JP3258182B2 - サーボデータの書込み制御装置及び書込み制御方法 - Google Patents

サーボデータの書込み制御装置及び書込み制御方法

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JP3258182B2
JP3258182B2 JP27339494A JP27339494A JP3258182B2 JP 3258182 B2 JP3258182 B2 JP 3258182B2 JP 27339494 A JP27339494 A JP 27339494A JP 27339494 A JP27339494 A JP 27339494A JP 3258182 B2 JP3258182 B2 JP 3258182B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、磁気ディスク装置等に
搭載される磁気ディスクに対するサーボデータの書込み
制御装置及び書込み制御方法に関する。
【0002】
【従来の技術】一般に、磁気ディスク装置に装着される
磁気ディスクには、磁気ヘッドによるデータの書込み/
読出し位置を規定するために、該磁気ディスクの半径方
向及び円周方向の所定の位置に対して予めサーボデータ
が記録される。
【0003】例えば、セクタ・サーボ方式の磁気ディス
ク装置では、磁気ディスクの内周から外周に渡り順次円
環状に配置される複数のトラックのそれぞれに対し、複
数のサーボエリアSAとデータエリアDAとが円周方向
上に交互に配置される。
【0004】図3はセクタ・サーボ方式の磁気ディスク
におけるトラック内サーボセクタの構成を示す図であ
る。磁気ディスクの各トラックには、該トラック毎に複
数のセクタSS0 ,SS1,SS2 ,…,SSn が割当
てられ、この各々のセクタSS0 ,SS1 ,SS2,
…,SSn は、サーボエリアSAとデータエリアDAか
ら構成されている。
【0005】前記サーボエリアSAには、磁気ヘッドを
磁気ディスク上で位置決めするためのサーボデータが記
録されるもので、このサーボエリアSAに記録されたサ
ーボデータに基づき、目標とするセクタに磁気ヘッドを
移動位置決めすることで、そのセクタSSにおけるデー
タエリアDAへのデータの書込み/読出しが行なえる。
【0006】図4は磁気ディスク上のあるサーボエリア
SAのサーボデータSDの構成を示す図である。サーボ
データSDは、前置データ11a、アドレスデータ11
b、位置誤差データ11cから成る。
【0007】前置データ11aには、サーボデータの開
始を示す信号や磁気ディスク装置のサーボデータ再生回
路がサーボデータに同期をとるための信号が記録されて
おり、この前置信号は各セクタ同一のパターンである。
【0008】アドレスデータ11bには、第1セクタで
あること又は第1セクタではないことを示す信号、セク
タ番号やトラック番号を示す信号が記録されており、第
1セクタであること又は第1セクタではないことを示す
信号及びセクタ番号を示す信号は各セクタ毎に異なる信
号である。
【0009】位置誤差データ11cには、磁気ヘッドの
トラックの中心からの変位量と変位の方向を認識し磁気
ヘッドをトラックの中心に保持するための位置誤差検出
信号が記録されており、位置誤差データ11cは各セク
タ同一の信号パターンである。
【0010】そして、前記のようなサーボデータSD
は、磁気ディスクに対し、サーボデータ書込み装置(サ
ーボトラックライタ)を使用して記録されるもので、こ
の場合、サーボデータ書込み装置は、磁気ディスクの1
回転の起点となるマスタインデックス及びこのマスタイ
ンデックス間で等間隔にした多数の信号であるマスタク
ロックを基準にし、前記サーボデータSDが各セクタ毎
のサーボデータSD0 〜SDn として割付けられて記録
される。
【0011】図5は従来のサーボデータ書込み装置によ
るサーボデータSDの書込み動作を示すタイミングチャ
ートである。すなわち、従来のサーボデータ書込み装置
では、磁気ディスクの1回転の起点となるマスタインデ
ックスを基準として、1トラック分のサーボデータSD
0 〜SDn を順次連続的に書込むもので、この場合、ア
ドレスデータ11bを必要なセクタ数に1対1に対応さ
せて異ならせた1トラック分のサーボデータSD0 〜S
Dn を書換え可能なメモリに予め記憶させ、これを前記
マスタクロックに同期させて順次等間隔にアドレッシン
グして読出すことで、磁気ディスクに対するサーボデー
タSD0 〜SDn の書込みが行なわれる。
【0012】ここで、前記メモリに予め記憶されるサー
ボデータSD0〜SDnそれぞれのアドレスデータのうち
トラック毎に異なるデータは、前記サーボデータ書込み
装置における各トラックのサーボデータの書込み処理毎
、一括して書換えられる。
【0013】なお、前記サーボデータ書込み装置では、
磁気ディスクに対する前記サーボデータの書込み処理
後、該サーボデータが正しく記録されているかを検査す
るためのベリファイ処理が実行されるが、このベリファ
イ処理にあっても、前記書込み処理と同様にして、マス
タインデックスを基準にして、磁気ディスク及びメモリ
のそれぞれから1トラック分のサーボデータSD0 〜S
Dn を順次読出し、そのそれぞれのサーボデータSD0
〜SDn の一致を比較判断している。
【0014】従って、前記従来のサーボデータ書込み装
置にあっては、サーボデータの書込み処理及びベリファ
イ処理の何れにあっても、マスタインデックスを認識し
て実動作を開始し、次のマスタインデックスを認識して
実動作を終了している。
【0015】また、前記従来のサーボデータ書込み装置
にあっては、アドレスデータ11bを必要なセクタ数に
1対1に対応させて異ならせた1トラック分のサーボデ
