JP2786126B2 - 基地局装置保守運用システム - Google Patents

基地局装置保守運用システム

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JP2786126B2
JP2786126B2 JP7105388A JP10538895A JP2786126B2 JP 2786126 B2 JP2786126 B2 JP 2786126B2 JP 7105388 A JP7105388 A JP 7105388A JP 10538895 A JP10538895 A JP 10538895A JP 2786126 B2 JP2786126 B2 JP 2786126B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は基地局装置保守運用シス
テムに関し、特に電源投入時と通常運用時に検査される
2系統の記憶装置を有する基地局装置を備えた基地局装
置保守運用システムに関する。
【0002】
【従来の技術】設置台数が数千台におよび屋外の高所等
に取り付られる携帯電話用基地局装置のような基地局装
置の保守作業は、その台数の多さと設置場所の特異性か
ら大変な労力を要するため、監視制御局により複数の基
地局装置の集中管理を行うこと等によってこの労力を軽
減することが必要となる。このため、従来種々の基地局
装置保守運用システムが提案されている。
【0003】図5は、従来の基地局装置保守運用システ
ムの一例を示すブロック図である。同図の基地局装置保
守運用システムは、同一構成で同一機能を有する複数の
基地局装置17〜基地局装置18と、これら基地局装置
の各々と通信回線4〜通信回線5により接続されている
監視制御局16とを備えている。監視制御局16は前記
複数の基地局装置17〜基地局装置18の正常運用を行
なうべく常にこれら基地局装置からの通知を受け状態監
視を行なっている。基地局装置17は、この基地局装置
の通常運用を行う稼働プログラムと検査情報であるチェ
ックサムとを有するデータを予め記憶した記憶装置19
と、この基地局装置17の初期立上げと前記チェックサ
ムを使用して前記記憶装置19のサムチェック検査とを
行う初期起動プログラムを予め記憶した補助記憶装置2
0と、前記各プログラムを実行しこの基地局装置17を
制御するCPU21とを有している。
【0004】ここで、チェックサムとは、記憶装置内の
全領域を数バイト単位で加算した結果の2の補数を示
す。また、サムチェック検査とは、前記チェックサムを
計算し、この結果と予め算出し記憶装置内に記憶したチ
ェックサムとを照合し、この照合結果が一致する場合は
この記憶装置を良好とする検査を意味する。
【0005】基地局装置17に電源を投入すると、CP
U21は、補助記憶装置20内の前記初期起動プログラ
ムを実行し基地局装置17を立ち上げ、記憶装置19を
前記チェックサムを使用してサムチェック検査し、その
結果が良好を示す場合は、記憶装置19内の前記稼働プ
ログラムを実行し基地局装置17の通常運用を行い、前
記サムチェック検査の結果が不良を示す場合は、前記監
視制御局16に″記憶装置不良″を通知する。前記監視
制御局16は、前記基地局装置17から前記通知を受け
この通知をオペレータに開示する。この開示内容にした
がって保守作業員が基地局装置17の設置場所に出向
き、記憶装置19に前記データを直接ローディングし再
度基地局装置17を立ち上げる。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】上述した図5の従来の
基地局装置保守運用システムは、記憶装置19のサムチ
ェック検査を基地局装置17の電源投入時にのみ行うた
め、この基地局装置17の通常運用時に前記記憶装置1
9内のデータが破壊される等の異常が発生した場合は、
この基地局装置17がシステムダウンを起したり前記稼
働プログラムが暴走する等の恐れがある。また、基地局
装置17には前記稼働プログラムを記憶する記憶装置が
記憶装置19のみしかないため、この記憶装置19のサ
ムチェック検査の結果が不良を示す場合は直ちに通常運
用ができなくなる。さらに、監視制御局16から記憶装
置19に再記憶すべき前記データのダウンロードができ
ないため前記サムチェック検査の結果が不良を示す場合
は基地局装置17を復旧するために、保守作業員が基地
局装置17の設置場所に出向き、記憶装置19に前記デ
ータを直接ローディングし再度基地局装置17を立ち上
げる必要があり、基地局装置の復旧に時間がかかった。
【0007】本発明の目的はこのような従来の欠点を除
去するため、基地局装置の異常動作を事前回避し、記憶
装置が不良の場合でも通常運用ができ、短時間で基地局
装置の復旧を可能とした基地局装置保守運用システムを
提供することにある。
【0008】
【課題を解決するための手段】本発明の基地局装置保守
運用システム、それぞれが電源投入時と通常運用時に検
査される記憶装置を有し、前記検査結果が良好を示す場
合は予め前記記憶装置に記憶してある、通常運用とこの
通常運用時に前記記憶装置の検査とを行うための稼働プ
ログラムと前記記憶装置を検査するための検査情報とを
含む、データにより稼働し、前記検査結果が不良を示す
場合は前記記憶装置に再記憶すべき前記データをダウン
ロードする要求を出力し、この要求に応答して得られる
前記データを受け前記記憶装置に再記憶し、このデータ
により稼働する複数の基地局装置と;前記データを予め
保持し、前記複数の基地局装置の各々と通信回線で接続
され、これらの基地局装置から出力される前記要求に応
答して前記データを前記要求を出力した基地局装置にダ
ウンロードする監視制御局と;を備え、前記基地局装置
は、前記データを予め記憶し現用系または予備系として
使用する第1の記憶装置と;前記データを予め記憶し前
記第1の記憶装置を現用系として使用する場合には予備
系として使用しまた前記第1の記憶装置を予備系として
使用する場合には現用系として使用する第2の記憶装置
と;この基地局装置の初期立上げとこの初期立上げ時に
前記第1の記憶装置と前記第2の記憶装置との検査とを
行う初期起動プログラムと、前記監視制御局から前記デ
ータを得るための遠隔データ取得プログラムとを予め記
憶した補助記憶装置と;この基地局装置の電源投入時に
は前記第1の記憶装置を現用系また前記第2の記憶装置
を予備系として前記初期起動プログラムを実行しこの基
地局装置を立ち上げ前記現用系記憶装置内の前記検査情
報を使用して前記現用系と予備系との両系の記憶装置を
検査し、この検査結果が前記両系の記憶装置の不良を示
す場合は前記遠隔データ取得プログラムを実行し前記デ
ータをダウンロードする要求を前記監視制御局に出力し
前記監視制御局から前記データを得て前記両系の記憶装
置にこのデータを再記憶し再度前記初期起動プログラム
を実行しこの基地局装置を再び立ち上げ、前記検査結果
が前記現用系記憶装置のみ不良を示す場合は前記予備系
記憶装置を現用系に切替えて再度前記初期起動プログラ
ムを実行しこの基地局装置を再び立ち上げ、前記検査結
果が前記現用系記憶装置の良好を示す場合はこの記憶装
置内の前記稼働プログラムを実行しこの基地局装置の通
常運用を開始する 制御を行い、この基地局装置の通常運
用時にはこの基地局装置の通常運用と共に前記現用系記
憶装置内の前記検査情報を使用して定期的にあるいは不
定期に前記現用系と予備系との両系の記憶装置を検査
し、この検査結果が前記両系の記憶装置の不良を示す場
合は前記基地局装置の通常運用を中止し前記遠隔データ
取得プログラムを実行し前記データをダウンロードする
要求を前記監視制御局に出力し前記監視制御局から前記
データを得て前記両系の記憶装置にこのデータを再記憶
し再度前記初期起動プログラムを実行しこの基地局装置
を再び立ち上げ、前記検査結果が前記現用系記憶装置の
み不良を示す場合はこの基地局装置の通常運用を中止し
前記予備系記憶装置を現用系に切替えて再度前記初期起
動プログラムを実行しこの基地局装置を再び立ち上げ、
前記検査結果が前記予備系記憶装置のみ不良を示す場合
は前記遠隔データ取得プログラムを実行し前記データを
ダウンロードする要求を前記監視制御局に出力し前記監
視制御局から前記データを得てこのデータを前記予備系
記憶装置に再記憶し制御を続行する制御装置と;を備え
て構成されている。
【0009】
【0010】
【実施例】次に、本発明の実施例について図面を参照し
て詳細に説明する。
【0011】図1は、本発明の基地局装置保守運用シス
テムの第1の実施例を示すブロック図である。図1に示
すシステムは、電源投入時と通常運用時に検査される記
憶装置を具備し同一構成で同一機能を有する複数の基地
局装置2〜基地局装置3と、これら基地局装置の各々と
通信回線4〜通信回線5により接続され前記複数の基地
局装置2〜基地局装置3の正常運用を行なうべく常にこ
れら基地局装置からの通知を受け状態監視を行い前記複
数の基地局装置2〜基地局装置3のいずれかから前記電
源投入時と通常運用時に検査される記憶装置に格納すべ
きデータをダウンロードする要求を受け予め保有してい
る前記データを前記要求を出力した基地局装置にダウン
ロードする監視制御局1とを備えている。基地局装置2
は、前記データを予め記憶した記憶装置6と、この基地
局装置2の初期立上げとこの初期立上げ時に前記記憶装
置6のサムチェック検査とを行う初期起動プログラムと
前記監視制御局1から前記データを得るための遠隔デー
タ取得プログラムとを予め記憶した補助記憶装置7と、
前記初期起動プログラムと前記稼働プログラムと前記遠
隔データ取得プログラムとを実行しこの基地局装置2を
制御するCPU8とにより構成されている。また、前記
データは、前記基地局装置2の通常運用とこの通常運用
時に前記記憶装置6のサムチェック検査とを行うための
稼働プログラムと前記記憶装置をサムチェック検査する
ための検査情報であるチェックサムとを有している。
【0012】次に、図1の基地局装置保守運用システム
の動作を図3を参照して説明する。
【0013】前記基地局装置2に電源を投入するとCP
U8は前記補助記憶装置7に予め記憶された前記初期起
動プログラムを実行しこの基地局装置2を立ち上げる
(S1)。前記記憶装置6に予め記憶された前記検査情
報であるチェックサムを使用して前記記憶装置6をサム
チェック検査する(S2)。この検査結果を調べ(S
3)、この検査結果が不良を示す場合は前記補助記憶装
置7に予め記憶された前記遠隔データ取得プログラムを
実行し前記データをダウンロードする要求を前記監視制
御局1に出力する(S4)。前記監視制御局1はこの要
求に応答して予め保有している前記データを前記要求を
出力した基地局装置にダウンロードし前記基地局装置2
はこのデータを取得する(S5)。この取得したデータ
を前記記憶装置6に再記憶する(S6)。そして、再度
前記初期起動プログラムを実行しこの基地局装置2を再
び立ち上げる前記ステップ1(S1)へと続き制御を続
行する。次に、前記ステップ3(S3)で調べた検査結
果が良好を示す場合は前記記憶装置6に予め記憶された
前記稼働プログラムを実行し前記監視制御局1に「運用
開始」を通知しこの基地局装置2の通常運用を開始する
(S7)。この装置の通常運用時には通常の運用と共に
前記記憶装置6に予め記憶された前記検査情報であるチ
ェックサムを使用して定期的にまたはこの基地局装置2
の本来の機能に影響を及ぼさないタイミングで前記記憶
装置6をサムチェック検査する(S8)。この検査結果
を調べ(S9)、この検査結果が不良を示す場合はこの
基地局装置2の通常運用を中止し(S10)、前記ステ
ップ4(S4)へと続き制御を続行する。また、前記ス
テップ9(S9)で調べた検査結果が良好を示す場合は
前記ステップ8(S8)へと続き制御を続行する。
【0014】以上のように、基地局装置の電源投入時の
みならず通常運用時にも記憶装置のサムチェック検査を
行いこの記憶装置に記憶されたデータの異常を検知する
ことにより、基地局装置のシステムダウンや稼働プログ
ラム暴走等の異常動作の事前回避を可能にし、また、記
憶装置内のデータ異常を検知した場合には監視制御局か
らこのデータを基地局装置にダウンロードすることによ
り、保守作業員が基地局装置の設置場所に出向く必要が
なくなるため短時間で基地局装置の復旧が可能となる。
【0015】次に、本発明の第2の実施例について説明
する。
【0016】図2は、本発明の第2の実施例を示すブロ
ック図である。図2に示すシステムは、電源投入時と通
常運用時に検査される記憶装置を具備し同一構成で同一
機能を有する複数の基地局装置10〜基地局装置11
と、これら基地局装置の各々と通信回線4〜通信回線5
により接続され前記複数の基地局装置10〜基地局装置
11の正常運用を行なうべく常にこれら基地局装置から
の通知を受け状態監視を行い前記複数の基地局装置10
〜基地局装置11のいずれかから前記電源投入時と通常
運用時に検査される記憶装置に格納すべきデータをダウ
ンロードする要求を受け予め保有している前記データを
前記要求を出力した基地局装置にダウンロードする監視
制御局9とを備えている。基地局装置10は、前記デー
タを予め記憶し現用系または予備系として使用する第1
の記憶装置12と、前記データを予め記憶し前記第1の
記憶装置12を現用系として使用する場合には予備系と
して使用しまた前記第1の記憶装置12を予備系として
使用する場合には現用系として使用する第2の記憶装置
13と、この基地局装置10の初期立上げを行うととも
にこの初期立上げ時に前記第1の記憶装置12と前記第
2の記憶装置13とのサムチェック検査を行う初期起動
プログラムと前記監視制御局9から前記データを得るた
めの遠隔データ取得プログラムとを予め記憶した補助記
憶装置14と、前記初期起動プログラムと前記稼働プロ
グラムと前記遠隔データ取得プログラムとを実行し前記
第1の記憶装置12と前記第2の記憶装置13とを前記
サムチェック検査の結果により切替えて使用しこの基地
局装置10を制御するCPU15とにより構成されてい
る。また、前記データは、前記基地局装置の通常運用と
この通常運用時に前記記憶装置のサムチェック検査とを
行うための稼働プログラムと前記記憶装置をサムチェッ
ク検査するための検査情報であるチェックサムとを有し
ている。
【0017】次に、図2の基地局装置保守運用システム
の動作を図4を参照して説明する。
【0018】前記基地局装置10に電源を投入するとC
PU15は前記第1の記憶装置12を現用系また前記第
2の記憶装置13を予備系として前記補助記憶装置14
に予め記憶された前記初期起動プログラムを実行しこの
基地局装置10を立ち上げる(S21)。前記現用系記
憶装置に予め記憶された検査情報である前記チェックサ
ムを使用して前記現用系と予備系との両系の記憶装置を
サムチェック検査する(S22)。この検査結果を調べ
(S23)、この結果が前記両系の記憶装置の不良を示
す場合は前記補助記憶装置14に予め記憶された前記遠
隔データ取得プログラムを実行し前記データをダウンロ
ードする要求を前記監視制御局9に出力する(S2
4)。前記監視制御局9はこの要求に応答して予め保有
している前記データを前記要求を出力した基地局装置に
ダウンロードし前記基地局装置10はこのデータを取得
する(S25)。この取得したデータを前記両系の記憶
装置に再記憶する(S26)。そして、この基地局装置
10を再び立ち上げる前記ステップ21(S21)へと
続き制御を続行する。また、前記ステップ23(S2
3)で調べた検査結果が前記現用系記憶装置のみ不良を
示す場合は前記予備系記憶装置を現用系に切替えて(S
27)、この基地局装置10を再び立ち上げる前記ステ
ップ21(S21)へ続き制御を続行する。次に、前記
ステップ23(S23)で調べた検査結果が前記現用系
記憶装置の良好を示す場合はこの記憶装置に予め記憶さ
れた前記稼働プログラムを実行して前記監視制御局9に
「運用開始」を通知しこの基地局装置10の通常運用を
開始する(S28)。この基地局装置10の通常運用時
には通常の運用と共に前記現用系記憶装置に予め記憶さ
れた検査情報である前記チェックサムを使用して定期的
にまたはこの基地局装置10の本来の機能に影響を及ぼ
さないタイミングで前記現用系と予備系との両系の記憶
装置を前記サムチェック検査する(S29)。この検査
結果を調べ(S30)、この結果が両系の記憶装置の良
好を示す場合は前記ステップ29(S29)へ続き制御
を続行する。前記ステップ30(S30)で調べた検査
結果が不良の系有りを示す場合はどの系が不良かを調べ
る(S31)。この調べた結果が前記両系の記憶装置の
不良を示す場合はこの基地局装置10の通常運用を中止
し(S32)、前記ステップ24(S24)へと続き制
御を続行する。また、前記ステップ31(S31)で調
べた結果が前記現用系記憶装置のみ不良を示す場合はこ
の基地局装置10の通常運用を中止し(S33)、前記
ステップ27(S27)へ続き制御を続行する。次に、
前記ステップ31(S31)で調べた結果が予備系記憶
装置のみ不良を示す場合は前記監視制御局9に「予備系
記憶装置不良」を通知し(S34)、前記遠隔データ取
得プログラムを実行し前記データをダウンロードする要
求を前記監視制御局9に出力する(S35)。前記監視
制御局9はこの要求に応答して予め保有している前記デ
ータを前記要求を出力した基地局装置にダウンロードし
前記基地局装置10はこのデータを取得する(S3
6)。この取得したデータを前記予備系の記憶装置に再
記憶し(S37)、前記ステップ29(S29)へと続
き制御を続行する。
【0019】以上のように、記憶装置を現有系と予備系
の二重化構造にすることにより、どちらか一方の記憶装
置が不良の場合でも片系での運用が可能となり、この片
系での運用中に前記監視制御局9から再記憶すべきデー
タを得てこのデータを不良の記憶装置に再記憶すること
により、運用が中断せずシステムダウンや稼働プログラ
ムの暴走等がほとんどない格段に信頼性の向上した基地
局装置が得られる。
【0020】以上の説明では、検査情報に前記チェック
サムを使用して記憶装置を前記サムチェック検査してい
たが、検査情報と検査方法とを前記チェックサムと前記
サムチェック検査に限定する必要はない。
【0021】また、基地局装置10を記憶装置12と記
憶装置13とを有する二重化構造としたが、記憶装置を
3つ以上使用した多重化構造としてもよい。
【0022】さらに、記憶装置6と記憶装置12と記憶
装置13とを、これらに記憶されたデータの消去・書換
えを電気的にできるFLASHメモリのようなEEPR
OMで構成し、補助記憶装置7と補助記憶装置14と
を、これらに記憶されたデータを電気的に消去できない
EPROMや、データの書換えができないヒューズRO
MやマスクROM等で構成してもよい。
【0023】
【発明の効果】以上説明したように、本発明の基地局装
置保守運用システムによれば、基地局装置の電源投入時
のみならず通常運用時にも記憶装置の検査を行いこの記
憶装置に記憶されたデータの異常を検知することによ
り、この基地局装置のシステムダウンや稼働プログラム
暴走等の異常動作の事前回避を可能にし、また、記憶装
置を二重化することにより、どちらか一方の記憶装置が
不良の場合でも通常運用ができるため、格段に信頼性の
向上した基地局装置の運用ができ、さらに、記憶装置内
のデータ異常を検知した場合には監視制御局からこの記
憶装置に再記憶すべきデータを基地局装置にダウンロー
ドし記憶装置に再記憶することにより、保守作業員が基
地局装置の設置場所に出向いて記憶装置に前記データを
直接ローディングする必要がなくなるため、短時間で基
地局装置の復旧が可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施例を示すブロック図
【図2】本発明の第2の実施例を示すブロック図
【図3】本発明の動作の一例を示す流れ図
【図4】本発明の動作の一例を示す流れ図
【図5】従来の基地局装置保守運用システムの一例を示
すブロック図
【符号の説明】
1 監視制御局 2,3 基地局装置 4,5 通信回線 6 記憶装置 7 補助記憶装置 8 CPU 9 監視制御局 10,11 基地局装置 12 第1の記憶装置 13 第2の記憶装置 14 補助記憶装置 15 CPU 16 監視制御局 17,18 基地局装置 19 記憶装置 20 補助記憶装置 21 CPU
フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.6,DB名) H04Q 9/00 - 9/16 G06F 12/16

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 それぞれが電源投入時と通常運用時に検
    査される記憶装置を有し、前記検査結果が良好を示す場
    合は予め前記記憶装置に記憶してある、通常運用とこの
    通常運用時に前記記憶装置の検査とを行うための稼働プ
    ログラムと前記記憶装置を検査するための検査情報とを
    含む、データにより稼働し、前記検査結果が不良を示す
    場合は前記記憶装置に再記憶すべき前記データをダウン
    ロードする要求を出力し、この要求に応答して得られる
    前記データを受け前記記憶装置に再記憶し、このデータ
    により稼働する複数の基地局装置と;前記データを予め
    保持し、前記複数の基地局装置の各々と通信回線で接続
    され、これらの基地局装置から出力される前記要求に応
    答して前記データを前記要求を出力した基地局装置にダ
    ウンロードする監視制御局と;を備え、前記基地局装置
    は、前記データを予め記憶し現用系または予備系として
    使用する第1の記憶装置と;前記データを予め記憶し前
    記第1の記憶装置を現用系として使用する場合には予備
    系として使用しまた前記第1の記憶装置を予備系として
    使用する場合には現用系として使用する第2の記憶装置
    と;この基地局装置の初期立上げとこの初期立上げ時に
    前記第1の記憶装置と前記第2の記憶装置との検査とを
    行う初期起動プログラムと、前記監視制御局から前記デ
    ータを得るための遠隔データ取得プログラムとを予め記
    憶した補助記憶装置と;この基地局装置の電源投入時に
    は前記第1の記憶装置を現用系また前記第2の記憶装置
    を予備系として前記初期起動プログラムを実行しこの基
    地局装置を立ち上げ前記現用系記憶装置内の前記検査情
    報を使用して前記現用系と予備系との両系の記憶装置を
    検査し、この検査結果が前記両系の記憶装置の不良を示
    す場合は前記遠隔データ取得プログラムを実行し前記デ
    ータをダウンロードする要求を前記監視制御局に出力し
    前記監視制御局から前記データを得て前記両系の記憶装
    置にこのデータを再記憶し再度前記初期起動プログラム
    を実行しこの基地局装置を再び立ち上げ、前記検査結果
    が前記現用系記憶装置のみ不良を示す場合は前記予備系
    記憶装置を現用系に切替えて再度前記初期起動プログラ
    ムを実行しこの基地局装置を再び立ち上げ、前記検査結
    果が前記現用系記憶装置の良好を示す場合はこの記憶装
    置内の前記稼働プログラムを実行しこの基地局装置の通
    常運用を開始する制御を行い、この基地局装置の通常運
    用時には この基地局装置の通常運用と共に前記現用系記
    憶装置内の前記検査情報を使用して定期的にあるいは不
    定期に前記現用系と予備系との両系の記憶装置を検査
    し、この検査結果が前記両系の記憶装置の不良を示す場
    合は前記基地局装置の通常運用を中止し前記遠隔データ
    取得プログラムを実行し前記データをダウンロードする
    要求を前記監視制御局に出力し前記監視制御局から前記
    データを得て前記両系の記憶装置にこのデータを再記憶
    し再度前記初期起動プログラムを実行しこの基地局装置
    を再び立ち上げ、前記検査結果が前記現用系記憶装置の
    み不良を示す場合はこの基地局装置の通常運用を中止し
    前記予備系記憶装置を現用系に切替えて再度前記初期起
    動プログラムを実行しこの基地局装置を再び立ち上げ、
    前記検査結果が前記予備系記憶装置のみ不良を示す場合
    は前記遠隔データ取得プログラムを実行し前記データを
    ダウンロードする要求を前記監視制御局に出力し前記監
    視制御局から前記データを得てこのデータを前記予備系
    記憶装置に再記憶し制御を続行する制御装置と;を備え
    たことを特徴とする基地局装置保守運用システム。
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