JP2786451B2 - 自動変速機用油圧制御装置 - Google Patents

自動変速機用油圧制御装置

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JP2786451B2 JP63173052A JP17305288A JP2786451B2 JP 2786451 B2 JP2786451 B2 JP 2786451B2 JP 63173052 A JP63173052 A JP 63173052A JP 17305288 A JP17305288 A JP 17305288A JP 2786451 B2 JP2786451 B2 JP 2786451B2
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Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、車両用自動変速機における油圧制御装置に
関する。
〔従来の技術〕
一般に、車両用自動変速機は、遊星歯車機構とクラッ
チ或いはブレーキからなる複数の摩擦係合装置とを備
え、これら摩擦係合装置の係合状態を種々に切換え、遊
星歯車機構におけるいくつかの回転要素を互いに選択的
に連結したり、或いはある回転要素の回転を制動するこ
とにより、その時の車両の運転状態に対して最適な変速
段を自動的に達成するように構成されている。
そのために、前記摩擦係合装置の切換制御は、通常油
圧回路により行われており、車室内のマニュアルレバー
を手動で操作し、リンクおよびケーブルで連結されたマ
ニュアルバルブを位置決めすることにより行われると共
に、各摩擦係合装置への油圧の供給、排出は、一般に1
−2シフト弁、2−3シフト弁、3−4シフト弁等の複
数の変速用シフト弁により行われ、一方において、車両
の運転状態に対応した車速とスロットル開度信号が電子
制御回路に入力され、予め記憶された変速パターンと比
較判断され、この判断結果により前記油圧回路内に設け
られたソレノイド弁を作動させ、前記変速用シフト弁を
切換制御して車両の運転状態に応じて最適の変速段を達
成するようになっている。また、摩擦係合装置の係合圧
特性はアキュムレータにより設定させている。
〔発明が解決しようとする課題〕
最近の小型の車両の場合には、自動変速機も小型かつ
シフト段も3〜4段という多段に設計しなければならな
いという課題があり、ギヤトレーン等のメカ部を小型に
設計しているが、シフト段をコントロールしている油圧
制御部のサイズは、一般にギヤトレーンのサイズには係
わらずシフト段数に関係しているため、油圧制御部のサ
イズを小型化させることは困難である。
しかしながら、従来の車両用自動変速機においては、
スロットル開度および車速に応じて切換作動されるシフ
トバルブや、ライン圧を制御するスロットルバルブや各
摩擦係合装置の係合圧特性を設定するアキュムレータが
組み込まれているために、変速段を多くする場合にはシ
フトバルブやアキュムレータの必要個数が多くなりバル
ブボディが大型化し、また、油圧回路が複雑となり、か
つ、重量、容積およびコストが増大し、自動変速機の小
型化およびコストの低減に大きな障害となっている。
また、アキュムレータは、オリフィスとスプリング力
により係合圧の特性が設定されるため、スロットル開
度、車速、油温等全ての変速条件に対して精密なショッ
クコントロールが行えないと共に、種類の異なる自動変
速機に対するチューニングが困難であるという問題を有
している。
また、2〜3、3〜4変速時にC0クラッチ、C1クラッ
チ、B1ブレーキの3つの摩擦係合要素を時間差を置いて
制御するため、タイムラグが大きくなり、また、クラッ
チ圧を自由に制御できないため、ワンウェイクラッチの
ないクラッチ同士又はクラッチとブレーキ同士のつかみ
換えによる変速を行った場合に変速ショックが大きくな
るという問題も生じている。
さらに、走行レンジから非走行レンジへシフトした場
合、摩擦係合装置の油がドレーンしきるのに数秒程度の
時間を必要とし、その結果、走行レンジから非走行レン
ジへシフトした直後に再度走行レンジにシフトすると、
ドレーンしきれなかった油が残留しているために、摩擦
係合装置に供給する油が過剰となり係合圧が急激に立ち
上がって係合が完了してしまい係合ショックを感じてし
まうという問題を有している。
本発明は、上記問題を解決するものであって、非走行
レンジから走行レンジへのレンジの切り換えに対して摩
擦係合装置への係合油圧の油圧特性を補正し、きめ細か
なショックコントロールを可能にする自動変速機用油圧
制御装置を提供することを目的とする。
[問題点を解決するための手段] そのために本発明の自動変速機用油圧制御装置は、遊
星歯車機構におけるいくつかの回転要素を互いに選択的
に連結させる複数の摩擦係合装置と、該摩擦係合装置を
切換制御する油圧回路とを備えた車両用自動変速機にお
いて、 前記油圧回路は、油圧源からの油圧をライン圧に調圧
するレギュレータバルブと、該ライン圧を前記摩擦係合
装置に選択的に切り換えるマニュアルバルブと、前記摩
擦係合装置の係合時に供給される前記ライン圧を、デュ
ーティデータに基づいて係合油圧に調圧制御するソレノ
イドバルブとを備え、 シフトレンジの位置を検出するシフトポジションスイ
ッチと、該スイッチの信号により走行レンジから非走行
レンジへ及び非走行レンジから走行レンジへのシフト時
間を検出するシフト時間検出手段と、該シフト時間検出
手段の信号により非走行レンジから走行レンジへのシフ
ト時に前記シフト時間に基づいて前記摩擦係合装置に残
留した油に合わせて前記ソレノイドバルブのデューティ
データを補正する補正手段を設けたことを特徴とする。
[作用及び発明の効果] 上記構成による本発明によれば、シフトレンジの位置
を検出するシフトポジションスイッチと、該スイッチの
信号により走行レンジから非走行レンジへ及び非走行レ
ンジから走行レンジへのシフト時間を検出するシフト時
間検出手段と、該シフト時間検出手段の信号により非走
行レンジから走行レンジへのシフト時に前記シフト時間
に基づいて前記摩擦係合装置に残留した油に合わせて前
記ソレノイドバルブのデューティデータを補正する補正
手段を設けたので、走行レンジから非走行レンジへ切り
換えた後、再度走行レンジに切り換える場合に、残留し
た油に合わせてデューティデータを補正でき、摩擦係合
装置に供給する油が過剰になることもなく非走行レンジ
から走行レンジへのレンジの切り換え時の係合ショック
を低減することができる。
さらに、例えば第15図(イ)及び第14図に示すよう
に、シフト時の経過時間Tが10秒の場合、ソレノイドの
フルオープン出力時間の短縮量tは0となりデューティ
比を所定時間0%とし、十分なアプライ油量を確保して
からデューティ比を増加させて徐々に0%に近づけ、第
15図(ロ)に示すように、シフト時の経過時間Tが6秒
の場合、短縮量tはt秒となりデューティ比をt秒だけ
短縮した時間0%としている。従って、摩擦係合装置の
油がドレーンされている場合は、十分なアプライ油量を
確保して係合し、ドレーンが途中の場合は残留油量に合
わせてデューティ比を補正するので、摩擦係合装置が急
激に係合することがなく、係合ショックを防止すること
ができる。
〔実施例〕
以下、本発明の実施例を図面を参照しつつ説明する。
先ず、本発明が適用される自動変速機を第2図により
説明すると、トルクコンバータ部Aは、トルクコンバー
タ30およびロックアップクラッチ31からなり、エンジン
の回転をクランクシャフト32からトルクコンバータ30内
の油流またはロックアップクラッチ31による機械的接続
を介して自動変速機構部B内の入力軸33に伝達する。
4速自動変速機構部Bは、入力軸33の外周にエンジン
出力側から順に、第2のクラッチC2および第1のブレー
キB1、プラネタリギヤユニット34、第1のクラッチC1
よび第3のクラッチC0が配置されており、さらに、入力
軸33の外周には中空軸35が回転自在に嵌挿されている。
そして、プラネタリギヤユニット34はデュアルタイプの
もので、中空軸35に形成されたサンギヤS、小リングギ
ヤR1およびこれらギヤに噛合うロングピニオンP1を支持
したキャリヤCRを有し、さらにキャリヤCRは、ロングピ
ニオンP1、大リングギヤP2に噛合うショートピニオンP2
をも支持している。
一方、第2のクラッチC2は、中空軸35と入力軸33との
間に介在されており、第2のクラッチC2の外周には、バ
ンドブレーキからなる第1のブレーキB1が接離可能にな
っている。また、自動変速機構部Bの略中央部には、カ
ウンタドライブギヤ36が配設され、該ドライブギヤ36の
内周はキャリヤCRとスプライン結合され、さらに、プラ
ネタリギヤユニット34の大リングギヤR2との間には、ワ
ンウェイクラッチF1がスプライン結合され、また、大リ
ングギヤR2の外周とアクスルハウジングとの間にはクラ
ッチ式の第2のブレーキB2が介在されている。さらに、
第1のクラッチC1は、入力軸33とプラネタリギヤユニッ
ト34の小リングギヤR1の外周との間に介在されており、
又、第3のクラッチC0が、入力軸33とプラネタリギヤユ
ニット34の大リングギヤR2の外周との間に介在されてい
る。
上記構成の自動変速機は、プラネタリギヤユニット34