ータSD0〜SDnを書換え可能なメモリに記憶してお
り、前記メモリに予め記憶されたサーボデータSD0〜
SDnそれぞれのアドレスデータのうちトラック毎に異
なるデータは、前記サーボデータ書込み装置における
トラックのサーボデータの書込み処理毎に、一括して書
換られている。
【0016】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、前記従
来のサーボデータ書込み装置では、1回転の起点となる
マスタインデックスを基準にして1トラック単位でサー
ボデータの書込み処理あるいはベリファイ処理を実行す
るため、サーボデータ書込み装置の制御部からサーボデ
ータの書込み命令やベリファイ命令が与えられた後に、
マスタインデックスを認識するまでは実動作をしない待
ち状態となり、例えばマスタインデックスの認識直後に
前記書込み命令やベリファイ命令が与えられた場合に
は、次のマスタインデックスを認識して実動作が開始さ
れるまでの間に、約1回転の長い待ち時間が生じてしま
うという問題がある。
【0017】また、サーボデータの書込み処理にあって
は、その書込みの元となるサーボデータ、また、ベリフ
ァイ処理にあっては、その比較基準となるサーボデータ
を書換え可能なメモリに1トラック単位のサーボデータ
SD0 〜SDn として格納するため、比較的記憶容量の
大きなメモリが必要になると共に、書込み対象トラック
やベリファイ対象トラックが切換わった際には、アドレ
スデータ11bのうちトラック毎に異なるデータの書換
えに長い時間を要する問題があった。
【0018】本発明は前記のような問題に鑑みなされた
もので、サーボデータの書込み処理あるいはベリファイ
処理を行なう際に、長い待ち時間を生じることなく実動
作を開始することが可能になると共に、サーボデータを
1トラック単位で格納する必要なく、メモリの記憶容量
を大幅に削減すると共に、メモリに記憶されたサーボデ
ータの書換え時間の大幅な短縮が可能になるサーボデー
タの書込み制御装置及び書込み制御方法を提供すること
を目的とする。
【0019】
【課題を解決するための手段】すなわち、本発明に係わ
る第1のサーボデータの書込み制御装置は、1回転当た
り1つのマスタインデックス及び予め設定された数のマ
スタクロックを使用して、磁気ディスクに対してサーボ
データの書込みあるいはベリファイを行なうサーボデー
タの書込み制御装置であって、前記マスタインデックス
を基準にして前記マスタクロックを前記磁気ディスクの
1回転当たりのブロック数で割った数でカウントし各ブ
ロック毎の始点信号を発生する第1のカウンタ手段と、
この第1のカウンタ手段により得られるブロック毎の始
点信号を前記磁気ディスク1回転当たりのブロック数分
カウントし該磁気ディスクの1回転を認識する第2のカ
ウンタ手段と、前記磁気ディスクに書込むべきサーボデ
ータをブロックの1単位で記憶するサーボデータ記憶手
段と、前記第1のカウンタ手段により発生されるブロッ
ク毎の始点信号に同期して前記サーボデータ記憶手段に
記憶されているサーボデータにより前記磁気ディスクに
対するサーボデータの書込みあるいはベリファイを開始
させると共に、前記第2のカウンタ手段により該磁気デ
ィスクの1回転を認識した際に該磁気ディスクに対する
サーボデータの書込みあるいはベリファイを終了させる
書込み/ベリファイ制御手段とを備えて構成したもので
ある。
【0020】また、本発明に係わる第2のサーボデータ
の書込み制御装置は、1回転当たり1つのマスタインデ
ックス及び予め設定された数のマスタクロックを使用し
て、磁気ディスクに対してサーボデータの書込みあるい
はベリファイを行なうサーボデータの書込み制御装置で
あって、前記マスタインデックスを基準にして前記マス
タクロックを前記磁気ディスクの1回転当たりのブロッ
ク数で割った数でカウントし各ブロック毎の始点信号を
発生する第1のカウンタ手段と、この第1のカウンタ手
段により得られるブロック毎の始点信号を前記磁気ディ
スク1回転当たりのブロック数分カウントし該磁気ディ
スクの1回転を認識する第2のカウンタ手段と、前記第
1のカウンタ手段により得られるブロック毎の始点信号
を前記マスタインデックスを基準にしてカウントするこ
とにより該マスタインデックスを基準にしたブロックア
ドレスを得る第3のカウンタ手段と、前記磁気ディスク
に書込むべきサーボデータをブロックの1単位で記憶
し、前記第3のカウンタ手段により得られるブロックア
ドレスに対応して読出しその内容を加工生成するサーボ
データ記憶生成手段と、前記第1のカウンタ手段により
発生されるブロック毎の始点信号に同期して前記サーボ
データ記憶生成手段により生成されたサーボデータによ
り前記磁気ディスクに対するサーボデータの書込みある
いはベリファイを開始させると共に、前記第2のカウン
タ手段により該磁気ディスクの1回転を認識した際に該
磁気ディスクに対するサーボデータの書込みあるいはベ
リファイを終了させる書込み/ベリファイ制御手段とを
備えて構成したものである。
【0021】また、本発明に係わる第3のサーボデータ
の書込み制御装置は、前記第1又は第2のサーボデータ
の書込み制御装置にあって、その第1のカウンタ手段及
び第2のカウンタ手段を、何れもプログラマブルカウン
タを用いて構成したものである。
【0022】また、本発明に係わる第4のサーボデータ
の書込み制御装置は、前記第2のサーボデータの書込み
制御装置で、そのサーボデータ記憶生成手段において、
磁気ディスクに書込むべきブロック単位のサーボデータ
の内容を第3のカウンタ手段により得られるブロックア
ドレスに対応して加工する際に、ブロックアドレスと対
応する加工情報を書換え可能なメモリに記憶再生するこ
とにより、ブロックアドレスと加工する内容の対応をプ
