JPH0845240A (ja) | 1996-02-16 |
JP3753751B2 true JP3753751B2 (ja) | 2006-03-08 |
Family
ID=16027900
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP17725694A Expired - Fee Related JP3753751B2 (ja) | 1994-07-28 | 1994-07-28 | 記録再生装置 |
Country Status (2)
Country | Link |
---|---|
US (2) | US6201658B1 (ja) |
JP (1) | JP3753751B2 (ja) |
Families Citing this family (12)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO1999024995A1 (en) * | 1997-11-05 | 1999-05-20 | Danionics A/S | Double layer capacitor and its manufacturing method |
JP3761329B2 (ja) | 1997-11-17 | 2006-03-29 | 富士通株式会社 | 記憶装置 |
US7106541B2 (en) | 2001-09-14 | 2006-09-12 | Convergent Systems Solutions, Llc | Digital device configuration and method |
US6973535B2 (en) * | 2001-09-14 | 2005-12-06 | Cornice, Inc. | Digital device configuration and method |
JP3747407B2 (ja) * | 2001-11-13 | 2006-02-22 | インターナショナル・ビジネス・マシーンズ・コーポレーション | ディスクエンクロージャおよびディスクストレージ |
JP3576138B2 (ja) * | 2001-12-17 | 2004-10-13 | 株式会社東芝 | ディスク記憶装置及び同装置における制御信号転送方法 |
US7457075B2 (en) * | 2004-02-24 | 2008-11-25 | Seagate Technology Llc | System and method for reducing ZAP time and track squeeze in a data storage device |
US20060066972A1 (en) * | 2004-09-30 | 2006-03-30 | Agere Systems Inc. | Read channel for simultaneous multiple bit data transfers |
KR100667342B1 (ko) * | 2005-02-07 | 2007-01-12 | 삼성전자주식회사 | 광픽업의 데이터 라인 스위칭 회로 |
US9165596B1 (en) | 2015-03-13 | 2015-10-20 | HGST Netherlands B.V. | Magnetic recording disk drive with multiple preamplifiers and common transmission line with impedance compensation |
CN116455402A (zh) * | 2022-01-10 | 2023-07-18 | 长鑫存储技术有限公司 | 并串转换电路、并串转换电路版图及存储器 |
US12100422B2 (en) | 2022-12-21 | 2024-09-24 | Western Digital Technologies, Inc. | Multiple-actuator HDD assembly utilizing multiple-preamp architecture with single point termination |
Family Cites Families (16)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5290014A (en) | 1976-01-23 | 1977-07-28 | Toshiba Corp | Control device for motor with no commutator |
JPS5979417A (ja) * | 1982-10-28 | 1984-05-08 | Sony Corp | 磁気ヘツド装置 |
JPS60219674A (ja) | 1984-04-13 | 1985-11-02 | Fujitsu Ltd | 磁気デイスク装置 |
JPS61182909A (ja) | 1985-02-08 | 1986-08-15 | Ikeda Bussan Co Ltd | 表皮材とパツド材との一体成形方法 |
US4819153A (en) * | 1985-06-05 | 1989-04-04 | Plus Development Corporation | Microprocessor controlled rigid disk file subsystem |
US4669004A (en) * | 1986-02-27 | 1987-05-26 | Quantum Corporation | High capacity disk file with embedded sector servo |
US4894797A (en) * | 1986-11-17 | 1990-01-16 | Amp Incorporated | FIFO data storage system using PLA controlled multiplexer for concurrent reading and writing of registers by different controllers |
JPH0344866A (ja) | 1989-07-11 | 1991-02-26 | Nec Corp | 磁気ディスク装置 |
JP2786899B2 (ja) | 1989-09-08 | 1998-08-13 | 富士通株式会社 | 超高速ディスク装置 |
US5018095A (en) * | 1990-02-15 | 1991-05-21 | Seagate Technology, Inc. | Universal disk drive type emulation for IBM PC-AT computers |
US5430584A (en) * | 1991-10-18 | 1995-07-04 | International Microelectronic Products | Disk drive interface combining a magneto-resistive read and inductive write circuits |
JPH0630505A (ja) | 1992-01-31 | 1994-02-04 | Fuji Electric Co Ltd | 電気自動車の電気システム |
US5491395A (en) * | 1993-09-17 | 1996-02-13 | Maxtor Corporation | TUT servo IC architecture |
US5488518A (en) * | 1994-08-15 | 1996-01-30 | Vtc Inc. | Programmable pre-amplifier using a serial shift register to output a plurality of control signals |
US5726821A (en) * | 1995-12-22 | 1998-03-10 | Western Digital Corporation | Programmable preamplifier unit with serial interface for disk data storage device using MR heads |
