JP2786362B2 - 半導体記憶装置 - Google Patents

半導体記憶装置

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JP2786362B2 JP33912491A JP33912491A JP2786362B2 JP 2786362 B2 JP2786362 B2 JP 2786362B2 JP 33912491 A JP33912491 A JP 33912491A JP 33912491 A JP33912491 A JP 33912491A JP 2786362 B2 JP2786362 B2 JP 2786362B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、いわゆるMNOS,M
ONOSと呼ばれる電気的消去可能な不揮発性メモリセ
ルを有する半導体記憶装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来よりMNOS,MONOSと呼ばれ
る電気的消去可能な不揮発性メモリセルが知られてい
る。このメモリセルは、メモリゲートを構成する所定の
層中に電子を注入する(書き込む)か該所定の層中の電
子を放出する(消去)するかに応じてそのメモリセルを
構成するトランジスタをオン状態とするに必要な、ゲー
ト電極に印加する電圧(スレショルド電圧)が変化する
という特性を有する。そこでこのメモリセルに書込みを
行うか消去を行うかにより’0’,’1’のディジタル
情報を記憶させ、読み出しの際にはスレショルド電圧の
差異を検出することによってそのメモリセルが書込み状
態にあるか消去状態にあるか、即ちそのメモリセルに記
憶された内容が’0’か’1’かが認識される。
【0003】図2は、上記のような不揮発性メモリセル
を用いた半導体記憶装置の部分回路図である(IEEE
JOURNAL OF SOLID−STATE C
IRCUITS VOL.26,No.4,APRIL
1991 ’A1−MbEEPROM with M
ONOS Memory Cell for Semi
conductor Disk Applicatio
n’ Takaaki Nozaki, et al.
参照)。
【0004】この図には、4つのメモリセル10,2
0,30,40が示されており、このうち、メモリセル
10,20のアドレスゲート端子11,21は共通のア
ドレスゲートラインX1と接続され、メモリゲート端子
12,22は共通のメモリゲートラインW1に接続され
ている。またメモリセル10,20の各ドレイン端子1
3,23はそれぞれビットラインB1,B2に接続され
ている。またこれらのメモリセル10,20は互いに共
通のソース電極2を有している。このソース電極2及び
基板1は互いに電気的に接続されており、ここではライ
ンCS/PWとして示されている。
【0005】またメモリセル30,40もメモリセル1
0,20と同様に構成されており、それらのメモリセル
30,40のアドレスゲート端子31,41は共通のア
ドレスゲート端子ラインX2と接続されメモリゲート端
子32,42は共通のメモリゲート端子ラインW2と接
続され、各ドレイン端子33,43は各ビットラインB
1,B2に接続されている。またこれらのメモリセル3
0,40は互いに共通なソース電極3を有しており、こ
のソース電極3はラインCS/PWと接続されている。
【0006】ここでメモリセル10に書込み、消去を行
ない、又このメモリセル10から読み出しを行う際に
は、各ラインX1,X2,W1,W2,B1,B2,C
S/PWには下記表1に示す各電圧(V)が印加され
る。
【0007】
【表1】
【0008】以下、従来技術で問題となる書込みの場合
について説明する。書込み時みおいて、表1に示すよう
にメモリゲート端子ラインW1に5V、ビットラインB
1に−4Vが印加されており、したがってメモリセル1
0のメモリゲート電極12とその対向面12’との間に
メモリゲート電極12側を高電圧側とした9Vが印加さ
れ、これにより基板1側からメモリゲート端子12側に
電子が注入され、即ちメモリセル10に書込みが行われ
る。またこのときメモリセル20には、そのメモリゲー
ト電極22に5V、またその対向面22’にこのメモリ
セル20が既に書込み状態にあったか消去状態にあった
かに応じて−4Vもしくは5Vが印加され、書込み状態
にあったときはメモリゲート電極22とその対向面22
との間に9Vが印加されて再度書き込みが行われるが、
もともと書込み状態にあったものであるため、問題はな
く、一方消去状態にあったときはメモリゲート電極22
とその対向面22’との間には0Vが印加され、書込み
も消去も行われない。また、メモリ30,40について
も書込み、消去に関しては問題は生じない。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】ここで、書込み時にメ
モリセル20について考察すると、確かに書込み、消去
の点については問題はないが、ドレイン電極23(5
V)とソース電極2(−4V)との間にも9Vが印加さ
れている。近年集積回路がますます高集積化、微細化し
てきており、例えばデザインルームが0.8μm,0.
5μmといったものが考えられている。
【0010】ここでメモリセルに書込みを行なうには、
メモリセルが微細化されても例えば9V等の電位差が必
要となるが、メモリセルが微細化されると、メモリセル
のドレイン−ソース間の耐圧は益々小さくなり、デザイ
ンルール1.0μmで設計した場合がほぼ限界に近く、
さらに微細化されてドレイン−ソース間の電圧が耐圧を
越えるとゲート電圧に拘らずドレイン−ソース間に電流
が流れるパンチスルーが発生してしまう場合がある。こ
のようにメモリセルのドレイン−ソース間の耐圧の低下
が微細化の際の障壁となるという問題がある。
【0011】本発明は、上記事情に鑑み、書込みに必要
な電圧よりも低いドレイン−ソース間耐圧しかないメモ
リセルであっても、パンチスルーによるブレークダウン
が防止された半導体記憶装置を提供することを目的とす
る。
【0012】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