が、そのキャリヤCRおよびサンギヤSを一体に構成して
いるので小型化が図られ、また、カウンタドライブギヤ
36が自動変速機構部の略中央部に配置されているため、
伝動系路が往復的となって、軸方向のコンパクト化を可
能にしている。
次いで、上記構成からなる自動変速機の作動を第3図
の作動表とともに説明する。
先ず、1速状態では第1のクラッチC1を係合する。す
ると、入力軸33の回転は、第1のクラッチC1を介して小
リングギヤR1に伝達され、このとき大リングギヤR2はワ
ンウェイクラッチF1により回転が阻止されているため、
サンギヤSを逆方向に空転させながら共通キャリヤCRが
正方向に大幅減速回転され、該回転がカウンタドライブ
ギヤ36から取出される。
第2速状態では、第1のクラッチC1の係合に加えて第
1のブレーキB1が作動し、サンギヤSが第1のブレーキ
B1により回転が停止され、従って入力軸33からの小リン
グギヤR1の回転は、大リングギヤR2を正方向に空転させ
ながらキャリヤCRを正方向に減速回転し、該回転がカウ
ンタドライブギヤ36から2速として取出される。
3速状態では、第1のクラッチC1の係合に加えて第3
のクラッチC0が係合され、入力軸33の回転がクラッチC1
を介して小リングギヤR1に伝達されると同時にクラッチ
C0を介して大リングギヤR2に伝達され、プラネタリギヤ
ユニット34の各要素は一体となって回転し、従って、キ
ャリヤCRも一体に回転してカウンタドライブギヤ36から
入力軸33と同速回転が取出される。なお、第3図の3速
状態では、ブレーキB1に油圧が供給されていることを示
しているが、後述するようにブレーキB1解放機構にクラ
ッチC0の圧力が連絡しているため、ブレーキB1は係合せ
ず一体回転が可能となっている。
また、4速状態では、第1のクラッチC1を解放すると
共に、第3のクラッチC0、第1のブレーキB1を作動する
と、入力軸33の回転がクラッチC0を介して大リングギヤ
R2に伝達され、このときサンギヤSがブレーキB1により
停止されているため、小リングギヤR1を増速空転させな
がらキャリヤCRは高速回転し、該高速回転がオーバード
ライブとしてカウンタドライブギヤ36から取出される。
さらに、ニュートラル或いはパーキングレンジでは、
全てのクラッチ、ブレーキが解放され、リバースレンジ
では、第2のクラッチC2および第2のブレーキB2が係合
し、入力軸33の回転は第2のクラッチC2を介してサンギ
ヤSに伝達され、このとき大リングギヤR2が第2のブレ
ーキB2の制動により固定されているため、小リングギヤ
R1を逆転させながらキャリヤCRも逆転し、該キャリヤCR
の逆転がカウンタドライブギヤ36から取出される。
また、Lレンジ(コースト)時における1速状態で
は、ワンウェイクラッチF1がフリー状態になるが、第1
のクラッチC1の係合に加えて第2のブレーキB2が係合
し、該ブレーキB2により大リングギヤR2が固定状態とな
り、1速状態が維持されてエンジンブレーキが有効に作
動する。また、2速状態はDレンジと同様である。
次に、第5図により本発明の自動変速機における油圧
制御装置の1実施例について説明する。その概略構成
は、オイルポンプ1、プライマリレギュレータバルブ
2、セカンダリレギュレータバルブ3、ロックアップ制
御バルブ5、ロックアップリレイバルブ6、マニュアル
バルブ7、モジュレータバルブ8、B−1リレイバルブ
9、C−0リレイバルブ10、ローモジュレータバルブ1
1、B−1リリースリレイバルブ(変速用バルブ)12、
C−2用アキュムレータ13、B−1用ダンピングバルブ
15、C−0用ダンピングバルブ16、C−1用ダンピング
バルブ17、C−1用ソレノイドバルブ19、C−0用ソレ
ノイドバルブ20、B−1用ソレノイドバルブ21、ロック
アップ用ソレノイドバルブ22、油温センサ23、プレッシ
ャーリリーフバルブ25、ブレーキB1、B2、クラッチC1
C0、C2を係合、解放させるための油圧サーボB−1、B
−2、C−1、C−0、C−2およびチェック弁、オリ
フィス等からなる。図中、B−1リリースリレーバルブ
12の右速に表示している、、、は、スプールが
図で上側或いは下側に固定されるときの変速段を示して
いる。
前記各ダンピングバルブ15、16、17は、シリンダ26内
にスプリング27により付勢されるピストン29を有してい
る。このピストン29は樹脂製であり、重量が軽いために
ダンピング作用の応答性が良くまたコストも低減され
る。
前記各変速用ソレノイドバルブ19、20、21は、スリー
ウェイタイプのもので、ライン圧が導かれる入力ポート
31と、出力ポート32およびドレーンポート33を有し、こ