US6118602A (en) * | 1997-10-31 | 2000-09-12 | Stmicroelectronics, Inc. | Preamplifier for a read/write head |
-
1994
- 1994-07-28 JP JP17725694A patent/JP3753751B2/ja not_active Expired - Fee Related
-
1997
- 1997-04-21 US US08/843,835 patent/US6201658B1/en not_active Expired - Lifetime
-
2000
- 2000-08-01 US US09/631,066 patent/US6449115B1/en not_active Expired - Fee Related
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
US6449115B1 (en) | 2002-09-10 |
US6201658B1 (en) | 2001-03-13 |
JPH0845240A (ja) | 1996-02-16 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
JP3753751B2 (ja) | 記録再生装置 | |
US5321817A (en) | Computer data interface through a removable magnetic storage unit | |
US6908330B2 (en) | Storage peripheral having a robust serial advanced technology attachment (SATA) PCB connector | |
JP4131751B2 (ja) | 可撓回路、多トラック磁気テープヘッドアセンブリ、および磁気テープドライブ | |
US5224216A (en) | Computer diskette drive communication interface | |
KR960011842B1 (ko) | 자기디스크장치 | |
US6687775B1 (en) | Dual purpose serial/parallel data transfer device for peripheral storage device | |
US20120081813A1 (en) | Wiring structure, data recording device, and electronic apparatus | |
JPS59207068A (ja) | フロツピイデイスク装置 | |
JP2016085781A (ja) | データ遷移に応じた書き込み電流オーバーシュート振幅(osa)を用いた磁気記録ディスクドライブ | |
US20030005188A1 (en) | Dual serial port data acquisition interface assembly for a data storage device | |
EP0799482B1 (en) | Electronic circuit with local storage | |
JP2003007045A (ja) | ハードディスク装置及びキャリッジアーム | |
CA1321844C (en) | Computer communication interface | |
EP0602255B1 (en) | Recording apparatus in which plural recording media can be loaded | |
JP3653120B2 (ja) | 雑音低減非接触並列データ転送装置およびその方法 | |
US6075663A (en) | Serial interface read-back drive circuit | |
KR100290268B1 (ko) | 디스크드라이브장치 | |
US6249429B1 (en) | PCT bracket mounted on drive instead of PCBA | |
CN100550181C (zh) | 数据存储装置和设置在其中的连接器 | |
JP3303821B2 (ja) | 磁気ディスク装置 | |
US6260080B1 (en) | System for improving signal quality between CPU and floppy disk drive in notebook computer utilizing pull-up device disposed between terminals connected to control signals and one of power supply potentials | |
KR100652392B1 (ko) | 시리얼 하드디스크 드라이브의 전원 장치 | |
JP3040032U (ja) | 信号変換装置 | |
JPH04139684A (ja) | 磁気ディスク装置 |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20031224 |
|
A521 | Request for written amendment filed |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20040223 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20041026 |
|
A521 | Request for written amendment filed |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20041224 |
|
TRDD | Decision of grant or rejection written | ||
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 20051213 |
|
A61 | First payment of annual fees (during grant procedure) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61 Effective date: 20051214 |
|
R150 | Certificate of patent or registration of utility model |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20091222 Year of fee payment: 4 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20091222 Year of fee payment: 4 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20101222 Year of fee payment: 5 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20111222 Year of fee payment: 6 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20111222 Year of fee payment: 6 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20121222 Year of fee payment: 7 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20121222 Year of fee payment: 7 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20131222 Year of fee payment: 8 |
|
LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |