JPH0728707A - 不揮発性メモリのデ−タ保護方法 - Google Patents
不揮発性メモリのデ−タ保護方法Info
- Publication number
- JPH0728707A JPH0728707A JP5193017A JP19301793A JPH0728707A JP H0728707 A JPH0728707 A JP H0728707A JP 5193017 A JP5193017 A JP 5193017A JP 19301793 A JP19301793 A JP 19301793A JP H0728707 A JPH0728707 A JP H0728707A
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- Japan
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- memory
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Abstract
(57)【要約】
【目的】 不揮発性メモリに記憶させ保管したデ−タが
破壊されるようなことがあっても直ちに自動的に修正し
て安全にシステムの運転を実行できる不揮発性メモリの
デ−タ保護方法を提供する。 【構成】 不揮発性メモリに同一のデ−タを記憶する少
なくとも2面のデ−タエリア1A,1Bを設け,所定の
タイミングで,この2面のデ−タエリア1A,1Bの記
憶内容をチェックし,記憶内容に異常を検知した場合
は,異常デ−タを正常デ−タによって書き直すようにし
た。
破壊されるようなことがあっても直ちに自動的に修正し
て安全にシステムの運転を実行できる不揮発性メモリの
デ−タ保護方法を提供する。 【構成】 不揮発性メモリに同一のデ−タを記憶する少
なくとも2面のデ−タエリア1A,1Bを設け,所定の
タイミングで,この2面のデ−タエリア1A,1Bの記
憶内容をチェックし,記憶内容に異常を検知した場合
は,異常デ−タを正常デ−タによって書き直すようにし
た。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】この発明はコンピュ−タによるデ
−タ処理機能等に設けられた不揮発性メモリのデ−タの
保護方法に係り,特に,このデ−タ処理機能等に記録さ
れ,所定時間は使用されないデ−タ等が,記憶中に破壊
されても容易に復活することができる不揮発性メモリの
デ−タ保護方法に関する。
−タ処理機能等に設けられた不揮発性メモリのデ−タの
保護方法に係り,特に,このデ−タ処理機能等に記録さ
れ,所定時間は使用されないデ−タ等が,記憶中に破壊
されても容易に復活することができる不揮発性メモリの
デ−タ保護方法に関する。
【0002】
【従来の技術】各種のコンピュ−タを活用した機械類の
制御装置等には,その機械を運転する制御定数等をテン
キ−等のデ−タ設定器から入力して,このコンピュ−タ
に付属する不揮発性メモリの所定番地に書き込む場合が
ある。このようなシステムにおいては,一般に作動前に
所定番地に記憶させたデ−タをワ−クメモリに呼び出
し,コンピュ−タはワ−クメモリに呼び出したデ−タに
よってその処理機能を作動する。このような不揮発性メ
モリの使用方法は例えば図3に示すような構成によって
実行される。図3において,1mは,このシステムが実
行する制御定数等のデ−タを記憶する不揮発性メモリを
示している。このようなメモリには,例えば,EEPR
OM(electrical erasable pr
ogramableread only memor
y)等の不揮発性の記憶素子によって構成されている。
不揮発性メモリ1mには,各種デ−タ1m1,・・,1
mi,・・,1mnがそれぞれのエリアに記憶され,各
デ−タ1m1,・・,1mi,・・,1mnはそれぞ
れ,実デ−タとチェックデ−タによって構成されてい
る。即ち,例えば,デ−タ1m1は実デ−タ1m1dと
チェックデ−タ1m1cによって構成されている。この
ような各デ−タ1m1,・・,1mi,・・,1mnは
この記憶機能を備えた上位システムを作動させるための
定数類を変更する必要がある時に,テンキ−の定数設定
器等によって書き込み記憶される。このシステムが作動
するときに,所定のデ−タが不揮発性メモリ1mからワ
−クメモリ12に読出され,このシステムの主要機能で
あるデ−タ処理機能13に予め設定された制御条件に従
い,ワ−クメモリ12に記憶されたデ−タとデ−タ処理
中に発生し,記憶したデ−タ類を用いてこのシステムの
運転が実行される。