れら入力ポート31とドレーンポート33を選択的に開閉す
るボール35が移動自在に収容されている。
そして、C−1用ソレノイドバルブ19、C−0用ソレ
ノイドバルブ20においては、ボール35が、コイル36に通
電されているとき入力ポート31を閉鎖しドレーンポート
33を開き、コイル36に非通電のとき入力ポート31を開き
ドレーンポート33を閉鎖するようにしている。逆に、B
−1用ソレノイドバルブ21においては、ボール35が、コ
イル36に非通電のとき入力ポート31を閉鎖しドレーンポ
ート33を開き、コイル36に通電のとき入力ポート31を開
きドレーンポート33を閉鎖するようにしている。
また、第4図に示すように、ブレーキB1はバンドブレ
ーキ51により回転部材を停止させるタイプであり、その
油圧サーボB−1は、シリンダ52内に固定された固定リ
ング53と、該リング53内に摺動自在に嵌合されブレーキ
ロッド55を摺動させる第1のピストン56と、該ピストン
56の内速にスプリング57を介してシリンダ52に固定的に
配設される第2のピストン59と、第1のピストン56とシ
リンダ52の間にスプリング61を介して配設される第3の
ピストン60から構成されている。
そして、固定リング53と第1のピストン56により形成
される空間および第2、第3のピストン59、60より形成
される空間にアプライ油圧が供給されるとブレーキB1
係合し、ドレーンされると開放するが、ブレーキB1が係
合している状態で、第1、第2のピストン56、59より形
成される空間および第3のピストン60とシリンダ52によ
り形成される空間からリリース油圧が供給されると、ブ
レーキB1が開放されるようになっている。
次に上記構成からなる自動変速機における油圧切換装
置の動作について説明する。
オイルポンプ1で昇圧された油は、油路aを経てプラ
イマリレギュレータバルブ2に供給されここでライン圧
に調圧され、油路bを経てマニュアルバルブ7に供給さ
れると共に、残りの油はセカンダリレギュレータバルブ
3に供給され、該バルブ3で調圧されたセカンダリ圧は
潤滑系統およびロックアップ制御バルブ5に供給され
る。
マニュアルバルブ7に供給された油路bのライン圧
は、シフトレンジの位置により、表1のように各油路に
連通される。
(P・Nレンジ) P・Nレンジにおいては、油路bの油圧は油路c、
d、eに作用せず、C−1用ソレノイドバルブ19および
C−0用ソレノイドバルブ20は通電し、B−1用ソレノ
イドバルブ21は非通電とし、各バルブはドレーン側に切
換えられている。
(Dレンジ) 第5図に示すように、Dレンジにおける1速時には、
C−1用ソレノイドバルブ19を通電状態から徐々にデュ
ーティ比を下げ非通電状態にしてゆくと、油路cと油路
fが連通され、B−1リリースリレイバルブ12が図示の
状態に切換えられて油圧サーボC−1に油圧が供給さ
れ、1速状態が達成される。このときC−1用ソレノイ
ドバルブ19のデューティ比を自由に変えることにより油
路fの油圧を自由に昇降できるため、C1クラッチの係合
を滑らかに行うことができ、かつ、ダンピングバルブ17
によりデューティ制御時の油路fの油圧変動を低減させ
ることができる。
第6図に示すように2速変速指令が出た場合には、B
−1用ソレノイドバルブ21を非通電状態から徐々にデュ
ーティ比を上げ通電状態にしてゆくと、油路cと油路g
が連通し従ってB−1リレイバルブ9が図示の状態に切
換えられ、油路gと油路hが連通して油圧サーボB−1
に油圧が供給され、B1ブレーキが係合し2速状態が達成
される。この場合にも、デューティ比制御とダンピング
バルブ15により滑らかな変速が行われる。
2〜3変速時には、C−1油圧サーボにライン圧がそ
のまま入っており、C−0油圧サーボの調圧圧より油圧
が高いため、B−1リリースリレイバルブ12は右側に押
し付けられ、C−0油圧サーボとB−1リリース油圧サ
ーボが同一回路に連結される。この状態で第7図に示す
ようにB−1圧とC−0圧、B−1リリース圧を制御す
ると、クラッチのつかみ換えがスムーズに行われる。
例えば、2速から3速の変速時には、スロットル開度
に応じてB−1のトルク容量が余裕を殆どない程度まで
B−1アプライ油圧を一時的に低圧に制御しておき、そ
の間にC−0圧とB−1リリース圧を同一回路で連結
し、C−0圧とB−1リリース圧を徐々に上昇させる。
従って、C−0の係合が行われると同時に、B−1アプ
ライ圧とB−1リリース圧の差によりB−1油圧サーボ
が解放され変速タイミングをうまくとることができる。
この場合、2つの係合要素の係合、解放において、それ
ぞれ解放油圧の特性と係合油圧の特性は、デューティ比
を独立して制御することにより、任意のパターンにする
ことが可能となり、変速ショックを最低限に抑えること
ができる。
第8図に示すように3速変速指令が出た場合には、C
−0用ソレノイドバルブ20を通電状態から徐々にデュー
ティ比を下げ非通電状態にしてゆくと、油路cと油路i
が連通し従ってC−0リレイバルブ10が図示の状態に切
換えられ、油路iと油路jが連通され、油圧サーボC−
0に油圧が供給されると同時に、B−1リリースリレイ
バルブ12を介して油路jと油路kが連通され、B−1リ
リース油圧サーボに油圧が供給される。従ってC0クラッ
チが係合すると同時にB1ブレーキがタイミング良く解放
されるため2速から3速の変速が滑らかに行われる。こ
の場合にも、デューティ比制御とダンピングバルブ16に
より滑らかな変速が行われる。
3〜4変速時には、C−0油圧サーボにライン圧がそ
のまま入っており、C−1油圧サーボの調圧圧より油圧
が高いため、B−1リリースリレイバルブ12は左側に押
し付けられ、C−1油圧サーボとB−1リリース油圧サ
ーボが同一回路に連結される。この状態で第9図に示す
ようにB−1圧とC−1圧、B−1リリース圧を制御す
ると、クラッチのつかみ換えがスムーズに行われる。例
えば、3速から4速の変速時には、B−1アプライ油圧
を一時的に低圧に制御しておき、その間にC−1圧とB
−1リリース圧を同一回路で連結し、C−1圧とB−1
リリース圧を徐々に抜くことにより、C−1の解放が行
われると同時に、B−1アプライ圧とB−1リリース圧
の差によりB−1油圧サーボが係合され変速タイミング
をうまくとることができる。
第10図に示すように、4速変速指令が出た場合には、
C−1用ソレノイドバルブ19を非通電状態から徐々にデ
ューティ比を上げ通電状態にしてゆくと、油路fの油圧
がC−1用ソレノイドバルブ19のドレーンポート33から
ドレーンされ、B−1リリース油圧サーボおよびC−1
油圧サーボの油圧が排出され、従ってC1クラッチが解放
されると同時にB1ブレーキがタイミング良く係合される
ため、3速から4速の変速が滑らかに行われる。
なお、ダウンシフトについては上述と逆の制御を行う
ことにより達成できる。
(Lレンジ) Lレンジの1速においては、油路bは油路cおよび油
路dに連通するため、B−1リレイバルブ9が第5図で
下の位置に切換えられ、油路dと油路mが連通し油路m
の油圧がC−0リレイバルブ10に作用しこれを図で下側
の位置に切換えるため、油路mと油路nが連通する。こ
こでローモジュレータバルブ11には、油路eからの油圧
が作用していないため、図で上側の位置にあり、油路n
と油路pが連通してB−2油圧サーボに油圧が供給さ
れ、エンジンブレーキが作動する。このとき、ローモジ
ュレータバルブ11のポート11aにはフィードバック圧が
作用し、油路pの圧を調圧している。
(Rレンジ) Rレンジで油路bは、油路eに連通するため、C−2
油圧サーボに油圧が供給されるとともに、ローモジュレ
ータバルブ11には、油路eからの油圧が作用し第5図で
下側の位置に切換えられ、油路eと油路pが連通してB
−2油圧サーボに油圧が供給され、後進状態が達成され
る。
上記した油圧回路においては、従来のように各変速段
に応じて切り替わるシフトバルブがないため、ある摩擦
係合要素の同時係合を各バルブにより防止している。
すなわち、C−0、B−2とC−1又はC−2の同時
係合は、C−0リレイバルブ10により防止している。B
−1、B−2の同時係合は、B−1リレイバルブ9によ
り防止している。C−2、B−1とC−1又はC−0の
同時係合は、マニュアルバルブ7により防止している。
C−0、B−1、C−1の同時係合は、B−1リリース
リレイバルブ12およびB−1リリース油圧サーボにより
防止している。C−2、B−2、C−1の同時係合は、
マニュアルバルブ7により防止している。
次に上記油圧回路において、ソレノイドおよびその電
源が断線したときの作用について説明する。
P・Nレンジのとき油路bはマニュアルバルブ7によ
り遮断され、ソレノイドのオンオフに関係なくトランス
ミッションはニュートラル状態となる。
Rレンジのとき、油路bは油路eと連通され、ソレノ
イドのオンオフに関係なく、C−2、B−2油圧サーボ
に油圧を供給し、リバース状態を作り出す。
D・2レンジのとき、油路bは油路cと連通され、C
−1用ソレノイドバルブ19、C−0用ソレノイドバルブ
20、B−1用ソレノイドバルブ21に油圧が供給される。
ここでソレノイドが断線した場合には、C−1用ソレノ
イドバルブ19、C−0用ソレノイドバルブ20が非通電時
に油圧を供給し、B−1用ソレノイドバルブ21が通電時
に油圧を供給するため、3速状態となる。
Lレンジのとき、油路bは油路c、dに連通され、D
レンジと同様にC−1用ソレノイドバルブ19、C−0用
ソレノイドバルブ20が油路を開き、C−1、C−0油圧
サーボに油圧を供給しようとするが、油路dの油圧がC
−0リレイバルブを右方向に押し付けるため、C−0油
圧供給回路である油路i、jを遮断する。そして、油路
d、m、n、pを経てB−2油圧サーボに油圧が供給さ
れるため、C−1とB−2が係合し1速状態を得る。
以上のようにソレノイドが断線した場合でもマニュア
ルバルブを切換えることにより、ニュートラル、前進1
速、3速、後進が選択される。
次に前記油圧回路におけるライン圧制御とロックアッ
プクラッチの制御について説明する。
エンジンが回転しオイルポンプ1が駆動されると、プ
レイマリレギュレータバルブ2の作用により油路bにラ
イン圧が発生し、ロックアップリレイバルブ6の上部ポ
ートに油圧がかかり、ロックアップリレイバルブ6を下
方に(第5図で左速位置)押し下げる。Dレンジの3速
および4速以外はこの状態となっており、油路rが油路
tと、油路sが油路vに連通される。この状態でロック
アップ用ソレノイドバルブ22のデューティ比をスロット
ル開度に応じて変化させると、プライマリレギュレータ
バルブ2のポート2aに油圧が作用し、バルブの釣り合い
によりライン圧が変化する。なお、Rレンジのときに
は、油路eにもライン圧が作用するためライン圧全体が
高く調整される。
Dレンジの3速および4速状態では、C−0用ソレノ
イドバルブ20により油路jからロックアップリレイバル
ブ6の下部ポートに油圧がかかるため、ロックアップリ
レイバルブ6は上方に(第5図で右側位置)押し上げら
れ、油路rが遮断され、油路sが油路uと連通すると共
に油路vがドレーンされる。この状態でロックアップ用
ソレノイドバルブ22のデューティ比をスロットル開度に
応じて変化させると、ロックアップ制御用バルブ5の制
御ポート5aの油圧が変化し、油路xから油路yに向かう
セカンダリ圧を変化させることにより、ロックアップク
ラッチのオンオフ制御およびスリップ制御が行われる。
この場合、油路t、vがドレーンされるため、ライン圧
は低い一定圧に調圧される。
第11図は上記したライン圧の調圧特性を示している。
要するに、1、2速状態ではロックアップクラッチの効
果は余りないため、ロックアップクラッチの制御は行わ
ず、また、1、2速状態ではストール発進があるため、
高スロットル時にライン圧を高くする必要がありこれを
ロックアップ用ソレノイドバルブでライン圧制御を行
う。一方、3、4速時には、ロックアップクラッチの効
果が大きくライン圧が低くてすむため、ロックアップ制
御を行い、ライン圧は一定の低圧に維持するものであ
る。
次に本発明の自動変速機用油圧制御装置について説明
する。
第1図は本発明の制御回路の構成を示している。スピ
ードセンサ101、スロットルセンサ102、シフトレンジを
検出するシフトレバーポジションスイッチ103の検出信
号は、電子制御装置105のデューティデータ選定手段106
に入力され、ここで第7図および第9図に示したN〜D
シフト或いは1速〜4速間の変速の組み合わせとスロッ
トル開度に基づいて、時間とデューティ比の関係を示す
デューティデータが選定される。
また、シフトレバーポジションスイッチ103の検出信
号により、D、2、LレンジとP、R、Nレンジ間のシ
フト経過時間を検出するタイマ107が設けられ、この出
力信号とイグニッションスイッチ104の検出信号によ
り、N→Dシフトデューティデータ補正手段108におい
て、デューティデータの補正が行われる。さらに、油温
センサ23の信号により油温補正手段109においてデュー
ティデータの補正が行われ、そして、補正されたデュー
ティデータにより、110においてデューティ比が計算さ
れ、デューティソレノイドのオン時間が設定され、変速
信号をC−1ソレノイド19、C−0ソレノイド20、B−
1ソレノイド21に出力する。
次に、第12図、第13図、第14図により、本発明の制御
の処理の内容について説明する。
第12図はメインフローを示し、初期設定後、車速演算
処理、センサ、スイッチ信号入力処理、変速、ロックア
ップ判断処理、変速、ロックアップタイミング処理、ロ
ックアップデューティ処理変速デューティ処理を行う。
第13図は前記変速デューティ処理のフローを示し、先
ず、ステップ201でN→Dシフト制御中であるか否かが
判断される。ここでシフトレバーポジションスイッチ10
3の検出信号により、シフトレバーの位置が前回および
現在ともD、2、Lレンジであれば、ステップ202に進
み、前回がP、R、Nレンジで現在がD、2、Lレンジ
であればステップ206に進む。ステップ202においては、
通常の場合における変速別デューティデータを選定す
る。このデータ選択のために、第7図および第9図に示
したように、1速〜4速間の変速の組み合わせ毎、さら
にスロットル開度毎に時間とデューティ比のテーブルが
用意されている。
ステップ206においては、N→Dシフト用のデューテ
ィデータ(第7図)を選定する。そしてステップ207に
おいて、本発明の特徴であるN→Dシフトデューティデ
ータ補正の処理が行われ、次いでステップ208において
エンジン始動後に初めてN→Dシフトした場合に、デュ
ーティデータ補正の処理が行われる。
上記のように設定されたデューティデータは、ステッ
プ203において油温による補正処理が行われ、最終的に
設定されたデューティデータにより、所定時間後のデュ
ーティ比が計算され、デューティソレノイドのオン時間
が設定される(ステップ204〜205)。
第14図は、上記ステップ207におけるN→Dシフトデ
ューティデータ補正の処理を示している。ステップ211
にてシフト位置のチェックが行われ、これに基づきステ
ップ212および213において、現在および前回のシフト位
置がP、R、Nレンジであるか否かが判定される。現在
のシフト位置がP、R、Nレンジである場合には終了と
なり、現在のシフト位置がD、2、Lレンジでかつ前回
のシフト位置がD、2、Lレンジであれば、ステップ21
5に進み、D、2、LレンジからP、R、Nレンジにシ
フト後の経過時間を検出するタイマの値をリセットす
る。
ステップ212、213において現在のシフト位置がD、
2、Lレンジで、かつ、前回のシフト位置がP、R、N
レンジであれば、ステップ214において、D、2、Lレ
ンジからP、R、Nレンジにシフトし再度D、2、Lレ
ンジにシフトした経過時間T秒(以下再シフトまでの時
間という)に従って、デューティソレノイドのフルオー
プン(デューティ比0%)出力時間の短縮量t秒を決定
する。そのために、図に示すように再シフトまでの時間
Tに応じて短縮量0〜t10が設定されたテーブルが用意
されている。そして、ステップ216において、基本出力
時間から前記短縮量tが減算されデューティソレノイド
のフルオープン出力時間が変更される。
第15図はデュティデータを補正した場合の作用を示し
ている。
(イ)図は、D、2、LレンジからP、R、Nレンジ
にシフトし再度D、2、Lレンジにシフトする場合のデ
ューティ比と時間の関係を示し、NからDレンジへのシ
フト時には、デューティ比を所定時間0%とし、十分な
アプライ流量を確保してからデューティ比を増加させた
後、徐々に0%に近づけするようにしている。本例では
再シフトまでの経過時間Tが10秒の場合であるので、第
14図に示すように短縮量tは0である。
(ロ)図は再シフトまでの経過時間Tが6秒の場合で
あるので、第14図に示すように短縮量はt4秒となり、図
示のようにNからDレンジへのシフト時におけるデュー
ティ比を所定時間0%とする時間が、t4秒だけ短縮され
るため、油圧の急激な立ち上がりがなくなり、ショック
を防止できることになる。
第16図は、第13図のステップ208におけるエンジン始
動後に始めてN→Dシフトした場合のデューティデータ
補正の処理を示している。
エンジンを停止させると油圧回路の油が全て抜けるた
め、エンジン始動後の最初のN→Dシフト時に通常のソ
レノイド制御を行うと、油量が少なく変速が完了しない
ために壁あたりによるショックを起こす可能性を生じ
る。そのために、イグニッションスイッチがオンで最初
のN→Dシフト時には、油路およびクラッチのピストン
への初期の油量を多くするために、デュティデータの補
正を行う。すなわち、第17図に示すように、NからDレ
ンジへのシフト時におけるデューティ比を所定時間0%
とする時間をα秒だけ延長する。
第18図は、第13図のステップ203における油温補正の
処理を示している。
自動変速機が通常の状態で動作しているときの油温は
60℃〜85℃程度であるが、油温が低下すると油の粘性が
低下するため、その分、油が流れにくくなり、また、油
温が高くなるとレノイドの特性が変化し補正する必要が
ある。
ステップ221において、油温に対応したソレノイド出
力時間とデューティ比からなる補正データを選定する。
次いでステップ222において該補正データに基づいてソ
レノイドのフルオン(またはオフ)時間を第19図(イ)
に示すように補正する。
次に、ステップ223においてダウンスイープか否かの
判定を行う。第7図で説明したように、C1クラッチを係
合させて1速状態にする際には、C−1ソレノイドをダ