ログラマブルとして構成したものである。
【0023】
【作用】つまり、前記第1のサーボデータの書込み制御
装置では、第1のカウンタ手段により発生されるブロッ
ク毎の始点信号に同期してサーボデータ記憶手段にブロ
ックの1単位で記憶されているサーボデータにより磁気
ディスクに対するサーボデータの書込みあるいはベリフ
ァイが開始されると共に、第2のカウンタ手段により前
記磁気ディスクの1回転を認識した際に該磁気ディスク
に対するサーボデータの書込みあるいはベリファイが終
了されるので、サーボデータの書込みあるいはベリファ
イ命令後、マスタインデックスを待たずとも、最初のブ
ロック毎の始点信号の発生時点から磁気ディスク1回転
分のサーボデータの書込みあるいはベリファイが開始さ
れることになる。
【0024】また、前記第2のサーボデータの書込み制
御装置では、第3のカウンタ手段により得られるブロッ
クアドレスに対応して、ブロック単位で記憶されたサー
ボデータ内のアドレスデータのうちブロック毎に異なる
データを加工して生成し、第1のカウンタ手段により発
生されるブロック信号に同期して前記生成されたサーボ
データにより前記磁気ディスクに対してサーボデータの
書込みあるいはベリファイが開始されると共に、第2の
カウンタ手段により前記磁気ディスクの1回転を認識し
た際に、該磁気ディスクに対するサーボデータの書込み
あるいはベリファイが終了されるので、磁気ディスク1
回転分の全サーボデータを記憶しなくとも、またサーボ
データの書込みあるいはベリファイ命令後、マスタイン
デックスを待たずとも、最初のブロック信号の発生時点
から磁気ディスク1回転分のサーボデータの書込みある
いはベリファイが開始されることになる。
【0025】さらに、前記第3のサーボデータの書込み
制御装置では、前記第1又は第2のサーボデータ書込み
制御装置にあって、その第1のカウンタ手段及び第2の
カウンタ手段が、何れもプログラマブルカウンタを用い
て構成されるので、各カウンタ手段におけるカウント設
定値が、磁気ディスク1回転当たりのマスタクロック数
やブロック数に応じて任意に設定できることになる。
【0026】さらに、前記第4のサーボデータの書込み
制御装置では、前記第2のサーボデータ書込み制御装置
で、そのサーボデータ記憶生成手段において、磁気ディ
スクに書込むべきブロックの1単位で記憶されたサーボ
データ内のアドレスデータのうちブロック毎に異なるデ
ータを第3のカウンタ手段により生成されるブロックア
ドレスに対応して加工する際に、ブロックアドレスと対
応する加工情報が書換え可能なメモリに記憶されるの
で、ブロックアドレスとサーボデータ内のアドレスデー
タのうちブロック毎に異なるデータの対応を任意に設定
できることになる。
【0027】
【実施例】以下図面により本発明の実施例について説明
する。図1はサーボデータの書込み制御装置の構成を示
すブロック図である。このサーボデータの書込み制御装
置は、サーボライト制御部21を備えている。
【0028】このサーボライト制御部21は、予め内蔵
記憶されているサーボデータ書込みプログラムやベリフ
ァイプログラムに従って回路各部を操作制御し、サーボ
データの書込み処理あるいはベリファイ処理を実行させ
るもので、このサーボライト制御部21には、磁気ディ
スク装置(HDD)22、マスタクロック再生回路2
3、アドレス生成回路24、サーボデータ記憶生成回路
25、1トラックカウンタ26、及び書込み/ベリファ
イ制御回路27が接続される。
【0029】前記磁気ディスク装置22は、図示しない
磁気ディスクや磁気ディスクを一定速度で回転させるた
めのスピンドルモータ機構、前記磁気ディスクに対しデ
ータの書込み/読出しを行なうための磁気ヘッド、該磁
気ヘッドを磁気ディスク上の半径方向上に移動位置決め
するためのキャリッジ機構等を備え、前記サーボライト
制御部21からの制御信号により指示される前記磁気デ
ィスク上の指示位置に対してデータの書込みあるいは読
出し動作を行なうもので、前記磁気ディスクには該磁気
ディスクの1回転の起点となる信号としてマスタインデ
ックス及びこのマスタインデックス間で等間隔にした多
数の信号としてマスタクロックがそれぞれ予め記録され
る。
【0030】前記マスタクロック再生回路23は、前記
磁気ディスク装置22に取付けたクロックヘッド23a
により、前記磁気ディスクに対して予め記録されている
マスタインデックス及びマスタクロックの各パルス信号
を読出して再生するもので、このマスタクロック再生回
路23により再生されるマスタインデックス及びマスタ
クロックのそれぞれに対応するパルス信号は前記サーボ
ライト制御部21及びアドレス生成回路24に供給され
る。
【0031】前記アドレス生成回路24内のメモリアド
レスカウンタはプログラマブルカウンタを用いて構成さ
れ、前記マスタクロック再生回路23から供給されるマ
スタクロックを、前記マスタクロック再生回路23から
供給されるマスタインデックスを基準にして前記磁気デ
ィスク1回転当たりのマスタクロック数を該ディスク1
回転当たりのブロック数で割ったブロック当たりのマス
タクロック数で繰返しカウントすることにより、各ブロ
ック毎の始点を示すブロックパルス信号を生成し、本ア
ドレス生成回路内のブロックアドレスカウンタ、1トラ
ックカウンタ26及び書込み/ベリファイ制御回路27
に供給する。
【0032】また、前記メモリアドレスカウンタはカウ
ント値そのものをサーボデータ生成回路25内のSRA
M1にメモリアドレスとして供給する。前記アドレス生
成回路24内のブロックアドレスカウンタは、前記マス
タインデックスと前記ブロックパルスの供給を受け、前
記マスタインデックスが供給された時点を起点ブロック
“0”とするブロックアドレスを順次生成し、サーボデ
ータ記憶生成回路25内のSRAM2にメモリアドレス
として供給する。
【0033】前記1トラックカウンタ26は、プログラ
マブルカウンタを用いて構成され、前記サーボライト制
御部21からの制御信号においてサーボデータの書込み
あるいはベリファイ命令が与えられた際に、前記書込み
/ベリファイ制御回路27の指示を受けて、前記アドレ
ス生成回路24から供給されるブロックパルス信号のカ
ウントを開始し、前記磁気ディスク1回転当たり(1ト
ラック分)のブロック数をカウントするもので、この1
トラックカウンタ26によるカウントデータは前記書込
み/ベリファイ制御回路27に供給される。
【0034】前記サーボデータ生成回路25内のSRA
M1は、1ブロック当たりの基本となるサーボデータS
D(図4参照)を記憶するもので、前記アドレス生成回
路24から供給されるメモリアドレスに従って読出さ
れ、前記サーボデータ生成回路25内の加工回路に供給
される。
【0035】前記サーボデータ生成回路25内のSRA
M2は、ブロックアドレスに対応して加工するサーボデ
ータの加工情報を記憶するもので、前記アドレス生成回
路24から供給されるブロックアドレスに従って読出さ
れ、サーボデータ生成回路25内の加工回路に供給され
る。
【0036】この加工回路はSRAM1から供給された
サーボデータデータを、SRAM2から供給されるブロ
ックアドレスに対応した加工情報に従い加工した後、前
記書込み/ベリファイ制御回路27に供給する。
【0037】前記書込み/ベリファイ制御回路27は、
前記サーボライト制御部21からの制御信号においてサ
ーボデータの書込み命令が与えられた際に、その直後に
アドレス生成回路24により発生されたブロックパルス
を認識し、前記1トラックカウンタ26にカウント指示
を与え、前記1トラックカウンタ26からのカウントデ
ータが、1回転分のブロック数をカウントする期間にお
いて、前記サーボデータ記憶生成回路25から供給され
るブロック単位のサーボデータを、前記アドレス生成回
路24からのブロックパルスに同期させて、前記磁気デ
ィスク装置22に対する書込みデータ(WRITE DATA)と
して供給するもので、この場合、前記磁気ディスク装置
22では、前記1トラックカウンタ26が1回転分のブ
ロック数をカウントする期間において書込みゲート信号
(WRITE GATE)が供給され、サーボデータの書込み状態
にセットされる。
【0038】また、前記書込み/ベリファイ制御回路2
7は、前記サーボライト制御部21からの制御信号にお
いてサーボデータのベリファイ命令が与えられた際に、
その直後にアドレス生成回路24により発生されたブロ
ックパルスを認識し、前記1トラックカウンタ26にカ
ウント指示を与え、前記1トラックカウンタ26からの
カウントデータが、1回転分のブロック数をカウントす
る期間において、前記サーボデータ記憶生成回路25か
ら供給されるブロック単位のサーボデータを、前記アド
レス生成回路24からのブロックパルスに同期させて、
前記ハードディスク装置22から読出されるサーボデー
タ(READ DATA)と比較判断するものである。
【0039】また、書込み/ベリファイ制御回路27は
1トラックカウンタ26の最大値信号を受けると、1ト
ラックカウンタ26に対してカウント動作の終了指示を
行なう。
【0040】次に、前記構成によるサーボデータの書込
み制御装置の動作について説明する。図2は前記書込み
制御装置におけるサーボデータの書込み動作を示すタイ
ミングチャートである。
【0041】本実施例において、磁気ディスク装置22
に備えられる磁気ディスクに対する1回転当たりのブロ
ック数は“50”、前記磁気ディスクに予め記録された
マスタインデックス相互間のマスタクロック数は“1
0,000”とし、1ブロック当たりのマスタクロック
数は“200”(=10,000/50)とする。
【0042】よって、アドレス生成回路24内のメモリ
アドレスカウンタは8ビットカウンタとし、マスタクロ
ック再生回路23からマスタインデックスとマスタクロ
ックの供給を受けて、マスタクロックを“200”クロ
ック分初期値56から最大値255まで繰返しカウント
しマスタインデックスが供給された時点及びカウンタが
最大値255の時点にブロックパルスを発生し、また前
記時点の次のマスタクロックでカウンタを初期値56に
戻す設定とする。
【0043】また、初期値の値は、サーボライト制御部
21によりプログラマブルカウンタであるメモリアドレ
スカウンタ内のレジスタにセットされるものとする。ア
ドレス生成回路24内のブロックアドレスカウンタは、
マスタインデックスとブロックパルスの供給を受けて、
マスタインデックスの時“0”にクリアされ、ブロック
パルスをカウントし“0”〜“49”まで繰返しカウン
トアップしてブロックアドレスを生成するものとする。
【0044】また、メモリアドレスカウンタとブロック
アドレスカウンタのカウント値はそれぞれサーボデータ
記憶生成回路内のSRAM1とSRAM2にメモリアド
レスとして供給する設定とする。
【0045】SRAM1は、番地56から番地255ま
で、サーボライト制御部21により予め所定データが書
込まれているものとする。SRAM2は、番地0から番
地49まで、サーボライト制御部21により予め所定デ
ータが書込まれているものとする。
【0046】そして、サーボデータ書込み/ベリファイ
制御回路27は、サーボライト制御部21からサーボデ
ータの書込み命令あるいはベリファイ命令が与えらる
と、その直後のアドレス生成回路24により発生された
ブロックパルスを認識して、書込みあるいはベリファイ
の実動作を開始すると共に、その次の前記ブロックパル
スにより1トラックカウンタ26に対し、カウント値を
初期値14に戻す指示と前記ブロックパルスのカウント
動作を開始する指示を与えるものとする。
【0047】1トラックカウンタ26は、8ビットカウ
ンタとしサーボデータ書込み/ベリファイ制御回路27
の指示を受けて、初期値14から最大値63まで前記ブ
ロックパルスを1回転分カウントするものとし、また最
大値になったことをサーボデータ書込み/ベリファイ制
御回路27に伝えるものとする。
【0048】また、初期値の値は、サーボライト制御部
21によりプログラマブルカウンタである1トラックカ
ウンタ26内のレジスタにセットされるものとする。そ
して、サーボデータ書込み/ベリファイ制御回路27は
1トラックカウンタ26の最大値信号を受けると、その
次のブロックパルスにより書込みあるいはベリファイの
実動作を終了すると共に、1トラックカウンタ26に対
しカウント動作の終了を指示するものとする。
【0049】すなわち、ハードディスク装置22に備え
られた磁気ディスクに予め記録されているマスタインデ
ックスとマスタクロックがマスタクロック再生回路23
により再生され、アドレス生成回路24内のメモリアド
レスカウンタにおいて、マスタインデックスを基準とす
る“200”のマスタクロックカウント毎に、ブロック
パルスが発生すると共に、アドレス生成回路24内のブ
ロックアドレスカウンタにおいてブロックアドレスが
“0”〜“49”の間で繰返しカウントアップされて生
成され、メモリアドレスカウンタとブロックアドレスカ
ウンタのカウント値がそれぞれサーボデータ記憶生成回
路内のSRAM1とSRAM2にメモリアドレスとして
供給される状態で、サーボライト制御部21により、例
えば時刻t1 においてサーボデータの書込み命令が与え
られると、その直後に前記アドレス生成回路24により
発生したブロックパルスから1トラックカウンタ26に
よる1回転分“14”〜“63”のブロックカウント動
作が開始される。
【0050】すると、サーボデータ記憶生成回路25で
は、アドレス生成回路24から供給されたメモリアドレ
スとブロックアドレスに従いSRAM1とSRAM2に
記憶されたデータが読出され加工回路に供給される。
【0051】SRAM1から読出されるデータは、ブロ
ック単位の基本サーボデータであり、SRAM2から読
出されるデータは前記基本サーボデータに対するブロッ
クアドレスに対応した加工情報である。
【0052】サーボデータ記憶生成回路25内の加工回
路では、基本サーボデータを加工情報に従い加工した
後、書込み/ベリファイ制御回路27に供給する。つま
り、基本サーボデータに対してアドレス情報部分のうち
ブロック毎に異なるデータを付加する。
【0053】図2のタイミングチャートにおいて、書込
み命令が与えらた時刻t1 の次のブロックアドレスは
“1”であり、この時SRAM2の加工情報には、前記
アドレス情報部分に対して第1ブロックではないことを
示す信号とブロック番号“1”を付加することが指示さ
れており、加工回路はこれに従って基本サーボデータに
データを付加し、書込み/ベリファイ制御回路27に供
給する。
【0054】次にブロックアドレスが“2”になると、
SRAM2の加工情報は前記アドレス情報部分に対して
第1ブロックではないことを示す信号とブロック番号
“2”を付加することが指示されており、加工回路はこ
れに従って基本サーボデータにデータを付加し、書込み
/ベリファイ制御回路27に供給する。
【0055】書込み命令が与えらた時刻t1 から磁気デ
ィスクが1回転すると、ブロックアドレスが“0”にな
り、SRAM2の加工情報には、前記アドレス情報部分
に対して第1ブロックであることを示す信号とブロック
番号“0”を示す信号を付加することが指示されてお
り、加工回路はこれに従って基本サーボデータにデータ
を付加し書込み/ベリファイ制御回路27に供給する。
【0056】書込み/ベリファイ制御回路27は、図2
のタイミングチャートにおいて、書込み命令が与えらた
時刻t1 の次のブロックパルスより、ハードディスク装
置22に対してWRITE GATEを開く命令とサーボデータ生
成回路25より供給されたサーボデータをWRITE DATAと
して供給する。
【0057】また、書込み/ベリファイ制御回路27
は、図2のタイミングチャートにおいて、書込み命令が
与えらた時刻t1の次のブロックパルスに応じて、1ト
ラックカウンタ26に対して、カウント値を初期値14
に戻す指示と、ブロックパルスのカウントの開始を指示
し、その次のブロックパルスから1トラックカウンタ2
6によるブロックパルスのカウントを開始させる。
【0058】1トラックカウンタ26は、書込み/ベリ
ファイ制御回路27のカウント開始の指示により、初期
値14としてブロックパルスのカウントを始め、磁気デ
ィスクの1回転に相当するブロックパルスをカウントす
るとその値は最大値63となり、最大値になったことを
書込み/ベリファイ制御回路27に伝える。
【0059】書込み/ベリファイ制御回路27は1トラ
ックカウンタ26の最大値信号を受けて、ハードディス
ク装置22に対するWRITE GATE命令とWRITE DATAの供給
を停止する。
【0060】また、書込み/ベリファイ制御回路27は
1トラックカウンタ26に対してカウント動作の終了指
示を行なう。このようにして、ブロックアドレスに対応
して必要なデータが付加されたサーボデータがハードデ
ィスク装置22に対して1回転分書込まれる。
【0061】1回転分のサーボデータの書込みが終了す
ると、ハードディスク装置22の磁気ヘッドはサーボラ
イト制御部21の制御信号により次のトラックへの移動
(シーク)を行なう。
【0062】また、サーボライト制御部21はサーボデ
ータ生成回路25内のSRAM1に対して、その記憶し
ている基本サーボデータのアドレス情報部分のうちトラ
ックにより異なるデータを、次の書込み対象トラックに
対応して書換えを行なう。
【0063】シークとSRAM1の書換えが終了する
と、サーボライト制御部21は書込み命令を発行する。
この書込み命令の時刻が図2のタイミングチャートにお
いて、ブロックアドレスが“1”である時刻であった場
合、サーボデータ生成回路25は基本サーボデータに対
して、ブロックアドレス“2”よりブロックアドレスに
対応した加工を行ない、サーボデータを生成し、書込み
/ベリファイ制御回路27は次のブロックアドレス
“2”よりハードディスク装置22に対して書込みを開
始し、1回転後のブロックアドレス“1”で書込みが終
了する。
【0064】したがって、前記構成のサーボデータ書込
み制御装置によれば、マスタクロック再生回路23によ
り再生されるマスタインデックスを基準に、アドレス生
成回路24において、マスタクロックを1回転当たりの
ブロック数で割ったクロック数でカウントすることによ
りメモリアドレスとブロックアドレスを生成すると共
に、ブロックアドレスを発生させサーボデータ生成回路
25内のSRAM1に記憶されたブロック単位の基本サ
ーボデータをSRAM2に記録されたブロック毎の加工
情報に従って加工することによりサーボデータを生成
し、サーボライト制御部21からサーボデータ書込み命
令が与えられた場合は、1トラックカウンタ26により
次の次のブロックパルスから1回転分のブロック数をカ
ウントし、このブロックパルスの1トラックカウント動
作が開始/終了する期間において、書込み/ベリファイ
制御回路27により前記ブロックパルスに同期して前記
サーボデータ生成回路25から供給されるサーボデータ
を順次磁気ディスク装置22に供給し磁気ディスクの書
込み対象トラックに1回転分書込むようにしたので、サ
ーボライト制御部21からサーボデータの書込み命令が
与えられた後、最初のブロックパルスが発生された時点
から実際のサーボデータ書込み動作を開始させることが
でき、その最大待ち時間を磁気ディスク1回転当たりの
ブロック数分の1に短縮することができる。
【0065】また、サーボデータを記憶するメモリは、
ブロック単位のサーボデータを1単位だけ記憶すればよ
いので、そのメモリ容量を大幅に削減できると共に、書
込み対象トラック毎に異なるアドレス情報の書換え時間
も大幅に短縮できる。
【0066】なお、前記サーボデータの書込み後、ベリ
ファイ処理を行なう場合、サーボライト制御部21から
サーボデータのベリファイ命令が与えらると、マスタク
ロック再生回路23、アドレス生成回路24、サーボデ
ータ生成回路25、1トラックカウンタ26のそれぞれ
における動作は、前記サーボデータの書込み処理と全く
同じであり、異なる動作はブロックパルスに同期してサ
ーボデータ生成回路25で生成されたサーボデータとハ
ードディスク装置22の磁気ディスクから読出されるサ
ーボデータとの一致を、書込み/ベリファイ制御回路2
7において比較判断する動作のみである。
【0067】従って、このベリファイ動作を行なう場合
にも、前記書込み動作を行なう場合と同様に、サーボラ
イト制御部21からサーボデータのベリファイ命令が与
えられた後、実際のベリファイ動作が開始されるまでの
最大待ち時間を、磁気ディスク1回転当たりのブロック
数分の1に短縮することができる。
【0068】なお、前記実施例では、1回転当たりのマ
スタクロック数を“10,000”、1トラック当たり
のブロック数を“50”、1 ブロック当たりのマスタク
ロック数を“200”として設定し、メモリアドレスカ
ウンタは8ビットカウンタとし、“56”〜“255”
までカウント動作を行ない200カウント毎にブロック
パルスを発生し、1トラックカウンタは6ビットカウン
タとし、“14”〜“63”までカウント動作を行ない
1回転を認識する設定としたが、該メモリアドレスカウ
ンタと該1トラックカウンタは充分なビット数のカウン
タとすること、また、プログラマブルカウンタであるの
で初期値を任意に設定できることにより、サーボデータ
の仕様に応じて変わる1回転当たりのマスタクロック
数、1トラック当たりのブロック数及び1ブロック当た
りのマスタクロック数について任意に設定することがで
きる。
【0069】また、前記実施例では、サーボデータ記憶
生成回路25において、基本サーボデータに対するブロ
ックアドレスに対応した加工を、ブロックアドレス
“0”では第1ブロックであることを示す信号とブロッ
ク番号“0”を付加し、ブロックアドレス“1”では第
1ブロックではないことを示す信号とブロック番号
“1”を付加する設定としたが、ブロックアドレスに対
応した加工情報をSRAM2に記憶させる構成としたの
で、該SRAM2に記憶させる加工情報を変えることに
より、例えばブロックアドレス“0”では第1ブロック
ではないことを示す信号とブロック番号“49”を付加
し、ブロックアドレス“1”では第1ブロックであるこ
とを示す信号とブロック番号“0”を付加する等、サー
ボデータの仕様に応じて任意に設定することができる。
【0070】また、前記実施例では、書込み対象トラッ
クが変わる度にサーボデータ記憶生成回路25内のSR
AM1に記憶された基本サーボデータのアドレス情報部
分のうちトラック毎に異なるデータをサーボライト制御
部21により書換えると説明したが、SRAM1に多ビ
ット形のSRAMを使用しトラックに応じて選択的に読
出しを行なうことにより、サーボライト制御部21によ
る書換えの頻度を低減することができる。
【0071】例えば、8ビット構成のSRAMを使用す
ることにより書換えの頻度を8トラックにつき1回に低
減できる。また、前記実施例では、セクタサーボデータ
の書込みを例にとり説明したが、SRAM1に記憶する
サーボデータ、1トラック当たりのブロック数、1ブロ