の本発明の半導体記憶装置は、互いに共通なソース電極
及び互いに共通なメモリゲートラインに接続されたメモ
リゲート電極を有し、各ドレイン電極がそれぞれ第1の
ビットライン、第2のビットラインと接続され、且つ互
いに共通なアドレスゲートラインに接続されたアドレス
ゲート電極が前記各ドレイン電極と前記共通なソース電
極との間に各々設けられた、互いに隣接する第1の不揮
発性メモリ及び第2の不揮発性メモリを備えた半導体記
憶装置において、第1の不揮発性メモリにデータを書込
む際に印加される、ソース電極の電圧をVS ,第1のビ
ットラインの電圧をVB1,及び第2のビットラインの電
圧をVB2とし、これら第1及び第2のビットラインの電
圧VB1,VB2のうちの低電圧側の一方をmin(VB1
B2)、高電圧側の他方をmax(VB1,VB2)とした
とき、ソース電極に、基板に印加される電圧とは異な
る、 min(VB1,VB2)<VS <max(VB1,VB2) …(1) の関係を満足する電圧VS を印加するソース電圧印加手
段を備えたことを特徴とするものである。
【0013】
【作用】上記本発明の半導体記憶装置は、ソース電極に
基板とは異なる電圧を印加できるようにソース電極と基
板とが互いに分離され、かつ書込み時にソース電極に
(1)式を満足する電圧を印加するようにしたため、ド
レイン−ソース間に低い電圧しか印加されずに正常に書
き込みが行なわれ、したがってパンチスルーによるブレ
ークダウンが防止される。
【0014】
【実施例】以下、本発明の実施例について説明する。図
1は、本発明の一実施例の半導体記憶装置の部分回路図
である。この図において、前述した従来例(図2参照)
の要素と同一の要素には、図2に付した番号と同一の番
号を付して示し、重複説明は省略する。
【0015】図1ではラインCS/PWにはソース電極
2,3は接続されているが、基板1は接続されておら
ず、したがって基板に印加する電圧Vsub とは独立した
電圧をソース電極2,3に印加することが可能となる。
ここではメモリセル10に書込み、消去を行ない、また
このメモリセル10から読出しを行なう際には、一例と
して、下記表2に示す各電圧が印加される。
【0016】
【表2】
【0017】ここで従来問題となった書込みの場合につ
いて説明する。メモリゲートラインW1には5V、ビッ
トラインB1には−4Vが印加され、さらに基板1にも
sub =−4Vが印加されており、これによりメモリセ
ル10には正常に書き込みが行なわれる。またメモリセ
ル20については、このメモリセル20が既に書込み状
態にあったか、消去状態にあったかに応じてメモリメモ
リゲート電極22の対向面22’に−4V,5Vが印加
されることとなり、従来例で述べたように書込み状態に
あったときは再度書込みが行なわれ、消去状態にあった
ときは書込みも再度の消去も行なわれず、したがって正
常に作動する。また、このとき、ソース電極2には0V
が印加されているため、上記対向面22’とソース電極
との間には4V,もしくは5Vが印加されるだけとな
り、従来のように9Vもの高電圧が印加されることはな
く、したがって一層の微細化が可能となる。
【0018】またメモリセル30,40についても正常
動作が行なわれ、またドレイン電極(対向面32’,4
2’)とソース電極3との間の電圧差は低く保たれる。
このように、上記実施例では、基板1には−4Vを印加
してこれにより正常な書込みを行なうとともに、ソース
電極2,3には2本のビットラインB1,B2に印加さ
れた電極−4V,5Vの中間の0Vを印加したため、ソ
ース電極2,3と上記対向面12’,22’,32’,
42’との間の電圧が低減化され、したがってパンチス
ルーによるブレークダウンが防止され、微細化への障壁
が1つ消滅することとなる。
【0019】
【発明の効果】以上説明したように、本発明の半導体記
憶装置は、ソース電極と基板とを分離し、書込み時に、
ソース電極に前述した(1)式で示される中間電位の電
圧VSを印加するようにしたため、正常な書込み動作を
行なわせることができるとともにパンチスルーによるブ
レークダウンが防止され、一層の微細化を進めることが
できることとなる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例の半導体記憶装置の部分回路
図である。
【図2】不揮発性メモリセルを用いた従来の半導体記憶
装置の部分回路図である。
【符号の説明】
1 基板 2,3 ソース 10,20,30,40 メモリセル 11,21,31,41 アドレスゲート 12,22,32,42 メモリゲート 13,23,33,43 ドレイン

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 互いに共通なソース電極及び互いに共通
    なメモリゲートラインに接続されたメモリゲート電極を
    有し、各ドレイン電極がそれぞれ第1のビットライン、
    第2のビットラインと接続され、且つ互いに共通なアド
    レスゲートラインに接続されたアドレスゲート電極が前
    記各ドレイン電極と前記共通なソース電極との間に各々
    設けられた、互いに隣接する第1の不揮発性メモリ及び
    第2の不揮発性メモリを備えた半導体記憶装置におい
    て、 前記第1の不揮発性メモリにデータを書込む際に印加さ
    れる、前記ソース電極の電圧をVS ,前記第1のビット
    ラインの電圧をVB1,及び前記第2のビットラインの電
    圧をVB2とし、これら第1及び第2のビットラインの電
    圧VB1,VB2のうちの低電圧側の一方をmin(VB1
    B2)、高電圧側の他方をmax(VB1,VB2)とした
    とき、前記ソース電極に、基板に印加される電圧とは異
    なる、 min(VB1,VB2)<VS <max(VB1,VB2) の関係を満足する電圧VS を印加するソース電圧印加手
    段を備えたことを特徴とする半導体記憶装置。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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