ウンスイープで制御してるが、2速に移行する場合に
は、B−1ソレノイドをアップスイープで制御してB1
ラッチを係合させる。
そのために、ステップ223にてダウンスイープか否か
の判定を行い、ダウンスイープであれば、ステップ225
において、ステップ221で選定した補正データに基づき
デューティ比を減少させるように変更し〔第19図
(ロ)〕、アップスイープであれば逆にデューティ比を
増加させるように変更するものである。なお、上記補正
は、ソレノイドの出力時間、デューティ比の何れか一に
より補正するようにしてもよい。
なお、本発明は上記実施例に限定されるものではな
く、種々の変更が可能である。
例えば、上記実施例においては、4速自動変速機に適
用しているが、3速或いは5速自動変速機にも適用可能
であることは勿論である。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の自動変速機用油圧制御装置の1実施例
を示す制御系のブロック構成図、第2図は本発明が適用
される自動変速機の1例を示す構成図、第3図は第1図
および第2図の動作を説明するための図、第4図は第1
図におけるブレーキ機構を示す断面図、第5図はDレン
ジの1速時における油圧回路の作用を説明するための
図、第6図は同2速時における油圧回路の作用を説明す
るための図、第7図は2〜3変速時における摩擦係合要
素の作用を説明するための図、第8図はDレンジの3速
時における油圧回路の作用を説明するための図、第9図
は2〜3変速時における摩擦係合要素の作用を説明する
ための図、第10図はDレンジの4速時における油圧回路
の作用を説明するための図、第11図はライン圧特性を説
明するための図、第12図は本発明における制御系の処理
のメインフロー図、第13図は前記変速デューティ処理の
フロー図、第14図はN→Dシフトデューティデータ補正
の処理を示すフロー図、第15図はデュティデータを補正
した場合の作用を説明するための図、第16図はエンジン
始動後のN→Dシフトデューティデータ補正の処理を示
すフロー図、第17図はその作用を説明するための図、第
18図は油温補正の処理を示すフロー図、第19図はその作
用を説明するための図である。 19、20、21……ソレノイド、23……油温センサ、101…
…スピードセンサ、102……スロットルセンサ、103……
シフトレバーポジションスイッチ、105……電子制御装
置、106……デューティデータ選定手段、107……タイ
マ、108……N→Dシフトデューティデータ補正手段、1
09……油温補正手段、110……デューティソレノイドオ
ン時間設定手段。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.6,DB名) F16H 59/00 - 61/12 F16H 61/16 - 61/24 F16H 63/40 - 63/48

Claims (2)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】遊星歯車機構におけるいくつかの回転要素
    を互いに選択的に連結させる複数の摩擦係合装置と、該
    摩擦係合装置を切換制御する油圧回路とを備えた車両用
    自動変速機において、 前記油圧回路は、油圧源からの油圧をライン圧に調圧す
    るレギュレータバルブと、 該ライン圧を前記摩擦係合装置に選択的に切り換えるマ
    ニュアルバルブと、 前記摩擦係合装置の係合時に供給される前記ライン圧
    を、デューティデータに基づいて係合油圧に調圧制御す
    るソレノイドバルブとを備え、 シフトレンジの位置を検出するシフトポジションスイッ
    チと、 該スイッチの信号により走行レンジから非走行レンジへ
    及び非走行レンジから走行レンジへのシフト時間を検出
    するシフト時間検出手段と、 該シフト時間検出手段の信号により非走行レンジから走
    行レンジへのシフト時に前記シフト時間に基づいて前記
    摩擦係合装置に残留した油に合わせて前記ソレノイドバ
    ルブのデューティデータを補正する補正手段を設けたこ
    とを特徴とする自動変速機用油圧制御装置。
  2. 【請求項2】前記補正手段は、走行レンジから非走行レ
    ンジへ及び非走行レンジから走行レンジへのシフト時間
    が所定値より短い時に、前記摩擦係合装置への係合油圧
    が低下するようデューティデータを補正することを特徴
    とする請求項1記載の自動変速機用油圧制御装置。
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