制御装置等には,その機械を運転する制御定数等をテン
キ−等のデ−タ設定器から入力して,このコンピュ−タ
に付属する不揮発性メモリの所定番地に書き込む場合が
ある。このようなシステムにおいては,一般に作動前に
所定番地に記憶させたデ−タをワ−クメモリに呼び出
し,コンピュ−タはワ−クメモリに呼び出したデ−タに
よってその処理機能を作動する。このような不揮発性メ
モリの使用方法は例えば図3に示すような構成によって
実行される。図3において,1mは,このシステムが実
行する制御定数等のデ−タを記憶する不揮発性メモリを
示している。このようなメモリには,例えば,EEPR
OM(electrical erasable pr
ogramableread only memor
y)等の不揮発性の記憶素子によって構成されている。
不揮発性メモリ1mには,各種デ−タ1m1,・・,1
mi,・・,1mnがそれぞれのエリアに記憶され,各
デ−タ1m1,・・,1mi,・・,1mnはそれぞ
れ,実デ−タとチェックデ−タによって構成されてい
る。即ち,例えば,デ−タ1m1は実デ−タ1m1dと
チェックデ−タ1m1cによって構成されている。この
ような各デ−タ1m1,・・,1mi,・・,1mnは
この記憶機能を備えた上位システムを作動させるための
定数類を変更する必要がある時に,テンキ−の定数設定
器等によって書き込み記憶される。このシステムが作動
するときに,所定のデ−タが不揮発性メモリ1mからワ
−クメモリ12に読出され,このシステムの主要機能で
あるデ−タ処理機能13に予め設定された制御条件に従
い,ワ−クメモリ12に記憶されたデ−タとデ−タ処理
中に発生し,記憶したデ−タ類を用いてこのシステムの
運転が実行される。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】ところで,上述したよ
うな不揮発性メモリの使用方法によると,不揮発性メモ
リ1mに記憶されたデ−タを読み出すのは,例えば電源
を投入した稼働の当初のみであって,その後は,ワ−ク
メモリに読み出したデ−タを使用する。従って,次回に
読み出すまでの間にノイズ等の影響で不揮発性メモリ1
mに記憶されたデ−タが破壊されても気がつかないで,
次回に破壊されたデ−タをそのまま使用してしまう恐れ
がある。本発明は上記従来の課題(問題点)を解決し
て,不揮発性メモリに記憶させ保管したデ−タが破壊さ
れるようなことがあっても直ちに自動的に修正して安全
にシステムの運転を実行できる不揮発性メモリのデ−タ
保護方法を提供することを目的とする。
うな不揮発性メモリの使用方法によると,不揮発性メモ
リ1mに記憶されたデ−タを読み出すのは,例えば電源
を投入した稼働の当初のみであって,その後は,ワ−ク
メモリに読み出したデ−タを使用する。従って,次回に
読み出すまでの間にノイズ等の影響で不揮発性メモリ1
mに記憶されたデ−タが破壊されても気がつかないで,
次回に破壊されたデ−タをそのまま使用してしまう恐れ
がある。本発明は上記従来の課題(問題点)を解決し
て,不揮発性メモリに記憶させ保管したデ−タが破壊さ
れるようなことがあっても直ちに自動的に修正して安全
にシステムの運転を実行できる不揮発性メモリのデ−タ
保護方法を提供することを目的とする。
【0004】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
に,本発明に基づく不揮発性メモリのデ−タ保護方法に
おいては,不揮発性メモリに同一のデ−タを記憶する少
なくとも2面のデ−タエリアを設け,所定のタイミング
で,この2面のデ−タエリアの記憶内容をチェックし,
記憶内容に異常を検知した場合は,異常デ−タを正常デ
−タによって書き直すようにした。
に,本発明に基づく不揮発性メモリのデ−タ保護方法に
おいては,不揮発性メモリに同一のデ−タを記憶する少
なくとも2面のデ−タエリアを設け,所定のタイミング
で,この2面のデ−タエリアの記憶内容をチェックし,
記憶内容に異常を検知した場合は,異常デ−タを正常デ
−タによって書き直すようにした。
【0005】
【作用】本発明は,上述のように,少なくとも2面のデ
−タエリアに同一デ−タを記憶し,所定のタイミングで
各記憶内容をチェックし,異常を検知した場合は,異常
デ−タを正常デ−タによって書き直すようにしたから,
複数面のデ−タエリアが同時に破壊される確率は極めて
低いので,常に正しいデ−タを使用できる。また,全て
の面のデ−タエリアが同時に破壊された場合には直ちに
報知することができるので,破壊されたデ−タを使用す
る恐れはない。
−タエリアに同一デ−タを記憶し,所定のタイミングで
各記憶内容をチェックし,異常を検知した場合は,異常
デ−タを正常デ−タによって書き直すようにしたから,
複数面のデ−タエリアが同時に破壊される確率は極めて
低いので,常に正しいデ−タを使用できる。また,全て
の面のデ−タエリアが同時に破壊された場合には直ちに
報知することができるので,破壊されたデ−タを使用す
る恐れはない。
【0006】
【実施例】本発明に基づく,コンピュ−タ等のデ−タ処
理装置や制御装置に適用する不揮発性メモリのデ−タ保
護方法を図1,図2を参照して詳細に説明する。図1に
は,本発明を実現する機能要素の概要構成例を示してい
る。図1は,本発明を説明する主要構成を示すもので,
コンピュ−タとしての構成やメモリの制御線等の図示は
省略している。図1において,1Aおよび1Bは,EE
PROM(electricalerasable p
rogramable read onlymemor
y)等の不揮発性の記憶素子によって構成した不揮発性
のメモリに設けた2面のデ−タエリア(以下メモリと記
す)であって,メモリ1Aとメモリ1Bとは同一のデ−
タを記憶するように構成されている。コンピュ−タ本体
のデ−タ処理機能2で作成され,または,テンキ−等の
設定器やセンサ−類等の入力機器2aから入力されるデ
−タ類を,コンピュ−タ本体に設けたレジスタ等のバッ
ファ−記憶部3を介してメモリ1Aおよび1Bの指定番
地に書込む。即ち,メモリ1Aには,n個のデ−タ1A
1,・・,1Ai,・・,1Anがそれぞれ指定された
番地に記憶される。また,n個のデ−タ1A1,・・,
1Ai,・・,1Anはそれぞれ,デ−タ処理に使用さ
れる実デ−タと,この実デ−タの破壊変質を検出するた
めのチェックデ−タによって構成されている。即ち,例
えば,デ−タ1A1は実デ−タ1A1dとチェックデ−
タ1A1cによって,デ−タ1Aiは実デ−タ1Aid
とチェックデ−タ1Aicによって,デ−タ1Anは実
デ−タ1Andとチェックデ−タ1Ancによって構成
されている。
理装置や制御装置に適用する不揮発性メモリのデ−タ保
護方法を図1,図2を参照して詳細に説明する。図1に
は,本発明を実現する機能要素の概要構成例を示してい
る。図1は,本発明を説明する主要構成を示すもので,
コンピュ−タとしての構成やメモリの制御線等の図示は
省略している。図1において,1Aおよび1Bは,EE
PROM(electricalerasable p
rogramable read onlymemor
y)等の不揮発性の記憶素子によって構成した不揮発性
のメモリに設けた2面のデ−タエリア(以下メモリと記
す)であって,メモリ1Aとメモリ1Bとは同一のデ−
タを記憶するように構成されている。コンピュ−タ本体
のデ−タ処理機能2で作成され,または,テンキ−等の
設定器やセンサ−類等の入力機器2aから入力されるデ
−タ類を,コンピュ−タ本体に設けたレジスタ等のバッ
ファ−記憶部3を介してメモリ1Aおよび1Bの指定番
地に書込む。即ち,メモリ1Aには,n個のデ−タ1A
1,・・,1Ai,・・,1Anがそれぞれ指定された
番地に記憶される。また,n個のデ−タ1A1,・・,
1Ai,・・,1Anはそれぞれ,デ−タ処理に使用さ
れる実デ−タと,この実デ−タの破壊変質を検出するた
めのチェックデ−タによって構成されている。即ち,例
えば,デ−タ1A1は実デ−タ1A1dとチェックデ−
タ1A1cによって,デ−タ1Aiは実デ−タ1Aid
とチェックデ−タ1Aicによって,デ−タ1Anは実
デ−タ1Andとチェックデ−タ1Ancによって構成
されている。
【0007】同様に,メモリ1Bには,n個のデ−タ1
B1,・・,1Bi,・・,1Bnがそれぞれ指定され
た番地に記憶される。また,n個のデ−タ1B1,・
・,1Bi,・・,1Bnはそれぞれ,デ−タ処理に使
用される実デ−タと,この実デ−タの破壊変質を検出す
るためのチェックデ−タによって構成されている。即
ち,例えば,デ−タ1B1は実デ−タ1B1dとチェッ
クデ−タ1B1cによって,デ−タ1Biは実デ−タ1
Bidとチェックデ−タ1Bicによって,デ−タ1B
nは実デ−タ1Bndとチェックデ−タ1Bncによっ
て構成されている。上述した,メモリ1Aとメモ1Bに
は同一のデ−タが記録される。即ち,デ−タ1A1とデ
−タ1B1とは同一である。同様に,デ−タ1Aiとデ
−タ1Biとは同一のデ−タであり,デ−タ1Anとデ
−タ1Bnとは同一のデ−タである。このメモリ1Aと
メモリ1Bを備えた上位システムが稼働を開始すると,
コンピュ−タ本体のデ−タ処理機能2からの指令にした
がって,所定のデ−タがメモリ1Aからワ−クメモリ4
に読み出され,ワ−クメモリ4に記憶されたデ−タがデ
−タ処理機能2によって運用される。5は,本発明の基
本思想によって構成されたデ−タ処理機能2によって運
用されるメモリ1Aと1Bのチェック機能である。
B1,・・,1Bi,・・,1Bnがそれぞれ指定され
た番地に記憶される。また,n個のデ−タ1B1,・
・,1Bi,・・,1Bnはそれぞれ,デ−タ処理に使
用される実デ−タと,この実デ−タの破壊変質を検出す
るためのチェックデ−タによって構成されている。即
ち,例えば,デ−タ1B1は実デ−タ1B1dとチェッ
クデ−タ1B1cによって,デ−タ1Biは実デ−タ1
Bidとチェックデ−タ1Bicによって,デ−タ1B
nは実デ−タ1Bndとチェックデ−タ1Bncによっ
て構成されている。上述した,メモリ1Aとメモ1Bに
は同一のデ−タが記録される。即ち,デ−タ1A1とデ
−タ1B1とは同一である。同様に,デ−タ1Aiとデ
−タ1Biとは同一のデ−タであり,デ−タ1Anとデ
−タ1Bnとは同一のデ−タである。このメモリ1Aと
メモリ1Bを備えた上位システムが稼働を開始すると,
コンピュ−タ本体のデ−タ処理機能2からの指令にした
がって,所定のデ−タがメモリ1Aからワ−クメモリ4
に読み出され,ワ−クメモリ4に記憶されたデ−タがデ
−タ処理機能2によって運用される。5は,本発明の基
本思想によって構成されたデ−タ処理機能2によって運
用されるメモリ1Aと1Bのチェック機能である。
【0008】次に,上述した構成における本発明に基づ
く動作を図2に示す概要フロ−を参照して説明する。図
2において,このシステムが稼働を開始すると,ステッ
プ1でメモリ1Aに記憶された所定のデ−タ1A1,1
Ai等がワ−クメモリ4に読み出される。メモリ1Aに
記憶された所定のデ−タがワ−クメモリ4に読み出され
るとこれらのデ−タ類を使用してシステムは作動を開始
する(ステップ2)。システムが作動を開始すると,デ
−タ処理機能2に予め設定された処理プログラムに従
い,実作動プログラム実行の空き時間を利用してチェッ
ク機能5を機能させて,メモリ1Aに記憶された各デ−
タ1A1,・・,1Ai,・・,1Anが変質していな
いかを順次チェックする(ステップ3)。即ち,例え
ば,デ−タ1A1について実デ−タ1A1dのデ−タ内
容に対応して構成したチェックデ−タ1A1cによって
実デ−タ1A1dとチェックデ−タ1A1cの内容をチ
ェックし,異常がなければ次のデ−タをチェックする。
メモリ1Aのチェックが完了すると同様にメモリ1Bの
チェックを実行する。チェックは上述したように実作動
の間の時間を利用して実行するので,異常がなければ,
実作動を継続する。
く動作を図2に示す概要フロ−を参照して説明する。図
2において,このシステムが稼働を開始すると,ステッ
プ1でメモリ1Aに記憶された所定のデ−タ1A1,1
Ai等がワ−クメモリ4に読み出される。メモリ1Aに
記憶された所定のデ−タがワ−クメモリ4に読み出され
るとこれらのデ−タ類を使用してシステムは作動を開始
する(ステップ2)。システムが作動を開始すると,デ
−タ処理機能2に予め設定された処理プログラムに従
い,実作動プログラム実行の空き時間を利用してチェッ
ク機能5を機能させて,メモリ1Aに記憶された各デ−
タ1A1,・・,1Ai,・・,1Anが変質していな
いかを順次チェックする(ステップ3)。即ち,例え
ば,デ−タ1A1について実デ−タ1A1dのデ−タ内
容に対応して構成したチェックデ−タ1A1cによって
実デ−タ1A1dとチェックデ−タ1A1cの内容をチ
ェックし,異常がなければ次のデ−タをチェックする。
メモリ1Aのチェックが完了すると同様にメモリ1Bの
チェックを実行する。チェックは上述したように実作動
の間の時間を利用して実行するので,異常がなければ,
実作動を継続する。
【0009】メモリ1Aのチェック中に例えば,デ−タ
1Aiが異常であれば,デ−タ1Aiに対応するメモリ
1Bのデ−タ1Biが異常かどうかをチェックし(ステ
ップ4),デ−タ1Biに異常がなければ,デ−タ1B
iを,メモリ1Aのデ−タ1Aiの記憶番地に記憶する
(ステップ5)。ステップ5が完了するとこのシステム
は作動を継続する。デ−タ1Aiと,デ−タ1Biの両
方が異常であれば,このシステムに予め設定した警報手
段に従って警報処置を実行する(ステップ6)。即ち,
デ−タ異常を報知し,また,異常デ−タ名を表示する。
システムがワ−クメモリのデ−タを使用して作動してお
り,デ−タ破壊が直ちに影響しない場合はそのまま作動
を継続し,この異常デ−タをワ−クメモリ4に読み出す
指令が出された場合にはこのシステムの運転を停止する
ようにしても良い。
1Aiが異常であれば,デ−タ1Aiに対応するメモリ
1Bのデ−タ1Biが異常かどうかをチェックし(ステ
ップ4),デ−タ1Biに異常がなければ,デ−タ1B
iを,メモリ1Aのデ−タ1Aiの記憶番地に記憶する
(ステップ5)。ステップ5が完了するとこのシステム
は作動を継続する。デ−タ1Aiと,デ−タ1Biの両
方が異常であれば,このシステムに予め設定した警報手
段に従って警報処置を実行する(ステップ6)。即ち,
デ−タ異常を報知し,また,異常デ−タ名を表示する。
システムがワ−クメモリのデ−タを使用して作動してお
り,デ−タ破壊が直ちに影響しない場合はそのまま作動
を継続し,この異常デ−タをワ−クメモリ4に読み出す
指令が出された場合にはこのシステムの運転を停止する
ようにしても良い。
【0010】上述の説明は本発明に基づく不揮発性メモ
リのデ−タ保護方法実現のための基本方法とその実施の
ための構成例を示したものであって,この不揮発性メモ
リのデ−タ保護方法を適用するシステムにおけるデ−タ
処理機能等の構成によって,その構成に対応した手段を
実現し種々応用改変すれば良いことは当然である。ま
た,この発明を適用するシステムとその制御機能やデ−
タ処理機能の条件に対応してメモリ1Aとメモリ1Bと
は同一の記憶素子を共同して使用しても個別に設けても
良いことも当然である。上述の実施例では2面の記憶エ
リアを設ける例について説明したが,このシステムのノ
イズ環境が劣悪な場合やこのシステムが長期無作動状態
にある恐れのある場合等,安全性確保が必要な場合に
は,同一デ−タを記憶する2面以上の記憶エリアを設け
ても良い。また,本発明は,本発明を適用するシステム
の条件等に対応して適切に選択設定された不揮発性のメ
モリに対応することができる。また,図1においては,
チェック機能5は説明の便宜上デ−タ処理機能2から分
離して記したが,デ−タ処理機能2が実行するプログラ
ム動作の空時間を利用したデ−タ処理機能2の働きであ
って良く,ワ−クメモリ4やバッファ−記憶部3もデ−
タ処理機能2自身に装置した機能であって良いことは当
然である。
リのデ−タ保護方法実現のための基本方法とその実施の
ための構成例を示したものであって,この不揮発性メモ
リのデ−タ保護方法を適用するシステムにおけるデ−タ
処理機能等の構成によって,その構成に対応した手段を
実現し種々応用改変すれば良いことは当然である。ま
た,この発明を適用するシステムとその制御機能やデ−
タ処理機能の条件に対応してメモリ1Aとメモリ1Bと
は同一の記憶素子を共同して使用しても個別に設けても
良いことも当然である。上述の実施例では2面の記憶エ
リアを設ける例について説明したが,このシステムのノ
イズ環境が劣悪な場合やこのシステムが長期無作動状態
にある恐れのある場合等,安全性確保が必要な場合に
は,同一デ−タを記憶する2面以上の記憶エリアを設け
ても良い。また,本発明は,本発明を適用するシステム
の条件等に対応して適切に選択設定された不揮発性のメ
モリに対応することができる。また,図1においては,
チェック機能5は説明の便宜上デ−タ処理機能2から分
離して記したが,デ−タ処理機能2が実行するプログラ
ム動作の空時間を利用したデ−タ処理機能2の働きであ
って良く,ワ−クメモリ4やバッファ−記憶部3もデ−
タ処理機能2自身に装置した機能であって良いことは当
然である。
【0011】
【発明の効果】本発明は上記のように構成したので,次
のような優れた効果を有する。 メモリに記憶されたデ−タが破壊された場合は,直ち
に正しいデ−タに書き直され,常に正しいデ−タを使用
できる。 また,複数のデ−タエリアに記憶した各デ−タが同時
に破壊された場合は直ちに報知することができるので,
破壊されたデ−タを使用する恐れはない。 従って,この発明を適用するシステムが誤ったデ−タ
を使用して誤動作する恐れはなくなった。
のような優れた効果を有する。 メモリに記憶されたデ−タが破壊された場合は,直ち
に正しいデ−タに書き直され,常に正しいデ−タを使用
できる。 また,複数のデ−タエリアに記憶した各デ−タが同時
に破壊された場合は直ちに報知することができるので,
破壊されたデ−タを使用する恐れはない。 従って,この発明を適用するシステムが誤ったデ−タ
を使用して誤動作する恐れはなくなった。
【図1】図1は,本発明に基づく不揮発性メモリのデ−
タ保護方法を実現する機能要素の概要構成例を示すブロ
ック図である。
タ保護方法を実現する機能要素の概要構成例を示すブロ
ック図である。
【図2】本発明を説明する概要フロ−図である。
【図3】従来の不揮発性メモリの使用方法を説明する機
能要素の概要構成例を示すブロック図である。
能要素の概要構成例を示すブロック図である。
1A,1B:メモリ(デ−タエリア) 2:デ−タ処理機能 3:バッファ−記憶部 4:ワ−クメモリ 5:チェック機能
Claims (1)
- 【請求項1】 不揮発性メモリをデ−タの記憶に使用す
るシステムにおいて,当該不揮発性メモリに同一のデ−
タを記憶する少なくとも2面のデ−タエリアを設け,所
定のタイミングで,前記少なくとも2面のデ−タエリア
それぞれの記憶内容を予め設定された所定の記憶デ−タ
単位でチェックし,少なくとも1面のデ−タエリアの記
憶内容に異常を検知した場合は,該異常デ−タを他のデ
−タエリアに記憶された正常デ−タによって書き直すよ
うにしたことを特徴とする不揮発性メモリのデ−タ保護
方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP5193017A JPH0728707A (ja) | 1993-07-09 | 1993-07-09 | 不揮発性メモリのデ−タ保護方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP5193017A JPH0728707A (ja) | 1993-07-09 | 1993-07-09 | 不揮発性メモリのデ−タ保護方法 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0728707A true JPH0728707A (ja) | 1995-01-31 |
Family
ID=16300800
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP5193017A Pending JPH0728707A (ja) | 1993-07-09 | 1993-07-09 | 不揮発性メモリのデ−タ保護方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0728707A (ja) |
Cited By (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH08307968A (ja) * | 1995-04-28 | 1996-11-22 | Nippon Denki Ido Tsushin Kk | 基地局装置保守運用システム |
US7011506B2 (en) | 2002-05-10 | 2006-03-14 | Halla Climate Control Corporation | Blower unit for air conditioner |
JP2006099419A (ja) * | 2004-09-29 | 2006-04-13 | Tietech Co Ltd | 不揮発性メモリの制御方法 |
US8998587B2 (en) | 2011-12-16 | 2015-04-07 | Denso International America, Inc. | Blower motor cooling tube noise suppressor for ticking/chirping |
-
1993
- 1993-07-09 JP JP5193017A patent/JPH0728707A/ja active Pending
Cited By (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH08307968A (ja) * | 1995-04-28 | 1996-11-22 | Nippon Denki Ido Tsushin Kk | 基地局装置保守運用システム |
US7011506B2 (en) | 2002-05-10 | 2006-03-14 | Halla Climate Control Corporation | Blower unit for air conditioner |
JP2006099419A (ja) * | 2004-09-29 | 2006-04-13 | Tietech Co Ltd | 不揮発性メモリの制御方法 |
US8998587B2 (en) | 2011-12-16 | 2015-04-07 | Denso International America, Inc. | Blower motor cooling tube noise suppressor for ticking/chirping |
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