ック当たりのマスタクロック数の設定を変えることによ
り、サーボ面サーボデータについても書込むことができ
る。
【0072】
【発明の効果】以上のように、本発明の第1のサーボデ
ータの書込み制御装置によれば、第1のカウンタ手段に
より発生されるブロック毎の始点信号に同期してサーボ
データ記憶生成手段にブロックの1単位で記憶されてい
るサーボデータにより、磁気ディスクに対するサーボデ
ータの書込みあるいはベリファイが開始されると共に、
第2のカウンタ手段により前記磁気ディスクの1回転を
認識した際に該磁気ディスクに対するサーボデータの書
込みあるいはベリファイが終了されるので、サーボデー
タの書込みあるいはベリファイ命令後、マスタインデッ
クスを待たずとも、最初のブロック毎の始点信号の発生
時点から磁気ディスク1回転分のサーボデータの書込み
あるいはベリファイが開始されることになる。
【0073】また、本発明の第2のサーボデータの書込
み制御装置によれば、第3のカウンタ手段により得られ
るブロックアドレスに対応して、ブロック単位で記憶さ
れたサーボデータ内のアドレスデータのうちブロック毎
に異なるデータを加工して生成し、第1のカウンタ手段
により発生されるブロック信号に同期して前記生成され
たサーボデータにより前記磁気ディスクに対してサーボ
データの書込みあるいはベリファイが開始されると共
に、第2のカウンタ手段により前記磁気ディスクの1回
転を認識した際に、該磁気ディスクに対するサーボデー
タの書込みあるいはベリファイが終了されるので、磁気
ディスク1回転分の全サーボデータを記憶しなくとも、
また、サーボデータの書込みあるいはベリファイ命令
後、マスタインデックスを待たずとも、最初のブロック
信号の発生時点から磁気ディスク1回転分のサーボデー
タの書込みあるいはベリファイが開始されることにな
る。
【0074】さらに、本発明の第3のサーボデータの書
込み制御装置によれば、前記第1又は第2のサーボデー
タ書込み制御装置にあって、その第1のカウンタ手段及
び第2のカウンタ手段が、何れもプログラマブルカウン
タを用いて構成されるので、各カウンタ手段におけるカ
ウント設定値が、磁気ディスク1回転当たりのマスタク
ロック数やブロック数に応じて任意に設定できることに
なる。
【0075】さらに、本発明の第4のサーボデータの書
込み制御装置によれば、前記第2のサーボデータ書込み
制御装置で、そのサーボデータ記憶生成手段において、
磁気ディスクに書込むべきブロックの1単位で記憶され
たサーボデータ内のアドレスデータのうちブロック毎に
異なるデータを第3のカウンタ手段により生成されるブ
ロックアドレスに対応して加工する際に、ブロックアド
レスと対応する加工情報が書換え可能なメモリに記憶さ
れるので、ブロックアドレスとサーボデータ内のアドレ
スデータのうちブロック毎に異なるデータの対応を任意
に設定できることになる。
【0076】従って、本発明によれば、サーボデータの
書込み処理あるいはベリファイ処理を行なう際に、長い
待ち時間を生じることなく実動作を開始することが可能
になると共に、サーボデータを1トラック単位で格納す
る必要がなく、メモリの記憶容量を大幅に削減すること
が可能になり、メモリに記憶されたサーボデータの書換
え時間の大幅な短縮が可能になる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施例に係わるサーボデータ書込み制
御装置の構成を示すブロック図。
【図2】前記サーボデータ書込み制御装置におけるサー
ボデータの書込み動作を示すタイミングチャート。
【図3】セクタ・サーボ方式の磁気ディスクにおけるト
ラック内サーボセクタの構成を示す図。
【図4】磁気ディスク上のあるサーボエリアSAのサー
ボデータSDの構成を示す図。
【図5】従来のサーボデータ書込み装置によるサーボデ
ータSDの書込み動作を示すタイミングチャート。
【符号の説明】
SD…サーボデータ、11a…前置データ、11b…ア
ドレスデータ、11c…位置誤差検出データ、21…サ
ーボライト制御部、22…磁気ディスク装置、23…マ
スタクロック再生回路、23a…クロックヘッド、24
…アドレス生成回路、25…サーボデータ記憶生成回
路、26…1トラックカウンタ、27…書込み/ベリフ
ァイ制御回路。

Claims (6)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 1回転当たり1つのマスタインデックス
    及び予め設定された数のマスタクロックを使用して、磁
    気ディスクに対してサーボデータの書込みあるいはベリ
    ファイを行なうサーボデータの書込み制御装置におい
    て、 前記マスタインデックスを基準にして前記マスタクロッ
    クを前記磁気ディスクの1回転当たりのブロック数で割
    った数でカウントし各ブロック毎の始点信号を発生する
    第1のカウンタ手段と、 この第1のカウンタ手段により得られるブロック毎の始
    点信号を前記磁気ディスク1回転当たりのブロック数分
    カウントし該磁気ディスクの1回転を認識する第2のカ
    ウンタ手段と、 前記磁気ディスクに書込むべきサーボデータをブロック
    の1単位で記憶するサーボデータ記憶手段と、 前記第1のカウンタ手段により発生されるブロック毎の
    始点信号に同期して前記サーボデータ記憶手段に記憶さ
    れているサーボデータにより前記磁気ディスクに対する
    サーボデータの書込みあるいはベリファイを開始させる
    と共に、前記第2のカウンタ手段により該磁気ディスク
    の1回転を認識した際に該磁気ディスクに対するサーボ
    データの書込みあるいはベリファイを終了させる書込み
    /ベリファイ制御手段と、を具備したことを特徴とする
    サーボデータの書込み制御装置。
  2. 【請求項2】 1回転当たり1つのマスタインデックス
    及び予め設定された数のマスタクロックを使用して、磁
    気ディスクに対してサーボデータの書込みあるいはベリ
    ファイを行なうサーボデータの書込み制御装置におい
    て、 前記マスタインデックスを基準にして前記マスタクロッ
    クを前記磁気ディスクの1回転当たりのブロック数で割
    った数でカウントし各ブロック毎の始点信号を発生する
    第1のカウンタ手段と、 この第1のカウンタ手段により得られるブロック毎の始
    点信号を前記磁気ディスク1回転当たりのブロック数分
    カウントし該磁気ディスクの1回転を認識する第2のカ
    ウンタ手段と、 前記第1のカウンタ手段により得られるブロック毎の始
    点信号を前記マスタインデックスを基準にしてカウント
    することにより該マスタインデックスを基準にしたブロ
    ックアドレスを得る第3のカウンタ手段と、 前記磁気ディスクに書込むべきサーボデータをブロック
    の1単位で記憶し、前記第3のカウンタ手段により得ら
    れるブロックアドレスに対応して読出しその内容を加工
    生成するサーボデータ記憶生成手段と、 前記第1のカウンタ手段により発生されるブロック毎の
    始点信号に同期して前記サーボデータ記憶生成手段によ
    り生成されたサーボデータにより前記磁気ディスクに対
    するサーボデータの書込みあるいはベリファイを開始さ
    せると共に、前記第2のカウンタ手段により該磁気ディ
    スクの1回転を認識した際に該磁気ディスクに対するサ
    ーボデータの書込みあるいはベリファイを終了させる書
    込み/ベリファイ制御手段と、を具備したことを特徴と
    するサーボデータの書込み制御装置。
  3. 【請求項3】 前記第1のカウンタ手段及び前記第2の
    カウンタ手段を、何れもプログラマブルカウンタを用い
    て構成したことを特徴とする請求項1又は請求項2記載
    のサーボデータの書込み制御装置。
  4. 【請求項4】 前記サーボデータ記憶生成手段におい
    て、磁気ディスクに書込むべきブロック単位のサーボデ
    ータの内容を第3のカウンタ手段により得られるブロッ
    クアドレスに対応して加工する際に、ブロックアドレス
    と対応する加工情報を書換え可能なメモリに記憶再生す
    ることにより、ブロックアドレスと加工する内容の対応
    をプログラマブルとしたことを特徴とする請求項2記載
    のサーボデータの書込み制御装置。
  5. 【請求項5】 1回転当たり1つのマスタインデックス
    及び予め設定された数のマスタクロックを使用して、磁
    気ディスクに対してサーボデータの書込みあるいはベリ
    ファイを行なうサーボデータの書込み制御方法におい
    て、 前記マスタインデックスを基準にして前記マスタクロッ
    クを前記磁気ディスクの1回転当たりのブロック数で割
    った数でカウントし各ブロック毎の始点信号を発生する
    ステップと、 前記ブロック毎の始点信号を前記磁気ディスク1回転当
    たりのブロック数分カウントし該磁気ディスクの1回転
    を認識するステップと、 前記ブロック毎の始点信号に同期して予めブロックの1
    単位で記憶しているサーボデータにより前記磁気ディス
    クに対するサーボデータの書込みあるいはベリファイを
    開始させるステップと、 前記ブロック毎の始点信号を前記磁気ディスク1回転当
    たりのブロック数分カウントし該磁気ディスクの1回転
    を認識するステップにより前記磁気ディスクの1回転を
    認識した際に該磁気ディスクに対するサーボデータの書
    込みあるいはベリファイを終了させるステップと、を具
    備したことを特徴とするサーボデータの書込み制御方
    法。
  6. 【請求項6】 1回転当たり1つのマスタインデックス
    及び予め設定された数のマスタクロックを使用して、磁
    気ディスクに対してサーボデータの書込みあるいはベリ
    ファイを行なうサーボデータの書込み制御方法におい
    て、 前記マスタインデックスを基準にして前記マスタクロッ
    クを前記磁気ディスクの1回転当たりのブロック数で割
    った数でカウントし各ブロック毎の始点信号を発生する
    と共に、前記マスタインデックスを基準として前記ブロ
    ック毎の始点信号をカウントすることにより前記マスタ
    インデックスを基準とするブロックアドレスを生成する
    ステップと、 前記ブロック毎の始点信号を前記磁気ディスク1回転当
    たりのブロック数分カウントし該磁気ディスクの1回転
    を認識するステップと、 前記磁気ディスクに書込むべきブロックの1単位で予め
    記憶されているサーボデータの内容を、前記ブロックア
    ドレスに対応して加工して生成するステップと、 前記ブロック毎の始点信号に同期して前記生成されたサ
    ーボデータにより前記磁気ディスクに対するサーボデー
    タの書込みあるいはベリファイを開始させるステップ
    と、 前記ブロック毎の始点信号を前記磁気ディスク1回転当
    たりのブロック数分カウントし該磁気ディスクの1回転
    を認識するステップにより前記磁気ディスクの1回転を
    認識した際に該磁気ディスクに対するサーボデータの書
    込みあるいはベリファイを終了させるステップと、を具
    備したことを特徴とするサーボデータの書込み制御方
    法。
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